JPH01286650A - ネットワーク監視システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　　要〕 メディア毎に異階層に分けられた各ネットワーク装置群
をポーリング監視する分散統括型のネットワーク監視シ
ステムにおいて、 異階層のネットワーク装置を地域別に同期して監視でき
るようにすることを目的とし、異階層にまたがるネット
ワーク網を予め地域別に区分しておき、各地域に、該異
階層に共通な情報伝達インタフェース装置を設け、障害
ネットワーク装置群のアラーム情報を該インタフェース
装置が回線及び自地域の他のネットワーク装置群に通知
するように構成する。

〔産業上の利用分野］ 本発明はネットワーク監視システムに関し、特にメディ
ア毎に異階層に分けられた各ネットワーク装置群をポー
リング監視する分散統括型のネットワーク監視システム
に関するものである。

このようなネットワークシステムは、処理する情報が益
々肥大化し複雑化して行く傾向にあるのに対し、ネット
ワーク運用者、利用者からは、このような高度なネット
ワークをより簡易に管理できるシステムが要望されてい
る。

このため、ネットワーク網をマクロ的にモデル化するこ
とで、目下、簡便な管理システムが稼働しているが、よ
り一層の情報量の増大、ネットワーク構成の多様化に対
応できるシステムが必要になっている。

〔従来の技術〕

第４図は従来から用いられているネットワーク監視シス
テムを示したブロック図で、２０は統合ネットワーク監
視装置としてのセンター装置、２Ｉｔ、２１ｚ・・・２
１．はネットワーク監視サブシステムとしてのマスター
監視装置、２２１．２２！・・・２２．ｌは地域Ａ内で
マスター監視装置２１＋、２１、・・・２１．によって
公衆回線又はパケット回線でそれぞれ監視されるネット
ワーク装置群としてのマルチメディア多重伝送装置１ｉ
　（ＭＵＸ）　、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ
）、・・・パケット交換８１１（ＰＫＴ）　、２３＋　
、２３ｔ・・・２３７は地域Ｂ内でマスター監視装置２
１．．２１！・・・２１、によって監視される同じネッ
トワーク装置群（ＭＵＸ、ＬＡＮ、ＰＫＴ）”ｉ？ある
。尚、テークは回線（高速回線）Ｌを介して多重伝送装
置−センター装置又は多重伝送装置−多重伝送装置間で
伝送される。また、ネットワーク装置群としては、この
他、ＤＭＩＸ（マルチメディア多重化）装置群、ＰＢＸ
　（構内交換機）装置群、ＭＤＭ　（モデム）装置群、
その他の付帯設備（空調、電源）装置群等があり、マス
ター監視装置と各ネットワーク装置との間にはスレーブ
監視装置が用いられることもある。

このようなネットワーク監視システムのネットワーク管
理においては、マスター監視装置２１゜、２１３・・・
２１．、がそれぞれ独立してネットワーク装置群２２１
．２２１・・・２２７並びに２３３．２３□・・・２３
７を同一階層（同じネットワーク装置群）のみについて
管理（平面管理）するように構成され、各マスター監視
装置２１．．２１□・・・２１、は対応するネットワー
ク装置群を順次ポーリングしてその監視情報をセンター
装置２０に送り、ネットワークを統括管理している。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のようなネットワーク監視システムにおいては、平
面管理を行っているため、例え同じ地域Ａであっても、
マスター監視装置２１１がネットワーク装置群２２．を
ポーリング監視するタイミングと、マスター監視装置２
１８がネットワーク装置群２２オをポーリング監視する
タイミングとが異なっているため、マスター監視装置間
の同期がとれず、従って、ネットワーク網において短時
間間隔の多種・多様な障害が発生した場合の障害地域の
特定化が困難である等の問題点があった。

これは、特に、ネットワーク網が大規模化・複雑化し情
報量の増大、網の多様化が一層進む場合に顕著であった
。

従って、本発明は、メディア毎に異階層に分けられた各
ネットワーク装置群をポーリング監視する分散統括型の
ネットワーク監視システムにおいて、異階層のネットワ
ーク装置を地域別に同期して監視できるようにすること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、上記の目的を達成するための本発明に係るネ
ットワーク監視システムを原理的に示したもので、本発
明では、異階層にまたがるネットワーク網を予め地域別
に区分しておき、各地域に、該異階層に共通な情報伝達
インタフェース装置１０を設け、障害ネットワーク装置
群１〜ｎのアラーム情報を該インタフェース装置１０が
回線り及び自地域の他のネットワーク装置群に通知する
ようにしている。

〔作　　　用〕

第１図に示す本発明に係るネットワーク監視システムに
おいては、センター装置及びマスター監視装置（図示せ
ず）によって監視される異階層のネットワーク装置群は
地域毎（第１図に例示する地域Ａ、Ｂ）に区分され、各
地域のネットワーク装置群１〜ｎは情報伝達インタフェ
ース装置ＩＦと相互接続されている。そして、ネットワ
ーク装置群１〜ｎのいずれかに障害が発生すると、その
アラーム情報が情報伝達インタフェース装置１０に送ら
れる。これによりインタフェース装ｒｆ１．ｌＯはその
アラーム情報を回線りを介してマスター監視装置及びセ
ンター装置に送るとともに自地域における他のネットワ
ーク装置群に送る。

従って、各地域で成るネットワーク装置群に障害が起き
た時には、センター装置にその旨通知されるとともに直
ちにその地域の他のネットワーク装置群にアラーム状態
が通知され障害の特定、影響範囲の通知が容易になる。

〔実　施　例〕

第２図は、本発明に係るネットワーク監視システムの一
実施例を示したもので、この実施例では、地域Ａ及びＢ
のネットワーク装置群がそれぞれマルチメディア多重伝
送装置（ＭＵＸ）群ｌと、構内交換機（ＰＢＸ）群２と
、モデム（ＭＤＭ）群３の３つで構成される場合を示し
ており、各ネットワーク装置群１〜３には、自己管理部
１ａ、２ａ、３ａが内蔵されている。また、多重伝送装
置群ｌにはディジタル回線終端装置ＤＳＵが設けられて
隣接する地域Ｂ中の対局装置のディジモル回線終端装？
ＺＤＳＵと対向している。各ＤＳＵ間は回線して接続さ
れるとともに、地域ＡのＤＳＵは回線りを介してセンタ
ー装置２０と接続されている。また、情報伝達インタフ
ェース装置１０は、回線部１０ａにより補助回線Ｌｓを
介してセンター装置２０とも接続されている。尚、地域
Ａ、　Ｂは単なる例示であり、その他の地域がある場合
も全く同様である。

次に第２図に示した実施例の動作を第３図を参照して説
明する。

（１）地域Ａ−Ｂ間の回線障害が発生した場合：この場
合には、図示のように、地域Ａ、Ｂ共、装置１→装宜１
０→センター装置２０の順にアラーム情報が送られる。

即ち、例えば地域Ａのマルチメディア多重伝送装置１が
Ｄ　Ｎ　Ｒ（ＤＳＵ　Ｎｏｔ　Ｒｅａｄｙ）　（Ｄ　Ｓ
　Ｕが準備状態にないことを示す）アラーム状態になっ
たことを自己管理部１ａが検出してアラーム情報（ＤＮ
Ｒ，ＡＬＭ）をインタフェース装置１０に送る。

インタフェース装置１０では回線障害が発生したことを
判定できるのでその回線部１０ａから補助回線Ｌｓを経
てアラーム情報をセンター装置２０に送る。センター装
置ｉ２０では、このアラーム情報に基づいて所定の処理
（地域Ａの装置１が障害状態にあることを示す情報を生
成する処理等）を行う。

また、インタフェース装置１０は、多重伝送装置ｌの下
位に位置する装置２．３に対してやはりそのアラーム情
報を通知し、これにより、障害状態が特定されたので、
装置２．３の監視情報をマスター監視装置２１．．２１
３を介してセンター装置２０に自己の原因ではない旨の
特定情報を付加して送信する。このことにより、センタ
ー装置２０では、異階層のトラブル発生中装置とトラブ
ル影響下にある装置を運用／管理者に同時に即時通報で
きる。

以上の動作は、地域Ｂについても全く同様に行われる。

（２）地域Ａのマルチメディア多重伝送装置ｌに障害が
発生した場合： この場合には、図示のように、装置１→装置１０→セン
ター装置２０→装置ｌＯ→装置１〜３の順にアラーム情
報が送られる。

即ち、地域Ａのマルチメディア多重伝送装置１では、Ｄ
ＳＵに送信を行ったが、ＤＳＵ−装置１間が障害状態に
あることを自己管理部１ａが検出してアラーム情報をイ
ンタフェース装置ｌＯに送る。インタフェース装置ｌＯ
では、その回線部ｌＯａから補助回線Ｌｓを経てアラー
ム情報（ＳＥＮＤ、ＡＬＭ）をセンター装置２０に送る
。センター装置２０では、このアラーム情報に基づいて
所定の処理（地域Ａの装置ｌが障害状態にあることを示
す情報を生成する処理等）を行った後、アラーム情報を
補助回線Ｌｓで地域Ｂのインタフェース装置１０の回線
部１０ａに与える。これにより、インタフェース装Ｗ１
０は地域Ｂのネットワーク装置１〜３にアラーム情報を
与えるので、各装置１〜３は地域Ｂは障害状態に無いこ
とを知ることができる。

また、地域Ａにおいては、インタフェース装置ｌＯは、
多重伝送装置１の下位に位置する装置２．３に対してア
ラーム情報を通知し、これにより、装置２．３の監視情
報をセンター装置２０に自己の原因でない旨の特定情報
を付加して送る。

（３）装置２．３に障害が発生した場合：これは第３図
に示されていないが、このアラーム状態は各装置の自己
管理部１ａ、２ａ、３ａからインタフェース装置１０に
通知され、インタフェース装置１０は装置１を介してセ
ンター装置２０にアラームの発生を知らせ、センター装
置２０はこのアラーム情報により、他の地域の容袋Ｗ１
〜３にそのアラーム情報を上記と同様に通知することが
できる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明のネットワーク監視システムによ
れば、各ネットワーク装置群を地域別に区分し、各地域
毎のネットワーク装置群に共通接続された情報伝達イン
タフェース装置を設けて当該地域のアラーム情報を同地
域及び他地域の各ネットワーク装置群に通知するように
構成したので、地域毎に同期した障害状態の検出・通知
を行うことができ、ネットワーク網の短時間間隔の多様
な障害発生においても障害箇所を即断定することができ
るので、ネットワーク構成管理、運転管理の分野におい
ても効率的な管理業務を実現することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るネットワーク監視システムを原理
的に示したブロック図、 第２図は本発明に係るネットワーク監視システムの一実
施例を示すブロック図、 第３図は本発明に係るネットワーク監視システムの実施
例の動作を説明するための図、第４図は本発明が適用さ
れる一般的なネットワーク監視システムを示したブロッ
ク図、である。 第１図において、 ｌ〜ｎ・・・ネットワーク装置群、 １０・・・情報伝達インタフェース装置、Ｌ・・・回線
。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 メディア毎に異階層に分けられた各ネットワーク装置群
   （１〜ｎ）をポーリング監視する分散統括型のネットワ
   ーク監視システムにおいて、 異階層にまたがるネットワーク網を予め地域別に区分し
   ておき、各地域に、該異階層に共通な情報伝達インタフ
   ェース装置（１０）を設け、障害ネットワーク装置群（
   １〜ｎ）のアラーム情報を該インタフェース装置（１０
   ）が回線（Ｌ）及び自地域の他のネットワーク装置群に
   通知するようにしたことを特徴とするネットワーク監視
   システム。