JPH01285562A

JPH01285562A - 枚葉紙取扱い装置

Info

Publication number: JPH01285562A
Application number: JP11247488A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Ogasawara; 剛小笠原; Junichi Matsuno; 松野　順一; Masataka Kawachi; 河内　政隆; Tetsuo Takahashi; 哲郎高橋
Original assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Koki Co Ltd
Current assignee: Koki Holdings Co Ltd; Hitachi Ltd
Priority date: 1988-05-11
Filing date: 1988-05-11
Publication date: 1989-11-16
Anticipated expiration: 2012-05-14
Also published as: JP2609678B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野〕本発明は枚葉紙取扱い装置に係り、特に−時的に集積さ
れた枚葉紙を整列し、かつ下から１枚ずつ確実に分離給
紙する枚葉紙取扱い装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、枚葉紙の軸方向移動量を検出する検出機
構及びその移動量に応じて左右のガイドを移動させる移
動機構を必要としており、搬送されてきた枚葉紙の移動
量に応じて移動機構で左右のガイドを随時移動させてい
たり、あるいは常時周期的に左右のガイドを軸方向に移
動させていた。

この種の装置としては例えば米国特許筒４６５７２３９
゜特開昭６２−１２６０４７号等が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記従来技術は、枚葉紙の軸方向移動量を検出
する検出機構や左右のガイドを移動させる移動機構を必
要とする。このためコストやガイド移動時の騒音等の問
題点を有していた。

本発明の目的は簡易な構成で集積されている枚葉紙を確
実に整列した後、順次分離給紙出来る枚葉紙取扱い装置
を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

かかる目的達成のため１本発明は、軸方向位置の基準と
するために片側に固定ガイドと、進入時の枚葉紙の停止
位置となる後端ガイドを備え、複数板の枚葉紙を集積す
る集積部と、集積された枚葉紙をさばくための複数個か
らなる空気吹出し孔を有する吹出し機構を配設し、この
吹出し機構からの空気流を利用することにより枚葉紙を
集積することによって達成される。

〔作用〕

上述の構成によれば、複数枚集積された枚葉紙は進入機
構での搬送力とさばき用空気吹き出し孔からの空気流に
よって後端ガイドに押付けられ、さらに空気吹き出し孔
各々の流速差で軸方向固定ガイドに押し付けられるので
集積した枚葉紙は。

軸方向固定ガイド及び後端ガイドに沿って整列される。

〔実施例〕

以下１本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。

第１図から第６図は本発明の第１実施例に係り１枚葉紙
反転装置ｌｔ１は、進入部１０．給紙部２０．集積部３
０．排出部４０とを備えている。

進入部１０は、下プーリ軸１８に設けられた下プーリ１
１と下ローラ１３．上プーリ軸１９に設けられた上プー
リ１２と上ローラ１４９枚葉紙検出器１５からなる。下
プーリ軸１８．上プーリ軸１９は、機枠３に支持されて
いる。下プーリ軸１８は駆動モータ５により矢印Ｂの方
向に回転するように支持されており、上プーリ軸１９は
上下方向に僅かに移動できるように設定されている。

下プーリ１１は、下プーリ軸１８に所定間隔をあけて２
個設けられている。下ローラ１３は、これら２個の下プ
ーリ１１，１１間に複数個設けられ、下プーリ１１の径
より大きい径を有している。上プーリ１２は、下プーリ
１１と対向するように設けられている。上ローラ１４は
、下ローラ１３と入り組ませて配設され、上プーリ１２
の怪と同一あるいは小径となっている。このような下ロ
ーラ１３と上ローラ１４の入り組ませた配設は、入り組
ませたローラ１３，１４で枚葉紙Ａの剛性を高め集積部
３０に枚葉紙Ａの先端がたれることなく、まっすぐ搬送
出来るようにするためである０枚葉紙検出器１５は、枚
葉紙Ａが進入部１０の通過を検出するためのものであり
、下プーリ１１．上プーリ１２の対向面近傍に配設して
いる。

給紙部２０は、真空チャンバ２１．吸着ベルト２２と吹
出し機構２３とを備えている。真空チャンバ２１は、機
枠３下部の後述する集積部３０の底板３１と同一面上に
装着されている。吸着ベルト２２は真空チャンバ２１の
両端部に底枠６に回転可能に支持された１対のプーリ２
４，２５に真空チャンバ２１の外周面を囲むようにして
巻き掛けられている。プーリ２４，２５は駆動モータ２
６により矢印Ｃ方向（紙送り方向）に回転する。

吹き出し機構２３は機枠３に装着され、ブロア５０と吹
出し部２７とを備えている。ブロア５０には、真空チャ
ンバ２１内の空気を吸引する吸引管５１と吸引した空気
を排出する排出管５２がそれぞれ接続されている。吹き
出し部２７は、排出管５２によりブロア５０に連通接続
されており。

複数の吹出し口２８から後述する集積部３０に集積され
る枚葉紙の最下位部に向けて空気が吹き出されるように
なっており、集積部３０に枚葉紙が集積されている場合
には、集積枚葉紙を吸着ベルト２２から浮揚させるよう
になっている。この時。

排出管５２を吹き出し部２７の端部に取付け、吹出し口
２８からの空気の流速が排出管５２に取付は位置から遠
い程速くなるようにしている。

集積部３０は１機枠３に支持され、真空チャンバ２１に
干渉しないように切欠かれた平な底板３１、底板３１に
取付けられ枚葉紙Ａ集積時の軸方向位置を制限する固定
式ガイドである側板３２゜底板３１に支持され枚葉紙Ａ
の先端の停止位置を制限する後板３３、さらに枚葉紙の
浮き上りを防止する軸３４を介して機枠３に支持され後
端ガイドである後板３３と入り組ませ上下に揺動可能な
上ワイヤ３５を備えている。

排出部４０は、１対の排出下プーリ４１．排出上ブーＩ
Ｊ４２が各２個、排出下プーリ軸４８．排出上プーリ軸
４９を介して機枠３に支持されている。排出上プーリ軸
４９が進入部１０の下プーリ軸１８と同様に駆動モータ
５により矢印Ｃ方向に回転するように支持されている。

また、排出下プ−り軸４８も進入部１０同様に上下方向
に僅かに移動できるように設定されている。これら排出
下プーリ４１と排出上プーリ４２の対向部の近傍には１
枚葉紙の排出を検出する検出器４３を配設している。

つぎに本発明の第１実施例の作用を説明する。

まず枚葉紙の集積においては、第４図に示すように、搬
送路（図示せず）から矢印Ｂ方向に搬送されてきた枚葉
紙Ａは、駆動モータ５により回転している進入部１ｏの
プーリ１１，１２に挾持され、その搬送力で集積部３０
にまっすぐに送り込まれる。その際、ブロア５０を回転
させその回転によりブロア５０の排出管５２を経て複数
個の吹き出し口２８から流速の異った空気が吹き出され
る。

又、ブロア５０の吸引力で真空チャンバ２１は負圧とな
っている。送り込まれた枚葉紙Ａは、真空チャンバ２１
の外周面を囲むようにして巻き掛けられている吸着ベル
ト２２に吸着される。一定周期で別の搬送路（図示せず
）から第６図に示すように枚葉紙Ａ′が集積される。こ
の時、進入部１０の検出器１５で枚葉紙の枚数及び搬送
間隔を検出する。最初に集積された枚葉紙Ａは吸着ベル
ト２２に吸着されるが、それ以降の上に集積されている
枚葉紙Ａ′等は、吹出し口２８の空気流により浮揚して
枚葉紙間に空気層ができ１枚毎にさばかれる。この時吹
出し口２８からの空気流の流速は管路抵抗や空気流れ特
性などにより異なり、第６図に示す例では、吹出し機構
２３の吹出し孔２８のうち排出管５２と離れる側で流速
が大きくなっているため、浮揚しているＡ′以降の枚葉
紙は空気流の影響で後板３３と固定された側板に沿って
整列する。

なお、上記の例では、枚葉紙Ａ′の整列は、吹出し機構
２３における吹出し孔からの空気流速の差異を利用して
いるがこれに代わり第７図に示すように構成してもよい
。

即ち、第７図においては、枚葉紙を側板３２と後板３３
に沿って整列させるための枚葉紙姿勢修正装置としての
吹出し機構２３．２３Ａを配設している。これら吹出し
機構２３．２３Ａの吹出し孔２８，２８Ａからの空気流
によって１枚葉紙は。

集積部３０上の所定位置に整然と集積される０次に集積
整列された枚葉紙の分離給紙について第１図〜第３図及
び第５図により説明する。検出器１５で検出した信号が
規定枚数に達すると、給紙部２０の駆動モータ２６が駆
動してプーリ２４を介して吸着ベルト２２を回転し、吸
着された枚葉紙Ａを排出部４０に給紙する。排出プーリ
４１゜４２で挾持搬送された枚葉紙Ａは、排出部４ｏの
検出器４５で検出される。この検出信号で駆動モータ２
６を停止させる。駆動モータ２６の間欠駆動は検出器４
５を使わず、進入部１０の検出器１５の検出信号からタ
イマカウントをして行っても同様の効果が得られる０枚
葉紙Ａが搬送されたため、真空チャンバ１１の吸着ベル
ト１２には整列された枚葉紙Ａ′が吸着される。この動
作を一定周期で行う事により、集積部３０の枚葉紙は、
徘呂部４０を経て別の搬送路（図示せず）へ搬送される
。

第８図は本発明の第２実施例に係り、第１実施例と異な
るところは、吹き出し部２７を斜めに配設した点である
。その他の構成および作用は第１実施例に示すものと同
様である。

第９図は本発明の第３実施例に係り第１実施例と異なる
ところは、上ワイヤ３５を進行方向に対して斜めに配設
した点であり、枚葉紙進入時に斜め配設した上ワイヤ３
５に接触させて枚葉紙を軸方向に整列させるものであり
、その他の構成および作用は第１実施例に示すものと同
様である。又、第２．第３実施例を併用して行っても同
様の効果を得られることはいうまでもない。

以上説明した各実施例では、枚葉紙を一旦集積部３０に
所定枚数集積してから、分離給紙部によって１枚ずつ排
出するものである。これに代わり。

給紙部２０から集積部３０に給紙しながら排出部４０か
ら１枚ずつに分離排出することもできることはいうまで
もない。

〔発明の効果〕

上述のとおり１本発明によれば空気流と固定ガイドだけ
で集積された枚葉紙を整列することができるので、コス
ト低減及びガイド移動による騒音を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の要部概略構成図、第２
図は第１図の平面図、第３図は第１図の正面図、第４図
及び第６図は本発明の第１の実施例における枚葉紙の集
積状態を説明する図で第４図は側面図、第６図は平面図
、第５図は本発明の第１の実施例における枚葉紙の分離
給紙状態を説明する図、第７図は本発明の第２の実施例
における枚葉紙の集積状態平面図、第８図は本発明の第
２実施例における平面図、第９図は本発明の第３実施例
における平面図である。１・・・枚葉紙反転装置、１０・・・進入部、２０・・
・給紙部、２１・・・真空チャンバ、２２・・・吸着ベ
ルト、２３・・・吹出し機構、３０・・・集積部、４０
・・・排出部。夢　Ｉ　　国弱・・・排出部３・・騒動モータ２．３　吹きとＬ機構第　３　口／１５・・・槽枠５・・・、駈動乞−タ６・・・底枠／ｌ・・・下プーリ１２・・・ニブ−リ２６・・・、駈動七−タ２３・・・口火とＬ口３３・・・羨し版Ｖ・・・プロア第　４１２］５ｆ＝・叩、９首２３　・・９欠２出、むモ唆構２８　・・・　ロ処ｄ二　Ｌ３Ｌ３２・・・使１　ｔＬ３３・・汝猥３４・・・軸３５・・Ｌワイヤり０・・・ブロア５２・・・↑峠ト　ａ：Ｎ号３２・・倒板２８・・・切（工し犯３２・・・イ田１１　板３３・・・後板邸・・・ニワイヤー（５０・・・ブロア５２・・・琲と管

Claims

【特許請求の範囲】

１、搬送されてきた枚葉紙を側部ガイドと後端ガイドで
制限して集積する集積部と、集積される枚葉紙のうち最
下部の枚葉紙を吸着させ送行させる給紙手段と、複数個
の吹き出し孔からの空気流で最下部から２枚目以降の枚
葉紙を浮揚させるための吹出し機構を備え、前記吹出し
機構は、浮揚手段である複数個の吹き出し孔からの空気
流に速度差を与えることによつて、浮揚している枚葉紙
を前記側部ガイドと後端ガイドに沿つて整列させるよう
に構成したことを特徴とする枚葉紙取扱い装置。