JPH0128335Y2 - - Google Patents

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JPH0128335Y2
JPH0128335Y2 JP10702284U JP10702284U JPH0128335Y2 JP H0128335 Y2 JPH0128335 Y2 JP H0128335Y2 JP 10702284 U JP10702284 U JP 10702284U JP 10702284 U JP10702284 U JP 10702284U JP H0128335 Y2 JPH0128335 Y2 JP H0128335Y2
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JP10702284U
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JPS6122918U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/26Construction of guiding-sheathings or guiding-tubes
    • F16C1/262End fittings; Attachment thereof to the sheathing or tube
    • F16C1/265End fittings; Attachment thereof to the sheathing or tube with a swivel tube connected to the end-fitting of a sheathing, e.g. with a spherical joint

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、アウタケーシングにインナケーブル
を摺動自由に挿通して押し引き両方向の操作力を
伝達するようにしたプツシユプルケーブルのアウ
タケーシングの端末をフレーム等の固定部材に取
り付け、インナケーブルの端末を作動部材に連結
する端末装置に関し、さらに詳細には、インナケ
ーブルの端末と作動部材とを連結するロツドがア
ウタケーシングに固着した固定筒に対して軸方向
の往復運動とともに首振り運動を生ずる構造の端
末装置に関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 インナケーブルの端末と作動部材とを連結する
ロツドがアウタケーシングの端末に固着した固定
筒に対して軸方向の往復運動とともに首振りを生
ずる構造の端末装置は、アウタケーシングの端末
に固定筒をかしめ付けにより固着し、固定筒内に
スリーブの一端に形成した球形頭部を嵌合して首
振り自由に支持し、このスリーブ内に摺動自由に
挿通したロツドの一端を固定筒内に通したインナ
ケーブルの端末に、他端をレバー等の作動部材に
夫々連結するとともに、固定筒をその外周に形成
した取付溝によつてフレーム等の固定部材に取り
付けた構造になり、インナケーブルの押し引き運
動によりレバーが揺動し、または、レバーの揺動
によりインナケーブルに押し引き運動が伝達され
る際に、スリーブが球形頭部を中心として小角度
の首振りを生じ、そのスリーブ内をロツドが軸方
向に摺動するようになつているのであるが、従
来、スリーブを固定筒内に支持する手段として
は、スリーブの球形頭部を固定筒の中心孔内に嵌
入し、固定筒の外周にロールかしめ、プレスかし
め等を施して、球形頭部の後端部に掛止する縮径
部を形成することによつて、スリーブを脱出不能
に、かつ、首振り自由に支持するようになつてい
たため、縮径部を滑らかな円弧形に正確に成形す
ることが困難であつて、スリーブの球形頭部が遊
びや引つ掛かりを生じて、首振りが円滑にできな
い不具合があり、また、固定筒にかしめ付ける部
分を設ける必要があることから、固定筒の形状に
制約を受けるとともに、かしめ付ける部分は取付
溝の両側に限られるからスリーブの首振り中心が
自ずと限定される欠点があつた。
本考案で、叙上の点に鑑み成されたものであつ
て、固定筒の形状及びスリーブの首振り中心を任
意に定めることができて設計上の自由度が大きく
なり、しかも、スリーブを円滑に首振り運動させ
ることができるようにしたプツシユプルケーブル
の端末装置を提供することを目的とするものであ
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
1は可撓性を有するアウタケーシングであつ
て、合成樹脂製のライナ2の周りに多数本の細鋼
線からなるストライド3を形成し、その外周を合
成樹脂製のジヤケツト4で被覆した構造になり、
撚り線からなるインナケーブル6をライナ2内に
摺動自由に挿通することにより、押し引き両方向
の操作力を伝達するプツシユプルケーブル8が構
成されている。
アウタケーシング1の端末には、外周面に2つ
の鍔13,13を間隔をあけて周設した拡径部1
1の一側に縮径部12を同心に形成した金属製の
固定筒10が、縮径部12をアウタケーシング1
に外嵌めしてかしめ付けることにより固定されて
おり、この固定筒10が、2つの鍔13,13の
間に構成された取付溝14を図示しないフレーム
に突設したブラケツト15の嵌合溝16に嵌めて
取り付けられるようになつている。
固定筒10の拡径部11内には、スリーブ18
の一端に形成した球形頭部19を支持するための
弾性を有する合成樹脂製の支持筒20が嵌着され
ており、この支持筒20は、固定筒10の拡径部
11の内径に略等しい外径寸法を有し、第2図に
示すように、その中心孔21の中央部に上記球形
頭部19に整合する球形凹面22が形成され、球
形凹面22の一側に端部に向かつて次第に内径寸
法が大きくなつたテーパ部23が形成されている
とともに、その一端部の外周に鍔24が突成さ
れ、かつ、一端部から球形凹面22に達するスリ
ツト25が複数本形成された構造になり、スリー
ブ18の球形頭部19が、テーパ部23を弾力に
抗して拡径させつつ押し込まれて球形凹面22に
嵌合されることによりスリーブ18が首振り自由
に支持され、さらに、この支持筒20が、テーパ
部23を逆に弾力に抗して縮径した状態で固定筒
10の拡径部11内に嵌装され、その拡径部11
の開放端側の内面に周設した係止溝27内に、テ
ーパ部23の復元弾力により鍔24を嵌合させる
ことによつて、支持筒20が固定筒10内に移動
不能に固定されている。
上記したスリーブ18内には、ロツド29の一
部が摺動自由に嵌入され、その内端面に形成され
た盲孔30内にアウタケーシング1の端末から突
出したインナケーブル6の端末が嵌入されてかし
め付けにより固着されており、ロツド29の突出
端に設けられた連結部31が、図示しない作動部
材であるレバーに連結されている。
本実施例の端末装置は上記した構造になり、イ
ンナケーブル6の押し引き運動によつてロツド2
9に連結したレバーが揺動し、または、レバーの
揺動によりインナケーブル6に押し引き運動が伝
達される際に、スリーブ18が球形頭部19を中
心として首振り運動を生じるとともに、スリーブ
18内をロツド29が摺動するのであるが、スリ
ーブ18を、固定筒10とは別体に形成した支持
筒20で支持するようにしたことにより、球形頭
部19が嵌合する球形凹面22を正確な寸法に形
成できて、球形頭部19が球形凹面22に緊密に
嵌合され、スリーブ18の首振りが円滑に行なわ
れるとともに、球形頭部19が球形凹面22から
抜けるおそれもなく、また、球形凹面22の形成
位置を支持筒20の長さ方向に変更することによ
つて、スリーブ18の首振り中心を、取付溝14
を形成した位置を含めて任意に設定することがで
き、さらに、スリーブ8の首振り中心の位置によ
つて固定筒10の形状が制約を受けることもな
い。
また、組み付けに際しては、スリーブ18の球
形頭部19を支持筒20のテーパ部23に当てて
押し込み、しかる後、支持筒20をテーパ部23
を縮径しておいて嵌入するだけで良いから、組み
付け作業も極めて簡単である。
第3図及び第4図は、本考案の他の実施例を示
し、支持筒40が、中心孔41に球形凹面42を
形成し、その一側に端部に向かつて次第に拡径す
る第1テーパ部43を形成するとともに、一端か
ら球形凹面42に達する第1スリツト45を形成
し、さらに、中心孔41から他端に向かつて次第
に拡径する第2テーパ部46を形成するととも
に、その他端部の外周に鍔47を突成し、かつ、
他端から中心孔41に達する第2スリツト48を
形成した溝造になり、スリーブ18の球形頭部1
9を第1テーパ部43を拡径しつつ押し込んで球
形凹面42に嵌合させることにより、スリーブ1
8を首振り自由に支持し、第2テーパ部46を縮
径しておいて支持筒40を固定筒10の拡径部1
1内に嵌装し、拡径部11の奥端側に周設した溝
27a内に鍔47を嵌合させることにより、支持
筒40を固定筒10内に固定するようにしたもの
であつて、その他の構造並びに作用効果について
は前記実施例と同様である。
なお、上記各実施例においては、支持筒20,
40を合成樹脂製としたから、スリーブ18の球
形頭部19との摩擦抵抗が小さく、極めて円滑に
首振りが行なわれる利点がある。
考案の構成及び効果 上記実施例によつて具体的に説明したように、
本考案のプツシユプルケーブルの端末装置は、ア
ウタケーシングにインナケーブルを摺動自由に挿
通して押し引き両方向の操作力を伝達するように
したプツシユプルケーブルの前記アウタケーシン
グの端末を固定筒に固定し、該固定筒内にスリー
ブの一端に形成した球形頭部を嵌合して首振り自
由に支持し、該スリーブ内に摺動自由に挿通した
ロツドの一端を前記固定筒内に通した前記インナ
ケーブルの端末に、他端をレバー等の作動部材に
夫々連結するとともに、前記固定筒をフレーム等
の固定部材に取り付けたプツシユプルケーブルの
端末装置において、前記固定筒内に、中心孔に球
形凹面を形成した支持筒を嵌着し、該球形凹面に
前記スリーブの前記球形頭部を嵌合したことを要
旨とするものであつて、スリーブを固定筒とは別
体に形成した支持筒で支持するようにしたから、
球形凹面を球形頭部に整合する正確な寸法に形成
することができて、球形頭部を球形凹面に緊密に
嵌合させることができるため、スリーブの首振り
が円滑に行なわれて操作フイーリングを向上させ
ることができるとともに、球形頭部が球形凹面か
ら抜ける事態を確実に回避することができ、ま
た、球形凹面の形成位置を支持筒の長さ方向に変
えることによつて、スリーブの首振り中心を任意
に設定することができるとともに、スリーブの首
振り中心の位置によつて固定筒の形状が制約を受
けることもなく、設計上の自由度を大きくとるこ
とができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
その部分分解斜視図、第3図は他の実施例の部分
断面図、第4図はその支持筒の一部切欠斜視図で
ある。 1:アウタケーシング、6:インナケーブル、
8:プツシユプルケーブル、10:固定筒、1
5:ブラケツト、18:スリーブ、19:球形頭
部、20,40:支持筒、21,41:中心孔、
22,42:球形凹面、29:ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタケーシングにインナケーブルを摺動自由
    に挿通して押し引き両方向の操作力を伝達するよ
    うにしたプツシユプルケーブルの前記アウタケー
    シングの端末を固定筒に固定し、該固定筒内にス
    リーブの一端に形成した球形頭部を嵌合して首振
    り自由に支持し、該スリーブ内に摺動自由に挿通
    したロツドの一端を前記固定筒内に通した前記イ
    ンナケーブルの端末に、他端をレバー等の作動部
    材に夫々連結するとともに、前記固定筒をフレー
    ム等の固定部材に取り付けたプツシユプルケーブ
    ルの端末装置において、前記固定筒内に、中心孔
    に球形凹面を形成した支持筒を嵌着し、該球形凹
    面に前記スリーブの前記球形頭部を嵌合したこと
    を特徴とするプツシユプルケーブルの端末装置。
JP10702284U 1984-07-14 1984-07-14 プツシユプルケ−ブルの端末装置 Granted JPS6122918U (ja)

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JP10702284U JPS6122918U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 プツシユプルケ−ブルの端末装置

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JP10702284U JPS6122918U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 プツシユプルケ−ブルの端末装置

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JPS6122918U JPS6122918U (ja) 1986-02-10
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