JPH01282212A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

Info

Publication number
JPH01282212A
JPH01282212A JP11299588A JP11299588A JPH01282212A JP H01282212 A JPH01282212 A JP H01282212A JP 11299588 A JP11299588 A JP 11299588A JP 11299588 A JP11299588 A JP 11299588A JP H01282212 A JPH01282212 A JP H01282212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
composition
pts
parts
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11299588A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Urazuka
浦塚 功
Hiroshi Yamamoto
拓 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP11299588A priority Critical patent/JPH01282212A/ja
Publication of JPH01282212A publication Critical patent/JPH01282212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、常温で液状のエポキシ樹脂組成物を予備加熱
により、硬化反応以外の作用でも増粘させることのでき
るエポキシ樹脂組成物に関する。
かかる組成物は、貯蔵安定性、塗布作業性等が良好でか
つ塗布後の形状保持が可能で、特に耐シヤワー性、耐風
圧性等が要求される工程での部材の仮止めや接着等に好
適に用いられる。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕エポキシ
樹脂は、電気絶縁性、耐熱性、防錆性、接着性等の優れ
た特性を有しており、その使用形態も液状、ペースト状
、シート状、粉末状と種々選べるため、各種の分野で使
用されている。
かかるエポキシ樹脂の用途の一つであるエポキシ樹脂系
接着剤は、例えば自動車用、電気機器用部品の接着、シ
ール等に用いられている。
各分野における部品の製造工程においては、部品をプレ
ス加工した後組み立て、通常作業性良好な液状エポキシ
樹脂組成物を塗布し、次いで塗装工程にて温水シャワー
で洗浄した後、電着塗装しそして加熱して塗料を焼き付
けるとともに組成物を硬化させて接着を完了させること
によって行われている。
しかしながら上記温水シャワーは、通常2〜5kg /
 cd程度のシャワー圧にて行われ、その際組成物はま
だ硬化していないため、シャワーによって組成物が垂れ
や流れを生じて脱落する恐れがあり、接着性や外観上問
題があった。
また液状の代わりにシート状のエポキシ樹脂組成物を用
いることも考えられるが、作業性が劣り、さらに複雑な
形状を有する部位には適用できないという欠点があった
一方、硬化剤の種類や添加量をかえて硬化反応速度をコ
ントロールし、予備加熱にて組成物を増粘させて耐シヤ
ワー性を付与する方法が考えられるが、硬化剤の種類及
び量、予備加熱条件等の選択が難しく、さらに組成物の
貯蔵安定性にも劣るという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは上記の事情に鑑み鋭意研究した結果、液状
エポキシ樹脂に特定の粉末状エポキシ樹脂を添加するこ
とにより、上記課題を解決できることを見出した。
即ち本発明は、 (A)常温で液状のエポキシ樹脂100重量部に対して
、 (B)平均分子量が700〜10000で融点が50〜
150℃の粉末状エポキシ樹脂5〜40重量部、及び(
C)硬化剤 を含有してなるエポキシ樹脂組成物を提供する。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、かかる組成物を被着体
に塗布し、予備加熱することにより、粉末状エポキシ樹
脂が溶融して組成物が増粘し、シャワー等の外圧による
組成物の垂れや流れを生じない接着層を形成させること
ができ、次の加熱工程により優れた特性を有する接着硬
化層を得ることができる。
本発明における(A)成分は、常温で液状のエポキシ樹
脂であれば特に限定されず、通常25℃で10〜500
00cpの粘度を有する。 また分子量は200〜10
00、エポキシ当量は100〜500程度で、1分子中
に平均1.5個以上、好ましくは平均2個以上のエポキ
シ基を有するものであればよい。
また一部面型のエポキシ樹脂を混合後の粘度が上記数値
になる範囲内で併用することもできる。
上記(A)成分の具体例としては、グリシジル型、ビス
フェノール型、ヘキサヒドロビスフェノール型、ノボラ
ック型、ダイマー酸型等のエポキシ樹脂を単独もしくは
2種以上混合して使用することができる。
また(B)成分としては、その平均分子量が700〜t
oooo、好ましくは1000〜3000の粉末状エポ
キシ樹脂が用いられる。 平均分子量が700以下の場
合は液状を呈し増粘効果が得られず、一方、10000
以上の場合は硬化物の架橋密度が小さくなりすぎて一般
特性が低下する。 またエポキシ当量は通常350〜5
000である。
またその融点は50〜150°C2好ましくは60〜1
20℃のものが用いられる。 ここで融点はデユラン水
銀法による。 融点が50℃以下の場合は貯蔵中に樹脂
が溶融する恐れがあり組成物が増粘しやすく、貯蔵安定
性に劣り、一方150℃以上の場合は、予備加熱温度を
高くしなければ十分溶融、増粘せず、特に被着体の耐熱
性が小さい場合は加熱温度に限界があるため十分な増粘
効果が得られない。
さらに使用する硬化剤の種類及び量の選択が難しいとい
う問題もある。
また粉末状エポキシ樹脂の粒子径は通常0.1〜350
μmで、平均粒径が10〜200μm、特に20〜10
0μmのものが好ましく用いられる。 平均粒径が10
μm以下で0.1μm以下の粒子が多数存在する場合は
、粒子の表面積が大きくなり貯蔵時の組成物の粘度が高
くなりすぎる。 一方平均粒径が200μmより大きく
350μm以上の粒子が多数存在する場合は、予備加熱
時に樹脂の溶融が十分とならず、増粘効果が得られない
場合がある。
本発明においては、液状エポキシ樹脂((八)成分)1
00重景部に対して、粉末状エポキシ樹脂((B)成分
)5〜40重量部、好ましくは15〜25重量部を配合
する。 5重量部より少ない場合は予備加熱後の増粘効
果が得られず、一方40重量部より多い場合は予備加熱
前、即ち貯蔵時や塗布時の粘度が高くなりすぎて、作業
性に劣る。
粉末状エポキシ樹脂の具体例としては、前記液状エポキ
シ樹脂と同様のものが用いられ、特に両樹脂の相溶性の
点からは同種のエポキシ樹脂を組み合わせて使用するこ
とが好ましい。
また(c)成分は、−液性エポキシ樹脂用の通常の加熱
硬化型硬化剤であれば特に限定されず、具体的にはジシ
アンジアミド系、イミダゾール系、フェノール系、酸無
水物系、酸ヒトラッド系、フン化ホウ素化合物系、アミ
ンイミド系、アミン系等の硬化剤を単独もしくは併用し
て用いることができる。 硬化剤の配合量は、使用する
エポキシ樹脂(A)成分及び(B)成分の種類及び量、
さらに使用する硬化剤の種類によって異なり、適宜設定
することができ、エポキシ樹脂成分100重量部に対し
て通常3〜10!!量部程度を用いることができる。
また本発明では、硬化温度が高(硬化時間が長くなる場
合には、貯蔵安定性を損なわない範囲内で硬化促進剤を
併用することもできる。 この場合予備加熱時に一部硬
化反応が進行し、組成物が増粘してもよい。
かかる硬化促進剤は特に限定されないが、例えばアルキ
ル置換グアニジン系、3−置換フェニル−1,1−ジメ
チル尿素系、イミダゾール系、イミダシリン系、三級ア
ミン系、モノアミノピリジン系、アミンイミド系等を挙
げることができる。
また本発明のエポキシ樹脂組成物に、塗装、加熱硬化後
の特性を損なわない範囲内でシリカ、クレー、石膏、炭
酸カルシウム、硫酸バリウム、石英粉、ガラス繊維、カ
オリン、マイカ、金属アルミ粉、アルミナ、水和アルミ
ナ、水酸化アルミ、タルク、ドロマイト、ジルコン、酸
化亜鉛、チタン化合物、モリブデン化合物、アンチモン
化合物等の充填剤、顔料、老化防止剤、その他の一般的
に使用されている添加剤を用途や目的性状に応じて適宜
配合することもできる。
本発明の組成物は、上記の液状エポキシ樹脂、粉末状エ
ポキシ樹脂及び硬化剤に、必要に応じて任意成分を加え
たのち、通常常温で混合、攪拌し、各成分を均一に分散
させることによって得ることができる。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、常温で液状(通常20
℃で500〜2000poise程度)であり、被着体
に塗布した後予備加熱することにより、粉末状エポキシ
樹脂が溶融して組成物が増粘しく通常20℃で3000
〜50000poise程度)、シャワー等の外圧に耐
える接着層を得ることができる。
ここで予備加熱条件は、使用する粉末状エポキシ樹脂の
融点によって異なるが、通常50〜150℃で5〜60
分間とする。
次いで上記接着層を電着塗装等の加熱工程で加熱硬化さ
せることにより、硬化物特性の良好な接着層を形成させ
ることができる。
ここで加熱硬化条件は、使用する硬化剤の種類、量、そ
して硬化促進剤の有無を考慮して適宜設定することがで
きるが、通常150〜200℃で30〜60分程度とす
る。
〔発明の効果〕
本発明のエポキシ樹脂組成物は、上記の構成としたため
、予備加熱によりかかる組成物を増粘させてシャワー圧
や風圧等の外圧に耐えうる接着層を形成させることがで
きる。 またこの状態で部品を次工程に移動、運搬等を
することができ、作業性が向上する。
また上記組成物は硬化反応以外の作用により増粘するた
め、硬化剤の限定を受けず、貯蔵安定性が良好である。
本発明の組成物は、従来から接着剤が使用されている分
野に使用できるばかりでな(、特に接着性、シール性が
要求される各分野、例えば電気機器用、自動車用部材の
接着、シール等において有効に使用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例及び比較例を示す。
ここで部および%とあるのはいずれも重量部および!i
量%を意味する。
表の配合にて各成分を室温で30分間混合、攪拌して均
一に分散させて、実施例1〜4ならびに比較例1〜4の
エポキシ樹脂組成物からなる接着剤を得た。
得られたエポキシ樹脂系接着剤を、脱脂した鋼板(JI
S G 3141,5PCC−3D、150X 150
X 1 +u+)に150〜200μmの厚みに塗布し
、150℃で2分間予備加熱した後の粘度変化、及びさ
らに180℃で30分間加熱硬化した後の接着特性を評
価した。
得られた特性を表にあわせて示す。
なお硬化物の評価方法および基準は以下の通りである。
(11粘度 高下式フローテスターCEF−10OA (島津製作所
製)を用いて温度20℃にて測定した。
(2)耐シヤワー性 25X 150X 1 mmの鋼板に上記接着剤をl+
nの厚みに塗布し、150 X 150x 1 vsの
鋼板に貼り合わせた後、150℃で2分間予備加熱した
。 この試験片に下記条件でシャワーし、接着剤のハミ
ダシ、ヘコミ状態を観察した。
〔シャワー条件〕
温度   40℃ 圧力   3 kg/cd 時間   1分間 角度   上方から45″ 距離   50cm 〔観察基準〕 変化なし −・・・−・−・−・−・−・−・−・−〇
ハミダシ、ヘコミあり −・−・−× (3)貯蔵安定性 40℃雰囲気下で7日間の粘度変化及び樹脂の分離を目
視し、以下の基準で判定した。
粘度変化小、分離なし−−−−−−−・03倍以上に増
粘した −・−・× (4)引張剪断接着力 JIS−K 6850に従い、アセトンで脱脂した鋼板
(SPCC−5D;100X25X 1.6t lII
m )を用い、シングルオーバーラツプにて23℃にて
測定を行った。
(5)T剥離接着力 被着体として鋼板(SPCC−SD;200X25x 
O,8mm )を用い、接着剤の厚みを0.15mmと
して23℃にて測定した。
(イ)ビスフェノールA型エポキシ樹脂。
平均分子置駒380、エポキシ当量185〜195(ロ
)ポリエチレングリコールグリシジルエーテル、平均分
子置駒400、エポキシ当it 185〜215(ハ)
ビスフェノールA型エポキシ樹脂。
平均分子置駒1060.エポキシ当量600〜700融
点83℃1粒径範囲0.5〜300 p m 。
平均粒径 50μm (ニ)多価フェノール型エポキシ樹脂。
平均分子置駒800.エポキシ当量約196融点92℃
9粒径範囲0.5〜300μm。
平均粒径 50μm (ホ)ビスフェノールA型エポキシ樹脂。
平均分子置駒470.エポキシ当fit 230〜27
0融点30℃9粒径範囲0.5〜300μm。
平均粒径 50μm (へ)フェノキシ樹脂。
平均分子置駒20000.軟化点100〜110℃粒径
範囲0.5〜300 μm。
平均粒径 50μm (ト)ジシアンジアミド (チ)ジクロロジメチル尿素系 (ワ)タルク (ヌ)アエロジル (ル)シランカップリング剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)常温で液状のエポキシ樹脂100重量部に
    対して、 (B)平均分子量が700〜10000で融点が50〜
    150℃の粉末状エポキシ樹脂5〜40重量部、及び (C)硬化剤 を含有してなるエポキシ樹脂組成物。
  2. (2)粉末状エポキシ樹脂の粒径範囲が0.1〜350
    μmでかつ平均粒径が10〜200μmである請求項1
    記載のエポキシ樹脂組成物。
JP11299588A 1988-05-09 1988-05-09 エポキシ樹脂組成物 Pending JPH01282212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11299588A JPH01282212A (ja) 1988-05-09 1988-05-09 エポキシ樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11299588A JPH01282212A (ja) 1988-05-09 1988-05-09 エポキシ樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01282212A true JPH01282212A (ja) 1989-11-14

Family

ID=14600788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11299588A Pending JPH01282212A (ja) 1988-05-09 1988-05-09 エポキシ樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01282212A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209918A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 三菱ケミカル株式会社 ガラス積層体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209918A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 三菱ケミカル株式会社 ガラス積層体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3294268B2 (ja) 反応性ホットメルト接着剤
EP1530617B1 (en) Epoxy compositions having improved shelf life and articles containing the same
AU609393B2 (en) Induction curable epoxy adhesives and curing agents
US5290883A (en) Epoxy resin composition, cured product obtained therefrom, curing method therefor, and bonding method using the composition
US4695598A (en) Epoxy resin coating composition
US5965673A (en) Epoxy-terminated prepolymer of polyepoxide and diamine with curing agent
JPS63314289A (ja) エポキシ接着剤組成物及びその接着方法
US4117038A (en) Storable, rapidly hardening epoxy resin adhesive
JPH02147618A (ja) エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた接着方法
US4187348A (en) Thermoset imidazole cured epoxy-polysulfide rubber automotive body solder
US3311515A (en) Thixotropic, non-flowing adhesive bonding and jointing compositions and methods of bonding ceramic tiles to substrates using thixotropic, non-flowing adhesive bonding and jointing compositions
JPH01282212A (ja) エポキシ樹脂組成物
JPH10316947A (ja) 熱硬化性感圧接着フイルム
JP4691878B2 (ja) 接着剤組成物
JPH0288684A (ja) 接着方法及びそれに使用する液状接着剤
JPH04325590A (ja) エポキシ樹脂系接着剤組成物
JP6872944B2 (ja) 低温加熱硬化型構造用接着剤組成物
JPH03281625A (ja) 液状エポキシ樹脂組成物
JPS6268874A (ja) 接着剤組成物
JPS60248725A (ja) エポキシ樹脂粉体組成物
JPH11323297A (ja) 接着剤組成物
KR101588717B1 (ko) 극성과 흐름성이 조절되는 내충격성 에폭시 접착제 조성물
JPH0288625A (ja) 一液性エポキシ樹脂組成物及びその施工方法
JPH04335081A (ja) エポキシ樹脂系接着剤組成物
JPH0598230A (ja) エポキシ樹脂系接着剤組成物