JPH01280410A - サービスワゴン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サービスワゴンに関する。

この種のサービスワゴンではドアプレートはピアノ線に
よって枠組に固定される。このようなヒンジ連結の長所
は、旅客機の座席列の間の狭い通路内でドアプレートが
枠組の外壁に対して２７０゜の回転で、又、外壁に対し
て近づくように回動できることである。もう１つの長所
は、ドアプレートを容易に回動でき、そのためにヒンジ
の遊隙が必要であるにもかかわらず、ドアプレートはヒ
ンジ部分でたるまず、そこでねじれることがないことで
ある。しかしこれには、外枠の４つの縦ヘリを形成して
いるので傷つき易い枢軸を頻繁に、しかも相当の労力を
もって交換しなければならないという短所がある。

本発明の目的は、前記の長所を確保しつつ上記の欠点を
取り除くように、前記種類のサービスワゴンを改良する
ことにある。

次に、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。

第１図のサービスワゴンは固定可能なキャスタ上に移動
可能な外枠１を備え、その正面はドア板２によって閉じ
られる。ドアプレート２は枠組の側のドア枠の左側に固
定され、図示した矢印方向に開くことができる。外枠１
とドアプレート２とのヒンジ連結について、第２図乃至
第６図を参照しながら説明する。

外枠の前端はドア枠として形成されており、その側壁２
に続く枠部材には断面が丸い枢軸４が適当な軸受けで支
承されている。この枢軸は外枠１のほぼ全長に亘って延
在しており、保護キャップ５を取り外した後に、外枠の
側の軸受けに上方から垂直に挿入できる。側壁３に続く
枠部材には規則的な間隔で切欠き６が設けられ、この切
欠きから枢軸４の適当な部分に各方面からアプローチで
きる。枢軸４の前記部分には、孔８を備えたヒンジ体５
が継手接合され、枢軸４の挿入時には前記孔も貫通する
。これによって、ヒンジ体５は枢軸４を中心に回動でき
、一方、枢軸自体はその縦方向の軸線を中心として外枠
側の軸受けに支承されている。各々の軸受体は孔８と間
隔を隔てて第２の平行な孔９を備え、この孔内にヒンジ
体と一体に形成されたノーズ１０が突入している。第２
の枢軸１１がヒンジ体５の孔９を通して挿入され、この
枢軸は軸線方向の、ノーズ１０と断面が対応するノツチ
１２を備えている。枢軸１１はそれによって、ヒンジ体
５に対してねじり強く、その内部で縦軸方向に移動でき
る。第２の枢軸１１はヒンジ体５の間で、軸線方向に整
列されたドアプレート１３内の適当な孔内に支承され、
前記ドアプレートはヒンジ体５の領域に切欠き１４を具
備しているので、枢軸１１ないしヒンジ体５を中心とし
て回動できる。

第３図はドアを閉じた状態のサービスワゴンを示してい
る。この状態では、ヒンジは外枠１の最も外側の縦ヘリ
から間隔を隔てているので、衝撃　−から保護される。

第４図は、ドアが前方に回動したサービスワゴンを示し
、ヒンジは外枠１とドアプレート２との間で保護されて
いる。ドアプレート２が外側に折返され、側壁３と当接
すると、ドアプレート２は、丸く、垂直で、従って衝撃
を受けにくいへりを形成し、それに対してヒンジ体５は
なお一層元に戻される。

一方では、ヒンジ体５と枢軸４．１１の間で、又、他方
では、ドアプレート１３と外枠１との間でねじり強い連
結がなされていることによって、ヒンジの遊隙の大きさ
は、ドアプレートが容易に回動できるが、ヒンジ部でた
るんだり、ねじれたりしないように選択できる。

以上説明した実施例では、ヒンジ体５と、枢軸１１との
ねじり強い連結を図示し、開示してきたが、壁３と枢軸
４との、又は枢軸４とヒンジ体５との、或いはドアプレ
ート３と枢軸１１とのねじり強い連結を形成することも
可能である。更に、枢軸４及び１１を壁３ないしドアプ
レート３にねじり強く支承し、ヒンジ体５と枢軸４及び
１１との間に枢動連結部を備えることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はサービスワゴンの見取図、第２図はドアを開い
たときのサービスワゴンの正面図である。 第３図乃至第５図は、第２図のＩＩＩ−ＩＩＩ線の断面
図であり、ドアプレートは異なる３つの位置にある。 第６図はヒンジの部分斜視図である。 （図中符号） １・・・外枠、　　　２・・・ドアプレート、３・・・
側壁、　　　４・・・枢軸、 ５・・・ヒンジ体、　６・・・切欠き、８・・・孔、　
　　　９・・・孔、 １０・・・ノーズ、　１１・・・第２枢軸、１２・・・
ノツチ、　　１３・・・ドアプレート、１４・・・切欠
き、 Ｆｉｇ、１

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）正面及び背面の双方又は一方をヒンジ連結された
   ドアプレート（２）で閉じることができる直方の外枠（
   １）を有するサービスワゴンにおいて、ヒンジが２つの
   平行な枢軸（４、１１）を備え、その１方が適当な軸受
   けで外枠（１）に、又、他方が適当な軸受けでドアプレ
   ート（２）に支承され、双方の枢軸（４、１１）が付属
   の軸受けを介して互いに間隔を隔てた少なくとも２個の
   ヒンジ体（５）を貫通し、枢軸（４、１１）の少なくと
   も１方が、一方では、ヒンジ体（５）と、又は他方では
   、ドアプレート（２）ないし外枠（１）とねじり強く連
   結されていることを特徴とするサービスワゴン。
2. （２）前記ねじり強い連結は、一方では枢軸（４、１１
   ）の断面形状によって、又、他方では軸受の断面形状に
   よってなされることを特徴とする請求項（１）記載のサ
   ービスワゴン。
3. （３）両方の枢軸（４、１１）の１方が軸線方向の切欠
   （１２）を備え、ヒンジ体（５）の軸受け内に突出する
   ノーズ（１０）によってねじり強い連結が形成されるこ
   とを特徴とする請求項（２）記載のサービスワゴン。
4. （４）ノッチ（１２）を備えた枢軸（１１）がドアプレ
   ートの側に配設されていることを特徴とする請求項（３
   ）記載のサービスワゴン。