JPH01280286A - 埋設物探知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 本発明は新旧管の置換作業を行なうにあたって、旧管に
近接する既設管を旧管内から探知する埋設物探知方法に
関するものである。

（ｂ）従来の技術 一般に新旧管の置換方法は特開昭８１−８２０８１３号
に開示されているように、旧管を破砕して押し拡げると
ともにその中に新管を挿入する方法が採用されている。

ところが、旧管を押し拡げることにより旧管周囲の土庄
が高められることになり、旧管に近接する位置に他の既
設管が埋設されている場合には前記土庄の変化にて前記
既設管に変形、破損等の悪影響を与える危険がある。

その為、従来は既設管の有無及び位置を地上か工法にて
新旧管の置換作業を行ない、既設管が存在すれば当該既
設管を保護した後前記工法を行なうかまたは他の工法を
行なうようになっている。

（Ｃ）発明が解決しようとする課題 ところが、前記探知方法にあっては、探知できる深さに
限界があり、また地上に建築物等が有る場合には探知作
業が行なえないという問題があった。

そこで、本発明の目的は旧管の埋設位置の深さに限定さ
れず、また建築物等の有無に影響されることなく、旧管
に近接する既設管を探知することができる探知方法を提
供することにある。

（ｄ）課題を解決するための手段 本発明は前記の如き目的を達成するもので、新管に置換
される埋設された旧管内に、旧管に管の有無及び既設管
の位置を探知する埋設物探知方法に関するものである。

（ｅ）作用 旧管に探知器を挿入し、この探知器を旧管に沿って移動
させることにより旧管に近接する既設管の有無を探知し
、更に探知器の移動位置を検出して既設管の位置を探知
する。

（ｆ）実施例 以下実施例を図面にて説明すると、　（１）は埋設され
た旧管で、該旧管（１）は前後のピット（２）（３）に
それぞれ開口している。

（４）は旧管（１）に挿入されるとともに旧管（１）に
沿って移動する探知器で、該探知器（４）は旧管（１）
に近接した位置に他の既設管（５）（５）が埋設されて
いるか否かを検出するものである。

る、前者にあっては探知器（４）より電磁波を発射し、
電磁波の磁界内に金属物が無い場合には発振周波数が安
定した発振を続け、磁界内に金属物が有る場合には金属
物中を流れる渦電流により発振周波数が乱れ、この変化
にて既設管の探知を行なうことができるようになってい
る。

この場合には旧管は陶管のような非金属で、既設管はｍ
管のような金属に限定される。

一方、後者にあっては送信部から電波を放射し、その反
射波の有無を受信部でとらえ、それを画像化して既設管
の探知を行なうことができるようになっている。この場
合には前記のように管の材質が限定されることはない。

（８）は地上に設置された巻取機（７）に巻取られるワ
イヤで、該ワイヤ（８）は旧管（１）を通って探知器（
４）に接続されており、巻取機（７）にてワイヤ（８）
を巻取ることにより探知器（４）を索引できるようにな
っている。

に沿って旧管（１）を通り探知器（４）に接続されてお
り、ワイヤ（８）が巻取機（７）に巻取られるに伴って
コード巻取機（９）にコード（８）を巻取るようになっ
ている。前記コード巻取機（９）には探知表示計（１０
）をｖｃ続し、探知器（４）にて探知した既設管（５）
（５）の状況をコード（８）を介して表示するようにな
っている。

（１１）はコード巻取機（９）に取付けたエンコーダで
、該エンコーダ（１１）はコード（８）に常時接触し、
コード（８）の移動量すなわち探知器（４）の移動量を
検出するようになっており、検出された移動量は距離表
示計（１２）に表示されるようになっている。

本発明は前記の如き構成で次に作用について説明すると
、前後にピッ）　（２）（３）を設けて旧管（１）の両
端を各ピット（２）（３）に開口させる。

地面に設置された巻取機（７）からワイヤ（６）を旧管
（１）を通過させて、後ピット（３）まで延ばす。

後ピット（３）では探知器（４）にワイヤ（８）及びコ
ード（８）の端部を接続し、その状態で探知器（４）を
旧７（１）内に挿入する。

前記準備が完了し、た後、探知表示計（１０）を作動さ
せ、距離表示計（１２）をｒＱＪの値にセットする。

前記状態から巻取機（７）及びコード巻取機（９）にて
ワイヤ（６）及びコード（８）を徐々に巻取り、探知器
（４）を旧管（１）に沿って前進させる。探知器（４）
の前進により旧管（１）近接位置の状況すなわち既設管
（５）（５）の有無が探知表示計（１０）に表示され、
更に後ビット（３）から探知器（４）までの前進量が距
離表示計（１２）に表示される。

探知器（４）の前進途中において、既設管（５）の存在
を探知表示計（１０）で探知した場合には、そ把握する
。前記作業を１回若しくは数回繰り返して、旧管（１）
近接位置の状況を把握した後、新旧管の置換作業を行な
う。

すなわち、近接位置に既設管（５）（５）が存在しない
場合には、旧管（１）を破砕拡張しながら新管を挿入し
ていく工法で新旧管の置換作業を行なっていく。

近接位置に既設管（５）（５）が存在する場合には。

既設管（５）（５）に保護部材（例えば保護管）を埋設
した後前記工法を行なうか若しくは開削工法等の別の工
法で新旧管の置換作業を行なう。

（ｇ）発明の効果 以上の如く本発明は、旧管内に探知器を挿入し、旧管に
沿って探知器を移動させるようにするとともに探知器の
移動量を検出するようにしたので、地上に建物等が有る
場合や旧管が深い位置に埋設されている場合であっても
旧管全長に渡って迅速且つ確実に探知作業を行なうこと
ができ、また既設管の位置を正確に把握することができ
るものである。

【図面の簡単な説明】

本発明の全体図である。 （１）は旧管、（４）は探知器、（５）は既設管、（６
）はワイヤ、（８）はコード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 新管に置換される埋設された旧管内に、旧管に近接する
   既設管を検出する探知器を挿入し、前記探知器を旧管に
   沿って移動させるとともに探知器の移動位置を検出し、
   旧管に近接する既設管の有無及び既設管の位置を探知す
   る埋設物探知方法。