JPH01280069A - 超吸水性繊維 - Google Patents

超吸水性繊維

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JPH01280069A
JPH01280069A JP10565088A JP10565088A JPH01280069A JP H01280069 A JPH01280069 A JP H01280069A JP 10565088 A JP10565088 A JP 10565088A JP 10565088 A JP10565088 A JP 10565088A JP H01280069 A JPH01280069 A JP H01280069A
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cellulose
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Shozo Ota
昌三 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業−にの利用分野) 本発明は衛生材料や農業用途や土木用途といった分野で
用いられる水に不溶性の超吸水性繊維に関する。さらに
詳しくは他の繊維と均一に混合しうるカルボキシメチル
化セルロース系繊維に関する。
(従来の技術) 従来、超吸水性繊維として、ポリアクリロニトリル繊維
のけん化物(特開昭58−31113)や、再生、セル
ロース中に吸水物質を分散したちの(特開昭49−81
418、特開昭58−9418)またはセルロースを、
カルボキシメチル化したもの(特開昭52−5393、
特公昭6〇−15641、特開昭60−2707、特開
昭6O−60101)等が提案されている。しかしなが
ら、ポリアクリロニトリル繊維のけん化物は、その膨潤
速度が遅い為に吸水速度が遅いという欠点を何している
。また再生セルロース中に吸水物質を分散したものは、
吸水htが小さいという欠点をイfしている。セルロー
ス繊維をカルボキシメチル化したものは、そのエーテル
化度が人き(なると、繊維の強力が低下し、織物、編物
、不織布といった繊維成形品として用いることが困難で
ある。カルボキシメチル化セルロース繊維を繊維成形品
として用いる為にセルロース長繊維不織布のカルボキシ
メチル化(特開昭56−15458)あるいは、成形品
とした後カルボキシメチル化処理したもの(4,’+公
昭56−43427)が提案されているが、いづれもカ
ルボキシメチル化処理後の形態が限定され、超吸水繊維
を任意の繊維製品の形態にしうるものではない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、かかる従来技術の欠点すなわち、吸水速度が
速(、吸水:ikが大きく、吸収水の保i、Nr性にす
ぐれかつ次−に程で他の繊維との混合や任意の繊維成形
品とすることが可能な超吸水材料を提供することが目的
である。
(課題を解決する為のL段) 本発明は、エーテル化度が0.2以、1−1繊維の摩擦
係数が0.1〜0.5であることを特徴とする水膨潤性
カルボキシメチル化セルロース繊維に関するものである
本発明でいうセルロース系繊維とは、レーヨン、ポリノ
ジック、銅アンモニア繊維等の再生セルロース繊維及び
天然セルロース繊維を示すが、本発明において示される
様なカルボキシメチル化度ト、繊維強力のバランスを得
る為には重合度450〜700のセルロースを含んだビ
スコースを紡糸し、弱酸浴中で凝固し、延伸、再生処理
したポリノジックセルロース繊維が好圭しい。
通常レーヨン、すなわち、重合度250〜320のセル
ロースを7〜10%含んだビスコースを紡糸し、強酸浴
中で凝固再生、結晶化した後延伸して得られる、再生セ
ルロース繊維をカルホキ/メチル化すると、ポリノジ・
ツク繊維よりは繊維強力の低ドの+l+が大きいので、
例えばカード工程といった、繊維製品を形成する為の後
1−程に注、αを要する。
また天然セルロース繊維、例えば綿もポリノジック繊維
より、カルボキシメチル化による強力低ドが大きいので
後工程に注意を認する。
カルボキシメチル化は従来公知の方法で行なえる。すな
わち、セルロース繊維を1゛1°を性ソーダでアルカリ
セルロースにした後、モノクロル酢酸でカルボキシメチ
ル化する方法でよいが、系に溶剤を加えて生成したカル
ボキシル化セルロースの膨潤が抑制される系の方が望ま
しい。この時、カルボキシメチル化置換度(エーテル化
度:以ドl)Sと略)は0.2以ヒ好ましくは0.25
以]−が必要である。0.2以下であると水との親和性
が小さ(、膨潤が充分に行われずに吸水速度の速い吸収
体が得られない。
素早く水で膨潤ゲル化する為には、DSo、2以りで大
きくすればするほどこの傾向が大きくなるが、DSo、
2以1・では、カルボキシメチル化セルロース繊維が部
分的あるいは完全に溶解する。
従って本発明においても必要に応じて、不溶化処理を行
なう7茨がある。不溶化処理としては、カルボキシメチ
ル化処理前に、ホルマリン等でセルロースに架橋構造を
形成する方法、カルボキシメチル化処理と同時、あるい
は処理後にエピクロルヒドリンや、ジグリンジルエーテ
ルといった架橋剤で架橋構造を形成する方法、あるいは
カルボキシメチル化処理後熱処理して、不溶化する方法
などいづれの方法によっても良い。
繊維強度は1.8g/d以1・、好ましくは2.0g/
d以1−であることが望ましい。1.8g/d以下では
他の繊維との混用中などに損傷が大きいので各1程中で
汀、C(が7隻である。
1〕記不溶化処理によって超吸水繊糾が得られるが、開
繊性および紡績性を改良するために油剤処理を行なう。
この油剤処理は溶剤又は水を少量含む溶剤で行なって繊
維を膨潤させないことが重要である。方法としては吸尽
法、バンドドライ法、スプレー法いづれもよいが吸尽法
が好ましい。
本発明では繊維/繊維間静庁捺係数(J l5L−10
74レーダー法)を0.1〜0.5、好ましくは062
〜0.4にすることが重要であり、油剤付着1にとして
は0.01〜2重量%が好ましく、0.1〜1屯量%が
特に好ましい。静摩擦係数が0.1未満では紡績−[−
程中におけるドラフトが困難となり製糸にでのトラブル
発生のThe<因を生じる。一方、0.5を越えると開
繊性が悪化する欠点を生じる。また、油剤付着量が多過
ぎると製糸性が悪化する欠点を生じる。
また、油剤としては、繊維を膨潤しない溶媒に溶解又は
分散に用いることが大切である。繊維を膨潤する溶媒例
えば水に溶解又は分散してh11剤を付15.シた場合
、繊維が水を吸収し、ゲル化し、乾燥後繊維の膠着が生
じ油剤を付−1)°シても好ましい摩擦係数が得られな
い。従って、繊維を膨潤しない溶媒例えばメタノール、
エタノール等のアルコール)・あるいはアセトンなどの
ケトン類、ヘキサン等、好ましくはメタノール、エタノ
ールに溶解又は分散して用いるのが望ましい。
以ド実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例における吸水倍率、エーテル化度および引張強度
は次の様にして求めた。
(吸水倍率) 試料的0.5gを精秤(Wo)し、ポリプロピレン製不
織4−1の袋に入れ0.9%食塩塩水50〇−中に30
分間浸iL’!する。30分間空中に吊るして水切り後
、秤:、(する(Wl)吸水倍ヰくを次式によって求め
る。
A:不織布袋のみの吸水後型11 (吸水保持倍率) 吸水倍ヰ(測定後サンプルをろ紙(TOYO5A110
mmφ)2枚ではさみ、500gの荷重をかけて30分
間静置した後)1・+、(する(W2) 、l吸水保持
倍率を次式によって求める。
B:不織布袋のみを吸水し、加圧脱水した後の屯)ル (吸収水の保持性) 前記吸水倍率を(X)、吸水保持倍率(Y)とすると吸
収水の保持性 R(%) = −X 100 (エーテル化度) カルボキンメチル化セルロース試料を完全s 型とした
後、酸塩基滴定法によりそのカルボ°キフル基を求めて
算出した。
(引張強度) JIS−L−1015定速緊張法による。
(繊維・繊維間摩擦係数) J l5−L−1074レーダー法 (実施例) ポリノジック繊維の製造 本発明において、優れた効果を示すポリノジックセルロ
ース繊維は、次の様にして得た。すなわち、相対粘度5
.1の木材パルプを58°Cの235g/Q笥性ソーダ
水溶液に浸漬し、2.6倍(対パルプ重iIt )に圧
搾し、粉砕後、56%(対セルロース=1 +;i )
の二硫化炭素を添加し、28°Cで100分間硫化した
。このセルロースザンテートを3.0g/Qの希苛性ソ
ーダ水溶液中に溶解した。これをろ過、熟成、脱泡、ろ
過してセルロース濃度4.8%、アルカリ濃度2.7%
、7価75、落球粘度220秒/20cImのビスコー
スを得た。これを孔径0.07m■、孔数3000の[
1金より、硫酸18.5g/Q、硫酸亜鉛0.6g/Q
、硫酸ソーダ55g/(2を含有するl!++L度 2
8°Cの紡糸欲中に紡出し、次いで7.5g/Q、27
℃の硫酸欲中でドラフト率70%で延伸した。さらに、
1.8g/Q、90°Cの硫酸浴中で処理し、精練、カ
ット、乾燥を行なって1.5dX38mmのポリノジッ
ク・ステープルを得た。この繊維を比較例1として1:
・ト価した。
実施例1 前記の方法で得られた1、5dX38+=■のポリノジ
ックステープルファイバーを次の反領でカルボキシメチ
ル化した。
L記名中にファイバー70gを投入後65°C×3 H
rs処理した後、メタノールで洗浄しその後、^11剤
としてプリオン337(竹本油脂製)の0゜25 m 
id%メタノール溶液を吸液fit 200%になるよ
う吸収させ、乾燥した。油剤付着I11は0.5市1,
1%であった。
その後100℃で10分間熱処理した。
実施例2〜3および比較例3 実施例1の浴組成を種々変更し、エーテル化度の異なる
カルボキシメチル化処理を行なった以外は実施例1のと
おりとした。
実施例4 カルボキシメチル化される繊維として、1.5d X 
38+smのレーヨンステーブル繊維を用いた以外は、
実施例1と同じにした。
実施例5 カルボキシメチル化処理浴組成を変更し、エーテル化度
の児なるカルボキシメチル化処理を行なった以外は実施
例4と同じとした。
比較例4 実施例1で得られたカルボキシメチル化ファイバーをオ
イリング前に乾燥し比較例4とした。
比較例5 比較例4のカルボキシメチル化ポリノジック繊維をデ゛
リオン337.0.25屯量%水溶液をスプレーし水系
オイリング処理した。
実施例1〜5および比較例1〜5で得られた繊維の特性
を表1に示した。
これらの結果から ■ エーテル化度(カルボキシメチル化度)0.2以ド
では吸水倍率は満足すべき数値に近(なっても、吸収水
の保持性が不十分で実際の吸収体として用いるには不適
である。
■ エーテル化によりファイバーの摩擦係数が人11]
に低ドし実用レベルの開繊性を維持することができない
■ l−記開繊性を改iI?するためオイルを付与して
も、水基材rj、では繊維表面が粘着性をおびて塊状と
なり繊維としての取扱かいが不能になる。
■ オイリングを溶剤等で付与するとLl標とする摩擦
係数0.1〜0.5にすることが可能となり開繊性の問
題を解決しうる。
以  −ト一  余  白 (発明の効果) 本発明により、吸水倍率が20倍以1−でかつ、後工程
を通過しうるwt維強力をもった超吸水性繊維が得られ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エーテル化度が0.2以上、繊維の摩擦係数が0.1〜
    0.5であることを特徴とする水膨潤性のカルボキシメ
    チル化セルロース系繊維からなる超吸水性繊維。
JP63105650A 1988-04-28 1988-04-28 超吸水性繊維 Expired - Lifetime JP2730049B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4975897A (ja) * 1972-11-30 1974-07-22
JPS525393A (en) * 1975-06-25 1977-01-17 Ajinomoto Kk Production of carboxy alkylation substance
JPS602707A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 Unitika Ltd 柔軟性に優れた吸湿性再生セルロ−ス系フイラメント糸及びその製造法

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