JPH0127907Y2 - - Google Patents

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JPH0127907Y2
JPH0127907Y2 JP2260585U JP2260585U JPH0127907Y2 JP H0127907 Y2 JPH0127907 Y2 JP H0127907Y2 JP 2260585 U JP2260585 U JP 2260585U JP 2260585 U JP2260585 U JP 2260585U JP H0127907 Y2 JPH0127907 Y2 JP H0127907Y2
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container
water
cap
cartridge
water purifier
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  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はそれぞれの目的に応じたカートリツジ
を装着することにより、バツテリー補給水やスチ
ームアイロンの使用水や加湿器用の補給水として
使用できる脱塩水を得たり、あるいはアルコール
飲料の水割用水や直接飲用するための脱塩素水を
得たりする目的に用いる浄水器に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 従来から比較的少量の脱塩水を得る浄水器とし
て、第3図に示したようなものがある。
すなわち断面円形で、中央から下方にかけて若
干その径を小さくしたほぼ円筒状の濾過剤筒イ内
にH形強酸性カチオン交換樹脂とOH形強塩基性
アニオン交換樹脂の混合樹脂ロを充填し、当該濾
過剤筒イの上部開口部に、ポリエチレンのような
柔軟性のある材質で形成した蛇腹式の容器ハの開
口部を合致せしめ、これを連結具ニで螺合して連
結したものである。なおホおよびヘは水は通過す
るが混合樹脂ロは通過しないフイルターであり、
トは脱塩水の流出口である。
このような従来の浄水器において脱塩水を得る
場合は、容器ハを濾過剤筒イから外し、当該容器
ハの内部に原水、たとえば水道水などを満たし、
容器ハの原水が流出しないように容器ハの開口部
を上向きにしながら、当該開口部に濾過剤筒イを
連結し、次いで濾過剤筒イが下部になるように
(第3図のように)して容器ハの上部を指頭で押
圧し、蛇腹を収縮させて原水を濾過剤筒イに充填
した混合樹脂ロに通過せしめ、脱塩水を流出口ト
より流出するものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが従来の浄水器においては指頭で容器ハ
の蛇腹を押圧し、この押圧力で原水を流出口トよ
り流出させるが、容器ハの蛇腹が収縮限界に達す
るにしたがい、流出口トより流出する脱塩水の流
量が低下する。
したがつてこの場合、指頭での押圧を中断し、
容器ハの蛇腹が有する復元力を利用して、流出口
トより空気を吸い込み、容器ハの蛇腹を元の状態
に復元させるのであるが、空気は流出口トから流
入してフイルターヘ、混合樹脂ロの充填層、フイ
ルターホのそれぞれを通過して容器ハ内に達する
ので、この間の抵抗が大きく容易に空気が容器ハ
内に吸引することができない。換言すると容器ハ
の復元が容易に行われないという欠点を有する。
また従来の浄水器において脱塩水を得る場合、
比較的強い押圧力を有し、脱塩水を多量に必要と
する場合、操作者が疲労するという欠点もある。
さらに従来の浄水器の容器は蛇腹式なので、これ
を直立して載置することが不便であり、たとえば
従来の浄水器の濾過剤筒イ内に粒状活性炭を充填
するとともに容器ハ内に水道水を満たし、当該浄
水器を冷蔵庫などに入れて、冷たい脱塩素水を適
宜に得ようとする場合、冷蔵庫内に収納しにくい
などの欠点もある。
本考案は従来の浄水器の欠点を解消し、比較的
簡単な構造でそれぞれの目的に応じたカートリツ
ジを装着することにより、容易に脱塩水や軟水や
脱塩素水を得ることができ、かつ冷蔵庫などに収
納しやすい浄水器を提供することを目的とするも
のである。
〈問題点を解決する手段〉 本考案は可撓性の容器と、当該容器の上部開口
部に着脱自在に装着し得るキヤツプとからなり、
当該キヤツプはその内部に濾過材を充填したカー
トリツジをその上端部がキヤツプの内部上壁に接
触しないように着脱自在に内設したものであり、
さらにキヤツプの内部上壁とカートリツジの上端
部とで形成される間隙部に連通して注ぎ口を有
し、かつ当該間隙部と容器の上方空間部とを逆止
弁を有する空気抜き路で連通したものであること
を特徴とする浄水器に関するものである。
以下に本考案を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本考案の実施態様の一例を示す縦断面
図であり、1はポリエチレン等の可撓性の合成樹
脂等で形成した容器である。当該容器1の開口部
にキヤツプ2を図に示したごとく螺合するなどし
て着脱自在に装着する。
当該キヤツプ2は上蓋3とカートリツジ4とで
構成され、上蓋3の内面に突起5を設けるととも
にカートリツジ4の外面に前記突起5に合致する
窪み6を設け、当該突起5と窪み6を合致させる
ことにより、上蓋3内にカートリツジ4とを着脱
自在に内設する。なお上蓋3にカートリツジ4を
内設する際に上蓋3の内部上壁にカートリツジ4
の上端部が接触しないようにして上蓋3の内部上
壁とカートリツジ4の上端部とで間隙部7と形成
し、また当該間隙部7に連通する注ぎ口8を上蓋
3の上方に設ける。
またカートリツジ4は上端部および下端部にフ
イルター9を設け、当該フイルター9間に濾過材
としてたとえば粒状活性炭10を充填する。なお
フイルター9は粒状活性炭10は通過させない
が、水は通過させる。たとえばステンレス製の金
網等で構成する。また、前記間隙部7と容器1の
上方空間部とを連通する空気抜き路として、粒状
活性炭10の層を貫通して連通管11を設け、さ
らに当該連通管11の下部に逆止弁12を付設す
る。なお当該連通管11は前記間隙部7と容器1
の上部空間部とを連通する目的で設けるもので本
実施態様の他に、たとえばカートリツジ4の外面
に縦溝を設けるなどして、当該縦溝を空気抜き路
としてもよい。
また前記逆止弁12は第2図イに示したごと
く、連通管11の下部にポリエチレン、ゴムなど
の可撓性の弁板13の一端部をボルト14で固定
したもので、容器1内が負圧となつた際に注ぎ口
8、間隙部7、連通管11を介して空気が容器内
に流入するが、容器1内が加圧されても容器1内
の空気あるいは水が連通管11を通して流れない
ものとする。なお第2図イに示した逆止弁12の
他に第2図ロに示したようなボール弁15からな
る逆止弁としても差し支えない。
第1図に示した実施態様においては、キヤツプ
2は上蓋3とカートリツジ4とで構成され、特に
容器1の開口部にキヤツプ2を着脱自在に装着す
るについて、カートリツジ4の下方部を容器1に
螺合しているが、これに限定されることなく、上
蓋3の深さをもつと深くして当該上蓋3の内部に
完全にカートリツジ4を内設せしめ、上蓋3と容
器1の開口部とを直接螺合しても差し支えない。
〈作用〉 本考案の浄水器で脱塩素水を得る場合は、キヤ
ツプ2を容器1から取りはずし、容器1内に水道
水を入れた後キヤツプ2を容器1に螺合し、浄水
器を手で持つて傾斜させ、指頭で軽く容器1を押
圧する。
当該操作により容器1内の水道水はフイルター
9、粒状活性炭層10、フイルター9を通過し、
この間に水道水中の塩素が除去され、脱塩素水が
間隙部7を介して注ぎ口8から流出する。したが
つて注ぎ口8から流出する脱塩素水をたとえばコ
ツプ(図示せず)などに受けて飲用すればよい。
また浄水器を傾斜したままあるいは直立して容器
1に対する指頭の押圧を緩めると、可撓性の容器
であるため容器1が復元しようとして容器1内が
負圧となるが、このような状態となると、直ちに
空気が注ぎ口8、間隙部7、連通管11、逆止弁
12を介して容器1内に流入し、容器1の復元が
即座に行われる。したがつて復元が完了した後、
再び指頭で容器1を押圧すれば必要な脱塩素水が
容易に得られる。また本考案の浄水器は自立型な
ので、容器1内に水道水を入れ、キヤツプ2を装
着した状態で冷蔵庫内に収納しておけば、必要時
に冷たくて、おいしい脱塩素水を得ることができ
る。
〈効果〉 以上説明したごとく本考案の浄水器は可撓性容
器の上部に濾過材を充填したカートリツジを内設
したキヤツプを着脱自在に装着し、かつ容器内の
空気を濾過材の層を通すことなく、別に設けた逆
止弁付連通管で抜く構造であるため、指頭にて押
圧することにより容易に浄水を得ることができ、
かつ指頭の押圧を緩めると直ちに空気が前記連通
管から吸引されるので、容器の復元が容易であ
り、必要にして充分な浄水が短時間で得られる。
また自立型であるため、冷蔵庫などに収納が容
易であり、またH形強酸性カチオン交換樹脂と
OH形強塩基性アニオン交換樹脂との混合樹脂を
充填したカートリツジを用いれば同じように脱塩
水が得られ、さらにNa形強酸性カチオン交換樹
脂を充填したカートリツジを用いれば、同じよう
に軟水を得ることができ、本考案はそれぞれの目
的に応じたカートリツジを装着することにより
種々の用途に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の縦断面図であり、第2図イお
よびロは本考案に用いる逆止弁の拡大図であり、
第3図は従来の浄水器の縦断面図である。 1……容器、2……キヤツプ、3……上蓋、4
……カートリツジ、5……突起、6……窪み、7
……間隙部、8……注ぎ口、9……フイルター、
10……粒状活性炭、11……連通管、12……
逆止弁、13……弁板、14……ボルト、15…
…ボール弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性の容器と、当該容器の上部開口部に着脱
    自在に装着し得るキヤツプとからなり、当該キヤ
    ツプはその内部に濾過材を充填したカートリツジ
    をその上端部がキヤツプの内部上壁に接触しない
    ように着脱自在に内設したものであり、さらにキ
    ヤツプの内部上壁とカートリツジの上端部とで形
    成される間隙部に連通して注ぎ口を有し、かつ当
    該間隙部と容器の上方空間部とを逆止弁を有する
    空気抜き路で連通したものであることを特徴とす
    る浄水器。
JP2260585U 1985-02-21 1985-02-21 Expired JPH0127907Y2 (ja)

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JP2260585U JPH0127907Y2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21

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JP2260585U JPH0127907Y2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21

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JPS61139791U JPS61139791U (ja) 1986-08-29
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JP2020110735A (ja) * 2017-05-10 2020-07-27 ベーシック株式会社 携帯型浄水器

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JPS61139791U (ja) 1986-08-29

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