JPH01278223A - Sf↓6ガス封入電気機器用内部異常診断装置 - Google Patents
Sf↓6ガス封入電気機器用内部異常診断装置Info
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- JPH01278223A JPH01278223A JP63102783A JP10278388A JPH01278223A JP H01278223 A JPH01278223 A JP H01278223A JP 63102783 A JP63102783 A JP 63102783A JP 10278388 A JP10278388 A JP 10278388A JP H01278223 A JPH01278223 A JP H01278223A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、SF6ガス封入電気機器の内部異常ゆ存在
を、SF8分解ガスの検出によって診断するSFsガス
封入電気機器用内部異常診断装置に関するものである。
を、SF8分解ガスの検出によって診断するSFsガス
封入電気機器用内部異常診断装置に関するものである。
第5図は例えば実開昭61−115962号公報に示さ
れた従来のSF6ガス封入覗気機器用内部異′常診断装
置の設置構造を示す部分断面図である。
れた従来のSF6ガス封入覗気機器用内部異′常診断装
置の設置構造を示す部分断面図である。
この図において、(1)はSF6ガスが封入された電気
機器の本体容器、(2)はこの電気機器本体容器(1)
内に封入されたSF8ガス、(3)はSFaガス(2)
が分解しく3)を電気機器本体容器(1)内に固定する
ための7うある。
機器の本体容器、(2)はこの電気機器本体容器(1)
内に封入されたSF8ガス、(3)はSFaガス(2)
が分解しく3)を電気機器本体容器(1)内に固定する
ための7うある。
史
/来のSF6ガス封入電気機器用内部異常診断装知
置は上述したように構成され、SF6分解分解ガス検子
素子)が設置されたSFsガス封入電気機器の本体容器
(1)の内部で放電等の異常が発生すると、SFaガス
(2)が分解してSF4等の活性なSF8分解ガスが生
成される。これらのSF’a分解ガスは、SF6ガス(
2)中釦微隈に存在する水と反応してIF 、 5oi
l 、 802は、これらのSF8分解ガスを検出し、
これによって電気機器内部の異常を知ることができる。
素子)が設置されたSFsガス封入電気機器の本体容器
(1)の内部で放電等の異常が発生すると、SFaガス
(2)が分解してSF4等の活性なSF8分解ガスが生
成される。これらのSF’a分解ガスは、SF6ガス(
2)中釦微隈に存在する水と反応してIF 、 5oi
l 、 802は、これらのSF8分解ガスを検出し、
これによって電気機器内部の異常を知ることができる。
従来のSF6ガス封入電気機器は、−40℃〜80℃の
多様な環境下での使用が考えられている。
多様な環境下での使用が考えられている。
しかし、従来のSF6分解ガス検出素子は、以上のよう
に@度制御機能を有していないために、雰囲気温度の影
響から、出力変動を示したり、応答束度、感度の特性が
変化するという問題点があった。
に@度制御機能を有していないために、雰囲気温度の影
響から、出力変動を示したり、応答束度、感度の特性が
変化するという問題点があった。
また、一般にガス検出素子は、数百℃程度に加熱した場
合に応答速度、感度の特性が向上することが知られてお
り、加えて高温ではガスの対流や拡散も活発になって応
答速度が向上する。しかし、5FIIガス封入電気機器
内では、150℃以上になると封入されたSF6ガス(
2)が熱分解するため、 SFsガス(2)が分解しな
い範囲のなるべく高温で正確にガス検出素子の温度制御
をするのが望ましい。
合に応答速度、感度の特性が向上することが知られてお
り、加えて高温ではガスの対流や拡散も活発になって応
答速度が向上する。しかし、5FIIガス封入電気機器
内では、150℃以上になると封入されたSF6ガス(
2)が熱分解するため、 SFsガス(2)が分解しな
い範囲のなるべく高温で正確にガス検出素子の温度制御
をするのが望ましい。
一方、上述したように、ガス検出素子を加熱温度制御す
るには、ガス検出素子忙加熱手段例えばヒーターを付加
したり、また、加熱だけでなく冷却も行うことができる
電子温度制御素子を付加することが考えられる。
るには、ガス検出素子忙加熱手段例えばヒーターを付加
したり、また、加熱だけでなく冷却も行うことができる
電子温度制御素子を付加することが考えられる。
この電子温度制御素子は、その入力の極性を質換すると
とKよって冷却状態にも加熱状態にもすることができる
。
とKよって冷却状態にも加熱状態にもすることができる
。
さらに、SF8分解ガスを高感度で測定1−るために、
SF8分解ガスのいずれかの成分を凝縮させて測定する
ことが行れている。このような測定に電子温度制御素子
を使用する場合、素子の加熱される面と冷却される面と
の間に、入力!!流に対応する温度差を発生させて測定
を行っている。
SF8分解ガスのいずれかの成分を凝縮させて測定する
ことが行れている。このような測定に電子温度制御素子
を使用する場合、素子の加熱される面と冷却される面と
の間に、入力!!流に対応する温度差を発生させて測定
を行っている。
上述したような内部異常診断装置では、周囲温度が一定
でない条件下でSF8分解ガス成分、不純物ガス成分、
BFeガスあるいは他のガス成分のいずれかを必ず凝結
させるため忙電子温度制御素子への入力電流を大きく変
化させなければならない。
でない条件下でSF8分解ガス成分、不純物ガス成分、
BFeガスあるいは他のガス成分のいずれかを必ず凝結
させるため忙電子温度制御素子への入力電流を大きく変
化させなければならない。
一方、これらのガス成分が凝縮していない状態では、
5FII分解ガスを高感度で測定できないという問題点
があった。
5FII分解ガスを高感度で測定できないという問題点
があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、低濃度のSFg分解ガスを感度よく検出する
ことができるSFsガス封入電気機器用内部異常診断装
置を得ることを目的とする。
たもので、低濃度のSFg分解ガスを感度よく検出する
ことができるSFsガス封入電気機器用内部異常診断装
置を得ることを目的とする。
この発明に係るSF6ガス封入電気機器用内部異常診断
装置は、SF6分解ガス検知素子収納容器内の温度を変
更制御するための温度制御手段と、SF6分解ガス検知
素子の近傍K SF8分解ガス等が凝縮していることを
検出するための凝縮検知手段とを設けたものである。
装置は、SF6分解ガス検知素子収納容器内の温度を変
更制御するための温度制御手段と、SF6分解ガス検知
素子の近傍K SF8分解ガス等が凝縮していることを
検出するための凝縮検知手段とを設けたものである。
この発明においては、SFs分解ガス等が温度制御手段
によって凝縮され、その結果、濃縮された状態でSF6
分解ガス等がSF6分解ガス検知素子と接触するので、
低濃度のSFs分解ガスであっても感度よ(検出するこ
とができる。
によって凝縮され、その結果、濃縮された状態でSF6
分解ガス等がSF6分解ガス検知素子と接触するので、
低濃度のSFs分解ガスであっても感度よ(検出するこ
とができる。
第1A図はこの発明の一実施例による内部異常診断装置
に使用するSF6分解ガス検知素子を示す平面図、第1
B図は第1人図のB−B@に沿った断面図である。これ
らの図において、底板(6)上にSF6分解ガス検知素
子(3A)が配會されている。
に使用するSF6分解ガス検知素子を示す平面図、第1
B図は第1人図のB−B@に沿った断面図である。これ
らの図において、底板(6)上にSF6分解ガス検知素
子(3A)が配會されている。
このSF6分解ガス検知素子(3A)は、 AlzQs
焼結体等で作られた基板(7)と、この基板(7)表面
の両側部に設けられ1例えば金電極のような一対の電極
(8)と、これらの電極(8)と外部回路(図示しない
)とを接続するための導i1i! (9)と、一対の電
極(8)の中央部及びこれらの間の基板(7)の表面を
覆って一対の電極(8)同士を接続するように基板(7
)上に設ゆられたSF6分解ガス感応[(10)とから
なる。このSF6分解ガス感応[(10)は、例えば銀
等の金属薄HAを真空蒸着法、スパッタ法等により形成
したものである。、基[(7)上のSF6分解ガス検知
索子(3A)の近傍には、凝縮したガスを検知するため
の凝縮検知手段例えば光ファイバ(11)が設けられ、
この光ファイバ(11)は中央部(lla)で切断され
ている。光ファイバ(11)としては、例えば凝縮物質
が水のときは5iOz光フアイバが、凝縮物質がSF8
のときはTlBr光ファイバがそれぞれ好適に使用でき
る。また、発光源としてはタングステンランプが、受光
素子にはpbs受光素子が好適に使用できる。
焼結体等で作られた基板(7)と、この基板(7)表面
の両側部に設けられ1例えば金電極のような一対の電極
(8)と、これらの電極(8)と外部回路(図示しない
)とを接続するための導i1i! (9)と、一対の電
極(8)の中央部及びこれらの間の基板(7)の表面を
覆って一対の電極(8)同士を接続するように基板(7
)上に設ゆられたSF6分解ガス感応[(10)とから
なる。このSF6分解ガス感応[(10)は、例えば銀
等の金属薄HAを真空蒸着法、スパッタ法等により形成
したものである。、基[(7)上のSF6分解ガス検知
索子(3A)の近傍には、凝縮したガスを検知するため
の凝縮検知手段例えば光ファイバ(11)が設けられ、
この光ファイバ(11)は中央部(lla)で切断され
ている。光ファイバ(11)としては、例えば凝縮物質
が水のときは5iOz光フアイバが、凝縮物質がSF8
のときはTlBr光ファイバがそれぞれ好適に使用でき
る。また、発光源としてはタングステンランプが、受光
素子にはpbs受光素子が好適に使用できる。
SF6分解ガス検知素子(3A)は、第2図に示すよう
に、上部に小孔(12)が設けられたSF6分解ガス検
知素子収納容器(13)内に収容されている。
に、上部に小孔(12)が設けられたSF6分解ガス検
知素子収納容器(13)内に収容されている。
このSF6分解ガス検知素子収納容器(13)の内部は
、第3図および第4図に示すようK、高電圧導体(14
)が配置されSF6ガス(2)が封入された電気機器(
15)に配管(16)、開閉弁(17)を介して連通す
るように設置されている。
、第3図および第4図に示すようK、高電圧導体(14
)が配置されSF6ガス(2)が封入された電気機器(
15)に配管(16)、開閉弁(17)を介して連通す
るように設置されている。
第4図に示すように、SF6分解ガス検知素子収納部(
18)には、その壁部(19)内面K SF6分解ガス
検知素子収納容器(13)が設けられており、その底板
(6)の裏面にはSFs分解ガス検知素子収納容器(1
3)内を冷却または加熱するための温度調節手段例えば
電子冷却素子(20)が取付けられている。電子冷却素
子(20)Kは通電用の導線(21)が接続されている
。この発明の一実施例による内部異常診断装置は、SF
6分解ガス検知素子(3A)と、SFs分解ガス検出素
子収納容器(13)と、電子冷却素子(20)と、光フ
ァイバ(11)とから構成される。
18)には、その壁部(19)内面K SF6分解ガス
検知素子収納容器(13)が設けられており、その底板
(6)の裏面にはSFs分解ガス検知素子収納容器(1
3)内を冷却または加熱するための温度調節手段例えば
電子冷却素子(20)が取付けられている。電子冷却素
子(20)Kは通電用の導線(21)が接続されている
。この発明の一実施例による内部異常診断装置は、SF
6分解ガス検知素子(3A)と、SFs分解ガス検出素
子収納容器(13)と、電子冷却素子(20)と、光フ
ァイバ(11)とから構成される。
上述したように構成された内部異常診断装置にお〜1て
は、SFgガス封入電気機器(15)の内部で部分放電
あるいは局部過熱等の異常が発生すると、srsガス(
2)の一部が分解されSF4 、 SOF2.SOz、
HF等のガスが生成する。このSF6分解ガスを含んだ
SFgガス(2)は、小孔(12)よりSFg分解ガス
検知素子収納容器(13)内に入る。なお、開閉弁(1
7)は通常開の状態とし、SF6分解ガス検知素子(3
A)の更新1点検等取付け、取外しの際に閉とする。
は、SFgガス封入電気機器(15)の内部で部分放電
あるいは局部過熱等の異常が発生すると、srsガス(
2)の一部が分解されSF4 、 SOF2.SOz、
HF等のガスが生成する。このSF6分解ガスを含んだ
SFgガス(2)は、小孔(12)よりSFg分解ガス
検知素子収納容器(13)内に入る。なお、開閉弁(1
7)は通常開の状態とし、SF6分解ガス検知素子(3
A)の更新1点検等取付け、取外しの際に閉とする。
SF6分解ガス検知素子収納容器(13)内に収容され
たSFs分解ガス検知素子(3A)の表面は、電子冷却
素子(20)に通電されることにより冷却される。従っ
て、SF6分解ガスを含んだSFsガス(2)は、SF
6分解ガス検知素子(3A)上近傍で凝縮する。
たSFs分解ガス検知素子(3A)の表面は、電子冷却
素子(20)に通電されることにより冷却される。従っ
て、SF6分解ガスを含んだSFsガス(2)は、SF
6分解ガス検知素子(3A)上近傍で凝縮する。
この時、SF6ガス(2)雰囲気中の水分m度が低い場
合には、SFgガス(2)が凝縮する。
合には、SFgガス(2)が凝縮する。
ガスの凝縮が起っていることは光ファイバ(11)の光
量変化から検知することができる。すなわち、凝縮した
液体状のガスが光ファイバ(11)の中央部(lla)
を覆うため、光ファイバ(11)を通過する光の光量が
変化するので、この光量変化を受光素子(図示しない)
で検知すればよい。凝縮が起っていることを検知したら
、電子冷却素子(20)への通電を停止する。そうする
と、周囲の熱でSF6ガス(2)が相対的に速く気化し
、さらに時間が経過すると濃度が高められたSF8分解
ガスも気化し、容器(13)内のSFs分解ガス濃度は
高められる。
量変化から検知することができる。すなわち、凝縮した
液体状のガスが光ファイバ(11)の中央部(lla)
を覆うため、光ファイバ(11)を通過する光の光量が
変化するので、この光量変化を受光素子(図示しない)
で検知すればよい。凝縮が起っていることを検知したら
、電子冷却素子(20)への通電を停止する。そうする
と、周囲の熱でSF6ガス(2)が相対的に速く気化し
、さらに時間が経過すると濃度が高められたSF8分解
ガスも気化し、容器(13)内のSFs分解ガス濃度は
高められる。
この時、電子冷却素子(20)への通電を停止する代わ
りに極性を変えて通電することによりSF6分解ガス検
知素子(3A)を加熱してもよく、SF6分解ガスの濃
縮を促進することができる。また、1回の冷却−加熱で
は必ずしも充分なSF6分解ガスが得られないこともあ
り得るが、冷却−加熱をくり返し行うことによって、S
Fg分解ガス濃度を高めることができる。従って、凝縮
が起っているかどうかを適確に知ることができれば、S
F6分解ガスの濃縮を迅速かつ正確に行うことができる
。
りに極性を変えて通電することによりSF6分解ガス検
知素子(3A)を加熱してもよく、SF6分解ガスの濃
縮を促進することができる。また、1回の冷却−加熱で
は必ずしも充分なSF6分解ガスが得られないこともあ
り得るが、冷却−加熱をくり返し行うことによって、S
Fg分解ガス濃度を高めることができる。従って、凝縮
が起っているかどうかを適確に知ることができれば、S
F6分解ガスの濃縮を迅速かつ正確に行うことができる
。
高濃度なSF6分解ガスはSFa分解ガス感応膜(10
)である銀と徐々に反応し、その抵抗値が増大する。例
えばSF6分解ガスがフッ化水素(HF)である場合、
次式の反応が進行する。
)である銀と徐々に反応し、その抵抗値が増大する。例
えばSF6分解ガスがフッ化水素(HF)である場合、
次式の反応が進行する。
Af+ 2HF−4A#F2 + 1/2H2HFのよ
うな活性な物質では、微量の水滴に対しても多量の気体
が溶解して強い酸を形成するため、反応は容易に進行す
る。
うな活性な物質では、微量の水滴に対しても多量の気体
が溶解して強い酸を形成するため、反応は容易に進行す
る。
この抵抗値の変化を外部回路(図示しない)で検出する
ことによって、電気機器内の内部異常等を診断すること
ができる。
ことによって、電気機器内の内部異常等を診断すること
ができる。
鵬
なお、上述した実施例では、凝X検知手段として光ファ
イバを用いたが、体積変化、誘電率変化。
イバを用いたが、体積変化、誘電率変化。
鵜
重量変化等の物性変化を利用しても、凝、結′を検知す
ることができる。
ることができる。
この発明は以上説明したとおり、SF6ガスが封入され
た電気機器内に通電するように配置され、SF6分解ガ
ス検知素子を収容するためのSF6分解ガス検知素子収
納容器と、このSFs分解ガス検知素子収納容器内に配
置され、するためのSF6ガスが分解して生成されたS
Fs分解ガスを検知するためのSF6分解ガス検知素子
と、上記SF6分解ガス検知素子収納容器内の温度を変
更制御するための温度制御手段と、上記SF6分解ガス
検知素子の近傍に設けられ、上記SF6分解ガス検知素
子収納容器内で凝縮したガスを検知するための凝縮検知
手段とりSFg分解ガスを凝縮させて濃縮を迅速かつ正
確に行なうことができると共に、SF6分解ガス検出素
子は濃縮された状態のSF6分解ガスと長時間接触する
ことができるため、低濃度のSF6分解ガスであっても
感度の高い測定ができるという効果を賽する。
た電気機器内に通電するように配置され、SF6分解ガ
ス検知素子を収容するためのSF6分解ガス検知素子収
納容器と、このSFs分解ガス検知素子収納容器内に配
置され、するためのSF6ガスが分解して生成されたS
Fs分解ガスを検知するためのSF6分解ガス検知素子
と、上記SF6分解ガス検知素子収納容器内の温度を変
更制御するための温度制御手段と、上記SF6分解ガス
検知素子の近傍に設けられ、上記SF6分解ガス検知素
子収納容器内で凝縮したガスを検知するための凝縮検知
手段とりSFg分解ガスを凝縮させて濃縮を迅速かつ正
確に行なうことができると共に、SF6分解ガス検出素
子は濃縮された状態のSF6分解ガスと長時間接触する
ことができるため、低濃度のSF6分解ガスであっても
感度の高い測定ができるという効果を賽する。
第1A図はこの発明の一実施例による内部異常知
診断装置に使用するSF6分解分解ガス検子素子す平面
図、第1B図は@IA図のB −B線に沿った断面図、
第2図はSF6分、解ガス検知素子収納容器の概略構成
図、第3図はSF6分解ガス封入電気機器に内部異常診
断装置が設けられた状態を示す概略構成図、第4図は内
部異常診断装置の概略構成図、第5図は従来の内部異常
診断装置を示す概略構成図である。 図において、(2)はSF6ガス、(3A)はSF6分
解ガス検知素子、(6)は底板、(7)は基板、(8)
は成極、(lO)はSF8分解ガス感応膜、(11)は
光ファイバ、(12)は小孔、(13)はSFg分解ガ
ス検知素子収納容器、(14)は高電圧導体、(15)
はSF6ガス封入電気機器、(18)はSFg分解ガス
検知素子収納部、(19)は壁面、(20)は電子冷却
素子である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 元IA図 さ8図 11− 光ファイバ 昂2図 兇3謝
図、第1B図は@IA図のB −B線に沿った断面図、
第2図はSF6分、解ガス検知素子収納容器の概略構成
図、第3図はSF6分解ガス封入電気機器に内部異常診
断装置が設けられた状態を示す概略構成図、第4図は内
部異常診断装置の概略構成図、第5図は従来の内部異常
診断装置を示す概略構成図である。 図において、(2)はSF6ガス、(3A)はSF6分
解ガス検知素子、(6)は底板、(7)は基板、(8)
は成極、(lO)はSF8分解ガス感応膜、(11)は
光ファイバ、(12)は小孔、(13)はSFg分解ガ
ス検知素子収納容器、(14)は高電圧導体、(15)
はSF6ガス封入電気機器、(18)はSFg分解ガス
検知素子収納部、(19)は壁面、(20)は電子冷却
素子である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 元IA図 さ8図 11− 光ファイバ 昂2図 兇3謝
Claims (1)
- (1)SF_6ガスが封入された電気機器内に連通する
ように配置され、SF_6分解ガス検知素子を収容する
ためのSF_6分解ガス検知素子収納容器と、このSF
_6分解ガス検知素子収納容器内に配置され、一部のS
F_6ガスが分解して生成されたSF_6分解ガスを検
知するためのSF_6分解ガス検知素子と、上記SF_
6分解ガス検知素子収納容器内の温度を変更制御するた
めの温度制御手段と、 上記SF_6分解ガス検知素子の近傍に設けられ、上記
SF_6分解ガス検知素子収納容器内で凝縮したガスを
検知するための凝縮検知手段とを備えたことを特徴とす
るSF_6ガス封入電気機器用内部異常診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63102783A JPH01278223A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | Sf↓6ガス封入電気機器用内部異常診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63102783A JPH01278223A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | Sf↓6ガス封入電気機器用内部異常診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01278223A true JPH01278223A (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14336736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63102783A Pending JPH01278223A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | Sf↓6ガス封入電気機器用内部異常診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01278223A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016017741A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 富士電機株式会社 | ガス検出装置およびガス検出方法 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP63102783A patent/JPH01278223A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016017741A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 富士電機株式会社 | ガス検出装置およびガス検出方法 |
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