JPH01277753A - 超音波エコーグラフによる物体の走査方法及び装置 - Google Patents

超音波エコーグラフによる物体の走査方法及び装置

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JPH01277753A
JPH01277753A JP63096945A JP9694588A JPH01277753A JP H01277753 A JPH01277753 A JP H01277753A JP 63096945 A JP63096945 A JP 63096945A JP 9694588 A JP9694588 A JP 9694588A JP H01277753 A JPH01277753 A JP H01277753A
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matrix
echograph
echographic
line
signal
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JP63096945A
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Jean Pergrale
ジャン・ペルグラル
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は所定の伝送周波数、期間及び周期で励起される
トランスジューサアレイによって走査すべき物体に超音
波を送信し、走査された物体で遭遇した障害物により前
記トランシジューサアレイに戻るエコーに相当するエコ
ーグラフ信号を受信し、かつ、処理し、前記走査された
物体の断面の各エコーグラフラインに関連するエコーグ
ラフ信号の処理によって、前記信号を増幅し、時間又は
走査深度の関数として減衰効果を補正し、基準像を形成
するために表示を行うようにして超音波エコーグラフに
より物体を走査する方法及びこの方法を実施する装置に
関するものである。
放射線を用いない超音波エコーグラフの利点にもかかわ
らず、現存する装置等の複雑さ、超音波及び医療用エコ
ーグラフの場合に生物組織である走査された物体の相互
作用の複雑さ、及び多数の内存する物理的パラメータに
よって走査された物体を分析するためにこの方法から完
全な利益を得ることが阻害されている。
本発明の目的は上述した欠点を除去し、受信したエコー
グラフ信号を処理して走査された物体の一層容易に使用
し得る像を得る方法を利用する超音波エコーグラフによ
る物体の走査方法及び超音波エコーグラフ装置を提供せ
んとするにある。
本発明は所定の伝送周波数、期間及び周期で励起される
トランスジューサアレイによって走査すべき物体に超音
波を送信し、走査された物体で遭遇した障害物により前
記トランシジューサアレイに戻るエコーに相当するエコ
ーグラフ信号を受信し、かつ、処理し、前記走査された
物体の断面の各エコーグラフラインに関連するエコーグ
ラフ信号の処理によって、前記信号を増幅し、時間又は
走査深度の関数として減衰効果を補正し、基準像を形成
するために表示を行うようにして超音波エコーグラフに
より物体を走査するに当たり、1都の並置エコーグラフ
ラインの各エコーグラフライン又は空間的に隣接するセ
グメントに対し順次実施される次のステップ、即ち(a
)補正されたエコーグラフ信号をアナログ/デジタル変
換し、このデジタル変換信号を第1バッファメモリに記
憶し、(b)エコーグラフ信号を変換し、この際、変換
処理は各エコーグラフラインに対し、2点よりなるn素
子を細分割し、n×p点はn行及びp列を具えるマトリ
ックスXに再配列し、このマトリックスを記憶し、マト
リックスX及び転置マトリックスX′のマトリックス積
を計算し、かつ、記憶し、マトリ・ンクスXの各列の平
均超電導を決めると共にその列に相当する平均値から7
トリツクスの各項を減算した後、前記マトリックス積の
固有値及び固有ベクトルを計算し、かつ、記憶し、上記
固有値を昇順又は降順で配列し、これらを第2バッファ
メモリに供給する前に選択された主ファクタに関連する
一連の単位マトリックス積のマトリックス和の再構成を
表す数個の主ファクタを選択することによりエコーグラ
フライン素子を再構成し、(c)かくして再構成された
信号を記憶した後デジタル/アナログ変換を行い、(d
)基準像の表示と同様に変換された信号を表示するステ
ップを具えることを特徴とする。
本発明方法によって複合受信信号から、ユーザの意見に
とって重要な任意な情報を抽出することができ、この情
報によって従来得られた像と同様の特性を有し、容易に
分析し得る像を形成することができる。
図面につき本発明を説明する。
要因解析は多次元記述統計方法であり、これを用いて線
形代数に基づく計算を調整し得るようにする。かかる方
法によって数値紐の合成表示を行うと共に実際上記述す
べき物体は多次元スペースの諸点となる。要因解析の基
本原理は少数のこれら値に基づき、1組のn×p値X、
jを再構成するための探索である。
補足的には、かかる解析方法によってn×p値の完全な
組の再構成は行い得ないが、関係q×(n+p)<n×
pを適用する場合にはそのqX(n+p)値を決定する
ことができる。これがため、qが十分に小さい場合には
これによって実際上データ圧縮技術を構成する。
−S的な原理は次に示す通りである。nXqよりも小さ
い多数のデジタル値に基づきn行及び2列よりなるマト
リックスXを再構成する必要があるものとし、各々U及
び■で表されるn成分を有するベクトル列及びp成分を
有するqベクトル列が夫々見いだされ、X=uvとなり
得る場合にはqX (n+p)値を有するマトリックス
Xを再構成することができる。この場合にはマトリック
スXのnρ値は最も簡単な分解であるn +pデジタル
値によって排他的に再構成することができる。
かくして解決し問題は2寸法を有するスペースRPで幾
何学的に表すことができる。マトリックスX01行は、
以下群と称されるスペースのn点の組の座標と見なすこ
とができる。これら点の郡がスペースR’のベクトルサ
ブスペースRQに完全に含まれる場合にはn点の位置は
このサブスペース9個の新たな軸の座標及びこれら新た
な軸の成分に基づいて再生することができる。
スペースRpにベクトルサブスペースを用いる工周整処
理は次のように行うことができる。まず最初、スペース
Rpを画成し、同時にスペースRG′でマトリックスX
のラインを表すn点の群を良好に調整するp軸の原点を
とおる直線F I に対し探索を行う。Mlをマトリッ
クスXの第1ラインを表すがこれら点及びUのnスケー
ル積となり、従ってこれらn点を直線F1上に投影して
決まるセグメントの長さを表す。
直線をn点の群に対する最良の調整とするためには、こ
れらセグメントΣMiHJz (Jは1からnまで変化
)、ここにM、、M2.−−− Mllはマトリックス
Xのラインを表すスペースR’のn点、及びH+ 、H
2、−−−Hゎはその直線F1への投影を示す、は最小
とする必要がある。20M、′が一定(0はスペースR
Pにおけるp軸の原点である)であるため、ΣMJH,
”を最小とすることにより、ΣOHJ”を最大とするこ
とを実際上意味し、これによりfJ (Xu)’ Xu
=u’ X、’ Xu (X’ =Xの転置)を最小と
する単位ベクトルUを探索することを意味する。
n点の群に対し最小二乗態様で最良な調整を行う1次元
の好適なベクトルサブスペース(U+ と称する)が存
在することは詳細に示すことができる(ここでは省略す
る)、この調整を行うに最良の2次元ベクトルサブスペ
ースが存在し、これがu、を含むことも明らかである。
このサブスペースはulに直角な単位ベクトルu=  
(即ち、u2′U+=O及びu2+ uz =1)を探
索することにより見いだすことができ、正方形u2’ 
X’ Xu2を最大とすることができる。同様に、ベト
クルul+uz +  u:+ + −−−uq−1+
  uq 、(ここに、uqはul +  uz + 
 u3 + −−−u9−lに直角)よって最良なq−
次元ベクトルサブスペース(ここにqはpよりも小さい
か、又はこれに等しい)を発生させることができ、これ
によって正方形uq′X′XuQを最大とする(ここに
u9′ u9=1)ことができることは明らかである。
又、ulを最高の固有値λ1を有するマトリックスX′
Xの固有ベクトルとし得ることも明らかであり、固有値
λ2.λ3.−−− λ9を有するu2+U1等につい
ても同様である。この場合には、λ2をλ1に等しいか
、又はこれよりも小さい固有値とし、λ3をλ2に等し
いか、又はこれよりも小さい固有値とし、以下同様とす
る。最後に、対称マトリックスX′Xのq個の最大固有
値に相当するq個の正規化固有ベタ1−ルによってn点
の群に対し最良に調整されるスペースR’のベクトルサ
ブスペースRQの直交正規化基底を構成する。
n次元R”のスペースに対しても上述した操作を同様に
繰り返すことができる。この場合には、マトリックスX
のp列をこのスペースの1組(群)の2点の座標と見な
すことができる。更に、2点の組に最小二乗態様で最良
に調整されたq−次元□ベクトルサブスペースの直交正
規化基底は対称マトリックスXX′のq個の最大固有値
μ3.μ2゜μ3.−−−μ9−I、μ9に相当するq
個の固有ベクトルvI +  vz l  v= 1−
−− ”Q−1+  vQによって形成し、この際、実
行されたベクトルによって正方形v’ XX’ v (
v’ v=l)を最大にする必要がある。
最後に、αがマトリックスX、従って、マトリックスX
X′のランクrに等しいか又はこれよりも小さいか否か
に関係無く、次式で示す関係が成立する。
■ λヶ=μ。
従って、デジタルデータテーブルXの概算X1は次式で
表すことができる。
この式によれば、項Xu  によって、実際上、α マトリックスXの概算におけるベクトルU の重α みを表す。これがため、種々の項Xu  の計算にα よって再構成時のかかるベクトルの相対的な重要性が明
らかになる。
上述した要因解析を超音波エコーグラフに適用する。実
際上、エコーグラフ処理に含まれる種・νの物理的な法
則によって使用が極めて困難な弐の導出となる。その理
由は、種々の関連するパラメータが著しく複雑となるか
らである。これがため、エコーグラフ像の使用は観察者
、医者等の経験に主として依存するようになる。要因解
析をエコーグラフに適用することによってエコーグラフ
データを一層客観的に処理し得るようになる。
超音波トランスジューサ(又はトランスジューサアレイ
)により伝送される縮方向超音波と生物組織との間の相
互作用によってこれら生物組織及び特にその比較的均質
な領域間のインターフェース全部の像を形成し得るよう
にすることは既知である。音響インピーダンスの著しい
変化であるこれらインターフェースによって反射して戻
るエコーを実際上検出し得、その後、これらエコーを超
音波の方向及び波面の到達時間を考慮してエコーが発生
する区域を局部的に決めるように処理することができる
。これがため、超音波トランスジューサを患者に当てて
徐々に変位させるだけで順次に記録されたエコーグラフ
ラインに基づきエコーグラフ像を形成するためには生物
組織の断面を逐次走査するだけで充分である。
特に、構成ラインの各々に対しては、エコーグラフライ
ンの各々に相当するデータの包絡線の基づき超音波像を
通常のように再構成する。包絡綿を決定して得た振幅及
び位相情報の損失を防止するためには保全体でなく包路
線の決定前のエコーグラフラインの各々に要因解析を行
い、本質的な情報を取出すために要因解析による処理さ
れたエコーグラフラインに基づき保全体を最終的に再構
成し得るようにする。
本発明による処理方法は次のように作動する。
経過時間、距離及びm織の深さの関数として到来エコー
振幅を(モードAと称される表示モードで)表すエコー
グラフラインの各々を並置された又は重畳された同一長
さの素子に細分割する。例えば、■ラインを、6.4c
mの探査深さに相当する2048個の点でサンプル化す
ると共に64個の点よりなる並置素子に細分割する。こ
の場合に適用される要因解析は解析を行って要因解析を
実行するデータのテーブルのかかる細分割に基づく再構
成にある。
第1図はエコーグラフラインの細分割及びデータテーブ
ルの形成を示す。各々が2点よりなるn行のテーブル1
0を形成することによって各々がp=64点よりなるn
=32素子への細分割を行う。テーブル10の出発点は
エコーグラフラインILの第1点とする。この場合、デ
ータテーブルのマトリックスの行あたり64個の点の長
さを保持する。その理由はこれが到来超音波パルスの長
さに等しいからである。しかし、この長さを短く、又は
好適には長くなるように選定することも出来る。しかる
に、本例では素子あたりの点の数、64に等しい1ライ
ンのステップを選定する。これがため、元のエコーグラ
フラインのn×p点の全部に相当する像を再構成するた
めには要因解析により処理されたマトリックスの行を並
置するだけで充分である。
上述したように、初期のデータテーブルの再構成はこの
種の積Xuu’を具える表現により実際上与えられ、9
寸法の新たな基底をもとにn素子のうちの1つの再構成
は保持された固有値に関する積Xuu’の和を成形する
ことによって実際上達成される。これら積の1個又は数
個の再構成中の抑圧は特に保存すべき情報を正しく選択
することを意味する。次いで、かしくで再構成したエコ
ーグラフラインを正規のエコーグラフラインとして処理
することにより、所定の成分が任意に除去されるものと
すると、通常の像と同様の特性を有する像を形成するこ
とができる。かかる方法を適用することによ、って例え
ば雑音に相当する元のエコーグラフ信号を除去すること
ができ、従って、−層容易に翻訳し得る像を得ることが
でき、これは医療の用途に特に有効となることを確かめ
た。
エコーグラフ信号を処理する方法は次のステップで実行
するのが有利である。
(1)  位置をマークした1つのエコーグラフライン
を受けてサンプル化し、得られたサンプル信号および位
置パラメータをメモリに記憶する。
(2)マトリックスXを形成するために選択した細分割
に従ってデータを再配列し、このマトリックスをメモリ
に記憶する。
(3)マトリックスXの各列の平均値を計算し、その列
に相当する平均値からマトリックスの項を夫々減算する
(4)  マトリックス積X′Xを計算し、これをメモ
リに記憶する。
(5)固有値及び関連する固有ベクトルを、この場合ヤ
コビ法を用いる対話型アルゴリズムにより計算し、メモ
リに記憶し、このメモリ内への記憶は前記固有値を昇順
で分類した後にのみ行うようにする。
(6)選択したファクタに対し積Xuu’のマトリック
ス和を再構成して選択した数個の主ファクタに基づきエ
コーグラフラインの素子を再構成し、各列に対しあらか
じめ計算された平均値をかくして得たマトリックスの各
素子に加え、エコーグラフラインを再構成するためにマ
トリックスの行を再配列する。
(7)エコーグラフラインの包路線を決め、メモリに記
憶する。
(8)  この包路線に基づき包路線間を充分補間して
表示する。
上述した方法を実施する超音波エコーグラフの好適な例
を以下に説明する。第2図に示す例において、本発明に
従って物体を走査する装置は、トランスジューサアレイ
、送信段及び受信兼処理段では、表示装置のような慣例
の素子を具え、かつ、前記受信段において前記表示装置
に並列に設けられたエコーグラフ信号を処理する装置の
ような木質的な素子を具える。
特に、この場合、本発明装置は超音波トランスジューサ
101を具え、その励振を送信段102により制御する
。この送信段102は主としてトランスジューサ励振回
路103及びスイッチング回路104で構成する。送信
段の内部クロックによって前記トランスジューサによる
超音波の送信周期および送信周波数を規定すると共に送
信期間及び受信周期をも規定する。送信を行う場合には
前記励振回路103及びトランスジューサ101は送信
位置を占めるスイッチング回路104を経て接続する。
受信中は到来エコーに応答してトランスジューサからの
エコーグラフ信号を受信位置にあるスイッチング回路1
04を経て受信段に供給する。この受信段は増幅器10
6〜、進行した物体内の超音波の減衰を補正する回路1
07(実際には時間の関数として増大する利得を有する
増幅器)及び2つの並列チャネル内の既知の型の表示装
置並びに本発明による処理装置を順次具える。
この場合、表示装置200は整流器201、低域通過フ
ィルタ202、及び走査断面に関連するエコーグラフラ
インの各々に対し供給されるデータに基づいて像を再構
成するに必要な回路の全部を含む回路段203を具える
。この種の表示装置は通常エコーグラフに対し用いられ
るため、これらの回路の詳細な説明は省略する。
本発明による処理装置には表示装置200と同様な表示
装置300を後段に有し、表示装置200の回路201
.202.203と同様の回路30L 302.303
を具える算術演算装置400を設ける。この算術演算装
置400は、まず最初高速A/D変換器401、例えば
変換器1048 (TRW社製)のような8−ビット/
20 Mllz変換器を具えるこの変換器401の後段
には第1バッファメモ1月02を設け、これにより走査
断面のエコーグラフラインに関連する信号の組を処理前
に記憶し得るようにする。
第1ハンフアメモリ402の出力をプログラマブル算術
演算ユニット403に供給する。例えば、マイクロプロ
セッサ68020  (モトローラ社製)とし得るこの
算術演算ユニット403はその周りにワーキングメモリ
404と、処理プログラムを記憶するメモリ405と、
操作者及び算術演算装置間に設けられた処理に含まれる
パラメータを選択する入力/出力メンバーを構成するイ
ンターフェース406と、これらパラメータを記憶する
メモリ410 と、マトリックスアドレス指定を行い、
処理される各エコーグラフラインをマトリックスの形態
で記憶する第1メモリ407と、この第1メモリ407
内に記憶されたマトリックスの各列の平均値を記憶する
メモリ411 と、エコーグラフラインの処理に関連す
る固有値及び固有ベクトルを記憶する中間メモリ408
と、マトリックス指定を行い、像の翻訳で経験に基づき
操作者が選定し、かつ、基準像により表示すべき情報を
決める数個の主ファクタに基づきこれらエコーグラフラ
インを再構成するために実行されたエコーグラフライン
の局部再結合による信号を記憶する第2メモ1月09と
、上記処理後再構成されたエコーグラフラインを記憶す
る第2バッファメモリ412とを具えて相互接続する。
この第2バッファメモリ412の出力側にはD/A変換
器413を設けてその出力信号を前記表示装置300に
供給する。
上述した装置の主な作動は次の通りである。機械的走査
又は電子的走査の後、減衰効果補正回路107の出力側
に得られる走査すべき物体の所定断面に対応するエコー
グラフラインは2つの並列経路をたどる。第1の径路で
は、これら信号は4n例の基準像を形成するために前述
したような通常の型の表示装置200に供給する。他方
の経路では、同一の信号を算術演算装置400に供給し
、これにより、まず最初、そのA/D変換器401でエ
コーグラフラインをデジタル化し、次いで第1バンフア
メモ1J402で記憶する。かかる処理の後、エコーグ
ラフラインを順次に処理する。
処理プログラムのメモ1J405に記憶されたソフトウ
ェアの処理により、各エコーグラフラインを、まず最初
、細分割し、その後これをマトリックスXの形態でマト
リックスアドレス指定と共に第1メモリ407に記憶す
る。メモリ405に記憶されたソフトウェアはその木質
的な機能として、この素子が位置するマトリックスXの
列に対応する平均値からマトリックスXの各素子を減算
しくこの平均値はメモ1月11内に記憶する)、マトリ
ックス積XX′を形成し、かくして得たマトリックスの
固有値及び固有ヘクトルを計算し、これら固有値を、例
えば、その降順で配列し、これら固有値及び固有ベクト
ルを記憶する。パラメータを記憶するメモ1月10に記
憶され操作者が選定する主ファクタの数の関数として、
ソフトウェアによっても対応する積を形成し、その後こ
れら積及び第2メモリ409の内容をマトリックスアド
レス指定と共に加算する。
かくして形成した新たなマトリックスの各素子にはメモ
リ411に記憶されその列に対応する平均値を加算する
。最後に、各エコーグラフラインを最初の細分割操作及
びマトリックス化に対し逆再配列処理により再構成し、
次いでD/A変換器413を経て表示装置300に供給
される前に第2バッファメモリ412に記憶する。
本発明は上述した例にのみ限定されるものではなく要旨
を変更しない範囲内で種々め変形を加えることができる
。実際上、装置を上述した機能を実行するマイクロプロ
セッサ以外のマイクロプロセッサにより作動させること
ができる。又、上述したソフトウェアの代わりに、デジ
タル回路を用い、これにより、これらステップの各々を
実行することができる。しかし、この場合には装置が複
雑となる。又、受信機及び処理段の第1及び第2表示装
置は同一のアセンブリ、即ち、表示装置に組込むことが
できる。最後に、本発明では1つのエコーグラフライン
をセグメントに細分割する処理について示したが、これ
らセグメントを、種々のエコーグラフラインから交互に
発生させることができ、かつ、1組の順次のエコーグラ
フラインの、例えば、空間的に隣接するセグメントとす
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエコーグラフラインの細分割及びn×p点より
なるマトリックスへのその再配列を示す説明図、 第2図は零発、明装置の1例を示す回路図である。 10・・・データテーブル 11・・・エコーグラフライン 101・・・超音波トランスジューサ 102・・・送信段 103・・・トランスジューサ励振回路104・・・ス
イッチング回路 106・・・増幅器 107・・・減衰補正回路 200・・・表示装置 201、301・・・整流器 202、302・・・低域通過フィルタ203、303
・・・回路段 300・・・表示装置 400・・・算術演算装置 401・・・A/D変換器 402・・・第1バッファメモリ 405 ・・・メモリ 407・・・第1メモリ 409・・・第2メモリ 410 ・・・メモリ 411 ・・・メモリ 412・・・第2バッファメモリ 413・・・D/A変換器 特 許 出 願 人   エヌ・ベー・フィリップス・
フルーイランベンファブリケン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の伝送周波数、期間及び周期で励起されるトラ
    ンスジューサアレイによって走査すべき物体に超音波を
    送信し、走査された物体で遭遇した障害物により前記ト
    ランシジューサアレイに戻るエコーに相当するエコーグ
    ラフ信号を受信し、かつ、処理し、前記走査された物体
    の断面の各エコーグラフラインに関連するエコーグラフ
    信号の処理によって、前記信号を増幅し、時間又は走査
    深度の関数として減衰効果を補正し、基準像を形成する
    ために表示を行うようにして超音波エコーグラフにより
    物体を走査するに当たり、1郡の並置エコーグラフライ
    ンの各エコーグラフライン又は空間的に隣接するセグメ
    ントに対し順次実施される次のステップ、即ち(a)補
    正されたエコーグラフ信号をアナログ/デジタル変換し
    、このデジタル変換信号を第1バッファメモリに記憶し
    、(b)エコーグラフ信号を変換し、この際、変換処理
    は各エコーグラフラインに対し、p点よりなるn素子を
    細分割し、n×p点はn行及びp列を具えるマトリック
    スXに再配列し、このマトリックスを記憶し、マトリッ
    クスX及び転置マトリックスX′のマトリックス積を計
    算し、かつ、記憶し、マトリックスXの各列の平均値を
    決めると共にその列に相当する平均値からマトリックス
    の各項を減算した後、前記マトリックス積の固有値及び
    固有ベクトルを計算し、かつ、記憶し、上記固有値を昇
    順又は降順で配列し、これらを第2バッファメモリに供
    給する前に選択された主ファクタに関連する一連の単位
    マトリックス積のマトリックス和の再構成を表す数個の
    主ファクタを選択することによりエコーグラフライン素
    子を再構成し、(c)かくして再構成された信号を記憶
    した後デジタル/アナログ変換を行い、(d)基準像の
    表示と同様に変換された信号を表示するステップを具え
    ることを特徴とする超音波エコーグラフによる物体の走
    査方法。 2、トランスジューサアレイを具え、これを走査すべき
    物体に超音波を伝送する送信段及び走査された物体で超
    音波が遭遇する障害物により前記トランスジューサアレ
    イに戻るエコーの受信兼処理段に接続し、この受信兼処
    理段は走査された物体の断面の各エコーグラフラインに
    関連するエコーグラフ信号を受信すると共に少なくとも
    増幅器、走査された物体内の超音波の減衰効果を補正す
    る回路、及びこの回路の出力側の補正された信号を受信
    する第1表示装置を具え、請求項1に記載の方法を実施
    する超音波エコーグラフによる物体の走査装置において
    、前記受信段は、前記第1表示装置に並列に接続され第
    2表示装置の前段に設けられた算術演算装置を具え、こ
    の算術演算装置自体は、A/D変換器と、前記補正され
    たエコーグラフ信号を記憶する第1バッファメモリと、
    これら補正されたエコーグラフ信号をエコーグラフライ
    ン毎に変換する手段と、変換されたエコーグラフ信号を
    記憶する第2バッファメモリと、D/A変換器と、第2
    表示装置とを具え、前記エコーグラフ信号の変換は、1
    郡の並置エコーグラフラインの各エコーグラフライン又
    は空間的に隣接するセグメントにより形成された1ライ
    ンに対し、p点よりなるn素子への細分割、n×p点の
    n行及びp列よりなるマトリックスXへの再配列、この
    マトリックスの記憶、マトリックスX及び転置マトリッ
    クスX′のマトリックス積の計算及び記憶、マトリック
    スXの各列の平均値の決定及びその列に相当する平均値
    からのマトリックスの各項の減算後における前記マトリ
    ックス積の固有値及び固有ベクトルの計算及び記憶、上
    記固有値の昇順又は降順での配列、及び、これらの第2
    バッファメモリへの供給前における選択された主ファク
    タに関連する一連の単位マトリックス積のマトリックス
    和の再構成を表す数個の主ファクタを選択することによ
    るエコーグラフライン素子への再構成を順次含むことを
    特徴とする超音波エコーグラフによる物体の走査装置。 3、前記第1及び第2表示装置を同一の遅延段に設ける
    ようにしたことを特徴とする請求項2に記載の超音波エ
    コーグラフによる物体の走査装置。
JP63096945A 1987-04-21 1988-04-21 超音波エコーグラフによる物体の走査方法及び装置 Pending JPH01277753A (ja)

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