JPH01277709A - 金属層の厚さ測定方法 - Google Patents
金属層の厚さ測定方法Info
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- JPH01277709A JPH01277709A JP10680488A JP10680488A JPH01277709A JP H01277709 A JPH01277709 A JP H01277709A JP 10680488 A JP10680488 A JP 10680488A JP 10680488 A JP10680488 A JP 10680488A JP H01277709 A JPH01277709 A JP H01277709A
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Landscapes
- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は測定対象の試料の金属層にX線を透過させ、透
過したX線強度に基づいて金属層の厚さを測定する方法
に関する。
過したX線強度に基づいて金属層の厚さを測定する方法
に関する。
金属被膜、金属箔等の金属層の厚さを測定する方法とし
ては、従来蛍光X線分析法、或いは透過X線分析法が知
られている。前者による場合は、例えばアルミナ(A
j! zo:+)製の基板の表面に測定対象である金(
^U)メツキ層を形成してなる試料にX線を照射し、試
料から生じる蛍光X線の強度を比例計数管、半導体検出
器等の検出器により検出する。そして予め測定しである
Auメツキ厚さとX線相対強度(基aX線強度に対する
測定X線強度の比)との関係を表す検量線を用い、検出
した蛍光X線の強度(明るさ)との第10図に示す如き
関係に基づいてAuメツキ厚さを読取ることにより測定
している。
ては、従来蛍光X線分析法、或いは透過X線分析法が知
られている。前者による場合は、例えばアルミナ(A
j! zo:+)製の基板の表面に測定対象である金(
^U)メツキ層を形成してなる試料にX線を照射し、試
料から生じる蛍光X線の強度を比例計数管、半導体検出
器等の検出器により検出する。そして予め測定しである
Auメツキ厚さとX線相対強度(基aX線強度に対する
測定X線強度の比)との関係を表す検量線を用い、検出
した蛍光X線の強度(明るさ)との第10図に示す如き
関係に基づいてAuメツキ厚さを読取ることにより測定
している。
後者の透過X線分析法による場合は、前記同様の試料を
透過するレベルのX線を照射し、試料を透過した透過X
線の強度を検出器にて検出する。
透過するレベルのX線を照射し、試料を透過した透過X
線の強度を検出器にて検出する。
そして使用するX′!aの波長に応じて予め測定しであ
るAuメツキ厚さとX線相対強度との関係を表す検量線
を用い、XyA源より出射したx VAの波長と検出し
た透過X線強度とに基づいてAuメツキ厚さを測定して
いる。
るAuメツキ厚さとX線相対強度との関係を表す検量線
を用い、XyA源より出射したx VAの波長と検出し
た透過X線強度とに基づいてAuメツキ厚さを測定して
いる。
ところが従来装置では1個の試料のみにX″frIAを
照射しているので、2個以上の試料を同時に測定するこ
とが出来ず複数の試料を測定する場合には1つ1つを順
に測定せざるを得す、測定に長時間を要することとなり
、また複数の試料について同時に測定するためには試料
数に応じた測定装置が必要となる等の欠点があった。
照射しているので、2個以上の試料を同時に測定するこ
とが出来ず複数の試料を測定する場合には1つ1つを順
に測定せざるを得す、測定に長時間を要することとなり
、また複数の試料について同時に測定するためには試料
数に応じた測定装置が必要となる等の欠点があった。
この対策として本出願人等は複数の試料を試料台上に平
面的に配置して同時に多数の試料について夫々の金属層
厚さを測定する装置について既に出願を行っている(特
願昭61−213517号)。
面的に配置して同時に多数の試料について夫々の金属層
厚さを測定する装置について既に出願を行っている(特
願昭61−213517号)。
ところが上述した如く多数の試料を試料台上に平面的に
配置して測定を行うとX線源から各試料までの距離、或
いは試料に対するX線の入射角度が各試料の位置に応し
て夫々異なることとなり、各試料の平面的な位置的条件
に起因する誤差を免れ得ない。
配置して測定を行うとX線源から各試料までの距離、或
いは試料に対するX線の入射角度が各試料の位置に応し
て夫々異なることとなり、各試料の平面的な位置的条件
に起因する誤差を免れ得ない。
この誤差を除去するためには各試料載置部夫々について
の検量線を定めるのが望ましい。しかし検量線の作成に
は厚さの異なった複数の校正板について夫々厚さと透過
X′!fA強度との関係を求める必要上、試料載置部夫
々に厚さの異なる複数の校正板を配さねばならず校正板
の製作が容易でないという問題があった。
の検量線を定めるのが望ましい。しかし検量線の作成に
は厚さの異なった複数の校正板について夫々厚さと透過
X′!fA強度との関係を求める必要上、試料載置部夫
々に厚さの異なる複数の校正板を配さねばならず校正板
の製作が容易でないという問題があった。
本発明は斯かる事情に迄みてなされたものであり、複数
の試料の金属層の厚さを同時的に、しかも高精度に測定
できる金属層の厚さ測定方法を提供することを目的とす
る。
の試料の金属層の厚さを同時的に、しかも高精度に測定
できる金属層の厚さ測定方法を提供することを目的とす
る。
本発明に係る金属層の厚さ測定方法は、試料台上に全部
の試料載置部を覆い得る1ゾさ既知の厚さの異なる複数
の校正板を順次配設し、各試料載置部で透過X線強度を
測定して各試料載置部毎の検量線を求める過程と、試料
台上に複数の試料及び厚さ既知の基準板を配設し、各試
料の金属層及び基準板の透過X線強度を測定し、前記基
準板の透過XvA強度の経時的変化量に基づき前記各金
属層の透過X線強度を補正する過程とを含む。
の試料載置部を覆い得る1ゾさ既知の厚さの異なる複数
の校正板を順次配設し、各試料載置部で透過X線強度を
測定して各試料載置部毎の検量線を求める過程と、試料
台上に複数の試料及び厚さ既知の基準板を配設し、各試
料の金属層及び基準板の透過X線強度を測定し、前記基
準板の透過XvA強度の経時的変化量に基づき前記各金
属層の透過X線強度を補正する過程とを含む。
本発明方法はこれによって試料台上に平面的に配列して
セットされる各試料の空間的な位置の変化並びにxVA
源の室温等に起因する経時的変化に基づく透過X線量の
ばらつきに基づく誤差を解消する事が可能となる。
セットされる各試料の空間的な位置の変化並びにxVA
源の室温等に起因する経時的変化に基づく透過X線量の
ばらつきに基づく誤差を解消する事が可能となる。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に説
明する。
明する。
第1図は本発明方法の実施状態を示す模式図であり、図
中1はX線源、2は試料台、3は蛍光板、4は凹面鏡、
5は撮像器を示している。
中1はX線源、2は試料台、3は蛍光板、4は凹面鏡、
5は撮像器を示している。
X線源1から発せられたX線は、検量線の作成過程では
第2図に示す如き試料台2上に載置した第3図に示す如
き校正板21又は22に、また試料の金属層の厚さ測定
過程では試料台2に装着した第4.5図に示す如きモニ
タ用の基準板25.試料30に照射され、これらを透過
したX線を蛍光板3に入射させ、透過X線強度に応じた
可視光に変換し、凹面鏡4で反射させて、これを例えば
TVカメラ等の撮像器5にて撮像するようになっている
。
第2図に示す如き試料台2上に載置した第3図に示す如
き校正板21又は22に、また試料の金属層の厚さ測定
過程では試料台2に装着した第4.5図に示す如きモニ
タ用の基準板25.試料30に照射され、これらを透過
したX線を蛍光板3に入射させ、透過X線強度に応じた
可視光に変換し、凹面鏡4で反射させて、これを例えば
TVカメラ等の撮像器5にて撮像するようになっている
。
第2図は蛍光板3に配した試料台の平面図、第3図は試
料台上に校正板21を載置したときの部分拡大断面図で
ある。試料台2はステンレス鋼製であって平面視で矩形
板状に形成され、これよりも広い蛍光板3上に固定され
ている。試料台2には縦、横方向に夫々複数個ずつ所定
の間隔を隔てて多数の試料載置部2aを備えている。各
試料載置部2aは夫々矩形状に若干窪ませ、その各中央
部には貫通孔2bを穿っである。
料台上に校正板21を載置したときの部分拡大断面図で
ある。試料台2はステンレス鋼製であって平面視で矩形
板状に形成され、これよりも広い蛍光板3上に固定され
ている。試料台2には縦、横方向に夫々複数個ずつ所定
の間隔を隔てて多数の試料載置部2aを備えている。各
試料載置部2aは夫々矩形状に若干窪ませ、その各中央
部には貫通孔2bを穿っである。
校正板21.22はいずれもへ2製であって試料台2と
等大の矩形をなす板状に形成されており、その厚さは異
ならせてあり (厚さ:to、L+)、各校正板2L2
2は夫々1枚づつ第3図に示す如く試料台2の全部の試
料載置部2aを覆い得るよう試料台2上に順次載置され
る。
等大の矩形をなす板状に形成されており、その厚さは異
ならせてあり (厚さ:to、L+)、各校正板2L2
2は夫々1枚づつ第3図に示す如く試料台2の全部の試
料載置部2aを覆い得るよう試料台2上に順次載置され
る。
第2,3図に示す如く試料台2上に校正板21.22を
順次載置して各試料載置部2a夫々を透過したX線強度
を測定して各試料載置部2a夫々についての校正板21
.22の厚さと透過X線強度との関係である検量線、具
体的にはX線の減衰率を求める。
順次載置して各試料載置部2a夫々を透過したX線強度
を測定して各試料載置部2a夫々についての校正板21
.22の厚さと透過X線強度との関係である検量線、具
体的にはX線の減衰率を求める。
即ち既知厚さt。の校正板21を試料台2上に載置して
X線源1からX線を照射する。校正板21及び試料台2
の各試料載置部2aにおける貫通孔2bを透過したX線
は蛍光板3に入射し、入射X線強度に応じた強さの可視
光に変換され、凹面鏡4を経て撮像器5に撮像される。
X線源1からX線を照射する。校正板21及び試料台2
の各試料載置部2aにおける貫通孔2bを透過したX線
は蛍光板3に入射し、入射X線強度に応じた強さの可視
光に変換され、凹面鏡4を経て撮像器5に撮像される。
撮像器5で撮像された試料台2の各貫通孔2bと対応す
る各位置の像は制御器6、A/D変換器7を経て画像処
理演算器lOの画像メモ1月1に入力される外、制御器
6から画像処理プロセッサ13を経て演算制御部14に
取り込まれる。
る各位置の像は制御器6、A/D変換器7を経て画像処
理演算器lOの画像メモ1月1に入力される外、制御器
6から画像処理プロセッサ13を経て演算制御部14に
取り込まれる。
次に校正板21に代えて既知厚さtlの校正(反22を
試料台2上に載置して前記と同じ過程で各試料台2の貫
通孔2bを透過した透過X線強度に相当する明るさの像
が夫々処理を施されて画像メモリ11゜演算制御部14
に取り込まれる。
試料台2上に載置して前記と同じ過程で各試料台2の貫
通孔2bを透過した透過X線強度に相当する明るさの像
が夫々処理を施されて画像メモリ11゜演算制御部14
に取り込まれる。
演算制御部14は両校止板21 、22についての透過
X線強度に基づき各試料載置部2a毎の検量線、即ち下
記(1)式に従ってAl製板の単位)7さ当りのX線減
衰率(減衰定数Ki)を求め、これを記憶すると共に記
録器15に記録する。
X線強度に基づき各試料載置部2a毎の検量線、即ち下
記(1)式に従ってAl製板の単位)7さ当りのX線減
衰率(減衰定数Ki)を求め、これを記憶すると共に記
録器15に記録する。
但し、■。、二校正板21を用いたときの試料裁置部i
の透過X線強度 I8.二校正板22を用いたときの試料載置部iの透過
X線強度 なおこのX線減衰率はへ2板の単位厚さ当りの値である
から、第6図に示す如きAlとAuとの透過X線強度の
関係図等に基づいてAu板の単位厚さ当りのX線減衰率
に変換する。
の透過X線強度 I8.二校正板22を用いたときの試料載置部iの透過
X線強度 なおこのX線減衰率はへ2板の単位厚さ当りの値である
から、第6図に示す如きAlとAuとの透過X線強度の
関係図等に基づいてAu板の単位厚さ当りのX線減衰率
に変換する。
第6図は同じX線減衰率を示すAAとAuとの関係を示
すグラフであり、横軸にAI!厚さを、また縦軸にAu
厚さをとって示しである。
すグラフであり、横軸にAI!厚さを、また縦軸にAu
厚さをとって示しである。
このグラフから明らかなように各校正板2L22夫々の
厚さに対応するAuの厚さを求め、両校止板2L22の
厚さの差り、 −t、をAuの厚さの差に置き換えれ
ばよい。
厚さに対応するAuの厚さを求め、両校止板2L22の
厚さの差り、 −t、をAuの厚さの差に置き換えれ
ばよい。
校正板21.22に代えて試料台2上の各試料載置部2
aに試料30を装着し、またこの試料30を装着した試
料台2と共に、モニタ用の基準板25を夫々蛍光板3上
に載置する。試料30は第4,5図に示す如く平面視矩
形をなすA l 20:l基板31の上面中央部に所定
深さの窪み31aを設け、この各窪み31aの表面にA
uメツキ層32を施して形成しである。
aに試料30を装着し、またこの試料30を装着した試
料台2と共に、モニタ用の基準板25を夫々蛍光板3上
に載置する。試料30は第4,5図に示す如く平面視矩
形をなすA l 20:l基板31の上面中央部に所定
深さの窪み31aを設け、この各窪み31aの表面にA
uメツキ層32を施して形成しである。
また、モニタ用基準板25は例えば試料台2の1個の試
料載置部2aと同じ構造の載置部25a上にAu箔を装
着して蛍光板3上に′R置されている。
料載置部2aと同じ構造の載置部25a上にAu箔を装
着して蛍光板3上に′R置されている。
X線源1からX線を照射し、モニタ用基準板25及び各
試料30の透過X線を蛍光を反3に入射させ、透過X線
強度に応じた可視光に変換して凹面鏡4で反射させ、こ
れを撮像器5にて撮像する。
試料30の透過X線を蛍光を反3に入射させ、透過X線
強度に応じた可視光に変換して凹面鏡4で反射させ、こ
れを撮像器5にて撮像する。
撮像器5の撮像画は制御器6の走査により画素毎にその
明度に応じた電気信号として検出され、その検出信号は
A/D変換器7へ出力されて量子化され、走査画像にア
ドレスを関連づけて画像処理演算器10の画像処理プロ
セッサ13の制御のもとで画像メモリ11に書込まれ、
またこれから読み出される。
明度に応じた電気信号として検出され、その検出信号は
A/D変換器7へ出力されて量子化され、走査画像にア
ドレスを関連づけて画像処理演算器10の画像処理プロ
セッサ13の制御のもとで画像メモリ11に書込まれ、
またこれから読み出される。
画像メモリ11の内容はCI?T 12へ出力されて表
示される外、演算制御部14へ出力される。
示される外、演算制御部14へ出力される。
この演算制御部14は測定時Tにおける下記(2)式で
表される各試料毎の透過X線強度I s; (T) (
i・1゜2・・・N)とモニタ用基準板25の透過X線
強度!、、(T)との強度比R8を求めると共に、各試
料30の厚さ1、を下記(3)式に従って算出する。
表される各試料毎の透過X線強度I s; (T) (
i・1゜2・・・N)とモニタ用基準板25の透過X線
強度!、、(T)との強度比R8を求めると共に、各試
料30の厚さ1、を下記(3)式に従って算出する。
K。
強度比R8はX線源lの経時的な出射X線強度変化を補
償するための補正係数として用いられる。
償するための補正係数として用いられる。
なお信頼性を高めるために上記した過程を反復して複数
回測定を行い、その平均値を求めてこれを金属層厚さと
して記録器15へ記録せしめる。
回測定を行い、その平均値を求めてこれを金属層厚さと
して記録器15へ記録せしめる。
第7図はX線源の温度に起因する出射X線量の変化を示
すグラフであり、横軸に時間を、また縦軸に温度及び画
像濃度指数をとって示しである。
すグラフであり、横軸に時間を、また縦軸に温度及び画
像濃度指数をとって示しである。
このグラフから明らかな如く、室温度が変化すると、こ
れに伴ってX線源から出射されるX線強度が変化し、ま
たこれに伴って撮像器5による画像濃度指数も変化して
いることが解る。
れに伴ってX線源から出射されるX線強度が変化し、ま
たこれに伴って撮像器5による画像濃度指数も変化して
いることが解る。
次に第8図に示すフローチャートに従って測定手順を説
明する。
明する。
先ずAI製で試料台2の全試料載置部2aを覆う態様で
厚さtoの校正板21を試料台2上に配置しくステップ
■)、X線源1から所定強度のXvAを投射し、各試料
載置部2a夫々についての透過X線強度I5.(但し1
=L2・・・N)を測定する(ステップ■)。
厚さtoの校正板21を試料台2上に配置しくステップ
■)、X線源1から所定強度のXvAを投射し、各試料
載置部2a夫々についての透過X線強度I5.(但し1
=L2・・・N)を測定する(ステップ■)。
次に同じく Δβ製で同様の広さを有し厚さt。
の校正板22を前記したのと同様に試料台2に配置しく
ステップ■)、同様に各試料載置部2a夫々について透
過XN9強度■1.(但し1=L2・・・N)を測定す
る(ステップ■)。
ステップ■)、同様に各試料載置部2a夫々について透
過XN9強度■1.(但し1=L2・・・N)を測定す
る(ステップ■)。
再測定値に基づき各試料載置部2a毎に(1)式に従っ
てAIのm位厚さ当りのX線減衰定数、更には測定対象
である金属(実施例ではAu)の単位厚さ当りのX線減
衰定数に、を算出する(ステップ■)。
てAIのm位厚さ当りのX線減衰定数、更には測定対象
である金属(実施例ではAu)の単位厚さ当りのX線減
衰定数に、を算出する(ステップ■)。
次に試料30についての測定モードに切換え(ステップ
■)、各試料載置部2aに試料30及びモニタ用基準板
25をセットしくステップ■)、測定時Tにおいて各試
料30の透過X線強度(試料載置部iの透過X線強度1
st(T)(但しi=1,2・・・N)及びモニタ用基
準板25の透過X線強度I0゜(T)を測定する(ステ
ップ■)。これに基づいて演算制御部14において(3
)弐に従って各試料30についての金属層厚さを演算す
る (ステップ■)。
■)、各試料載置部2aに試料30及びモニタ用基準板
25をセットしくステップ■)、測定時Tにおいて各試
料30の透過X線強度(試料載置部iの透過X線強度1
st(T)(但しi=1,2・・・N)及びモニタ用基
準板25の透過X線強度I0゜(T)を測定する(ステ
ップ■)。これに基づいて演算制御部14において(3
)弐に従って各試料30についての金属層厚さを演算す
る (ステップ■)。
第9図は本発明方法と本出願人等が既に出願しである空
間的補正、ドリフト補正を施さない厚さ測定方法との比
較試験結果を示すグラフであり、横軸に時間(時)を、
また縦軸にAu厚さ(μm)をとって示しである。グラ
フ中X印でプロットしであるのは本発明方法の、またO
印でプロットしたのは本出願人等が既に出願しである測
定方法(従来法)の各結果を示している。このグラフか
ら明らかな如く本発明方法にあっては測定値のばらつき
が極めて少なく、それだけ信頼性も高いことが解る。
間的補正、ドリフト補正を施さない厚さ測定方法との比
較試験結果を示すグラフであり、横軸に時間(時)を、
また縦軸にAu厚さ(μm)をとって示しである。グラ
フ中X印でプロットしであるのは本発明方法の、またO
印でプロットしたのは本出願人等が既に出願しである測
定方法(従来法)の各結果を示している。このグラフか
ら明らかな如く本発明方法にあっては測定値のばらつき
が極めて少なく、それだけ信頼性も高いことが解る。
以上の如く本発明方法にあっては測定対象となる金属層
と同質又は異質の金属製であって厚さ既知の厚さの異な
る複数の校正板を用いて各測定載置部毎のX線減衰率を
求め、更にはX線源の出射X線量の経時的変化に基づく
補正量を求め、これらを考慮して各試料の金属層の厚さ
を測定するから、検量線を求めるための校正板は最小限
2枚の金属板で済むこととなり、校正板の作成が穫めて
容易となり、測定精度も大幅に向上し得る等本発明は優
れた効果を奏するものである。
と同質又は異質の金属製であって厚さ既知の厚さの異な
る複数の校正板を用いて各測定載置部毎のX線減衰率を
求め、更にはX線源の出射X線量の経時的変化に基づく
補正量を求め、これらを考慮して各試料の金属層の厚さ
を測定するから、検量線を求めるための校正板は最小限
2枚の金属板で済むこととなり、校正板の作成が穫めて
容易となり、測定精度も大幅に向上し得る等本発明は優
れた効果を奏するものである。
第1図は本発明方法の実施装置を示すブロック図、第2
図は試料台の模式的平面図、第3図は試料台上に校正板
を載置したときの部分拡大断面図、第4図は試料台に試
料を載せた状態を示す模式的平面図、第5図は部分拡大
断面図、第6図はAl製校正板厚さとAu板厚さとの関
係を示すグラフ、第7図はX線源と室温及び画像濃度指
数との関係を示すグラフ、第8図は厚さ測定過程を示す
フローチャート、第9図は本発明方法と従来方法との比
較試験結果を示すグラフ、第10図はAu厚さと平均明
度との一般的な関係を示すグラフである。 1・・・X線源 2・・・試料台 3・・・蛍光板 4
・・・凹面鏡 5・・・撮像器 6・・・制御器 7・
・・A/D変換器11・・・画像メモリ 13・・・画
像処理プロセッサ14・・・演算制御部 15・・・記
録器 2L22・・・校正板25・・・基準板 30・
・・試料 載 許 出願人 住友金属工業株式会社外1名 代理人 弁理士 河 野 登 夫AJ、2
(2) 第 3 凹 纂 4 図 2占 晃 51!] Alfi3(mm+ 晃 6 コ 4 II 12 16 20 24
28 32 36時間(時) 見 7FfU 第 8 図
図は試料台の模式的平面図、第3図は試料台上に校正板
を載置したときの部分拡大断面図、第4図は試料台に試
料を載せた状態を示す模式的平面図、第5図は部分拡大
断面図、第6図はAl製校正板厚さとAu板厚さとの関
係を示すグラフ、第7図はX線源と室温及び画像濃度指
数との関係を示すグラフ、第8図は厚さ測定過程を示す
フローチャート、第9図は本発明方法と従来方法との比
較試験結果を示すグラフ、第10図はAu厚さと平均明
度との一般的な関係を示すグラフである。 1・・・X線源 2・・・試料台 3・・・蛍光板 4
・・・凹面鏡 5・・・撮像器 6・・・制御器 7・
・・A/D変換器11・・・画像メモリ 13・・・画
像処理プロセッサ14・・・演算制御部 15・・・記
録器 2L22・・・校正板25・・・基準板 30・
・・試料 載 許 出願人 住友金属工業株式会社外1名 代理人 弁理士 河 野 登 夫AJ、2
(2) 第 3 凹 纂 4 図 2占 晃 51!] Alfi3(mm+ 晃 6 コ 4 II 12 16 20 24
28 32 36時間(時) 見 7FfU 第 8 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、試料台の複数個所に金属層を含む試料をセットし、
全試料に同時的にX線を投射し、その透過X線強度と、
予め定めた校正板の厚さと透過X線強度との関係を示す
検量線とに基づき試料の金属層の厚さを測定する方法に
おいて、 試料台上に全部の試料載置部を覆い得る厚 さ既知の厚さの異なる複数の校正板を順次配設し、各校
正板を配設したときの試料載置部毎の透過X線強度を測
定して各試料載置部毎の検量線を求める過程と、 試料台上に複数の試料及び基準板を配置し、各試料の金
属層及び基準板の透過X線強度を測定し、前記基準板の
透過X線強度の経時的変化量に基づき前記各試料の透過
X線強度を補正する過程と を含むことを特徴とする金属層の厚さ測定 方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10680488A JPH01277709A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 金属層の厚さ測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10680488A JPH01277709A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 金属層の厚さ測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01277709A true JPH01277709A (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14443046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10680488A Pending JPH01277709A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 金属層の厚さ測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01277709A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007199090A (ja) * | 2007-05-10 | 2007-08-09 | Nagoya Electric Works Co Ltd | X線検査装置、x線検査方法およびx線検査装置の制御プログラム |
JP2014016312A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Yokogawa Electric Corp | 放射線測定方法 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP10680488A patent/JPH01277709A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007199090A (ja) * | 2007-05-10 | 2007-08-09 | Nagoya Electric Works Co Ltd | X線検査装置、x線検査方法およびx線検査装置の制御プログラム |
JP4630305B2 (ja) * | 2007-05-10 | 2011-02-09 | 名古屋電機工業株式会社 | X線検査装置、x線検査方法およびx線検査装置の制御プログラム |
JP2014016312A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Yokogawa Electric Corp | 放射線測定方法 |
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