JPH01277557A - 人工関節部材 - Google Patents

人工関節部材

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JPH01277557A
JPH01277557A JP10800888A JP10800888A JPH01277557A JP H01277557 A JPH01277557 A JP H01277557A JP 10800888 A JP10800888 A JP 10800888A JP 10800888 A JP10800888 A JP 10800888A JP H01277557 A JPH01277557 A JP H01277557A
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humerus
screw
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Koji Yasui
安居 宏二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は変形性関節症やリューマチなどの疾患により関
節機能が低下した関節を置換し、関節機能を回復させる
ための人工関節部材に関するものである。
〔従来技術〕
従来の人工関節部材として、第3図に示す人工肘関節や
第4図に示す人工膝関節などがあり、これらでもって関
節置換をする場合、第5図にて示すように天然上腕骨J
の遠位端部(関節部)の−部に装着する場合、例えば第
3図(イ)、第7図(イ)に示す如き関節部材Eに適合
した形状に骨切りを行った後固定していた。
また、このような表面置換型では骨に対する関節部材の
固定強度が不十分であるため、さらに大きな固定強度を
要する場合には第3図(ロ)、第4図(ロ)に示したよ
うな関節部材Fに一体的に軸状のステムSを設けておき
、これを骨の髄腔に挿入したり、また、骨の皮質骨の部
分で支持させることにより、固定性、支持性、安定性を
得るようにした形状構造のものが一般に用いられていた
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の如き従来の人工関節では適応される関節及び個々
の症例によって人工関節のコンポーネント自身に本来の
荷重方向以外からのストレスが加わったり、あるいは骨
の性質が異なるなど人工関節部材そのものが確実に装着
できないことなどがあり、長期間使用するに従って緩み
、ズレ、沈み込みなどが発生し、当初設置した本来の位
置から移動してしまい関節機能(運動機能)に支障を来
すことがあった。
また、関節部材に、より大きな骨に対する支持性、固定
強度をもたせるべく骨との接触面積を増大させた形状に
することは、関節部材自身の大型化をもたらし、それに
伴って骨切り量の増加を余儀なくする。
その結果、置換を行う手術手技の難しさ、手術時間が長
びくこと、さらに骨切り量が多いことにより天然骨が薄
く、あるいは細くなることによって第5図に示すように
線分Cの近傍にて折損し易く、術中の骨折事故を起こす
原因となることがあった。
以上のような不都合は人工関節の寿命を決′定してしま
うばかりでなく、長期間の臨床使用に際して対応できな
いうえ、適応症例、適応年齢を制限してしまう結果とな
っていた。
〔課題を解決するための手段〕
上記不都合を解消すべく、人工関節部材をより正確な位
置に装着可能とし、骨とさらに安定した固定性が得られ
るようにするため、関節部材本体に貫通孔やネジ孔など
の取付孔を具備せしめ、該取付孔にスクリュー、シャフ
トなどを挿通して、骨とより強固な結合を図るようにし
た。
〔作 用〕
1、人工関節部材と骨とがスクリュー、シャフトなどで
もって結合されることにより十分な初期固定性が得られ
る。
2、スクリュー、シャフトが関節部材と骨との間に介在
していることによってスクリュー、シャフトの設置位置
がそれに対応して関節部材の装着位置が自動的に決る。
3、関節置換のために関節部材の形状に合わせて骨切り
された骨と関節部材とがスクリュー、シャフトなどで固
定されるため関節部材を骨に打ち込んで装着する際、そ
の衝撃により骨折するようなことが防がれる。
〔実施例〕
以下、図によって本発明実施例を具体的に詳述する。
第1図は上腕骨Jとそれに装着する人工肘関節lを示し
、この人工肘関節1は不図示の尺骨と摺動する関節面1
aを備えるとともに該関節面1aの裏側には一体的にス
テム1bが植立してあり、このステム1bの付根は厚肉
状のボス部1cを成し、該ボス部1cには取付孔として
のネジ孔1dがあけである。
このような人工肘関節部材1が装着される上腕骨Jには
切欠部K、ステム挿入孔M1及び螺入孔R,R’が予め
形成してあり、かかる上腕骨Jに対し、まずステム1b
をステム挿入孔M中に挿入せしめ、ボス部1cの孔面が
切欠部にの奥面に当接した安定位置状態にて上腕骨Jに
あけた螺入孔RSR’ と人工肘関節1にあけられたネ
ジ1dとが軸方向に一致した状態下でスクリューSがネ
ジ込まれることによって人工肘関節1は上腕骨Jに装着
され、天然の関節面に代わって人工の関節面1aが置換
されて第1図(ロ)に示したように修復される。
また、第2図には人工膝関節10を示し、この人工膝関
節lOには関節面10aと大腿骨りに接合する側(裏側
)に一体重に形成されたボス部10cには取付孔として
の通孔10dがあけられて構成されている。一方、大腿
骨りには人工膝関節10のボス部10cを嵌合し、適合
性をもたせるべく切欠部にと螺入孔R,R’が設けであ
る。このような大腿骨りの切欠部Kに対し人工膝関節1
0のボス部10cを嵌入する如く、関節10を圧接した
状態のもとに大腿骨りにあけた螺入孔R1R゛よりスク
リューSを螺入することによって関節10は大腿骨りに
安定的に装着され、関節面の置換が行われることになる
尚、人工関節1.10を構成する材質としては生体内で
生体為害性をもたない、あるいは為害性の少ないステン
レス鋼、Co−Cr合金、純チタン、チタン合金などの
金属材料、アルミナ、ジルコニア、アパタイトなどのセ
ラミック材料、ポリエチレンなどの合成樹脂材料などの
単体もしくはこれらの複合材料で構成される。
ところで、人工関節l、10を骨に固定すべく上記実施
例では固定手段としてのスクリュー(ボルト)Sでもっ
て螺着する例をあげたが、これに限らず人工肘関節1に
ストレート状あるいはテーパー状の取付孔を穿設してお
き、これら取付孔に対してストレート状のシャフト、あ
るいはテーパー状の固定ピンを挿入することによって骨
に関節部材を固定するようにしてもよい。
なお、スクリュー・、シャフト、固定ピンは関節部材と
同様に金属、セラミック、合成樹脂などの材料で作られ
たものが使用される。
以上のように関節1.1dは骨と直接的に接合され、か
つスクリューSやシャフトなどでもって固定されるため
強固な初期固定が得られる。また第1図(ロ)に示した
ように人工肘関節1では上腕骨Jより圧縮荷重が加わっ
た時に生ずる髄腔軸方向(図中矢印方向)への沈み込み
に対しても関節部材の装着位置がスクリューSが螺入さ
れた位置、すなわち、ネジ孔1dによって規制されるた
め、それ以上の矢印方向への沈み込みを防ぐ作用がある
また、人工肘関節置換術において、第1図に示したよう
に上腕骨Jを骨切りした手術中に肘関節の形状、大きさ
などによって骨に肉薄な部分が場合にはその部位からの
骨折が発生し易いが、本発明による関節部材では骨と骨
の間にスクリューSなどで固定される構造のため骨折を
防ぎ、かつ骨折した骨片を固定させることもできる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る人工関節部材によれば、関節
面の裏面側に取付孔を設け、該取付孔に骨を通してスク
リュー、シャフトなどを挿通して骨に装着するようにし
たことから、置換した初期から十分な固定性を得ること
ができるため、患者にとっては初期固定期間の短縮とい
う福音をもたらす、また長期間の使用に対しても緩み、
ズレ、沈みなどの発生を防止することができる結果、人
工関節の適応症例、適応年齢を拡げることができる。従
って、変形性関節症、リエウマチなどの疾患により失わ
れた機能を回復させることができるなど人類の福祉にと
って寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本発明実施例に係る人工肘関節を上腕骨
に装着する手法を説明するための立体傾人工肘関節を上
腕骨に装着した状態を示す立体傾斜視図である。第2図
(イ)は本発明実施例に係る人工膝関節を大腿骨に装着
する手法を説明するための正面図であり、第2図(ロ)
は本発明実施例に係る人工膝関節を大腿骨に装着した状
態を示す正面図である。第3図(イ)(ロ)はともに従
来例による人工肘関節の立体斜視図、第4図(イ)(ロ
)はともに従来例による人工膝関節の立体斜視図、第5
図は人工肘関節が装着される際の骨切りされた上腕骨の
形状例を示す正面図である。 1:人工肘関節   J:上腕骨 lO二人工膝関節   D:大腿骨 1a+10aH関節面   ld:ネジ孔10d:通孔 Sニスクリユー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  片方側に関節面を有し、該関節面の裏側にボス部が形
    成されるとともに該ボス部に取付孔が穿設されているこ
    とを特徴とする人工関節部材。
JP63108008A 1988-04-29 1988-04-29 人工関節部材 Expired - Fee Related JP2789097B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478514U (ja) * 1990-11-20 1992-07-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62502169A (ja) * 1985-01-11 1987-08-27 エス・エー・マヌフアクチユア・ベルジ・デ・ゲンブロツクス 大腿骨の義肢のジヨイントメンバ
JPH0195912U (ja) * 1987-12-15 1989-06-26

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