JPH01276902A - パラボラアンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛星放送等を受信するパラボラアンテナに関す
る。

〔従来の技術〕

第９図に示す如くパラボラアンテナ１００にはりフレフ
タ１０２に反射した電波を受信する一次放射器１０４を
備えてなる一次放射器部１０６が設けられている。該一
次放射器部１０６は前記一次放射器１０４とコンバータ
１０８等から構成されている。

そして、従来のパラボラアンテナ１００においては前記
一次放射器部１０６はりフレフタ１０２を支持するりフ
レフタ取付金具１１０の下部に突設された支持金具１１
２によって、リフレクタ１０２に対向するように設けら
れている。

しかし、前記パラボラアンテナ１００ではコンバータ１
０８は一次放射器１０４のリフレクタ１０２と離間方向
側に取り付けられるのでパラボラアンテナ１００の前後
方向（第９図左右方向）の長さが長くなり、パラボラア
ンテナ１００の設置場所が広くないとパラボラアンテナ
１００を設置することができなかった。

また、一次放射器部１０６を支持する支持金具１１２や
一次放射器部１０６と支持金具１１２を連結固定する連
結部材１１４を必要とするため物品点数の増加によりパ
ラボラアンテナ１００の重量も増加してしまった。

更に、コンバータ１０８のりフレフタ１０２と離間方向
側からは出カケープル１１６が突出する。このため、該
出カケープル１１６は第９図に想像線で示す如くコンバ
ータ１０８の下方にそのまま垂れ下がってしまう。この
ため、出カケープル１１６がコンバータ１０８の下方へ
そのまま垂れ下がるのを防止するためケーブル保持具（
図示せず）を別途用意しなければならなかった。

更に、一次放射器１０４とコンバータ１０８を連結しな
ければならなかったので、連結加工が大変であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は上記事実に鑑み、一次放射器部をコンバータで
支持することにより小型で軽量かつ簡単な構造のパラボ
ラアンテナを提供することが目的である。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明は、送信された電波を受信、反射させるリフレク
タと該リフレクタで反射した電波を受信する一次放射器
及びコンバータを備える一次放射器部を有し、該一次放
射器部が前記リフレクタに支持されるパラボラアンテナ
において、前記一次放射器部がその構成部材の１つであ
るコンバークを支持部材としてリフレクタに直接又は間
接に支持された構成とした。

〔作用〕

上記構成の本発明ではパラボラアンテナの一次放射器部
が一次放射器部の構成部材の１つであるコンバータでリ
フレクタに直接又は間接に支持されたので、パラボラア
ンテナの前後方向の長さを短くしてパラボラアンテナを
小型にすると共に軽量で簡単な構造にすることができる
。

〔第１実施例〕 第１図には本発明に係るパラボラアンテナ１０の第１実
施例の側面図が示されている。

第１図に示す如く送信された電波を反射させるリフレク
タ１２は側面視略皿形状に形成されている。該リフレク
タ１２の裏面側（第１図右側）にはブラケット１４を介
してリフレクタ１２を支持するりフレフタ取付金具１６
が配設されている。

該リフレクタ取付金具１６の上半部はりフレフタ１２の
下半部裏面側に位置し、下半部はりフレフタ１２の下端
よりも下方に位置している。

前記リフレクタ取付金具１６の上下方向中間部には支持
取付金具１８が配設されてリフレクタ取付金具１６が支
持取付金具１８を介して支柱２０により支持されるよう
になっている。該支柱２０の下端部（図示せず）はビル
や家屋等に固着されるようになっている。

前記リフレクタ取付金具１６の下部には一次放射器３２
と共に一次放射器部２１を、形成するコンバータ２２の
構成部材の１つであるコンバータケース体２４が突設し
ている。また、該コンバータケース体２４の基端面から
は出カケープル２６が突出して、出カケープル２６の中
間部は支柱２０に沿って垂れ下がるようになっている。

このため、出カケープル２６がコンバータケース体２４
の先端部からそのまま垂れ下がる場合において必要であ
ったケーブル保持具を用意する必要はない。

第２図で示す如く前記コンバータケース体２４内にはコ
ンバータ２２の構成部材の１つであるプリント基盤２８
がボルト３０によってコンバータケース体２４の長手方
向に沿って配設されている。

前記コンバータケース体２４の先端部にはりフレフタ１
２で反射した電波を受信する一次放射器３２が設けられ
ている。このため一次放射器３２とコンバータ２２を一
体にしたので、従来のようにコンバータ２２と一次放射
器３２を連結するような連結部材及び連結加工を不要に
することから、パラボラ・アンテナの部品点数の減少を
図ることにより、パラボラアンテナ１０の重量増加を防
止することができる。

第２図で示す如く該一次放射器３２は、導波管３４（想
像線で示す）、マイクロストリップアンテナ３６等から
構成されている。該導波管３４は中空であってコンバー
タケース体２４の先端部に嵌合され、導波管３４の先端
開口部３４Ａがリフレクタ１２に対向するようになって
いる。

導波管３４の基端部３４Ｂに対応するコンバータケース
体２４内には前記マイクロストリツプアンテナ３６がボ
ルト３８によって保持されている。

該マイクロストリップアンテナ３６は前記プリント基盤
２８とピン４０によって接続されている。

なお、第３図及び第４図には一次放射器部２１の他の実
施例が示されている。

第３図に示されている一次放射器部２１においてはプリ
ント基盤２８がコンバータケース体２４の先端近傍まで
延設されており、該プリント基盤２８の先端部に直接マ
イクロストリップアンテナ３６が配置されている。他は
第２図で示した一次放射器部２１と同一の構成である。

第４図に示されている一次放射器部２１においてはマイ
クロストリップアンテナ３６の下端部にはマイクロスト
リップアンテナ給電ライン４２が接続されて、コンバー
タマイクロストリップライン４５の先端部と発泡部材４
４を介して間接的に重合されるようになっている。他は
第２図で示した一次放射器部２１と同一の構成であるが
、第４図で示した一次放射器部２１は第２図及び第３図
に示した一次放射器部２１に比し加工が簡単であるとい
う特徴を有している。

なお、本発明のパラボラアンテナ１０に上述した３タイ
プの一次放射器部２１のうちどのタイプの一次放射器部
２１を適用するかは自由である。

また、第５図において示すパラボラアンテナ１０は第１
図で示したパラボラアンテナ１０と同一構造であるが一
次放射器３２を構成する導波管３４の形状が異なってい
るだけである。

上述した如く一次放射器３２とコンバータ２２を一体と
したことにより一次放射器３２とコンバータ２２の距離
が短くなるので電波の伝送ロスを減少でき受信性能を向
上できる。

〔第２実施例〕 第６図には本発明に係るパラボラアンテナ１０の第２実
施例の側面図が示されている。

第２実施例のパラボラアンテナ１０はリフレクタ１２を
支持するりフレフタ取付金具１６の上下方向長さは第１
実施例のパラボラアンテナ１０のリフレクタ取付金具１
６に比し短く形成されている。

そして、コンバータケース体２４の基端部がリフレクタ
１２の下端部に直接貫通嵌合している。

第２実施例のようにリフレクタ１２とコンバータケース
体２４を直接連結しても第１実施例と同様にパラボラア
ンテナ１００前後方向（第６図左右方向）の長さを短く
することができる。

第７図に示すパラボラアンテナ１０は第６図に示したパ
ラボラアンテナ１０と一次放射器３２を構成する導波管
３４の形状が相違するだけで他の構成は同一モある。

第８図（Ａ、）、（Ｂ）に示すパラボラアンテナ１０の
リフレクタ１２の中間部及び下端部にはブラケット部４
６が形成されている。そして該リフレクタ１２は略逆り
字形状のりフレフタ取付体４８に枢支ピン５０を介して
取り付けられている。

前記、コンバータケース体２４の基端部は第６図及び第
７図で示したパラボラアンテナ１ｏと同様にリフレクタ
１２の下部に貫通嵌合されている。

なお、第２実施例のパラボラアンテナ１０においても第
２図乃至第４図に示されたタイプの一次、放射器部２１
が適用される。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明に係るパラボラアンテナでは
りフレフタに一次放射器部を構成するコンバータを一次
放射器部の支持部材として取り付けたのでパラボラアン
テナの前後方向長さを短くできるためパラボラアンテナ
を小型にすることができ、パラボラアンテナの重量バラ
ンスが向上すると共に風圧の影響も少ないので良好な状
態で受信することができるという効果を有する。

また、一次放射器部の支持金具を不要としたことにより
パラボラアンテナの軽量化及び低コスト化を図ることが
できるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図には本発明に係るパラボラアンテナの
第１実施例を示し、第１図はパラボラアンテナの側面図
、第２図乃至第４図は一次放射器部の一部拡大断面図、
第５図は他のパラボラアンテナの側面図、第６図乃至第
８図（Ａ）、（Ｂ）は第２実施例を示し、第６図及び第
７図はバラボラアンテナの側面図、第８図（Ａ）はパラ
ボラアンテナの側面図、第８図（Ｂ）は第８図（Ａ）の
正面図、第９図は従来のパラボラアンテナの側面図であ
る。 １０・・・パラボラアンテナ、 １２・・・リフレクタ、 ２１・・・一次放射器部、 ２２・・・コンバータ、 ３２・・・一次放射器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）送信された電波を受信、反射させるリフレクタと
   該リフレクタで反射した電波を受信する一次放射器及び
   コンバータを備える一次放射器部を有し、該一次放射器
   部が前記リフレクタに支持されるパラボラアンテナにお
   いて、前記一次放射器部がその構成部材の１つであるコ
   ンバータを支持部材としてリフレクタに直接又は間接に
   支持されたことを特徴とするパラボラアンテナ。