JPH01275816A - 小便器用仕切装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は小便器用仕切装置に関するものである。

（従来の技術） 小便器を複数並設した場合、小便器間に目隠しのための
仕切板が設けられ、従来の仕切板は不透明な板状体で形
成され、例えば実公昭４７−１３９９３８号で示される
如くで、このものは仕切板上に棚板部を設け、陶製で各
部一体に設けたものである。

（発明が解決しようとする課題） 従来のこの種仕切板は板状体で形成されているので把持
しにくく、仕切板を把持して体を支えつつ使用しようと
した場合使いにくいという問題点があり、一方、仕切板
は不透明なので設置した場合圧迫感があり好ましくない
。

本発明は以上の如き問題点に鑑みなされたもので、その
目的とする処は、グリップとして機能させつつ仕切板と
しても機能させ、且つ開放感のある仕切装置を得せしめ
るにある。

（課題を解決するための手段） 以上の問題点を解決するための手段は、壁面に複数の小
便器を並設し、該小便器間に設けられる仕切板において
、把持バーを小便器間に設け、該バーに板体を取着する
ようにし、又板体は液晶板の如く通電時のみに遮蔽する
ようにしたことてある。

（上記手段による作用） 上記手段によれば、仕切装置は把持バーとこれに取り付
けられた板体とからなるので仕切板として機能しつつ把
持ができ、又仕切板は通電時にのみ遮蔽するように機能
させることにより盲板と異なって開放感が得られる。

（実施例） 次に本発明の好適する一実施例を添付図面を参照しつつ
詳述する。

第１図は本発明の第１実施例で、図において１はトイレ
ルームの小便器ブースの壁で、壁１の中間上部乃至下部
には前方に突出する取付壁面２が設けられ、取付壁面２
の上端と壁１の間にはカウンタ３が設けられ、取付壁面
２の裏側に配管が設けられている。取付壁面２には左右
方向に離間して複数、図では三個の小便器４・・・が並
設されて取付支持され、小便器４の下には排水トラップ
等が露出しているが、図のものはカバー５でこれらを覆
い、小便器４の本体上部正面ｉ４ａにはセンサ６が設け
られ、使用を検出し、使用後に洗浄水を流すように構成
されている。

並設された小便器４・・・間には側面視検Ｕ字型の把持
バー７が配設され、把持バー７はステンレスパイプ材や
鋼バイブの表面にクロムメツキの如き表面処理を施した
ものでＵ字型に屈曲させたものを用い、弯曲部７ａが前
方に位置し、平行する上下の杆部７ｂ、７ｃの後端部は
取付壁面２の上下の位置に止着する。把持バー７の杆部
７ｂ、７ｃの基部寄り部には小物吊り掛用フック８．９
を設け、実施例では上杆７ｂのフック８はＬ字状に側方
に突出させ、又下杆７ｃのフック９は上方に起立するよ
うに設けた。

以上の側面視横Ｕ字状の把持バー７の弯曲部７ａ、上下
の杆部７ｂ、７ｃで囲まれた中間部乃至前部の空間には
仕切板１０を嵌合止着する。仕切板１０は薄板状で空間
に嵌合する外形をなし、先部１０ａが弯曲部７ａに対応
するように弯曲し、上下縁部１０ｂ、１０ｃは上下の杆
部７ｂ。

７ｃに対応するように直線状で、その前後方向寸法は把
持バー７よりも短く、把持バー７の弯曲部７ａから既述
のフック８．９の手前迄の長さとし、把持バー７の基部
を除いた他の全面を覆うように設定されている。以上の
仕切板１０は通常時は透明で通電時には不透明となる液
晶板等で形成し、仕切板１０は既述のセンサ６の検出で
通電駆動されるように構成し、実施例では小便器４・・
・を三個並設し、図では左のもの４Ａの左側は側壁１２
が臨み、右のもの４０の右側は不図示の側壁が臨み、左
のもの４Ａと中央のもの４Ｂ、中央のもの４Ｂと右のも
の４０の間に把持バー７、仕切板１０からなる仕切装置
１１が二個１１Ａ。

１１Ｂ並設されている。

以上において、センサ６で使用を検出し、これにより仕
切装置１１Ａ、ＩＩＢの仕切板１０゜１０の起動スイッ
チを作動させ、通電する。この場合、左側の小便器４Ａ
を用いる場合には左側の仕切装置１１Ａの仕切板１０の
、又中央のもの４Ｂを用いる場合には左右の仕切装置１
１Ａ。

１１Ｂの、更に右側のもの４０を用いる場合には右側の
仕切装置１１Ｂの仕切板１０を夫々通電せしめ、通電に
よって透明な仕切板１ｏを不透明とし、遮蔽する。−労
使用後、即ち人が立ち上った後センサ出力はオフとなり
、洗浄水のバルブを開いて洗浄水を供給し、これと同時
に仕切板１ｏへの通電をオフし、仕切板１０は透明とな
り、第１図は説明の便宜上左側のものＩＩＡを透明に、
又右側のものｆｌｂを通電不透明状態で示し、センサ６
による洗浄水供給、仕切板１０の通電は以上の如き動作
を行うように制御回路を構成しておく。

第２図は本発明の第２実施例を示し、図中同一部分には
同一符号を付し詳細な説明は省略する。

本実施例では側面視逆り型の把持バー１０７゜１０７を
小便器４・・・間に配設し、把持バー１０７゜１０７は
上の水平な横杆部１０７ａ基端を壁面２に止着し、垂直
な縦杆部１０７ｂ下端を床面１３に止着し、Ｌ型に屈曲
した縦杆部１０７ｂ上部と横杆部１０７ａの前部間に略
方形の液晶板等からなる仕切板１１０を取付支持したも
ので、仕切板１１０は上縁及び前縁を把持バー１０７に
取り付け、他の二辺はＬ型の枠１０７ｃで支持し、横杆
部１０７ａの基部近傍に小物吊り掛用フック１０８を設
けたものである。

以上実施例では把持バーを０字型り字型としたがその形
状は任意であり、把持し易く、且つ仕切板の支持が行え
れば良い。又実施例では液晶板の如く通電時にのみ遮蔽
するようにしたが、その他、例えばすりガラス、偏光ガ
ラス等でも良い。

（発明の効果） 以上で明らかな如く本発明によれば、並設された小便器
間に設けられる仕切装置を把持バーと仕切板で構成した
ので、仕切を行いつつ把持バーを把持することができ、
使用上便利であるとともに仕切板を液晶板の如き通電に
よりて不透明となる板材で構成することにより使用時に
は透明で把持バーのみとなり開放感があるトイレが実現
でき、一方便用時にのみ不透明となるので仕切としての
機能が充分に発揮できること、又把持バーに小物吊り掛
用フックを設けたので手下げ等を掛けることができる等
多大の利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は第１実
施例の斜視図、第２図は第２実施例の斜視図である。 尚図面中、４は小便器、７，１０７は把持バー、８．１
０８は小物吊り掛用フック、１０，１１０は仕切板であ
る。 特許　出　願人　東陶機器株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、壁面に複数の小便器を並設し、該小便器間に設けら
   れる仕切板において、把持バーを小便器間に設け、該把
   持バーに板体を取着するようにしたことを特徴とする小
   便器用仕切装置。 ２、前記仕切板は液晶板の如く通電時に不透明となって
   遮蔽機能を有する如き板材で形成した請求項１の小便器
   用仕切装置。 ３、前記把持バーに小物吊り掛用のフックを設けた請求
   項１の小便器用仕切装置。