JPH01275707A - 銅紛の製造方法 - Google Patents
銅紛の製造方法Info
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- JPH01275707A JPH01275707A JP10355588A JP10355588A JPH01275707A JP H01275707 A JPH01275707 A JP H01275707A JP 10355588 A JP10355588 A JP 10355588A JP 10355588 A JP10355588 A JP 10355588A JP H01275707 A JPH01275707 A JP H01275707A
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Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、各種の摩擦材料の摩擦係数調整剤として有用
な銅粉を経済的に製造する方法に関する。
な銅粉を経済的に製造する方法に関する。
(従来の技術)
一般に、自動車、鉄道車両、産業機械等のブレーキ、ク
ラッチに使用される摩擦材料としては、石綿、スチール
ウール、ガラス繊維等の基材に、銅、黄銅、鉄等の金属
粉、カーボンブラック、粉砕コルク、バルブ、硫化鉛、
カシューダストレジン、ラバーダスト等の摩擦係数調整
剤やその他の配合剤を加え、これらをフェノール樹脂、
塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂のような結合剤とともに
所定形状に成形したものが使用されている。
ラッチに使用される摩擦材料としては、石綿、スチール
ウール、ガラス繊維等の基材に、銅、黄銅、鉄等の金属
粉、カーボンブラック、粉砕コルク、バルブ、硫化鉛、
カシューダストレジン、ラバーダスト等の摩擦係数調整
剤やその他の配合剤を加え、これらをフェノール樹脂、
塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂のような結合剤とともに
所定形状に成形したものが使用されている。
このような摩擦係数調整剤としては、従来から銅粉が多
く用いられており、自動車用ブレーキ材料においては摩
擦材料全体の10〜30重量%の割合で使用されている
。そしてこのような銅粉としては、均質性の点で電解銅
粉が主に使用されている。
く用いられており、自動車用ブレーキ材料においては摩
擦材料全体の10〜30重量%の割合で使用されている
。そしてこのような銅粉としては、均質性の点で電解銅
粉が主に使用されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら電解銅粉は、製法の点からかなり高価なも
のであるため、摩擦材料全体のコストアップにつながる
という問題があった。
のであるため、摩擦材料全体のコストアップにつながる
という問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、摩擦係数調整剤としその特性が電解銅粉と比べてな
んら遜色のない銅粉を、廃材を利用して経済的に製造す
る方法を提供することを目的とする。
で、摩擦係数調整剤としその特性が電解銅粉と比べてな
んら遜色のない銅粉を、廃材を利用して経済的に製造す
る方法を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の銅粉の製造方法は、微小径、例えば外径0.4
1以下、0.05m1以上の銅線および/またはエナメ
ル焼付銅線を、ロータリー式粉砕機にかけて破砕し、次
いでこれを所定のメツシュを有するふるいの目を通して
ふるい分けることを特徴としている。
1以下、0.05m1以上の銅線および/またはエナメ
ル焼付銅線を、ロータリー式粉砕機にかけて破砕し、次
いでこれを所定のメツシュを有するふるいの目を通して
ふるい分けることを特徴としている。
本発明における銅線および/またはエナメル焼付銅線と
しては、電線の製造工程で生じた裸屑鋼線、被覆屑銅線
の被覆を剥いだもの、屑エナメル焼付銅線等の廃材を使
用することが望ましい。
しては、電線の製造工程で生じた裸屑鋼線、被覆屑銅線
の被覆を剥いだもの、屑エナメル焼付銅線等の廃材を使
用することが望ましい。
これらの銅線および/またはエナメル焼付銅線に用いら
れている銅の純度は非常に高いので、電解銅、と遜色の
ない銅粉が得られる。
れている銅の純度は非常に高いので、電解銅、と遜色の
ない銅粉が得られる。
本発明においてロータリー式粉砕機としては、たとえば
粉砕容器の内周面に埋設された固定刃と容器内部で連続
的に回転する回転刃との間で、金属線材等を破砕するよ
うに構成された粉砕機を用いることが好ましい。そして
粉砕機の容器底部に、所定のメツシュを有するスクリー
ン(ふるい)を設け、一定の直径以下になるまで連続的
に破砕されるように構成することが好ましい。
粉砕容器の内周面に埋設された固定刃と容器内部で連続
的に回転する回転刃との間で、金属線材等を破砕するよ
うに構成された粉砕機を用いることが好ましい。そして
粉砕機の容器底部に、所定のメツシュを有するスクリー
ン(ふるい)を設け、一定の直径以下になるまで連続的
に破砕されるように構成することが好ましい。
(作用)
本発明の銅粉の製造方法においては、銅線および/また
はエナメル焼付銅線が、ロータリー式粉砕機によって所
定の直径以下の粉体に粉砕され、摩擦係数調整剤として
好適した銅粉が、製造コストをあまりかけずに得られる
。
はエナメル焼付銅線が、ロータリー式粉砕機によって所
定の直径以下の粉体に粉砕され、摩擦係数調整剤として
好適した銅粉が、製造コストをあまりかけずに得られる
。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の銅粉の製造方法の実施例においては、電線の製
造工程で生じた外径0.4mm以下、0.05龍以上の
屑銅線および/または屑エナメル焼付銅線1を、以下に
示す構造のロータリー式粉砕機2に投入ホッパー3から
投入する。すなわち、このロータリー式粉砕機2は、投
入ホッパー3と、これに連接された粉砕容器4と、この
粉砕容器4の内壁面に埋設された複数枚の固定刃5と、
垂直面上で複数の方向に放射状に切断刃6が突設されて
おり、粉砕容器4の内部で水平軸の周りを回転する回転
子7と、粉砕容器4の底部に固設された、所定の大きさ
の網目(メツシュ)が形成されたふるい状底板8とから
構成されている。
造工程で生じた外径0.4mm以下、0.05龍以上の
屑銅線および/または屑エナメル焼付銅線1を、以下に
示す構造のロータリー式粉砕機2に投入ホッパー3から
投入する。すなわち、このロータリー式粉砕機2は、投
入ホッパー3と、これに連接された粉砕容器4と、この
粉砕容器4の内壁面に埋設された複数枚の固定刃5と、
垂直面上で複数の方向に放射状に切断刃6が突設されて
おり、粉砕容器4の内部で水平軸の周りを回転する回転
子7と、粉砕容器4の底部に固設された、所定の大きさ
の網目(メツシュ)が形成されたふるい状底板8とから
構成されている。
そして、この粉砕機2に投入された屑銅線1等は、ふる
い状底板8のメツシュを通過する大きさになるまで、粉
砕容器4内で回転する切断刃6と固定刃5との間で破砕
される。
い状底板8のメツシュを通過する大きさになるまで、粉
砕容器4内で回転する切断刃6と固定刃5との間で破砕
される。
一定の直径以下に粉砕され、ふるい状底板8のメツシュ
を通った銅粉は、次いで粉砕機2の真下に配設された振
動ふるい9でふるい分けされる。
を通った銅粉は、次いで粉砕機2の真下に配設された振
動ふるい9でふるい分けされる。
この振動ふるい9は、摩擦係数調整剤として有用な一限
界直径の目開きとなるようにメツシュが設定されており
、この振動ふるい9のメツシュを通ったa扮だけが集め
られる。また、メツシュを通過できずに振動ふるい9上
に残った銅粉は、限界直径以上の直径を有するものであ
り、これらは再びロータリー式粉砕べ2に戻されて粉砕
される。
界直径の目開きとなるようにメツシュが設定されており
、この振動ふるい9のメツシュを通ったa扮だけが集め
られる。また、メツシュを通過できずに振動ふるい9上
に残った銅粉は、限界直径以上の直径を有するものであ
り、これらは再びロータリー式粉砕べ2に戻されて粉砕
される。
こうして製造される限界直径以下の直径を有する銅粉は
、従来からの電解銅粉と比べ、なんら遜色のない摩擦係
数調整剤としての特性を示す。
、従来からの電解銅粉と比べ、なんら遜色のない摩擦係
数調整剤としての特性を示す。
[発明の効果コ
以上の説明から明らかなように、本発明の方法によれば
屑銅線等の廃材を使用し電解銅粉と遜色ない特性を示す
銅粉を製造することができる。
屑銅線等の廃材を使用し電解銅粉と遜色ない特性を示す
銅粉を製造することができる。
したがって、製造コストの大幅な低減(1/2〜213
)を図ることができ、かつ資源の有効利用による省資源
という観点からも極めて有用な方法といえる。
)を図ることができ、かつ資源の有効利用による省資源
という観点からも極めて有用な方法といえる。
図面は本発明の実施例に使用するロータリー式粉砕機を
概略的に示す図である。 1・・・・・・・・・屑銅線 2・・・・・・・・・ロータリー式粉砕機5・・・・・
・・・・固定刃 6・・・・・・・・・切断刃 8・・・・・・・・・ふるい状底板 9・・・・・・・・・振動ふるい 代理人 弁理士 須 山 佐 −
概略的に示す図である。 1・・・・・・・・・屑銅線 2・・・・・・・・・ロータリー式粉砕機5・・・・・
・・・・固定刃 6・・・・・・・・・切断刃 8・・・・・・・・・ふるい状底板 9・・・・・・・・・振動ふるい 代理人 弁理士 須 山 佐 −
Claims (1)
- (1)微小径の銅線および/またはエナメル焼付銅線を
、ロータリー式粉砕機にかけて破砕し、次いでこれを所
定のメッシュを有するふるいの目を通してふるい分ける
ことを特徴とする銅粉の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355588A JPH01275707A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 銅紛の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355588A JPH01275707A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 銅紛の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01275707A true JPH01275707A (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=14357067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10355588A Pending JPH01275707A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 銅紛の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01275707A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023175677A1 (ja) * | 2022-03-14 | 2023-09-21 | 三菱電機株式会社 | 金属の再生方法、及び金属粉含有樹脂成形体の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075558A (ja) * | 1973-11-09 | 1975-06-20 | ||
JPS62130206A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-12 | Kobe Steel Ltd | 急冷金属粉末の製造方法 |
-
1988
- 1988-04-26 JP JP10355588A patent/JPH01275707A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075558A (ja) * | 1973-11-09 | 1975-06-20 | ||
JPS62130206A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-12 | Kobe Steel Ltd | 急冷金属粉末の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023175677A1 (ja) * | 2022-03-14 | 2023-09-21 | 三菱電機株式会社 | 金属の再生方法、及び金属粉含有樹脂成形体の製造方法 |
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