JPH01273392A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば増設用のメモリ回路を設けた増設用メ
モリカードや他のＩＣカード等の増設用付属品が外部か
ら挿脱可能に装着されるように構成された電子機器に関
するものである。

［従来の技術］ 従来のこの種の電子機器の増設部品装着部の構造によれ
ば電子機器の外装ケースの内側に増設用付属品の挿脱の
通路を形成した案内枠が固定して設けられる。案内枠の
奥には増設用付属品を接続すべき電子機器の回路基板に
設けられたコネクタが配置される。そして増設用付属品
は案内枠の通路を介して挿入され、コネクタに圧入して
嵌着され電子機器に装着される。また増設用付属品を強
く引くことで付属品がコネクタから抜は増設用付属品を
引き出すことができる。この挿入、抜脱の際に操作者が
増設用付属品を掴んで力をかけられるように、増設用付
属品が装着された状態で同付属品の抜脱方向側の端部が
外部に露出するように寸法関係が構成されている。

なお増設用付属品の非装着時に電子機器の外観上の体裁
を整える、あるいは防塵のために増設用付属品の通路の
出口には扉が設けられる場合が多い。また抜脱作業時に
電子機器本体及び増設用付属品の回路を保護するために
、上記の屏の開閉に連動して扉の閉成により電子機器本
体の回路を一時的にオフするスイッチを設ける構成が広
く採用されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら上述のような従来の増設用付属品の装着構
造では増設用付属品が装着された状態で抜脱方向側の端
部が外部に突出するので、この突出部分に衝撃が加わっ
た場合にはそれによる悪影晋で電子機器本体の制御回路
のｃｐｕが暴走したり、メモリの記憶データが破壊され
たりする思わぬ事故が発生する可能性がある。

そこで本発明の課題はこの種の電子機器において増設用
付属品の挿脱、装着を簡単に行なえるとともに増設用付
属品の装着状態において同付属品が外部の衝撃を受けな
いようにし、増設用付属品及び電子機器本体の回路を保
護できるようにすることにある。

［課題を解決するための手段］ 上記の課題を解決するため本発明によれば、増設用付属
品が外部から挿脱可能に装着されるように構成された電
子機器において、前記付属品の挿脱の通路を形成したガ
イド部材を電子機器の外装ケースに対して前記挿脱方向
に可動に設け、前記付属品を電子機器に装着した状７態
で前記ガイド部材を前記付属品の挿入方向または抜脱方
向に移動させることにより、前記付属品の抜脱方向側端
部が外部に露出するか、または前記付属品全体が前記外
装ケースおよびガイド部材に収容されるようにした構造
を採用した。

［作　用］ このような構造によれば操作者は増設用付属品の挿脱時
にはガイド部材を付属品の挿入方向にわ勤させることに
より付属品の抜脱方向側端部を掴んで容易に挿脱を行な
える。また増設用付属品の装着状態ではガイド部材を付
属品の抜脱方向に移動させることにより増設用付属品全
体が外装ケース及び芳イド部材に収容され、外部の衝撃
を直接受けることはなくなる。またガイド部材は外装ケ
ースの増設用付属品装着部の開口部を塞ぎ、付属品の挿
脱の通路を狭いものとして開口部の屏の代わりとなる。

［実施例コ 以下添付した図を参照して本発明の実施例の詳細を説明
する。

第１図及び第２図は本発明の実施例による電子機器にお
いて例えば前述した増設用メモリカードとして構成され
る増設用付属品（以下付属品と略す）２の装着部の構造
及び動作を説明するものである。第１図は付属品２を装
着した状態を示し、第２図は付属品２の挿脱作業時を示
している。付属品２は第２図中矢印１．Ｏ方向の図中左
右方向に挿脱される。

第１図及び第２図の構造において先ず符号１は電子機器
の外装ケースであり、この外装ケース１の付属品２の装
着部には開口部１ａが形成されている。開口部１ａには
付属品２の挿脱の通路３ａを形成したガイド部材として
の案内枠３が開口部１ａの上側の壁に形成された案内溝
１ｄを介して案内されて挿脱方向のｒ、ｏ方向に摺動可
能に設けられている。案内枠３の１方向の穆動限は開口
部１ａの奥に突設されたストッパ１ｅにより規制される
ようになっている。また０方内のり動限は開口部１ａの
上側と下側の外方端部のぞれぞれに形成されたストッパ
ｌｂ、ｌｃのそれぞれにより規制されるようになってい
る。また案内枠３はストッパ１ｅと案内枠３との開に弾
装されたバネ６により常時０方向に付勢されている。

さらに案内枠３の下端部には第２図の位置において案内
枠３を係止するためのロック爪３ｂが形成されている。

ロック爪３ｂは自身の弾性により図中下方向に常時付勢
されている。

一方外装ケース１内において開口部１ａの奥の近傍には
増設用付属品が接続される電子機器の回路を構成する回
路基板４が設けられており、回路基板４上には付属品２
を接続するためのコネクタ５が開口部１ａに対向して通
路３ａの延長線上に配置して設けられている。

このような構造のもとに付属品２を挿入、装着する時に
は、先ずその前に操作者は案内枠３を下方向に第２図の
位置まで押圧して移動させる。第２図の位置でロック爪
３ｂの先端の突起が外装ケース１のストッパ１ｅの基端
部近傍に形成された凹部１ｆに係合し、これにより案内
枠３が図示の位置に係止される。しかる後に付属品２を
通路３ａに１方向に挿入し付属品２の先端部をコネクタ
５の溝５ａに圧入し、嵌着させることにより付属品２が
装着される。また付属品２の先端部に設けられた不図示
の接続端子がコネクタ５の不図示の接続端子に圧接して
付属品２が回路基板４に接続される。

なおこの場合、第２図に示すように付属品２のＩ、０方
向の長さがコネクタ５の溝５ａの図中右端と案内枠３の
通路３ａの外方端（左端）との距離より長いので付属品
２の０方内側の端部は外部に露出する。従って操作者は
この露出する端部を掴んで容易に挿入作業を行なうこと
ができる。

次に挿入、装着作業が終了したら案内枠３を０方向に強
く引くことによりロック爪３ｂと凹部１ｆの係合が外れ
、案内枠３の係止が外れ、案内枠３はバネ６の付勢力に
より０方向に移動し、ストッパｌｂ、ｌｃを介して係止
される第１図の位置まで移動する。この第１図の状態で
は付属品２の全体が案内枠３及び外装ケース１に収容さ
れるように寸法関係が設定されるものとする。このよう
に付属品２を装着し案内枠３を第１図の位置に８勅させ
た状態では付属品２の全体が外装ケース１及び案内枠３
内に収容されるので、付属品２は外部からの衝撃を直接
受けることはなく、付属品２及び回路基板４の回路を保
護できる。

次に付属品２の抜脱時には先ず案内枠３を■方向に押圧
し第２図の位置まで８勤させ、同位置に係止させる。こ
の状態では先述のように付属品２の０方向側端部が外部
に露出するので、操作者はその露出部分を掴んで１方向
に引くことにより付属品２のコネクタ５に対する嵌着が
外れ付属品２をコネクタ５から抜き０方向に容易に引き
出すことができる。

以上のように本実施例によれば極めて容易に付属品２の
挿脱を行なえるとともに、付属品２の装着状態で案内枠
３を第１図の位置に移動させることにより付属品２の全
体が収容され、外部の衝撃を直接受けず、付属品２及び
回路基板４の回路を保護することができる。

また本実施例によれば案内枠３は外装ケース１の装着部
の開口部１ａｅＭいでおり、通路３ａが図示のように狭
いものとすれば案内枠３を介して外部からの塵、はこり
の侵入をかなり防ぐことができる。また案内枠３は第１
図の位置において開口部１ａの切り欠き部分を補完し、
全体の外形を連続したものにすることにより全体の外観
の体裁を良くすることができる。即ち案内枠３は従来の
装着部の開口部に設けられていた扉の代用となる。

なお付属品２を挿脱する動作時のショックから付属品２
及び回路基板４の回路を保護する必要がある場合には、
案内枠３の移動に連動し案内枠３が第２図の位置に移動
した場合に回路基板４の回路を一時的にオフするスイッ
チを設けるものとする。これにより挿脱時のショックか
ら付属品２及び回路基板４の回路を自動釣に保護するこ
とが可能となり、付属品２０挿脱時に電子機器の電源ス
ィッチをいちいちオフする手間も不要になる。

なお従来の増設用付属品の装着部の構造でも固定されて
いるにせよ案内枠は設けられるのであるから、本実施例
によれば開口部の扉及び屏をロックするためのロック機
構等の部材が不要となる分だけ部品点数が少なくてすみ
、構造が簡略化され、コストダウンが図れる。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように本発明によれば、増設用
付属品が外部から挿脱可能に装着されるように構成され
た電子機器において、前記付属品の挿脱の通路を形成し
たガイド部材を電子機器の外装ケースに対して前記挿脱
方向に可動に設け、前記付属品を電子機器に装着した状
態で前記ガイド部材を前記付属品の挿入方向または抜脱
方向に移動させることにより、前記付属品の抜脱方向側
端部が外部に露出するか、または前記付属品全体が前記
外装ケースおよびガイド部材に収容されるようにした構
造を採用したので、増設用付属品の挿脱、装着が極めて
容易に行なえること、付属品の装着状態において付属品
が外部の衝撃を直接受けないようにすることができ付属
品及び電子機器本体の回路の保護をより確実に行なえる
こと、ガイド部材を介して防塵及び電子機器の外観を良
くすることができること、及び付属品装着部の構造を簡
略化して電子機器のコストダウンが図れることなどの優
れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はそれぞれ本発明の実施例による電子
機器の増設用付属品装着部の構造と動作を説明する付属
品装着状態と挿脱時の断面図である。 １・・・外装ケース　　　２・・・増設用付属品３・・
・案内枠　　　　　３ａ・・・通路４・・・回路基板　
　　　５・・・コネクタ６・・・バネ 特許出願人　キャノ′株式会社　、−７つ代理人　弁理
士　加　藤　　卓　　　゛・１ １ｂ　　　　　　Ｉｄ　ｔＡＡ　　２４畑４ｉ１に：。 イづン９らざｂｌシ」ｉイスＪＱ乎、のｔ−肩部ｌ）氏
知≦ろ第１図 ７１山品挿ｎ兇崎の装羞紗の酎面ｌ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）増設用付属品が外部から挿脱可能に装着されるよう
   に構成された電子機器において、前記付属品の挿脱の通
   路を形成したガイド部材を電子機器の外装ケースに対し
   て前記挿脱方向に可動に設け、前記付属品を電子機器に
   装着した状態で前記ガイド部材を前記付属品の挿入方向
   または抜脱方向に移動させることにより、前記付属品の
   抜脱方向側端部が外部に露出するか、または前記付属品
   全体が前記外装ケースおよびガイド部材に収容されるよ
   うにしたことを特徴とする電子機器。