JPH01269826A

JPH01269826A - 高周波加熱装置

Info

Publication number: JPH01269826A
Application number: JP9863688A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Kawai; 一広河合; Osamu Muranaka; 修村中; Toshikatsu Shimizu; 俊克清水
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-04-21
Filing date: 1988-04-21
Publication date: 1989-10-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野高周波誘導加熱を主に食品を加熱するために応用した高
周波加熱装置の加熱室内を照らし、かつ高周波加熱装置
外部への光漏れを防止する照明構造に関するものである
。

従来の技術高周波加熱装置の加熱室は密閉構造のため、台所等から
の照明によって加熱室内を照らすことはほとんどできな
い。したがりて、ランプ等の照明装置を高周波加熱装置
に備え、調理中あるいは被加熱物の出し入れ時に加熱室
内を照らし、調理の状況を見やすくしたり被加熱物を所
定の位置に置載しやすいようにしている。そして、加熱
室内をより明るく照明するためにランプを加熱室側壁の
開口部近くに配置することが従来より多〈実施されてい
る。この場合、加熱室内を明るくする目的は達成できて
も、ランプが加熱室開口位置に近いためランプからの光
が高周波加熱装置から外部ｌζ漏れたり、高周波加熱装
置内部の構造物が照らしだされて隙間からみえたりして
製品価値を下げるといった問題があった。そこで従来よ
り第４図や第６図に示す方法が実施されている。第４図
の従来例はランプを電気部品取付側に取付けたもの、第
６図はランプを電気部品取付側と反対の位置に取付けた
例を示している。

まず第４図の例を図面とともに説明する。図中、２２は
加熱室上板、２３は加熱室左側壁、２４は加熱室前板、
２５は加熱室後板、２６はランプ、２７はランプホルダ
ー、２９は一端をヒンジ等で支持したドアを示している
。ランプ２６からの光が外部に漏れるのを防止するため
、クツションゴム４１をドア２９を支持するビス３０の
上から加熱室前板２４のフランジ２４１に貼付し、さら
にクツションゴム４２を高周波加熱装置の底板３３に貼
付してドア２９を支持するヒンジ（図示せず）部から光
が漏れるのを防止している。

また第６図の例では、加熱室右側壁５１に設けた吸気孔
５２を照明孔と兼用し、吸気孔５２ヘエアーを導くため
のエアーガイド５３の上面に小穴５４を設け、当該小穴
５４よりランプホルダー５５に取付けたランプ５６を入
れ、ランプホルダー５５をエアーガイド５３に形成した
爪５７に引掛けて固着し、加熱室５８内を照明するよう
にするとともに、光が外部に漏れるのを防いでいた〇発
明が解決しようとする課題従来より使用されている方法には次のような課題があっ
た。第４図の例では、クツシランゴム４１を加熱室前板
２４のフランジ２４暑に貼付していたためにボディ３２
が取付けにくくなったり、第５図に示したようにクツシ
ョンゴム４１を貼付した位置でボディ３２が浮き上がり
見苦しくなっていた。さらに加熱室底板３３に形成され
た穴から光が漏れるのを防止するためクツションゴム４
２を貼付しなければならず、作業性、コスト面で不利な
ものであった。また、サービス時などにボディを外した
りすると貼付していたクツシランゴムがはがれたり、破
損したりして新規のものと交換しなければならないとい
った課題があった。

第６図の例では、ランプ５６をエアーガイド５３内に収
納するようにしているため光漏れに対しては有効である
が、ランプ切れによるランプ交換時には、ボディを外し
、ランプホルダー５５をも取外さなければならず、使用
者には大変不便、なものであった。

そこで本発明では、従来例にみられた課題を解決するこ
とを目的とし、サービス性が良く、作業性、コスト的に
有利なだけでなく、外観品位を損わない手段を提供する
ものである。

課題を解決するための手段樹脂製のランプカバーを、四角形状の側壁で形成し、側
壁の上側中央付近には丸形状のランプ穴を設け、前記ラ
ンプ穴の前後２ケ所に先端を太くした爪を形成し、前記
側壁のボディとの接触側には外周方向に広がったスカー
ト部を形成し、前記スカート部の四隅にはさらに円弧状
の凸部を設け、ランプカバーの幅を加熱室側壁とボディ
間の寸法よりもやや大きくして、当該ランプカバ〒のラ
ンプ穴ｌこ加熱室左側面に取付けたランプを通して、ラ
ンプカバーの爪を加熱室上板に形成した角穴に入れてラ
ンプカバーを保持し、加熱室側壁とボディでランプカバ
ーを押圧して密着させる構成としている。

作　　用上記構成によれば、ランプカバーのランプ穴にランプを
通してランプカバーの爪を加熱室上板に形成した角穴に
押し込むことによってランプカバーを容易に取付けるこ
とが可能である。また、サービス時などにランプカバー
を取外す場合にも、爪をたわませることによって部品を
損傷することもなく容易に取外すことができる。ランプ
カバーの幅を加熱室側壁とボディ間の寸法よりやや大き
くシ、ランプカバーのスカート部の四隅に円弧状の凸部
を設けたことにより、加熱室側壁とボディによって押圧
されたランプカバーはスカート部を容易に変形させて、
ボディを突出させたり、加熱室側壁を大きく変形させる
こともなくランプカバーの両端面が加熱室側壁とボディ
に密着することができ、光漏れを完全に防止することが
できる。

さらに、ランプ横のボディ表面に点検窓を形成すれば、
ランプ切れによるランプ交換時にもボディを外したり、
ランプホルダーを取外す必要もなく、点検窓を外すだけ
でランプの交換が行なえ、使用者には使い易いものとな
る。また、ランプカバーを四角形状にしてランプから離
した形状としているため、ランプからの熱による温度上
昇を低く押えることができランプカバーを耐熱的に十分
なものとしている。

以上のように本発明によれば、サービス性、品質、見観
、作業性、コスト面で大変有利なものとなる。

実施例以下、図面を用いて本発明を説明する。

第１図では本発明の構成、構造を示し、第２図では本発
明のランプカバー形状を示し、第３図では実施例である
高周波加熱装置の外観を示している。

図中、１け加熱室、２は加熱室上板、３は加熱室側壁、
４は加熱室前板、５は加熱室後板、６はランプ、７はラ
ンプホルダー、８はランプカバー、９はドア、１０はド
アを固定するビス、１１は操作パネル、３ａｘは加熱室
側壁に形成した照明孔をそれぞれ示している。ランプカ
バー８は樹脂製で四角形状を；した側壁８ａによって形
成され、側壁８ａの上側中央付近には丸いランプ穴８ｂ
を設け、さらにランプ穴８ｂの前後２ケ所に先端を大き
くした爪８Ｃを設けている。前記側壁８ａのボディ側（
外側）には外周方向に広がったスカート部８ｄを形成し
、スカート部８ｄの四隅には円弧状の凸部８・を形成し
て変形しやすくしている。ランプカバー８の幅Ｌ２を加
熱室側壁３とボディ１２間の寸法Ｌ１よりもやや大きく
していることにより、取付時にランプカバー８は加熱室
側壁３とボディ１２に押圧されてスカート部８ｄを変形
させながら加熱室側壁３とボディ１２に密することにな
る。ランプ６をランプホルダー７にネジ込んで固定し、
ランプ６と一体となったランプホルダー７を加熱室上板
２にビス等で固定する。そして、ランプカバー３に形成
したランプ穴８ｂにランプを通し爪８ｏを加熱室上板に
設けた角穴２ａに押し込むことによって、挿入後爪８Ｇ
が開きランプホルダー８を保持することができる。ラン
プカバー８はＰＰ等の樹脂製のため爪８ｃＩＩ′ｉたわ
み易くサービス時などにも部品を損傷させることもなく
ランプカバー８を取付け、取外すことが容易に行なえる
。さらにランプ６の横のボディ１２の表面に点検窓１２
ａを取付けるようにすれば、ランプ切れ等のランプ交換
時にもボディ１２やランプホルダーを外す必要もなく、
点検窓１２拳を取外すことで容易にランプの交換を行な
うことができる。

上記構成の本発明を用いた高周波加熱装置の加熱室１内
に被加熱物を入れ、ドア９を閉じ操作バネ、／Ｉ／１１
で調理方法、調理時間を選択して調理を開始すれば、高
周波発振器１３から高周波電磁波が放射され、ランプ６
の光が照明孔３−を通して被加熱物を明るく照らし、調
理状況を確認しながら所望の調理を行なうことができる
。

発明の効果以上のような本発明によれば次のような多くの効果が期
待できる。

（１］　　ランプカバーでランプを覆って光漏れを防止
する構成のため、ドアフランジ部や底板にクック１ンゴ
ムを貼付する必要もなく、ボディが浮いたりする見苦し
さを解消することができる。

２　ランプカバーを樹脂製としているため爪はたわみ易
く、取付けもランプカバーに設けた爪を加熱室上板に形
成した角穴に押し込むだけで良く作業も容易となる。ま
た、取外しも爪をたわませるだけでよく部品を破損させ
ることもなくサービス性が大いに改善されたものとなる
。

３　ランプカバーにスカート部を設け、さらにスカート
部の四隅に円弧状の凸部を設けたことによりランプカバ
ーの端部はたわみ易く、加熱室側壁とボディ間の寸法よ
りやや大きくランプカバーの幅を設定したことによりラ
ンプカバーは加熱室側壁とボディに押圧されてスカート
部を容易に変形させ、加熱室側壁とボディに密着し、ラ
ンプからの光を完全に遮断することができる。

■　ボディ表面に点検窓を形成すれば、ランプの交換も
ボディやランプホルダーを取外す必要もなく点検窓の取
外しだけで行なえサービス性が向上する。

６　ランプホルダーをランプより離し、表面積を大きく
した四角形状としているため、ランプからの熱による温
度上昇を低く押えることができランプカバーを耐熱的に
十分なものとすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）　、（Ｂ）は本発明の一実施例における高
周波加熱装置の要部斜視図および要部断面図、第２図（
Ａ）　、（Ｂ）は同ランプカバーの斜視図およびそのＡ
矢視図、第３図は同斜視図、第４図（Ａ）。（Ｂ）は従来例の斜視図およびそのＡ矢視図、第５図は
同正面図、第６図は同要部分解斜視図である。２・・・・・・加熱室上板、２Ａ・・・・・・角穴、３
・・・・・・加熱室側壁、６・・・・・・ランプ、８・
・・・・・ランプカバー、８Ａ・・・・・・側壁、８Ｂ
・・・・・・ランプ穴、８Ｃ・・・・・・爪、８Ｄ・・
・・・・スカート部、８Ｅ・・・・・・凸部。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名？−
・ｘＩ／Ｌｘ上、抜８・・・ランプ方バー（Ａ）８Ｇ＝・側　壁８Ｊパ−ス言−トＳ８ｂ〜・丸　欠Ａ矢視面第３図

Claims

【特許請求の範囲】

高周波電磁波を発振する高周波発振器と、被加熱物を収
納し加熱調理する加熱室と、被加熱物の調理法、調理時
間を選択し設定する操作パネルと、前記加熱室開口部を
覆い一端が保持され開閉自在に取付けられたドアーと、
調理中に前記加熱室内を照らすランプと、樹脂製のラン
プカバーと、各種構成部品を保護し美感を付与するボデ
ィを備え、前記ランプカバーを四角形状の側壁で形成し
、側壁の上側中央付近に丸いランプ穴を設けるとともに
、前記ランプ穴の前後２ヶ所に先端を太くした爪を形成
し、前記側壁のボディとの接触側には外周方向に広がっ
たスカート部を形成し、前記スカート部の四隅にはさら
に円弧状の凸部を設け、ランプカバーの幅を加熱室側壁
とボディ間の寸法よりもやや大きくした構成の高周波加
熱装置。