JPH01269757A - 流体継手 - Google Patents

流体継手

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JPH01269757A
JPH01269757A JP9979488A JP9979488A JPH01269757A JP H01269757 A JPH01269757 A JP H01269757A JP 9979488 A JP9979488 A JP 9979488A JP 9979488 A JP9979488 A JP 9979488A JP H01269757 A JPH01269757 A JP H01269757A
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JP
Japan
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impeller
rotation
torque
pump impeller
shaft
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JP9979488A
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Masao Teraoka
正夫 寺岡
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は入出力軸間の回転差が小さいときでも大きな
トルクが伝達される流体継手に関し、この流体継手にお
いて出力トルクを調節可能に構成したものを包含する。
(従来の技術) 流体継手は、一般に第8図に示すように、構成されてい
る。すなわち、入力軸1はポンプ羽根車3に連結され、
出力軸5はタービン羽根車7に連結されている。又、ポ
ンプ羽根車3とタービン羽根車7は流体が循環する回路
9を形成している。
回路9中の流体は入力軸からの入力トルクによって回転
するポンプ羽根車3により遠心力が与えられ矢印のよう
な流れを形成する。その流れによりタービン羽根車7が
回転し出力軸5にトルクが伝達される。この際、流体の
流れはポンプ羽根車3とタービン羽根車7との回転差に
基く遠心力の差によって形成され、流速が大きい程出力
トルクも大きい。従って、第6図において曲線Aで示し
たように、羽根車3,7間(入力軸1と出力@5間)の
回転差ΔNが小さいと出力軸5の出力トルクTも小さい
。従って、例えばこの流体継手を四輪駆動(4WD)車
の前後車軸を結ぶ動力伝達装置として用いた場合、前後
輪間の差動回転ΔNが例えば100r p mのとき充
分な走破性(悪路からの面出性)を与えるためには10
kG−程度の出力トルク丁が必要であるが、実際に得ら
れる出力トルクTは1に12以下である。従来の流体継
手でこの条件を満足するものを作ると大型となり実用的
ではない。このように、回転差ΔNが小さくても大きい
出力トルクTが得られる流体継手が所望される。さらに
、上記のような動力伝達装置では低速急旋回時のタイト
コーナーブレーキング現象を防止するには出力トルクT
をある程度低くした方がよい。又、走行条件に応じて竹
後輪へ最適の駆動力を配分するには出力トルクTの大き
さを調節できることも時として必要である。
(発明が解決しようとする課題) そこで、この発明は、入出力軸間の回転差△Nが小さく
ても大きな出力トルクTが得られる流体継手およびこの
出力トルクTの大きさを調節することのできる流体継手
の提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 第1の発明の流体継手は、トルクを入力して回転する入
力軸と、この入力軸と連結されたポンプ羽根車と、この
ポンプ羽根車とともに流体が循環する回路を形成し循環
する流体を介してポンプ羽根車からのトルクを受けて回
転するタービン羽根車と、このタービン羽根車からのト
ルクを出力する出力軸とを備え、前記入ノコ軸と出力軸
との間の差動回転を増速変換して前記ポンプ羽根車に伝
達する増速機構を設けたことを特徴とし、第2の発明は
前記第1の発明において回路における流体の流れを制限
するとともにその制限量の調節が可能な制限手段を設け
たことを特徴とする。
(作用) 入力軸により増速機構を介して回転駆動されるポンプ羽
根車の回転は回路中で流体を循11させ、この流体の流
れはタービン羽根車を回転させその回転は出力軸に伝達
される。このときタービン羽根車はポンプ羽根車より遅
れて回転し、第6図の曲線△に示すように、それらの回
転差、つまり、タービン羽根車の遅れが大きい程出力ト
ルクTは大きくなる。ここで、例えば出力軸側の負荷が
増えて入出力軸間に差動回転が生じると、この差動回転
は増速機構により増速されなからポンプ羽根車に伝わる
。従って、両羽根車の回転差が広がり、入出力軸間の差
動回転数が等しい従来の流体継手の曲線へに比べて同図
の曲線Bに示すように、出力トルクTが著しく大きくな
る。
又、このように構成された流体継手において、制限手段
により回路中の流体の循環を制限するとともにその制限
量を増減すれば、同図において曲線Cによって代表的に
示すように出力トルクTを曲線Bに対して小さい方向で
(斜線の範囲で)任意に調整することができる。
(実施例) 第1図と第5図により第1の発明の第1実施例を説明す
る。この実施例の流体継手は、第5図に示ずように、フ
ロントエンジン・フロントドライブ(FF)ベースの4
WD車において動力伝達装置11として用いた。なお、
以下の説明中、左右の方向は第1図の左右方向に相当す
る。
先ず、第5図に基づいてこの車両の動力伝達を説明する
。エンジン13の回転はトランスミッション15で変速
され出力軸17を介してトランスファ18に伝達され、
一方ではフロントデフ19に伝達される。フロントデフ
19は伝達された回転駆動力を左右の前車軸21.21
を介して左右の四輪23.23へ差動配分する。トラン
ス718から他方では流体継手11に伝達する。流体継
手11は伝達された回転駆動力をプロペラシャフト27
を介してリヤデフ2つに伝達し、リヤデフ29は伝達さ
れた回転駆動ノ〕を左右の後車軸31゜31を介して左
右の後輪33.33に差動配分する。
次に、構成を説明する。
入力軸43はトランス7718に連結され、その右端部
においてすべり軸受45を介して出力軸35に回転自在
に接続されている。出ツノ軸35はプロペラシャフト2
7に連結され、その左端部はタービン羽根車37と一体
に形成され、連結部材39により中空軸部41と連結さ
れておりこの中空軸部41は入力@43に回転自在に套
装している。又、中空軸部41と入力軸43との間には
シール47が配設されている。このようにして、入力軸
43と出力軸35とは同軸上で相対回転自在に配置され
ている。
タービン羽根車37とポンプ羽根車49とは対向して配
置され回路51を形成しており、この回路51には作動
油が充填されている。ポンプ羽根車49は入力軸43の
右端部においてタービン羽根車37の左方に近接してす
べり軸受53を介して回転自在に支承されている。
前記連結部材39の内部において、出力軸35の中空軸
部41には太陽歯車55が固定され、入力軸43上には
この太陽歯車55の右方に近接して他の太陽歯車57が
形成されている。これらの太陽歯車55.57は歯数が
数枚具っている。太陽歯車55.57には複数個のM星
歯車59が噛合ってJ3す、これらのM星歯車59はポ
ンプ羽根車49の円周方向に等間隔に配設された軸61
に回転自在に装着されている。従って、ポンプ羽根車4
9は遊星歯車59のキャリAyとなる。
太陽歯車55.57と遊星歯車59とでふしぎ歯車機構
63が構成され、このふしぎ歯車前溝63はこの実施例
の増速機構65に相当する。従って、太陽歯車55.5
7の間つまり、入力Ni43と出力軸35との間に生じ
た差動回転は数十倍に増速されながら′yfi星歯車5
9を公転させ、タービン羽根車37とポンプ羽根車49
を差動回転させる。
すべり軸受45.53と入力軸43との間には油溝67
が設けられている。又、この油溝67を通る循環油路6
9が形成されており、タービン羽根車37に設けられた
油路71を介して回路51から作動油が供給されずべり
軸受45.53の潤滑が行われる。
次に機能を説明する。
入力軸43はトランスフ?18からの回転駆動力により
回転し、増速機構65を介してポンプ羽根車49を回転
させる。ポンプ羽根車49の回転により回路51中の作
動油は第1図の矢印の方向に循環し、この作動油の循環
によってタービン羽根車37が回転し、出力軸35にト
ルクが伝達され、プロペラシャフト27を介して後輪3
3側に駆動力が伝達される。
又、例えば路面抵抗の差などにより、前後輪23.33
間に差動回転が生じると、この差動回転は増速([65
によって増速されながらポンプ羽根車4つに伝達される
。この回転力の方向はポンプ羽根車49をタービン羽根
車37に対して差動回転を増大する方向であるから、ポ
ンプ羽根車49はタービン羽根車37との回転差が増幅
される。
従って、回転差が増幅されただけ大きなトルクがタービ
ン羽根車37に伝達され出力軸35を駆動することがで
きる。このときの出力トルク特性は第6図の曲線13の
ようになり、従来例の曲線Aに比べて、同じ回転差ΔN
1例えば100r pmのときの出力トルクTは従来例
が1k(J  であるのに対して10kOとはるかに大
きく、始めに述べた車両の動力伝達装置としての要求を
満足する。
次に車両の性能に即した効果を説明する。
例えば、悪路において前輪23側がスリップすると、後
輪33側との間に生ずる回転差ΔNにより大きな駆動力
が後輪33側へ伝達されて脱出を容易にする。その際、
後輪33側へ伝達される駆動力は回転差ΔNのわずかな
増加に伴って、上記のように、急激に増大するから脱出
性も大幅に向上する。又、第6図の曲線りに示すように
、ビスカスカップリングを用いた動力伝達装置の1ヘル
ク特性は回転差ΔNが大きくなると出力トルクTは次第
に立上りかにふくなる。又、低速度急旋回時のタイトコ
ーナーブレーキング現象の防止効果と、差動回転の始期
において差動が緩やかであってステアリングに対する影
響が少ないこととは共にビスカスカップリングタイプの
長所であるが、第6図に示すように回転差ΔNが小さい
範囲に限ってビスカスカップリングタイプより出力トル
りTが小さいから、この装置はビスカススップリングタ
イブよりも更に効果的にタイトコーナーブレーキング現
象を防止し、より緩やかに始動するからステアリングに
与える影響が少ない。
次に、第2図により第1の発明の第2実施例を説明する
。以下の説明中、左右方向は第2図の左右方向である。
又、上記第1実施例との共通点の説明は省くか又は簡略
にする。
構成を説明する。
出力軸73の左端部はタービン羽根車75と一体に形成
され、連結部材77により中空軸部79と連結されてお
り、この中空軸部79は入力軸81に回転自在に套装さ
れている。
タービン羽根車75はポンプ羽根車83と対向して回路
85を形成し、すべり軸受87.89を介して入力軸8
1と出力軸73に各々回転自在に支承されている。この
回路85には作動油が充填されている。
ポンプ羽根車83の軸部84の外周には太陽歯車91が
形成され、連結部材77の内周には内歯車93が形成さ
れ、これらの太陽歯車91と内歯車93には複数個の遊
星歯車95が噛合っている。
この遊星歯車95は出力@81の右端部に形成されたフ
ランジ97の円周上等間隔に配設された軸99に回転自
在に装着されている。従って、フランジ97は遊星歯車
95のキャリヤとなる。軸99の各々には遊星歯車95
用の脱落防止板101が取付けられている。
太陽歯車91と内歯車93と遊星歯車95とそのキャリ
ヤとで遊星歯車装置103か構成され、この遊星歯車装
置は増速典構105に相当する。
従って、内歯車93とキャリヤとの間つまり、入力軸8
1と出力軸73との間に生じた差動回転は数十倍に増速
されながら回転力に変換され太陽歯車91を介してポン
プ羽根車83を差動回転させる。
次に、機能を説明する。
入力軸81から入力するトルクは増幅機構105を介し
てポンプ羽根車83を回転させ、回路85の作動油を循
環させてポンプ羽根車75にトルクを伝える。入力@8
1と出力@73との間に生じた差動回転は増速機構10
5により増速変換されてポンプ羽根車83に伝わり、タ
ービン羽根車75との回転差を増幅する。回転差の増幅
弁だけ大きなトルクがタービン羽根車75に与えられ出
力軸73に伝達される。
車両に使用した場合の作用は第1実施例と略同じである
次に第3図により第1の発明の第3実施例を説明する。
なお以下の説明中、左右方向は第3図の左右の方向であ
る。又、上記実施例との共通点の説明は省くか又は簡略
にする。
出力1107は中空軸であって入力軸109に回転自在
に套装され、連結部材111によりタービン羽根車11
3に連結されている。ポンプ羽根車115はタービン羽
根車113と対向して回路117を形成し、すべり軸受
119.121を介して出力軸107(タービン羽根車
113)と入力@109とに回転自在に支承されている
。この回路117には作動油が充填されている。
ポンプ羽根車115の軸部123には太陽歯車125が
形成され、連結部材111の内周には内歯車127が形
成されている。又、入力軸109の右端部に形成された
フランジ129の先端部には前記内歯車127の左方に
近接して他の内歯車131が形成されている。これらの
内歯車127゜131は歯数が数枚具っている。この内
歯車127.131と太陽歯車125には複数個の遊星
歯車133が噛合っている。この遊星歯車133は出力
軸109のフランジ129上の円周方向等間隔に配設さ
れたNl 135にすべり軸受137を介して回転自在
に装着されている。軸135には各々遊星歯車133の
脱落防止板138が取付けられている。従って、脱落防
止板138はl星歯車133のキャリヤとなる。
内歯車127,131と遊星歯車133とでふしぎ歯車
機構139が構成されている。このふしぎ歯車機構13
9とキャリヤと太陽歯車125とで遊星歯車装置141
が構成され、この遊星歯車装置141は増速機構143
に相当する。すなわち、入力IG 109と出力軸10
7の間、つまα、内歯@131,127間に発生した差
動回転は数十倍に増速され、回転力に変換されて遊星歯
車133を回転しながら公転させる。第2実施例と同様
に、遊星歯車装置141における遊星歯車133の回転
と公転は太陽歯車125を増速回転させる。
この第3実施例の機能は上記第1および第2実施例と略
同じである。しかし、増速機構143は第1実施例にお
ける増速[165のふしぎ歯車機構63と第2実施例に
おける増速鍬構105の遊星歯車装置103の両者を組
合わせて構成したものであり、従って増速作用はこれら
3者のうち最も大きい。
次に第4図により、第2の発明の一実施例を説明する。
この発明は第1の発明において、回路中の流体の循環流
量を制限する制限手段145を設けたものであり、この
実施例は第1発明の第1実施例をベースにしている。従
って、共通部材にはこの第1実施例と同じ番号を付すと
ともに共通点の説明は省くか、又は簡略にする。なお、
以下の説明中、左右の方向は第4図における左右の方向
に相当する。
先ず、構成を説明する。
出力軸147は中空軸であって、入力軸43に回転自在
に套装されており、連結部材3つによりタービン羽根車
149に連結されている。又、ポンプ羽根車151は遊
星歯車59のキャリヤとしてふしぎ歯車63に支承され
M星歯車59の公転に伴って回転する。又、回路51に
は、コアリング150が設けられている。
制限手段145は第4図(a>、(b)に示すように、
コントロールロッド153と、リング状の邪魔板155
とこれらを連結する3枚のアーム157とからなってい
る。この制限手段145はタービン羽根車149の軸心
に設けられた貫通孔159にコントロールロッド153
を摺動自在に挿着するとともにアーム157をタービン
羽根車149の3個所に設けたスリット161を貫通さ
せてタービン羽根車149に装着されている。タービン
羽根車149とコントロールロッド153との間にはシ
ール162が配設されている。又、タービン羽根車14
9の回路51には邪魔板155に対応する個所に邪魔板
155が隙間なく収まる寸法のリング状のスリット16
3が設けられている。従って、コントロールロッド15
3を左右に移動操作すれば制限手段145は実線で描い
た位置と破線で描いた位置の間のストロークSだけ移動
する。
又、その移動量を調節すれば邪魔板155のスリット1
63への侵入量を調節し1回路51における作動油の循
環流量を調節することができる。循環流量か減少すれば
作動油を介してタービン羽根車149に伝達される出力
トルクも減少する。
次に、第7図に基づいて機能を説明する。なお、第7図
の曲線BとCは第6図における曲線BとCに相当する。
コントロールロッド153の操作により、制限手段14
5を左方に移動して実線で描いた位置に置けば、回路5
1中の作動油の循環は制限されないから、入力軸147
と出力軸43との間に回転差ΔNが生じると、その回転
差ΔNがわずか(例えば10100rpであっても、第
7図の曲線Bが示すように、大きな出力トルクTが得ら
れる。
ここで、制限手段145を右方に移動して、邪魔板15
5を回路51のスリット163に浸入さぜ゛ると、その
侵入量に応じて作動油の循環流量が減少し、第7図でC
と下向きの矢印とで示すよう出力トルク下が減少する。
邪魔板155を右方へいっばいに移動させて第4図(a
)に破線で描いた位置に置くと、同図(C)に示すよう
に回路51が閉鎖され、作動油の循環が停止して出力ト
ルクTは最小となる。
次に、この実施例を第5図に示した車両において、第1
発明の第1実施例と同様に、動力伝達装置!j 165
として用いたときの作用を車両の性能に即して説明する
このとき、制限手段145は路面条件や操舵条件を始め
とする走行条件に応じて自動操作又は運転席から手動操
作されるよう構成されている。
手動操作又は自動操作によって、制限手段145による
制限を停止しておけば、第1発明の第1実施例と同じ効
果が得られる。
制限手段により出力トルク下を小さくすれば、低速度急
旋回時のタイトコーナーブレーキング現象を効果的に防
止できる。又出力トルク下を零にするか極めて小さくす
れば後輪33側への駆動力がカットされるから、事実上
二輪駆動(2WD)状態で走行することができて燃費を
改善することができる。又、前輪23側がスリップした
場合を始めとして4WD走行をしたいときは制限手段1
45を操作して出力トルクTの制限を停止すれば後輪3
3側の駆動力が伝達されて4WD走行状態になり、脱出
性が向上し、走行安定性が高まる。
制限手段145の移動量(ストロークS)はわずかであ
るから、その移動は瞬時に行われ、従って出力トルクT
の調整および4WDと2WD間の切換を瞬時に行える。
以上、車両への応用側に基づいて説明したがこの発明は
車両に限らず他の機器に用いることができることはいう
までもない。
[発明の効果1 このように、この発明の流体継手は入力軸と出力軸の間
の回転差がわずかであっても大きな出力トルクが1qら
れるとともにコンパクトである。又、制限手段を設けた
ものは前記の発明において出力トルクの大きさを調節す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は第1の発明に係り、第1図は第1実
施例の、第2図は第2実施例の、第3図は第3実施例の
各々断面図、第4図は第2の発明に係る一実施例の断面
図、第5図は実施例を用いた車両の動力伝達を示す概略
図、第6図は実施例と従来例のトルク特性を示すグラフ
、第7図は第4図に示した第2発明の実施例のトルク特
性を示すグラフ、第8図は従来例の断面図である。 35.73,107,147・・・出力軸37.75,
113,149・・・タービン羽根車43.81,10
9・・・入力軸 49.83,115,151・・・ポンプ羽根車63.
139・・・ふしぎ歯車 65.105,143・・・増速機構 103.141・・・遊星歯車装置 145・・・制限手段 代理人 弁理士  三 好 保 男 第3 図 第5図 (r、p、m) 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トルクを入力して回転する入力軸と、この入力軸
    と連結されたポンプ羽根車と、このポンプ羽根車ととも
    に流体が循環する回路を形成し、循環する流体を介して
    ポンプ羽根車からのトルクを受けて回転するタービン羽
    根車と、このタービン羽根車からのトルクを出力する出
    力軸とを備え、前記入力軸と出力軸との間の差動回転を
    増速変換して前記ポンプ羽根車又はタービン羽根車に伝
    達する増速機構を設けたことを特徴とする流体継手。
  2. (2)前記回路における流体の流れを制限するとともに
    その制限量の調節が可能な制限手段を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の流体継手。
JP9979488A 1988-04-22 1988-04-22 流体継手 Pending JPH01269757A (ja)

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JP9979488A JPH01269757A (ja) 1988-04-22 1988-04-22 流体継手

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007515608A (ja) * 2003-12-22 2007-06-14 フォイト・ターボ・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー ハイドロダイナミックカップリング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007515608A (ja) * 2003-12-22 2007-06-14 フォイト・ターボ・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー ハイドロダイナミックカップリング

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