JPH01269095A - 横型モジュール式使用済燃料貯蔵システム - Google Patents

横型モジュール式使用済燃料貯蔵システム

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JPH01269095A
JPH01269095A JP63095821A JP9582188A JPH01269095A JP H01269095 A JPH01269095 A JP H01269095A JP 63095821 A JP63095821 A JP 63095821A JP 9582188 A JP9582188 A JP 9582188A JP H01269095 A JPH01269095 A JP H01269095A
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Fuitsushiyaa Rarii
ラリー・フィッシャー
Buii Matsusei Jiyon
ジョン・ヴィー・マッセイ
Deii Matsukinesu Ian
イアン・ディー・マッキネス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、中期または長期ベースでの使用済核燃料貯蔵
用地上システムに関するものである。
尚、本明細書においては、原子力発電所等の原子炉で使
用された照射済核燃料および使用済核燃料等をすべて使
用済燃料と言う。
[従来の技術] 原子力発電所の作業の一部として使用済核燃料の除去及
び廃棄がある。初期の原子炉のほとんどは、当初1基の
貯蔵用プール内に3年から5年分の容量の使用済燃料を
保存するように建設されていた。この貯蔵用プールから
、使用済燃料を再処理するかまたは長期貯蔵場所へと送
ることができたのである。しかしながら、1977年以
降、使用済燃料の再処理に関する米国の政策や更に使用
済燃料の永久堆積場の設置における不確実性のため、プ
ラント内の使用済燃料貯蔵設備は、これらの使用済燃料
を貯蔵できるその容量ぎりぎりまで迫られることになっ
たのである。貯蔵プールの飽和によって、これら発電所
の運転停止が余儀なくされることの無いように、いくつ
かの短期使用済燃料貯蔵に関する概念が開発モして/ま
たは利用されてきたのである。
その中でも最初のものは、既存の貯蔵プール内に貯蔵で
きる高密度使用済燃料ラックの開発である。このタイプ
のラックは一般にプールの貯蔵容量を2倍から3倍に引
き上げることができるが、残念なことにこのり・ラッキ
ングは、そのプラントの寿命全体にわたって貯蔵容量を
提供するのに、つねに充分なものではないのである。
もう一つの可能な解決策は、燃料棒の圧密または締め固
めである。この方法では個々の燃料棒は燃料集合体から
分離され、密に詰められた形でキャニスタ内に置かれ、
キャニスタは貯蔵プールラック内に貯蔵されるものであ
る。この方法は、貯蔵プールの基礎に関する構造上の荷
重制限のため、既存のプラントの中でも少ない割合にし
か通用できないものである。
原子力発電所は、使用済燃料のため様々なタイプの乾式
貯蔵装置を検討してきた。乾式貯蔵装置には基本的に3
つのタイプがある。第1のタイプとしては、単数または
複数の燃料を包含する内部中央の空洞を取り囲む、スチ
ール、球状黒鉛鋳鉄、減損ウラン、鉛、またはコンクリ
ートといった、遮蔽材料を含んだ厚い壁を持つ、地上単
板構造のキャスク貯蔵システムである。代表的貯蔵キャ
スクのサイズ及び重量のため、多大な出費無くこのタイ
プの貯蔵を実施できるのは、電力会社のうちの約半数に
しかすぎない。このシステムは、多数の燃料集合体用の
スペースを有するキャスクか、または1本の燃料用とし
て用いられる地上サイロのいずれかで実施できる。
第2の乾式貯蔵の概念は、ケーソン貯蔵としても知られ
ている乾式たて穴の利用である。この概念には、使用済
燃料及び遮蔽プラグを収納するのに充分な深さを持つ地
中内のライニングされた穴の使用を伴うものである。乾
式たて穴は遮蔽及び熱量低減のために周囲の地質特性に
依存するものである。この貯蔵のタイプは満潮面より高
い位胃に広大な土地面積を必要とする。
第3の乾式貯蔵の概念は、空冷式の地下室の利用である
。このシステムはキャニオン貯蔵とも呼ばれている。地
下室は、貯蔵ラックを有する遮蔽構造物からなっており
、この中に使用済燃料を置き、更にその周りを空気が循
環することにより使用済燃料の崩壊熱を取り除くことが
できるものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の乾式貯蔵技術においても原子力発電所等の原
子炉で使用された燃料を安全に移送し、貯蔵することが
可能であった。しかしながら従来の乾式貯蔵システムは
全て燃料を垂直位置で貯蔵するため、全ての移送装置お
よび貯蔵装置に加えて、移送用車輛から貯蔵用装置まで
使用済燃料および周囲のキャスクを持ち上げるための大
容量のクレーンが必要になるほか、乾式たて大成あるい
は地下室式等の地下に貯蔵する方法は、貯蔵所の建設費
が比較的高価につくと言う不具合を有していた。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための手段は、前記特許請求の範囲
第1〜3項に記載した横型モジュール式使用済燃料貯蔵
システムである。すなわち、1、次のものによって構成
される横型モジュール式使用済燃料貯蔵システム。
(イ)内部に通路を構設し、放射線遮蔽物を有し、円筒
型胴を有する使用済燃料輸送用キャスク手段。
(ロ)前記(イ)項記載の輸送用キャスク内の通路上に
載置し得る使用済燃料収納用キャニスタ手段。
(ハ)放射線遮蔽用エンドプラグと、円筒型胴と、単数
または複数の使用済燃料を支持するかご機構等の支持構
造とを有する前記(ロ)項記載のキャニスタ手段。
(ニ)内部にキャニスタ手段を挿入した状態で使用済燃
料貯蔵所まで輸送用キャスクを移送する手段。
(ホ)使用済燃料貯蔵所において、内部に使用済燃料を
収納したキャニスタを水平方向に貯蔵するモジュール手
段。
(へ)挿入口を形設した前面と、隣接するモジュールと
両側面において連結する連結手段を有する前記(ホ)項
記載のモジュール手段。
(ト)冷却用空気吸入口と冷却用空気排出口とを有し、
複数個のモジュールを各モジュールの側面を接して配設
した際においても冷却用空気吸入口と冷却用空気排出口
とが閉基されることのないようにした前記(ホ)項また
は(へ)項記載のモジュール手段。
(チ)前記(へ)項記載の挿入口を通じて、輸送用キャ
スク内の通路から前記(ホ)項または(へ)項または(
ト)項記載のモジュール内に、内部に使用済燃料を収納
したキャニスタを移送する手段。
2、上部面を有し、冷却用空気吸入口は前面のキャニス
タ挿入口よりも下方に形設し、冷却用空気排出口は上部
面に形設し、冷却用空気吸入口および冷却用空気排出口
と通じる、キャニスタの完全通風手段が含まれているこ
とを特徴とする請求項1.記載の横型モジュール式使用
済燃料貯蔵システム。
3、放射線遮蔽物を提供するため、コンクリートによっ
て構成されていることを特徴とする請求項1、記載の横
型モジュール式使用済燃料貯蔵システム。
である。
以下本発明の作用等について、実施例に基いて説明する
[実施例コ 本発明の一態様として、使用済核燃料用の貯蔵システム
は、使用済核燃料を遮蔽し移送するための、再利用可能
な輸送用キャスクを含んでいる。
このキャスクは使用済核燃料を包含する細長いキャニス
タも移送する。キャニスタは、輸送用キャスクの内部空
洞内に配置することができる。
本システムはまた、その内部にキャニスタが挿入された
状態で輸送用キャスクを移送するための手段をも準備し
ている。このシステムは更に、水平位置にキャニスタを
貯蔵するための横型貯蔵モジュールを含んでいる。輸送
用キャスク内の通路からモジュール内へキャニスタを移
動し位置決めするための手段は、油圧装置による。
キャニスタは薄壁の円筒状ハウジング、使用済核燃料を
受は入れるための、上記円筒状ハウジングによって規定
される通路、更にキャニスタの端部に核放射線遮蔽物を
提供するための、第1及び第2のエンドプラグ、を有し
ている。これらのプラグは、キャニスタが輸送用キャス
クまたはモジュールの内部にある時、キャニスタの端部
において放射線防護を行うものである。
本発明のもう一つの態様として、横型貯蔵モジュールは
キャニスタを受は入れるための通路を有している。放射
線遮蔽を確保するため、これらの通路の周りには厚いコ
ンクリート壁を設けている。キャニスタはモジュール内
部で、内部冷却システムによる自然対流によって冷却さ
れる。
さらにもう一つの態様として、複数のモジュールを備え
ており、そのおのおのには、これらを互いに横に並んだ
位置で連結するための手段が講じられている。更に本発
明は、複数のキャニスタを有し、おのおののキャニスタ
は、横に並んだ形でもう一つのモジュール内に水平に配
置されている。
上述のことから、本発明が使用済燃料のためのモジュー
ルが乾式貯蔵システムを提供するものであることが理解
できる。当該システムは、本発明のキャニスタを移送す
るために、現在許可済みのいずれの輸送用キャスクでも
使用及び再使用ができる。
キャニスタの移送及び貯蔵は、水平方向で行われ、これ
によって貯蔵施設内における大容量の天井クレーンの必
要性を無くすることができる。さらにモジュールは個別
に製造され、必要に応じて連結式に配置される。
第1〜11図は本発明に基〈実施例を示すもので、第1
図は輸送用キャスクで囲まれた本発明のキャニスタの中
に使用済燃料集合体を装置する作業を示した側面図、第
2図は輸送用キャスクおよびキャニスタからの排水を示
す側面図、第3図は、一般に原子炉から離れたところに
あるが、使用済燃料が出て来る同じブラシト内にある、
暫定貯蔵設備へ搬送すべきトラクター付きトレーラへの
、輸送用キャスクおよびキャニスタの配置を示す側面図
、第4図は短期貯蔵のための、本発明の横型貯蔵モジュ
ール内の、本発明のキャニスタの配置を示す側面図、第
5図は輸送用キャスクに囲まれた、本発明のキャニスタ
の縦断面図、第6図はキャニスタの外観図、第7図は第
6図におけるa−a線矢視断面図、第8図は第6図にお
けるb−b線矢視断面の端部詳細図、第9図はかご機構
に載置した角型燃料容器集合体の斜視図、第10図は角
型燃料容器の断面拡大図、第11図は横型貯蔵モジュー
ルの斜視図である。第1〜11図において、IOはシス
テム、12はキャニスタ、14は輸送用キャスク、16
はクレーン、17は空気またはヘリウムガス、18はプ
ール、19は水または空気、2oは使用済燃料集合体、
22は輸送用トレーラ、24は荷受台、26は横型貯蔵
モジュール、30は油圧挿入棒、32はボート、34は
円筒型ハウジング、36.38は荷受台、42はかご機
構、43はステンレス鋼板、44はドレンバイブ、46
はヘッド、47は燃料容器、5oはボート、52.53
はプラグ、54はシールドプレート、56は保護キャス
クプレート、6oは円筒型ボディ、64はドレンバイブ
、66はボート、68はハウジング、70は支持基礎、
74は■型鋼、76はボート、80はシャッタドア、8
2は空冷システム、86は通風室、88.90.92は
通路、94.96は集合管、98、100は排気ダクト
、102.104は食い違い連結部である。
第1図に示す如く、システム10は第5図及び第6〜l
O図に更に詳しく示されかつ以下に述べる、特別設計の
乾式遮蔽付きのキャニスタ12を用いている。キャニス
タ12は輸送用キャスク14内に挿入される。輸送用キ
ャスク14及びキャニスタ12はクレーン16により、
水が満たされた使用済燃料貯蔵プール内に配置される。
使用済燃料集合体2oのような燃料集合体内に含まれて
いる使用済燃料は、プール18内に貯蔵され得る。使用
済燃料を移動するため、燃料をキャニスタ12内に置き
、プール18からキャニスタ12及び輸送用キャスク1
4を移動する前、キャニスタ12に適切なシール及びカ
バーを取り付ける。
第2図に示す如く、プール18からの除去の時点で、選
定したポートを通して圧縮空気によってキャニスタ12
と輸送用キャスク14の両方から水を押し出す、キャニ
スタ12は更に、これらを排出するための真空ポンプを
用いて乾燥する。これが完了した後、望ましい実施態様
としては、ヘリウムガスをキャニスタ12内に充填する
。使用済燃料集合体20の移送の間は、輸送用キャスク
14及びキャニスタ12の遮蔽エンドプラグによって、
適切な放射線遮蔽が行われる。
第3図に於いて明らかなように、輸送用キャスク14は
、特別設計の荷受台24を有する輸送用トレーラ−22
上に水平位置に搭載される。この荷受台により、輸送用
キャスク14を三次元に動かすことが出来、第4図に示
す横型貯蔵モジュール26とキャスク14の芯合わせが
可能となる。
第4図に示す如く、輸送用キャスク14は横型貯蔵モジ
ュール26のポートと芯合わせを行い、少なくとも部分
的にポート32を通して挿入可能な油圧挿入棒30を用
い、キャニスタ12を輸送用キャスク14から引き抜き
、横型貯蔵モジュール26内に貯蔵する0代替的には、
油圧挿入棒30の代わりにウィンチを用いることもでき
る。キャニスタ12を永久貯蔵場所に移送するため、輸
送用キャスク14内にキャニスタ12を押し込む迄の作
業も、同じ要領で実施することが望ましい。
第5図及び第6〜10図に於いては、乾式遮蔽付きのキ
ャニスタ12及び輸送用キャスク14のより詳細な図を
示している。望ましい実施態様における乾式遮蔽付きの
キャニスタ12は、使用済燃料集合体20を保持できる
よう寸法決定している(第11図)。また望ましい実施
態様に於いては、キャニスタ12のメーンの円筒型ハウ
ジング34は鋼管で構成されている。この望ましい実施
態様における第一の選択は、低炭素鋼またはステンレス
鋼である。このようなハウジングは、使用済燃料集合体
20を遮蔽無しで移送するには適していない。しかしな
がら、再利用可能な輸送用キャスク14には、必要な保
護が考慮されている。キャニスタ12は、円筒型ハウジ
ング34の外周に円周方向に配置された荷受台38.3
8を有している。これらの荷受台36、38は輸送用キ
ャスク14内へ、及びこれからのキャニスタ12のスラ
イド、並びに輸送用キャスク14からのキャニスタ12
の分離を容易にしている。
キャニスタ1zはキャスク14の端部に隣接して設置さ
れている、円筒型ハウジング34の片端を閉じる遮蔽エ
ンドプラグを有している。さらにキャニスタ12は使用
済燃料集合体20が配置されるかご機構42を内部に配
置している。かご機構42は、本実施態様に於いては、
ボラルとステンレス鋼との合板からなる7つの、同一の
四角い燃料容器47の束(加圧木型原子炉の燃料用には
7つのセル、沸騰水型原子炉の燃料用には14のセル)
を有している。ステンレス鋼板43が支点として用いら
れる。
キャニスタ12にはさらに、ドレンバイブ44が1本台
まれている。かご機構42に使用済燃料集合体20が載
架された後、遮蔽エンドプラグを含んだヘッド46がハ
ウジング34の開放端を横切って所定の位置迄降下する
。上述のエンドプラグは、望ましい実施態様に於いては
、二重鋼板及び鉛シールドでできている。エンドプラグ
は、精巧な遠隔操作装置を必要とせずに、端部に於いて
接触作業ができるようにする。ヘッド46を所定の位置
に固定するためには、ボルト(図示しておらず)を用い
る。
この位置で、ポート50内にポンプで空気を送り、ドレ
ンバイブ44を通してキャニスタ12内の水を押し出す
ことによって、水、通常は軟水等をこのキャニスタ12
からポンプ送りすることができる。
当該作業を行うに当たっては、輸送用キャスク14及び
キャニスタ12を、移送用トレーラ−22上に搭載する
前の準備段階として、ブール18から持ち上げ、プラッ
トフォーム上に移動させておくことが必要である。
更に、望ましい実施態様に於いては、鋼被覆鉛で構成さ
れている遮蔽リングをキャニスタ12が輸送用キャスク
14の内部にある時、そのヘッド上に嵌め込んでおくこ
とも必要である。このリングはキャニスタ12の外側で
キャニスタ12と輸送用キャスク14の間に配置され、
載架、乾燥及びシーリングの作業中にキャニスタ12と
キャスク14の間からの放射線の流出を減少させるため
のものである。
また、水はドレンバイブを通して直接ポンプ排水できる
ものである。この時、ポート50及び/またはドレンバ
イブ44を真空にし乾燥を完了することができる。これ
が完了した時点で、キャニスタ12に充填するヘリウム
または空気を用いる。次にプラグ52及び53をドレン
バイブ44及びポート50内に挿入する。そしてヘッド
46上にシールドプレート54を設置し、所定の位置に
溶接する。その後、保護キャスクプレート56を輸送用
キャスク14上にボルトを用いて取り付ける。
輸送用キャスク14は現在市販のものであるが、使用済
燃料集合体20を収納するのに適合するものである。輸
送用キャスク14内の組立物は、キャニスタ12を、そ
の中に挿入するためには取り除いておかなければならな
い。キャニスタ12を用いることにより、使用済燃料集
合体20は、必要に応じて輸送用キャスク14を再利用
しながら、移送及び貯蔵され得ることを理解すべきであ
る。輸送用キャスク14には、間にシールド材を挟んだ
内側及び外側の鋼板が含まれている。輸送用キャスク1
4は、キャニスタ12上に嵌め合うように特別設計され
たヘッドプレート56を有する円筒型ボディ60を有し
ている。輸送用キャスク14には更に、輸送用キャスク
14とキャニスタ12の間から水を排出させ、次にそこ
に空気を供給するための、ドレンバイブ44及びポート
50と同様に用いることができる、ドレンバイブロ4及
びポート66が含まれている。
第11図に、横型貯蔵モジュール26の詳細図を示す、
横型貯蔵モジュール26は、基本的にはブロック形状で
あり、望ましい実施態様に於いては、支持基礎70の上
に位置されている鉄筋コンクリートで成り立っているハ
ウジング68を有している(第4図)。ハウジング68
の埋め込み材は、■型鋼74である。!型鋼74は、ハ
ウジング68内に完全に挿入されたキャニスタ12を支
持するものである。ハウジング68は、フレア状のポー
ト76を有しており、これを通してキャニスタ12が挿
入される。フレア状のポート76はハウジング68内へ
のキャニスタ12の導入を容易にするものである。ハウ
ジング68には油圧挿入棒30を挿入することのできる
、更に小さな、後方アクセスポート32(第4図)が含
まれている。さらにはハウジング68には、鋼及び/ま
たはコンクリート及び/またはその他の適切な放射線保
護媒体で構成でき、フレア状のポート76への出入りを
可能にするため、上方に引き上げることのできるシャッ
タードアー80を有している。
横型貯蔵モジュール26にはさらに、ポート76の下に
配置される複数のポートを持つ空冷システム82が含ま
れている。これらのポートは、通路88のような通路を
介して通風室86と連絡している。通路88は、迂回管
となっている。この迂回管は放射線の漏洩を最少限に押
さえるためのものである。
通風室86内の空気は、円筒状通路92の周囲を流れ、
内部に配置されているキャニスタ12を冷却し、崩壊熱
の除去に備える。キャニスタ12が冷却された後、その
結果得られた高温空気は、排気集合管94及び96に接
続されている通路90及び92のようなダクトを通して
流れ、そこから排気ダクト98、100を通して排気さ
れる。ハウジング68は、相似のハウジングがハウジン
グ68に沿って置かれ、これを連結するような食い違い
連結部102および104を備えた設計となっている。
このようにして複数の横型貯蔵モジュール26を重ね合
わせ、付加的な遮蔽を提供して放射線の漏洩を最少限に
抑えることが可能になる。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、使
用済燃料集合体の貯蔵の問題に対し解決策を与えるのに
利用できるものと理解されるべきである0本発明に基く
貯蔵システムは、使用済燃料貯蔵問題に対する中間的解
決策として用いられるのに、特に通している。従って、
本発明は使用済燃料集合体のための、安価な暫定的貯蔵
設備を提供するものである。本システムでは、短期貯蔵
のための使用済燃料集合体を収納したキャニスタを横型
貯蔵モジュール迄穆送する目的で、既存のキャスクを使
用し、繰り返し使用する。更に、水平挿入及び取り出し
が考慮されているため、貯蔵サイトにおける吊り上げ用
クレーンの必要性がまったく無い。また、キャニスタは
、横型貯蔵モジュールまたは輸送用キャスクのいずれか
によりつねに保護されているため、薄壁材料で構成され
てもよいのである。更に、既存の技術及び装置を使用す
るため、また横型貯蔵モジュールを使用するため、かか
る貯蔵作業に対する投資は、何年もの期間に亘り分散さ
せることができる。すなわち、横型貯蔵モジュールは、
必要に応じ製造し、設置するだけで良いのである。また
使用済燃料集合体の貯蔵のための適切な長期的解決策が
達成された時点で、これらの横型貯蔵モジュールは容易
に活動を停止することができ、なおキャニスタ内部にあ
る組立物は、永久貯蔵設備内に搬送することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図は本発明の一実施例であり、第1図は輸送
用キャスクで囲まれた本発明のキャニスタの中に使用済
燃料集合体を装置する作業を示した側面図、第2図は輸
送用キャスクおよびキャニスタからの排水を示す側面図
、第3図は、輸送用キャスクおよびキャニスタの配置を
示す側面図、第4図は本発明のキャニスタの配置を示す
側面図、第5図は輸送用キャスクに囲まれた、本発明の
キャニスタの縦断面図、第6図はキャニスタの外観図、
第7図は第6図におけるa−a線矢視断面図、第8図は
第6図におけるb−b線矢視断面の端部詳細図、第9図
はかご機構に載置された角型燃料容器集合体の斜視図、
第1O図は角型燃料容器の断面拡大図、第11図は横型
貯蔵モジュールの斜視図である。 10・・・システム、      12・・・キャニス
タ、14・・・輸送用キャスク、16・・・クレーン、
17・・・空気またはヘリウムガス、 18・・・プール、19・・・水または空気、20・・
・使用済燃料集合体、22・・・輸送用トレーラ、24
・・・荷受台、   26・・・横型貯蔵モジュール、
30・・・油圧挿入棒、   32・・・ポート、34
・・・円筒型ハウジング、36.38・・・荷受台、4
2・・・かご機構、   43・・・ステンレス鋼板、
44・・・ドレンバイブ、 46・・・ヘッド、47・
・・燃料容器、   50・・・ボート、52、53・
・・プラグ、54・・・シールドプレート、56・・・
保護キャスクプレート、 60・・・円筒型ボディ、 64・・・ドレンバイブ、
66・・・ポート、68・・・ハウジング、70・・・
支持基礎、   74・・・■型鋼、76・・・ボート
、     80・・・シャッタドア、82・・・空冷
システム、 86・・・通気室、88、90.92・・
・通路、 94.96・・・集合管、98、100・・
・排気ダクト、 102、104・・・食い違い連結部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次のものによって構成される横型モジュール式使用
    済燃料貯蔵システム。 (イ)内部に通路を構設し、放射線遮蔽物を有し、円筒
    型胴を有する使用済燃料輸送用キャスク手段。 (ロ)前記(イ)項記載の輸送用キャスク内の通路上に
    載置し得る使用済燃料収納用キャニスタ手段。 (ハ)放射線遮蔽用エンドプラグと、円筒型胴と、単数
    または複数の使用済燃料を支持するかご機構等の支持構
    造とを有する前記(ロ)項記載のキャニスタ手段。 (ニ)内部にキャニスタ手段を挿入した状態で使用済燃
    料貯蔵所まで輸送用キャスクを移送する手段。 (ホ)使用済燃料貯蔵所において、内部に使用済燃料を
    収納したキャニスタを水平方向に貯蔵するモジュール手
    段。 (ヘ)挿入口を形設した前面と、隣接するモジュールと
    両側面において連結する連結手段を有する前記(ホ)項
    記載のモジュール手 段。 (ト)冷却用空気吸入口と冷却用空気排出口とを有し、
    複数個のモジュールを各モジュールの側面を接して配設
    した際においても冷却用空気吸入口と冷却用空気排出口
    とが閉基されることのないようにした前記(ホ)項また
    は(ヘ)項記載のモジュール手段。 (チ)前記(ヘ)項記載の挿入口を通じて、輸送用キャ
    スク内の通路から前記(ホ)項または(ヘ)項または(
    ト)項記載のモジュール内に、内部に使用済燃料を収納
    したキャニスタを移送する手段。 2、上部面を有し、冷却用空気吸入口は前面のキャニス
    タ挿入口よりも下方に形設し、冷却用空気排出口は上部
    面に形設し、冷却用空気吸入口および冷却用空気排出口
    と通じる、キャニスタの完全通風手段が含まれているこ
    とを特徴とする請求項1、記載の横型モジュール式使用
    済燃料貯蔵システム。 3、放射線遮蔽物を提供するため、コンクリートによっ
    て構成されていることを特徴とする請求項1、記載の横
    型モジュール式使用済燃料貯蔵システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005010070A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 原子炉使用済燃料の水平装荷用詰替設備
JP2015523563A (ja) * 2012-06-15 2015-08-13 テーエヌ アンテルナシオナル 放射性要素をパッケージに装填するための最適方法
CN108091408A (zh) * 2018-01-27 2018-05-29 镇江华核装备有限公司 一种安全型乏燃料专用贮藏运输格架

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