JPH012681A - 玩具用ロ−タリ式電磁アクチュエ−タ - Google Patents
玩具用ロ−タリ式電磁アクチュエ−タInfo
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- JPH012681A JPH012681A JP62-157802A JP15780287A JPH012681A JP H012681 A JPH012681 A JP H012681A JP 15780287 A JP15780287 A JP 15780287A JP H012681 A JPH012681 A JP H012681A
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- electromagnetic actuator
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分g!fJ
この発明は、自動車玩具のステアリング、ロボット玩具
の手の開閉2人形の目の開閉等に適用されるロータリ式
のm磁アクチュエータに係り、特にコイルへの通電によ
り360°以下の往復回転連動を可能にすると共に、ロ
ータ側コイルへ給電するブラッシにロータの基準復帰位
置の調整機能を持たせたロータリ式電磁アクチュエータ
に関するものである。
の手の開閉2人形の目の開閉等に適用されるロータリ式
のm磁アクチュエータに係り、特にコイルへの通電によ
り360°以下の往復回転連動を可能にすると共に、ロ
ータ側コイルへ給電するブラッシにロータの基準復帰位
置の調整機能を持たせたロータリ式電磁アクチュエータ
に関するものである。
従来、ラジオコントロールの自動車玩具のステアリング
に適用されろロータリ式の電磁アクチュエータとしては
、第5図及び第6図に示すものがある。
に適用されろロータリ式の電磁アクチュエータとしては
、第5図及び第6図に示すものがある。
第5図及び第6図において、1は合成樹脂製のシャーシ
本体18等に一体的に成形した上面開口の箱状のアクチ
ュエータ収容部、2は収容部1内に装着したマグネット
からなる円筒状の固定子、3は固定子2内に同心に配置
されたI形のロータで、このロータ3の中心には軸4が
貫通固着され、軸4の両端部は、収容部1の開口縁部に
形成した軸受け5a、5bに回転可能に軸支され−Cい
る。
本体18等に一体的に成形した上面開口の箱状のアクチ
ュエータ収容部、2は収容部1内に装着したマグネット
からなる円筒状の固定子、3は固定子2内に同心に配置
されたI形のロータで、このロータ3の中心には軸4が
貫通固着され、軸4の両端部は、収容部1の開口縁部に
形成した軸受け5a、5bに回転可能に軸支され−Cい
る。
またレース3の一端部にはコイル6が巻装され、このコ
イル6にはその両端に接続した可撓性のリードR6a、
6bを通して直流電源(+1 、 (−)が供給され
るようになっていると共に、コイル6に供給される直流
電源の極性を変えろことによってレース3に正、又は逆
方向のトルクを生じさせろようになっている。7は固定
子2の上部側を覆う合成樹脂製のカバーで、このカバー
7は接着剤、その他の手段により収容部1の開口縁部に
固着され、更にカバー7の側面にはリード線6a、6b
を収容部1外へ引き出すための開口8が形成されている
。9a、9bはロータ3の正、逆方向への回転角度を規
制するス)・ツバで、固定子2の内壁に設けられている
。
イル6にはその両端に接続した可撓性のリードR6a、
6bを通して直流電源(+1 、 (−)が供給され
るようになっていると共に、コイル6に供給される直流
電源の極性を変えろことによってレース3に正、又は逆
方向のトルクを生じさせろようになっている。7は固定
子2の上部側を覆う合成樹脂製のカバーで、このカバー
7は接着剤、その他の手段により収容部1の開口縁部に
固着され、更にカバー7の側面にはリード線6a、6b
を収容部1外へ引き出すための開口8が形成されている
。9a、9bはロータ3の正、逆方向への回転角度を規
制するス)・ツバで、固定子2の内壁に設けられている
。
上記構成のロータリ式電磁アクチュエータにおいて、コ
イル6への非通電時は、ロータ3の両端は第6図に示す
如く、固定子2のN、S着磁部に吸引され、この位置を
保持している。ここで、コイル6に第6図に示す極性で
直゛流電源を供給すると、ロータ3ば第6図の矢印入方
向に回転し、ストッパ9aに衝きした回転角度位置に保
持されろ。
イル6への非通電時は、ロータ3の両端は第6図に示す
如く、固定子2のN、S着磁部に吸引され、この位置を
保持している。ここで、コイル6に第6図に示す極性で
直゛流電源を供給すると、ロータ3ば第6図の矢印入方
向に回転し、ストッパ9aに衝きした回転角度位置に保
持されろ。
この回転トルクは軸4から図示しないリンク機構を介し
て自動車玩具の前輪(図示せず)に伝達され、前輪を右
(又は左)側へステアリングすることになる。
て自動車玩具の前輪(図示せず)に伝達され、前輪を右
(又は左)側へステアリングすることになる。
また、コイル6に第6図に示す磁性と逆に直流電源を供
給すると、ロータ3は矢印へと逆の方向に回転され、ス
トッパ9bと衝合した角度位置を保持することになる。
給すると、ロータ3は矢印へと逆の方向に回転され、ス
トッパ9bと衝合した角度位置を保持することになる。
コイル6への通電を停止すれば、ロータ3は固定子2の
磁力によって第6図に示す基準位置に復帰する。
磁力によって第6図に示す基準位置に復帰する。
上記のような従来の玩具用のロータリ式電磁アクチュエ
ータでは、ロータ3が往復回転連動すると、これにつれ
てコイル6のリード線6a、6bが、ロータの往復回転
連動方向に揺動されるため、コイル6とリード線6a、
6bとの半田付は部分等に曲げ応力が集中し、この部分
が断線し易くアクチュエータの故障の要因となるほか、
リード線6a、6bの有するばね力がロータ3の動きを
拘束し、且つロータ3の基準復帰位置を不安定にする問
題がある。このため、このような電磁アクチュエータを
、例えば自動車玩具のステアリングに1史用するために
玩具本体のシャーン部に設置し、そのロータ軸4を前輪
の操舵用リンクm構に連結した場合、コイル非励磁の前
輪の直進姿勢位置を不安定にし、ラジオコントロールに
よる自動車玩具のレースに支障を来し、自動車玩具のコ
ントロール性を低下させてしまう。また、前輪操舵用リ
ンク機構に加工誤差2組立て誤差があったり、あるいは
玩具本体シャーレ部に対する電磁アクチュエータの組付
は誤差および収容部1の加工誤差があると、これがロー
タ3の復帰基準位置に対する前輪の直進姿勢位置に直接
影響を与え、前輪を左又は右側へ偏位させ、前輪の直進
姿勢を維持できず、かつその偏位補正も面倒で手数がか
かる問題があった。
ータでは、ロータ3が往復回転連動すると、これにつれ
てコイル6のリード線6a、6bが、ロータの往復回転
連動方向に揺動されるため、コイル6とリード線6a、
6bとの半田付は部分等に曲げ応力が集中し、この部分
が断線し易くアクチュエータの故障の要因となるほか、
リード線6a、6bの有するばね力がロータ3の動きを
拘束し、且つロータ3の基準復帰位置を不安定にする問
題がある。このため、このような電磁アクチュエータを
、例えば自動車玩具のステアリングに1史用するために
玩具本体のシャーン部に設置し、そのロータ軸4を前輪
の操舵用リンクm構に連結した場合、コイル非励磁の前
輪の直進姿勢位置を不安定にし、ラジオコントロールに
よる自動車玩具のレースに支障を来し、自動車玩具のコ
ントロール性を低下させてしまう。また、前輪操舵用リ
ンク機構に加工誤差2組立て誤差があったり、あるいは
玩具本体シャーレ部に対する電磁アクチュエータの組付
は誤差および収容部1の加工誤差があると、これがロー
タ3の復帰基準位置に対する前輪の直進姿勢位置に直接
影響を与え、前輪を左又は右側へ偏位させ、前輪の直進
姿勢を維持できず、かつその偏位補正も面倒で手数がか
かる問題があった。
また、ロータ3の往復回転i!!!勤に伴うにつれ揺動
されるリード線6a、6bの動きが拘束されないように
するためには、リード線の引き出し開口8を太き(しな
ければならず、このようにすると、砂、その他の塵埃が
侵入し易くなって、アクチュエータの種々のトラブル発
生の原因となる。更にまた、収容部1はシャーシ等に一
体成形されろものであるため、これに組込まれた電磁ア
クチュエータは、自動車玩具ならばそれ専用となり他へ
の転用ができず、ニス1−高となる問題があった。
されるリード線6a、6bの動きが拘束されないように
するためには、リード線の引き出し開口8を太き(しな
ければならず、このようにすると、砂、その他の塵埃が
侵入し易くなって、アクチュエータの種々のトラブル発
生の原因となる。更にまた、収容部1はシャーシ等に一
体成形されろものであるため、これに組込まれた電磁ア
クチュエータは、自動車玩具ならばそれ専用となり他へ
の転用ができず、ニス1−高となる問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、給電用リード線の断線をな(し安定した故障
の少ない給電を可能にすると共にレースの基準位置を被
操作体に応じて容易に補正できるようにし、(Mせて汎
用性のある低コストの玩具用ロータリ式電磁アクチュエ
ータを提供することを目的とする。
たもので、給電用リード線の断線をな(し安定した故障
の少ない給電を可能にすると共にレースの基準位置を被
操作体に応じて容易に補正できるようにし、(Mせて汎
用性のある低コストの玩具用ロータリ式電磁アクチュエ
ータを提供することを目的とする。
この発明に係る玩具用ロータリ式電磁アクチュエータは
、密閉構造のハウジングと、このハウジング内に装着さ
れたマグネットからなる円筒状の固定子と、この固定子
内に同心に配置され、且つ軸により上記ハウジングに回
転可能に軸支したロータと、このロータに巻装され通電
及び遮断によりロータを往復回転運動させるコイルと、
上記コイルに給電するために上記ロータ軸に固定され外
周が四角状をなす整流子と、この整流子に対向して上記
ハウジングに同心に且つ回転可能に設けられたロータ位
置?l[J止部材と、一端部が上記位置補正部材に固着
され他端部が上記整流子の整流子片に圧接すると共に整
流子を両側から挾持する一対の給電用ブラッレとから構
成しtコものである。
、密閉構造のハウジングと、このハウジング内に装着さ
れたマグネットからなる円筒状の固定子と、この固定子
内に同心に配置され、且つ軸により上記ハウジングに回
転可能に軸支したロータと、このロータに巻装され通電
及び遮断によりロータを往復回転運動させるコイルと、
上記コイルに給電するために上記ロータ軸に固定され外
周が四角状をなす整流子と、この整流子に対向して上記
ハウジングに同心に且つ回転可能に設けられたロータ位
置?l[J止部材と、一端部が上記位置補正部材に固着
され他端部が上記整流子の整流子片に圧接すると共に整
流子を両側から挾持する一対の給電用ブラッレとから構
成しtコものである。
この発明においては、往復回転連動させろロータのコイ
ルへの通電はブラツシ及び整流子を通して行われる。従
って、コイルへの通電が確実となり、給電用リード線が
断線するのを防止できる。
ルへの通電はブラツシ及び整流子を通して行われる。従
って、コイルへの通電が確実となり、給電用リード線が
断線するのを防止できる。
またロータ位置補正部材を回転操作すると、これと一体
化された給電用ブラツシは、両側面から挟圧している整
流子をロータと一体に位置補正部材の操作方向へ回転さ
せろことになる。したがって、コイル非励磁時のロータ
の復帰基準位置を被操作体に合わせて補正することが可
能になる。
化された給電用ブラツシは、両側面から挟圧している整
流子をロータと一体に位置補正部材の操作方向へ回転さ
せろことになる。したがって、コイル非励磁時のロータ
の復帰基準位置を被操作体に合わせて補正することが可
能になる。
さらに、固定子およびロータ等をハウジング内に装着し
てユニット化しているため、汎用性がある。
てユニット化しているため、汎用性がある。
以下、この発明の実施例を第1図乃至第4図について説
明する。
明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す玩具用ロータリ式電
磁アクチュエータの断面図、第2図はその■−■徐に沿
う断面図である。この第1図及び第2図において、20
は四角形の箱状をなす合成樹脂製のハウジングで、その
−側端面は開口されている。21はハウジング20内に
嵌合したマグネットからなろ円筒状の固定子で、第2図
に示すように着磁されている。22は固定子21内に同
心に配置した星形のロータで、このロータ22はその一
片に巻装したコイル24を備え、ロータ22の回転中心
には軸25が貫通固着されていると共に、軸25にはコ
イル給電用の整流子26が固着され、その鈎カッコ状の
整流子片26n、26bにコイル24の両端がそれぞれ
接続されている。
磁アクチュエータの断面図、第2図はその■−■徐に沿
う断面図である。この第1図及び第2図において、20
は四角形の箱状をなす合成樹脂製のハウジングで、その
−側端面は開口されている。21はハウジング20内に
嵌合したマグネットからなろ円筒状の固定子で、第2図
に示すように着磁されている。22は固定子21内に同
心に配置した星形のロータで、このロータ22はその一
片に巻装したコイル24を備え、ロータ22の回転中心
には軸25が貫通固着されていると共に、軸25にはコ
イル給電用の整流子26が固着され、その鈎カッコ状の
整流子片26n、26bにコイル24の両端がそれぞれ
接続されている。
また軸25の両端部は、ハウジング20の開口を塞ぐ塞
ぎ板27と、これに相対向するハウジング20の他側壁
18間に回転可能に軸支されている。
ぎ板27と、これに相対向するハウジング20の他側壁
18間に回転可能に軸支されている。
上記塞ぎ板27はタッピングねじ28によってハウジン
グ20に一体に固定される。
グ20に一体に固定される。
29はハウジング20の開口部に固定子21と同心に且
つ回転可能に係合され、且つ塞ぎ板27で保持されたリ
ング状の位置補正部材で、この位置補正部材29はコイ
ル非励磁におけるロータ22の固定子21に対する円周
方向の復帰基準位置を調節するためのものである。位置
補正部材29の上部側周縁には操作突子30が突設され
ており、この操作突子30はハウジング20の開口端縁
と塞ぎ板27間に形成した開口31を通してハウジング
20外へ突出されている。また上記位置補正部材29の
内面には上記操作突子30と近接してブラッシ取付部3
2を設け、この取付部32の両側には、第3図及び第4
図に示す如く銅板材からなろ短棚状のブラッシ33a、
33bの一端部が相対向して固着され、その他端部は上
記整流子26の整流子片26 a、 26 bに圧接さ
れ、これにより整流子26を左右両側から挾持するよう
になっている。上記ブラッシ33a、33bの一端部は
塞ぎ板27に穿設した長大27aから外方へ突出され、
この突出端にはリード線34 a、 34 bの一端
が接続され、リード線34a、34bの他端は固定部に
設けられる直流電源端子35a、35bに接続されてい
る。なお、36はロータ22の回転角度を規制するスト
ッパで、固定子21の内周面に固着されている。また、
上記長穴27aは位置補正部材29によって内側から閉
鎖されろようになっている。
つ回転可能に係合され、且つ塞ぎ板27で保持されたリ
ング状の位置補正部材で、この位置補正部材29はコイ
ル非励磁におけるロータ22の固定子21に対する円周
方向の復帰基準位置を調節するためのものである。位置
補正部材29の上部側周縁には操作突子30が突設され
ており、この操作突子30はハウジング20の開口端縁
と塞ぎ板27間に形成した開口31を通してハウジング
20外へ突出されている。また上記位置補正部材29の
内面には上記操作突子30と近接してブラッシ取付部3
2を設け、この取付部32の両側には、第3図及び第4
図に示す如く銅板材からなろ短棚状のブラッシ33a、
33bの一端部が相対向して固着され、その他端部は上
記整流子26の整流子片26 a、 26 bに圧接さ
れ、これにより整流子26を左右両側から挾持するよう
になっている。上記ブラッシ33a、33bの一端部は
塞ぎ板27に穿設した長大27aから外方へ突出され、
この突出端にはリード線34 a、 34 bの一端
が接続され、リード線34a、34bの他端は固定部に
設けられる直流電源端子35a、35bに接続されてい
る。なお、36はロータ22の回転角度を規制するスト
ッパで、固定子21の内周面に固着されている。また、
上記長穴27aは位置補正部材29によって内側から閉
鎖されろようになっている。
次に、上記のように構成された本実施例の動作について
説明する。
説明する。
コイル24に通電されない時は、ロータ22の各片は、
第2図に示すように固定子21のN、 S着磁部に吸引
され、その位置を保持している。この保持位置は整流子
片26a、26bに面圧接するブラッシ33a、33b
のばね圧によってフラツキのない安定状態に維持されて
いる。
第2図に示すように固定子21のN、 S着磁部に吸引
され、その位置を保持している。この保持位置は整流子
片26a、26bに面圧接するブラッシ33a、33b
のばね圧によってフラツキのない安定状態に維持されて
いる。
かかる状態のロータリ式電磁アクチュエータにおいて、
ri源端子35a、35bに第2図に示す極性に直流電
流を供給すると、(+)−!J−ド線34a→ブラッシ
33a→整流子20a→コイル24→整流子片26b→
ブラッシ33b→リード線34b→(−)の経路でコイ
ル24に電流が流れるため、ロータ22の各片は第2図
に示す極性に励磁され、これによりロータ22は第2図
の矢印A方向に回転し、ストッパ36と衝合する回転角
度位置に保持される。この時の回転トルクは軸25から
図示しないリンク機構を介して、例えば自動車玩具の前
輪(図示せず)に伝達され、前輪を直進位置から右又は
左側へ方向転換させる。
ri源端子35a、35bに第2図に示す極性に直流電
流を供給すると、(+)−!J−ド線34a→ブラッシ
33a→整流子20a→コイル24→整流子片26b→
ブラッシ33b→リード線34b→(−)の経路でコイ
ル24に電流が流れるため、ロータ22の各片は第2図
に示す極性に励磁され、これによりロータ22は第2図
の矢印A方向に回転し、ストッパ36と衝合する回転角
度位置に保持される。この時の回転トルクは軸25から
図示しないリンク機構を介して、例えば自動車玩具の前
輪(図示せず)に伝達され、前輪を直進位置から右又は
左側へ方向転換させる。
コイル24への通電を断つと、ロータ22は固定子21
の磁力によって直ちに第2図に示す基準位置に復帰する
。
の磁力によって直ちに第2図に示す基準位置に復帰する
。
また、コイル24に第2図に示す極性と逆の向きに直流
電源を供給すると、ロータ22の各片は第2図に示す極
性と逆に励磁されるため、ロータ22は矢印Aと逆の方
向へ回転され、ストッパ36と衝合した角度位置に保持
されろことになる。
電源を供給すると、ロータ22の各片は第2図に示す極
性と逆に励磁されるため、ロータ22は矢印Aと逆の方
向へ回転され、ストッパ36と衝合した角度位置に保持
されろことになる。
次に、ロータ22の復帰基準位置(第2図に示す状態の
位置)を被操作体に応じて補正する場合について述べろ
。
位置)を被操作体に応じて補正する場合について述べろ
。
電磁アクチュエータの組立誤差、その設置誤差及び前輪
のキングピンに連結されるリンク機構の加工及び組立誤
差等によって、前輪の直進姿勢位置とロータ22の復帰
基準位置との間に差が生じて前輪の直進姿勢が右又は左
へ僅かに変位している場合において、これを補正する場
合は、先ず位置補正部材29を回転させ得る程度に塞ぎ
板27の締付けねじ28を緩め、操作突子30を第2図
において矢印B1又はB2方向へ操作する。すると、操
作突子30と一体の位置補正部材29及びブラッシ33
a、33bも同一方向へ回転されるため、ブラッシ33
a及び33bにより左右両側面から挟圧保持されている
四角状の整流子26が操作突子30の操作方向へ回転さ
れ、同時にロータ22及びその軸25も同一方向へ回転
される。
のキングピンに連結されるリンク機構の加工及び組立誤
差等によって、前輪の直進姿勢位置とロータ22の復帰
基準位置との間に差が生じて前輪の直進姿勢が右又は左
へ僅かに変位している場合において、これを補正する場
合は、先ず位置補正部材29を回転させ得る程度に塞ぎ
板27の締付けねじ28を緩め、操作突子30を第2図
において矢印B1又はB2方向へ操作する。すると、操
作突子30と一体の位置補正部材29及びブラッシ33
a、33bも同一方向へ回転されるため、ブラッシ33
a及び33bにより左右両側面から挟圧保持されている
四角状の整流子26が操作突子30の操作方向へ回転さ
れ、同時にロータ22及びその軸25も同一方向へ回転
される。
そして、前輪が直進姿勢位置に修正された時点で操作突
子30の矢印B1又はB2方向への回動操作を停止し、
ねじ28を締付けて位置補正部材29を固定する。
子30の矢印B1又はB2方向への回動操作を停止し、
ねじ28を締付けて位置補正部材29を固定する。
以上の操作によって前輪の直進姿勢位置を、諸機構を組
付は状態のままで簡便に調節することができる。また、
コイル22への直流電力の供給は、ブラツシ33 a、
33 b及び整流子26を介して行うようになってい
るため、従来のように給電用のリード線34a、34b
がロータ22の往復回転運動によって撓み変形されたり
することがなく、従って、給電用リード線34a、34
bの断線を皆無とし得るほか、常に安定したコイルへの
給電が確得でき、電磁アクチュエータの長寿化が可能に
なる。さらにまた、固定子21.ロータ22゜整流子2
6およびブラッシ33n、33b等は密閉構造のハウジ
ング20内に装着されユニット化されているため、塵埃
がアクチュエータ内に侵入することがなく、アクチュエ
ータの長寿命化が可能になるほか、ユニット化により利
用範囲が拡大し、汎用性が増すと共に、量産性が可能と
なって低コスト化ができる。
付は状態のままで簡便に調節することができる。また、
コイル22への直流電力の供給は、ブラツシ33 a、
33 b及び整流子26を介して行うようになってい
るため、従来のように給電用のリード線34a、34b
がロータ22の往復回転運動によって撓み変形されたり
することがなく、従って、給電用リード線34a、34
bの断線を皆無とし得るほか、常に安定したコイルへの
給電が確得でき、電磁アクチュエータの長寿化が可能に
なる。さらにまた、固定子21.ロータ22゜整流子2
6およびブラッシ33n、33b等は密閉構造のハウジ
ング20内に装着されユニット化されているため、塵埃
がアクチュエータ内に侵入することがなく、アクチュエ
ータの長寿命化が可能になるほか、ユニット化により利
用範囲が拡大し、汎用性が増すと共に、量産性が可能と
なって低コスト化ができる。
なお、上記実施例ではこの発明のロータリ式電磁アクチ
ュエータを自動車玩具のステアリングに適用した場合に
ついて述べたが、これに限らず人形の目の開閉、自動車
玩具以外の走行玩具のクラッチ切換え等にも利用できる
ことは勿論である。
ュエータを自動車玩具のステアリングに適用した場合に
ついて述べたが、これに限らず人形の目の開閉、自動車
玩具以外の走行玩具のクラッチ切換え等にも利用できる
ことは勿論である。
またこの発明におけるロータ22の形状は星形に限らず
、■形でも良いほか位置補正部材29の形状も上記実施
例のものに限定されない。
、■形でも良いほか位置補正部材29の形状も上記実施
例のものに限定されない。
以上のように、この発明によれば励磁、非励磁によりロ
ータを往復回転連動させろコイルへの通電を、ロータ軸
に設けた四角形状の外周を有する整流子と、これに圧接
する給電用ブラッシにより行うようにしたので、給電用
リード線を断線することなく故障の少ない安定したコイ
ルへの給電が可能になる。また、給電用ブラッシはハウ
ジングに回転可能に設けたロータ位置補正部材に保持さ
れ、且つ整流子を両側面から挟圧しているから、位置補
正部材を回転操作することにより、コイル非励磁時のロ
ータの復帰基準位置を調節することができ、これに伴い
自動車玩具の前輪の直進位置を組立後に修正する場合な
どに際しては、ロータの復帰基準位置を位置補正部材の
操作I!けで簡便に行うことができろ。
ータを往復回転連動させろコイルへの通電を、ロータ軸
に設けた四角形状の外周を有する整流子と、これに圧接
する給電用ブラッシにより行うようにしたので、給電用
リード線を断線することなく故障の少ない安定したコイ
ルへの給電が可能になる。また、給電用ブラッシはハウ
ジングに回転可能に設けたロータ位置補正部材に保持さ
れ、且つ整流子を両側面から挟圧しているから、位置補
正部材を回転操作することにより、コイル非励磁時のロ
ータの復帰基準位置を調節することができ、これに伴い
自動車玩具の前輪の直進位置を組立後に修正する場合な
どに際しては、ロータの復帰基準位置を位置補正部材の
操作I!けで簡便に行うことができろ。
更に又、密閉構造でユニット化されているため、塵埃の
侵入を防止できろと共に汎用性のある低コストのアクチ
ュエータを容易に提供できろという効果がある。
侵入を防止できろと共に汎用性のある低コストのアクチ
ュエータを容易に提供できろという効果がある。
第1図はこの発明に係る玩具用ロータリ式電磁アクチュ
エータの一例を示す断面図、第2図は第1図のn−n
線に沿う断面図、第3図はこの発明の実施例におけるロ
ータ位置補正部材の正面図、第4図はその側面図、第5
図は従来のロータリ式電磁アクチュエータの断面図、第
6図は第5図の■−■線に沿う断面図である。 20・・、ハウジング、21 固定子、22 ロータ、
24.コイル、25・軸、26 整流子、26 a、
26 b−4’j流子片、27 塞ぎ仮、290−夕位
置補正部材、33 a、 33 b 給電用ブラソシ
、34a、34b リード線、35a、35b 電源
端子。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
エータの一例を示す断面図、第2図は第1図のn−n
線に沿う断面図、第3図はこの発明の実施例におけるロ
ータ位置補正部材の正面図、第4図はその側面図、第5
図は従来のロータリ式電磁アクチュエータの断面図、第
6図は第5図の■−■線に沿う断面図である。 20・・、ハウジング、21 固定子、22 ロータ、
24.コイル、25・軸、26 整流子、26 a、
26 b−4’j流子片、27 塞ぎ仮、290−夕位
置補正部材、33 a、 33 b 給電用ブラソシ
、34a、34b リード線、35a、35b 電源
端子。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 密閉構造のハウジングと、このハウジング内に装着され
たマグネットからなる円筒状の固定子と、この固定子内
に同心に配置され、かつ軸により上記ハウジングに回転
可能に軸支したロータと、このロータに巻装され通電及
び遮断によりロータを往復回転運動させるコイルと、上
記コイルに給電するために上記ロータ軸に固定され外周
が四角状をなす整流子と、この整流子に対向して上記ハ
ウジングに同心に且つ回転可能に設けられたロータ位置
補正部材と、一端部が上記位置補正部材に固着され他端
部が上記整流子の整流子片に圧接すると共に整流子を両
側から挾持する一対の給電用ブラッシとから構成したこ
とを特徴とする玩具用ロータリ式電磁アクチュエータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-157802A JPH012681A (ja) | 1987-06-26 | 玩具用ロ−タリ式電磁アクチュエ−タ | |
US07/134,180 US4857789A (en) | 1987-06-26 | 1987-12-16 | Rotary-type electromagnetic actuator for toys |
KR1019870015046A KR930001164B1 (ko) | 1987-06-26 | 1987-12-28 | 완구용 로터리식 전자 액튜에이터 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-157802A JPH012681A (ja) | 1987-06-26 | 玩具用ロ−タリ式電磁アクチュエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS642681A JPS642681A (en) | 1989-01-06 |
JPH012681A true JPH012681A (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=
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