JPH01267924A - フェライトコア・ヒューズの製造方法 - Google Patents
フェライトコア・ヒューズの製造方法Info
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- JPH01267924A JPH01267924A JP9650288A JP9650288A JPH01267924A JP H01267924 A JPH01267924 A JP H01267924A JP 9650288 A JP9650288 A JP 9650288A JP 9650288 A JP9650288 A JP 9650288A JP H01267924 A JPH01267924 A JP H01267924A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この発明はフェライトコア・ヒューズの製造方法に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、通信機器
、コンピューター等の電子機器の高周波ノイズを効果的
に除去することのできる新規なヒユーズの製造方法に関
するものである。
るものである。さらに詳しくは、この発明は、通信機器
、コンピューター等の電子機器の高周波ノイズを効果的
に除去することのできる新規なヒユーズの製造方法に関
するものである。
(背景技術)
電子機器に用いられているLSIは、近年、ますます集
積度が向上し、それにともなって、高周波ノイズによる
誤動作や記録情報の消失などが大きな問題になってきて
いる。
積度が向上し、それにともなって、高周波ノイズによる
誤動作や記録情報の消失などが大きな問題になってきて
いる。
この高周波ノイズの発生源には種々のものが考えられる
が、最も大きな要因としては電源からのものがある。
が、最も大きな要因としては電源からのものがある。
この電源が発生ずる高周波ノイズについては、従来より
様々な除去方法が検討されてきており、たとえば、パル
スバランスを用いたスイッチング電源は、商用周波数で
変圧する電源装置に比べて軽量、小型、高能率であるこ
とから、電子機器の電源装置として多用されてきている
。
様々な除去方法が検討されてきており、たとえば、パル
スバランスを用いたスイッチング電源は、商用周波数で
変圧する電源装置に比べて軽量、小型、高能率であるこ
とから、電子機器の電源装置として多用されてきている
。
しかしながら、このパルストランス・スイッチング電源
は、高価格であることから、高級な電子機器にその使用
が限定されている。
は、高価格であることから、高級な電子機器にその使用
が限定されている。
そこで、低価格なパソコンなどに使用可能な高周波ノイ
ズ除去手段が検討されてぎており、その一つとしてフェ
ライトを用いる方法が開発されてもいる。このフェライ
トは、E M I (Electro−Hoanett
c Intertarence )と呼ばれている電磁
ノイズ対策用に実用化されているもので、フェライトの
高周波損失を利用しているものである。フェライトはI
Htlz以上の高周波領域において急激に損失が上昇す
る。この点を利用して高周波ノイズを除去する。
ズ除去手段が検討されてぎており、その一つとしてフェ
ライトを用いる方法が開発されてもいる。このフェライ
トは、E M I (Electro−Hoanett
c Intertarence )と呼ばれている電磁
ノイズ対策用に実用化されているもので、フェライトの
高周波損失を利用しているものである。フェライトはI
Htlz以上の高周波領域において急激に損失が上昇す
る。この点を利用して高周波ノイズを除去する。
具体的には、電源ケーブルやリード線を巻きつけて高周
波ノイズを除去するトロイダルコアや、電源コードの線
に挿入して用いるスリーブコアや、リード線などに挿入
するか、またはリード線付ビーズをそのまま回路に配線
するビーズコアなどが知られている。
波ノイズを除去するトロイダルコアや、電源コードの線
に挿入して用いるスリーブコアや、リード線などに挿入
するか、またはリード線付ビーズをそのまま回路に配線
するビーズコアなどが知られている。
また、フラットケーブルやIC,ICソケットに取付け
るフェライトコアなども知られている。
るフェライトコアなども知られている。
しかしながら、これら従来のフェライトを用いる高周波
ノイズ除去の手段は、その効果が必ずしも満足できるも
のではなく、製造、取付けが簡単でないという欠点を有
していた。
ノイズ除去の手段は、その効果が必ずしも満足できるも
のではなく、製造、取付けが簡単でないという欠点を有
していた。
(発明の目的)
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の高周波ノイズ除去手段の欠点を改善し、安
価で、製造、取付けが容易で、かつノイズ除去効果に優
れた新しいフェライトコア利用の高周波ノイズ除去装置
を提供することを目的としている。さらに詳しくは、こ
の発明は、ヒユーズにフェライトコアを装着したフェラ
イトコア・ヒューズの製造方法を提供することを目的と
している。
あり、従来の高周波ノイズ除去手段の欠点を改善し、安
価で、製造、取付けが容易で、かつノイズ除去効果に優
れた新しいフェライトコア利用の高周波ノイズ除去装置
を提供することを目的としている。さらに詳しくは、こ
の発明は、ヒユーズにフェライトコアを装着したフェラ
イトコア・ヒューズの製造方法を提供することを目的と
している。
(発明の開示)
この発明のフェライトコア・ヒューズの製造方法は、上
記の目的を実現するために、ヒユーズ管球の両端端子部
の内方外周に熱収縮性のチューブまたはフィルムを装着
して熱処理し、次いでその外周に中空フェライトコアを
装着することを特徴としている。
記の目的を実現するために、ヒユーズ管球の両端端子部
の内方外周に熱収縮性のチューブまたはフィルムを装着
して熱処理し、次いでその外周に中空フェライトコアを
装着することを特徴としている。
以下、この発明の製造方法を図面に沿って説明する。
第1図は、この発明の方法が目的とするフェライトコア
・ヒューズの一例を示した断面図である。
・ヒューズの一例を示した断面図である。
この例においては、ガラス管(1)に封入したヒユーズ
(2)を有するヒユーズ管球(3)の金属端子部(4)
の内方に熱収縮チューブ(5)を装着し、その外周に円
筒状のフェライトコア(6)を装着している0円筒状の
フェライトコア(6)の持つ高周波損失特性を利用して
、ヒユーズ(2)を流れる電源ラインや信号ラインの電
流の高周波ノイズを除去することができる。
(2)を有するヒユーズ管球(3)の金属端子部(4)
の内方に熱収縮チューブ(5)を装着し、その外周に円
筒状のフェライトコア(6)を装着している0円筒状の
フェライトコア(6)の持つ高周波損失特性を利用して
、ヒユーズ(2)を流れる電源ラインや信号ラインの電
流の高周波ノイズを除去することができる。
この例に示したように、フェライトコア・ヒューズにお
いては、単体部品でありながら、複合機能を合わせ持つ
ことができる。すなわち、過電流−保護機能とノイズ除
去機能である。ヒユーズ(2)により過電流を遮断し、
フェライトコア(6)により高周波ノイズを遮断する。
いては、単体部品でありながら、複合機能を合わせ持つ
ことができる。すなわち、過電流−保護機能とノイズ除
去機能である。ヒユーズ(2)により過電流を遮断し、
フェライトコア(6)により高周波ノイズを遮断する。
このようなノイズ除去効果をさらに向上させるために、
第2図に示したように、両端の電極部にセラミックコン
デンサ(7)からなるバイパスコンデンサを取付けるこ
ともできる。
第2図に示したように、両端の電極部にセラミックコン
デンサ(7)からなるバイパスコンデンサを取付けるこ
ともできる。
このようなフェライトコア・ヒューズにおいては、通常
は、第1図および第2図に示したように、ヒユーズ管球
(3)は、ガラス管(1)とこれよりも外径の大きい金
属端子部(4)とによって形成されている。このため、
中空フェライトコア(6)の装着は、この両者の径の相
違によって容易ではない。
は、第1図および第2図に示したように、ヒユーズ管球
(3)は、ガラス管(1)とこれよりも外径の大きい金
属端子部(4)とによって形成されている。このため、
中空フェライトコア(6)の装着は、この両者の径の相
違によって容易ではない。
しかしながら、この発明の製造方法においては、第3図
に示したように、その装着は容易である。
に示したように、その装着は容易である。
すなわち、
(a)ガラス管(1)に封入したヒユーズ(2)を有す
るヒユーズ管球(3)に、その内径が両端の金属端子部
(4)の外径にほぼ等しいか、それよりも大きい熱収縮
チューブ(5)を装着する。
るヒユーズ管球(3)に、その内径が両端の金属端子部
(4)の外径にほぼ等しいか、それよりも大きい熱収縮
チューブ(5)を装着する。
この場合、熱収縮チューブ(5)は、金属端子部(4)
よりも内方においてガラス管(1)の外周に取付ける。
よりも内方においてガラス管(1)の外周に取付ける。
チューブに代えて熱収縮性のフィルムを巻きつけるよう
にしてもよい。
にしてもよい。
(b)次いでこの熱収縮チューブ(°5)を熱処理し、
ガラス管(1)にその内周面を密着させ、外径の大きさ
が金属端子部(4)の外径とほぼ同じ大きさにまで収縮
させる。
ガラス管(1)にその内周面を密着させ、外径の大きさ
が金属端子部(4)の外径とほぼ同じ大きさにまで収縮
させる。
(C)熱収縮したチューブ(5)の外周面には、中空の
フェライトコア(6)を装着する。
フェライトコア(6)を装着する。
熱収縮チューブ(5)は、ちょうどパツキン状に作用し
、この中空フェライトコア(6)をぴったりと密着させ
る。
、この中空フェライトコア(6)をぴったりと密着させ
る。
(d)さらに必要に応じて、このフェライトコア(6)
を装着後、その外周に別の熱収縮チューブ(8)を配し
、熱処理することができる。
を装着後、その外周に別の熱収縮チューブ(8)を配し
、熱処理することができる。
中空フェライトコア(6)は、ヒユーズ管球(3)にさ
らにしっかりと装着することができる。
らにしっかりと装着することができる。
以上のような方法においては、熱収縮チューブ(5)(
8)は、従来公知のものをはじめとするポリエステル系
、ポリカーボネート系ポリシリコン系、尿素樹脂系等の
適宜なものを用いることができる。
8)は、従来公知のものをはじめとするポリエステル系
、ポリカーボネート系ポリシリコン系、尿素樹脂系等の
適宜なものを用いることができる。
熱収縮チューブ(8)は、ヒユーズ(2)が外より見る
ことができるように透明とすることが好ましく、また、
チューブ状のものに代えてフィルム状のものによってシ
ュリンクさせることもできる。
ことができるように透明とすることが好ましく、また、
チューブ状のものに代えてフィルム状のものによってシ
ュリンクさせることもできる。
フェライトコアの形状、大きさは、ヒユーズの使用部位
等に応じて、その材質とともに適宜なものとしえること
はいうまでもない。
等に応じて、その材質とともに適宜なものとしえること
はいうまでもない。
このような方法によって、通常のヒユーズ管球を用い、
これにフェライトコアを装着することは極めて容易とな
り、しかも、その密着度は大きなものとなる。
これにフェライトコアを装着することは極めて容易とな
り、しかも、その密着度は大きなものとなる。
フェライトコアを使用しない場合に比べ、この発明のフ
ェライトコア・ヒューズの場合には、ノイズレベルは極
めて小さなものとなる。フェライトコアの装着によって
ノイズは著しく低減される。
ェライトコア・ヒューズの場合には、ノイズレベルは極
めて小さなものとなる。フェライトコアの装着によって
ノイズは著しく低減される。
(発明の効果)
この発明により、安価で、簡便な装着、製造の容易な高
周波ノイズ除去効果に優れたヒユーズが実現される。
周波ノイズ除去効果に優れたヒユーズが実現される。
第1図は、この発明の方法により得られるフェライトコ
ア・ヒューズの一例を示した断面図である。第2図は、
池の例を示した断面図である。 第3図(a)(b)(c)(d)は、この発明の製造方
法をプロセスとして示した工程断面図である。 1・・・ガラス管 2・・・ヒユーズ 3・・・ヒユーズ管球 4・・・金属端子部 5・・・熱収縮チューブ 6・・・中空フェライトコア 7・・・セラミックコンデンサ 8・・・熱収縮チューブ 代理人 弁理士 西 澤 利 夫第 1
図 第 2 図
ア・ヒューズの一例を示した断面図である。第2図は、
池の例を示した断面図である。 第3図(a)(b)(c)(d)は、この発明の製造方
法をプロセスとして示した工程断面図である。 1・・・ガラス管 2・・・ヒユーズ 3・・・ヒユーズ管球 4・・・金属端子部 5・・・熱収縮チューブ 6・・・中空フェライトコア 7・・・セラミックコンデンサ 8・・・熱収縮チューブ 代理人 弁理士 西 澤 利 夫第 1
図 第 2 図
Claims (3)
- (1)ヒューズ管球の両端端子部の内方外周に熱収縮性
のチューブまたはフィルムを装着して熱処理し、次いで
その外周に中空フェライトコアを装着することを特徴と
するフェライトコア・ヒューズの製造方法。 - (2)請求項(1)記載のフェライトコア・ヒューズの
外周に透明熱収縮性のチューブまたはフィルムを装着し
て熱処理することを特徴とするフェライトコア・ヒュー
ズの製造方法。 - (3)ヒューズ管球の両側電極部にセラミックコンデン
サを接合した請求項(1)または(2)記載のフェライ
トコア・ヒューズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9650288A JPH01267924A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | フェライトコア・ヒューズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9650288A JPH01267924A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | フェライトコア・ヒューズの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01267924A true JPH01267924A (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=14166882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9650288A Pending JPH01267924A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | フェライトコア・ヒューズの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01267924A (ja) |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP9650288A patent/JPH01267924A/ja active Pending
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