JPH01266355A - 無段変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

無段変速機のライン圧制御装置

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JPH01266355A
JPH01266355A JP9223888A JP9223888A JPH01266355A JP H01266355 A JPH01266355 A JP H01266355A JP 9223888 A JP9223888 A JP 9223888A JP 9223888 A JP9223888 A JP 9223888A JP H01266355 A JPH01266355 A JP H01266355A
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JP
Japan
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line pressure
gear ratio
slip
unit
continuously variable
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JP9223888A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Sato
佳司 佐藤
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ベルト式無段変速機におけるプライマリプー
リおよびセカンダリプーリへの油圧制御で変速比を設定
するようにした無段変速機のライン圧制御装置に関する
ものである。
【従来の技術】
ベルト式無段変速機においては、プライマリプーリとセ
カンダリプーリとの間に設けたベルトがスリップすると
、伝達力低下が起る。そこで、例えば特開昭58−21
4054号公報所載の無段変速機のライン圧制御装置で
は、プライマリプーリの入力軸およびセカンダリブーり
の出力軸におけるトルクを検出し、トルク差の関係から
ベルトの滑りを検出し、ベルトによる所定のトルク伝達
が確保される最小の値にライン圧を制御している。
【発明が解決しようとする課!!!】
しかしながら、上記無段変速機で使用されるベルトは金
属製であり、スリップを繰返すことにより、摩擦接触面
の安定化を狙ってショツトブラスト処理を施しているに
も拘らず、次第にスリップ限界トルクも低下し、ますま
すベルトのスリップを生じやすくなるという事情がある
。 そこで、本発明では、プライマリプーリとセカンダリプ
ーリとの間でスリップを発生した場合、そのスリップ回
数を記憶して、スリップ限界トル夕の低下を補正するだ
けのイニシャルライン圧を与えるようにした無段変速機
のライン圧制御装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、ベルト式無段変速機の変速比を
、上記変速機のプライマリプーリおよびセカンダリプー
リに与えるライン圧の制御で設定するようにしたものに
おいて、上記ブライマリブーりおよびセカンダリプーリ
の回転数を計測して、これが所定条件の時、スリップ判
定を行なうスリップ判定部と、上記スリップ判定部でス
リップ判定した回数からライン圧を検索する所定ライン
圧検索部と、上記所定ライン圧と実変速比算出部の出力
で目標ライン圧を設定する目標ライン圧設定部とを具備
している。
【作   用】 したがって、無段変速機のベルトに関して、スリップの
発生履歴がスリップ回数で記憶されており、これに従っ
てイニシャルライン圧を補正しているので、ライン圧制
御の系における制御ファクタへ影響を与えることなく、
ベルト伝動におけるスリップを回避させることができる
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において、電磁クラッチにベルト式無段変速機を
組合わせた駆動系の全体構成について説明する。エンジ
ン1は、電磁粉式等の電磁クラッチ21前後進切換装置
3を介して無段変速機4に連結し、無段変速1/R4か
ら1組のりダクションギャ5.出力軸6.ディファレン
シャルギヤ7および車軸8を介して駆動輪9に伝動構成
される。 電磁粉式クラッチ2は、エンジンクランク軸10にドラ
イブメンバ2aを、入力軸11にクラッチコイル2Cを
具備したドリブンメンバ2bを有する。そしてクラッチ
コイル2Cに流れるクラッチ電流により両メンバ2a、
 2bの間のギャップに電磁粉を鎖状に結合して集積し
、これによる結合力でクラッチ接断およびクラッチトル
クを可変制御する。 前後進切換装置3は、入力軸11と変速機主軸12との
間にギヤとハブやスリーブにより同期吻合式に構成され
ており、少なくとも入力軸11を主軸12に直結する前
進位置と、入力軸11の回転を逆転して主軸12に伝達
する後退位置とを有する。 無段変3!184は、主軸12とそれに平行配置された
副軸13とを有し、主軸12には油圧シリンダ14aを
備えたプーリ間隔可変のプライマリプーリ14が、副軸
13には同様に油圧シリンダ15aを備えたセカンダリ
プーリ15が設けられる。また、両プーリ14゜15に
は駆動ベルト16が巻付けられ、両シリンダ14a 、
 15aは油圧制御回路17に回路構成される。そして
両シリンダ14a 、 15aには伝達トルクに応じた
ライン圧を供給してプーリ押付力を付与し、プライマリ
圧により駆動ベルト16のプーリ14.15に対する巻
付は径の比率を変えて無段階に変速制御するように構成
されている。 次いで、電磁粉式クラッチ2と無段変速機4の電子制御
系について説明する。エンジン1のエンジン回転数セン
サ19.無段変速機4のプライマリプーリ回転数センサ
21.セカンダリプーリ回転数センサ22.エアコンや
チョークの作動状況を検出するセンサ23.24を有す
る。また、操作系のシフトレバ−25は、前後進切換装
置3に機械的に結合しており、リバース(R)、ドライ
ブ(D)、スポーティドライブ(DS )の各レンジを
検出するシフト位置センサ26を有する。更に、アクセ
ルペダル27にはアクセル踏込み状態を検出するアクセ
ルスイッチ28を有し、スロットル弁開にスロットル開
度センサ29を有する。 更に、上記無段変速機4のプライマリプーリ14におけ
る可動プーリ14bの動作量を計測するストロークセン
サ60.およびセカンダリプーリ15における可動プー
リ15bの動作量を計測するストロークセンサ61が用
意されている。 そして上記スイッチおよびセンサの種々の信号は、電子
制御ユニット20に入力し、マイコン等を使用してソフ
ト的に処理される。そして電子制御ユニット20から出
力する発進、ドラグ、直結モードのクラッチ制御信号が
電磁クラッチ2に、変速制御信号およびライン圧制御信
号が無段変速機4の油圧制御回路17に入力して、各制
御動作を行うようになっている。 第2図において、制御ユニット20の電磁クラッチ制御
系と無段変速制御系について説明する。 先ず、を磁クラッチ制御系においては、エンジン回転数
Neとシフト位置センサ26のR,D、DS以外のニュ
ートラル(N)、パーキング(P)レンジの信号が入力
する逆励磁モード判定部32を有し、例えばNe <3
00rpnの場合、またはP、Nレンジの場合に逆励磁
モードと判定し、出力判定部33により通常とは逆向き
の微少電流を流す、そして電磁クラッチ2の残留磁気を
除いて完全に解放する。また、この逆励磁モード判定部
32の判定出力信号、アクセルスイッチ28の踏込み信
号およびセカンダリブーり回転数センサ22の回転(以
下車速Vとする)信号が入力する通電モード判定部34
を有し、発進等の走行状態を判別し、この判別信号が、
発進モード電流設定部35.ドラッグモード電流設定部
36.直結モード電流設定部37に入力する。 発進モード電流設定部35は、通常の発進またはエアコ
ン、チョーク使用の発進の場合において、エンジン回転
数Ne等との関係で発進特性を各別に設定する。そして
スロットル開度θ、車速V。 R,D、Dsの各走行レンジにより発進特性を補正して
、クラッチ電流を設定する。ドラッグモード電流設定部
36は、R,D、Daの各レンジにおいて低車速でアク
セル開放の場合に微少のドラッグを流を定め、電磁クラ
ッチ2にドラッグトルクを生じてベルト、駆動系のガタ
詰めを行い、発進をスムーズに行う、またこのモードで
は、Dレンジのクラッチ解放後の車両停止直前までは零
電流に定め、惰行性を確保する。直結モード電流設定部
37は、R,D、DSの各レンジにおいて車速Vとスロ
ットル開度θの関係により直結電流を定め、電磁クラッ
チ2を完全係合し、かつ係合状態での節電を行う、これ
らの電流設定部35.36.37の出力信号は、出力判
定部33に入力し、その指示に従ってクラッチ電流を定
める。 次いで、無段変速制御の変速速度制御系について述べる
と、プライマリブーり回転数センサ21゜セカンダリプ
ーリ回転数センサ22のプライマリプーリ回転数Npと
セカンダリブーり回転pNsは実変速比算出部40に入
力し、実変速比1=ND/NSにより実変速比iを算出
する。この実変速比iとスロットル開度センサ29のス
ロットル開度θおよびシフト位置センサ26のシフト位
jlR,D。 Dsは目標プライマリ回転数検索部41に入力し、R,
D、DSの各レンジ毎に変速パターンに基づくi−θの
マツプを用いて目標プライマリプーリ回転数NPDを検
索する。目標プライマリプーリ回転数NPDとセカンダ
リプーリ回転数Nsは目標変速比算出部42に入力し、
目標変速比isがis= N PD/NSにより算出さ
れる。そしてこの目標変速比isは目標変速比変化速度
算出部43に入力し、一定時間の目標変速比isの変化
量により目標変速比変化速度dis/dtを算出する。 そしてこれらの実変速比i、目標変速比iS、目標変速
比変化速度dis/dtと、係数設定部44の係数に1
 、に2は変速速度算出部45に入力し、変速遠度旧/
dtを以下により算出する。 di/dt =に1(is−i ) +に2 ・dis
/dt上記式において、1s−iは目標と実際の変速比
偏差の制御量、dis/dtは制御系の遅れ補正要素で
ある。 上記変速速度di/dt 、実変速比iはデユーティ比
検索部46に入力する。ここで、操作量のデユーティ比
りが、D = f (di/dt、 i )の関係で設
定されることから、アップシフトとダウンシフトにおい
てデユーティ比りがdi/dt−iのマツプを用いて検
索される。そしてこの操作量のデユーティ比りの値は、
駆動部47を介して油圧制御回路17の変速速度制御用
ソレノイド弁48に出力する。 続いて、無段変速制御のライン圧制御系について述べる
。エンジン回転数センサ19.スロットル開度センサ2
9のエンジン回転数Neとスロットル開度θが入力する
エンジントルク検索部50を有し、θ−Neのトルク特
性マツプからエンジントルクTを求める。このエンジン
トルクTと実変速比算出部40の実変速比iの信号は、
目標ライン圧設定部51に入力し、エンジントルクに応
じた必要ライン圧と実変速比iの積で目標ライン圧PL
dを定める。一方、エンジン回転数によりポンプ吐出圧
が変化するのに伴いライン圧最大値が変動することから
、この変動状態を検出するためエンジン回転数Neと実
変速比iが入力する最大ライン圧検索部52を有し、N
e−1のマツプにより最大ライン圧P Lnaxを求め
る。目標ライン圧PLdと最大ライン圧P Lmaxは
減圧値算出部53に入力し、最大ライン圧P Llla
xに対する目標ライン圧PLdの割合でライン圧PLR
を算出するのであり、これがデユーティ比検索部54に
入力してライン圧PLRに応じたデユーティ比りを定め
る。そして、このデユーティ信号が駆動部55を介して
ライン圧制御用ソレノイド弁56に出力するように構成
されている。 一方、プライマリプーリストロークセンサ60およびセ
カンダリプーリストロークセンサ61では、軸方向動作
量を計測し、メカニカル変速比算出部62に入力する。 ここでは、この時の無段変速機4がスリップなしの状態
で設定している変速比iH(メカニカルに定まる)をプ
ライマリプーリ14゜セカンダリプーリ15の各ストロ
ークの関数として、1H=f(So 、 Ss)で算出
する。そして、スリップ判定部63では、実変速比算出
部の出力 1(i=Np/NS)と、上記メカニカル変
速比算出部62で求めた変速比iHとを比較し、次のよ
うな3通りの判定を行なう。 (i)i>iHならば、当然スリップと判定できる。 (iD  変速比の実際上の制御範囲が、例えば2.5
≧1≧0.5であれば、1≧2.5 、 i≦0.5に
なると、これをスリップと判定する。 @  di/dt =(in+1−in)/lで、di
/dtがK(Kはある所定値)を越えたときスリップと
判定する。なお、ここでin+1は所定計測周期tの今
回分、inは前回分である。 なお、上記スリップ判定部63におけるスリップ判定は
、上記(i)ないし■のどれか1つ、あるいは幾つかを
判定基準とするものであってもよい。 そして、上記スリップ判定部63でスリップと判定され
ると、スリップ回数計数部64でスリップ回数Nをカウ
ントアツプする。そして、所定ライン圧検索部65にお
いて、上記計数値Nをパラメータとしてイニシャルライ
ン圧Pを、予め用意したマツプから読出し、この情報を
目標ライン圧設定部51に与え、目標ライン圧の補正を
行なう。 次いで、このように構成された無段変速機のライン圧制
御装置の作用について説明する。 先ず、エンジン1からのアクセルの踏込みに応じた動力
が、電磁クラッチ21前後進切換装置3を介して無殴変
31114のプライマリプーリ14に入力し、駆動ベル
ト16.セカンダリプーリ15により変速した動力が出
力し、これが駆動輪9側に伝達することで走行する。 そして上記走行中において、実変速比iの値が大きい低
速段においてエンジントルクTが大きいほど目標ライン
圧が大きく設定され、これに相当するデユーティ信号が
ソレノイド弁56に入力して制御圧を生成し、その平均
化した圧力でライン圧制御することで、ライン圧PLを
高くする。そして高速段に移行するにつれて変速比iが
小さくなり、エンジントルクTも小さくなるに従い同様
に作用することで、ライン圧PLは低下するように制御
されるのであり、こうして常に駆動ベルト16での伝達
トルクに相当するプーリ押付は力を作用する。 上記ライン圧P[は、常にセカンダリシリンダ15aに
供給されており、ソレノイド弁48の制御圧による図示
しない変速速度制御弁によりプライマリシリンダ14a
に給排油することで、変速速度制御されるのであり、こ
れを以下に説明する。 先ず、ブライマリブーり回転数センサ21.セカンダリ
プーリ回転数センサ22およびスロットル開度センサ2
9からの信号Np 、 Ns 、θが読込まれ、制御ユ
ニット20の実変速比算出部40で実変速比1を求める
。また、目標プライマリプーリ回転数検索部41では実
変速比i、スロットル開度θにより一旦目標プライマリ
プーリ回転数NPDがマツプにより検索され、目標変速
比算出部42でこの目標プライマリプーリ回転数NPD
に対応した目標変速比isが算出される。従って、プラ
イマリプーリ回転数一定の領域では、目標変速比isが
MS−θ法により算出したものと同一の固定値になるが
、プライマリプーリ回転数可変の領域では、目標変速比
isがMS−θ法により算出したものに比べ、低速Vi
側にオフセットして設定され、更にその目標変速比is
が自ら変化する値になる。 これらの実変速比i、目標変速比isおよび目標変速比
変化速度算出部43のdis/dt、係数設定部44の
係数に、、に2を用いて変速速度算出部45で変速速度
di/dtを求める。そして、デユーティ比検索部46
で変速速度d i / d tと実変速比iに基づいて
デユーティ比りが検索される。 上記デユーティ信号は、ソレノイド弁48に入力してパ
ルス状の制御圧を生成し、これにより変速速度制御弁を
給油と排油の2位置で繰返し動作する。ここでデユーテ
ィ比が小さくなると、オフ時間により変速速度制御弁は
給油位置での動作時間が長くなってプライマリシリンダ
14aに給油するようになり、こうしてアップシフトす
る。一方、デユーティ比が大きくなると、逆にオン時間
により排油位置での動作時間が長くなってプライマリシ
リンダ14aは排油され、これによりダウンシフトする
。そしてこの場合の変速速度旧/dtはデユーティ比の
変化に対応していることがら、目標変速比isと実変速
比iの偏差が小さい場合は、デユーティ比の変化が小さ
くプライマリシリンダ14aの流量変化が少ないことで
変速スピードが遅くなる。一方、目標変速比isと実変
速比iの偏差が大きくなるに従ってデユーティ比の変化
によりプライマリシリンダ14aの流量変化が増して、
変速スピードが速くなる。 こうして、低速段と高速段の変速全域はおいて、変速速
度を変えながらアップシフトまたはダウンシフトして無
段階に変速することになる。 次に、第4図および第5図にみられるフローチャートに
よって、無段変速機4でのスリップ検出およびその判定
について説明する。 第4図に示すフローチャートでは、前述のスリップ判定
部63における第1の判定手段が示されている。ここで
は、ステップ5101において、プライマリプーリスト
ロークセンサ60およびセカンダリプーリストロークセ
ンサ61の計測値Sp 、Ssを求めると共に、プライ
マリプーリ回転数センサ21およびセカンダリプーリ回
転数センサ22より計測fiiN+)、Nsを求める。 そして、先ず判定条件の前段として、例えばステップ5
102で、Np>800rplでない場合を除外し、ス
テップ5103において、実変速比算出部40により1
=Np/NSを求める。 更にステップ5104で、メカニカル変速比算出部62
において1H=f(3p、Ss)の演算を行い、ステッ
プ5105で、スリップ判定部63によりL>iHか否
かの判定を行う。肯定であればステップ8106へ移行
し、スリップ回転数計数部64でN=N+1によりカウ
ントアツプし、ステップ5107で、所定ライン圧検索
部65によりマツプからPLd=f(N)(第3図参照
)を求め、目標ライン圧設定部51でのPLd値を補正
するのである。 第5図に示すフローチャートでは、先ず、ステップ52
01で、プライマリブーり回転数センサ21およびセカ
ンダリプーリ回転数センサ22により計測値NO、NS
を求め、判定条件の前段として、例えばステップ320
2で、Np >800ruでない場合を除外し、ステッ
プ5203において、実変速比算出部40により1=N
p/Nsを求める0次に、ステップ3204で、スリッ
プ判定部63においてi <2.5か否かを判定し、肯
定ならばステップ5205へ、否定ならばステップ82
06へ移行する。ステップ3205ではi <0.5か
否かを判定し、肯定ならば上記ステップ5206へ、否
定ならばステップ8207へ移行する。 ステップ5207ではdi/dt = (in+1− 
in)/lの演算を行い、ステップ8208において成
る値Kに対してdi/dt <Kか否かの判定を行う、
ここで否定ならばステップ5206へ移行するが、肯定
ならばEXITへ移行する。 ステップ5206では、スリップ回数計数部64でN=
N+1によりカウントアツプし、ステップ5209で、
所定ライン圧検索部65によりマツプからPLd=f(
N)(第3図参照)を求め、目標ライン圧設定部51で
のPLd値を補正するのである。
【発明の効果】
本発明は以上詳述したようになり、無段変速機のベルト
に関してスリップの発生履歴がスリップ回数として記憶
されており、これに従ってイニシャルなライン圧を補正
しているので、ライン圧制御の系における制御ファクタ
へ影響を与えることなく、ベルト伝動におけるスリップ
を回避するようにライン圧制御が行える。その結果、万
一、スリップが発生しても、そのスリップに起因して生
じ易くなる次回のスリップを起さないようにでき、ベル
トの耐久性、プーリの耐久性が向上し、ドライバビリテ
ィを向上できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、・  第
2図は電気制御系のブロック図、第3図スリップ回数に
対する所定ライン圧の特性線図、第4図および第5図は
スリップ判定とライン圧制御についてのそれぞれ別の形
態を示すフローチャート図である。 4・・・無段変速機、17・・・油圧制御回路、20・
・・電子制御ユニット、40・・・実変速比算出部、4
2・・・目標変速比算出部、63・・・スリップ判定部
、64・・・スリップ回数計数部、65・・・所定ライ
ン圧検索部。 特許出願人    富士重工業株式会社代理人 弁理士
  小 橋 信 浮

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベルト式無段変速機の変速比を、上記変速機のプライマ
    リプーリおよびセカンダリプーリに与えるライン圧の制
    御で設定するようにしたものにおいて、上記プライマリ
    プーリおよびセカンダリプーリの回転数を計測して、こ
    れが所定条件の時、スリップ判定を行なうスリップ判定
    部と、上記スリップ判定部でスリップ判定した回数から
    ライン圧を検索する所定ライン圧検索部と、上記所定ラ
    イン圧と実変速比算出部の出力で目標ライン圧を設定す
    る目標ライン圧設定部とを具備していることを特徴とす
    る無段変速機のライン圧制御装置。
JP9223888A 1988-04-13 1988-04-13 無段変速機のライン圧制御装置 Pending JPH01266355A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010286021A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Nissan Motor Co Ltd Vベルト式無段変速機搭載車のベルトスリップ時駆動力制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010286021A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Nissan Motor Co Ltd Vベルト式無段変速機搭載車のベルトスリップ時駆動力制御装置

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