JPH01266247A - 衣料用編地 - Google Patents
衣料用編地Info
- Publication number
- JPH01266247A JPH01266247A JP9218488A JP9218488A JPH01266247A JP H01266247 A JPH01266247 A JP H01266247A JP 9218488 A JP9218488 A JP 9218488A JP 9218488 A JP9218488 A JP 9218488A JP H01266247 A JPH01266247 A JP H01266247A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- cotton
- knitted fabric
- fabric
- knitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 title claims abstract description 49
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 claims abstract description 12
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 4
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 4
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 3
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 3
- QPFMBZIOSGYJDE-UHFFFAOYSA-N 1,1,2,2-tetrachloroethane Chemical compound ClC(Cl)C(Cl)Cl QPFMBZIOSGYJDE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 2
- 241000282994 Cervidae Species 0.000 description 1
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009172 bursting Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012046 mixed solvent Substances 0.000 description 1
- 229920001707 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 230000035900 sweating Effects 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002747 voluntary effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、スポーツウェアなどに用いる衣料用編地に関
するものである。
するものである。
従来の技術
従来、スポーツウェアなどに用いるダブルニット編地か
らなる衣料用編地は、素材繊維糸が綿糸100%、綿・
ポリエステル混紡糸100%のものや、それらの素材繊
維糸とポリエステル仮撚加工糸またはナイロン仮撚加工
糸と交編したものが市場に提供されている。
らなる衣料用編地は、素材繊維糸が綿糸100%、綿・
ポリエステル混紡糸100%のものや、それらの素材繊
維糸とポリエステル仮撚加工糸またはナイロン仮撚加工
糸と交編したものが市場に提供されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来のダブルニット編地からなる衣料用
編地において、前者の綿糸または綿・ポリエステル混紡
糸の100%のものは、着用時のフィツト性、強度、寸
法安定性などに欠けるきらいがある。またポリエステル
仮撚加工糸やナイロン仮撚加工糸を交編した編地は、前
者の欠点が一部改良されているものの、仮撚加工糸の持
つ嵩高性により編地にばてばてした感じをともなう傾向
があり、シャツなどに用いた場合すっきりした感じが乏
しい、さらに前者の場合素材繊維糸の価格が高く、また
後者においても仮撚加工糸の仮撚加工費が必要で割高と
なるなどの欠点を有している。
編地において、前者の綿糸または綿・ポリエステル混紡
糸の100%のものは、着用時のフィツト性、強度、寸
法安定性などに欠けるきらいがある。またポリエステル
仮撚加工糸やナイロン仮撚加工糸を交編した編地は、前
者の欠点が一部改良されているものの、仮撚加工糸の持
つ嵩高性により編地にばてばてした感じをともなう傾向
があり、シャツなどに用いた場合すっきりした感じが乏
しい、さらに前者の場合素材繊維糸の価格が高く、また
後者においても仮撚加工糸の仮撚加工費が必要で割高と
なるなどの欠点を有している。
本発明は上記のような従来のダブルニット編地からなる
衣料用編地における問題を解決するもので、性能がすぐ
れ着心地のよい衣料が得られる安価な衣料用編地を提供
することを特徴とする特許である。
衣料用編地における問題を解決するもので、性能がすぐ
れ着心地のよい衣料が得られる安価な衣料用編地を提供
することを特徴とする特許である。
課題を解決するための手段
上記の課題を解決するために本発明の衣料用編地は、少
なくとも片面の少なくとも一部に捲縮率が50%〜12
0%であるポリエステル系サイドバイサイド型コンジュ
ゲート糸を用い、他の片面の50%以上に少なくとも木
綿を含む紡績糸が表われた両面編地であって、1.5K
g荷重時の伸長率が経方向30%以上、緯方向100%
以上で、そのときの伸長回復率が85%以上であること
を特徴とするものである。
なくとも片面の少なくとも一部に捲縮率が50%〜12
0%であるポリエステル系サイドバイサイド型コンジュ
ゲート糸を用い、他の片面の50%以上に少なくとも木
綿を含む紡績糸が表われた両面編地であって、1.5K
g荷重時の伸長率が経方向30%以上、緯方向100%
以上で、そのときの伸長回復率が85%以上であること
を特徴とするものである。
本発明において用いるポリエステル系サイドバイサイド
型のコンジュゲート糸(以下単にコンジュゲート糸とい
う)は、たとえばポリエチレンテレフタレートの極限粘
度の異なるものを組合わせてサイドバイサイド型に接合
した形の糸であり、極限粘度の違いに応じて収縮差を生
じてスパイラル状のすぐれた捲縮を発現するもので、捲
縮率50%〜120%の範囲のものであればよい、捲縮
率が50%未満の場合、綿糸または綿・ポリエステル混
紡糸などの少なくとも木綿を含む紡績糸と交編して得た
編地は、伸縮性が乏しく特徴のある編地とはならない。
型のコンジュゲート糸(以下単にコンジュゲート糸とい
う)は、たとえばポリエチレンテレフタレートの極限粘
度の異なるものを組合わせてサイドバイサイド型に接合
した形の糸であり、極限粘度の違いに応じて収縮差を生
じてスパイラル状のすぐれた捲縮を発現するもので、捲
縮率50%〜120%の範囲のものであればよい、捲縮
率が50%未満の場合、綿糸または綿・ポリエステル混
紡糸などの少なくとも木綿を含む紡績糸と交編して得た
編地は、伸縮性が乏しく特徴のある編地とはならない。
また捲縮率が120%を超えるコンジュゲート糸は、強
度が低く使用が困難である。
度が低く使用が困難である。
なお前記捲縮率は次の方法で測定する。
糸条を枠周1.125mの検尺器で5回転の総を作り、
それを2重にして一方に荷重1 /6000 g /
dをかけて30分間放置する。次いで沸騰水にて30
分間処理し風乾する。引続き総の一方を固定し荷重11
500 g / dをかけ、一定長さに印をっけ、そ
の長さをa(mとし、次いで荷重1/20 g/dに
変えてその印間の長さを測定し6]として次式により捲
縮率を求める。
それを2重にして一方に荷重1 /6000 g /
dをかけて30分間放置する。次いで沸騰水にて30
分間処理し風乾する。引続き総の一方を固定し荷重11
500 g / dをかけ、一定長さに印をっけ、そ
の長さをa(mとし、次いで荷重1/20 g/dに
変えてその印間の長さを測定し6]として次式により捲
縮率を求める。
次に綿糸または綿・ポリエステル混紡糸の少なくとも木
綿を含む紡績糸が50%以上片面に表われることが必要
であるが、木綿を含む紡績糸の編面に表われるのが50
%未満であると、たとえばスポーツウェアとして用いた
場合着用時の汗の編面における移行が少なく、べとつき
感が起こりやすく、またバレーボールウェアなどに用い
ると体育館での床面との摩擦溶融が起きやすく商品価値
が減少する。
綿を含む紡績糸が50%以上片面に表われることが必要
であるが、木綿を含む紡績糸の編面に表われるのが50
%未満であると、たとえばスポーツウェアとして用いた
場合着用時の汗の編面における移行が少なく、べとつき
感が起こりやすく、またバレーボールウェアなどに用い
ると体育館での床面との摩擦溶融が起きやすく商品価値
が減少する。
本発明の衣料用編地は、1.5Kg荷重時の伸長率が経
方向30%以上、緯方向100%以上で、そのときの伸
長回復率が85%以上であることが必要である。1.5
Kg荷重時の伸長率が経方向30%未満、緯方向100
%未満のものは、伸びの良い編地として評価されず着心
地も悪く、特にスポーツウェアとして運動時に着用した
場合の着心地が悪い、このとき編地の伸長回復率が85
%未満であると、着用後編地が伸びきり、型くずれを生
じる。なお伸長率、伸長回復率はいずれもJISL−1
018に従い測定する。
方向30%以上、緯方向100%以上で、そのときの伸
長回復率が85%以上であることが必要である。1.5
Kg荷重時の伸長率が経方向30%未満、緯方向100
%未満のものは、伸びの良い編地として評価されず着心
地も悪く、特にスポーツウェアとして運動時に着用した
場合の着心地が悪い、このとき編地の伸長回復率が85
%未満であると、着用後編地が伸びきり、型くずれを生
じる。なお伸長率、伸長回復率はいずれもJISL−1
018に従い測定する。
作用
上記構成において、コンジュゲート糸のもつスパイラル
形状のすぐれた捲縮保持力により、伸縮性に富み、衣料
とした場合着心地が良く、運動しやすく、かつ型くずれ
など起こりにくく、また編地の片面に木綿を含む紡績糸
が50%以上表われているので、その面は床面との摩擦
などによる溶融も発生することはない。
形状のすぐれた捲縮保持力により、伸縮性に富み、衣料
とした場合着心地が良く、運動しやすく、かつ型くずれ
など起こりにくく、また編地の片面に木綿を含む紡績糸
が50%以上表われているので、その面は床面との摩擦
などによる溶融も発生することはない。
実施例
実施例1゜
酸化チタンを0.02重量%含有し、20℃のフェノー
ルとテトラクロロエタンとの等重量混合溶媒中で測定し
た極限粘度0.65と0.49の2種類のポリエチレン
テレフタレートからなるサイドバイサイド型のコンジュ
ゲート糸1 (50デニール/12フイラメント、捲縮
率55%)と綿糸2(40’S)を用い、33’ X2
8ゲ一ジX48給糸口のダブルニット機(福原精機製L
PJ型)を使用して、第1図に示す表面組織の両面編地
を第2図に示す編成組織図に従って20回/分の編機回
転数で編成した。第2図に示すとおり、ダイヤル針A、
B、シリンダ針C1Dの配列で給糸口IF〜6Fの6給
糸のレピートにより編成する。ダイヤル針A、Bとシリ
ンダ針C,Dの出合いは、インターロックゲイティング
、リブゲイティングのいずれでもよい。まず給糸口Fl
ではコンジュゲート糸1を給糸してダイヤル針Aとシリ
ンダ針りでニット編を行ない、編地の表裏の一部を結節
する。給糸口F2では綿糸2を給糸してダイヤル針A、
Bでニット編を行ない、給糸口F3では綿糸2を給糸し
てシリンダ針C2Dでニット編を行なう。給糸口F4で
はコンジュゲート糸1を給糸してダイヤル針Bとシリン
ダ針Cでニット編を行ない1編地の表裏の他の一部を結
節する。給糸口F5、F6では前記給糸口F2゜F3と
同様に綿糸2を給糸してニット編を行ない、編成組織の
1完全とした。得られた両面編地の片面の組織は第1図
に示すとおりであり、給糸口F1でニットしたコンジュ
ゲート糸1の編目L1がウェルW2、W4を形成し、給
糸口F3でニットした綿糸2の編目L3がウェルW□、
W2 HW3 v W4を形成するが、編成工程中の
編目保持の状態が異なるためウェルW□l W3の編目
が大きく、ウェルW、、W4の編目は小さい。給糸口F
4でニットしたコンジュゲート糸1の編目L4がウェル
W、、W、を形成し、給糸口F6でニットした綿糸2の
編目り、がウェルw1.w2.w3.w4を形成するが
、編目L3と同様な現象でウェルW、、W4の編目が大
きく、ウェルW1.W、の編目は小さい。そしてコンジ
ュゲート糸1を給糸した給糸口F1で編成した編目L□
と給糸口F4で編成した編目 L4とは編地表面に鹿の
千秋に表われる。編地の各片面に綿糸2が50%以上表
われている。
ルとテトラクロロエタンとの等重量混合溶媒中で測定し
た極限粘度0.65と0.49の2種類のポリエチレン
テレフタレートからなるサイドバイサイド型のコンジュ
ゲート糸1 (50デニール/12フイラメント、捲縮
率55%)と綿糸2(40’S)を用い、33’ X2
8ゲ一ジX48給糸口のダブルニット機(福原精機製L
PJ型)を使用して、第1図に示す表面組織の両面編地
を第2図に示す編成組織図に従って20回/分の編機回
転数で編成した。第2図に示すとおり、ダイヤル針A、
B、シリンダ針C1Dの配列で給糸口IF〜6Fの6給
糸のレピートにより編成する。ダイヤル針A、Bとシリ
ンダ針C,Dの出合いは、インターロックゲイティング
、リブゲイティングのいずれでもよい。まず給糸口Fl
ではコンジュゲート糸1を給糸してダイヤル針Aとシリ
ンダ針りでニット編を行ない、編地の表裏の一部を結節
する。給糸口F2では綿糸2を給糸してダイヤル針A、
Bでニット編を行ない、給糸口F3では綿糸2を給糸し
てシリンダ針C2Dでニット編を行なう。給糸口F4で
はコンジュゲート糸1を給糸してダイヤル針Bとシリン
ダ針Cでニット編を行ない1編地の表裏の他の一部を結
節する。給糸口F5、F6では前記給糸口F2゜F3と
同様に綿糸2を給糸してニット編を行ない、編成組織の
1完全とした。得られた両面編地の片面の組織は第1図
に示すとおりであり、給糸口F1でニットしたコンジュ
ゲート糸1の編目L1がウェルW2、W4を形成し、給
糸口F3でニットした綿糸2の編目L3がウェルW□、
W2 HW3 v W4を形成するが、編成工程中の
編目保持の状態が異なるためウェルW□l W3の編目
が大きく、ウェルW、、W4の編目は小さい。給糸口F
4でニットしたコンジュゲート糸1の編目L4がウェル
W、、W、を形成し、給糸口F6でニットした綿糸2の
編目り、がウェルw1.w2.w3.w4を形成するが
、編目L3と同様な現象でウェルW、、W4の編目が大
きく、ウェルW1.W、の編目は小さい。そしてコンジ
ュゲート糸1を給糸した給糸口F1で編成した編目L□
と給糸口F4で編成した編目 L4とは編地表面に鹿の
千秋に表われる。編地の各片面に綿糸2が50%以上表
われている。
得られた両面編地を常法により染色仕上を行ない、幅1
60備、目標目付270g/m”に仕上げ、編地の物性
試験を行ない、その結果を第1表に示す。
60備、目標目付270g/m”に仕上げ、編地の物性
試験を行ない、その結果を第1表に示す。
実施例2゜
コンジュゲート糸1として上記実施例1で用いたものに
代えて、実施例1で用いた同様の方法で測定した極限粘
度0.78と0.40の2種類ポリエチレンテレフタレ
ートからなるサイドバイサイド型のコンジュゲート糸(
50デニール/12フイラメント、捲縮率80%)を用
い、その他は上記実施例1と同様の糸使い、組織で両面
編地を編成し、同様の条件で染色仕上げし、その編地の
物性試験を行なった。その結果を第1表に示す。
代えて、実施例1で用いた同様の方法で測定した極限粘
度0.78と0.40の2種類ポリエチレンテレフタレ
ートからなるサイドバイサイド型のコンジュゲート糸(
50デニール/12フイラメント、捲縮率80%)を用
い、その他は上記実施例1と同様の糸使い、組織で両面
編地を編成し、同様の条件で染色仕上げし、その編地の
物性試験を行なった。その結果を第1表に示す。
比較例
上記実施例1のコンジュゲート糸]に代えて、比較的捲
縮性の良好なポリブチレンテレフタレート仮撚加工糸(
50デニール/12フイラメント、捲縮率49.7%)
を用い、そのほかは上記実施例1と同様の糸使い1組織
で両面編地を編成し、同様の条件で染色仕上げを行ない
、得られた編地の物性試験を行なった。その結果を第1
表に示す。
縮性の良好なポリブチレンテレフタレート仮撚加工糸(
50デニール/12フイラメント、捲縮率49.7%)
を用い、そのほかは上記実施例1と同様の糸使い1組織
で両面編地を編成し、同様の条件で染色仕上げを行ない
、得られた編地の物性試験を行なった。その結果を第1
表に示す。
上記第1表に示す結果から明らかなように、実施例1,
2の編地はいずれも伸長率が経方向30%以上、緯方向
100%以上、伸長回復率85%以上の物性値を有し、
破裂強力もすぐれており、風合も良好でばてばてした感
じがなく、さらっとした手触りであった。これらの編地
を用いてバレーボール用ウェアを縫製して着用したとこ
ろ、着心地がよく、床面との摩擦溶融はほとんど認めら
れず、汗によるべとつき感もなかった。これに対し比較
例の編地は伸長率の緯方向は129%で良好であったが
伸長回復率が低く、この編地を用いてバレーボール用ウ
ェアを縫製して着用したが、着心地が悪く、型くずれを
生じた。
2の編地はいずれも伸長率が経方向30%以上、緯方向
100%以上、伸長回復率85%以上の物性値を有し、
破裂強力もすぐれており、風合も良好でばてばてした感
じがなく、さらっとした手触りであった。これらの編地
を用いてバレーボール用ウェアを縫製して着用したとこ
ろ、着心地がよく、床面との摩擦溶融はほとんど認めら
れず、汗によるべとつき感もなかった。これに対し比較
例の編地は伸長率の緯方向は129%で良好であったが
伸長回復率が低く、この編地を用いてバレーボール用ウ
ェアを縫製して着用したが、着心地が悪く、型くずれを
生じた。
なお上記実施例1,2においては、コンジュゲート糸1
は給糸口Fl、F4に給糸したが、さらに給糸口F5に
も給糸し、綿糸2は給糸口F2゜F3.F6に給糸すれ
ば、得られる編地の裏面側の綿糸2の交編率が減少し、
衣料として着用した場合の発汗時のべとつき感がさらに
軽減する。また両面編地として第2図の組織のほか、モ
ツクロディア、ミラノリブ、モツクミラノリブ、ダブル
ピケなどの組織で表裏結節部位にコンジュゲート糸を給
糸して編成したものも同様の効果を得ることができる。
は給糸口Fl、F4に給糸したが、さらに給糸口F5に
も給糸し、綿糸2は給糸口F2゜F3.F6に給糸すれ
ば、得られる編地の裏面側の綿糸2の交編率が減少し、
衣料として着用した場合の発汗時のべとつき感がさらに
軽減する。また両面編地として第2図の組織のほか、モ
ツクロディア、ミラノリブ、モツクミラノリブ、ダブル
ピケなどの組織で表裏結節部位にコンジュゲート糸を給
糸して編成したものも同様の効果を得ることができる。
発明の効果
以上のように本発明の衣料用編地においては、少なくと
も片面の少なくとも一部に捲縮率が50〜120%であ
るポリエステル系サイドバイサイド型のコンジュゲート
糸を用い、他の片面の50%以上に少なくとも木綿を含
む紡績糸が表われた両面編地であって、すぐれた伸長性
能を有しているので、コンジュゲート糸のもつスパイラ
ル形状のすぐれた捲縮性能により、伸縮性に富み、衣料
として用いた場合、フィツト性が良好で着心地が良く、
運動しやすく、かつ型くずれなどが起こりにくく、また
少なくとも木綿を含む紡績糸が50%以上表われた面で
は床面との摩擦溶融が軽減するなどの格別の効果を有し
、しかも安価で、カジュアル用やスポーツ用などの衣料
に用いて極めて好適である。
も片面の少なくとも一部に捲縮率が50〜120%であ
るポリエステル系サイドバイサイド型のコンジュゲート
糸を用い、他の片面の50%以上に少なくとも木綿を含
む紡績糸が表われた両面編地であって、すぐれた伸長性
能を有しているので、コンジュゲート糸のもつスパイラ
ル形状のすぐれた捲縮性能により、伸縮性に富み、衣料
として用いた場合、フィツト性が良好で着心地が良く、
運動しやすく、かつ型くずれなどが起こりにくく、また
少なくとも木綿を含む紡績糸が50%以上表われた面で
は床面との摩擦溶融が軽減するなどの格別の効果を有し
、しかも安価で、カジュアル用やスポーツ用などの衣料
に用いて極めて好適である。
第1図は本発明の一実施例の衣料用編地における表面組
織の要部の概略平面図、第2図は同衣料用編地の編成組
織図である。 1・・・コンジュゲート糸、2・・・綿糸。 代理人 森 本 義 私 用1図 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和 63 年持 許 願第 92184
号2、発明の名称 衣料用編地 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (450)ユニチカ株式会社 4、代 理 人 昭和 年 月 日6、補正により
増加する発明の数 7、補正の対象 1、明細書の発明の詳細な説明の欄 (1)第4頁第12行g r6anJとあるをrbanJと補正する。
織の要部の概略平面図、第2図は同衣料用編地の編成組
織図である。 1・・・コンジュゲート糸、2・・・綿糸。 代理人 森 本 義 私 用1図 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和 63 年持 許 願第 92184
号2、発明の名称 衣料用編地 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (450)ユニチカ株式会社 4、代 理 人 昭和 年 月 日6、補正により
増加する発明の数 7、補正の対象 1、明細書の発明の詳細な説明の欄 (1)第4頁第12行g r6anJとあるをrbanJと補正する。
Claims (1)
- 1、少なくとも片面の少なくとも一部に捲縮率が50%
〜120%であるポリエステル系サイドバイサイド型の
コンジュゲート糸を用い、他の片面の50%以上に少な
くとも木綿を含む紡績糸が表われた両面編地であって、
1.5Kg荷重時の伸長率が経方向30%以上、緯方向
100%以上で、そのときの伸長回復率が85%以上で
あることを特徴とする衣料用編地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9218488A JPH01266247A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 衣料用編地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9218488A JPH01266247A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 衣料用編地 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01266247A true JPH01266247A (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=14047353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9218488A Pending JPH01266247A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 衣料用編地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01266247A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641722A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-18 | Tokyo Shibaura Electric Co | Digital protective relay |
JPS5747285A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-18 | Hitachi Zosen Corp | Drawing-near and positioning device for floating body |
-
1988
- 1988-04-13 JP JP9218488A patent/JPH01266247A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641722A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-18 | Tokyo Shibaura Electric Co | Digital protective relay |
JPS5747285A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-18 | Hitachi Zosen Corp | Drawing-near and positioning device for floating body |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101838411B1 (ko) | 탄성 환편지 | |
US5321960A (en) | Abrasion resistant reinforced fabric | |
US7658087B1 (en) | Light weight fine gauge double faced textile article | |
JP5016739B2 (ja) | ストレッチ織物および伸縮性を有するズボン | |
US5050406A (en) | Fabric for recreational clothing | |
US6006550A (en) | Reversible knit fabric for use in athletic apparel and method for making same | |
WO2020158898A1 (ja) | 緯編地 | |
WO2008018122A1 (fr) | Tricot extensible absorbant l'eau | |
US6151927A (en) | Circularly knit body garment | |
JP2017048492A (ja) | 多層構造シングル丸編地 | |
JP7357520B2 (ja) | 繊維製品 | |
JP7079110B2 (ja) | シングル丸編地 | |
JP4581324B2 (ja) | 抗ピリング性編地 | |
US5119644A (en) | Fabric for recreational clothing | |
JP3704827B2 (ja) | 編織物 | |
JPH01266247A (ja) | 衣料用編地 | |
JP2991373B1 (ja) | 起毛両面丸編地 | |
JP3923135B2 (ja) | 二層構造シングル丸編地 | |
JP2004339661A (ja) | 編地 | |
EP0265395A2 (en) | Natural fibre one-size sock | |
JPS6175806A (ja) | 防寒衣料 | |
JP7320357B2 (ja) | 編地及び該編地を用いた衣服 | |
JP2018123450A (ja) | 経編地 | |
JPH09111505A (ja) | 交編パンティストッキングおよびその製造方法 | |
JPH05125601A (ja) | パンテイストツキング |