JPH01265062A - 芳香族カーボネート化合物を製造する方法 - Google Patents

芳香族カーボネート化合物を製造する方法

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JPH01265062A
JPH01265062A JP63092661A JP9266188A JPH01265062A JP H01265062 A JPH01265062 A JP H01265062A JP 63092661 A JP63092661 A JP 63092661A JP 9266188 A JP9266188 A JP 9266188A JP H01265062 A JPH01265062 A JP H01265062A
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compound
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aromatic carbonate
aromatic
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佳久 木曽
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、芳香族カーボネート化合物を製造する方法に
関するものであり、より詳細には、フェノール化合物と
、ジ脂肪族カーボネートまたは脂肪族芳香族カーボネー
トを反応させることによって芳香族カーボネートを製造
する方法において、反応を220乃至350℃という高
温条件下で行う、反応時間、収率、選択率共に効率的な
芳香族カーボネート化合物を製造する方法に関する。
(従来の技術及びその問題点) フェノール化合物と、ジ脂肪族カーボネートまたは脂肪
族芳香族カーボネートを反応させて、脂肪族芳香族カー
ボネート、ジ脂肪族カーボネートまたはこれらの混合物
から成る芳香族カーボネート化合物を’JJ造すること
はよく知られており、この反応は、次の式によって表わ
される。
K。
ROCO,R+ Ar01) =  ROCO□Ar 
+ ROII  −・−(1)に2 ROCO,Ar+ Ar01) 、=  Ar0CO,
Ar+ ROH=121または 2ROCO□Ar::  Ar0CO□Ar  +  
ROCO2R=−(31ところが、上記反応の内、(1
)及び(2)の反応は、下記に示す平衡定数に1及びに
2が低く平衡が原料系に片寄っており、かつ反応速度も
遅いため、 noco□A「及びAr0CO□Arの収
率が非常に低いという欠点を有している。
そこで、この反応系における収率を向上させるための提
案がいくつかなされている。
すなわち、特開昭60−169444号公報に開示され
た発明においては、反応が完全に終点に達するまで平衡
点を連続的にシフトするように、生成したアルコールを
蒸留によって系外に除去すると反応が有利に進めること
ができる旨記載されている。また、特開昭61−291
545号公報には、反応系に生成するMeOHを、共沸
物形成剤としてベンゼンを使用して、MeOHをベンゼ
ンとの混合物として留去する方法、ならびに特開昭54
−48733号には、錫−ハロゲン結合を持たない少な
くとも1種の有機錫化合物を触媒として使用し、反応系
に生成するMeo1)をヘプタンとの混合物にして、共
沸させてこれを除去する態様(実施例1)が開示されて
いるし、特開昭58−185536号には、生成したM
eo1)を、モレキュラーシーブで吸着させて除去する
方法が提案されている。
しかしながら、これらの方法では、芳香族カルボン酸の
収率は向上するものの、いずれも反応速度が遅く、工業
的に効率的な製造方法とはいい雅しX+ 一方、反応速度を上げるとともに収率を向上させるため
に、 ROCOJ/ArOHまたはROCOJr / 
ArOHのモル比を変える方法も提案されている。例え
ば、特開昭60−169444号では、前記モル比を1
/2以下にし、ArOHを過剰にすることによりAr0
CO□Arが良好に製造することができるという知見を
もとに発明が開示されており、実施例におし1て(ま、
EtOCO□El/Ph1l置=l/8にするという、
Ph01)を大過剰使用する例が示されている。また、
特開昭51−105032号においては、MeOCO□
Me/ PhO+(= 5 / 1にするという、Me
OCOzMeを大過剰にすることによりMeOCO2P
hの反応速度ならびに収率の向上を図っている。
このように、原料のいずれかを大過剰にすることにより
、収率が向上することは、化学平衡の原理からも当然起
こり得ることであるが、実際に製造現場において、原料
のいずれかを大過剰に使用することは、反応装置体積当
りの生産速度(STY=生成物g/(反応装置体積(β
)×反応液滞留時間または反応時間h))が低下すると
共に、装置の大型化が避けられず、必ずしも優れた製造
方法とはいえない。
従って、本発明の目的は、前記の欠点を有することなく
、フェノール化合物と、ジ脂肪族カーボネートまたは脂
肪族芳香族カーボネートを反応させることにより、短時
間で、しかも高い収率で芳香族カーボネート化合物を製
造する方法を提供することにある6 (問題点を解決するための手段) 本発明は、原料のいずれかを大過剰に用いることによっ
て反応fl) 、  (21の平衡の原理を利用して、
収率や反応速度の向上を図っていた従来の方法とは異な
り、原料の多少ではなく、反応温度に着目して研究を進
めた結果到達したものである。
すなわち本発明によれば、触媒の存在下で、フェノール
化合物と、ジ脂肪族カーボネートまたは脂肪族芳香族カ
ーボネートを反応させることにより、脂肪族芳香族カー
ボネート、ジ芳香族カーボネートおよびこれらの混合物
から選択される芳香族カーポーネート化合物を製造する
方法において1反応温度を220乃至350℃とするこ
とを特徴とする方法が提供される。
更に、本発明によれば、上記方法によって製造された脂
肪族芳香族カーボネート、または脂肪族芳香族カーボネ
ートとジ芳香族カーボネートの混合物を、更に触媒の存
在下に加熱することによってジ芳香族カーボネートを製
造する方法が提供される。
220乃至350 ’Cという反応温度は、フェノール
化合物と、ジ脂肪族カーボネートまたは脂肪族芳香族カ
ーボネートの反応温度としては、従来の常識をはるかに
超えた高いものであり、このように高温下で反応を行う
ことにより反応速度、収率および選択率が共に向上した
芳香族カーボネートが得られるものであり、平衡定数が
反応温度によって変化し、温度の上界により大幅に高く
なるという事実は、本発明者らによって初めて得られた
知見である。
(作 用) 本発明は、フェノール化合物と、ジ脂肪族カーボネート
または脂肪族芳香族カーボネートを反応させて芳香族カ
ーボネート化合物を製造するに際し、前記反応を、22
0乃至350℃という高温で行うことにより、平衡定数
を大幅に高くすることができ、よって、反応速度および
収率を向上させることができるという本発明者らの知見
に基づくものである。
(好適態様の説明) スJノニシIζ代惣 本発明におけるフ・エノール化合物とは、−数式[1] %式%[] で表わされるものであり、Arは芳香族化合物残基を表
わし、置換または無置換のベンゼン環、ナフタレン環、
アントラセン環およびテトラリン環等を表わす。
具体的には、フェノール、o、m、p−クレゾール、o
、m、p−クロロフェノール、01m。
p−エチルフェノール、o、m、p−(イソ)プロピル
フェノール、o、rn、p−フェノキシフェノール、o
、m、p−フェニルフェノール、0゜m、p−メトキシ
フェノール、o、m、p−ニトロフェノール、2.6−
ジメチルフェノール、2.4−ジメチルフェノール、3
.4−ジメチルフェノール、2.6−ジメチルフェノー
ル、α−ナフトール、β−ナフトール、β−アントロー
ルを例示することができ、なかでも、フェノールが最も
好ましく使用できる。
2朋1u1表二」(シ二五 本発明におけるジ脂肪族カーボネートは、−数式[+1
] 1(’−0−C−0−R’   ・−[1)](式中、
Hoは一価の脂肪族炭化水素基である)で表わされるも
のであり、より詳細には、Roは、好ましくは、アルキ
ル基およびシクロアルキル基であって、2つのR°同士
が連結していてもよく、アルキル基としては、炭素原子
数が、l乃至12の直鎖アルキル基および分枝アルキル
基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基、ブチル基、Lert−ブチル基、ペン
チル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、お
よびオクチル基等が挙げられ、シクロアルキル基として
は、環炭素原子数が4乃至7のもの1例えば、シクロブ
チル基、シクロペンチル基、メチルシクロヘキシル基、
シクロヘキシル基、およびシクロへブチル基が例示され
、更に、2つのR゛同士連結しているものとして、エチ
レン基が例示される。
上記式[1)]で表わされる化合物として具体的には、
ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジノル
マルブチルカーボネート、ジシクロヘキシルカーボネー
ト、ジベンジルカーボネート、ジノルマルオクチルカー
ボネート、ジイソブロピルカーポネートエチレンカーポ
ネート等が例示され、なかでもジメチルカーボネートが
好ましく使用される。
脂肪族芳 族カーボネート 本発明における脂肪族芳香族カーボネートは、−数式[
III ] l Ar−0−C−0−R’  ・・・[III ]で表わ
されるもので、 Arは前記式[1]と同し、またR’
は前記式[TI ]と同じであり、具体的には、フェニ
ルメチルカーボネート、フェニルエチルカーポネート、
フェニルシクロへキシルカーボネート、トリルメチルカ
ーボネート等が挙げられる。
芳 族カーボネート化人物 本発明における生成物である芳香族カーボネート化合物
とは、脂肪族芳香族カーボネート、ジエチルカーボネー
トおよびこれらの混合物から選択されるものであり、こ
のうち、ジ芳香族カーボネ一トは、式 Ar −0−C
−0−Ar (Arは前記式[1]と同じ)で表わされ
、具体的には、ジフェニルカーボネート、ジ(メチルフ
ェニル)カーボネート、ジ(ジメチルフェニル)カーボ
ネート、ジナフチルカーボネートが例示される。
本発明においては、前記フェノール化合物と、ジ脂肪族
カーボネートまたは脂肪族芳香族カーボネートを、触媒
の存在下で反応させて、芳香族カーボネート化合物を製
造するものであるが、反応温度を220乃至350℃、
好ましくは255乃至320℃という高温条件のもとで
行うことが最も大きな特徴である。
従来、芳香族カーボネートを製造する場合、フェノール
化合物と、ジ脂肪族カーボネートまたは脂肪族芳香族カ
ーボネートとの反応は、50乃至250℃の範囲の温度
で行うこと(特開昭54−48733号公報)や、20
乃至300℃の範囲の温度で行うこと(特開昭54−6
3023号公報)が開示されている。しかしながら、こ
れらの従来技術においては、前記反応温度が高すぎると
、触媒の失活や生成したカーボネートの分解等をもたら
すから好ましくないという説明がなされており、好まし
い温度として250℃以下の温度が推奨されているし、
しかも、製造例として挙げられている実施例においては
、実際には、いずれも、200℃以下の温度での反応が
行われていた。
事実1本発明者らの知見によれば、後述する実施例の1
と2、あるいは3と4の対比からも明らかなように、前
記反応における温度を上げていくと、200℃近辺で一
旦選択率が急激に低下することが判明した。ところが、
更に反応温度を上げていくと、選択率が向上し、反応速
度も著しく太き(なり、従って、反応時間が短縮される
という事実が判明した。
従来技術における、反応温度が高すぎると触媒の失活が
起きるという認諜は、このように200℃近辺で選択率
が低下するという事実に基づ(ものと考えられ、従って
、それ以上の高温下での反応について追求した例は全く
知られていなかった。
また1反応温度が320℃よりも高くなると、目的の芳
香族カーボネート以外に、エーテル化合物であるArO
R’  (Arは式[1]、R’は式[1)]に同じ)
が副生したり、原料のジ脂肪族カーボネートまたは脂肪
族芳香族カーボネートが分解を起こしはじめ、芳香族カ
ーボネートの選択率が低下する傾向がある。特に反応温
度が350℃より高くなると、上記傾向が著しくなり物
性の優れた芳香族カーボネートは得られなくなる。
そして、前記従来技術を見ると、いずれも触媒の使用量
が多く、更に反応時間も長いため、副反応が多くなり、
目的とする芳香族カーボネートの選択率が低いという欠
点を有していたものである。
本発明者らによる上記知見は、従来の芳香族カーボネー
トの製造方法における常識を超えた全く新しいものであ
り、収率並びに反応速度の著しい上界に伴う反応時間の
短縮の効果は、後述する実施例および比較例の記載から
明らかになるであろう。
更に、驚くべきことに、本発明における220乃至35
0℃という高温条件のもとて前記反応を行うことにより
、使用する触媒量がフェノール化合物に対し0.5モル
%以下、好ましくは0.2乃至10−3モル%という、
従来の製法に比較して極めて少ない量で収率ならびに反
応速度の上昇が図れると共に、フェノール化合物と、ジ
脂肪族カーボネートまたは脂肪族芳香族カーボネートと
の反応が、等モル比近辺で好適に行われ、従来の方法の
ように、いずれかを大過剰用いなくてもよいために、反
応装置体積当りの生産速度(STY)が増大するという
工業上の顕著なメリットがある。
本発明における、フェノール化合物と、ジ脂肪族カーボ
ネートまたは脂肪族芳香族カーボネートの反応は、モル
比が5=1乃至1:5で行われるが、好ましくは、 2
.5 : 1乃至1:2.5の等モル比近辺での反応が
、目的物の選択性が高く、STYの高い芳香族カーボネ
ート化合物を得るために推奨される。
芳香族カーボネート化合物の収率を向上させるために、
生成したROHを反応系外に除去しながら反応を行うこ
とで平衡を生成物系にずらすという従来の方法は、本発
明の方法においても適用することができる。しかしなが
ら、このような場合でも、本発明の条件下においては、
200℃以下で反応させる従来技術に比較して、反応系
における平衡定数に1、K2が高いために、蒸留等の方
法によってROHを除去する場合に、段数が少なくて済
み、−層効果的な収率の向上を図ることができる。また
、蒸留の際、原料としてMeOCO2Meを使用した場
合は、ueOHとMeOCO□Meが共沸し、この共沸
混合物を蒸留塔で分離してMeOHのみを除去すること
が必要になるが、この場合に平衡定数に1、K2が大き
いことにより、ROHの濃度が高くなるため、ROHの
蒸留除去が容易となり、装置費や用役費が安くなるとい
う経済上のメリットをも有することになる。更に、RO
Hの除去を行う場合に、従来技術と同様に、反応系にベ
ンゼンやヘプタン等の共沸剤を加えて、ROHとの共沸
物として除去する方法によっても、−周動率的なROH
の除去が可能になる。
本発明において使用される触媒としては、Ti。
Zr、 Ilf、  V 、 Nb、 Ta、 Re、
 Fe、 Ru、 Us、 Co、 Rh。
Ir、 Ni、 Pd、 Pt、 Cu、 Ag、 Z
n、 A1. Si、 Ge、 Snおよびsb化合物
で、これらのハロゲン化合物、酸化物、水素化物、カル
ボン酸化合物、硝酸化合物、アルコキシ化合物、アセチ
ルアセトナート化合物、硫酸化合物、シクロペンタジェ
ニル化合物、カルボニル化合物、ホスフィン錯体、アミ
ン錯体等が例示される。具体的には、Ti fOCl(
+)4゜Ti(0−i−C31)?14  、  Ti
(OC6H8)4.  ’rict、  。
Tt(:lz 、 T10(CII3COCHCOCI
h)2. Ti0C1z、 TlO2゜Ti(OCOC
IIz)4. Ti(dipyridyl)z :Zr
(Cs1)s)2ct、、 Zr(C)f、GOCII
CUCI+、)−、ZrO2゜ZrF4. ZrCl4
 、 Zr(OC2+1S)4 :1)f1)2.1I
fo□、 IIfCl、  +V1). VO2,VO
Cl3. vcts、 H,VO3、H□V、09゜V
2ns、 Na3[VO4]、 VCl3. VCl4
;Nb2O5、NbF、、  NbC16、NbO口r
*、  Nb02F、Nb0z :TaCl5 、 T
aF5. Ta1ls 、 Ta0zF 、 Ta0B
rs、 TaO2;Re0C1,(Ph、P)、 、 
Re、(CO1+、 、 Re(COlsCl 。
Re0z、  ReCIn  、  Rez口t  、
  KRe04 、  KJeOs。
Re (pyridine) zcla :Fe(Cs
1)slz  、  Fe(OCII 3)、  、 
 Fe(Cl目、COClIC0CI(、) 3 。
Fe2O3,Fe(0旧−、FeSO4・7LO,Fe
 (col s 。
Fe2fcO1)1,Fe5(COI l 2 、に2
FeOs、 K:+Fe04. FeC1z。
FcCl、  : !te:+ Ic(Jl 12  、  に2R1)0
4,RuCl3  、Ruf1)h3P14C12゜R
u(PbaPl:IC1□: 0s3fCO1+z  、  K2O504,0sFl
i、  Os0+!、  0304゜03C14: CofC1)3GOCIICOC1)312,CofP
h、PlzC12,Co、O,。
CoCl2.  GO(Nl+313+NO□l 3 
、  CO2(CO) s :Rh (COI 2fc
n3coc1)cocl13+  、  Rh4(co
t l□ 、  RhCl3  。
Rh(Ph3Pl−CI  、  1(h203.  
K2RhC1s  :Ir4(CO1)2、IrCl3
  、IrO2,に21rC16、Ir03゜Ir53
: N1(C51)512、Nt(phlp12ct2. 
 N1(CO14、NIO。
NIC12、NlSO4; Pd(にH,C0CHCOCH,)2  、PdfPh
3P12C12,PdO。
PdCl2  、1)2PdC1,: Pt(C1)3COCIICOCLL  、PtO、P
tCl2.1I2PtC16。
PtCl4 、  (CHi)aPtl  、  (C
Hz14Pt、  PtO:+。
Pt1NH3)2C12; CutC1)3COC1lCOC1)−)2. Cu、
O,CuC1,CuBr、 Cul 。
CuS口a  、  Cu (NO312,C1)2S
 ;AgfOCOC1)31,AgC1,AgNO3,
Ag2o、  ΔgzcO3;Zn(OCOCIIa)
z  、  Na22n02 、  ZnO、ZnSO
4、ZnC1z。
ZnS、、  ZnCO3、Zn(NO31z、  Z
n−0(OCOC1)als   ;At (0−i−
Czlb) −、Al□0. 、  Am(01)13
:5i(Cal1512 (OCH,)z  、5i(
OCIIs14.1Isic1.。
fc1)3+2sic12. 5iC1,,1lSi(
C1+31C12,5ifOC21)514゜8iO□
: Ge0z、GeCl4 : 5nC12,5nC14,(C4H9)zSnO,Sn
o□、  5n(ococ1)ff14゜Sn fc1
)、l 3 (OCOCH31、Sn (C41)9+
 2 fOcOclI3)2゜(C,!!912Sn(
OCH,)、、  5n(C,H,1O(01)1、5
n(C20,) ;5b203.5bcts  + が例示されるが、好ましくは、Ti、 2r、  V、
 Fe。
Co、 Zn及びSn系の化合物を例示することができ
る。
触媒の量は、フェノール化合物とジ脂肪族カーボネート
または脂肪族芳香族カーボネートを反応させる際のエス
テル交換反応を触媒するのに有効な量、いわゆる触媒量
が使用され、この量は、フェノール化合物の量に対して
0.5モル%以下、好ましくは、0.2乃至10〜1モ
ル%の範囲で使用される。触媒がか少ないと芳香族カー
ボネートの選択率が高い。
本発明によれば、平衡定数を大きくすることによって、
反応速度を上界せしめ、よって、大幅な反応時間の短縮
化が図れる。本発明における反応時間は2分乃至3時間
であり、好ましくは10分乃至1時間という短い時間で
、しかも高い収率で目的物である芳香族カーボネートを
製造することができる。芳香族カーボネートを製造する
従来法における反応時間は、使用する触媒などによって
も異なるが、短いものでも5時間であり、一般には、8
乃至24時間の反応時間が費やされており、このため、
副反応も起こりやすく、この点の比較をとってみても1
本発明における2分乃至3時間、好ましくは10分乃至
1時間という反応時間がいかに効率的であるかが理解さ
れるのである。
反応時間が短いということは、経済的にきわめて大きな
メリットであるばかりでなく1、加熱時間が短いために
生成物の選択率も高(、品質上もいい結果をもたらすこ
とになる。 本発明においては、請求項(1)記載の方
法によって生成した脂肪族芳り族カーボネート、または
脂肪族芳香族カーボネートとジ芳香族カーボネートの混
合物を、更に触媒の存在下に加熱することによっても、
ジ芳香族カーボネートを製造することができる。
この場合の触媒は、その前段の反応で使用した触媒と同
一のものを用いてもよいが、前記例示した触媒の範囲で
あれば、異なるものを用いてもよ1/X、。
この反応は前述の反応式(3)で示されるものであって
1反応温度は、50乃至370℃、好ましくは150乃
至320℃であり、圧力は、加圧、常圧、減圧、共に可
能であるが、減圧下で反応を行い生成するジ脂肪族カー
ボネートを反応系外に除去しながら行うことが好ましい
(発明の効果) このように、本発明によれば、フェノール化合物と、ジ
脂肪族カーボネートまたは脂肪族芳香族カーボネートを
反応させて芳香族カーボネートを製造するに際し、上記
反応を220乃至350℃という高温条件下に行うこと
により、収率ならびに反応速度が共に上界し、効率的に
、優れた品質の芳香族カーボネートが得られるという特
徴がある。
(実施例) 以下、実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
実施例1 フェノール 0.1)モル、ジメチルカーボネート(D
MC)0.1)モル、Zr(Cs1)S)2C120,
01gを50I1)1オートクレーブに入れ、280℃
で30分加熱した。反応液を、ガスクロマトグラフィー
で分析した結果、フェノール基準で、アニソールが0.
75%、フェニルメチルカーボネート(PMC)が15
.20%、ジフェニルカーボネート(DPC)が1、1
2%の収率で生成した。
実施例2〜28 触媒、反応条件を表1の如く変えた以外は実施例1と同
様に行った。結果を表1に示す。
比較例1〜2 触媒として、 Ti (0−i−Prl 4を用い、表
1に示したように220℃より低い反応温度で行い、他
の反応条件は表1に示した以外は、実施例1と同様にし
て行った。結果を表1に示す。
実施例29 フェニルメチルカーボネート 8.4 g、 Ti(0
−i−CJIt )4 0.28gを200’CI時間
オートクレーブ中で加熱した。反応液をガスクロマトグ
ラフィーで分析した結果、フェニルカーボネートが12
ミリモル、ジメチルカーボネートが1)ミリモル生成し
た。
実施例30 触媒として、Zr(CsH51zC1zを用いる以外は
実施例29と同様にして行った。ジフェニルカーボネー
ト 及びジメチルカーボネートの生成がガスクロマトグ
ラフィーで認められた。
特許出願人三井石油化学工業株式会社

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)触媒の存在下で、フェノール化合物と、ジ脂肪族
    カーボネートまたは脂肪族芳香族カーボネートを反応さ
    せることにより、脂肪族芳香族カーボネート、ジ芳香族
    カーボネートおよびこれらの混合物から選択される芳香
    族カーボネート化合物を製造する方法において、反応温
    度を220乃至350℃とすることを特徴とする方法。
  2. (2)フェノール化合物と、ジ脂肪族カーボネートまた
    は脂肪族芳香族カーボネートのモル比が2.5:1乃至
    1:2.5である請求項(1)記載の方法。
  3. (3)フェノール化合物がフェノールである請求項(1
    )記載の方法。
  4. (4)ジ脂肪族カーボネートが、ジメチルカーボネート
    である請求項(1)記載の方法。
  5. (5)脂肪族芳香族カーボネートが、メチルフェニルカ
    ーボネートである請求項(1)記載の方法。
  6. (6)触媒濃度がフェノール化合物に対して0.2モル
    %乃至0.001モル%である請求項(1)記載の方法
  7. (7)反応時間が10分乃至1時間である請求項(1)
    記載の方法。
  8. (8)請求項(1)記載の方法によって製造された脂肪
    族芳香族カーボネート、または脂肪族芳香族カーボネー
    トとジ芳香族カーボネートの混合物を、更に触媒の存在
    下に加熱することを特徴とするジ芳香族カーボネートの
    製造方法。
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