JPH01260933A - 線路等化回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は線路等化回路に関し、特にＮＴＳＣ方式、ＰＡ
Ｌ方式又はＳＥＣＡＭ方式のカラーテレビジョン波を伝
送する場合に、使用するケーブルによる高周波損失を補
償する為の線路等化回路に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の線路等化回路は、種々のケーブル長にお
ける高域周波数の損失補償回路を複数個もち、それらを
使用するケーブル長により、スイッチ等で切替える方式
をとっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の線路等止器は、あらかじめ使用するケー
ブルの長さを知って、それに対応する高周波損失補償回
路を還択する方式である為、使用するケーブル長が変更
となった場合の変更がわずられしく、又、等化精度を増
す為には用意する高周波損失補償回路の数が多くなり、
形状が大きくなる欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の線路等化器は、カラーテレビジョン信号を入力
する電圧制御損失可変回路と、この電圧制御損失可変回
路の入力又は出力のいずれか一方が含むカラーバー信号
のレベルを検出して検出出力により前記電圧制御損失可
変回路を制御するレベル検出手段とを備えている。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の第１の実施例のブロック図である。

１および２はそれぞれ入力端子、出力端子で、入力カラ
ーテレビジョン信号はまず３分岐される。

その内の１つは電圧可変容量素子あるいは電圧可変損失
素子を一部にもつ電圧制御損失可変回路３に入力される
。又、他の１つは同期信号検出回路４によりカラーテレ
ビジョン信号内の同期信号が検出され、この同期信号に
よりサンプルパルス発生回路５にて、カラーテレビジョ
ン信号内のカラーバースト区間をサンプリングする為の
パルス信号を発生させる。カラーバースト検波回路６で
は、サンプリング用のパルス信号によりカラーテレビジ
ョン信号内のカラーバースト信号のレベルのみを検波し
、基準レベルと比較する。この比較誤差信号は電圧制御
損失可変回路３の制御信号となり、端子２におけるカラ
ーバースト信号が一定になるよう制御され、高周波にお
ける損失が補償されることとなる。

第２図は本発明の第２の実施例のブロック図である。

第１図に示す実施例と比較して、同期信号検出回路４お
よびカラーバースト信号検波回路６の入力信号を電圧制
御損失可変回路３の出力から分岐することにより負帰還
回路を構成し、第１図に示す実施例と同様に、カラーテ
レビジョン信号内のカラーバースト信号を一定にさせる
ものである。

第３図に、本発明に使用する電圧制御損失可変回路３の
一構成例の回路図を示す。ビンダイオード１０の制御電
圧を可変することにより時定数を変化させて高周波にお
ける損失を可変する。

なお、ＮＴＳＣ方式、ＰＡＬ方式およびＳＥＣＡＭ方式
のカラーテレビジョン信号のカラーバースト信号は同期
信号のバックポーチに位置し、その信号レベルは通常正
確に規定されており、本発明はこのことを利用したもの
である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、カラーテレビジョン信号
内の比較的高周波成分であるカラーバースト信号を一種
のパイロット信号とし、カラーバースト信号のレベル検
出出力で電圧制御損失可変回路を制御し、このカラーバ
ースト信号レベルが一定になるよう制御することにより
、ケーブルにより受けた高周波損失を自動的に、しかも
、精度よく補償できる効果があり、又、高周波損失補償
回路を多数用意する必要がないので、形状を小さくでき
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１および第２の実施例
のブロック図、第３図は本発明に使用する電圧制御損失
可変回路の一例の回路図である。 ３・・・電圧制御損失可変回路、４・・・同期信号検出
回路、５・・・サンプルパルス発生回路、６・・・カラ
ーバースト検波回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カラーテレビジョン信号を入力する電圧制御損失可変回
   路と、この電圧制御損失可変回路の入力又は出力のいず
   れか一方が含むカラーバー信号のレベルを検出して検出
   出力により前記電圧制御損失可変回路を制御するレベル
   検出手段とを備えたことを特徴とする線路等化回路。