JPH012596A - エシェリヒア・コリーの計数方法 - Google Patents

エシェリヒア・コリーの計数方法

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JPH012596A
JPH012596A JP63-53853A JP5385388A JPH012596A JP H012596 A JPH012596 A JP H012596A JP 5385388 A JP5385388 A JP 5385388A JP H012596 A JPH012596 A JP H012596A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、試験検体中のエシェリヒア・コリー[Ese
h@riehia colt (E、coli)] f
定性的にも定量的にも測定する方法に関する。
〔発明の背景〕
伝染病を引き起こす生物体は、ヒトや動物の排泄物そし
て下水又は糞便廃物で汚染された水に非常に高い細胞濃
蜜で存在し、ヒトの健康にとって重大な脅威を与え得る
現在、水の衛生的品質を試験するために利用できる糧々
の方法がある。これらの方法は、ヒト及び動物の排泄物
中に高いレベルで自然に存在するが、汚染されていない
か又は飲料用として供給される水の中では見い出せない
指標細菌を監視することを含む。
下水の、上記R―の存在?測定するための現存するほと
んどの試験の主たる欠点は、それらが糞便由来の指標細
菌を位置付けすることについて特異的でなく、温血動物
の腸内に由来するとは限らない、またそれらが必ずしも
ヒトに由来しない他の菌株をもまた検出することである
水の衛生的品質を測定するための細菌検出試験は、総大
腸菌測定法と糞便大腸菌測定法の2つが普通に用いられ
る。しかしながら、仁れらの試験は排泄物に由来しなか
ったであろう一群の細菌に対して陽性に反応を示す。該
総大腸菌群には糞便物には一般に見い出せないある菌株
、例えば土壌中や草木上に見い出すことができ、そして
排泄物中で分離されるのは稀で、その場合は非常に少量
であるクレプシーラ(Klebslellm)、エンテ
ロバクタ−(Ent@robactsr)、シトI’ 
バクター (Citro−bacter)属が含まれる
。細菌エシェリヒア・コリーを主に含んでなり、そして
排泄物中に見い出される糞便大腸菌を主なものとする上
記糞便大腸菌群は、非常に少量のクレプシ−2やエンテ
ロバクタ−を含んでいる。そのため、糞便大腸m類の存
在を示す試験結果は、糞便汚染を示したり示さなかりた
りし、そして追跡調査のみが該試験結果を確認する正確
な方法である。
〔発明が解決しようとするvA題〕
税チ旧・コリー(シ皿)の特異的な測定に基づく試験サ
ンプル中の糞便排出物の存在を確認する利用しうる試験
方法がある。E、コリーハヒト及び動物の腸内に共通に
、そして自然に棲息し、そして排泄物のダラム当たり1
07〜108の範囲内の粗胞濃度で存在する。これらの
試験方法は、蛍光性及び発色性化学薬品、すなわち、7
−ヒドロキシ−4−メfルクマリンー7−β−旦−グル
クロニド及CFp−ニトロフェニル−β−D−1”ルク
ロニドの使用を含む。これらの化学楽品は、E、コ17
−に高度に選択的であるが試験検体中に存在するE。
コリーtを円滑に計数又は定量するための結果を招来し
ない。特に、他方MUGとしても知られる前者の化学蛍
光剤は、それゆえに分析のために蛍光光線の使用を必要
とする。この蛍光光線は膜透過試験中に干渉を受ける場
合があり、そして正確さに乏しい計数の原因となシ得る
。ま7tj PNGとして知られる後者の化学薬品は、
バクテリアが増殖する間に生ずる色がそのコロニー中に
悄まらないで、むしろ試験検体全部に広がるために個々
のコロニーを数え、ることが不可能であり、明確なE、
コリーの計数のためにはやはり適していない。
〔課題解決の次めの手段〕
本発明は、ε、コリーのβ−グルクロニダーゼ(β−P
−グルクロナイドグルクロノヒドロラーゼ、 IC3,
2,1,31又はβ−D−グルクロノシドグルクロノソ
ヒドロラーゼ)活性にさらし友場合、試験検体中に存在
するE、コリー細胞に由来するすべての個々のコロニー
を代表するものとしての明瞭に特定された着色管生せし
める発色剤と該検体の相互作用を用いる該試験検体中の
E、コリーの計数を可能にし、そしてその存在を測定す
る方法を提供する。
本発明の上記発色剤は次式: %式% (式中、X%Y及び2は同一であるか又は相異なり、そ
して水素、ハロゲン、トリハロダン化アルケン、トリハ
ロ、メチル、ニトロ、1和4L<#:C不飽和アルキル
、及びアリールから成る群から選択される基1−!i!
わす、) で示される試楽群:並びにそれらのアルカリ金属、低級
アルキルアンモニウム及び低級アリールアンモニウム塩
を包含する、それらの塩類から選択される。
本発明の好ましい態様についての詳細な説明本発明のw
I様によれば、上記方法はオンタリオの環境省の環境サ
ンプルの分析法ハンドブック(Hand Book o
f Analytical M@thods ofEn
vlronmental Sampl@s* 12月、
1983)に記載されているような標準膜濾過分析(s
tandardmembran@filtration
 analyll)を使用して実施される。このM濾過
法において、上記発色剤11、E・コリーの存在に由来
するβ−グルクロニダーゼ活性にさらされるなら、試験
検体中のE、コリー細胞から生長し九個々のコロニーに
対応して濾過膜上に明瞭に特定された発色を生せしめる
これらの着色したコロニーは、該試験検体のE。
コリー汚染の種変を検出するために容品に計数しうるも
のである。
本発明の上記発色剤の好ましい態様は、β−グルクロニ
ダーゼと相互作用した場合、個々のE。
コリーのコロニーのはっきりと明瞭に縁どられ几インジ
ゴブルー発色を生じるインドキシル−β−D−グルクロ
ニド又はそれらの塩を含んでなる。
該発色剤はE、コリー以外の糞便細菌中に存在しないβ
−グルクロニダーゼ活性に対してのみ応答するため、本
発明はE、コリーに高い選択性を有する。E、コリ一種
のグループ中では、はんの稀な例外はあるが、その圧倒
的多数のものがグルクロニダーゼを産生している。
本発明の好ましい態様においては、インドキシル−β−
D−グルクロニドもしくはその化学的に均等な塩類又は
その他の類縁物を適当な栄養培地中の培養検体と、E、
コリーについて試験するための栄養培地のリットル当た
り0.3〜0.8グラムの発色剤の比率で相互作用せし
める。もしE、コリーが存在するならば、それによって
産生した上記酵素β−グルクロニダーゼが上記グルクロ
ニド成分からインドキシル部を開裂し、それによってア
グリコン3−ヒドロキシインドール又はその化学的均等
物が生じる。上記の試験が濾過膜上で行われた場合、青
色インジゴ色素を形成する該アグリコンが酸化して該巳
、コリー細胞に由来する個々のコロニーを容易に計数で
きるようにきわだたせる。
即ち、もっとも好適な発色剤は、前記構造式中のX、Y
及び2が水素を表わす場合に示されるインドキシル−β
−旦旦夕クルクロニドはそのナトリウム塩であり、従っ
て構造式: %式% 反応スキームの詳細表説明 本発明の上記発色剤の製造方法は、サール・ウォルフ(
8aul−Wolf・)及びレイそンド・がウワー(R
aymond Bowers)博士(Queen’s 
Universltyin KlngstonaOnt
arlo、Canada)により開発された。本発明の
該発色剤の製造のための公知の出発原料を使用する上記
方法に準する代表的反応スキームはチャートlに示す通
りである。
以下余白 上記反応スキームに関して、アントラニル酸から既知の
方法で調製されたアントラニル酸メチル(式■)をクロ
ロ酢酸メチルエステルと反応させ弐■の化合物を得る。
弐■の化合物を金属ナトリウムに接触させ式■の2−カ
ルがキシメチルインドールを得る。
グルクロン酸ま之ハグルクロノラクトンから既知の方法
で調製した式V(式中、Rはメチルを表わす)のメチル
(2,3,4−トリー〇−アセチルーβ−旦−グルコビ
ラノシルプロミド〕ウロネートと式■の2−カルがキシ
メチルインドールトラ、水酸化アルカリ金属、好ましく
は水酸化カリウム、そして相間移動触媒、例えばテトラ
−n−ブチルアンモニウム硫酸水素塩を含有する水及び
塩化メチレン中で反応させメチル〔(2−カルボキシメ
チルインドール−3−イル) −2,3,4−トリー〇
−アセチルーβ−旦−グルコビラノシド〕ウロネート(
式■)を得る。
水及びメタノール中で5モル当量のNaOHにより弐■
の化合物を反応せしめジナトリウム〔(2−カルがキシ
インドール−3−イル−β−旦一りゞルフビラノシド〕
ウロネート(式■)を得る。
別の方法として、式Viaのメチル〔(2−カルがキシ
メチルインドール−3−イル)−β−旦−グルコピラノ
シド〕ウロネートヲ生産するために、式■の化合物をメ
トキシバリウムと反応せしめることもでき、その故、該
弐Maの化合物を1当甘のNaOHと反応させ、式Mb
のナトリウム〔(2−カルボキシメチルインドール−3
−イル)−β−旦−グルコピラノシド〕ウロネートを得
、そしてさらにその後代■bの化合物となおその上に1
当量のNaOH’i反応させ式■の上記化合物を調製す
る。
次に、式■の該化合物′f200−250℃にて、水中
で加熱してインドール−3−イルーβ−D−グルクロン
酸ナトリウム塩(又はインドキシル−β−p−グルクロ
ニド)(式[a)を得る。また。
別の方法としては、式■の化合物を無水酢酸と酢酸ナト
リウムによりC(N−アセチルインドール−3−イル)
 −2,4−ジーO−アセチルーβ−P−グルコピラノ
シド〕ウロネートー3.6−ラクトン(式■a)を生成
し、その嵌木又はメタノール中、4当量のNaOHと反
応させ、次いで蒸発によ〕脱保護し、そして凍結乾燥す
ることによシ式1mの上記化合物を得ることもできる。
上記の詳細な反応スキームは、本発明の上記発色剤の調
製法について利用し得る1つの一般的な反応スキームの
みを表わすために示すものであることが当業者によって
理解されるであろう。上記反応スキームによりて得られ
る最終生成物はインドキシル−β−旦−グルクロン酸の
ナトリウム塩であり得るが、当業者は、困Jkl伴うこ
となく本発明によシ描かれた試薬の範噴の構成員を調製
するために、保護基、反応条件、出発原料そして中間体
を変更することを包含する該反応スキームを適当に置き
換えることができるだろう。
また、本発明の発色剤の範喚に属する構成員は開示され
ていて、そして商業的に入手可能であり、そしてさらに
この点で該範晴それ自体についていかなる主張もなし得
ない。
例えば、5−プロモー4−クロロインドキシル−β−D
−グルクロニド(ま九5−プロそ−4−クロロ−インド
ール−3−イルーβ−n−グルコビルロニシドとして知
られている)は、1967年にビアーソン(P・ars
on)等により開示され、彼れらは該化合物のジシクロ
ヘキサンアミド塩がへルマンデラウト(H@rman 
Plaut)博士やシクロケミカルコーポレーション(
Cyclo ChemlcalCorporation
) * 1922 E、 64 th 5treet。
Los Ang@1sssCa11fornia*U、
S、A、*90001の職員によって公表されている〔
ピアーソン等″5−プロモー4−クロロインドール−3
−イルーβ−D−グルコピルロニシドにより測定された
喘乳動物組織内の組織化学的なβ−グルクロニダーゼ分
布1研究所研究報告(Laboratory Inve
sti−gation)Vol、 17 、A2 、2
17 、1967 。
参照〕。もつとも最近、5−プロモー4−クロロインド
ール−3−イル−β−p−グルクロニドがゾェファーソ
ン(Jeffsrson)等によって公表され(’遺伝
子融合マーカーとしてのエシェヒリア・コリー由来のβ
−ダルクロニダーゼPro、NatlAcad−8cl
−U−8−A−−83s 8447−8451頁。
11月1986年)、そして今やリサーチオルガニツク
ス社(Res@arch Organ%Cs Inc−
s)、4353 East 49th 5treet*
C1avelandeOhiosU、S、A、、441
25−1083からそれらのシクロヘキシルアンそニウ
ム塩の形(カタログ161177B )で商業的に入手
可能である。
本発明の発色剤の範晴に帰属する種々の化学名は完全に
交換しうるものであることが指摘されることである。す
なわち、インドキシル−β−旦−グルクロニドはインド
キシル−β−旦−グルクロン酸ソしてインドール−3−
イルーβ−旦−グルクロン酸と交換可能であり、同様に
そのいくぶん旧式の学名β−旦−グルコピルロニシドa
一般ttcβ−ルーグルクロニド又はβ−p−グルクロ
ン酸のほうを選んで記載した。
実験例 1 このミクロタイター試験はE、コリーに対するインドキ
シルβ−D−グルクロニド(I BGU )の特異性を
示すために行われた。
250dの基礎(BASAL)寒天生育培地を次の1/
l成分で調裏したニ ブロチオース鴫ぺ1トンφ35□Og。
イースト・エキストラクト  3.0.9゜グリセロー
ル       10.OII。
Nacl            7.5 g−に2H
PO43,3g。
K)I2PO41,0,9゜ ラウリルスルホン酸ナトリウム   0.2,9゜脱オ
キシコラン酸ナトリウム    0.11゜寒   天
             15.0.9’−蒸  溜
 I20      1000−の容量に対して、 次いで、該BASAL寒天生育培地を121℃、15 
p、s、i”t’15分間蒸気fillし友。
その後、上記の合計250dから各々25m1の4パツ
チを得t、第1のパッチに0.0150.9のインドキ
シル−β−P−グルクロニド(I BGU )のナトリ
ウム塩を添加した。第2のパッチに0.00971のp
−ニトロフェニル−β−D −/ k p elニド(
PNG )を添加した。第3のパッチに0.0079.
9のインドキシル−β−旦ルールコシド(ENDICA
M)を添加した。第4のパッチは処理しないで残こした
上記の各25m/のパッチを各々2dの5つのサンプル
に分は取り合計20個のサンプルに割り当てた。次に、
各パッチ由来の4個のサンプルに以下に示すような4種
の細菌菌株t−接極した。ネガティブ(対照)サンプル
は植菌しなかった。本試験についての培養時間は45℃
にて16±1時間であった。
このミクロタネター(microtiter)特異性試
験の結果を次の表1に示す。
以下全白 +1J gリー ■  cQ  zz 埋  国  −−− E、コリーの存在を測定する忙ついて、上記PNG及び
INDICANはそれぞれ陽性(positive)対
照及び陰性(negative)対照を提供した。なと
、上記表中陰性←)印を表わす場合はいつも、これがい
かなる色の変化もないことを示し、陽性(+)印はI 
ND I CANとI BGUの場合には青色を、そし
てPNGにあっては黄色を示す。ATCC細菌菌株はア
メリカンタイプカルチ* −(American Ty
pe Cu1tureCo11@ct1on、Rock
ville、Maryland、U、8.A)由来のも
のであシ;E、コリー83−17350はオンタリオ環
境省、キングストン地域研究所(KingstonRe
gional LaboratorysKlngsto
nsOntariosCanada)からの分離菌株で
あり;クレプシーラ・二、ウモニx (Klebal@
lla pneumonia) PHLはオンタリオ保
健省、キングストン地域研究所(KingatoneO
ntarlo)から分譲された。
上記の表1は、I BGUが陽性の対照(post t
lveaontrol) PNGについて観察されたも
のVc類似する態様で反応すること、及び前記I BG
tJは上記w#累β−グルクロ辱ダーゼ産生能を具備し
ない上記クレプシーラ菌株のいずれにもいかなる活性を
も持たないことを示す。この結果は、IBGUを寒天生
育培地に共存させた場合に、試験検体中のE、コリーの
定性的な分析に使用し得ることを示している。
実験例 2 本実験は、適当な一過膜の表面上で上記細菌を培養した
場合のE、コリーに対するインドキシル−β−D−グル
クロニドの特異性を示すために実施された。
この実施の九めに、本実験はオンタリオ環境省の1環境
のサンプル分析方法のハンドブック”12月1983年
に記載されているところの飲料水の微生物分析のために
使J+3tl−推奨されている格子模様を有する濾過膜
を用いて実施した。
実験例1と同様に調製したIBGU(ナトリウム塩)、
PNG、 INDICAN及びBASAL寒天生育培地
の4棟のパッチの各々から各21!Ltの2つのサンプ
ルを得、そして8伽のベトリ皿に注入して合計8個のサ
ンプルを用意した。次に、細菌を接種する前に各ペトリ
皿中の上記寒天培地の表面に単一濾過k(fルマン、格
子状GN−6、O,45tクロン)を乗せた。
その後、実験例1で用いたのと同じ菌株を双方とも存在
させるため各々の一過膜の上半分にε。
コリーATCC35218を、そしてこれらの同じ濾過
膜の各々の下半分にタレプシーラ・二、つそ二工ATC
C13883をヨウジで移植することによシ4つの濾過
膜の第1グループに接種した。矢に、すぐ前に記載した
方法によシ、実験例1で用いた同じE、コリー83−1
7350を各々の一過膜の上半分忙、そしてタレプシー
ラ・ニュウモニ! PHLをこれらの同じ4つの濾過膜
の半分に接種して第2グループの4つの一過膜を調製し
た。すなわち、8個のベトリ皿中の処理された生育培地
上で培養するために合計8個の一過膜に細菌を接種した
その後、上記ペトリ皿の各々を45℃で約14時間培養
した。
培養後、I BGU生育培地上忙置装た上記濾過膜の上
半分(即ち、E、コリーを接種した半分)上に一連の個
別のそして容易に識別できるインジゴブルーのコロニー
が現われた。これらの同じ2つの濾過膜の各々の下半分
上に一連の澄明なコロニーが現われた。対照の上記IN
DICAN培地上に置いた2つのp過JIQにおいては
、その下半分(即ち、タレプシー2・二、−モニエを接
種した半分)上に一連のブルードツト(コロニー)が机
われタカ、−方、それらの各一過膜の上半分には一連の
澄明なコロニーが出祝するという逆の状態を示した。上
記濾過族の上半分と下半分に接種されたE、コリー及び
り、レプシーラ菌株は、上記BASAL培地上における
培養後、無色のコロニーを生じさせ次。上記PNG培地
においては、PNGの加水分解の結果としてU濾過膜の
表面の下方に少量の黄色のE、コリーコロニーが生じた
。しかし、黄色の個々のE、コリーコロニーは黄色のパ
ックグランドから容易Kfi別できなかった。
とれらの実績結果は、IBGUの存在下においてE。
コリーのポジティブな検出を示すばかシでなく、またE
、コリー細胞から生じ、濾過膜上に付着され、そしてI
 BGUの存在下での培養されたコロニーは、同一条件
で及び同一の濾過股上で増殖し次タレプシーツ・二、ウ
モニエの細菌コロニーから容易に識別することができる
ことを示している。
実験例 3 1 BGUのナトリウム塩を含有する実験例1と同様に
調製されたBASAL寒天生育培地に予めのせられた濾
過膜に、木裏の塗布ステックを用いて、12種の純粋な
分離株又はコロニー培養物(Ontarl。
Ministry of Envlronment L
aboratoryS@rvices Branch 
ln Rexdal@会0ntario*Canada
から得た)を移植した。次いで、この培養培地を約18
時間35℃の温度で培養した後。
次の我2に示したように核分離株又は培養物の各各の色
が評価された。
以下全白 表    2 分離株      色 1、エシェリヒア中コリー        力−コエト
Qζ旦加υ1剣■ξニリ1)(ストック す3)2、ク
レプシーラ・ニュウモニエ         クリーム
コロニー(Klabsi@lla pneumonIa
e)(ストック φ7)3、サルモネラ・チビムリーム
       クリームコロニー(セ」ユ、ユリ、1a
ylvリユ=乙ハ=す(ストックナ4)4、ストレプト
コッカス・ファカリス      増殖せず(Stre
ptococcus  faeealis)(ストック
φ10)5、スタフィロコッカス・アウレウス    
   クリームコロニー(Staphylococcu
s auraua)(ストック す5)6、シ、つvモ
ナス・エルギノーザ    クリームコロニー(Pse
udomonas a@ruginosa)(ストック
 φ21) 7、バチルス              増殖せず(
Bacillus)2.(ストック φ22)8、アク
チノ/vP−―力喫ス        クリームコロニ
ー(Acinatobacter calcoacet
icus)(ストック φ64) 9、バチルス              増殖せず(
Baeillus)上り、(ストック φ125)10
、アエロモナス・ヒドロフィーラ    クリームコロ
ニー(八〇よ、ユユユユユよχ旦しジlす」μ](スト
ックφ39)11、エンテロバクタ−・クロアカニ  
  クリームコロニー(Ent@robactar c
loaeae)(0640−C)12、エシェヒリア・
コリー       ブルーハローで(Eaeh@ri
chia coil)(MUG上で弱ハ蛍光 囲まれた
クリ−を示す)    ムコロニー この結果は、 IBGU存在下でE、コリーのみがブル
ーコロニーを生ずる微生物であることを示している。す
なわち、これらの結果は、I BGUの存在下で35℃
にて寒天生育培地の濾過膜上で上記微生物を培養した場
合は、E、コリーに対するIBGUの高度の特異性及び
選択性の両方を示す。
実験例 4 強いグルクロニダーゼ活性、弱いグルクロニダーゼ活性
そしてクレプシーラ・二、ウモニエの分離株と同様にグ
ルクロニダーゼ活性を示さない菌株を含んでなる3種の
分離E・コリーを試験した。
上記の細菌分離株の適当な希釈液f濾過膜を通して濾過
することにより、そOFi膜に全ての分離株を殖菌し、
次にIBGUナトリウム塩で処理したBASAL寒天生
育寒天生育状地上膜を移し友。その後。
その培地上の濾過膜’j−44,5℃にて18〜20時
間インキ、ベートした。強い活性と物いグルクロ二/−
4を活性(D E、コIJ−菌株はブルーのコロニーを
生じるが、一方、非グルクロニダーゼ活性のE。
コリー菌株(対照番号0157: H7* 0ntar
i。
Minlstry of Health)は少しも増殖
を示さなかり友。
タレプシーラ・二、−モニエは上記し次項地上で微黄色
のコロニーを生じ友。そのため青色のE・コリーのコロ
ニーカラクレプシーラ・ニューギニエのコロニーは容易
に視覚的に識別することができた。
実験例 5 8つの異る海水浴用の浜辺のサンプルから分離した10
種の環境汚染E、コリーを試験した。その純粋培養物を
IBGUナトリウム塩を備えるBASAL、寒天生育培
地上に予め置かれた濾過膜上にスポット接種し、次いで
44.5℃で18時間培養した。全てのサンプルから分
離され7tE、コリーが格子模様′t−有する濾過膜上
で容易に数え得る別々の青色コロニーの形状で簡単に識
別でき友。
実験例 6 環境汚染サンプルから回収され、そしてI BGUを含
有する寒天生育培地上で青色又は無色のコロニーとして
増殖した細菌の属及び8Iを同定することにより、IB
GUf:使用するE、コリーについての試験の有効性を
確認するために、次の膜濾過試験を実施した。
下記の表3及び4に示すように、I BGUのナトリウ
ム塩で処理したBASAL寒天生育寒天生育製地上た濾
過膜を使用して、多数の異る“盲検(blind)”サ
ンプルを分析した。培養に伴い、該多数の異なるサンプ
ルの分析のために使用した上記側々の濾過膜上に青色、
で同時に明瞭なコロニーが決われた。
表3はA欄中に、61個の青色コロニーが出現したこと
を示す。次に、どれ程多くのものが実際にE、コリーで
あるか、又は少なくともE、コリーを含有するものであ
るかを確認するために、これらの個々のコロニーを、テ
ストストリップ法(teststrip method
)でAPI 20 T2 (AnalyticalPr
ofile IndexsAnalytab Prod
ucta、Dlvisionof Ay@rat La
boratorisse200 ExpressStr
eetsPlalnvievr、N@v York−1
1803sU−8−A−)を用いて再試験した。その再
試験の結果を表30B欄に示した。
表4のA@IKは、上記多数の試験サンプル中に見い出
されたパックグランド又はクリームコロニーの数を示し
念。その故、これらのクリームコロニーは、それらのコ
ロニーの任意のものが巳、コリーを含んでいるかを確認
するために上記の標準API裸試験法を用いて再試験し
た。再試験の結果を表4のB欄に示し几。
以下余白 上記表3において理解されるように、試験され次全61
個の青色コロニーから60個がE、コリーとして確認さ
れ、精度は98.4%を示す。表4は、クリームコロニ
ーとして発現する28Nのコロニーの内3個が実際にE
、コリーを含んでいたことが確かめられ友。該コロニー
に含まれるこれらの3つのE、コリーを、次にIBGU
のナトリウム塩を用いて再試験した。そのとき、該クリ
ームコロニーのサンプル1694から1個の青色コロ−
を生じ友。
I BGU試験試験上地上試験し比場合、2個のHRク
リームサンプルを除いたものがクリーム色を生産するこ
とを継続し友。
上記全体にわたる試験の結果は、実際に存在する合計6
3個のε、コリーコロニーの内正解率が95.2%に当
たるこれらの60個が所期の目的とする反応を生じるこ
とを示している。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試験検体中のエシェリヒア・コリー(¥Esche
    richia¥ ¥coli¥)の存在及び数を測定す
    る方法であって、該検体と、エシェリヒア・コリー(¥
    E¥.¥coli¥)のグルクロニダーゼ酵素活性にさ
    らした場合に該試験検体中に存在するE.コリー細胞に
    由来する個々のコロニーを代表するものとしての明瞭な
    着色をもたらす発色剤とも相互作用せしめることを特徴
    とする方法。 2、上記発色剤がインドキシル部分とβ−¥D¥−グル
    クロニド部分を有することを特徴とする請求項1記載の
    方法。 3、試験検体中のE.コリーの存在を決定しそして数を
    測定する方法であって、検体と、インドキシル−β−¥
    D¥−グルクロニド又はその塩を含んで成り、これによ
    って、該発色剤がグルクロニダーゼ酵素活性にさらされ
    た場合に、前記試験検体に由来するE.コリー細胞の個
    々のコロニーを代表するものとしての明瞭なインジゴブ
    ルーの着色を生じることを特徴とする方法。 4、液体サンプル中のE.コリーの存在を決定し、そし
    て数を測定する膜ろ過去であって、E.コリー栄養培地
    に発色剤インドキシル−β−D−グルクロニド又はそれ
    らの塩を添加し、ろ過膜を通して予め決定した量の該液
    体サンプルを通過せしめ、上記発色剤を含有する該培地
    にそのろ過膜を導入し、そしてこれをインキュベートす
    ることにより該発色剤をグルクロニダーゼ酵素活性にさ
    らし、該ろ過膜上に存在するすべてのE.コリー細胞の
    個個のコロニーを代表するものとしての明瞭な着色を生
    ぜしめることを含んでなる方法。 5、上記ろ過膜を約35℃〜45℃にて約14〜24時
    間にわたりインキュベートすることを特徴とする請求項
    4記載の方法。 6、上記ろ過膜が該個々のE.コリーコロニーの計数を
    容易にするための格子パターンを備えることを特徴とす
    る請求項5記載の方法。 7、栄養培地のリットル当たり約0.3〜0.8グラム
    の発色剤を添加することを特徴とする請求項4記載の方
    法。 8、試験検体中のE.コリーの存在を決定しそして数の
    測定方法に使用するための発色剤であって、該発色剤が
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、X、Y及びZは同一又は相異り、そして水素、
    ハロゲン、トリハロゲン化アルケン、トリハロメチル、
    ニトロ、飽和又は不飽和アルキル及びアリールから成る
    群から選択されるいずれか1のものを表わす。) で示される化合物群並びにそれらの塩から選択される発
    色剤。 9、上記塩がアルカリ金属、低級アルキルアンモニウム
    又は低級アリールアンモニウム塩である請求項8記載の
    発色剤。 10、上記式( I )中のX、Y及びZがそれぞれ水素
    を表わす、即ちインドキシル−β−¥D¥−グルクロニ
    ド及びそれらの塩であることを特徴とする請求項8記載
    の発色剤。 11、インドキシル−β−¥D¥−グルクロニドのナト
    リウム塩である請求項10記載の発色剤。 12、インドキシル−β−¥D¥−グルクロニドのシク
    ロヘキシルアンモニウム塩である請求項10記載の発色
    剤。 13、上記式( I )中のXがクロルであり、Yがブロ
    ムであり、そしてZが水素を表わす、5−ブロモ−4−
    クロロ−インドキシル−β−¥D¥−グルクロニド並び
    にそれらの塩であることを特徴とする請求項8記載の発
    色剤。 14、5−ブロモ−4−クロロ−インドキシル−β−¥
    D¥−グルクロニドのナトリウム塩である請求項13記
    載の発色剤。 15、5−ブロモ−4−クロロ−インドキシル−β−¥
    D¥−グルクロニドのシクロヘキシルアンモニウム塩で
    ある請求項13記載の発色剤。
JP63-53853A 1987-03-17 1988-03-09 エシェリヒア・コリーの計数方法 Pending JPH012596A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA000532191A CA1317534C (en) 1987-03-17 1987-03-17 Method of enumerating escherichia coli
CA532191 1987-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642596A JPS642596A (en) 1989-01-06
JPH012596A true JPH012596A (ja) 1989-01-06

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