JPH01259136A - ウイスカープリフォームの製造方法 - Google Patents

ウイスカープリフォームの製造方法

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Publication number
JPH01259136A
JPH01259136A JP8559388A JP8559388A JPH01259136A JP H01259136 A JPH01259136 A JP H01259136A JP 8559388 A JP8559388 A JP 8559388A JP 8559388 A JP8559388 A JP 8559388A JP H01259136 A JPH01259136 A JP H01259136A
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JP
Japan
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mold
whisker
holes
slurry
outer cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP8559388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Sugihara
幹治 杉原
Kazuya Ueno
一也 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Carbon Co Ltd
Original Assignee
Tokai Carbon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Carbon Co Ltd filed Critical Tokai Carbon Co Ltd
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Publication of JPH01259136A publication Critical patent/JPH01259136A/ja
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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維強化複合材を製造する際に、その繊維質骨
格とされるウィスカープリフォームの製造方法に関する
〔従来の技術〕
S iC、S r a N 4あるいは黒鉛なとのウィ
スカーを強化物質として繊維強化複合材を形成するため
の有効手段の1つに、予め賦形されたウィスカーの集合
プリフォームに金属溶湯あるいは液状プラスチックなと
のマトリックス物質を加圧含浸して固化する方法がある
。この方法によって得られる複合材の品質は、繊維質骨
格となるウィスカープリフォームの組織構造、とくにそ
の均質性の度合に大きく依存する。また、この種の複合
相製品を量産するためには、中間体としてのウィスカー
プリフォームを精度よく成形することが重要な要件とな
る。従来、ウィスカープリフォームの製造には、ウィス
カーを水、有機溶剤などの液媒体に分散させたのちン濾
過成形−乾燥処理する湿式成形法が効果的とされている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の湿式成形法で均質なウィスカ
ープリフォームを得るには、液媒体に対するウィスカー
の分散濃度を低くして、ウィスカーを媒体中に均一に分
散させなければならない。
そのために濾過、脱水時間か長くなり、大量生産ができ
ないという問題点があった。また分散濃度が低いために
大型のプリフォームの成形も困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記問題点を解消するために分散濃度の高いウ
ィスカースラリーを使用することができるウィスカープ
リフォームの製造方法を提供するものであり、その要旨
は、多孔質内筒の側面に多数の孔をあけた外筒を被嵌し
てなるモールドの底部にフィルターを装着するとともに
外筒側面の孔をふさぐための部材を取(=Iけ、該モー
ルドにウィスカーを液媒体に分散してなるウィスカース
ラリーを注入して脱気し、脱気後のモールドから前記部
材を取除いて外筒側面の孔を開口させ、モールド内のウ
ィスカースラリーを圧縮して液媒体を前記フィルターお
よび外筒側面の孔から流出させてウィスカーを成形する
ことを特徴とするウィスカープリフォームの製造方法に
ある。
対象となるウィスカーは、5IC2S13N4あるいは
黒鉛なとの非金属系単結晶である。これらのウィスカー
は、通常、短繊維が絡み合ったケーキ質の組織形態を呈
しているため、予め適宜の手段によって解きほぐした後
、水またはアルコール、アセトンもしくはエーテルなど
の有機溶媒中に投入し、更に必要に応じ解膠剤を添加し
たのちミキサーその他の混合機を用いてウィスカーが均
一に分散するまで撹拌し、20〜500〜50重量%ラ
イ−− スカーを含むウィスカースラリーを得る。
ついでこのウィスカースラリーを第1図に示すモールド
に注入する。モールド1は多孔質内筒2の側面に多数の
孔5をあけた外筒3を被嵌した2重構造のものであり、
内筒と外筒とは出来るだけ密接に嵌合するように設計す
ることが望ましい。
内筒2としては、焼結金属など多孔質金属製のものが用
いられる。多孔質内筒の空隙率は、ウィスカーを分散さ
せる溶媒の流出度合を考慮して設定されるが、本発明に
好適な範囲は20〜40%である。また外筒3としては
、アクリル系樹脂により構成されたパイプなどのプラス
チック筒体が用いられ、これに直径2ml11程度の孔
を多数穿設する。
ウィスカースラリーをモールド1に注入するに先立って
、モールドの底部に炉布などのフィルター4を装着する
とともに外筒側面の孔5をふさぐ部材を取付ける。孔を
ふさぐための最も簡便な手段としては、外筒3の外側に
テープ部材を巻きつける方法が用いられる。モールドに
注入するウィスカースラリーについても予め脱気処理を
しておくのが好ましい。
モールドを台等に固定して底部から液媒体か濡れるのを
防いだうえでモールドにウィスカースラリーを注入し、
全体を脱気装置に入れてアスピレータ−により脱気を行
なう。この場合、脱気装置内のモールドに振動を与える
ように装置設計すると、さらに脱気を促進することがで
きる。
脱気処理終了後モールドを取出し、外筒側面の孔をふさ
いでいる部材を取除いて開口させる。ついでモールド内
のウィスカースラリーに圧力を加え、スラリー中の液媒
体を底部のフィルターおよび側面の孔より流出させると
ウィスカーの成形体が得られる。モールド内のウィスカ
ーに圧力を加える手段としては、例えば内筒の内径に合
うパンチをモールド上方からハンドプレスで圧入する方
法が用いられる。
〔作  用〕
ウィスカースラリーをモールド内に注入した後、脱気、
好ましくは振動、脱気によってスラリーの均質化を図る
が、この場合、多孔質内筒のみからなるモールドを使用
した場合には、脱気時にモールド側面から液媒体か流j
」」シてしまい、モールド内壁部分てプリフォーム化か
進行する。この状態のものを加圧、成形すると、成形体
の外表面にはボアが発生し、プリフォーム化か進行した
モールド周辺部とスラリーか残留しているモールド中央
部との界面に相当する部分にはキャビティが生じる。
本発明ではこのような欠陥が生じないように、空隙率2
0〜40%の多孔質内筒の側面に多数の孔を有する外筒
を被嵌した2重構造のモールドを使用し、外筒側面の孔
をふさいでモールドがら液媒体か流出しないようにした
上でウィスカースラリーを注入し、振動、脱気処理によ
りウィスカースラリーを均質化する。脱気処理後、モー
ルド外筒の孔をふさいでいた部祠を取除き、モールド上
方より例えばパンチを圧入してスラリーを圧縮すると、
モール1−底部に装着されたフィルターおよびモールド
側面の孔の双方から液媒体か流出するため均質なプリフ
ォームを得ることができる。側面からの液媒体の流出量
を制御するために、外筒の空隙率は内筒の空隙率より低
くし、望ましくは10%以下となるように側面全体に均
等に孔を設ける。
〔実 施 例〕
蒸留水373gにSiCウィスカー160gを入れ、ア
ルミナボールを用いて10分間撹拌し、ウィスカーを分
散させたウィスカースラリーを作成した。
一方、焼結金属よりなる内筒(空隙率30%)の側面に
多数の孔をあけたアクリル樹脂パイプからなる外筒(孔
径2++++n、空隙率5%)を被嵌した第1図のよう
なモールドを用意し、モールド底部に炉布を接着剤で貼
付けるとともに、モールド側面にテープを巻きつけ外筒
側面の孔をふさいた。このモールドに10分間脱気処理
した前記ウィスカースラリーをモールド高さの1/3程
度注入し、振動・脱気装置により10分間脱気を行なっ
た。さらにウィスカースラリーをモールド高さの1/3
すつ注入して同様の操作を繰返し、スラリーをモールド
に充填した。モールドを振動・脱気装置より取出して側
面のテープを取除き、内筒の内径に合一  7 − うパンチを20〜30kg/c♂の圧力でモールド上方
よりハンドプレスで圧入してプリフォームを成形した。
成形したウィスカープリフォームの中心部から30++
++n X 30mm X 120正高さの角柱を切出
し、高さ方向に4等分して30mm X 30mm X
 30mmの立方体試片4個を作製し、これらの試片に
ついてVrおよび圧縮強度を測定した。その結果を通常
の加圧濾過法によるもの(従来例)と比較して第1表に
示す。
なお、圧縮強度は試片が座屈破壊するかまたは厚さが]
0%以上変形したときの荷重で示した。
第   1   表 第1表に示すごとく、本発明により得られたウィスカー
プリフォームは従来と同等の均質性を有し、改良された
圧縮強度を示す。
Q− 〔発明の効果〕 本発明によれば、分散濃度の高いウィスカースラリーを
使用することができるので、ウィスカープリフォームが
成形されるまでの脱水時間を短かくでき、大量生産が容
易となる。また大型プリフォームの成形も可能となるう
えに、成形されたプリフォームは改良された圧縮強度を
示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられるモールドを示す斜視図であ
る。 1:モールド     2:内 筒 3:外 筒       4 フィルター5:孔 特許出願人 東海カーホン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多孔質内筒の側面に多数の孔をあけた外筒を被嵌し
    てなるモールドの底部にフィルターを装着するとともに
    外筒側面の孔をふさぐための部材を取付け、該モールド
    にウィスカーを液媒体に分散してなるウィスカースラリ
    ーを注入して脱気し、脱気後のモールドから前記部材を
    取除いて外筒側面の孔を開口させ、モールド内のウィス
    カースラリーを圧縮して液媒体を前記フィルターおよび
    外筒側面の孔から流出させてウィスカーを成形すること
    を特徴とするウイスカープリフォームの製造方法。 2、脱気に際してモールドに振動を加える請求項1記載
    のウイスカープリフォームの製造方法。 3、多孔質内筒が空隙率20〜40%の多孔質金属より
    なる請求項1又は2記載のウイスカープリフォームの製
    造方法。 4、外筒が側面に多数の孔をあけたプラスチック筒体で
    、その空隙率が10%以下である請求項1、2又は3記
    載のウイスカープリフォームの製造方法。
JP8559388A 1988-04-07 1988-04-07 ウイスカープリフォームの製造方法 Pending JPH01259136A (ja)

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JP8559388A JPH01259136A (ja) 1988-04-07 1988-04-07 ウイスカープリフォームの製造方法

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Publications (1)

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JPH01259136A true JPH01259136A (ja) 1989-10-16

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ID=13863118

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JP8559388A Pending JPH01259136A (ja) 1988-04-07 1988-04-07 ウイスカープリフォームの製造方法

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JP (1) JPH01259136A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5693274A (en) * 1994-12-02 1997-12-02 Hyundai Motor Company Manufacturing method of prefrom for composite material of automobile

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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