JPH01258720A - Psa吸着塔の加圧方法 - Google Patents

Psa吸着塔の加圧方法

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JPH01258720A
JPH01258720A JP63087156A JP8715688A JPH01258720A JP H01258720 A JPH01258720 A JP H01258720A JP 63087156 A JP63087156 A JP 63087156A JP 8715688 A JP8715688 A JP 8715688A JP H01258720 A JPH01258720 A JP H01258720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorption tower
adsorption
pressurizing
air
tower
Prior art date
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Pending
Application number
JP63087156A
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English (en)
Inventor
Shoji Koyama
小山 祥二
Hisazumi Ishizu
石津 尚澄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01258720A publication Critical patent/JPH01258720A/ja
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明はPSA吸着塔に係り、特に空気分離装置用2塔
式PSA吸着塔の加圧に好適なPSA吸着塔の加圧方法
に関する。
[従来の技術] 一般にガス分離装置で使用される吸着塔は温度及式(T
SA吸着塔)あるいは圧力差式(PSA吸着塔)にかか
わらず、その再生時はほぼ大気圧力あるいは、負圧状態
で運転されるため、吸着前に装置の運転圧力附近まで加
圧する必要がある。
従来から一般的に使用されているTSA吸着塔は、その
切替周期が数時間毎と長いことから加圧時間も長くする
ことができ、吸着塔ならびにプロセス全体に及ぼす影響
はほとんどなかった。
しかし、PSA吸着塔の場合、吸着塔切替周期は一般的
に20分以下と短く、数分毎(2塔式=1〜3分、3塔
式=5〜IO分程度)に吸着塔の加圧を行う必要がある
従来の装置におけるPSA吸着塔は、TSA吸着塔のほ
とんどの場合と同様に、吸着塔送入前の原料ガスで塔下
部より加圧するプロセスとしていた6しかし、短時間に
かつ急速に、原料ガスで加圧することによって、再生後
の清浄となった下部吸着剤に対し吸着能力のバラツキや
、吸着能力曲線を乱す等の悪影響を及ぼしていた。
これに対し、加圧ガスに吸着塔出口の精製ガスを使用し
、加圧時の吸着塔に及ぼす悪影響を−掃することが論じ
られている。一方、加圧時に生じる加圧ガス抜出しによ
る精製ガスの圧力低下を防止するために加圧時に加圧ガ
ス量に見合うだけ原料ガス量を増加させる方法も論じら
れている。従来の2塔式PSA吸着塔を空気分離装置の
前処理装置として使用した場合の系統図を第3図に示す
。図において、空気濾過器lで除塵された原料空気は、
空気圧縮機2で所定の圧力まで昇圧された後、アフター
クーラー3で常温まで冷却されてPSA吸着ユニットに
導かれる。PSA吸着ユニットに導かれた原料空気は、
空気人口弁11Aを通り吸着塔4Aに入り、H,Oおよ
びCO2を吸着除去された精製空気となって、空気出口
弁12Aを通り深冷分離装置へ送入される。一方、吸着
塔4Bは再生工程にあり、深冷分離装置より導かれた清
浄な再生ガスは再生ガス人口弁13Bを通り、吸着塔4
BにおいてH,0,CO2を脱着させた後、再生ガス出
目弁14Bを通り大気あるいは系外に放出される。
さらに、再生工程を完了した吸着塔4Bは引き続き加圧
工程に移行する。加圧工程においては、吸着塔4Bの再
生ガス人口弁13Bおよび、再生ガス出目弁14Bは閉
止し、導管21.22および上部加圧弁15からなる精
製空気ラインから加圧空気が流れ、所定時間内(1〜3
分)に加圧を完了する。この加圧工程において、深冷分
離装置に送入する精製空気量を一定に保つため、加圧空
気量分だけ空気圧縮機吸入弁10を増量し、−時的な原
料空気の増量を行っていた。なおこの種の装置として関
連するものには例えば特開昭58−214771号が挙
げられる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、加圧時において精製ガスラインの圧力
低下を防止し、かつ、加圧される吸着塔に及ぼす加圧時
の悪影響を無くすという点については有効であるが、反
面、吸着工程中の吸着塔に対しては、−時的に原料ガス
(処理ガス)の増加を要求するものである。特に2塔か
らなるPSA吸着塔の場合は短時間加圧となり、原料ガ
スの増量運転が強いられ、また、その−時的増量運転が
吸着工程の終盤にあたり、吸着塔の設計条件として大き
な要素となる点について配慮が不足しており、必要吸着
剤量の増加ならびに、それにより吸着塔容積が増加しパ
ージロスが増大するという課題があった。
本発明の目的は、加圧時において、加圧される吸着塔へ
の悪影響を極力おさえると共に、吸着工程中の吸着塔へ
の影響をも緩和するPSA吸着塔の加圧方法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、吸着塔出口ラインの精製ガスにより、吸着
塔上部から加圧する導管および弁と、吸着塔送入前の原
料ガスラインにより吸着塔下部がら加圧する導管および
弁とを設け、吸着塔の加圧を、吸着塔上部からの精製ガ
スと下部がらの原料ガスとで同時に加圧することにより
、達成される。
[作   用j 複数基の吸着塔は、吸着塔前後に設けられた切替弁によ
って順次、吸着・脱圧・再生・加圧の各工程を繰り返し
て運転される。
吸着塔上部から精製ガスで加圧する上部加圧弁は、加圧
工程に移行すると同時に開き、加圧を開始する。一方、
吸着塔下部から原料ガスで加圧する下部加圧弁も、上部
加圧弁と同時に開き加圧を行う。
これら上部と下部の加圧弁の全開位置は手動によって変
更・調整することができ、上部と下部からの加圧ガス量
比は任意に設定できる。
上部と下部からの同時加圧によって、加圧される吸着塔
内の吸着剤に対して加圧時の悪影響をおさえることがで
きる。
〔実 施 例〕 以下、本発明の一実施例を第1図、第2図により説明す
る。
従来技術は吸着塔の加圧工程において、深冷分離装置に
送入する精製空気量を一定に保つため、加圧空気量分だ
け空気圧縮機の吸入弁lOを増量し、−時的に原料空気
の増量を行っていたが、この−時的な原料空気の増量は
、吸着塔4Aの吸着工程の終盤に行われることにより、
吸着塔内の吸着剤充填必要量を増加させる要因となる。
この理由を第2図により説明する。第2図は吸着塔内に
おける吸着能力曲線の移行状態を表わす概念図である。
吸着塔内の吸着剤充填層において、吸着塔下部より送入
された空気は吸着剤充填層を通過し上部に流れる間に、
H2OおよびCO□が除去され、所定のCO2濃度以下
に達する。この点を結んだ曲線を吸着能力曲線と称した
場合、第2図に示すように吸着工程開始後の予想吸着能
力曲線(■)は吸着塔下部に存在する。この吸着能力曲
線の位置は、吸着剤充填層内の空気通過速度(流速)や
吸着剤特有の吸着帯長等の要因によって定まり、また、
同曲線は吸着塔の外槽の影響を受け、塔中央部がふくら
んだ特性をなしていることが一般的な概念とされている
吸着工程開始時は塔下部にあった吸着能力曲線(■)は
、吸着工程が進むにつれて塔内空気流速および、吸着剤
特有の吸着帯移動速度等の要因によって定まる速度で吸
着塔上部に移行し、吸着工程終了時点には吸着能力曲線
(■)に達する。この吸着能力曲線(■)が吸着塔内の
吸着剤充填高さ(■)以下である必要があり、超えた場
合はCO□破過現象を生じる。
このような吸着塔内の吸着剤充填層での吸着能力曲線の
推移において、吸着能力曲線が上部に移行した吸着工程
の終盤に一時的な処理空気量の増量を行うと、同曲線の
中央部のふくらみが増大すると共に上昇速度も加速され
る。従って、これらの要因を加味し、吸着剤充填量を増
加させた設計とした。
第1図は、本発明による精製ガス(空気)を吸着塔上部
から、さらに原料ガス(空気)を吸着塔下部から同時に
加圧する2塔式PSA吸着塔の一実施例を表わす系統図
である6各機器、弁の機能および動作は第3図の従来装
置で述べたものと同様であるが、加圧工程において1本
発明によって追加された導管23.24i3よび加圧弁
16から成る原料空気下部加圧ラインと、導管21.2
2および加圧弁15から成る精製空気上部加圧ラインの
双方から同時に加圧空気が送入される。この上部と下部
の加圧空気送入量は、吸着剤特性、処理流体等によって
最適割合が異なるが、本実施例の場合は上部lに対し下
部2の割合とした。これにより吸着塔加圧時に必要なる
加圧用精製空気量が1/3となり、吸着工程中の吸着塔
の一時的な増加処理量が低減される。
本実施例によれば、例えば、空気分離装置の前処理装置
として使用される2塔式PSA吸着塔において、加圧時
の一時的な最大吸着塔処理量が約110%から約103
%に低減され、吸着剤充填量の約2.5%の低減ならび
に、吸着塔パージロスは原料空気量に対し1.2〜l、
5%低減することができる効果がある。
[発明の効果] 本発明によれば、同量の精製ガスを得るPSA吸着塔に
おいて、吸着剤充填量を低減できるとともに、吸着塔内
容積も少なくすることができるので、吸着塔のパージロ
スも減少させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の空気前処理装置の系統図、
第2図は吸着塔内の吸着能力曲線の推移を示す概念図、
第3図は従来の空気前処理装置の系統図である。 1−−−−−一空気濾過器、2−−−−一空気圧縮機、
3−−−−−−アフタークーラー、4A、 4B−一−
−−−吸着塔、 10−−−−−一圧m機吸入弁、 l
IA、llB −14A。 14B−−−−一吸着塔切替弁、15〜16−−−−−
−加圧弁オ 7m 交へ入口 オ 3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数基の圧力差再生方式吸着装置により原料ガスを
    精製するガス分離装置の加圧方法において、吸着塔上部
    の精製ガス出口ライン間を導管と加圧弁とで連絡すると
    共に、吸着塔下部原料ガス入口ライン間を導管と加圧弁
    とで連絡し、吸着塔の加圧を吸着塔上部からの精製ガス
    と、下部からの原料ガスとで同時に加圧することを特徴
    とするPSA吸着塔の加圧方法。
JP63087156A 1988-04-11 1988-04-11 Psa吸着塔の加圧方法 Pending JPH01258720A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021020179A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社豊田中央研究所 吸着器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021020179A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社豊田中央研究所 吸着器

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