JPH01257123A - チタニウム、アルミニウム、ケイ素及びホウ素の各四面体酸化物の組合せによる組成物及びその製造方法 - Google Patents

チタニウム、アルミニウム、ケイ素及びホウ素の各四面体酸化物の組合せによる組成物及びその製造方法

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JPH01257123A
JPH01257123A JP63084363A JP8436388A JPH01257123A JP H01257123 A JPH01257123 A JP H01257123A JP 63084363 A JP63084363 A JP 63084363A JP 8436388 A JP8436388 A JP 8436388A JP H01257123 A JPH01257123 A JP H01257123A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、例えば吸着剤、固#%酸及び触媒として利用
できる一連の三次元細孔骨格構造を有するホウ素を含む
組成物及びその製造方法に関する。
[従来技術] 天然品や合成品として得られる結晶性アルミノケイ酸ゼ
オライトは当業界で周知されており、とりわけ熱水反応
系で製造されるゼオライトA(米国特許第2,882,
243 ) 、ゼオライトY(米国特許第3,130,
007 ) 、ゼオライ)ZSM−5(米国特許第3,
702,886 ) 、ゼオライトZSM−11(米国
特許第3,709,979 )など多数にのぼる。
またその他、これらのゼオライトとは多少異なるアルミ
ノリン酸モレキュラーシーブ(米国特許第600,17
1 ) 、ホウ素を含む結晶性ボロシリケート(米国特
許第4,285,919 )及びアルミニウムを含む結
晶性アルミノボロシリゲート(米国特許第3,328,
119 )など多くの電荷的に中性の結晶性細孔質組成
物がある。
これらは全て固有の結晶内細孔容積および孔径を有し、
それに基づく物理、化学及び工学的な諸プロセスに広範
な用途を有し、メタノールより炭化水素を得るMTG反
応や石油中の高沸点留分を低沸点化合物に変えるクラッ
キング、脱ロウプロセスなどに有効利用されている。
[発明が解決しようとする問題点] ケイ素とアルミニウムの酸化物を主な構成員とする三次
元骨格構造のゼオライトやモレキュラーシーブは、すべ
て水に可溶なケイ酸ナトリウムやアルミン酸ナトリウム
を原料として、熱水的に合成される。得られたゼオライ
ト触媒にはその合成時に高価なテンプレート剤を必要と
するものも多い。
ゼオライトに含まれるアルカリ陽イオンやアルミニウム
などの金属元素は、その含量をケイ素に比して減少させ
ることにより、触媒としての特性が変化し、新規な応用
が期待されるが、ケイ素の比率の高いものを得るために
強酸でアルミニウムを溶出しなり、イオン交換樹脂を利
用して陽イオン含量を少なくするなどの方法がとられる
しかし、それらの工程は単純ではなく、必ずしも満足の
いくような結果を与えていない。
ゼオライトのひとつであるZSM−5はMTG反応にお
いてすぐれた性能を有する触媒であるが、反応中に触媒
上にコークを生成し、その性能を維持するため短期間で
再活性化を行わなければならない。
触媒上でのコーキングは石油の脱ロウプロセスやクラブ
キング反応においても重大な問題である。すなわち、コ
ークを生ずるということは低級炭化水素より不要な高級
炭化水素を生ずることを意味し、その欠点の改良が望よ
れている。
結晶性のゼオライト触媒の多くは、反応時に好適な形状
を保持するため、特別なバインダーを必要とすることが
多く、そのバインダーの性能が常に問題となっている。
[問題点を解決するための手段] 本発明にかかわる新規な組成物(以下、単にポライド(
Bolite)と称する。このポライドは発明者が命名
した。)はチタニウム、アルミニウム、ケイ素及びホウ
素の4元素のすべてまたはそれらの所望の組み合せによ
る四面体酸化物よりなる。それらはいずれも所望の配合
によるチタニウム、アルミニウムの各アルコキシド及び
ケイ酸、ホウ酸の各アルキルエステルを含む反応混合物
から、好適な組成物としてチタニウム、アルミニウム、
ケイ素及びホウ素の四面体酸化物単位の三次元的な酸素
架橋構造を生成させるため、ホウ酸又はメタホウ酸を縮
合剤ないし反応開始剤として加え、全くの非水反応系で
合成し、ホウ酸はその際、一部門面体酸化物として生成
する組成物の構成員となる。
本発明にかかわる前記ポライドの製造方法は、所望によ
り生成物の構造を部分的に決定する機能を有すると考え
られる、有機テンプレート剤を溶媒として用いる場合は
、反応終了後それを反応系より一般に公知の方法で分離
回収し再利用する0反応によって得られた組成物中にお
ける未反応のメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ及びブトキシなどのアルキルオキシ基は加水分
解によって除き、得られた固型物を高温に加熱して目途
とする新規な組成物であるポライドを製造することがで
きる。
以下、上述の製造法を更に具体的に述べる。
本発明の組成物を得るため、所望の構成元素の原料であ
る各アルコキシドやエステルに直接ホウ酸を加えるか、
□所望によりピリジンなどの溶媒に40〜80℃好まし
くは約60℃に加温して溶解させホウ酸を加える。常温
において固体であるアルミニウムのアルコキシドは、常
温において液状であるチタニウムのアルコキシド、ケイ
酸又はホウ酸のエステルに60〜80℃に加温して溶解
させることができる。
一般に反応混合物の溶媒に・対する濃度は5〜30重量
%、好ましくは10〜20重量%である。
反応混合物は上層気体を乾燥チッ素で置換した密封容器
内において、自生圧力下で40〜120℃好ましくは5
0〜70℃の温度で効率よく撹拌し、通常的0.5時間
〜30日間好ましくは3〜10日間で生成物を得る。溶
媒を使用しない場合は、ホウ酸の添加後数分間〜数時間
で固化するが、これを力を加えて混和し約2時間〜14
日間、約70℃に放置する。生成物は溶媒を用いた場合
、反応後遠心分離又は口過のような汎用方法、好適には
減圧下で約90℃で溶媒を蒸発回収したその残留物とし
て得られる。溶媒の蒸気中には、用いたアルコキシドや
エステルに帰因するホウ酸エステル等が含まれる。
生成物から溶媒を更によく除くため、50〜150℃好
ましくは約90℃において1xlO−4Torr程度の
減圧下で12〜48時間放置する。
この段階で、溶媒の有無にかかわらず、両者は同じ態様
の固型物として得られる。得られた固型物に、通常重量
にして10〜50倍の40〜98℃の水、好ましくは約
20倍の約60℃の水を加えて同温に放置する。水は6
〜12時間毎に同温、同量の水と交換する。これにより
、生成物中のアルキルオキシ基を加水分解することがで
きる。水の交換3回目より、生成物の少量(約50. 
)をルツボにとり500℃に加熱(チャーテスト)し、
もしそれが着色している場合は、同様の操作を着色がな
くなるまで反復する。この操作によりホウ酸エステル等
の水溶性の化合物も同時に除去される。チャーテストで
着色が認められなくなった固体生成物が得られることを
確認してから、水を分離し所望により径5關、長さ10
m+の棒状に押しかためて60〜80℃で恒星になるま
で乾燥する。得られた乾燥物は200〜900℃1好ま
しくは450〜550℃の温度で2〜20時間、好まし
くは10〜17時間焼成する。加熱後、減圧下で放冷し
ポライドを得る。
ポライドの三次元細孔骨格構造を保持するのに不必要な
テンプレート剤や水は、高温の加熱により部分的又は完
全に除去される。
加水分解が不完全でチャーテストをパスし、得られたポ
ライドの赤外線吸収スペクトルに、アルコキシドやエス
テルに帰因するアルキル基の吸収が確認されるにもかか
わらず、吸着剤や触媒としての利用目的にかなう場合が
あり得るが、たとえそのようなものが得られたとしても
、基本的には本出願の組成物からの例外ではあり得ない
赤外線吸収スペクトルは、第2図及び第3図に示すよう
に、ポライドの楕遣種に特有なスペクトルを与える。例
えばポライド−3゜4及び7は1150±50C111
−’と450±30cm−’に81−0の明確な吸収を
示す、とりわけ本発明による組成物の赤外線吸収スペク
トルにおいて、3500±100cm−’のOHの吸収
と1630±50(!!−’の吸収は、すべての構造種
に共通である。
ポライドの元素組成は、原料として用いたチタニウムや
アルミニウムのアルコキシドなどのモル比をほぼ反映し
ているが、ホウ酸やそのエステルのモル比は生成物中で
は一般に減少する。
本発明のポライドはゼオライトと異なり、単純カチオン
、例えばアルカリ金属カチオンを含まない、しかしテン
プレート剤から誘導される有機カチオンと調和的に会合
することができ、強い固体酸としての性質を示す、すな
わち、ポライドを水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶
液に投入すると発熱し、この操作によりカチオンを得た
組成物はその三次構造が変化して赤外線吸収スペクトル
やX線粉末回折パターンが変化する。
ポライドは熱安定性及び熱水安定性を有し、水の吸収と
550℃における焼成を交互に繰り返してもMTG反応
等の活性は低下しないことが確認されている。したがっ
て、吸着剤や炭化水素の変換触媒として使用後活性の低
下が生じた場合、空気中で450〜550℃に加熱して
容易に活性をとりもどすことができる。
ポライドのX線回折パターンは、銅に一α照射線による
標準X線粉末回折技術により得られるが、そのほとんど
は特有の吸収を示さず大部分非晶質である。ただし、ポ
ライド−3には明確なX線回折パターンを示すものがあ
る。この場合には当業者に理解されるように、2θの各
記録値は゛人為的機械的誤差による±0.4°の不確定
性があり、それはこの値より計算されるd−面間隔に反
映している。
記録したX線回折パターンのいくつかは、d−面間隔の
相互強度を表示法vs、s、m、w、vwで示し、それ
らは極めて強い、強い、中強度、弱い、極めて弱いのそ
れぞれを示す。
ポライドの4000〜250cm−’の領域における赤
外線吸収スペクトルはKBr−法で測定し、その元素組
成はアルカリ溶融後、一般に公知のICP又は原子吸光
法により測定した。
本発明の組成物は式: %式%) :20 (式中’QJは有機テンプレート剤を表し、同時にそれ
は本組成物を合成する除用いる′溶剤としての役割を有
し;「a」は無水基準による(TiwAQXSiYBz
)02の1モル当り存在する「Q」のモル量であり、か
つ0又は0よりも大きな有効量になることができ:「R
」はチタニウム、アルミニウムの各アルコキシドならび
にケイ酸、ホウ酸の各エステルに由来するアルキル基を
表し、少なくとも1種類又はそれ以上の種類を包含し、
それらはいずれもピリジンなどの有機溶剤に可溶である
化合物としての役割を有し;「b」は無水基準による(
 T I W A Q x S iy B z )02
の1モル当り存在する「R」のモル量であり、かつ0又
はOよりも大きい有効量になることができ、rH20,
は1部チタニウム、アルミニウム、ケイ素及びホウ素の
各元素と酸素を介して結合し、−OHとなることができ
る水素原子の源としての意義を有し;「C」は無水基準
による( T iw AQ x s t Y B Z 
)02の1モル当り存在するrH2o、1のモル量であ
り、かつ0よりも大きい有効量になることができ;「W
」、「X」、「Y」及びrz、は無水基準による( T
 I W A Q x S 1YBZ)02中のチタニ
ウム、アルミニウム、ケイ素及びホウ素のそれぞれの四
面体酸化物としてのTi 02 、AQ 02 、Si
 02及びBO2のモル分率を表し:該モル分率は第1
図のBO2、Ti 02 、AQ 02及び5i02の
各成分を頂点とする正四面体において、点A、B、C,
D、E、Fによって定められた五面体の組成内に入る。
) によって表される実験化学組成の三次元細孔骨格構造を
有する組成物である。
なお、r W 」、r X、 J、「Y」及び「z」の
各モル分率に関し、チタニウム、アルミニウム、ケイ素
の各元素のうちのいずれかひとつと、ホウ素の組み合せ
による各四面体酸化物よりなる組成物のモル分率は、第
1図の正四面体において示される頂点のひとつであるB
O2と、他の頂点を占めるTi 02 、AQ02 、
Si 02の各々を結ぶ3辺のいずれかによって示され
る。
また、チタニウム、アルミニウム、ケイ素の諸元素のう
ちのいずれか2種類とホウ素の組み合せによる組成物中
のモル分率は、第1図の正四面体において示される頂点
のひとつであるBO2と、他の2つの頂点よりなる3個
の正三角形のいずれかによって示される。
更に、チタニウム、アルミニウム、ケイ素及びホウ素の
組み合せよりなる組成物のモル分率は、第1図の正四面
体の体積中の任意の点で示すことができる。正四面体に
ついての上述の関係は、すべて数学的に容易に証明され
る。
本発明のポライドはしたがって、原料であるチタニウム
、アルミニウム、ケイ素及びホウ素のアルコキシドやエ
ステルの組み合せによって、7通りの組成物として得ら
れる。これらはすべて第1図の正四面体においてA、B
、C,D、E、Fで示される五面体の辺、面及びその体
積中の各四面体酸化物の所望のモル分率によって、種々
の構造種を生ずるが、それを識別するなめに各々の種に
数字を付してポライド−1、ポライド−2、ポライド−
3、ポライド−4、ポライド−5、ポライド−6及びポ
ライド−7として識別する。所与の表示法により、すべ
て無水基準でポライド−1は(T iw A Q x 
S iy B z ) 02 、ポライド−2は(T1
wAQXB2)02.ポライド−3は(AQ xsiy
Bz)02 、ポライド−4は(TiwSiYBZ)0
2.ポライド−5は(TiwB2)02 、ボライト−
6は(A Q x B z ) 02及びポライド−7
は(SiYB2)02である。
7種のポライドの各構成元素のモル分率は第1図の正四
面体におけるA、B、C,D、E、Fの各点による五面
体で表されるが、これらの点を規定する値は以下の実験
値より得られる。
まず既述の反応条件下において用いた原料のモル量と、
その全z eogから出発した場合の収量を第1表に示
す0表中、番号は単に区別を示す数字であり、収量以外
の数字は反応混合物中の各原料のモル数であり、反応系
に含まれない成分は空欄である。
第1表にある番号と同一の試料について、その構成元素
の定量分析により求められた各モル分率r W 、、「
X」、「Y」、及び「z」の多値を第2表に示す。
第2表 第2表に示した実験値中のr W J、「Xノ及び「Y
」のモル分率の各最大値は第1図の正四面体における五
面体のそれぞれA、B及びCに対応し、各最小値はり、
E及びFに対応する。これらの関係を第3表に示す。
第3表 本発明による新規な組成物はイオン交換能、吸着及び触
媒性を有するなめ、吸着剤や触媒としての用途に最も適
した組成物をその中から選択することができる。
又、ポライドは、ゼオライトやモレキュラ−シーブなど
と同じく、同種の物質の有する三次元細孔骨格構造に関
連する気体や溶液中の特定分子の吸着分離、有害ガスの
除去、その他固体酸としてのイオン交換能、異性化反応
、接触反応等の触媒として広範な用途が期待される。
特に、メタノールからオレフィンを多く含む炭化水素の
混合物を得ることができ、条件により同じくメタノール
からガソリンの成分として有用なペンタンを特異的に多
く得ることができる。また、石油の脱硫、改質、水添、
脱メチル、脱チッ素等の反応に利用でき、とりわけ本組
成物によるクラブキング反応では、触媒上にコークをあ
まり生成することなく、長寿命の活性を保持することが
できるなどのすぐれた特性を有する。
ポライドは所望により、周期律表の第4、及び6周期に
属する活性金属を単独または複数混合し共沈法、含浸法
等により担持させ、種々の触媒反応に供することがで゛
きる。
[作 用] 本発明による組成物は一部を除いて非晶質であるため、
MTG反応やクラブキング反応において、結晶質ゼオラ
イトが示すような特。
定の細孔径に関係した反応の特異性は明らかではない、
しかし、アルカリ陽イオンを含まず非常に極性の強い固
体酸として、その活性点が非晶質による独特の分布をも
つことが推定される。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
実施例1(反応混合物の調製と生成物の組成)ポライド
の元素組成の異なるものは、反応混合物における原料の
所望の組み合わせにより、所望の三次元四面体酸化物単
位の組成物として得られる。
チタン酸テトラ−イソ−プロピル、アルミニウムトリー
イソ−プロポキシド、ケイ酸テトラエチル及びホウ酸ト
リエチルの組み合わせと配合比は、第4表に示ずモル量
で約60℃において500m1の無水ピリジンに溶解し
、これにホウ酸を加える。原料として種類の異なるチタ
ン酸テトラエチル、アルミニウムトリエトキシド、ケイ
酸テトラメチルを用いても、I&柊的に得られる組成物
の赤外線吸収スペクトルにおいて、特別な差異はみられ
ない、これはピリジン以外の溶媒を用いた場合も同様で
ある。
第4表 R:アルキル基 ホウ酸を含む原料60Qより出発し、ピリジン溶液中に
生成したゲル状物から既に述べた方法でピリジンを除い
た生成物(A)、その生成物を加水分解処理後60℃で
乾燥し恒量に達した組成物(B)、そして最終的に50
0℃で16時間焼成して得られた組成物(C)の各Ji
(g)を第5表に示す。
第5表 第5表の組成物(C)について、その元素分析による各
四面体酸化物のモル分率を第6表に示す。
第6表 ピリジン等の溶媒を用いず、全量60gの反応混合物か
ら出発し、最終的に得られたポライド−1〜7の収量は
第7表に示す。
ポライドは非結晶のものが多いが、ピリジンを溶媒とす
るチタニウムを含む反応混合物のゲルは、光により紫色
となり暗所では退色するホトクロミズム現象を示す。た
だしチタニウムに対するホウ素のモル分率が大きい組成
物では、この現象はにふくなる。またすべてのチタニウ
ムを含む組成物のポライド−1、ポライド−2、ポライ
ド−4及びポライド−5は約500℃において黄色とな
り、約150℃以下の低温で白色となる可逆的なサーモ
クロミズム現象を呈する。
ポライド−5には「W」及び「Z」の値によりX線回折
スペクトルを示すものがあり、第8表にそのX線格子面
間隔d(人)を示した。
第8表 実施例2(吸着能力) 実施例】においてピリジンを使用した系により得たもの
をポライド−A群とし、溶媒を使用しない系によるもの
をポライド−B群とする0両者の各々を25℃、70T
 orrにおいてn−ヘキサンと接触させ、7時間の平
衡到達後に取り出し計量した0重量の増加を吸着能(重
量%)として第9表に示した。
第9表 実施例3(MTG反応) メタノールの低級炭化水素への変換反応はメタノールの
分圧93.5Torr 、窒素分圧666.5T or
rの組成ガス中で行い、触媒量0.5g触媒温度150
〜600℃好ましくは250〜370℃で、一定時間毎
にその一部を定量的に取り出しガスクロマトグラフィー
で分析した。
分析条件は、径31n長さ21mのステンレス力ラムニ
VZ−10又はT herI!on−1000をパック
し、70℃で窒素を40m1/分で流し各ピークはFI
Dで検出した。記録は島津クロマトパックC−R5Aで
行い、実施例1の第6表に示したポライド−1〜°7に
ついて、反応開始後30分における各ピークの面積強度
(μV)を第10表及び第11表に示した。参考のため
同じ実験条件下でのゼオライトZSM−5による結果を
合わせて示した。
第10表 第11表 第10表にあって第11表に記載されていない生成物の
値はずべて0である。
ポライド−1〜3によるM ’T” G反応では、不飽
和炭化水素及び枝分れのある炭化水素の生成が多く飽和
炭化水素の生成は少ない。
全鋼を通じヘンタンノみはT t+erlon−100
0のバツクドカラムを用い、150℃で分離検出した。
したがって、他の炭化水素の数値との直接的な比絞は不
適当である。
メタノールのMTG反応による不飽和炭化水素の収量の
」凌も多いのはポライド−3である。
反応生触媒上にコークを生成するものは炭化水素の収率
が悪い。コークの生成はチタニウムを含有するものでは
特に著しいが、それらは反応温度を200〜250℃に
低くするとコークの生成は少なくなり、メタノールより
主にベンタンスはイソペンタンを生成する。
ポライド−7はM T G反応においては全く活性を示
さすコークも生成しない。
実施例4(クラッキング反応) 高級飽和炭化水素のひとつであるn−エイコサン(C2
oH42)を300〜600℃、好ましくは約500℃
に加熱した触媒に気体状で通過させ、生成物を160℃
でS 1lar  10C1(1%Uniportのバ
ツクドカラムによるガスクロマトグラフィーで分析した
ポライド−7以外の組成物はすべてコーキングが著しく
1吏用て゛きない。しかしながら、M T G反応では
全く活性を示さないポライド=7は、クラッキング反応
では効率よくエイコサンを低級炭化水素に変換し、はと
んどコークを生成しない。
ホライト−7による n−エイコサンのクラッキング反
応生成物のガスクロマトグラフィーによる分析結果を第
4図に示した。
実施例5(固体酸としてのポライド) ポライドはすべてその構造上の特性、すなわち陰イオン
に対して金属陽イオンを対イオンとして含まないため強
い固体酸としての性質を示す。
実験に用いた組成物のポライド−4(57)はアルミニ
ウムトリーイソ−プロキシドとケイ酸テトラエチル、ポ
ライド−4(64)はアルミニウムトリーイソ−プロポ
キシドとケイ酸テトラメチル、ポライド−2(60)は
アルミニウムエトキシドを用い、これらの反応物を5 
Q Omlのピリジンに溶かし、実施例1に示した方法
で合成した。この際の原料組成及びその全量40gから
出発して得られたそれぞれの収量を第12表に示す。
第12表 これらのポライドの元素分析による組成は第13表に示
す。
第13表 ポライド−/1(57)6ΔI02・6Si02・13
02.21120ポライド−4(64)8Δ102・8
s1021JO2・lI20ポライド−2(60)8八
102・DO2第13表の水のモル数は、試料の元素分
析による酸化物の合計量を試料の量がら差し引いた残り
の量から算出した。
ポライド−4(57)とポライド−4(64)の合成時
のモル濃度は両者等しく、得られた組成物のAQ 02
と5i02のモル比は互いに1である。
第12表又は第13表に記載のポライドを1gそれぞれ
塩化ナトリウム0.96(]と水酸化ナトリウム0.3
8gを水4 mlに溶かした液に入れ、封管中で100
〜110℃、36時間放置する。その後固型物を四則し
中性の洗液が得られるまで水洗し60℃で24時jlF
乾燥、更に500℃で5時間加熱する。
アルカリ処理後の組成物の:ji(o)はポライド−4
(57)は1.26 、ポライド−4(64)は1.5
1そしてポライド2(60)は1.37である。
得られたナトリウムを構成員とするポライド−4(57
)及びポライド−4(64)の各組成物のX線格子面間
隔d (人)は互いに等しく、その値を第14表に示す
第14表 すなわち、これらの非晶質であるポライドはナトリウム
によって結晶化し、かつポライド−4(57)とポライ
ド−4(64)のX線回折パターンが全く等しいという
ことは、原料のアルキル基の種間は両者のナトリウム塩
としての結晶構造にあまり大きな影響を与えていないこ
とを示している。
実施例6(金属担持触媒) ポライド−1〜7のそれぞれ1gに、硝酸ランタン6水
塩又は硝酸銅3水塩各1gをそれぞれ5mlの水に溶か
した液に加え、封管中で110℃において48時間放置
後口別、それを水洗し110℃で2時間乾燥、更に50
0℃で5時間焼成する。
得られたランタン又は銅を担持したポライド−1〜7を
用い、370℃でベンゼンとメタノールのモル比1:2
の混合気の反応触媒として使用し、少量のキシレン及び
エチルベンゼン等の生成物を得ることができる。
[発明の効果] 本発明による組成物、なかんずくポライド−3によるM
TG反応により、エチレンやイソブタンなどの工業原料
としてより高い価値をもつ低級炭化水素を多く生成する
また、比較的低温でメタノールよりガソリンの成分とな
り得るペンタンなどを特異的に多く生成することができ
、これは従来のいずれの触媒にもみられない効果である
ケイ素とホウ素を構成員とするポライド−7は高級炭化
水素より高収率で低級炭化水素を生成し、触媒上にコー
クを発生しにくい。
したがって、長寿命であり最小限の経済的条件で操業を
可能にすることができる。
本発明にかかわるポライドの製造の最初の重要な反応工
程は非水的に行われ、所望により金属元素を含むものを
製造できるが、アルカリ元素等の金属陽イオンを含まず
、ホウ素の酸化物を共通の構成員とする固体酸として、
多くの場合、特別なバインダーを必要とせずに、所望の
形状に押し固めて使用することができる熱水、高温、高
圧に耐える組成物の新規な製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の組成物に関するパラメータをモル分率
として示しな四成分図であり、第2図及び第3図は本発
明の組成物の4000〜250cm−1における赤外線
吸収スペクトルのグラフであり、第4図は本発明のポラ
イド−7によるローエイコサンのクラッキング生成物の
ガスクロマトグラフである。 特  許  出  願 人    浅   岡   久
   俊代  理  人  弁理士     牛   
木        護O2 第1図 第2図 Cl−CI2 保持時間(分) 伺’JA  聞な 手続補正書(自発) ユ 1、事件の表示 昭和63年特許願第84363号 2、発明の名称 三次元細孔骨格構造を有するホウ素を含む組成物及びそ
の製造方法 36補正をする者

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式: aQ:bR:(Ti_WAl_XSi_YB_Z)O_
    2:cH_2O (式中「Q」は有機テンプレート剤を表し、同時にそれ
    は本組成物を合成する際用いる溶剤としての役割を有し
    ;「a」は無水基準による(Ti_WAl_XSi_Y
    B_Z)O_2の1モル当り存在する「Q」のモル量で
    あり、かつ0又は0よりも大きな有効量になることがで
    き;「R」はアルキル基を表し、それは少なくとも1種
    類又はそれ以上の種類を包含し;「b」は無水基準によ
    る(Ti_WAl_XSi_YB_Z)O_2の1モル
    当り存在する「R」のモル量であり、かつ0又は0より
    も大きい有効量になることができ;「c」は無水基準に
    よる(Ti_WAl_XSi_YB_Z)O_2の1モ
    ル当り存在する「H_2O」のモル量であり、かつ0よ
    りも大きい有効量になることができ;「W」、「X」、
    「Y」及び「Z」は無水基準による(Ti_WAl_X
    Si_YB_Z)O_2中のチタニウム、アルミニウム
    、ケイ素及びホウ素のそれぞれ四面体酸化物としてのT
    i O_2、AlO_2、SiO_2及びBO_2のモル分
    率を表し;該モル分率は第1図のBO_2、TiO_2
    、AlO_2、及びSiO_2の各成分を頂点とする正
    四面体において、点A、B、C、D、E、Fによって定
    められた五面体の組成内に入る。) によつて表される実験化学組成を有するTiO_2、A
    lO_2、SiO_2及びBO_2の四面体酸化物単位
    の組み合せによる三次元細孔骨格構造を有するホウ素を
    含む組成物。
  2. (2)四面体酸化物として存在するチタニウム、アルミ
    ニウム、ケイ素、ホウ素のモル分率が第1図の正四面体
    におけるA、B、C、D、E、Fによって定められた五
    面体の体積内に入る組成をもつ、請求項1に記載の組成
    物。
  3. (3)四面体酸化物として存在するチタニウム、アルミ
    ニウム、ホウ素のモル分率が第1図の正四面体における
    A、B、C、D、E、Fによって定められた五面体のA
    、B、D、Eの面内に入る組成をもつ請求項1に記載の
    組成物。
  4. (4)四面体酸化物として存在するアルミニウム、ケイ
    素、ホウ素のモル分率が第1図の正四面体におけるA、
    B、C、D、E、Fによって定められた五面体のB、C
    、E、Fの面内に入る組成をもつ請求項1に記載の組成
    物。
  5. (5)四面体酸化物として存在するチタニウム、ケイ素
    、ホウ素のモル分率が第1図の正四面体におけるA、B
    、C、D、E、Fによって定められた五面体のA、C、
    D、Fの面内に入る組成をもつ請求項1に記載の組成物
  6. (6)四面体酸化物として存在するチタニウム、ホウ素
    のモル分率が第1図の正四面体におけるA、B、C、D
    、E、Fによって定められた五面体の1辺でA、Dの線
    分により示される組成をもつ請求項1に記載の組成物。
  7. (7)四面体酸化物として存在するアルミニウム、ホウ
    素のモル分率が第1図の正四面体におけるA、B、C、
    D、E、Fによって定められた五面体の1辺でB、Eの
    線分により示される組成をもつ請求項1に記載の組成物
  8. (8)四面体酸化物として存在するケイ素、ホウ素のモ
    ル分率が第1図の正四面体におけるA、B、C、D、E
    、Fによって定められた五面体の1辺でC、Fの線分に
    より示される組成をもつ請求項1に記載の組成物。
  9. (9)少なくとも第2図のAに示す赤外線吸収スペクト
    ルを示す請求項1又は2に記載の組成物、
  10. (10)少なくとも第2図のBに示す赤外線吸収スペク
    トルを示す請求項1又は3に記載の組成物。
  11. (11)少なくとも第2図のCに示す赤外線吸収スペク
    トルを示す請求項1又は4に記載の組成物。
  12. (12)少なくとも第2図のDに示す赤外線吸収スペク
    トルを示す請求項1又は5に記載の組成物。
  13. (13)少なくとも第3図のAに示す赤外線吸収スペク
    トルを示す請求項1又は6に記載の組成物。
  14. (14)少なくとも第3図のBに示す赤外線吸収スペク
    トルを示す請求項1又は7に記載の組成物。
  15. (15)少なくとも第3図のCに示す赤外線吸収スペク
    トルを示す請求項1又は8に記載の組成物。
  16. (16)少なくとも第8表に示す固有のX線格子面間隔
    を有する請求項1、6及び13に記載の組成物。
  17. (17)次式: aQ:bR:(Ti_WAl_XSi_YB_Z)O_
    2:cH_2O (式中「Q」は有機テンプレート剤を表し、同時にそれ
    は本組成物を合成する際用いる溶剤としての役割を有し
    ;「a」は無水基準による(Ti_WAl_XSi_Y
    B_Z)O_2の1モル当り存在する「Q」のモル量で
    あり、かつ0又は0よりも大きな有効量になることがで
    き;「R」はアルキル基を表し、それは少なくとも1種
    類又はそれ以上の種類を包含し;「b」は無水基準によ
    る(Ti_WAl_XSi_YB_Z)O_2の1モル
    当り存在する「R」のモル量であり、かつ0又は0より
    も大きい有効量になることができ;「c」は無水基準に
    よる(Ti_WAl_XSi_YB_Z)O_2の1モ
    ル当り存在する「H_2O」のモル量であり、かつ0よ
    りも大きい有効量になることができ;「W」、「X」、
    「Y」及び「Z」は無水基準による(Ti_WAl_X
    Si_YB_Z)O_2中のチタニウム、アルミニウム
    、ケイ素及びホウ素の各四面体酸化物としてのTiO_
    2、AlO_2、SiO_2及びBO_2のモル分率を
    表し;該モル分率は第1図のBO_2、TiO_2、A
    lO_2及びSiO_2の各成分を頂点とする正四面体
    における点A、B、C、D、E、Fにより定められた五
    面体の組成内に入る。) の組成物を得るためのチタニウム、アルミニウムの各ア
    ルコキシド及びケイ酸、ホウ酸の各エステルを所望の配
    合でそれらを直接又はピリジンなどの有機溶剤に溶かし
    、これにホウ酸を加えてゲル状物を生成させた後、この
    ゲル状物より溶媒その他の液状成分を除き、得られた固
    型物中の未反応のアルキル基を加水分解によって除去し
    、更に高温で焼成して組成物を得ることを特徴とする三
    次元細孔骨格構造を有するホウ素を含む組成物の製造方
    法。
  18. (18)「W」、「X」、「Y」及び「Z」が第1図の
    正四面体における点A、B、C、D、E、Fにより定め
    られた五面体の体積中に入る請求項17に記載の方法。
  19. (19)「W」、「X」及び「Z」が第1図の正四面体
    における点A、B、D、Eによって囲まれた面内に入る
    請求項17に記載の方法。
  20. (20)「X」、「Y」及び「Z」が第1図の正四面体
    における点B、C、E、Fによって囲まれた面内に入る
    請求項17に記載の方法。
  21. (21)「W」、「Y」及び「Z」が第1図の正四面体
    における点A、C、D、Fによって囲まれた面内に入る
    請求項17に記載の方法。
  22. (22)「W」及び「Z」が第1図の正四面体における
    点A、Dによって示される線分上にある請求項17に記
    載の方法。
  23. (23)「X」及び「Z」が第1図の正四面体における
    点B、Eによって示される線分上にある請求項17に記
    載の方法。
  24. (24)「Y」及び「Z」が第1図の正四面体における
    点C、Fによって示される線分上にある請求項17に記
    載の方法。
  25. (25)反応混合物中におけるチタニウム及びアルミニ
    ウムの各アルコキシドのアルキル基がメチル、エチル、
    プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチルであるも
    のより選ぶ、少なくとも一種の化合物である請求項17
    に記載の方法。
  26. (26)反応混合物中におけるケイ酸及びホウ酸の各エ
    ステルのアルキル基がメチル、エチル、プロピル、イソ
    プロピル、ブチル、イソブチルであるものより選ぶ、少
    なくとも一種の化合物である請求項17に記載の方法。
  27. (27)反応混合物中のチタニウム、アルミニウムの各
    アルコキシド及びケイ酸、ホウ酸の各エステルの溶剤と
    して、かつその一部が有機テンプレート剤となり得るピ
    リジン、2−メチルピリジン、コリジン、ピロリジン及
    びピロリンより選ぶ、少なくとも一種の化合物である請
    求項17、25及び26に記載の方法。
  28. (28)反応混合物中のチタニウム、アルミニウムの各
    アルコキシド及びケイ酸、ホウ酸の各エステルのすべて
    、又はそれらの所望の配合よりなる反応混合物から縮合
    物を生成させ、その一部が生成物の構成員となる役割を
    有する化合物がホウ酸である請求項17、25及び26
    に記載の方法。
  29. (29)チタニウム、アルミニウムの各アルコキシド及
    びケイ酸、ホウ酸の各エステルを所望の配合で40〜1
    20℃好ましくは50〜70℃の温度において溶解させ
    、これに計算量のホウ酸を加え同温度において0.5時
    間〜30日間好ましくは3〜10日間反応させて生成物
    を得る請求項17、25、26及び28に記載の方法。
  30. (30)請求項29に記載の生成物より50〜150℃
    好ましくは約90℃の温度において、減圧下(5×10
    ^−^4Torr)で揮発物を除き固型物を得る請求項
    17に記載の方法。
  31. (31)チタニウム、アルミニウムの各アルコキシド及
    びケイ酸、ホウ酸の各エステルを、所望の配合で有機テ
    ンプレート剤の少なくともそのひとつであるピリジンに
    溶かし、これに計算量のホウ酸を加え、40〜120℃
    好ましくは50〜70℃の温度で0.5時間〜30日間
    、好ましくは3〜10日間時々撹拌しながら生成ゲルを
    熟成させる請求項17又は27に記載の方法。
  32. (32)請求項31に記載の熟成ゲルより、溶媒をロ過
    、遠心法又は減圧下(1×10^−^4Torr)で気
    化させ生成物より分離し回収、再利用することを特徴と
    する請求項17に記載の方法。
  33. (33)請求項30以降のいずれかに記載の生成物に4
    0〜98℃、好ましくは50〜60℃の水を加え同温に
    て放置し生成物中に未反応のまま残つているアルキルオ
    キシ基を加水分解することを特徴とする請求項17に記
    載の方法。
  34. (34)請求項33に記載の加水分解により得られる生
    成物をロ別し、所望により特定の形状に押しかためて得
    られた固型物を、約60℃で5〜48時間脱水乾燥する
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  35. (35)請求項34に記載の脱水乾燥した固型物を20
    0〜900℃、好ましくは450〜550℃の温度で2
    〜20時間、好ましくは10〜17時間焼成することを
    特徴とする請求項17に記載の方法。
  36. (36)周期率表の第4、6周期に属する金属元素を0
    .5〜30重量%、好ましくは5〜20重量%担持させ
    た請求項1から8までのいずれかに記載の組成物。
  37. (37)メタノールより150〜500℃好ましくは3
    20〜350℃において低級炭化水素を生成する反応の
    触媒である請求項1から16までのいずれかに記載の組
    成物。
  38. (38)メタノールより150〜600℃好ましくは2
    00〜370℃の温度において、主としてペンタンを生
    成する反応の触媒である請求項1から16までのいずれ
    かに記載の組成物。
  39. (39)高級炭化水素より350〜700℃、好ましく
    は450〜550℃の温度において、低級炭化水素を生
    成するクラッキング反応用触媒である請求項1から16
    までのいずれかに記載の組成物。
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