JPH01256537A - 湿潤性、剛性、ガス透過性で実質的に非膨潤性のコンタクトレンズ - Google Patents

湿潤性、剛性、ガス透過性で実質的に非膨潤性のコンタクトレンズ

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JPH01256537A
JPH01256537A JP1043362A JP4336289A JPH01256537A JP H01256537 A JPH01256537 A JP H01256537A JP 1043362 A JP1043362 A JP 1043362A JP 4336289 A JP4336289 A JP 4336289A JP H01256537 A JPH01256537 A JP H01256537A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンタクトレンズ及び眼内移植片のような眼
科的器具、特に、ポリシロキサン及びポリオキシアルキ
レンオキシド単位を含む骨格を有し、眼内使用雰囲気中
において、+al高酸素透過性5(b)良好な湿潤性、
(c)光学的な明澄性を示し、fdl水性膨潤性を実質
的に有さないことをはじめとする望ましい特性を有利に
混成して有するブロックコポリマー製のコンタクトレン
ズに関する。
眼内器具の製造において種々のタイプの物質を含有する
シロキサンを使用することは良く知られている。
しかして、米国特許筒3.996.187号、3゜99
6.189号、3.341.490号及び3,228.
741号において、充填剤を含有するポリ(オルガノシ
ロキサン類)から製造されるコンタクトレンズが記載さ
れている。このようなレンズは一般的に軟質であり、ま
た高い酸素透過性を有するものであるが、引裂強さ及び
引張り強度を増大させる(それを用いない場合は劣って
いる)ためにシリカのような充填剤を使用することが示
されている。また、このようなシリコーンラバーレンズ
は疎水性かつ親油性であることを特徴としている。
米国特許筒3.808,178号は、ポリシロキサニル
アルキルアクリlノートもしくはメククリレートエステ
ルとアルキルアクリレートもしくはメタクリレ−トエス
テルとのコポリマーから製造されるハードコンタクトレ
ンズを開示している。
該特許のモノマー及びポリマーは疎水性であり、ビトロ
キシエチルメタクリレートのような親水性物質に適合し
ない。
米国特許筒4.136.250号は、コンタクトレンズ
を製造するために用いることのできる、親水性(もしく
は親水性と疎水性との混合)モノマー約20〜約90%
と5ポリオレフイン系シロキサンマクロマー約10〜約
80%とのコポリマーのヒドロゲルを開示している0通
常、かかるヒトbゲルは約10〜約12%の膨潤度を有
すると記されている。しかしながら、かかるヒドロゲル
中に大量の水が存在するとかかる物質の酸素透過性が制
限されることが判明している。
米国特許筒4.153,641号は、関連する部分にお
いて、ビニル系基によって停止されたポリオルガノシロ
キサンのポリマー、あるいはこれと他のモノマーとのコ
ポリマーから製造されるコンタクトレンズに関する。そ
の中で例示された生成物は本質的に疎水性である。
米国特許第4.486,577号は、例えばコンタクト
レンズとして有用なポリマーを製造するための、少なく
とも2つのビニル基を含有するポリシロキサンマクロマ
ー約8〜70%と、水不溶性部分が少なくとも大半を占
めるモノマー30〜92%とのコポリマーに関する。
概して、従来のかかるコンタクトレンズ組成物は高い酸
素透過性を有しているとは言うものの、コンタクトレン
ズ業界で許容される表面湿潤度の点で親水性が不充分で
あるか又は、かかるコンタクトレンズが許容される湿潤
性を有するとしても、その親水性には水膨潤性が伴い、
最適な酸素透過性が制限される傾向がある。
本発明の目的は、ポリシロキサン及びポリアルキレンオ
キシド単位を含む架橋ブロックポリマーを用いることに
より、高度の表面温潤性を有し、かつ高度の酸素透過性
を有するが水性使用雰囲気中において実質的に非膨潤性
であるコンタクトレンズ及び眼内移植片のような眼科的
器具を提供することにより、当該技術のこれら及びその
他の欠点を克服することである。
本発明の更なる目的は、屈折率障害の形態の視覚障害を
、それを必要としている患者の眼に、このようなポリマ
ーの矯正コンタクトレンズを装着することによって矯正
する方法を提供することである6本発明のこれらの及び
他の目的は、以下の発明の詳細な説明によって明らかと
なる。
本発明のこれらの及び他の目的は、次式:%式%() (式中、X+及びx3は、それぞれ独立して、0〜25
であり、x2は1〜25であり;A1、A2、Bl及び
B2は、それぞれ独立して、それぞれが連結基によって
一方の側において停止されている。直鎖シロキサン、並
びに、珪素及び酸素から選択される6又は8個の環員を
有する環式シロキサンから選択され;L4及びL’は、
それぞれ独立して、単結合又は以下においてLl及びL
2が選択されるのと同様の群から選択される) の繰り返し単位S°を有するモノマーから製造されるポ
リマーによって実現される。
最も好ましい実施態様においては、式■の単位を有する
モノマーは、次式II: L’ −(D−A−Ll 、1− fs”)、 −(S
’−ビ1..−L”  (n )(ここで、L゛及びL
”は末端停止されたポリマー基であり;L”は単結合又
は連結基であり:Dは一〇−1−NH−又は−N(低級
アルキル)−あるいは単結合でありal及びB2の一方
は0であり、他方はlであり:S゛°は、次式111: %式%() れぞれ以下に定義するとおりであり;Soはそれぞれ上
記に定義したような式Iのものであり;Aはそれぞれポ
リ低級アルキレングリコール基である) のものである。
上記に定義したモノマーをポリマー材料に重合し、これ
を次に、剛性のガス透過性コンタクトレンズ又は他の器
具に加工することができる。
本発明の一態様は、次式III ニ ー(S’−L−D−A−L)、−(II+)[ここで、 Dは、それぞれ独立して、−〇−及び −N(R1(ここでRは水素又は低級アルキル、例えば
01〜C4アルキル、好ましくは水素又はメチルである
)から選択され; aは1−10の整数であり; Lは、それぞれ独立して、−B G B ’−1−G−
1−BG−又は−GB−であり;Soは、それぞれ独立
して、次式■ニ ーL’iA’lつ、−(B ” A”)、□−(B ’
)。−L’−(I)のセグメントであり: (ここで、 xl及びx3はそれぞれ独立して0〜25の整数であり
: x2は1〜25の整数であり; A’、A”、B’及びB2は、それぞれ独立して、 [a)  次式IV + の直鎖シロキサン、及び、 (bl  次式V; の環式シロキサンから選択され(但し、A’はB2と同
一ではなく、B’はA2と同一ではなく、B2とA2と
は同一ではない);R1は、それぞれ同一であっても異
なっていてもよく: R2は、それぞれ同一であっても異なっていてもよく: x4、x a 、 x 8及びX′。は、それぞれ独立
して、O〜25であり: x7、xl及びxl2は、それぞれ独立して、1〜25
であり: ×8及びx9は、それぞれ独立して、0又はlであり: R’及びR2は、それぞれ独立して、 (aal  それぞれが非置換であるか又はハロゲン、
好ましくはフルオロもしくは01〜C,アルキルによっ
て置換されている、C1〜CI6アルキル及び炭素原子
数12以下のアリール; (ab)  ハロゲン、好ましくはフルオロ;及び、 (ac)  次式v■: − (OSl) * + s−R’        (
V[)(式中、R3は、それぞれ独立して、 C,−C,、アルキル、 −03i (R’) s又は
C6〜C1□アリールであり、R6及びR4は、それぞ
れ独立して、01〜C4アルキル、06〜CI□アリー
ル、エポキシ、ハロゲン、ヒドロキシC,−C,アルキ
ル、アミノ、アミノC,−C4アルキル、ヒドロキシ、
イソシアナト及びインチオシアナトから選択され、x 
I 3は、1〜12、好ましくは1〜5、より好ましく
はl又は2である) から選択され: R3は、次式v■ニ ーW−(G−W+、、 −(Vll) (式中、B3は0又はlであり;Wは、それぞR’ R
8 び−0−から選択され、B3が1の場合には、子に結合
しているWの原子は、飽和炭素原子か酸素原子のいずれ
かであり;R6は、それぞれ独立して、水素又は低級ア
ルキル、好ましくは水素又はメチルである)の連結基で
あり: Ll及びR2は、それぞれ、 (ba)  2個の珪素原子に結合している場合には式
vnの基、及び (bb)  2個の珪素原子に結合していない場合には
、Wが珪素原子に結合している次式■ニ ーW(G−Jl、、 −(■) の基 (ここで、B4は0又はlであり:Wは上記に定義した
とおりであり:Jは、単結合、び−NR−C−NR−か
ら選択される)μ から選択され。
L4は、独立して、単結合並びに式v■及び式■の基か
ら選択され; L5は、独立して、単結合並びに式v■及び式■の基か
ら選択され: Gは、 −NR−C−NR−から選択される中断基によって中目 断されていてもよく、2価の基が低級アルキルによって
置換されていてもよい炭素原子数25以下の2価脂肪族
連結基; fiil  それぞれが、その非環式部分、又は、その
環式部分と非環式部分との間において、上記filにお
いて示したように、中断単位によって中断されていても
、又は置換基によって置換されていても、あるいは中断
及び置換されていてもよい、2価の5〜7員脂環式基、
2価の5〜7員脂環基−01〜CI8脂肪族基及び2価
のC1〜CIll脂肪族−5〜7員脂環基−C,−C,
、脂肪族基; (iiil  非置換であるか、又は、ハロゲン、01
〜C4アルキル、C,−C,□ベルハロアルキル、アミ
ノ、カルボキシ、C1〜C4アルコキシカルボニル、ア
ミノカルボニル、C,−C,アルキルアミノカルボニル
ジ(C、−C4アルキル)アミノカルボニル及び次式I
X: (式中、R6は0又はlであり;R6が0の場合には、
R7及びR”の一方は水素であり。
他方はメチル又は水素であり;R6が1の場合には、R
7及びR’の両方が水素であり;R6は60以下、好ま
しくは25以下の整数である) から選択される置換基によって置換されている2価のC
0〜Ca8アリーレン: fiv)  それぞれが、中断されていないか、あるい
は、そのアルキル部分中又はアルキル部分とアリール部
分との間で上記(i)において示した中断基によって中
断されており、また、かかる非中断及び中断アラルキル
及びアルカリール基が、それぞれ、非置換であるか、又
は、アリール■1において(iiilにおいて示したよ
うに置換されており及び/又はアルキル部分において(
ifにおいて示した置換基によって置換されている、7
〜25個の炭素原子を有する2価のアラルキル又はアル
カリール:及び、 ′(V)  アリファチル部分が中断されていないか又
は上記[i)に示した中断単位によ−〕で中断されてお
り、アリファチル基の一方とアリール基との間において
上記(ilに示した中断基によって中断されていてもよ
(、また、非置換であるか又はト記(1)に示した置換
基によって置換されており、アリファチル基が非置換で
あるか又は上記(i)に示した置換基によって置換され
ており、及び/又は、アリール部分が非置換であるか又
は上記(iiil に示した置換基によって置換されて
いる、2価のアリファチルーアリールーアリファチル(
ここで、アリファチル炭素原子の数は40以下、好まし
くは25以下であり、アリール部分は06〜CI4であ
り、アリファチル部分はそれぞれアルキレン、アルケニ
レン又はアルキニレンである); からなる群より選択され: Aは、それぞれ独立して、次式X: (ここで、 b、d及びfは、それぞれ独立して、0〜4、好ましく
は0又はlであり、qは1〜1000の数であり、x、
y及びZは、それぞれ独立して、0〜100(但し、x
、y及びZの少なくとも−は少なくともlであり、(x
+y+zl X qは4〜1000、好ましくは4〜2
50、より好ましくは4〜100である)であり; R”、R”、)’(13〜F(16、R19〜R22、
R2s及び11(26は、それぞれ独立して、水素、ハ
ロゲン(好ましくはフッ素又は塩素、より好ましくはフ
ッ素)、非置換C,−C,6アルキル、置換C,−C,
、アルキル、非置換02〜C+aアルケニル及び置換0
2〜CI6アルケニルから選択される基を含有する脂肪
族、芳香族、もしくは複素環からなる群より選択され、
ここで、上記アルキル及びアルケニル置換基は独立して
、C,−C,、アルコキシカルボニル、02〜CI8フ
ルケニルオキシ力ルボニル、フルオロ、炭素原子数lO
以下のアリール、C2〜Cl 8、好ましくはC3〜C
8アルコキシ、ホルミルオキシ、C2〜C+aアルカノ
イルオキシ、炭素原子数10以下のアリールオキシ、0
3〜C6アルケノイルオキシ、炭素原子数11以下のア
ロイル、炭素原子数11以下のアロイルオキシ、03〜
Caシクロアルキル、C1〜C8シクロアルコキシ、0
3〜CIIシクロアルキル−カルボニルオキシ、C1〜
C8シクロアルコキシ−カルボニル、炭素原子数7以下
のオキサシクロアルキル、炭素原子数7以下のオキサシ
クロアルコキシ、オキサシクロアルコキシ(炭素原子数
7以下)−カルボニル、オキサシクロアルキル(炭素原
子数7以下)−カルボニルオキシ及びアリール(炭素原
子数10以下)−オキジカルボニルから選択され、また
、該アルキル及びアルケニル置換基の各々は、それぞれ
、非置換であるか又は01〜C6アルキル、フルオロも
しくはC8〜C6アルコキシ(但し、このアルコキシは
他の酸素原子と既に単結合している炭素原子に結合して
いない)によって置換されており: R”、R”、R13〜R”、R”〜F(22、R”及び
R26は更に独立して、それぞれが非置換であるかある
いは上述の該R9アルキルの置換基の群から選択される
置換基によって更に置換されている、炭素原子数IO以
下のアリール、03〜C8シクロアルキル及び炭素原子
数7以下のオキサシクロアルキルから選択され; R1、R12、R17、Rla、  R23及びR24
はR’に関して上記したものと同様の基から選択され: F(II、R目、R”I  R”、R23及びR24は
、更に独立して、それぞれが非置換であるか又はフルオ
ロ、炭素原子数lO以下のアリールもしくはC,〜C1
6アルコキシによって置換されている、C1〜C+aア
ルコキシカルボニル、C8〜C16アルケノイルオギシ
、02〜C16アルケニルオキシカルボニル及びC3〜
C18アルカノイルオキシから選択され、R目、R”、
Rl?、R”、R23及びR”は、更に独立して、それ
ぞれが非置換であるか又はフルオロ、01〜C6アルキ
ルもしくはC9〜C,アルコキシによって置換されてい
る〔但し、分子の残部への連結基としての単結合酸素原
子を有する置換基はいずれも、他の酸素原子と単結合し
ている同一の炭素原子上の置換基ではない)、炭素原子
数lO以下のアリールオキシ、炭素原子数8以下のシク
ロアルコキシ、シクロアルキル(炭素原子数8以下)−
カルボニルオキシ、シクロアルコキシ(炭素原子数8以
下)−カルボニル、炭素原子数11以下のアロイルオキ
シ、炭素原子数7以下のオキサシクロアルコキシ、炭素
原子数7以下のオキサシクロアルケニルオキシ、オキサ
シクロアルコキシ(炭素原子数7以下)−カルボニル、
オキサシクロアルキル(炭素原子数7以下)−カルボニ
ルオキシ及びアリールオキシ(炭素原子数IO以下)−
カルボニルから選択され; あるいは、R9〜R2Bから選択される2つの隣接する
基は、それらが結合している原子と共に5〜8員のシク
ロアルキル、オキサシクロアルキルもしくはビシクロア
ルキル環を形成していてもよい) のセグメント(但し、式Xの各単位中の末端酸素は−N
 (R1−によって置換可能である)である] のセグメントS°°を有する反応性モノマーの架橋ポリ
マーから製造される、水性根内涙液中において非膨潤性
である、光学的に明澄で、加水分解に対して安定で、生
物学的に不活性で、湿潤性で酸素透過性の眼内器具、例
えばコンタクトレンズに関する。
上記において、単独あるいは他の基の一部として記載さ
れたすべてのアルキル基は、好ましくは、メチル、エチ
ル、プロピル及びブチル、特にt−ブチル(但し、アリ
ール環上の隣接基がそれぞれt−ブチルではあることは
ない)のようなC1〜C4アルキルである。これらのア
ルキル基は直鎖もしくは分岐鎖であってよい。アルキル
が、フェニル環上の置換基である場合は、パラ位に結合
しているのが好ましい。単独のあるいは他の基の一部と
しての好適なアルケニル基は、エチニル、プロペニル及
びブテニルのようなC2〜C4アルケニルである。(単
独のあるいは他の基の一部としての)好適なアリール基
は、フェニル及びナフチル、更に好ましくはフェニルで
ある。
好適なアリール基は更に、01〜C4アルキル、より好
ましくはt−ブチルによって、最も好ましくはパラ位に
おいて置換される。ハロゲンはりロワ、ブロモ、ヨード
もしくはフルオロであってよい。
好ましくは、b、d及びfは、独立して、0〜3、更に
好ましくは0〜2、最も好ましくは0もしくはlである
。環状基が示される場合は常に、炭素環又は複素環のい
ずれであっても好適には5〜6個の環員を有し、複素環
の場合は好ましくは環員として炭素原子と1つの酸素原
子のみを有する。
ビシクロアルキルは、式Xのセグメント中の2つの隣接
するR基が一緒になって環を形成し、そのうちの1つが
すでにシクロアルキル基である場合の基を意味すると理
解される。言いかえれば、2つの対のR基及びそれに結
合している炭素原子から構成される融合理系が得られる
。例えばR”がシクロプロピルでありR1Gがメチルの
場合、RQ及びR10は結合している炭素原子と共に(
2,l、0)シクロベント−2,2−ジイルとなること
ができる。
式Xにおいてbが1より大の場合、複数のR11及びR
12基は同一でも異なっていてもよいが、すべてのR1
が同一であり、すべてのR12が同一であることが好ま
しい。同様のことが、d、R”及びRIll:並びにf
、RB3及びR24に関してもあてはまる。
好ましくは、b、d及びfは、それぞれ独立して、0〜
2の整数、最も好ましくは0又はlである。
本発明の一態様においては、R9〜R13、R111”
−R”及びR”〜R”はそれぞれ水素である。好ましく
は、置換基R14、Rgo及びR”は、炭素原子数16
以下のアルキル;炭素原子数8以下のアルコキシもしく
はフルオロで置換された、炭素原子数16以下のアルキ
ル;非置換であるが又はフルオロ、炭素原子数6以下の
アルコキシもしくは炭素原子数6以下のアルキルで置換
されたフェニル;フェニル環が非置換であるか又はフル
オロ、炭素原子数6以下のアルコキシもしくは炭素原子
数6以下のアルキルで置換されたベンジル;シクロヘキ
シル;あるいは環炭素原子4又は5個を有するオキサシ
クロアルキルである。
式I及び式Ifの単位を有する反応性モノマーは、好ま
しくは、次式II: L’ −(D−A−Ll m+ −(S”lc−(S’
−11,2−L”  (n )[式中、 al及びC2の一方は0であり、他方は1であり; S” 、D、A、S’及びLは上記に定義したとおりで
あり; Cはl−10(但し、axcは1〜10である)であり
; Loは単結合又は結合基−G−であり;Lo及びL”は
、それぞれ独立して、Hlあるいは、P’−2P ’−
B−1P ’−B G−1P ’−G B−及びP ’
−B G B ’−(ここで、B、G、B’は上記に定
義したとおりであり、P。
は、エチレン系不飽和基であるか、又は、アミノ、ヒド
ロキシ、イソシアナト、インチオシアナト、カルボキシ
、無水カルボン酸、カルボン酸ハロゲン化物、好ましく
はカルボン酸塩化物、エポキシ、もしくは、好適な架橋
剤と共反応させるかもしくは化学線を照射すると架橋さ
せることができる架橋性基を有する他の基である)であ
る] のものである。
非常に有利な下位概念は、Aが次式x■:(式中、b、
d、f、q、x、y、z、R14、R20及びRxaは
上記に定義したとおりである) のものである式IIのポリマーから製造される、湿潤性
で非膨潤性の眼科的器具、好ましくはコンタクトレンズ
に関する。
式XIを有する極めて有利な2つの実施態様があり、こ
れらは次式X[: (式中、nはb+1.mはd+l、pはf+1であり:
n、m及びpは、それぞれ独立して、好ましくは1〜3
、更に好ましくはlもしくは2、最も好ましくはlであ
り:x、y、z及びqは上記定義と同様であり、R14
及びR”は、水素であるか、あるいは、一方が、好まし
くは両方が、脂肪族、芳香族もしくは複素環式基、好ま
しくは、炭素原子数6以下のアルキル:炭素原子数6以
下のアルコキシもしくはフルオロで置換された、炭素原
子数6以下のアルキル:非置換であるか又はフルオロ、
炭素原子数6以下のアルコキシもしくは炭素原子数6以
下のアルキルで置換されたフェニル;そのフェニル環が
非置換であるか又はフルオロ、炭素原子数6以下のアル
コキシもしくは炭素原子数6以下のアルキルで置換され
たベンジル;4又は5の環炭素原子を有するシクロヘキ
シルあるいはオキサシクロアルキルである) あるいは次式XI: (式中、n、m、p、x、y、z及びqは式別に関して
上記で定義したものと同様であり、R2Gは、好ましく
は式別のR”と同様の群から選択される。) のいずれかで示される。
上記記載において、x、y及びZの単位は、ブロックセ
グメントにおいて無作為に、あるいは交互に配置される
ものと理解すべきである。
他の好ましい態様は、Zが0である式X1.X[I及び
雁に対応するものである。
望ましくは、製造されたポリマー中の式X又はXlのポ
リマーセグメントは、主として、好ましくは実質的に、
酸素透過性を減少せしめる傾向を有する基であるポリマ
ー内部のヒドロキシル基を有さない。
形成されたポリマーの外表面上の遊離水酸基は、ポリマ
ーマトリックス中へ水を吸収することなしに湿潤性を高
めるものと思われる。しかしながら、実際に高酸素透過
度を有するコンタクトレンズを製造したい場合には、完
成ポリマー中に有る遊離水酸基の数は実質的に少い方が
更に好ましい。存在する望ましくない過剰の遊離水酸基
をブロックする好適な手段は、それらを発色基と相互作
用させることである。
これらの実施態様において有用な代表的な発色基として
は、American Hoec11st社製造のRe
mazolの商品名で当業界において公知のヒドロキシ
反応性染料が挙げられるが、これらに限定されるもので
はない、特に有用なRemazol染料を下表に例示す
る。
一5O2−CH2CH20−3O3θ の基を有し、これはポリマーもしくは千ツマ−の水酸基
と反応し、次式: 染料−3O□−C1,−CH2−0−ポリマー、又は、
C11゜ ■ 染料−8O□−CH−0−ポリマー で示される基、好ましくは前者を与える。このような方
法で、過剰の遊離水酸基が処理され、同時に着色コンタ
クトレンズが得られる。モノマーを式Iの構造中に導入
する前又はその後に、発色基又は発色剤を用いることが
できる。これら過剰の水酸基を処理する他の方法は、こ
れらの存在を利用して、種々の度合及びタイプの交差結
合を形成することである。
式■の基を有するモノマーがエチレン系不飽和基を有す
る場合には、上記記載の他の特性を実質的に変化させる
ことなく最終生成物の親水性を向上させるためにビニル
系コモノマーがしばしば用いられる0通常、かかるコモ
ノマーが、次式:%式% のポリエチレングリコール類、又は、次式:(上の式に
おいて、gは1〜25であり、R28は水素又はメチル
であり、Hatは、CI2・CH−1CH2C(CH,
)−又は他のUV硬化性もしくは付加重合性もしくは縮
合重合性基である) のピロリドン類である場合、得られるポリマーは、従来
のものよりもより親水性となるが、Dkはコモノマーが
存在しない場合と実質的に同程度のものとなる。用いる
ことのできる他の親水性コモノマーは、Frank M
o1ock、Richard Robertson及び
Kai Suによって発明された、「親水性調節モノマ
ー(HYDR叶旧LICMODIFIERMONOME
R5IJと題された共に審査中の米国特許出願において
開示されている。
通常、存在させる場合には、疎水性ビニル系コモノマー
は、得られるポリマーの約2〜約80重量%、好ましく
は70重量%以下、より好ましくは50%以下の量で用
いる。存在させる場合には、親水性コモノマーは、得ら
れるポリマーの約2−約15重量%の量で用いる。有利
には、式II+の単位を有する化合物が8000を超え
る分子量を有する場合には、5%以下のビニル系コモノ
マーを用いる6通常、式I11の単位を有する化合物が
約4000以下の分子量を有する場合には、10重量%
以下の親水性ビニル系コモノマーを用いることができる
0式別の化合物が4000〜8000の分子量を有する
場合には、親水性ビニル系コモノマーの最大量は、5〜
lO重量%である。
Rb  R” (式中、R”及びR′′は以下に定義するとおりである
) であるか、又はかかる基を有する場合(即ち、OCH。
とも約50重量%、好ましくは約30重量%以下、最も
好ましくは約10重量%以下の他のビニル系コモノマー
の存在下又は非存在下で式IIのモノマーを架橋するこ
とができる(但し、かかるコモノマーは、最終生成物に
おいて実質的にヒドロキシ基を有さないものである)。
R”及びRbは、それぞれ独立して、水素、低級アルキ
ル、好ましくはメチル又はシアノである。
Poがビニル系基を有さないが、架橋に関与する場合、
Poは例えば活性な水素を含有する。かかる場合におい
ては、好ましくはPoは0H1NHRc (ここでR’
は水素もしくは低級アルキルである。)、BもしくはB
oのカルボニルに直接結合している残基、そのように結
合していない場合は通常のアシル残基、5CN−もしく
は0CN−で完結せしめられる。次に、架橋は、通常、
2−もしくは多官能性共反応性モノマーとの縮合又は付
加によって行なわれる0例えば、PoがOHの場合、共
反応性モノマー官能基は、−NHRc、−COOHlO
CN−1SCN−などであり;PoがNHRcである場
合、反応性コモノマー官能基は通常のアシルもしくは通
常の残基に結合したアシルであり:また、Poが0CN
−もしくは5CN−を有する場合、反応性コモノマー官
能基はOHであってよい、同様に、Poもしくは共反応
性モノマーとして記載された他の共反応性官能基は(P
oの一部として記載されたものは共反応性モノマー上に
、共反応性モノマーの一部として記載されたものはPo
の一部に)入れ替わってもよい。
縮合に好適なビニル系コモノマー及び共反応性モノマー
を以下に示す、しかしながら、ここに列挙したものがす
べてではなく、これらの修正、追加及び変更もまた使用
できることが当業者に理解されるであろう。
Lo及びL”のいずれか一方もしくは両方が水素、又は
Poが水素であってPoで停止されている場合、少なく
とも一つの更なる架橋可能な部分がG、R’、R”又は
R9〜Rza基の1つとしてもしくはこれらの基の1つ
の置換基として存在しなければならない、このような架
橋性基は、L。
及びL”の一方もしくは両方がその中に架橋性基を有し
ている場合においても、1以上のG、R’、R2又はR
”上の置換基として、又はこれらの代りに存在すること
ができる。しかしながら、最終架橋ポリマーの架橋度は
、20%以下、好ましくは10%以下、より好ましくは
5%以下、更に好ましくは1〜4%、最も好ましくは2
〜・3%の範囲内であるべきである。
式Iのモノマーから製造されるポリマー中において、A
基の20〜70%以下、好ましくは50%以下はポリエ
チレングリコールである。
A単位の数、鎖の長さ及びポリオキシエチレンセグメン
ト上の置換基の性質は、式Iの化合物のポリマーにおい
て望まれる湿潤度によって決定される。概して、ポリマ
ーはその表面特性において、20℃において60″未満
、好ましくは40°未満、より好ましくは25°未満、
更に好ましくは15°未満、最も好ましくはlO°未滴
の蒸留水との接触角を示すような、十分な親水性を有さ
なければならない。
シロキサン単位の数が大きくなるほど、概してより多数
のオキシアルキレン単位が、接触角を減少せしめて上記
限界内にするために必要とされる。
更に、大過剰の非置換オキシエチレン単位は、ポリマー
を膨潤性にする傾向があるので避けなければならない、
水を吸収すると、ポリマーの酸素透過性は大きく減少す
る傾向を有する。有利には、本発明のポリマーは、約1
0重量%未満、好ましくは約5重量%未満、最も好まし
くは3重量%未溝の水を吸収する。
少なくとも25°未満、より好ましくは15゜未満、最
も好ましくは10°未溝の接触角を示すこれへのポリマ
ーが極めて好ましい。
好適な架橋ポリマーは、実質的に、R’及びR2がメチ
ルであり、 (x4+xll)×xe′が2〜20であ
り;Aが式Xtのものであり:b、d及びfが0であり
;x”、R”、及びR”が、独立して、炭素原子数8以
下のアルキルであり:  (x+y) X qが4〜4
0であり、Poが、式: −CH=Cj(2にこて、R
′″は水素又はメチルである)である式Iのジビニル系
モノマ〜のポリマーからなるものである。
次式XIV: R”     R”−C=CH2 にの一方はlであり、他方は0であり;R1は水素もし
くはメチルであり;L内のWは、それぞれ、炭素原子数
6〜15の2価アリーレン基、2価の06〜C1゜アリ
ーレン−アミノカルボニルオキシ−C2〜C6アルキレ
ン又は2価のC3〜C4脂環基であり:B及びBoは、
それぞれ、炭素原子数1〜6のアルキル、あるいはそれ
とR”が水素である単位との混合物(ただし、好ましく
はR1は該単位の約75%以下、更に好ましくは50%
以下、より好ましくは30%以下において水素である)
であり;Xは、それぞれ、6〜200、好ましくは4〜
75、より好ましくは6〜70、更に好ましくは8〜6
6であり:Vは2〜66、好ましくは2〜25、より好
ましくは2〜20であり:1及びhは、独立して、2.
3又は4であり:aは、1−10、好ましくは1〜8、
より好ましくは1〜6、更に好ましくは1〜4、最も好
ましくは1〜2の整数である1 の反応性ビニル系モノマーのポリマーが極めて有利であ
る。
この極めて有利な態様において、R’は最も好ましくは
メチルであり:Gは最も好ましくは一フェニレンー1−
C1,CH20CONH−フェニレンもしくは=CH,
CH,0CONH−トリレン−であり;82gはメチル
であり;Xは最も好ましくは60〜66であり:■は最
も好ましくは15〜20であり:aは最も好ましくは1
〜3であり;には最も好ましくはOであり;eは最も好
ましくはlである。
この態様において、好ましくは、Qは−C=CH。
R& (ここで、R1はメチルである)であり、Lは−BG−
又は−GB−(ここで、Gはフェニレンであり、Bは−
NHCO−である)であり、Dは酸素又は単結合であり
、Rx9はメチルであり、Xは60〜66であり、h及
びiはそれぞれ2であり、Vは15〜20であり、al
はlであり、kはOであり、aは1〜3である。
基が、それぞれ1次式: (式中、R80は炭素原子数1〜4のアルキル、最も好
ましくはメチルであり、Sは約6〜約200、好ましく
は約25〜約100、最も好ましくは約50〜約75で
ある) のものである成層のモノマーからのポリマーである。
(式中、Xoは約2〜約20であり、x”は約8〜約1
00であり、Xoは約4〜約80である)のものである
成型のモノマーによるポリマーも極めて好ましい、他の
重要な態様は、x”の値が少なくともXo又はX゛°の
値の約2倍であり、R”が炭素原子数1〜4のアルキル
、好ましくはメチルであることを必要とする。
式IIの反応性ビニル系モノマーは通常の重合条件下で
特徴的に重合して架橋ポリマーを形成することができる
所望の場合は、モノマー反応混合物は触媒量の通常の重
合触媒、好ましくは遊離基触媒を含有していてもよい、
過酸化水素、過酸化ベンゾイル、tert−ブチルベル
オクトエートもしくはアゾビス(イソブチロニトリル)
のような通常の過酸化物及びアゾ触媒が特に重要である
重合は一般的に、約20〜約150℃の温度で約1〜約
24時間の間貸なわれる。このような反応における時間
と温度とは反比例すると理解される。したがって、温度
範囲の上限の温度を用いると、反応時間は時間範囲の下
限付近になる。好適には、重合はUV光のような化学放
射線の存在下で行なわれる。
ポリマー混合物の性質によって、このような重合によっ
て得られたポリマーを、例えば約60〜約150℃のよ
うなや\高温下で後硬化することが望ましい。
コンタクトレンズを製造するためには、ポリマー混合物
をレンズの形状に直接成形するか、又は重合を小さい円
筒状もしくは「ボタン」の形状のような、更なる加工に
好都合な形状を有する成形型中で行なってから機械加工
処理を行なうことができる。
少量の、すなわち50重量%未満、好ましくは30重量
%以下、最も好ましくは約10重量%以下の通常の共重
合性ビニルモノマーを、増量剤又は親水性調節剤などと
して、本ポリマーの製造においてコポリマー成分として
用いることができる。好適なビニルモノマーとしては、 H、C=C−C0OR” (式中、R”は水素又はメチルであり、R12は、非置
換の、あるいは、1以上の、炭素原子数12以下のアル
コキシ、アルカノイルオキシもしくはアルキル、又はハ
ロゲン、特にクロロもしくは好ましくはフルオロによっ
て置換された20個以下の炭素原子を有する、直鎖もし
くは分岐鎖の脂肪族、脂環式もしくは芳香族基、あるい
は、2〜約100単位の03〜C2ポリアルキレンオキ
シである) のアクリレート類及びヌククリレート類:H2C=C−
CONHR32 (式中、R31及びR32は上記に定義したとおりであ
る) のアクリルアミド類及びメタクリルアミド類:次式: %式% (式中、R32は上記に定義したとおりである)のビニ
ルエーテル類; 次式: %式% (式中、R32は上記に定義したとおりである)のビニ
ルエステル類; 次式: %式% C式中、R”は上記に定義したとおりである)のマレエ
ート類及びフマレート類;及び、次式: %式% (式中、R”及びR″2は上記に定義したとおりである
) のビニル系置換炭化水素が挙げられる。
有用なモノマーとしては、例えば、メチル−、エチル−
、プロピル−、イソプロピル−、ブチル−、エトキシエ
チル−、メトキシエチル−、エトキシプロピル−、フェ
ニル−、ベンジル−、シクロへキシル−、ヘキサフルオ
ロ−、イソプロピル−もしくはn−才クチル−アクリレ
ート及び−メタクリレート、並び番ζ対応するアクリル
アミド及びメタクリルアミド;フマール酸ジメチル、マ
レイン酸ジメチル、フマール酸ジエチル、メチルビニル
エーテル、エトキシエチルビニルエーテル、酢酸ビニル
、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、アクリロニト
リル、スチレン、α−メチルスチレン、l−ヘキセン、
塩化ビニル、ビニルメチルケトン、ステアリン酸ビニル
、2−ヘキセン及び2−エチルへキシルメタクリレート
が挙げられる。
実質的にDkを低下させることな(親水性を向上せしめ
るための親水性調節剤としては、ビニルコモノマーは、
N〜(ビニル含有基)−ピロリドン又はポリオキシエチ
レン(繰返し単位1〜25個)アクリレート又はメタク
リレート、あるいは、Frank Mo1ock、 R
ichard Robertson及びKai Suに
よって発明された、[親水性調節剤(HYDROPHI
LICMODIFIERMONOMER3)J と題さ
れた共に審査中の米国特許出願において定義されている
千ツマ−であってよい、かかる親水性調節剤は、式!■
の化合物の約10重量%を超えて存在してはならな(/
1゜ 最も好ましくは、本ポリマーは、親水性調節剤でないか
かる通常のビニルモノマーのコポリマー単位を含まない
式IIのビニル系モノマーは、それ自体が公知の方法に
よって製造することができる。
例えば、式IIのジビニル系モノマーを含有するシロキ
サン/ポリアルキレンオキシドは、式H−(S’)−H
(式中、−8°−は上記で定義したような式Iの基であ
る)のシロキサンを、−X−もしくは−X−Y−基を有
する十分量の2官能性反応性基含有化合物(ここで、該
2官能性反応性基は、イソシアネート;無水物、酸ハロ
ゲン化物もしくはカルボキシエステルのような活性カル
ボキシであるか、あるいはハロゲン化物イオン、スルフ
ァトなどのような残基である)と反応させて、対応する
、反応性基を含有する末端停止誘導体を形成することに
よって製造することができる。
得られた末端停止シロキサン誘導体を、次に、式: H
O−(AiH(式中、−Amは上記の式Xの基である)
のポリオキシアルキレンジオールと反応させ、対応する
ポリオキシアルキレン−シロキサン−ポリオキシアルキ
レンジオールを形成することができる。このジオールを
、次に、末端にH、C=C(R”1−L−成分を有する
反応性基含有ビニル系モノマ−(ここで、該反応性基は
、イソシアネー ト:無水物、酸ハロゲン化物もしくは
カルボキシエステルのような活性カルボキシであるか、
あるいは、ハロゲン、スルファトなどのような残基であ
る)と反応させ、aが1である対応するジビニル誘導体
を形成することができる。
一方、上述のポリオキシアルキレン−シロキサン−ポリ
オキシアルキレンジオール類を更に逐次、−BG−もし
くは−B G B ’−D−基を有する更なる2官能性
反応性基含有化合物と反応させて、対応する2官能性反
応性末端停止誘導体を形成させ、それを更に式:H−(
S“l−Hのシロキサンと反応させることができる。こ
のようにして繰返し基の単位の値に対応して、かわりの
ポリオキシアルキレン/シロキサン単位含有ジオール類
を連続的に形成することができる。次に、これを、末端
に82C=C(R”)−L−成分を有する反応性基含有
ビニル系モノマーによって末端停止するか、あるいは、
十分量の2官能性反応性基含有化合物と反応させそれを
例えばイソシアネート等のような反応性基によって末端
停止し、次にこれを、ビニル系アミンもしくはアルコー
ルのような適当なビニル含有化合物、あるいは、架橋性
基を有する他の共重合可能なモノマーと反応させ、式I
Iの対応する化合物を得ることができる。
もちろん、式:H−(S’l−Hのシロキサンによって
開始し、aが所望の値となるように交互に連続して形成
するかわりに、式: HO−(AiHのポリオキシアル
キレンジオールによって開始し。
これを2官能性反応性基で末端停止し、シロキサンジオ
ールで所望の値が得られるまで縮合し、上記記載のよう
にジオールをビニル系基で完結させてもよい。
上記反応性ビニル系モノマーは、通常の重合条件下で特
徴的に重合する。これらビニル系モノマーでビニル基を
1つしか含有しないものにおいて、微量の、例えば式I
Iのモノマーを基準として約0.O1〜約5重量%の通
常の架橋剤を用いてもよい、好適な架橋剤としては、ア
クリル酸及びメククリル酸アリル、ジメタクリル酸エチ
レングリコール、ジメタクリル酸ジエチレングリコール
及びジメタクリル酸プロと1ソングリコールのようなジ
アクリル酸及びジメタクリル酸アルキレングリコール及
びポリアルキ1ノングリコール;トリアクリル酸トリメ
チロールプロパン、テトラアクリル酸ペンタエリトリト
ール:ジビニルベンゼン;ジビニルエーテル:ジビニル
スルホン:ジアクリル酸もしくはジメタクリル酸ビスフ
ェノールA:メチレンビスアクリルアミド、フタル酸ジ
アリル;トリアリルメラミン及びジアクリル酸及びジメ
タクリル酸へキサメチレンのようなジオレフィン系モノ
マーが挙げられる。同様に、式11及び順のジビニルモ
ノマーの重合において、所望の場合はかように微量の架
橋剤を用いてもよい。
式11のモノマーが遊離のヒドロキシ、インシアナト、
カルボキシもしくはアミノ基を有する場合は、好適な架
橋剤は、2以上の鎖を結合せしめる付加もしくは縮合反
応物を形成する2官能もしくは多官能性共反応性基を含
む。
所望の場合は、モノマー反応混合物は触媒量の通常の触
媒、好ましくは遊離基触媒を含有していてもよい、過酸
化水素、過酸化ベンゾイル、tert−ブチルベルオク
トエート、過酸化ベンゾイルもしくはアゾビス(インブ
チロニトリル)のような通常の過酸化物及びアゾ触媒が
特に重要である。
前記の反応は概して直接的に進行する付加反応もしくは
縮合反応であり、具体的には反応に係わる種の相対的反
応性により約−10〜約lOO°Cの反応温度で、不活
性希釈剤の存在下もしくは不存在下で、所望により、も
しくは適当な場合は、場合によって付加重合用もしくは
縮合重合用触媒の存在下で行なうことができる6例えば
イソシアネートもしくは酸ハロゲン化物とジオールとが
係わる反応については、随意に使用される好適な触媒と
してはピリジン及びトリエチルアミンが挙げられる。
式:H−(S’)−Hのシロキサンのいくつかは当該技
術において公知であり、多くのものが市販されており容
易に人手可能である。
また、式: HO−A−Hのポリオキシアルキレンジオ
ール類も公知であるか又は公知の方法によって製造する
ことができる。
したがって、式:HO−A−Hのポリオール類は、−射
的に、xqモルの次式XV[:(ここで、R9〜R14
、b、x及びqは上記と同義である) のエポキシドと、yqモルの次式XVII:(ここで、
II(,1fi〜R20、d、y及びqは上記と同義で
ある) のエポキシド、及びzqモルの次式X■;(ここで、R
21,−R21%、f、z及びqは上記と同義である) のエポキシドとの、場合によっては通常のアルキル化触
媒の存在下、大気圧から約3.000kPaゲージ圧ま
での加圧下、O〜約130℃の1品度、場合によっては
不活性希釈剤の存在下での付加反応によって製造される
。所望の場合は、エポキシド類の反応の前に、14個以
下の炭素原子を有する脂肪族、芳香族もしくは脂環族の
アルコール、酸もしくはアミンを反応混合物に加えて、
基りを末端基とする対応するモノオール類を調製しても
よい。
種々のエポキシド類の混合物を用いて式:HO−A−H
のポリオールを得る場合は、エポキシド間の反応を、エ
ポキシドを混合することによって行ない、ランダムなコ
ポリマーもしくはクーポリマーなどを得ることができ、
あるいは、添加を逐次に行なって、末端水酸基を有する
ブロックコポリマーを形成することができる。好適な触
媒としては、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ土類金
属炭酸塩類、アルキル亜鉛化合物類、アルミニウムアル
コキシド類、塩化、臭化及び酢酸第2鉄の水和物類及び
ガンマ放射線が挙げられる。反応は、エチレングリコー
ルもしくはプロピレングリコールのようなグリコールを
存在させることによって、あるいは、スクロースのよう
な高官能性を有するポリオールによって、あるいは、エ
チレンジアミン、トルエンジアミンなどのようなアミン
によっても開始させることができる。−射的に反応時間
の長さは一部には、用いるアルキレンオキシドによるが
、一般に1時間未満から数十時間である。したがって、
エチレンオキシドは概してプロピレンオキシドの約3倍
の活性を示し、更に1.2−ブチレンオキシドよりも速
やかに反応する。ポリオキシエタン類及びポリテトラヒ
ドロフラン類の製造は、一般に、トリアルキルオキソニ
ウム塩類、カルボキソニウム塩類、アシリウム塩類など
を用いて開環オキソニウムを形成することにより開始さ
れる。
式: HO−A−Hの好適なジオール類としては、1.
2−プロピレンオキシド;1.2−ブチレンオキシド;
1.2−エポキシデカン;1.2−エポキシドデカン;
1.2−エポキシオクタン;2.3−エポキシノルボル
ナン:l、2−エポキシ−3−エトキシプロパン;1.
2−エポキシ−3−フェノキシプロパン;2.3−エポ
キシプロビル−4−メトキシフェニルエーテル:テトラ
ヒドロフラン;1.2−エポキシ−3−シクロへキシル
オキシプロパン;オキセタン;1.2−エポキシ−5−
ヘキセン:1.2−エポキシエチルベンゼン;1.2−
エポキシ−■−メトキシー2−メチルプロパン:ペルフ
ルオロヘキシルエトキシプロピレンオキシド:ベンジル
オキシプロピレンオキシドなどのようなエポキシド類か
ら得られるものが挙げられる。同様に、上記エポキシド
類はこれらの混合物として用いてもよい、更に、式xv
+、xvn又はX■(ここでb又はd又はfはそれぞれ
3であり、環の炭素環部が置換されている)のある種の
環式エーテル類は、単独の重合には抵抗性を示すが、反
応性のより大きな環式エーテル類とは非常に速やかに共
重合する。好適なコモノマーとしては例えば2−メチル
−テトラヒドロフラン及び3−メチル−テトラヒドロフ
ランが挙げられる。同様に、エチレンオキシドもコモノ
マーとして用いてよいが、エチレンオキシドポリマーは
、疎水性のより大きな単位が存在しない場合には、本発
明によって使用するには親水性が高すぎ、あまりに多く
の水性流体を吸収し過ぎるという特徴を示す。しかしな
がら、モル基準で30〜80%、好ましくは50%より
多い、更に好ましくは66%より多いプロピレンオキシ
ドを含有するエチレンオキシド/プロピレンオキシド共
重合ジオール類は、水性媒体中で実質的に非膨潤性を示
すのに充分な疎水性を有し、しかも60°未満、好まし
くは40°未満、より好ましくは25°未満、更に好ま
しくは15°未満、最も好ましくは10°未溝の水との
接触角を示すのに充分な親水性を有する。
式: HO−A−Hの多(のポリマージオール類は市販
されている。したがって、好適なジオール生成物として
は、−殺伐: %式% (式中、boは約16〜100の値を有し、aoとCo
との合計は約4〜約100である) を有するポロキサマー(poloxamers)類が挙
げられる。このようなポロキサマー類の例、及びこれら
の、ao、bo及びCoの平均値としては、ボロキサマ
ー101(a’は2、boは16.c’は2);ボロキ
サマー122(a’は5、boは21.c’は5);ボ
ロキサマー181(a’は3、boは30、Coは3)
:ポロキサマー212 (a’は8、boは35、Co
は8):ボロキサマー231(a’は6、boは39、
Coは6):ボロキサマー282(a’は10、boは
47、CoはlO);ボロキサマー333(a’は7、
boは54、Coは7);ボロキサマー401(a’は
6、b。
は67、Coは6)が挙げられる。
このようなポロキサマー類は、例えばBASFWyan
dotteから、Pluronic■の商品名で市販さ
れている。ポリプロピレングリコールがそれぞれの側部
に結合したポリエチレングリコールを有する「反転ポロ
キサマー類」もまた好適である。
ポリプロピレンエーテルグリコール類としては、約40
0〜約4,000の範囲の分子量を有する市販品が挙げ
られる。
それぞれの側部において水素で停止されている式1■の
基を有するモノマーは、概して、以下のようにして配合
することができる。即ち:I  R1 に加え、次式: の化合物を生成させる。
これを変性して式IVの基を有する特定のモノマーを得
ることが当該技術において周知である。
ここにおいて、aが11であり、Xが2であり、R’が
メチルである場合には、得られるモノマーは市販されて
いるものである。
他の商業的に入手可能なモノマーは、5モルの(ここで
、(x+l)はジビニルシロキサン中の珪素原子の数の
83〜85%であり、(yellは17〜15%である
) の化合物と反応させて得られる次式: (式中、R1はそれぞれメチルであり、phはそれぞれ
フェニルである) のものである。
その自由結合腕けree valencelが例えば水
素と結合している式Vの基を有するモノマーは、以下の
ようにして容易に製造することができる。
即ち: 次式: (式中、R1はメチル又はフェニルである)のシロキサ
ンで出発し、この化合物1モルと、2モルのスチレンと
を5peiers触媒の存在下で反応させて2つの水素
がフェネチル基で置換されたもの、即ち次式: (ここでphはフェニルである) の化合物を得る6次に、これらの化合物を、5peie
rs触媒の存在下でジビニルベンゼン2モルと反応させ
て、2個の残りの水素(珪素原子上のもの)を2−(p
−スチリル)エチル基で置換することができる0次に、
このジスチリル末端基を用いて、他のシロキサンヒドリ
ドと結合させるか、又は他の共重合性基、特にビニルモ
ノマーと共重合させることができる。フェネチル以外の
基を当該技術において公知の方法によって導入すること
もできる。6個の環員を有するシロキサン環化合物を同
様に製造することができる。
6及び8員のトリ及びテトラヒドリドシロキサンは商業
的に容易に人手することができ、これらの製造が当該技
術において周知である。
上述のように、本発明に用いるポリマーは、20℃にお
いて60°未満、好ましくは40°未満、より好ましく
は25°未満、更に好ましくは15°未満、最も好まし
くは10’未満の後退接触角を示すものである。このよ
うな接触角の測定は、例えば、J、 D、 Andro
deらの「生医学ポリマーの表面及び界面の様相(Su
rface and Inter−facial  A
spects  of  Biomedical  P
olymers)J  、  第1巻、[表面化学及び
物理学(Surface Chemistryand 
PhysicslJ 、 PlenumPress発行
、1985年、に記載の修正rウィルヘルミー・プレー
ト(Wilhelmy Platel J法を用いるこ
とにより好都合に行なうことができ、この方法によれば
、既知の寸法の平板形状の標本試料を湿潤溶液である純
水中に、低速に制御された速度、例えば2〜20mm/
分で浸漬させる。
上述のように、本発明に使用する本ポリマーは高度の酸
素透過性を有する。酸素透過性;Dk(x l Q−+
olは、(a199〜100%の酸素のかわりに21%
の酸素、すなわち空気を用い、fbl用いた試料の表面
積がI O’0平方メートルに対して0.50平方メー
トルであり、また、温度を相対湿度0%のかわりに相対
湿度95〜100%になるように制御するという修正を
加えたASTM規格D3985−81の方法を用いて測
定する。
Dkの単位は、(nn+−1dOz 7cm”sec−
mmHg)である。
通常、はとんど架橋していない、通常の、完全に膨潤し
たメタクリル酸ポリヒドロキシエチルレンズは、D k
 (X 10−”l値約5〜7(mn+−m/ 02 
/ cru”sec−tnmHg)を示す。
コンタクトレンズのような眼内器具に用いる本発明ポリ
マーは、一般に7より大きな、好ましくは約15より大
きな、更に好ましくは約20より大きな、最も好ましく
は約40より大きなりk(x l Q−10)値を示す
以下の実施例は例示のためのものであり、本発明を制限
するものと解釈されるべきではない。部は特に明記しな
い眼り全て重量部である。
以下の手順を用いて、表1に示した成分によって実施例
1及び2の試料を調製した。定圧滴下漏斗、凝集器並び
に窒素導入口及び導出ロアダブターを具備する、250
d3つロフラスコに、スチレンイソシアネートの全部、
触媒及び塩化メチレンの80%を入れた。滴下漏斗にジ
オールの全部及び塩化メチレンの20%を加えた1反応
系を窒素雰囲気下に密閉し、機械的に撹拌し、滴下漏斗
の内容物を滴下した。18時間後、反応をFT−赤外分
光光度計で監視し、全てのイソシアネートバンドが消滅
したことを確認した。各実施例に関する合成及び分析値
を表1及び2に示す。
人−上 人一旦 凝集器、定圧滴下漏斗並びに窒素導入口及び導出ロアダ
ブターを具備する、250mj’3つ口フラスコに、ス
チリルでキャップしたポリ(プロピレングリコール)前
駆物質(実施例1)36.30g (0,051モル)
及び塩化メチレン10〇−を加えた。混合物を機械的に
攪拌し、39°Cに加熱し、窒素雰囲気下において、5
peier’s触媒0.65g及び塩化メチレン301
nIと混合したヒドリド末端シリコーン21..43g
 (0,024モル)を滴下漏斗で滴下した。24時間
後、FT−赤外分光光度計によってヒドリドバンドが消
滅したことが示された0反応生成物を塩化メチレンlo
Omt’で希釈し、炭酸ナトリウム及びカーボンブラッ
クを入れ、2時間攪拌し、2回濾過し、ロータリーエバ
ポレーターによって溶媒を除去した。生成物は、明澄で
粘稠性の液体であった。
医」ヱし辷ユLユ 種々の濃度の、スチレン、メチルメタクリレ=1= (
MMA)、ジビニルヘンゼ/ (DVB)、1チレング
リコールジメタクリレ−1−(EGDMAI。
N、N−ジメチルアクリルアミド(DMA)、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート(HEMA)及びN−ビニ
ルピロリドン(NVP)を含む実施例3に記載のシリコ
ーンブロックコポリマーの配合物を調製した。各配合物
に0.2%の2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オンをMMAと共に加え、各配合物に
0.2%のVazo 52 (DuPontlをスチレ
ンと共に加えた。配合物を撹拌し、撹拌によって生成し
た気泡が除去されるまで光から保護した。MMA配合物
をポリプロピレン成形型に移し、紫外光中で4時間硬化
させた。スチレン配合物をポリプロピレン成形型に移し
、熱硬化させた(65℃で24時間)、各配合物の組成
、シヨアD硬度及び透明度を表3に示す、配合比は重量
%である。
表呈 凝集器、定圧滴下漏斗並びに窒素導入口及び導出ロアダ
ブターを具備する、250mt’3つロフラスコに、ス
チリルでキャップしたポリ(プロピレングリコール)前
駆物質(実施例2)45.70g (0,024モル)
及び塩化メチレン10(ltt’を加えた。混合物を機
械的に攪拌し、39℃に加熱し、窒素雰囲気下において
、5peier’s触媒0.65g及び塩化メチレン3
0−と混合したヒドリド末端シリコーン18.69g 
(0,021モル)を滴下漏斗で滴下した。24時間後
、FT−赤外分光光度計によってヒドリドバンドが消滅
したことが示された6反応生成物を塩化メチレン1oo
111で希釈し、炭酸ナトリウム及びカーボンブラック
を入れ、2時間撹拌し、2回濾過し、ロータリーエバポ
レーターによって溶媒を除去した。生成物は、明澄で粘
稠性の液体であった。
東価1目」辷二32 種々の濃度の、スチレン、メチルメタクリレート(MM
A)、ジビニルベンゼン(DVD)、エチレングリコー
ルジメタクリレート(EGDMA)、N、N−ジメチル
アクリルアミド(DMA)、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート(HEMA)及びN−ビニルピロリドン(N
VP)を含む実施例18に記載のシリコーンブロックコ
ポリマーの配合物を調製した。各配合物に0.2%の2
−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1
−オンをMMAと共に加え、各配合物に0.2%のVa
zo 52 (DuP口nt)をスチレンと共に加えた
配合物を攪拌し、撹拌によって生成した気泡が除去され
るまで光から保護した。MMA配合物をポリプロピレン
成形型に移し、紫外光中で4時間硬化させた。スチレン
配合物をポリプロピレン成形型に移し、熱硬化させた(
65℃で24時間)。
各配合物の組成、シヨアD硬度及び透明度を表4に示す
、配合比は重量%である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 I : −L^4−(A^1)_x^1−(B^2A^2)_x
    ^2−(B^1)_x^3−L^6−( I )[式中、 x^1及びx^3は、それぞれ独立して、0〜25の整
    数であり; x^2は1〜25の整数であり; A^1、A^2、B^1及びB^2は、それぞれ独立し
    て、 (a)次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) の直鎖シロキサン、及び、 (b)次式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) の環式シロキサンから選択され(但し、A^1はB^2
    と同一ではなく、B^1はA^2と同一ではなく、B^
    2とA^2とは同一ではない); (ここで、 R^1は、それぞれ同一であっても異なっていてもよく
    ; R^2は、それぞれ同一であっても異なつていてもよく
    ; x^4、x^5、x^6及びx^1^0は、それぞれ独
    立して、0〜25であり; x^7、x^1^1及びx^1^2は、それぞれ独立し
    て、1〜25であり; x^5及びx^9は、それぞれ独立して、0又は1であ
    り; R^1及びR^2は、それぞれ独立して、 (aa)それぞれが、非置換であるか又はハロゲンもし
    くはC_1〜C_4アルキルによって置換されている、
    C_1〜C_1_8アルキル及び炭素原子数12以下の
    アリール; (ab)ハロゲン;及び、 (ac)次式VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^3は、それぞれ独立して、 C_1〜C_1_4アルキル、−OSi(R^5)_3
    又はC_6〜C_1_2アリールであり、R^5及びR
    ^4は、それぞれ独立して、C_1〜C_4アルキル、
    C_6〜C_1_2アリール、エポキシ、ハロゲン、ヒ
    ドロキシC_1〜C_4アルキル、アミノ、アミノC_
    1〜C_4アルキル、ヒドロキシ、イソシアナト及びイ ソチオシアナトから選択され、x^1^3は、1−12
    、好ましくは1〜5である) から選択され; L^3は、次式VII: −W−(G−W)_a_3−(VII) (式中、a^3は0又は1であり;Wは、それぞれ、a
    ^3が0又は1の場合には、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼及び−O−から選択され、a^3が1の場合に
    は、更に▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式
    、化学式、表等があります▼から選択され;珪素原子に
    結合しているWの原子は、飽和炭素原 子か酸素原子のいずれかであり;R^6は、それぞれ独
    立して、水素又は低級アルキル である) の連結基であり; L^1及びL^2は、それぞれ、 (ba)2個の珪素原子に結合している場合には式VII
    の基、及び (bb)2個の珪素原子に結合していない場合には、W
    が珪素原子に結合している次 式VIII: −W−(G−J)_a_4−(VIII) の基 (ここで、a^4は0又は1であり;Wは上記に定義し
    たとおりであり;Jは、単結合、 ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼から選択される) から選択され; L^4は、独立して、単結合並びに式VII及び式VIIIの
    基から選択され; L^5は、独立して、単結合並びに式VII及び式VIIIの
    基から選択され; Gは、 (i)▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼から選択される中断
    基によって中 断されていてもよく、2価の基が低級アルキルによって
    置換されていてもよい炭素原子数25以下の2価脂肪族
    連結基; (ii)それぞれが、その非環式部分、又 は、その環式部分と非環式部分との間において、上記(
    i)において示したように、中断単位によって中断され
    ていても、又は置換基によって置換されていても、ある
    いは中断及び置換されていてもよい、2価の5〜7員脂
    環式基、2価の5〜7員脂環基−C_1〜C_1_8脂
    肪族基及び2価のC_1〜C_1_8脂肪族−5〜7員
    脂環基−C_1〜C_1_8脂肪族基; (iii)非置換であるか、又は、ハロゲ ン、C_1〜C_4アルキル、C_1〜C_1_2ペル
    ハロアルキル、アミノ、カルボキシ、C_1〜C_4ア
    ルコキシカルボニル、アミノカルボニル、C_1〜C_
    4アルキルアミノカルボニル、ジ(C_1〜C_4アル
    キル)アミノカルボニル及び次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) (式中、a^5は0又は1であり;a^5が0の場合に
    は、R^7及びR^8の一方は水素であり、他方はメチ
    ル又は水素であり;a^5が1の場合には、R^7及び
    R^8の両方が水素であり;a^6は60以下の整数で
    ある) から選択される置換基によって置換されている2価のC
    _6〜C_2_5アリーレン; (iv)それぞれが、中断されていないか、あるいは、
    そのアルキル部分中又はアルキル部分とアリール部分と
    の間で上記(i)において示した中断基によって中断さ
    れており、また、かかる非中断及び中断アラルキル及び
    アルカリール基が、それぞれ、非置換である か、又は、アリール環において(iii)において示し
    たように置換されており及び/又はアルキル部分におい
    て(i)において示した置換基によって置換されている
    、7〜25個の炭素原子を有する2価のアラルキル又は
    アルカリール;及び、 (v)アリファチル部分が中断されていな いか又は上記(i)に示した中断単位によって中断され
    ており、アリファチル基の一方とアリール基との間にお
    いて上記(i)に示した中断基によって中断されていて
    もよく、また、非置換であるか又は上記(i)に示した
    置換基によって置換されており、アリファチル基が非置
    換であるか又は上記(i)に示した置換基によって置換
    されており、及び/又は、 アリール部分が非置換であるか又は上記 (iii)に示した置換基によって置換されている、2
    価のアリファチル−アリール−アリ ファチル(ここで、アリファチル炭素原子の数は40以
    下であり、アリール部分はC_6〜C_1_4である)
    ; からなる群より選択される] の単位S’を有し、光学的に明澄で、湿潤性で、水性雰
    囲気中において実質的に非膨潤性で、酸素透過性のポリ
    マー。
  2. (2)次式III: −(S’−L−D−A−L)_a−(III) [ここで、 S’は請求項1において定義した式 I のものであり; aは1〜10の整数であり; Dは、それぞれ、−O−又は−NR−(ここで、Rは、
    水素又は低級アルキルあるいは単結合である)であり; Lは、−BGB’、−BG又は−GB−であり; B及びB’は、それぞれ独立して、−CO−、−COO
    −及び−C(O)NR−(ここで、カルボニルがL^4
    、L^5、D又はAに結合している)から選択され; Gは請求項1に定義したとおりであり; Aは、それぞれ独立して、次式X: ▲数式、化学式、表等があります▼(X) (ここで、 b、d及びfは、それぞれ独立して、0〜 4であり、qは1〜1000の数であり、 x、y及びzは、それぞれ独立して、0〜 100(但し、x、y及びzの少なくとも−は少なくと
    も1であり、(x+y+z)×qは4〜1000である
    )であり; R^9、R^1^0、R^1^3〜R^1^6、R^1
    ^9〜R^2^2、R^2^5及びR^2^6は、それ
    ぞれ独立して、水素、ハロゲン、及び非置換C_1〜C
    _1_6アルキル、置換C_1〜C_1_6アルキル、
    非置換C_2〜C_1_6アルケニル及び置換C_2〜
    C_1_6アルケニルから選択される基を含有する脂肪
    族、芳香族、もしくは複素環からなる群より選択され、
    ここで、上記アルキル及びアルケニル置換基は独立して
    、C_1〜C_1_6アルコキシカルボニル、C_2〜
    C_1_6アルケニルオキシカルボニル、フルオロ、炭
    素原子数10以下のアリール、C_1〜C_1_6アル
    コキシ、ホルミルオキシ、C_2〜C_1_6アルカノ
    イルオキシ、炭素原子数10以下のアリールオキシ、C
    _3〜C_6アルケノイルオキシ、炭素原子数11以下
    のアロイル、炭素原子数11以下のアロイルオキシ、C
    _3〜C_8クロアルキル、C3〜C_8シクロアルコ
    キシ、C_3〜C_8シクロアルキル−カルボニルオキ
    シ、C_3〜C_8シクロアルコキシ−カルボニル、炭
    素原子数7以下のオキサシクロアルキル、炭素原子数7
    以下のオキサシクロアルコキシ、オキサシクロアルコキ
    シ(炭素原子数7以下)−カルボニル、オキサシクロア
    ルキル(炭素原子数7以下)−カルボニルオキシ及びア
    リール(炭素原子数10以下)−オキシカルボニルから
    選択され、また、該アルキル及びアルケニル置換基の各
    々は、それぞれ、非置換であるか又 はC_1〜C_6アルキル、フルオロもしくはC_1〜
    C_6アルコキシ(但し、このアルコキシは他の酸素原
    子と既に単結合している炭素原子に結合していない)に
    よって置換されており; R^9、R^1^0、R^1^3〜R^1^8、R^1
    ^9〜R^2^2、R^2^5及びR^2^6は更に独
    立して、それぞれが非置換であるかあるいは上述の該R
    ^9アルキルの置換基の群から選択される置換基によっ
    て更に置換されている、炭素原子数10以下のアリール
    、C_3〜C_6シクロアルキル及び炭素原子数7以下
    のオキサシクロアルキルから選択され; R^1^1、R^1^2、R^1^7、R^1^8、R
    ^2^3及びR^2^4はR^9に関して上記したもの
    と同様の基から選択され; 更にR^1^1、R^1^2、R^1^7、R^1^8
    、R^2^3及びR^2^4は、更に独立して、それぞ
    れが非置換であるか又はフルオロ、炭素原子数10以下
    のアリールもしくはC_1〜C_1_6アルコキシによ
    って置換されている、C_1〜C_1_6アルコキシカ
    ルボニル、C_3〜C_1_6アルケノイルオキシ、C
    _2〜C_1_6アルケニルオキシカルボニル及びC_
    1〜C_1_6アルカノイルオキシから選択され、R^
    1^1、R^1^2、R^1^7、R^1^8、R^2
    ^3及びR^2^4は、更に独立して、それぞれが非置
    換であるか又はフルオロ、C_1〜C_6アルキルもし
    くはC_1〜C_6アルコキシによって置換されている
    (但し、分子の残部への連結基としての単結合酸素原子
    を有する置換基はいずれも、他の酸素原子と単結合して
    いる同一の炭素原子上の置換基ではない)、炭素原子数 10以下のアリールオキシ、炭素原子数8以下のシクロ
    アルコキシ、シクロアルキル(炭素原子数8以下)−カ
    ルボニルオキシ、シクロアルコキシ(炭素原子数8以下
    )−カルボニル、炭素原子数11以下のアロイルオキ シ、炭素原子数7以下のオキサシクロアルコキシ、炭素
    原子数7以下のオキサシクロアルケニルオキシ、オキサ
    シクロアルコキシ(炭素原子数7以下)−カルボニル、
    オキサシクロアルキル(炭素原子数7以下)−カルボニ
    ルオキシ及びアリールオキシ(炭素原子数10以下)−
    カルボニルから選択され; あるいは、R^9〜R^2^6から選択される2つの隣
    接する基は、それらが結合している原子と共に5〜8員
    のシクロアルキル、オキサシクロアルキルもしくはビシ
    クロアルキル環を形成していてもよい) のセグメント(但し、式Xの各単位中の末端酸素は−N
    (R)−によって置換可能である)である] の単位S”を有する請求項1記載の架橋ポリマー。
  3. (3)次式II: L’−(D−A−L)_a_1−(S”)_c−(S’
    −L”)_a_2−L”(II)[式中、 a^1及びa^2の一方は0であり、他方は1であり; S”、D、A、S’及びLは請求項1又は2において定
    義したとおりであり; cは1〜10(但し、a×cは1〜10である)であり
    ; L’”は単結合又は−G−であり; L’及びL”は、それぞれ、H、あるいは、P’−、P
    ’−B−、P’−BG−、P’−GB−及びP’−BG
    B’−(ここで、B、G、B’は全て請求項1又は2に
    おいて定義したとおりであり、P’は、エチレン系不飽
    和基、アミノ、ヒドロキシ、イソシアナト、イソチオシ
    アナト、カルボキシ、無水カルボン酸、カルボン酸ハロ
    ゲン化物、エポキシ又は他の共重合性もしくは架橋性基
    である)である] のモノマーのポリマーである請求項2記載のポリマー。
  4. (4)式IIのモノマーと共重合性モノマーとのコポリマ
    ーである請求項3記載のポリマー。
  5. (5)請求項1記載のポリマーから構成される眼内器具
  6. (6)請求項2記載のポリマーから構成される眼内器具
  7. (7)請求項3記載のポリマーから構成される眼内器具
  8. (8)請求項4記載のポリマーから構成される眼内器具
  9. (9)コンタクトレンズである請求項5記載の器具。
  10. (10)コンタクトレンズである請求項6記載の器具。
  11. (11)コンタクトレンズである請求項7記載の器具。
  12. (12)コンタクトレンズである請求項8記載の器具。
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