JPH01254778A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JPH01254778A
JPH01254778A JP63081323A JP8132388A JPH01254778A JP H01254778 A JPH01254778 A JP H01254778A JP 63081323 A JP63081323 A JP 63081323A JP 8132388 A JP8132388 A JP 8132388A JP H01254778 A JPH01254778 A JP H01254778A
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悟郎 岩村
Akio Shoji
東海林 章夫
Susumu Nagai
進 永井
Akira Ueda
明 上田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる塗料用樹脂組成物に関し、
さらに詳細には、たとえば、自動車ボディの塗装のさい
のドッグコートとして用いられる、耐擦傷性にすぐれる
上塗り用クリヤー糸料組成物などをはじめとする塗料用
の樹脂組成物でありて、特定の化学構造を有する高分子
アゾ開始剤の存在下に、ガラス転移温度(以下、Tgと
略記する。)領域の異なるビニル単量体を重合して得ら
れる・ノア!結合含有重合体に1g領域の異なるビニル
単量体を更に重合せしめることによ)別製されるブロッ
ク共重合体と、硬化剤とを必須の成分とした塗料用樹脂
組成物に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕自
動車ボディの塗装方法としては、一般に1着色顔料およ
び/またはメタリック顔料を含むペースコート上に、ウ
ェット・オン・ウェット方式により、クリヤコートを塗
装して、全体の塗膜層を同時に焼付け、または常温硬化
せしめるという、いわゆる2コート14−り塗装が採ら
れ、広〈実施されている。
また近年では、自動車塗装として、濃色系のソリッド・
カラー塗装やメタリック塗装が特に好まれ、流行となっ
ている。
白色系のソリッド・カラー塗装や淡色系のメタリック塗
装に比して、洗車機による傷、つまシ1洗車gJ#が非
常に目立つ処から、機械洗車における傷付き防止能、す
なわち耐擦傷性のすぐれた塗膜の要望が一般と高まって
いる。
しかるに、本発明者らは上述した如き業界の要求に添っ
た、すぐれた耐擦傷性の塗膜を与える塗料用樹脂組成物
を見い出すべく鋭意検討を重ねた結果、ノアゾ結合金有
共重合体の存在下に1g領域の異なるα、β−エチレン
性不飽和単量体を重合せ発明を完成させるに到りた。
〔問題点を解決すべき手段〕
すなわち、本発明は必須の成分として、−形式で示され
る繰り返えし単位を有する化合物(a−1−1)の2〜
50重量−の存在下に、単独重合体のガラス転移温度が
0℃未満なるα、β−エチレン性不飽和単量体(a−1
−2)の10〜49重量%と、単独重合体のガラス転移
温度が0℃以上60℃未満なるα、β−エチレン性不飽
和単量体(a−1−3)の1〜77重isとを重合せし
め、次いでかくして得られるジアゾ結合含有重合体(a
−1)の存在下で、単独重合体のガラス転移温度が60
℃以上なるα、β−エチレン性不飽和単量体(a−1−
4)の10〜49重量%と、前記単量体(a−1−3)
の1〜77重量%とを重合せしめて得られるブロック共
重合体(A−1)および/または前記化合物の2〜50
重量%の存在下に、前記単量体(a−1−4)の10〜
49重量%と、前記単量体(a−1−3)の1〜77重
量%とを重合せしめ、次いでかくして得られるジアゾ結
合含有重合体(a−2)の存在下で、前記単量体(a−
1−2)の10〜49重fil %と、前記単量体(a
−1−3)の1〜77重量%とを重合せしめて得られる
ブロック共重合体(A−2)と、ポリイソシアネート化
合物(B−1)、あるいはブロック・イソシアネート化
合物(B−2)および/またはアミノ樹脂(B−3)と
を含んで成る、とりわけ耐擦傷性にすぐれる塗膜を与え
る塗料用樹脂組成物を提供しようとするものである。
ここにおいて、上記した化合物(a−1−1)とは、−
形式 で示される繰シ返えし単位を有する、−分子中に2個以
上のジアゾ結合と4個以上のエステル結合とを有する化
合物を指称し、たとえば、アゾビスシアノベンタン酸ク
ロライドなどの、−分子中に1個のジアゾ結合と2個の
アシルクロライド基とを有する化合物と、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1.4−ブチレングリコール、1,3−ブチレング
リコール、1.6−ヘキサンジオール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコール、シクロヘキサンジオール、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロ・セン、グリセリンまたはペ
ンタエリスリトールなどのポリオール化合物との反応に
よって得られるものであり、たとえば、次に示されるよ
うな繰り返えし単位を有する化合物である。
・・・(II) または ・・・CI[I) かかる化合物(a−1−1)について、前掲の一般式〔
口中の繰り返し単位数(、)の範囲は特に制限されるも
のではないが、有機溶剤に対する溶解性などを考慮した
場合には、200なる程度であるのが望ましい。
そして、当該化合物(a−1−1)の使用量としては、
2〜50重i%なる範囲内が適当であり、2重量%未満
の場合には、塗装作業性が極端に低下するようになるし
、一方、50重量%を超える場合には、塗膜の耐擦傷性
が逆に低下するようになるので、いずれも好ましくない
次に、前記した単独重合体のガラス転移温度が0℃未満
なるα、β−エチレン件不飽和単量体(*−1−2)と
して代表的なものを挙げれば、エチルアクリレート、n
−ブチルアクリレート、インブチルアクリレート、2−
エチルへキシルアクリレート、β−ヒドロキシエチルア
クリレート、β−ヒドロキグロビルアクリレート、2−
エチルへキシルメタクリレート、ラウリルメタクリレー
ト、ステアリルメタクリレートまたはジ−n−ブチルフ
マレートなどであり、これらはブロック共重合体(A−
1)または(A−2)を調製するさいに、それぞれ必須
の単量体成分として用いられるものであるが、そのうち
、まず、このブロック共重合体(A−1)を調製するに
さいしては、ジアゾ結合含有重合体(a−1)を得る工
程で用いられるものであり、他方、上記ブロック共重合
体(A−2)を調製するにさいしては、ジアゾ結合含有
重合体(a−2)の存在下で重合せしめる工程で用いら
れるものであり、当該単量体(a−1−2)の使用量と
しては、いずれの場合にオイても、10〜49重量%な
る範囲内が適当である。
また、前記した単独重合体のガラス転移温度が60℃未
満なるα、β−エチレン性不飽和単量体(a−1−3)
として代表的なものを挙げれば、メチルアクリレート、
n−ブチルメタクリレート、インブチルメタクリレート
、グリシツルメタクリレート、β−メチルグリシジルメ
タクリレート、β−ヒドロキシエチルメタクリレート、
β−ヒドロキシグロビルメタクリレート、モノ(メタク
リロイルオキシエチル)アシッドホスフェート、酢酸ヒ
ニルまたはジー1−ブチルフマレートなどであシ、これ
らはそれぞれ、ブロック共重合体(A−1) ”tたは
(A−2)を調製するさいに、必須の単量体成分として
用いられるものであるが、そのうち、このブロック共重
合体(A−1)を調製するにさいしては、ジアゾ結合含
有重合体(a−1)を得る工程と、引き続いて、この重
合体(a−1)の存在下に重合反応を行なう工程との双
方で、他方、上記ブロック共重合体(A−2)を調製す
るにさいしても、ジアゾ結合含有重合体(a−2)を得
る工程と、引き続いて、この重合体(a−2)の存在下
に重合反応を行なう工程との双方で用いられるものであ
り、当該単量体(a−1−3)の使用量としては、いず
れの場合においても、1〜77重量%なる範囲内が適当
である。
さらに、前記した単独重合体のガラス転移温度が60℃
以上なるα、β−エチレン性不飽和単量体(a−1−4
)として代表的なものを挙げれば、アクリル酸、メタク
リル酸、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート
、t−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリ
レート、イタコン酸、マレイン酸、7マル酸またはアク
リロニトリルなどであり、これらはそれぞれ、ブロック
共重合体(A−1)または(A−2)を調製するさいに
用いられ、そのうち、このブロック共重合体(A−2)
を調製するにさいしては、ジアゾ結合含有重合体(a−
2)を得る工程で用いられるものであり、他方、上記ブ
ロック共重合体(A−1)を調製するにさいしては、ジ
アゾ結合含有重合体(a−1)の存在下に重合せしめる
工程で用いられるものであり、当該単量体(a−1−4
)の使用量としては、いずれの場合においても、10〜
49重量%なる範囲内が適当である。
ここでまた、前記「−形式(1)で示される繰シ返えし
単位を有する化合物(a−1−1)の存在下」という用
語は、この化合物(a−1−1)を予め有機溶剤に溶解
させた処へ、前掲された如き単量体(a−1−2)およ
び(a−1−3)の混合物を、または前掲された如き単
量体(a−1−3)および(a−1−4)の混合物を、
それぞれ、滴下せしめるという方法や、当該化合物(a
−1−1)の存在する系に、これらの単量体(a−1−
2)および(a−1−3)の混合物をまたはこれら単量
体(a−1−3)および(a−1−4)の混合物を滴下
せしめるという方法や、あるいは、・ぐクチ中に当該化
合物(a−1−1)と、これら単量体(a−1−2)お
よび(&−1−3)の混合物、または単量体(a−1−
3)および(a−1−4)の混合物とを、重合反応の、
いわゆる初期の段階で仕込んでおいて、かかる重合反応
を行なうという方法などを駆使する場合を指して用いら
れる言葉であシ、そうした諸々の方法の中から自由に選
択できることは勿論である。
また、本発明の塗料用樹脂組成物の一必須成分たる前記
ブロック共重合体(A−1)または(A−2)を調製す
るに当たって行なわれる重合反応は、いずれも、重合温
度としては60〜140℃なる範囲内が、また重合時間
としては、6〜15時間程度が、それぞれ適当である。
次に、本発明の塗料用樹脂組成物のもう一つの必須成分
たる前記したポリイソシアネート化合物(B−1) 、
ブロック・インシアネート化合物(B−2)またはアミ
ン樹脂(B−3)としては、次のような化合物が代表的
なものである。
まず、化合物(B−1)としてはトリレンジイソシアネ
ート、ジブエニルメタンジイソシアネートもしくはキシ
レン・ジイソシアネートの如き芳香族ジイソシアネート
;またはイソホロンジイソシアネート、メチルシクロヘ
キサン−2,4−&イソシアネート、メチルシクロヘキ
サン−2,6−ジインシアネート、 4.4’−メチレ
ンビス(シクロヘキシルイソシアネート)もしくは1.
3− u (インシアネートメチル)シクロヘキサンの
如き脂環式ジイソシアネートをはじめとし、これらの各
種ジインシアネート化合物とエチレングリコール、fロ
ピレンクリコールもしくはトリメチロールグロノクンの
如き各種多価アルコール類、またはインシアネート基と
反らしうる官能基を有する、たとえば500〜2,00
0程度なる数平均分子量をもった極めて分子量の低い部
類の?リエステル化合物(油変性タイプをも含む。)と
の付加物などが代表的なものであり、次いで、化合物(
B−2)としては、前掲された如き各種のポリインシア
ネート化合物(B−1)を、たとえば、フェノールもし
くはクレゾールの如き各種(アルキル)フェノール類を
はじめ、芳香族2級アミン類、3級アルコール類、ラク
タム類またはオキシム類などといった各種の、いわゆる
活性水素含有化合物でブロック化せしめたものなどが代
表的なものである。
なお、こうした化合物(B−2)には、解離触媒(解離
促進剤)として、公知慣用の有機錫化合物などが使用で
きることは勿論である。
そして、これらのポリインシアネート化合物(B−1)
またはブロック・インシアネート化合物(B−2)の使
用量としては、前記したブロック共重合体(A−1)お
よび/または(A−2)に対して、水酸基/イソシアネ
ート基(O)(/NC0)なる当量比が110.8〜1
 / 1.2となる範囲内が適当である。
さらに、樹脂(B−3)としては、C4〜C4なる一層
アルコールでエーテル化されたメラミン樹脂、アセドグ
アミン樹脂、ペンジグアミン樹脂または尿素樹脂などが
代表的なものであるが、耐候性などの点からすれば、メ
ラミン樹脂の使用が望ましく、就中、n−ブチルエーテ
ル化メラミン樹脂の使用が望ましい。
そして、当該樹脂(B−3)の使用量としては、前記し
たブロック共重合体(A−1)および/または(A−2
)の100重量部に対して10〜100重撞部、好まし
くは15〜65重量部なる範囲内が適当である。
また、当該樹脂(B−1)の硬化にさいしては、硬化助
剤(硬化促進剤)として、パラトルエンスルホン酸、ド
デシルベンゼンスルホ/酸またはジノニルナフタレンス
ルホン酸あるいはそれらのアミン・ブロック化物などの
公知慣用の各種触媒を用いてもよいことは勿論である。
本発明の塗料用樹脂組成物は、自動車ボデイの塗料トッ
プコートに主として用いられるが、そのほかにも電気機
械製品などにおける金属素材をはじめとして、各1プラ
スチツクスや木材などへの使用もまた可能である。
〔実施例〕
次に、本発明を参考例、実施例および比較例により一層
具体的に脱明することにする。以下において、部および
5は特に断りのない限り、すべて重量基準であるものと
する。
参考例1〔高分子アゾ開始剤(a−1−1)の調製例〕
温度計、撹拌機および還流冷却器を備えた反応容器に、
1.6−ヘキサンジオールの118部、クロロホルムの
2,000部およびトリエチルアミンの202部を仕込
んで氷冷し、ここにアゾビスシアツインタン酸クロライ
ドの317部をクロロホルムの3,000部に溶解した
溶液を、発熱に注意しながら徐々に滴下した。
滴下終了後は、35℃で2時間撹拌下に反応を続行させ
てから、反応生成物をイオン交換水で洗浄し、デシケー
タ−内で24時間、減圧乾燥せしめた。
得られた生成物は褐色の粘稠な液体であって、このもの
はrルノ母−ミニ−ジョン・クロマトグラフィーによる
?リスチレン換算での数平均分子量が1,800で、か
つ−分子中の平均ジアゾ結合数が4.5個なる目的開始
剤化合物であることが確認された。
参考例2〜5(同上) 118部なる1、6−ヘキサンジオールの代わりに、第
1表に示されるようなポリオール化合物を同表に示され
るような使用量で用いるように変更した以外は、参考例
1と同様にして各再の目的開始剤化合物を得た。それぞ
れの化合物の性状値は同表にまとめて示されている通り
である。
参考例6〔ブロック共重合体(A−1)の調製例〕参考
例1で得られた高分子アゾ開始剤の10部、ラウリルメ
タクリレートの20部、イソブチルメタクリレートの1
0部、トルエンの70部およびN−メチルピロリドンの
30部を仕込んだ、温度計、攪拌機および還流冷却器を
備えた反応容器を攪拌しながら80℃まで昇温させて3
時間保持し、次いでここにメチルメタクリレートの18
部、スチレンの20部、β−ヒドロキシエチルメタクリ
レートの20部およびアクリル酸の20部の混合物を2
時間かけて滴下し、滴下終了後も同温度に24時間保持
して攪拌下に重合せしめた。
かくして得られた目的重合体の溶液は不揮発分が50.
1%であり、かつこの共重合体の、グル・り一ミエーシ
ョン・クロマトグラフィーによるポリスチレン換算の数
平均分子量は15,200であった。
以下、これをブロック共重合体(A−1−1)と略記す
る。
参考例7〜12〔ブロック共重合体(A−1)または(
A−2)のM例〕 第2表に示されるような高分子アゾ開始剤、ならびにそ
れぞれの群に属する各α、β−エチレン性不飽和単量体
を、同表に示されるような使用量で用いるように変更し
た以外は、参考例6と同様にして各種のブロック共重合
体溶液を得た。それぞれの共重合体およびその溶液の性
状値は同表にまとめて示されている通りのものである。
参考例13〔対照用のランダム共重合体の調製例〕トル
エンの63部およびN−メチロールピロリドンの27部
を、温度計、攪拌機および還流冷却器を備えた反応容器
に仕込んで、攪拌しながら80℃に昇温して、メチルメ
タクリレートの18部、スチレンの20部、イソブチル
メタクリレートの10部、ラウリルメタクリレートの2
0部、β−ヒドロキシエチルメタクリレートの20部、
アクリル酸の部およびアゾビスイソプチロニ) IJル
の1部からなる混合物を5時間かけて滴下した。
滴下終了後も同温度に24時間保持して、持拌下に重合
した。
かくして得られた共重合体の溶液は不揮発分が50.2
%であり、かつこの共重合体の、グルパーミェーション
・クロマトグラフィーによるポリスチレン換算の数平均
分子量は16,000であった。以下、これを(A’−
1)と略記する。
参考例14〜16(同上) 第3表に示されるよう表開始剤およびα、β〜エチレン
性不飽和単量体を、同表に示されるような使用量で用い
るように変更した以外は、参考例13と同様にして各種
のランダム共重合体溶液を得た。
ただし、このシリーズにあっては、参考例13と同様に
、重合用溶剤としてはトルエン:N−メチルピロリドン
=70:30 (重量比)なる混合溶剤を用い、かつ得
られるランダム共重合体溶液の不揮発分を50係に設計
したものである。
実施例1 参考例6で得られた共重合体(A−1−1)なるブロッ
ク共重合体溶液の50部に、「スー・平−ベッカミンL
−117−60J C大日本インキ化学工業(株)製の
n−ブチルエーテル化メラミン樹脂;不揮発分=60%
〕の17.9部を混合し、次いでこれをメチルエチルケ
トンによりフォードカッブナ4で25秒となるように希
釈して塗料を調製した。
次に、この塗料をエアスプレーにより、通常、自動車に
使用されている中塗υ塗料を予め塗装した電着板にさら
にメタリック塗料を塗装してセツティングせしめたのち
に塗装した。その後、10分間のセツティングを行なっ
てから140℃で25分間の焼付けを行なって、硬化塗
膜を得た。
実施例2〜9および比較例1〜6 第4表に示されるようなブロック共重合体またはランダ
ム共重合体と硬化剤とを用い、かつ同表に示されるよう
な硬化条件ないしは強制乾燥条件によって行なうように
変更した以外は、実施例1と同様にして、各種の硬化塗
膜を得た。
以上に記述された各実施例および比較例で得られたそれ
ぞれの硬化塗膜について、次に示されるような要領で性
能の評価を行なった。
それらの結果はまとめて第4表に示す。
塗膜性能の評価は、71?リイソシアネ一ト化合物(B
−1)による硬化で得られる塗膜の場合のみに限って、
強制乾燥させてから72時間後に行なったものであるが
、耐擦傷性の評価は、クレンザ−を含んだガーゼにより
、荷重工ゆで、それぞれの硬化塗膜を30往復のラビン
グを行なったのちの光沢保持率(%)を測定するという
方法に依ったものである。
〔発明の効果〕
第4表よシ明らかなように、本発明の塗料用樹脂組成物
は、とシわけ、塗膜の耐擦傷性にすぐれるものであるこ
とが知れる。
代理人 弁理士 高 橋 勝 利 手続補正書 昭和63年1り月/2日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼…〔 I 〕 〔但し、式中のR_1はアルキレン基、ベンゼン環、シ
    クロヘキサン環もしくは水酸基のいずれかを含んだアル
    キレン基、モノエーテルジオール残基またはポリエーテ
    ルポリオール残基を表わすものとし、R_2はアルキレ
    ン基またはシアノ基を含んだアルキレン基を表わすもの
    とし、nは2以上の整数であるものとする。〕 で示される繰り返えし単位を有する化合物(a−1−1
    )の2〜50重量%の存在下に、単独重合体のガラス転
    移温度が0℃未満なるα,β−エチレン性不飽和単量体
    (a−1−2)の10〜49重量%と、単独重合体のガ
    ラス転移温度が0℃以上60℃未満なるα,β−エチレ
    ン性不飽和単量体(a−1−3)の1〜77重量%とを
    重合せしめ、次いでかくして得られるジアゾ結合含有重
    合体(a−1)の存在下で、単独重合体のガラス転移温
    度が60℃以上なるα,β−エチレン性不飽和単量体(
    a−1−4)の10〜49重量%と、前記単量体(a−
    1−3)の1〜77重量%とを重合させて得られるブロ
    ック共重合体(A−1)および/または前記化合物(a
    −1−1)の2〜50重量%の存在下に、前記単量体(
    a−1−4)の10〜49重量%と、前記単量体(a−
    1−3)の1〜77重量%とを重合せしめ、次いでかく
    して得られるジアゾ結合含有重合体(a−2)の存在下
    で、前記単量体(a−1−2)の10〜49重量%と、
    前記単量体(a−1−3)の1〜77重量%とを重合せ
    しめて得られるブロック共重合体(A−2)と、ポリイ
    ソシアネート化合物(B−1)、あるいはブロック・イ
    ソシアネート化合物(B−2)および/またはアミノ樹
    脂(B−3)とを必須の成分として含んで成る、塗料用
    樹脂組成物。 2、前記した一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼…〔 I 〕 〔但し、式中のR_1はアルキレン基、ベンゼン環、シ
    クロヘキサン環もしくは水酸基のいずれかを含んだアル
    キレン基、モノエーテルジオール残基またはポリエーテ
    ルポリオール残基を表わすものとし、R_2はアルキレ
    ン基またはシアノ基を含んだアルキレン基を表わすもの
    とし、nは2以上の整数であるものとする。〕 で示される繰り返えし単位を有する化合物(a−1−1
    )が、一分子中に1個のジアゾ結合と2個のアシルクロ
    ライド基とを併せ有する化合物とポリオールとの反応に
    よって得られるものである、 請求項1に記載の組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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