JPH0125441Y2 - - Google Patents
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- JPH0125441Y2 JPH0125441Y2 JP3875383U JP3875383U JPH0125441Y2 JP H0125441 Y2 JPH0125441 Y2 JP H0125441Y2 JP 3875383 U JP3875383 U JP 3875383U JP 3875383 U JP3875383 U JP 3875383U JP H0125441 Y2 JPH0125441 Y2 JP H0125441Y2
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- capsule
- hollow
- chemiluminescent
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- Expired
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Landscapes
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多くの用途に活用される球状発光に関
する。化学発光とはある種の修酸エステルと酸化
剤とが反応することにより励起状態に至らしめら
れた物質が基底状態に遷移する事により可視光線
を発するものであり、例えばビス（２，４，５−
トリクロロ−６−カルボブトキシフエニル）修酸
エステル、ビス−９，10−フエニルエチニルアン
トラセンをジブチルフタレートに溶かした溶液
（以下修酸エステルとする）と過酸化水素とサリ
チル酸ナトリウム等の触媒をジメチルフタレート
に溶かした溶液（以下酸化剤とする）との組合わ
せがある。この様な化学発光を応用した発光体は
電源を必要としない事、熱を生じない事等の性質
の為、多くの用途が開発されているが従来のもの
はすべて棒状発光である為、用途が限定される欠
点を有していた。本発明は上述の欠点を解消する
化学発光体を提供せんとするものであり、その要
旨は開口部１を有する透明な素材よりなる電球状
中空容器２内に混合時に化学発光現象を呈する２
種の化学物質ＡとＢの内、Ａ物質を中空カプセル
３内に充填すると共に中空カプセルの外側である
上記中空容器２内には他方の物質Ｂを充填し、し
かも上記開口部１を螺合密封したキヤツプ５をさ
らなる螺合進行にて中空カプセル３を破割せしめ
る構造としたことを特徴とする化学発光体であ
る。本発明の電球状中空容器２は透明性の高いプ
ラスチツクかガラス等の光を透す素材より成つて
いる。化学発光物質の安定化にはガラス製の方が
良好である。キヤツプ５は内側にネジが切つてあ
り、開口部１の外ネジと密に螺合する形状となつ
ている。キヤツプ５は化学発光物質に安定で、し
かも耐圧性に優れた素材を使用し、密閉効果を上
げる為、キヤツプ５と開口部１との間にパツキン
等の補助物をはめる場合もある。キヤツプ５は密
封する機能の他に取付用としての機能も兼ねるも
のであり例えば発光した光を一定方向に集光せし
める様な放物線状光反射体の中央の穴に挿入する
等、他の器物との取付を行わしめるためのもので
もある。この取付部は透明でも不透明でも良い。
以上本発明を図面を参酌しながら詳述すれば、第
１図は中空カプセル３の先端がキヤツプ５の底に
位置したもの、第２図はキヤツプ５の底に破割用
突起６を突出せしめ、この破割用突起６にてカプ
セルを一時的に固定したもの、第３図は第２図の
変形を示したもの、第４図は開口部１の部分に中
空カプセルを固定し、破割用突起６を同カプセル
に接触させたものである。上記のいずれの場合
も、例えば化学物質Ａが酸化剤とすればＢは修酸
エステルである。
する。化学発光とはある種の修酸エステルと酸化
剤とが反応することにより励起状態に至らしめら
れた物質が基底状態に遷移する事により可視光線
を発するものであり、例えばビス（２，４，５−
トリクロロ−６−カルボブトキシフエニル）修酸
エステル、ビス−９，10−フエニルエチニルアン
トラセンをジブチルフタレートに溶かした溶液
（以下修酸エステルとする）と過酸化水素とサリ
チル酸ナトリウム等の触媒をジメチルフタレート
に溶かした溶液（以下酸化剤とする）との組合わ
せがある。この様な化学発光を応用した発光体は
電源を必要としない事、熱を生じない事等の性質
の為、多くの用途が開発されているが従来のもの
はすべて棒状発光である為、用途が限定される欠
点を有していた。本発明は上述の欠点を解消する
化学発光体を提供せんとするものであり、その要
旨は開口部１を有する透明な素材よりなる電球状
中空容器２内に混合時に化学発光現象を呈する２
種の化学物質ＡとＢの内、Ａ物質を中空カプセル
３内に充填すると共に中空カプセルの外側である
上記中空容器２内には他方の物質Ｂを充填し、し
かも上記開口部１を螺合密封したキヤツプ５をさ
らなる螺合進行にて中空カプセル３を破割せしめ
る構造としたことを特徴とする化学発光体であ
る。本発明の電球状中空容器２は透明性の高いプ
ラスチツクかガラス等の光を透す素材より成つて
いる。化学発光物質の安定化にはガラス製の方が
良好である。キヤツプ５は内側にネジが切つてあ
り、開口部１の外ネジと密に螺合する形状となつ
ている。キヤツプ５は化学発光物質に安定で、し
かも耐圧性に優れた素材を使用し、密閉効果を上
げる為、キヤツプ５と開口部１との間にパツキン
等の補助物をはめる場合もある。キヤツプ５は密
封する機能の他に取付用としての機能も兼ねるも
のであり例えば発光した光を一定方向に集光せし
める様な放物線状光反射体の中央の穴に挿入する
等、他の器物との取付を行わしめるためのもので
もある。この取付部は透明でも不透明でも良い。
以上本発明を図面を参酌しながら詳述すれば、第
１図は中空カプセル３の先端がキヤツプ５の底に
位置したもの、第２図はキヤツプ５の底に破割用
突起６を突出せしめ、この破割用突起６にてカプ
セルを一時的に固定したもの、第３図は第２図の
変形を示したもの、第４図は開口部１の部分に中
空カプセルを固定し、破割用突起６を同カプセル
に接触させたものである。上記のいずれの場合
も、例えば化学物質Ａが酸化剤とすればＢは修酸
エステルである。
又ネジの長さをl1、第１ねじこみ距離l2、第２
ねじこみ距離l3とすれば、 l1＝l2＋l3 となつている。l2は開口部を密閉するためストロ
ーク、l3は中空カプセルを破割するために要する
ストロークである。尚キヤツプはカプセルの動き
を防止する機能もあわせ有する。また容器がガラ
ス製又はカプセルをガラス等の素材を使用した本
発明の発光体は品質の向上、品質の維持、発光特
性の向上がみられる。
ねじこみ距離l3とすれば、 l1＝l2＋l3 となつている。l2は開口部を密閉するためストロ
ーク、l3は中空カプセルを破割するために要する
ストロークである。尚キヤツプはカプセルの動き
を防止する機能もあわせ有する。また容器がガラ
ス製又はカプセルをガラス等の素材を使用した本
発明の発光体は品質の向上、品質の維持、発光特
性の向上がみられる。
以上の如く構成からなる本考案品はキヤツプ５
のネジこみを更に進めると中空カプセルが押しつ
ぶされてカプセル内のＡと中空容器２内のＢの２
種の化学発光物質が混合し、両者の化学反応に依
つて発光がスタートする。光は透明な球面全体よ
り放射する。
のネジこみを更に進めると中空カプセルが押しつ
ぶされてカプセル内のＡと中空容器２内のＢの２
種の化学発光物質が混合し、両者の化学反応に依
つて発光がスタートする。光は透明な球面全体よ
り放射する。
以上の如く本考案品によれば球状発光つまり
360゜方向に均一な光を発散させることが出来る
為、その効果は照明としての機能が発揮され非常
用懐中電灯その他の非常灯として又催し物パーテ
イー等のイルミネーシヨン等に広く使用できる効
果がある。
360゜方向に均一な光を発散させることが出来る
為、その効果は照明としての機能が発揮され非常
用懐中電灯その他の非常灯として又催し物パーテ
イー等のイルミネーシヨン等に広く使用できる効
果がある。
第１図〜第４図は本考案の化学発光体の実施例
を示す一部切欠説明図。 図中、１：開口部、２：電球状中空容器、３：
中空カプセル、５：キヤツプ、６：破割用突起、
Ａ，Ｂ：化学発光物質。
を示す一部切欠説明図。 図中、１：開口部、２：電球状中空容器、３：
中空カプセル、５：キヤツプ、６：破割用突起、
Ａ，Ｂ：化学発光物質。
Claims (1)
- 開口部１を有する透明な素材よりなる電球状中
空容器２内に混合時に化学発光現象を呈する２種
の化学物質ＡとＢの内、Ａ物質を中空カプセル３
内に充填すると共に中空カプセルの外側である上
記中空容器２内には他方の物質Ｂを充填し、しか
も上記開口部１を螺合密封したキヤツプ５をさら
なる螺合進行にて中空カプセル３を破割せしめる
構造としたことを特徴とする化学発光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3875383U JPS59144701U (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 化学発光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3875383U JPS59144701U (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 化学発光体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59144701U JPS59144701U (ja) | 1984-09-27 |
| JPH0125441Y2 true JPH0125441Y2 (ja) | 1989-07-31 |
Family
ID=30169420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3875383U Granted JPS59144701U (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 化学発光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59144701U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IN164361B (ja) * | 1985-01-23 | 1989-03-04 | Trylon Ass Ltd | |
| JPH073761B2 (ja) * | 1987-07-14 | 1995-01-18 | 株式会社東京化学発光 | 化学発光を利用した装飾灯具 |
-
1983
- 1983-03-16 JP JP3875383U patent/JPS59144701U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59144701U (ja) | 1984-09-27 |
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