JPH0124964Y2 - - Google Patents

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JPH0124964Y2
JPH0124964Y2 JP2095682U JP2095682U JPH0124964Y2 JP H0124964 Y2 JPH0124964 Y2 JP H0124964Y2 JP 2095682 U JP2095682 U JP 2095682U JP 2095682 U JP2095682 U JP 2095682U JP H0124964 Y2 JPH0124964 Y2 JP H0124964Y2
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coaxial line
polarization
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waveguide
length
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアンテナの給電装置に設けられる偏波
変換器に係り、特にこの偏波変換器の周波数特性
の改善に関する。
一般に衛星通信などに用いられるアンテナの給
電装置には偏波変換器と称される偏波に関する整
合素子が設けられる。従来の偏波変換器は第1図
に示すように互いに直交した壁部にそれぞれ4個
の導波管分岐を有する偏波分波器1が導波管回路
3によつてハイブリツド結合器としてのマジツク
T2aおよび2bに接続され、さらに、マジツク
T2aは導波管回路5によつてもう一つのマジツ
クT2cに、マジツクT2bは途中に移相器7が
介装された導波管回路6によつてマジツクT2c
にそれぞれ接続されている。
しかして、マジツクT2cの入力端子8に入力
された信号は導波管回路5および6に同位相で分
割された後、それぞれ導波管回路3および4を通
つて偏波分波器1に到達し、垂直偏波(V偏波)
成分および水平偏波(H偏波)成分の2種類の信
号が励振される。この場合、導波管回路6に介装
された移相器9はここを通る信号の位相を90゜遅
らせるため、偏波分波器1に励振される直交した
2種類の信号の位相差が90゜ずれることになり、
これによつて円偏波が励振される。この円偏波を
右旋円偏波とし、続いて、マジツクT2cの他の
入力端子9に信号を入力した場合には導波管回路
5および6に分割された信号位相が逆になるため
に、偏波分波器1に励振される2種類の信号の一
方が、前述した信号位相に比べてちようど180゜だ
けずれた円偏波すなわち左旋円偏波が励振される
ことになる。
すなわち、第1図に示した偏波変換器は2つの
円偏波を同時に励振させ得るものである。
斯かる従来の偏波変換器にあつては、移相器7
が周波数特性を有することから、入力端子8およ
び9よりそれぞれ入力された信号の垂直偏波と水
平偏波との位相差すなわちV/H偏波間位相は第
2図に示すように、使用周波数帯域の中心波長f0
で90゜であつたとしても、この中心波長f0からず
れるに従つてその位相差も次第に大きく(または
小さく)なり、使用帯域の両端でその偏差が最も
大きくなるという欠点があつた。また、使用周波
数が低い偏波変換器ほど、導波管回路およびマジ
ツクTの寸法が大きくなるとともに重量も増大
し、この結果、その工作性および作業性が極端に
悪くなると同時に高価なものにならざるを得なか
つた。
本考案は上記従来のものの欠点を除去するため
になされたもので、2つの回路に分配されて偏波
分波器に到達する2つの信号の位相差を、使用周
波数帯域の周波数変化に対してほぼ一定に保持し
得るとともに、使用周波数の低いものであつても
形状および重量を小さく抑さえ得、且つ、低廉化
も可能な偏波変換器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の偏波変換
器はハイブリツド結合器としてラツトレースと称
されるリング回路形のものを用いるとともに導波
管回路を同軸線路化し、偏波分波器の導波管分岐
長および同軸線路長を適切に選定することによつ
て偏波分波器に到達する2つの信号の位相差を使
用周波数帯域内でほぼ一定にするものである。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例に
ついて説明する。第3図は本考案に係る偏波変換
器の概要および原理を説明するためのもので、導
波管分岐に移相器17を介装し、この移相器が介
装された導波管分岐とリング回路形のハイブリツ
ド結合器12aとを同軸線路11によつて接続す
るとともに他方の導波管分岐とリング回路形ハイ
ブリツド結合器12bとを同軸線路11によつて
接続し、これらのハイブリツド結合器12aおよ
び12bと、さらにもう一つのリング回路形結合
器12cとをそれぞれ同軸線路13および14に
よつて接続している。ただし、同軸線路11とし
ては4本とも等しい長さのものが用いられるが、
同軸線路13および14は互いに長さの異るもの
が用いられている。ここで、同軸線路13の長さ
をl1、同軸線路14の長さをl2(l1<l2)、移相器1
7の長さをl3とするとともに、ハイブリツド結合
器12cの入力端子15または16に信号を加え
たとき、その出力端子b1を基準にして出力端子
a1の遅れ位相差φD、同軸線路13および14
の両端間の位相差をそれぞれφAおよびφB、移相
器17の両端間の位相差をφCとするとき、偏波
分波器1の入力端子a5を基準にした入力端子b
4の位相差Kは次式で表わされる。
但し、 λ:自由空間波長 ε1:同軸線路13の誘電率 ε2:同軸線路14の誘電率 λg3:移相移17として使用する導波管の管内波
長 である。
本考案は円偏波励振を行なわせるべくこの位相
差Kが使用周波数範囲内においてπ/2になるよ
うに同軸線路13の長さl1、同軸線路14の長さ
l2および移相器17としての導波管の長さl3を相
互に関連せしめて適切に選ぶようにしている。
第4図はこの詳細な構成を示す配線図で、偏波
分波器1は互いに直交する側壁に4個の導波管分
岐10を有し、この中対向する位置に設けられた
1組の導波管分岐10にはそれぞれ長さl3の導波
管が移相器17として介装されており、これらの
導波管分岐は同軸線路11によつてラツトレース
回路(以下ラツトレースを言う)12aの出力端
子に接続され、もう1組の導波管分岐10は同軸
線路11によつてラツトレース12bの出力端に
それぞれ接続されている。
また、ラツトレース12aの入力端子は長さl1
の同軸線路13によつてラツトレース12cの一
方の出力端子に、ラツトレース12bの入力端子
は長さl2の同軸線路13によつてラツトレース1
2cの他方の出力端子にそれぞれ接続されてい
る。
ここで、ラツトレース12cの入力端子15に
信号を加えた場合、各出力端子間に現れる信号の
位相差は零であり、又入力端子16に信号を加え
た場合、各出力端子間に現れる信号の位相差はπ
であるが、この位相差の違いは励振する偏波の方
向が異なるだけなので説明上零とする。このよう
な位相差の設定のもとに、今ラツトレース12c
の入力端子15または16の何れか一方に信号を
加えた場合、同軸線路14が接続される側の出力
端子に現れる信号の位相と、同軸端子13が接続
される側の出力端子に現れる信号の位相差、すな
わち、ラツトレース12cの両出力端間の位相差
は第5図のφD0に示すように使用周波数帯域の中
心周波f0では殆ど差が認められないものの、この
中心周波数f0よりも周波数が高くなるに従つて同
軸線路13側の位相が遅れ、反対に、中心周波数
f0よりも周波数が低くなるに従つて同軸線路13
側の位相が進むことになる。このことは、ラツト
レースは中心周波数で位相差が零となるが、周波
数が中心よりずれると、ラツトレース内部の同軸
部の長さが一定でも周波数により波長が異なるの
で位相差が生じるからである。このことからφD0
はラツトレース12c固有なものであると言え
る。そして、これらのことから同軸線路14側の
出力端子を基準にすれば、使用周波数帯域の最も
低い周波数fLで最も大きい負の偏差を生じ、中心
周波数f0でその偏差は零に、反対に使用周波数帯
域の最も高い周波数fHで最も大きい正の偏差を生
じその途中はほぼ直線的に変化する。
一方、同軸線路13の長さをl1、同軸線路14
の長さをl2(l1<l2)の如く構成したことに伴う両
者の遅れ位相差(φB−φA)もまた同図(φB−
φA)に示した如く、中心周波数f0でほぼ120゜と
すれば、他の周波数に対して約そφD0と同様な傾
向で変化し、φD0よりも幾分傾きが大きくなる。
また、導波管が用いられた移相器17の両端間
の位相差φCもまた同図φCに示した如く、中心周
波数f0でほぼ30゜とすれば、他の周波数に対して
約そφD0と同様な傾向で変化する。
しかして、ラツトレース12cの入力端子15
または16の何れか一方に加えられた信号の成分
は前述したように2つの線路を通してそれぞれ偏
波分波器1に到達するが、両偏波成分の位相差は
(φB−φA)−φC−φD0によつて表わされる。こ
のことは第5図の直線(φB−φA)で示される位
相値から、同図の直線φCおよびφD0で示される
位相値をそれぞれ引き算すればよく、この場合、
φCおよびφD0がほぼ平行で緩やかに変化するこ
と、φB−φAが幾分急に変化することを考慮すれ
ば、両偏波成分の位相差は同図(φB−φA)−φC
−φD0に示した如く、使用周波数帯域の全ての周
波数に対してほぼ90゜となる。尚、前記の場合、
ラツトレース12c,12bの出力端間に現れる
信号の位相差φD0を使用周波数帯域の中心周波数
f0では零とし、両偏波成分の位相差は使用周波数
帯域の全ての周波数に対してほぼ90゜となる場合
を説明したが、ラツトレースの入力端子15に信
号を加えた場合、第5図に示す如くラツトレース
の出力端間に現れる信号の位相差φDπは使用周波
数帯域の中心周波数ではφDπ=180゜となる。それ
故2つの線路を通して偏波分波器1に到達する両
偏波成分の位相差はφD0=0の場合と同様に、
(φB−φA)−φC−φDπによつて表わされた位相
差は−90゜となつて使用周波数帯域の周波数変化
に対してほぼ一定となる。
次に、第6図は本考案に係る偏波変換器のもう
一つの実施例の構成を示す結線図で、上記第4図
は互いに直交した4つの導波管分岐を有する偏波
分波器1に先ず2個のラツトレース2a,2bを
接続し、次いでこれらのラツトレースにもう一つ
のラツトレース2cを接続する構成の偏波変換に
ついて説明したが、ここでは互いに直交する2つ
の導波管分岐を有し、且つ、その一方に導波管で
なる移相器17を介装せしめた偏波分波器18
と、ラツトレース12cとを同軸線路13および
14によつて接続しており、かかる構成の偏波変
換器にあつても、上述したと同様に同軸線路13
の長さl1、同軸線路14の長さl2、および移相器
17の長さl3を適切に選ぶことによつて使用周波
数帯域の周波数変化に対して垂直偏波成分および
水平偏波成分の位相差をほぼ一定に保つことがで
きる。これらの関係を第7図に示す。
なお、上記実施例におけるラツトレースは同軸
ラツトレース、あるいはマイクロストリツプ型の
ラツトレースの何れであつても上述した関係を満
たし得ることは言うまでもない。
次に上記各実施例とは考案の主旨が異なるが、
第8図に示すような偏波変換器も考えられる。図
中、第4図と同一符号を付したものはそれぞれ同
一の要素を示し、第4図中の移相器17を除去し
た点が異つている。
この偏波変換器はラツトレース12cの両端子
間に生ずる位相差の変化傾向すなわち周波数特性
φDと、このφDとは独立に同軸線路の長さにより
決まる同軸線路13および14の遅れ位相差の周
波数特性(φB−φA)とをほぼ近似させ得る場合
のもので、第8図に示した如く、ラツトレース1
2cの両端子間に生ずる、中心周波数f0における
位相差を零とし、同軸線路13および14の間に
生ずる、中心周波数f0における遅れ位相の偏差を
90゜とすれば、これによつて両偏波成分の位相差
(φB−φA)−φDを、同図(φB−φA)−φDに示
した如く、使用周波数帯域の全ての周波数に対し
て90゜とすることができる。
かかる構成を採ることで、例えば、ラツトレー
ス12cに加える信号の周波数を1.5GHzから
1.7GHzに変化させた場合でも楕円偏波率を0.3dB
以下に抑えることができた。
以上の説明によつて明らかな如く、本考案の偏
波変換器によれば、ハイブリツド結合器としてラ
ツトレースと呼ばれるリング形のものを用いると
ともに、偏波分波器との接続も同軸線路を用いた
ために形状および重量が著しく小さくなり、同時
に、作業性および工作性も改善されることにな
る。
また、偏波分波器の導波管分岐の長さと同軸線
路との長さを相互に関連せしめて適切に定めてい
るため、使用周波数帯域の全ての周波数に対して
偏波分波器に到達する2つの信号の位相差をほぼ
一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の偏波変換器の構成を示す斜視
図、第2図はこの偏波変換器の垂直偏波および水
平偏波間の位相差と周波数との関係を示した線
図、第3図は本考案による偏波変換器の概要およ
び原理を説明するためのブロツク図、第4図、第
6図は本考案により偏波変換器の実施例の詳細な
構成を示す配線図、第5図、第7図はこれらの実
施例の作用の説明するために垂直偏波および水平
偏波間の位相差と周波数との関係を示した線図、
第8図は参考例として他の回路方式による偏波変
換器の構成を示す斜視図、第9図はこの偏波変換
器の作用を説明するために垂直偏波および水平偏
波間の位相差と周波数との関係を示した線図であ
る。 1,18:偏波分波器、2a,2b,2c:マ
ジツクT、3,4,5,6:導波管、7,17:
移相器、8,9,15,16:入力端子、10:
導波管分岐、11,13,14:同軸線路、12
a,12b,12c:ラツトレース回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに直交した壁部にそれぞれ導波管分岐を
    有する偏波分波器と、ラツトレース回路と、こ
    のラツトレース回路の第1の出力端子を前記偏
    波分波器の一方の導波管分岐に接続する第1の
    同軸線路と、前記ラツトレース回路の第2の出
    力端子を前記偏波分波器の他方の導波管分岐に
    接続する第2の同軸線路とを具え、使用周波数
    の周波数帯域における前記第1の同軸線路の両
    端間の位相差φA、前記第2の同軸線路の両端
    間の位相差φBとの差である(φB−φA)を
    120゜近辺とし、前記第1の同軸線路を接続する
    導波管分岐長が、前記第2の同軸線路を接続す
    る導波管分岐長よりも長いことに起因する信号
    遅れ位相差φCを30゜近辺とし、更に、前記ラツ
    トレース回路の第1および第2の出力端子間に
    現れる信号の位相差φDを0゜又は180゜とし、(|
    φB|−|φA|−|φC|−|φD|)が使用周
    波数帯域の周波数変化に対してほぼ90゜又は−
    90゜一定となるように前記導波管分岐長および
    同軸線路長を決定した後、前記ラツトレース回
    路の入力端子に信号を加えることによつて前記
    偏波分波器に垂直偏波成分および水平偏波成分
    の2種類の信号を励振させるように構成したこ
    とを特徴とする偏波変換器。 (2) 前記第1の同軸線路長を第2の同軸線路長よ
    りも短くし、この第1の同軸線路が接続される
    側の導波管分岐長を前記第2の同軸線路が接続
    される側の導波管分岐長よりも長く形成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の偏波変換器。
JP2095682U 1982-02-15 1982-02-15 偏波変換器 Granted JPS58123604U (ja)

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