JPH01249371A - 熱記録装置における記録部支持機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は熱記録装置におけ条記録部支持機構に係り、特
にサーマルヘッドまたはプラテンローラの支持機構に関
する。

［従来の技術］ 熱記録装置においては、サーマルヘッドとプラテンロー
ラの間にインクトナーフィルム（ＩＤＦ）と記録紙、ま
たは感熱記録紙を挟圧しながら搬送し、サーマルヘッド
の発熱抵抗体に記録データに対応したパルスを通電して
記録を行う。

従って、記録された画品質を良好に保つためには、サー
マルヘッドの記録ライン（発熱抵抗体の整列ライン）に
対してプラテンローラの母線か非平行状態やねしれを生
じた状態にあってはならない、即ち、非平行状態やねじ
れを生じた状態になっていると、記録紙やＩＤＦの狭圧
力か走査方向に関して一定にならず、発熱抵抗体からの
熱伝達系にムラが生じ、記録濃度にムラが生じることに
なる。

そこて、従来から、ライン型サーマルヘッドを用いた熱
記録装置のヘッド支持機構として第１２図に示すような
構造が採用されている。この構造は、固定軸５１に対し
て回動可能なＴ型継手５２を嵌着し、＃継手５２に固定
軸５１と垂直な回動軸５３を取付け、サーマルヘッド５
４をその記録ライン５４ａが前記の回動軸５３に対して
垂直になるように同回動軸５３に取付けたものである。

この構造により、サーマルヘッド５４は主走査方向及び
副走査方向（ｘ−ｙ方向）については固定され、一方、
固定軸５１と回動軸５３の軸を中心に回動自在（回動方
向：Ｃ１，Ｃ２）に支持されることになる。

第１３図は前記の構造を熱記録装置の筐体内に組込んだ
場合を示し、サーマルヘッド５４のメインテナンスやＩ
ＤＦ５６の交換等のため、プラテンローラ５５が取付け
られている上面カバー５７が蝶番部５８を中心に回動で
き、それによって記録ラインが開閉てきるようになって
いる。尚、同図において、５９はサーマルヘッド５４を
弾力的に支持しているハネ、６０はＩＤＦ供給用ローラ
、６１はＩＤＦ巻取り用ローラ、６２は下部筐体である
。

サーマルヘッド５４とプラテンローラ５５を筐体内で完
全に固定しておくと、加工・組立て誤差等により記録ラ
インとプラテンローラの母線とが非平行関係を生じた場
合に修正することができないが、前記のような構造を採
用することにより、その不具合を弾力的に吸収すること
が可能になる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、前記の従来技術の構造によると、継手５
２の部分に回動機構が必要になり、機構の複雑化を招く
と共に、ねじれの関係については弾力的な吸収が不可能
であるため、固定軸５１と回動軸５３との正確な垂直関
係を維持する必要があり、高い精度での加工が必要にな
る。また、軸による支持構造であるため、相当の強度が
必要になり１機構が大型化するという欠点かある。

更に、第１３図のように組込まれる場合には、アーム６
３の長手方向の寸法精度、固定軸５１と記録ラインとの
間隔、蝶番部５８と固定軸５１との間隔等に極めて高い
精度か要求されることになる。

そこで、本発明は、記録時におけるサーマルヘッドまた
はプラテンローラを極め゛Ｃ簡単な構造で精度良く支持
できる記録部支持構造を提供し、熱記録装置の小型化及
び軽量化を図ることを目的として創作された。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、ライン型サーマルヘッドとプラテンローラを
有し、記録ラインを開放できる感熱記録装置において、
サーマルヘッドまたはプラテンローラの軸支部を、副走
査方向をスパンとする柔軟で伸びが極小の材質からなる
板状片を介して固定バー部へ取付け、サーマルヘッドの
主走査方向に連設された軸またはプラテンローラの軸が
遊嵌する孔または切欠部が形成されている側板を、固定
バー部の両側に取付けたことを特徴とする熱記録装置に
おける記録部支持機構に係る。ここに、「板状片」とし
ては、板バネや、樹脂性のシート等を用いることができ
る。

また、後述する理由により、この機構においては板状片
の中立面とサーマルヘッドの記録ラインまたはプラテン
ローラの軸中心とを略同−面内に配置せしめておくこと
が望ましい。

尚、固定バー部と両側板とは一体成形されたものとする
こともできる。

また、記録ライン側からみて固定バー部より外側で、記
録ラインと平行に設けられた軸により、両側板を回動自
在に支持すると１両側板を記録ラインの開閉用アームと
して兼用でき、更に、その軸を両側板の間で不連続とし
、該軸の不連続側端面にインクフィルムロール軸の着脱
機構を設けることもできる。

［作用］ 熱記録装置においては、プラテンローラや排出ローラ等
が記録紙とＩＤＦまたは感熱記録紙をサーマルヘッドに
押圧しながら一方向（排出方向）へ搬送する。この場合
、記録時においてサーマルヘッド及びプラテンローラに
必要となる拘束条件は次のようになる。

■主走査方向と副走査方向については完全に拘束される
こと。尚、副走査方向については、記録紙やＩＤＦとの
摩擦により排出方向に移動しないという拘束条件で足り
る。

■サーマルヘッドの記録ラインとプラテンローラの母線
とが抑圧方向に関して非平行状態にならないように、主
走査方向の軸が揺動可能であること。

■サーマルヘッドの記録ラインとプラテンローラの母線
とがねじれ関係を有しないこと。

本発明における板状片は、この拘束条件を可能にする。

即ち、サーマルヘッドとプラテンローラが別に設けられ
ている加圧機構で弾力的に押圧されている状態において
、板状片がサーマルヘッドに取付けられているものにつ
いては、プラテンローラが記録紙やＩＤＦを送ると、サ
ーマルヘッドには摩擦によって排出方向への力が作用し
て板状片のスパンは引張状態になるが、板状片の伸びは
極小であることからサーマルヘッドの排出方向への移動
を拘束する。一方、板状片がプラテンローラの軸支部に
取付けられているものについては、排出側に設けられた
搬送ローラか記録紙等を送ることになるが、この場合に
はプラテンローラに排出方向への力が作用して、前記と
同様に板状片が引張状態になり、プラテンローラの排出
方向への移動を拘束する。

このように、排出方向についての拘束は板状片の引張に
より可能になるが、同時に板状片はその引張力によって
展張されるため、板状片はサーマルヘッドまたはプラテ
ンローラを主走査方向についても拘束することになる。

また、サーマルヘッドの記録ラインとプラテンローラの
母線に非平行状態が生じる原因があっても、板状片は柔
軟に撓みやねじれを生じて平行状態を維持させる。

更に、サーマルヘッドの記録ラインとプラテンローラの
母線のねじれ関係については、板バネの取付は位置を調
整して解消できるため１部品の加工段階で高い加工精度
を要求する必要がなくなる。

ところて、板状片はサーマルヘッドやプラテンローラの
重量を支持する４５１簡は有していない。従って、記録
ラインを開閉する際に、板状片にサーマルヘッドやプラ
テンローラの重量や慣性力をそのまま支持させると、板
状片が板バネである場合には撓み量が大きくなって塑性
変形を生じ、また樹脂性のシート等を用いた場合には裂
断することがあり得る。

側板に形成されている孔または切欠部は、板状片に対し
て弾性限度以上の力や重量等が直接作用することを防止
する役割を果たす。

板状片の中立面とサーマルヘッドの記録ラインまたはプ
ラテンローラの軸中心を略同−面内に配置するのは次の
理由による。

記録紙やＩＤＦの排出方向はサーマルヘッドの記録面に
沿った方向とは限らず、サーマルヘッドやプラテンロー
ラに回転力を及ぼすことになる。前記の条件を具備させ
ておくと、サーマルヘッドやプラテンローラ自体に回転
力か作用せず、記録ラインとプラテンローラの抑圧ライ
ンを常に正確に維持てきる。

固定バー部と側板を一体成形すると、板金加工等で容易
に製造でき、且つ加工段階で所要の寸法精度をたしてお
けば、組立て段階での組立て誤差等が影響することか少
なくなる。

両側板を前記の位置に設けられた軸で回動自在に支持す
ると、サーマルヘッド側のユニットまたはプラテンロー
ラ側のユニットを記録ラインから容易に開閉でき、セッ
ト時にサーマルヘッドの記録ラインとプラテンローラの
母線を正確に合致させることかできる。また、両側板に
記録ラインの開閉アームとしての機能をもたせることに
より、機構の小型・軽量化を実現できる。

更に、回動中心となる軸にインクフィルムロール軸の着
脱機構を設けることにより、筐体内部のスペースの有効
利用か可能になり、この点からも小型・軽量化が図れる
。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を第１図から第１１図を用いて説
明する。

実施例１ 本実施例は記録部支持機構をユニットとして筐体内に設
置するタイプのものに関する。第１図（平面図）及び第
２図（要部断面側面図）はサーマルヘッドの支持機構を
、第３図（平面図）及び第４図（要部断面側面図）はプ
ラテンローラの支持機構を示す。

第１図及び第２図において、１はサーマルヘッド、２は
固定バー部、３は側板、４は板ハネである。尚、サーマ
ルヘッド１にはその主走査方向に軸１ａが連設されてお
り、また、側板３には切欠部３ａか形成されている。

サーマルヘッドｌは副走査方向をスパンとした２枚の板
バネ４を介して固定バー部２へ取付けられており、側板
３はその切欠部３ａにサーマルヘッド１の軸１ａを遊嵌
させて固定バー部２の両端に固定されている。

このように組立てられたユニットは、第２図に示すよう
に、サーマルヘッドｌの記録ライン１ｂがプラテンロー
ラ５の母線と合致する位置に設置され、記録紙・Ｉ　Ｄ
Ｆ６をセットした後、別に設けられた加圧機構（図示せ
ず）によりプラテンローラ５の軸支部とサーマルヘッド
ｌに所定の押圧力を与えて、プラテンローラ５をサーマ
ルヘッド１の記録ラインｌｂに押圧する。

ここで、プラテンローラ５を回転させて記録紙・ＩＤＦ
６を送りながら、サーマルヘッド１に記録データに対応
した通電パルスを入力して記録を行うことになる。従っ
て、サーマルヘッド１はＩ　ＤＦ６との摩擦により副走
査方向へ引かれることになるが、板ハネ４がサーマルヘ
ッドｌの副走査方向への移動を拘束する。また、板バネ
４は副走査方向への引張に伴って展張された状態になり
、サーマルヘッドｌを主走査方向についても固定する。

一方、サーマルヘッドｌの記録ラインとプラテンローラ
５の母線の非平行関係が生ずる原因があったり、その抑
圧ラインが揺動した場合にも、板ハネ４はその状態に対
応して弾力的に変形し、常に安定した抑圧ラインが維持
される。

尚、この記録状態におけるサーマルヘッド１の記録側面
と固定バー部２の板バネ取付は面は同一平面になるよう
に設定されており、記録紙・ＩＤＦ６の搬送方向αが変
動してもサーマルヘッド１に回転力が作用しないように
なっている。

ところで、板バネ４はサーマルヘッド１を支持するだけ
の強度を有していないため、ユニット全体を筐体側から
外すと板バネ４か撓むことになる。この撓み量が大きく
なると板ハネ４が塑性変形して記録ライン１ｂの位置が
ずれてしまうことになるが、側板３の切欠部３ａはサー
マルヘッドｌの軸１ａを板バネ４がその弾性限度内で遊
嵌させているため、板ハネ４の塑性変形は防止できる。

即ち、ユニットの着脱時には、第５図に示すようにサー
マルヘッド１かその重力や慣性力により上下方向に変位
することになるが、切欠部３ａはサーマルヘッド１の軸
１ａを板ハネ４の弾性限度内でしか変位できないように
変位量（Ｗ）を制限する。

第３図及び第４図は上記のユニットと原理的には同様で
あるが、板バネがプラテンローラ側に取付けられたもの
である。各図において付した符号のうち、第１図及び第
２図と同一の符号が付されている部分は同一の部分を示
す。

この構造のユニットにおいては、プラテンローラ７の軸
７ａを側方から軸支するコ字形の軸支部８が２枚の板バ
ネ４を介して固定バー部２に取付けられている。また、
プラテンローラ７の軸中心と固定バー部２の板ハネの取
付面とは同一平面になるように設定されている。

このユニットにおいても、第４図に示すようにサーマル
ヘッド９とプラテンローラ７の軸７ａが別の加圧機構に
よって押圧され、記録紙・ＩＤＦ６を狭圧しながら記録
を行うことになるか、プラテンローラ７には回転駆動力
が供給されず、排出側に設けられた搬送ローラにより記
録紙・ＩＤＦ６が送られる。

記録時において、板バネ４がプラテンローラ７を副走査
方向及び主走査方向に関して拘束し、また押圧ラインの
揺動等に対して板バネ４か弾力的に変形して押圧ライン
を安定化させることは前記のユニットと同様である。ま
た、ユニットの着脱時に、側板３の切欠部３ａがプラテ
ンローラ７の軸７ａと板バネ４に対して果たす機能も同
様である。

Ｘ凰廻ユ 本実施例は記録部支持機構を記録ラインの開閉機構と兼
用した構造に関する。第６図（平面図）、第７図（側面
図：記録時）及び第８図（側面図；開放時）はサーマル
ヘッドの支持機構を、第９図（平面図）、第１Ｏ図（側
面図二記録時）及び第１１図（側面図二開放時）はプラ
テンローラの支持機構を示す。

第６図から第８図において、１１はサーマルヘッド、１
２は固定バー部、１３は側板、１４は板バネ、１５はＩ
ＤＦ供給ロールの軸支部、１６はＩＤＦ供給ローラ、１
７はＩＤＦ巻取りローラ、１８は筐体の上面カバー、１
９はプラテンローラである。尚、サーマルヘッド１１に
はその主走査方向に軸１１ａが連設されており、また、
側板３は板金加工により固定バー部１２と一体成形され
ていると共に、その端部には切欠部１３ａが形成されて
いる。

サーマルヘッド１１は副走査方向をスパンとした２枚の
板バネ１４を介して固定バー部１２へ取付けられており
、その取付は状態において、側板１３はその切欠部１３
ａにサーマルヘッド１１の軸１１ａを板バネ１４が弾性
限度内で撓む範囲で遊嵌させている。また、上面カバー
１８にはＩＤＦ巻取りローラ１７の軸支部（図示せず）
とそのローラ軸の回転機構（図示せず）が取付けられて
おり、上面カバー１８と側板１３は、軸支部１５の外側
に連設されている軸１５ａを中心に、連動して開閉でき
るようになっている。

記録時には、第７図に示すように、ＩＤＦ２Ｏと記録紙
２１をサーマルへラド１１の記録ラインとプラテンロー
ラ１９の間に狭圧し、プラテンローラ１９とＩＤＦ巻取
りローラ１７を同期回転させながら記録を行うことにな
る。尚、サーマルヘッド１１とプラテンローラ１９の押
圧力は、上面カバー１８とサーマルヘッド１１の間に設
けられているバネ２３によって供給される。

記録時において、各ローラの回転により、ＩＤＦ２０と
記録紙２１が搬送されると、サーマルヘッド１１は板バ
ネ１４により副走査方向と主走査方向に関して拘束され
、また押圧ラインの揺動等に対しては板バネ１４が弾力
的に撓んで安定した記録を実行させる。

一方、ＩＤＦが消耗し、その交換の必要を生じた場合等
においては、第８図に示すように上面カバー１８を開放
することになるが、側板１３も軸１５ａを中心に回転し
、サーマルヘッド１１は側板１３の切欠部１３ａに支持
された状態で持上げられる。この場合、サーマルヘッド
１１に作用するバネ２３の復元力により板バネ１４が撓
むことになるが、切欠部１３ａはサーマルヘッド１１の
軸１１ａを板バネ１４が弾性限度内でしか撓ませないた
め、板バネ１４に塑性変形が生じることはない。

尚、ＩＤＦの交換は、上面カバー１８を開放した状態て
、ＩＤＦ供給ローラ１６とＩＤＦ巻取りローラ１７を取
外し、新規のＩＤＦをセットして、再び上面カバー１８
を閉鎖することにより容易に行える。

第９図から第１１図に示される機構は上記の機構と原理
的には同様であるが、板バネがプラテンローラ側に取付
けられる。各図において付した符号のうち、第６図から
第８図と同一の符号か付されている部分は同一の部分を
示す。

この機構では、プラテンローラ３１の軸３１ａを側方か
ら軸支するコ字形の軸支部３２が２枚の板バネ１４を介
して固定バー部１２に取付けられている。この支持部に
関する他の構成については前記の第６図から第８図に示
した構造とほぼ同様であり、板バネ１４によりプラテン
ローラ３１の拘束条件を実現する原理も同様である。但
し、上面カバー１８側にアダプタローラ３３が設けられ
ており、下方の本体側に排出ローラ３４、サーマルヘッ
ド３５、ＩＤＦの搬送方向変更ローラ３６、及びＩＤＦ
巻取りローラ１７が設けられている点が異なる。

記録紙２１のセクトは、第１１図に示すように上面カバ
ー１８を開放した状態で、記録紙２１を上面カバー１８
のスリット部１８ａから挿入した後、上面カバー１８を
閉鎖することにより行われ、記録時にはＩＤＦ巻取りロ
ーラ１７の回転に同期して排出ローラ３４が記録紙を搬
送することになる。

従って、ＩＤＦの交換時や記録紙のセット時に上面カバ
ー１８が開閉され板バネ１４が撓むが、前記と同様に、
側板１３の切欠部１３ａがプラテンローラ３１の軸３１
ａの変位量を板バネ１４の弾性限度内に抑制するため、
板バネ１４か塑性変形することはない。

［発明の効果］ 本発明は以上のような構成を有しているため、次のよう
な効果を奏する。

請求項（１）の発明は、サーマルヘッドまたはプラテン
ローラの支持部を柔軟て伸びが極小の材質からなる板状
片と両側板の切欠部で構成することにより、記録時にお
けるサーマルヘッドやプラテンローラの拘束条件と最適
の押圧条件を極めて簡単な機構により実現し、その機構
の簡素化により熱記録装置の軽量化と小型化を可能にす
る。また、本発明によれば、組立て後においても板状片
の固定バー部への取付は位置を容易に調整することかで
き、サーマルヘッドの記録ラインとプラテンローラの母
線との間にねじれ関係を生じさせることなく正確に押圧
させることかできるという利点を有している。

請求項（２）の発明は、板状片の中立面の位置を所定の
位置に配鐙することにより、サーマルヘッドの記録ライ
ンとプラテンローラの母線の抑圧関係を常に安定に保つ
ことを特徴とする請求項（３）の発明は、固定バー部と
両側板を一体成形することにより５組立て誤差少なくし
、更に部品の製造工程の簡略化を可ス蔚にする。

請求項（４）の発明は、側板を記録ラインの開閉用アー
ムとして兼用できるようにし、装置の小型化と軽量化を
図る。また、記録ラインの開閉かあってもサーマルヘッ
ドの記録ラインとプラテンローラの母線を常に正確に合
致させることを可使にする。更に、請求項（５）の発明
は、側板の軸支部間にＩＤＦ供給ロールを着脱できるよ
うにしたことにより、装置内の空間を有効利用し、熱記
録装置の更なる小型化を実現する。

【図面の簡単な説明】

第１図は記録部支持機構（サーマルヘッド支持）の平面
図、第２図は同要部断面側面図、第３図は記録部支持機
構（プラテンローラ支持）の平面図、第４図は同要部断
面側面図、第５図は記録部支持機構（サーマルヘッド支
持）の側面図、第６図は開閉型記録部支持機構等（サー
マルヘッド支持）の平面図、第７図は同側面図（上面カ
バーは断面）、第８図は上面カバー開放時の状態を示す
図、第９図は開閉型記録部支持機構等（プラテンローラ
支持）の平面図、第１０図は同側面図（上面カバーは断
面）、第１１図は上面カバー開放時の状態を示す図、第
１２図は従来のサーマルヘッド支持機構を示す斜視図、
第１３図は同支持機構が筐体内に組込まれた場合の要部
断面図である。 ｌ・・・サーマルヘッド １ａ−−−サーマルヘッドに連設された軸２・・・固定
バー部　３・・・側板　３　ａ　・・−切欠部４・・・
板バネ　５・・・プラテンローラ７・・・プラテンロー
ラ ７　ａ　・・・プラテンローラの軸　８・・・軸支部９
−・・サーマルヘッド　１１−・・サーマルヘッド１１
　ａ　・−・サーマルヘッドに連設された軸１２−・・
固定バー部　１３−・・側板１３　ａ　・−・切欠部　
１４・・・板バネ１５−ＩＤＦ供給ロールの軸支部 １６−ＩＤＦ供給ロール １９−・・プラテンローラ ３１・・・プラテンローラ 第１２図 第１３図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）ライン型サーマルヘッドとプラテンローラを有し
   、記録ラインを開放できる感熱記録装置において、 サーマルヘッドまたはプラテンローラの軸支部を、副走
   査方向をスパンとする柔軟で伸びが極小な材質からなる
   板状片を介して固定バー部へ取付け、サーマルヘッドの
   主走査方向に連設された軸またはプラテンローラの軸が
   遊嵌する孔または切欠部が形成されている側板を、固定
   バー部の両側に取付けたことを特徴をする熱記録装置に
   おける記録部支持機構。
2. （２）板状片の中立面とサーマルヘッドの記録ラインま
   たはプラテンローラの軸中心とを略同一面内に配置せし
   めることとした請求項（１）記載の熱記録装置における
   記録部支持機構。
3. （３）固定バー部と両側板とが一体成形されたものであ
   る請求項（１）または（２）記載の熱記録装置における
   記録部支持機構。
4. （４）記録ライン側からみて固定バー部より外側で、記
   録ラインと平行に設けられた軸により、両側板を回動自
   在に支持した請求項（１）、（２）または（３）記載の
   熱記録装置における記録部支持機構。
5. （５）両側板を回動自在に支持する軸を両側板の間で不
   連続とし、該軸の不連続側端面にインクフィルムロール
   軸の着脱機構を設けた請求項（４）記載の熱記録装置に
   おける記録部支持機構。