JPH01247003A - 動力車両の油圧制御装置 - Google Patents

動力車両の油圧制御装置

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JPH01247003A
JPH01247003A JP7505288A JP7505288A JPH01247003A JP H01247003 A JPH01247003 A JP H01247003A JP 7505288 A JP7505288 A JP 7505288A JP 7505288 A JP7505288 A JP 7505288A JP H01247003 A JPH01247003 A JP H01247003A
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JP
Japan
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control valve
hydraulic
pressure
main spool
valve
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JP7505288A
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Yoshiaki Murakami
良昭 村上
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トラクター等の動力車両の油圧制御装置に
関する。
〔従来技術〕
従来、この種の油圧制御装置は、第3図に示されている
ように作業機昇降用の油圧シリンダー6′と油圧ポンプ
25′とを結ぶ圧油供給油路28′の途中に上昇側電磁
式比例制御弁29′と、下降側電磁式比例制御弁30’
と、強制下降弁24′とを介装して設け、制御部に下降
指令が入ったときには下降側電磁式比例制御弁30’ 
と強制下降弁24′のソレノイドが共に励磁され、油圧
シリンダー6′内の圧力が所定圧を下回るときにのみこ
の強制下降弁24′がタンク26′と連通ずる側に切り
替わり、油圧シリンダー6′内に流入している作動油を
タンク26′に排出させてリフトアームを下降回動させ
るように構成している。この強制下降弁24″はトラク
ター等のリフトアームに作業機が連結されていないとき
であって、油圧シリンダー6′内の圧力が低下している
ときにリフトアームの下降側への回動を可能とするため
に設けられたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このような従来装置の場合には、下降側電磁
式比例制御弁30′の他にこのような特殊な強制下降弁
24′を必要とするものであるから製造コストが増大す
るという欠点があった。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は、上記した問題点に鑑みて提案するものであ
って1次のような技術的手段を講じた。
即ち、油圧ポンプ25と作業機昇降用のメイン油圧シリ
ンダー6との間に上昇側電磁式比例制御弁29と下降側
電磁式比例制御弁30とを介装した動力車両の油圧制御
装置において、上記下降側電磁式比例制御弁30のメイ
ンスプール36を、油圧シリンダー6と油圧タンク26
とが連通ずる室36bと1両者の連通状態を遮断する室
36aの2室を有する摺動式のスプール弁で構成すると
共に、常時このメインスプール36を回路遮断する側に
付勢して設け、このメインスプール36には油圧シリン
ダー6内の所定圧を越える背圧あるいは油圧ポンプ25
の作動圧がかかると前記メインスプール36が回路を連
通ずる側に切換えられるパイロット圧制御弁37を関連
させて設けたことを特徴とする動力車両の油圧制御装置
の構成とする。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、この発明の実施例の一つを説明
する。
まず、構成から説明する。1はトラクターで、機体の前
後部に夫々前後輸2.2.3,3を備え、エンジン4の
回転動力をミッションケース5内の変速装置(図面省略
)を介して後軸3.3の推進軸に伝達すべく構成してい
る。ミッションケース5の上部には単動の油圧シリンダ
ー6を内装する油圧シリンダーケース7が設けられ、こ
の油圧シリンダーケース7の左右両側部にはリフトアー
ム8.8が回動可能に枢着されている。トラクター1の
機体後下部にはロワーリンク9.9が枢着され、このロ
ワーリンク9.9とリフトアーム8.8との間にリフト
ロッド11.11が介装連結されている。機体後上部に
連結されたトップリンク12と左右一対のロワーリンク
9.9とからなる3点リンク装置13の後部にはロータ
リ耕耘装置14が昇降自在に連結されている。
次に第2図に示す油圧回路を説明する。エンジン4の回
転動力にて駆動される油圧ポンプ25と作業機昇降用の
メインの油圧シリンダー6とは圧油供給油路28にて接
続され、その間に上昇側電磁式比例制御弁29と下降側
電磁式比例制御弁30とが介装されている。上昇側電磁
式比例制御弁29は、比例圧力制御弁32と流量制御弁
33と圧力補償弁34とからなり、流量制御弁33は油
圧シリンダー6と油圧ポンプ25との接続を遮断する室
33aと油圧シリンダー6と油圧ポンプ25とが連通ず
る室33bとを有し、常態ではスプリング33cの押圧
力により圧油供給油路28を遮断するように構成してい
る。比例圧力制御弁32のソレノイド32aに電流が通
電されると流量制御弁33に背圧がかかり、圧油供給油
路28と連通ずる側(33b側)に流量制御弁33が切
換わる。すると、油圧ポンプ25から送られた作動圧油
はこの流量制御弁33の室33bを通って前記メイン油
圧シリンダー6側に送られる。圧力補償弁34は前記流
量制御弁33が作用していないときには油圧ポンプ25
からの作動油をタンクに流出させ、流量制御弁33が上
昇側に切換えられたときにはポンプ側圧力がこの圧力補
償弁34に背圧として作用し、圧油供給油路28中に圧
力を封じ込める。一方、前記下降側電磁式比例制御弁3
0は、昇降用油圧シリンダ−6内の作動圧油を排出制御
するための下降側のメインスプール36と、このメイン
スプール36に掛かるパイロット圧を調整するパイロッ
ト圧制御弁37とを有し、前記メインスプール36は、
油圧シリンダー6と油圧タンク26との連通を遮断する
室36aと、連通状態に維持する室36bとを備え、常
態においては、スプリング38により遮断する側に切換
えられている。前記パイロット圧制御弁37は油路40
.41により油圧シリンダー6内のシリンダー圧とk1
1圧ポンプ25側のポンプ圧とが掛かるように構成され
、両油路40.41の途中には逆止弁42.43が介装
されている。パイロット圧制御弁37のソレノイド37
aに電流が通電されると、油路44と45とを接続して
いたこのパイロット圧ffi!制御弁37が切換えられ
、油路45はhI回路40.41と接続状態におかれる
。即ち、このパイロット圧制御弁37のソレノイド37
aに電流が流れると背圧がメインスプール36に掛かり
、このメインスプール36が室36b側に切換えられて
油圧シリンダー6内の作動油をタンク26内に排出させ
、リフトアーム8.8を下降させる。
このパイロット圧制御弁37のソレノイド37aに通電
する電流値を変えることによりメインスプール36に掛
かる背圧を変更することができ、メインスプール36の
前後の圧力差を調整することができて、油圧シリンダー
6からタンク26に回収される作動油の量を変更するこ
とができる。
次に上側の作用を説明する。トラクター1のエンジン4
を回転させて油圧ポンプ25を駆動すると作動圧油は圧
油供給油路28を通ってまず上昇側電磁式比例制御弁2
9に至る。第2図は油圧昇降装置の制御弁が中立状態に
あるときを示しているが、図示外の油圧操作レバー等に
より、作業機上昇側の信号が制御部に入力されると圧力
制御弁32のソレノイド32aが励磁されて、パイロッ
ト圧が油路46を介して流量制御弁33に掛かり、この
ため流量制御弁33は室33b側に切換えられて油圧シ
リンダー6へ圧油が供給され、リフトアーム8.8を上
昇回動させる。一方、下降側電磁式比例制御弁30に下
げ側の信号が入るとパイロット圧制御弁37のソレノイ
ド37aが励磁され、このパイロット圧制御弁37が切
換えられて油路45は油路40および41と連通し、こ
れによりメインスプール36には油圧シリンダー6側の
内圧あるいは油圧ポンプ25側の圧力が掛けられ、室3
6b側に切換えられて流量制御されながら油圧シリンダ
ー6内の作動油は油圧タンク26に回収される。油路4
0.41中には逆止弁42.43が介装されているから
、作動中に作動油が逆流して油圧シリンダー6内に流入
したり、圧油供給油路28と合流するような不都合は生
じない。
以上のように、この実施例においては、従来必要として
いた高価な強制下降弁24′を不用となし、逆止弁42
.43を追加する程度のわずかな変更で油圧制御装置の
制御弁を構成することができるので構成が簡潔になると
ともに、安価に製造できる利点がある。
〔発明の効果〕 この発明は前記の如く構成したので以下のような技術的
効果を奏する。
即ち、下降側電磁式比例制御弁3oを構成するメインス
プール36を摺動式のスプール弁で構成し、このメイン
スプール36には油圧シリンダー6の内圧と、油圧ポン
プ25の作動圧の両方がパイロット圧として掛かるよう
に構成しているのでエンジン作動中であって制御部に下
げ信号が入るとパイロット圧制御弁37の動作によりメ
インスプール36が回路連通側に切換えられてリフトア
ーム8.8を下降側へ回動させることができる。
しかも、高価な強制下降弁を必要としないから、装置全
体の製造コストを下げることが可能となるほか、従来装
置の一部改造、わずかな部品の追加により達成できるか
ら、油圧制御装置の改変に手間取る時間も大巾に短縮さ
れる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例の一つを示し、第1図は動力車
両の全体側面図、第2図は油圧回路図、第3図は従来装
置の油圧回路図である。 符号の説明 1   トラクター 6   油圧シリンダー 8.8 リフトアーム 9.9 ロワーリンク 13  3点リンク装置 14    ロータリ耕耘装置 29    上昇側電磁式比例制御弁 30    下降側電磁式比例制御弁 36    メインスプール 37    パイロット圧制御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  油圧ポンプ25と作業機昇降用のメイン油圧シリンダ
    ー6との間に上昇側電磁式比例制御弁29と下降側電磁
    式比例制御弁30とを介装した動力車両の油圧制御装置
    において、上記下降側電磁式比例制御弁30のメインス
    プール36を、油圧シリンダー6と油圧タンク26とが
    連通する室36bと、両者の連通状態を遮断する室36
    aの2室を有する摺動式のスプール弁で構成すると共に
    、常時このメインスプール36を回路遮断する側に付勢
    して設け、このメインスプール36には油圧シリンダー
    6内の所定圧を越える背圧あるいは油圧ポンプ25の作
    動圧がかかると前記メインスプール36が回路を連通す
    る側に切換えられるパイロット圧制御弁37を関連させ
    て設けたことを特徴とする動力車両の油圧制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04222507A (ja) * 1990-12-26 1992-08-12 Kubota Corp 作業車の操作構造

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