JPH0124585Y2 - - Google Patents

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JPH0124585Y2
JPH0124585Y2 JP19190382U JP19190382U JPH0124585Y2 JP H0124585 Y2 JPH0124585 Y2 JP H0124585Y2 JP 19190382 U JP19190382 U JP 19190382U JP 19190382 U JP19190382 U JP 19190382U JP H0124585 Y2 JPH0124585 Y2 JP H0124585Y2
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JP
Japan
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sample
windshield
door
mounting plate
balance
Prior art date
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JP19190382U
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JPS5995231U (ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は風防つき天秤に関する。
従来、上皿天秤、特に個数ばかり用の風防は試
料出入れ時に煩わしい操作を要した。本考案は試
料交換を容易にすることができる風防つき天秤の
提供を目的とする。
すなわち、本考案は、試料投入台が風防ケース
の試料投入口の扉の機能を兼ね、風防ケースを大
きく開閉することなく。試料を試料載置皿の上に
載けることができるようにすると共に、試料排出
時にも測定済みの試料を風防ケースが大きく開閉
することなく試料を排出することができるように
し、且つ外部からのつまみ操作による試料排出動
作に伴つて自動的に扉が開き、閉じるようにした
もので、これにより風防つき天秤の操作が容易
で、風防の扉の開閉による気流の乱れによる影響
も少なくすることができるものである。
次に実施例について説明する。第1図は本考案
の第1実施例を示す。天秤本体1の上面に風防ケ
ース2が固定され、ケース2内に試料載置皿3が
収容されて保護されている。試料載置皿3の上方
の風防ケース2の天井に試料の投入口4を設け
る。この投入口にはバネつき蝶番5により自動復
帰する扉6を取付ける。この扉6は試料投入台と
しての役割を兼ね、試料が扉6上に置かれると自
重で扉6が開き、試料を試料載置皿3上へ落下さ
せる。試料を落下させると扉6はバネで元に戻つ
て投入口4を閉止する。扉6には取手6aを取付
けて、試料が軽量な場合に手で押開くようにして
もよい。また扉6の長さ及び試料載置皿3との間
隔を考慮することにより、試料が扉6に沿つて試
料載置皿3上へすべり落ちるようにすることがで
きる。風防ケース2の側壁の一部に排出口7を設
ける。この排出口7にもバネつき蝶番8により扉
9を設ける。この扉9は常時排出口7を閉止する
方向にバネ付勢されている。排出口7には水平か
らやや傾やや傾いた排出用のすべり台10を設け
る。このすべり台10は試料載置皿3から排出さ
れる秤量ずみの試料を受け取り、これを排出口7
外まで滑走させる。風防ケース2内には秤量ずみ
の試料を試料載置皿3からすべり台上へ排出する
ための試料移動手段として、刷毛11を設ける。
この刷毛11はケース2内に渡された2本の平行
なガイド棒12により、試料載置皿3上を該載置
皿3に対して平行移動自在としている。刷毛11
には押当り片13と操作用つまみ14を設けてい
る。押当り片13は刷毛11から試料掃き出し方
向に突出して設け、刷毛11の掃き出し方向(図
上、右方向)への移動が終了する頃に排出口7の
扉9に当たつて、これを押し開くようにしてい
る。操作用つまみ14はケース2内から外へ突出
させて設け、つまみ14を逃げ穴15に沿つて操
作することにより刷毛11を外から移動操作でき
るようにしている。
実施例の操作を説明する。まず試料を試料投入
口4の試料投入台兼用の扉6上に載せる。すると
試料重量により扉6が下方に開き、試料が落下し
て試料載置皿3上に載る。扉6は蝶番5のバネに
より元に戻り風防の役を果たす。試料の秤量が終
わると、操作用つまみ14を図面上において右方
へ操作する。この操作により試料が試料載置皿3
からすべり台10に落されると共に、押当り片1
3が排出口7の扉9を押開き、よつて試料がすべ
り台10上をすべつてケース2外へ排出される。
刷毛11に加える力をゆるめるとバネつき蝶番8
により扉9が自動的に閉じられる。刷毛11は図
面上、左方へ戻して待機させる。なお、試料が軽
微であつて、投入口4の扉6が開かず、試料が落
下しない場合には、扉6の取手6aを軽く押すこ
とにより落下させることができる。又、扉6の長
さ及び試料載置皿3との間隔を考慮することによ
り、扉6に沿つて試料をすべり落ちるようにすれ
ば、試料落下時に試料載置皿3が測定に重大な影
響を与えるような衝撃を受けるのを防止すること
ができる。
第2図に第2の実施例を示す。この実施例は皿
受台21上に置かれた試料載置皿22を外部から
操作できるレバー23で傾けて、これにより試料
をすべり台10へ排出するものである。第1実施
例の場合における風防ケース2の取付、ケース2
への試料投入口4、及びバネつき蝶番5による扉
6の取付、排出口7及びバネつき蝶番8による扉
9の取付、すべり台10の取付等は第2実施例の
場合においても変わらない。同一の作用機能を果
す部材は第1の実施例と同じ符号を付す。さて、
第2の実施例では第1の実施例における試料載置
皿3を皿受台21とその上に、置かれる試料載置
皿22とから構成する。この試料載置皿22は単
に皿受台21に載つているだけで、通常時には他
の部材と独立である。試料載置皿22には一対の
係合片22aを試料排出側とは反対側に、各々側
方へ突出させて設ける。レバー23も一対設け、
その各々を皿受台21の側方、風防ケース2との
間に平行に配置する。2つのレバー23,23は
連結軸24に固定する。この連結軸24は両側で
ケース2に軸受けされる。連結軸24のケース2
からの突出部に操作用つまみ14が固定されてい
る。このつまみ14を回すことによりレバー23
が回動作する。レバー23には係合用の凹部23
aと押当り片23bを設ける。凹部23aはレバ
ー23の回動途中に試料載置皿22の係合片22
aと係合し、これを持上げる。押当り片23bは
その先端が試料排出口の扉9に近設して設けら
れ、レバー23の回動途中に扉9に当つてこれを
押し開ける。レバー23は連結軸24に対して凹
部23aを設けている側が押当り片23bを設け
ている側よりも重くなつている。レバー23に対
しては受台25を例えば天秤本体上に形成し、レ
バー23が試料載置皿22から少し下方へ離れた
位置に待機できるようにする。
操作を説明する。試料が第1の実施例の場合と
同様に試料投入口4から投入されると、この試料
が皿受台21上の試料載置皿22に置かれ、秤量
される。秤量が終わると、操作用つまみ14を時
計方向に回操作する。これによりレバー23が受
台25上から時計方向に回動し、レバー23の凹
部23aが試料載置皿22の係合片22aに係合
してこれを持上げる。これにより試料載置皿22
が傾き、試料がすべり台10上へ排出される。一
方、レバー23の回動により押当り片23bが排
出口7の扉9を押開き、これにより試料がケース
2外へ排出される。レバー23が元に戻れば自動
的に扉9が閉じる。なお、レバー23は通常時
(待機時)、試料載置皿22及皿受台21と接触し
ておらず、天秤の風袋消去量を最小に押えてい
る。
以上の構成よりなる本考案によれば、風防ケー
スを大きく開閉することなく、試料を出入れする
ことができるので、風防効果を向上させることが
でき、測定誤差を小さくすると共に測定速度を上
げることができる。しかも投入口及び排出口の扉
は自動的に閉まるので、それに要する手間が省
け、多数の試料を次々と測定する場合に作業効率
が向上する。勿論扉は自動的にすぐ閉まるから風
防効果も手操作に比べて良好となる。その他、本
考案では風の影響を受けることなく、試料出入れ
の自動化を向上させているので、他の自動秤量機
や選別機にも転用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は本考案の第2の実施例を示す要部の斜視図
である。 1……天秤本体、2……風防ケース、3……試
料載置皿、4……試料投入口、5……バネつき蝶
番、6……扉、7……試料排出口、8……バネつ
き蝶番、9……扉、10……すべり台、11……
刷毛、13……押当り片、14……操作用つま
み、22……試料載置皿、23……レバー、23
b……押当り片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天秤本体の上面に試料載置皿を内部に収容す
    る風防ケースを取付けた風防つき天秤であつ
    て、風防ケースの天井の一部に設けられ、且つ
    バネで自動復帰する扉を投入台兼用として取付
    けた投入口と、風防ケースの側壁の一部に設け
    られ且つバネで自動復帰する扉を取付けた排出
    口と、試料載置皿からの試料を受取つて排出口
    へ移送する排出用すべり台と、秤量ずみ試料を
    試料載置皿から排出用すべり台上へ排出するた
    めの操作用つまみを風防ケース外へ突出させて
    設けると共に試料をすべり台上への排出動作の
    際に排出口の扉に当接してこれを押開ける押当
    り片を設けた試料移動手段とを有することを特
    徴とする風防つき天秤。 (2) 試料移動手段は試料載置皿上を平行移動する
    刷毛である実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の風防つき天秤。 (3) 試料移動手段はつまみ操作により試料載置皿
    の一端に当接し、これを持上げて傾斜させるレ
    バーである実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の風防つき天秤。
JP19190382U 1982-12-17 1982-12-17 風防つき天秤 Granted JPS5995231U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19190382U JPS5995231U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 風防つき天秤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19190382U JPS5995231U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 風防つき天秤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5995231U JPS5995231U (ja) 1984-06-28
JPH0124585Y2 true JPH0124585Y2 (ja) 1989-07-25

Family

ID=30413133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19190382U Granted JPS5995231U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 風防つき天秤

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JP (1) JPS5995231U (ja)

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JPS5995231U (ja) 1984-06-28

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