JPH01245835A - 半導体排ガス除去方法 - Google Patents

半導体排ガス除去方法

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JPH01245835A
JPH01245835A JP63074206A JP7420688A JPH01245835A JP H01245835 A JPH01245835 A JP H01245835A JP 63074206 A JP63074206 A JP 63074206A JP 7420688 A JP7420688 A JP 7420688A JP H01245835 A JPH01245835 A JP H01245835A
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Japan
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sih4
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Hideo Sugiyama
杉山 秀雄
Yasushi Abe
康 阿部
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SEIKO KAKOKI KK
Seikow Chemical Engr and Machinery Ltd
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SEIKO KAKOKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体製造工場等から排出されるモノシラン(
SiH4)を除去する方法に関する。
(従来技術) 半導体製造に使用されるガスは、モノシラン(S i 
Ha ) + アルシン(ASH3) 、ホスフィン(
Pi13) 。
ジボラン(BzHi)等のガスがあり、これらのガスは
毒性が強いので、半導体製造に使用された後そのまま大
気中に放散するわけにはいかないので、効果的に無害化
処理する必要がある。そのために従来以下のような処理
が行われていた。
半導体製造に際して使用される5iHaにはH2ガスが
同伴されるので、H2ガスの爆発下限界以下に濃度を下
げるために空気稀釈されるが、このとき同時にSiH4
が燃焼酸化される。このように5111mは常温におい
て空気中で燃焼しやすいという性質を有するが、濃度に
よりその特性もやや異なる。
高濃度5iH4(空気中で燃焼しうる濃度のもので、空
気中で0.8〜98容積%のものをいう)は酸素と容易
に反応し、酸化分解してSi0g粉塵とH2ガスに変化
するが、空気酸化の場合、空気の温度、湿度によって反
応速度が変化し2反応率は約60〜98%と大幅に変動
する。この場合に、5il(n単独の場合、空気燃焼酸
化したものはSi0g粉塵として除去され、空気燃焼し
なかったものは未反応SiLとして大気放出されていた
。 Ash、、PH3、BJ&等のドーピングガスとS
in、が共存している場合、空気燃焼酸化した5il1
4は510g粉塵として除去され、その後ドーピングガ
スは酸化剤水溶液によるスクラバー洗浄による除去が行
われ、その結果、ドーピングガスのほとんどは反応除去
されるが、空気燃焼後の未反応5iHaはそのまま大気
放出されていた。
低濃度モノシラン(空気中で燃焼しない濃度のもので、
空気中で0.8容積%未満のものをいう)は空気中の酸
素では酸化されに<<、アルカリ金属水酸化物またはア
ルカリ土類金属水酸化物の水溶液(以下アルカリ性水溶
液という)または酸化剤水溶液のスクラバー洗浄でも容
易に反応しない。この場合Sign単独では、アルカリ
性水溶液による洗浄が行われた後、未反応の5i11.
は大気放出されていた。また、ドーピングガスとSiH
,が共存している場合、アルカリ性水溶液による洗浄の
後、未反応SiH,とドーピングガスは酸化剤水溶液に
よる洗浄除去が行われ、その結果ドーピングガスのほと
んどは反応除去されるが、SiH,はほとんど反応せず
、これは大気放出されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、 Sin、を処理する上記従来方法にお
いて、高濃度5in4の場合は空気中での酸化反応によ
りかなりの部分は処理されるものの、未反応部分はその
まま大気中に放出されていた。
しかし低濃度5iHnの場合は、反応に長時間を要し、
アルカリ性水溶液の洗浄ではほとんど処理されず、大気
放出されていた。ドーピングガスと共存中のSiH,に
対しても、アルカリ性水溶液または酸化剤水溶液の洗浄
による効果はなく、吸着剤による処理に負荷がかけられ
ていた。
第4゛図は20ppm、 300ppm、 600pp
mの5iHnと0.5N〜3NのNaOHとの反応性の
推移を示す図であるが、10分間の接触では約80%の
5iH4Lか反応せず。
90%の反応率を確保するのに30分ないしは1時間を
要していた。
一方、ドーピングガスは、アルカリ性水溶液との反応性
は乏しいが、酸化剤水溶液とは高い反応性を示す。第、
5図は、2.5N−NaOHに対する20ppmの5i
)14. AsHl、PH3の反応性を比較した図であ
り、第6図は2.5N−NaOHに対する200pp+
sの5iHa+AsHs*PHsの反応性を比較した図
であり。
第7図は、3%KMnO,に対する20ppmの5tH
a+ASH3,PH3の反応性を比較した図であり、第
8図は3%KMnO,に対する200ppmの5it1
4.AsH3,PH3の反応性を比較した図である。第
5図〜第8図から明らかなように、低濃度のSiH4は
NaOH水溶液、 KMnO,水溶液のいずれとも反応
しにくいが、。
低濃度のAsH,、、PH,等のガスはN a OII
水溶液とは反応しにくいが、 KMnO4水溶液とはよ
(反応する。PH1は20ppmの濃度でもKMnOa
水溶液と1分間接触すれば90%近くが反応し、 As
H3は200ppII+の濃度においてKMnOmと1
分間接触すればほぼ100%反応する。なお第7図およ
び第8図において上向きの矢印の付されたマークは測定
精度上からの下限レベルを示す。
第9図は、 25ppm、 100pp+*、 590
ppmのBJaのH,+0ないしはNaOH水溶液に対
する反応性の平均値の推移を示したものであり、上記濃
度のtizoaは、8.0に対してもかなりの反応性を
示し、10分間以上の接触時間ではNaOHおよびH2
Oの双方に対して95%以上のB2H4が反応する。第
10図は、空塔風速0.5〜1 m/sec 、接触時
間1〜3秒のスクラバー実験での5%NaOHと3%K
MnO,に対する20〜4 pp+mのBtH,の反応
率の平均値を比較したものである。低濃度のBJiはN
aOH水溶液よりKMnO,水溶液と反応しやすいこと
が示されている。
以上詳述したように、 AS831PH31BZH&は
低濃度でもKMnO4水溶液とよく反応し、さらにB 
2 II 。
はII2O,NaOH水溶液ともよく反応する。しかし
SiH4はNaOH水溶液、 KMnO4水溶液のいず
れとも反応しにくい。
上記に濫み1本発明は短時間で効率よく低濃度の5il
nを除去する方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために2本発明に係る半導体排ガス
除去方法は。
酸化第二鉄(pego3)、酸化第二錫(SnOz) 
l三酸化ビスマス(Bi203)−二酸化マンガン(M
n−Ox)または酸化第一銅(Cu2O)から成る酸化
触媒を懸濁させたアルカリ金属水酸化物またはアルカリ
土類金属水酸化物の水溶液とモノシラン(SiH4)を
気液接触させることにより、モノシラン(Si14)を
除去することを特徴とする。
(作用) 上記内容を要旨とする本発明は以下のように作用する。
低濃度の5iHiを含有するガスを酸化第二鉄(Fe2
O3) +酸化第二錫(SnOz) l三酸化ビスマス
(Bx2Os)−二酸化マンガン(MnO2)または酸
化第一銅(Cu2O)から成る酸化触媒を懸濁させたア
ルカリ性水溶液と接触させ、上記触媒の効果により5i
)laとアルカリ性水溶液との反応を促進して。
SiLを吸収処理する。
アルカリ性水溶液とS+Haとの反応は以下の反応式で
進行するものと思われる。
SiH4+ 2 NaOH+ HI3−触媒)4Na*
5iOs + 48z(実施例) Stunのアルカリ性水溶液との反応速度を高める目的
で、多種類の触媒を添加した0、lN−Na0fl水溶
液に対する1000ppn+のSiH4の反応性を調べ
たところ、Fezes、 5nOt+ Bi 203.
 Mn0z+ Cu2Oについて顕著な効果が得られた
第1図は上記触媒を添加した0、lN−Na011水溶
液に対する1000ppn+のSiH4の反応性を示す
図であり、第2図は第1図の中のグループAの反応性を
示す部分のみを拡大した図であり、第3図はO,lN−
NaOH水溶液にFe2O,を0.01モル(以下s+
olという)添加したものと5if14との反応性の推
移を示す図である。
第1図にその結果を示されたものの測定は以下のような
方法で行った。容1t600ccの容器に0、lN−N
aOH水溶液100ccと0.01e+olの各種触媒
(第4図は触媒を加えなかったものである)を加えた空
気−水溶液系に、 11000ppの5iHaを添加封
入し、振蕩器を用いて5分間または10分間振蕩した。
振蕩後、直ちに容器内ガスを取り出してSiH4濃度を
測定し、当初濃度11000ppとの比較を行った。
同図において、Aグループは極めて高い反応性を示した
もので、 0.lN−NaOHに0.01molのFe
2O3+ SnO2+ Bt gOz+ Mn0zまた
はCu2Oを加えたものから成り、Bグループは比較的
高い反応性を示したもので、 0.lN−NaOHに0
.01molのモレキュラーシーブ(M、S、ともいう
)または活性炭(八、C1ともいう)25gを力■えた
もので、Cグル−プは少し反応性が見られたもので、 
0.lN−NaOHに1%H,0,を加えたもので、D
グループは殆ど反応しなかったもので、 0.lN−N
aOHに0.01molのP b (CH3cOO) 
z + V 2O5I SeO! l EDTA I 
Mo03またはFe50. +EDTAを加えたもの、
0.飽和水単独、濃硝酸単独および0.01mol F
eSO4+0.01mol EDTA単独のものから成
る。
第1図から明らかな如< * Fe2O5+5nOz+
Bt2OzMnO2またはCu2Oの触媒を添加した0
0IN−NaOHによれば、 10分間で90%以上の
5tunが反応除去されるという高い反応性を示す。(
第4図より、触媒無添加の場合は10分間で約80%し
か除去されない)上記5触媒の中でも、第2図において
示されているように、特に、Fe2O3+ Snug、
 Mn0g+Cu2O等の触媒を添加したNaOHの5
in4に対する反応性が高く、約10分間の接触時間で
約98%以上の5iHnが反応除去されるのが分かる。
なお、第2図において上向きの矢印の付されたマークは
、測定精度上よりの下限レベルを示したものである。
第3図にその結果を示されたものの測定は以下のような
方法で行った。上記容器に、 0.lN−NaOH水溶
液100ccと0.01molのFetOsを加えたも
のに; 100 ppmまたは700ppn+のSiH
4を添加封入し、振蕩器を用いて0.5分、1分、2分
、3分、5分および10分間振蕩した。振蕩後直ちに容
器内ガスを取り出してSiH4濃度を測定し、当初濃度
との比較を行った。
第3図から明らかなように、 Fe2O3を添加したN
aOHに対しては、 700ppmのSiH4が30秒
接触するだけで約90%の5iHaが反応し、 SiH
,が1100pp+の場合でも、30秒接触するだけで
約70%のSiH。
が反応する。
なお1本実施例においてはアルカリ性水溶液としてNa
OHを用いたが、 KOH,Ca(OH)z等の水溶液
に上記触媒を添加しても同様の効果が得られる。また、
このアルカ・す性水溶液に、KMnOn +NaC10
,Ca(CIO)t、)I*Oz等の一般に使用される
酸化剤を添加した溶液に上記触媒を添加しても。
同様の効果が得られる。
(効果) 1)  NaOH水溶液に酸化触媒を添加しない場合。
低濃度のSiH4は30分〜60分間も気液接触させな
いと90%反応しないが、 Fe2O*+5nOz+B
i2O3+MnO□、Cu2O等の酸化触媒をNaOH
水溶液に添加して気液接触させた場合、10分間でSi
H4の90%以上が反応除去される。特に、Fe2O3
触媒を添加したNaOH水溶液に対しては、30秒間で
1100pp (空気中濃度)のSiH4は約70%反
応除去され、 700ppm (空気中濃度)のSiH
4は約90%反応除去され、10分間では上記いずれの
濃度のSiH,も98%以上が反応除去される。
2)低濃度のSiH4とNaOH水溶液との反応性を向
上させる酸化触媒としては、上記の5つの触媒の中でも
、 Fe2O++5n02.Mn0z+Cu2Oが優れ
ており、特にFe、0.がコストおよび毒性の面から判
断して最も好ましい触媒である。
3)従来は空気酸化により分解発生するSi0g粉塵に
対する処理が必要であったが、予めS i fl aを
不活性ガスで希釈し、低濃度の状態にして上記洗浄処理
をすれば粉塵処理が不要で効率よ<5insが反応除去
される。
4)  331mガスを吸着剤により処理する場合には
、処理前に2本発明による酸化触媒を加えたアルカル性
水溶液とStH,を反応させることによりSiH,の大
部分が反応除去されるので、吸着剤では僅かの5iH4
Lか吸着しなくてもよいので吸着剤の寿命を大幅に延長
することができ、再生のためのメンテナンス、経費を低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は多種類の触媒を添加したO、 lN−NaOH
水溶液に対する。 1000pp−のSiH,の反応性
を示す図である。第2図は第1図の中のグループAの反
応性を示す部分のみを拡大した図である。 第3図は0.lN−NaOH水溶液にFe、0.を0.
01mol添加したものとSin、との反応性の推移を
示す図である。第4図は20ppm、 300ppm、
 600ppmのSiH4と0.5N〜3NのNaOH
との反応性の推移を示す図である。第5図は2.5N−
NaOHに対する20ppmの5i)1a+AsHs+
PH3の反応性を比較した図である。第6図は2.5N
−NaOHに対する200ppmの5fHn+^sH3
゜P113の反応性を比較した図である。第7図は3%
KMnO,に対する20ppmのSiH,AsHff、
PH3の反応性を比較した図である。第8図は3%KM
nO。 に対する200ppmの5iHn+AsHs、PHiの
反応性を比較した図である。第9図は25ppm、 l
ooppm、 590ppmのB、H,のH,0ないし
はNaOH水溶液に対する反応性の平均値の推移を示し
た図である。第1O図は空塔風速0−5〜1 m/se
c、接触時間1〜3秒のスクラバー実験での5%NaO
Hと3%KMnO4に対する20〜4 ppmのBzH
6の反応率の平均値を比較した図である。 現2図 > 、rLHtpz us、’I C−vx )祁3図 に;良ヰPf?、吟聞(妬−)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化第二鉄(Fe_2O_3)、酸化第二錫(SnO_
    2)、三酸化ビスマス(Bi_2O_3)、二酸化マン
    ガン(MnO_2)または酸化第一銅(Cu_2O)か
    ら成る酸化触媒を懸濁させたアルカリ金属水酸化物また
    はアルカリ土類金属水酸化物の水溶液とモノシラン(S
    iH_4)を気液接触させることにより、モノシラン(
    SiH_4)を除去する方法。
JP63074206A 1988-03-28 1988-03-28 半導体排ガス除去方法 Expired - Fee Related JP2634056B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6039059A (en) * 1996-09-30 2000-03-21 Verteq, Inc. Wafer cleaning system

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