JPH0124564Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124564Y2 JPH0124564Y2 JP1982129234U JP12923482U JPH0124564Y2 JP H0124564 Y2 JPH0124564 Y2 JP H0124564Y2 JP 1982129234 U JP1982129234 U JP 1982129234U JP 12923482 U JP12923482 U JP 12923482U JP H0124564 Y2 JPH0124564 Y2 JP H0124564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- permanent magnets
- pair
- magnetic
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は傾斜センサに係り、重錘の磁性体片を
吸引する磁気回路の吸引力を可変することによ
り、簡単な構成で、検出する傾斜角度を可変して
広範囲の傾斜角度を計測できる傾斜センサを提供
することを目的とする。
吸引する磁気回路の吸引力を可変することによ
り、簡単な構成で、検出する傾斜角度を可変して
広範囲の傾斜角度を計測できる傾斜センサを提供
することを目的とする。
第１図Ａ，Ｂは本考案になる傾斜センサの一実
施例の正面図及び側面図を示す。同図中、１は非
磁性体により形成された重錘であり、その上部に
は軸２が嵌挿されており、重錘１は軸２を支点と
して矢印A1又はA2方向に回動自在とされている。
また、この重錘１の下部の中央位置には強磁性体
である鉄等により形成された磁性体片３が嵌挿さ
れて固定されている。ここで、この第１図Ａ，Ｂ
に図示する傾斜センサが水平な場所に載置された
際、上記重錘１に固定された磁性体片３を重錘１
の回動する面の両側より挾んだ状態で永久磁石
４，５が筐体（図示せず）に固定されており、こ
の永久磁石４，５の対向する面は互いに逆極性に
着磁されている。また、重錘１の下方には重錘１
の回動する面と垂直つまり永久磁石４，５の中心
軸と平行に磁性体で形成されたヨーク６が配置さ
れており、この永久磁石４，５とヨーク６とによ
り磁気回路が構成され、更に、このヨーク６は矢
印B1又は矢印B2方向に移動可能とされている。
次に、重錘１の下部の側部周縁１ａ，１ｂの近傍
には、発光素子７ａ及び受光素子７ｂより構成さ
れるフオトセンサ７と、同様に発光素子と受光素
子とにより構成されるフオトセンサ８とが設けら
れており、傾斜センサが水平な場所に載置された
際夫々の発光素子よりの光が重錘１によつてたと
えば一部遮断されるように配置されて筐体（図示
せず）に固定されている。
施例の正面図及び側面図を示す。同図中、１は非
磁性体により形成された重錘であり、その上部に
は軸２が嵌挿されており、重錘１は軸２を支点と
して矢印A1又はA2方向に回動自在とされている。
また、この重錘１の下部の中央位置には強磁性体
である鉄等により形成された磁性体片３が嵌挿さ
れて固定されている。ここで、この第１図Ａ，Ｂ
に図示する傾斜センサが水平な場所に載置された
際、上記重錘１に固定された磁性体片３を重錘１
の回動する面の両側より挾んだ状態で永久磁石
４，５が筐体（図示せず）に固定されており、こ
の永久磁石４，５の対向する面は互いに逆極性に
着磁されている。また、重錘１の下方には重錘１
の回動する面と垂直つまり永久磁石４，５の中心
軸と平行に磁性体で形成されたヨーク６が配置さ
れており、この永久磁石４，５とヨーク６とによ
り磁気回路が構成され、更に、このヨーク６は矢
印B1又は矢印B2方向に移動可能とされている。
次に、重錘１の下部の側部周縁１ａ，１ｂの近傍
には、発光素子７ａ及び受光素子７ｂより構成さ
れるフオトセンサ７と、同様に発光素子と受光素
子とにより構成されるフオトセンサ８とが設けら
れており、傾斜センサが水平な場所に載置された
際夫々の発光素子よりの光が重錘１によつてたと
えば一部遮断されるように配置されて筐体（図示
せず）に固定されている。
ここで、フオトセンサ７，８夫々の発光素子は
常に発光しており、この２つのフオトセンサ７，
８は夫々発光素子よりの光が半分以上遮断される
と「０」、半分未満の遮断の際には「１」となる
信号を出力するものである。このため、第１図Ａ
に示す如く、傾斜センサが水平な場所に載置され
た状態ではフオトセンサ７，８は共に「１」とな
る信号を出力して水平であることを示し、重錘１
が筐体と相対的に矢印A1（又は矢印A2）方向に回
動してフオトセンサ７（又はフオトセンサ８）の
みが「０」となる信号を出力したとき右側傾斜
（又は左側傾斜）したことを検出する。
常に発光しており、この２つのフオトセンサ７，
８は夫々発光素子よりの光が半分以上遮断される
と「０」、半分未満の遮断の際には「１」となる
信号を出力するものである。このため、第１図Ａ
に示す如く、傾斜センサが水平な場所に載置され
た状態ではフオトセンサ７，８は共に「１」とな
る信号を出力して水平であることを示し、重錘１
が筐体と相対的に矢印A1（又は矢印A2）方向に回
動してフオトセンサ７（又はフオトセンサ８）の
みが「０」となる信号を出力したとき右側傾斜
（又は左側傾斜）したことを検出する。
次に、この傾斜センサを第２図に示す如く鉛直
線方向より角度θ（０≦θ≦π／２）傾斜させた場 合、磁性体片３は永久磁石４，５に吸引されるた
め、重錘１は鉛直線方向より角度（θ−）傾斜
し、重錘１は傾斜センサの筐体と相対的に角度
回動する。このとき、磁性体片３を含めた重錘１
の質量をＭ、重力加速度をｇ、軸２より重錘１の
重心Ｇまでの距離をlGとすると、重力により重錘
１に働くモーメントMGは次式により表わされる。
線方向より角度θ（０≦θ≦π／２）傾斜させた場 合、磁性体片３は永久磁石４，５に吸引されるた
め、重錘１は鉛直線方向より角度（θ−）傾斜
し、重錘１は傾斜センサの筐体と相対的に角度
回動する。このとき、磁性体片３を含めた重錘１
の質量をＭ、重力加速度をｇ、軸２より重錘１の
重心Ｇまでの距離をlGとすると、重力により重錘
１に働くモーメントMGは次式により表わされる。
MG＝Ｍ・ｇ・lG・sin（θ−） …(1)
また、磁性体片３の質量をｍ、磁性体片３の単
位重量当りの磁化をσ、永久磁石４，５による磁
界の強さをＨ、永久磁石４，５の中心軸より磁性
体片３の中心までの距離をχ、軸２より磁性体片
３の中心までの距離をｌとすると、永久磁石４，
５が磁性体片を吸引することにより重錘１に働く
モーメントMmagは次式により表わされる。
位重量当りの磁化をσ、永久磁石４，５による磁
界の強さをＨ、永久磁石４，５の中心軸より磁性
体片３の中心までの距離をχ、軸２より磁性体片
３の中心までの距離をｌとすると、永久磁石４，
５が磁性体片を吸引することにより重錘１に働く
モーメントMmagは次式により表わされる。
Mmag＝ｍ・σ・（dH／dχ）〓=
Claims (1)
- 磁性体片を固定されており回動自在に支持され
た重錘と、該重錘の回動方向の周縁に対応して筐
体に固定され該重錘の回動を検出するセンサと、
該磁性体片を該重錘の回動面の両側より挟んだ状
態で該筐体に固定され、対向する面が互いに逆極
性に着磁された一対の永久磁石と、該重錘の下方
に該一対の永久磁石の配置方向と平行に設けら
れ、該一対の永久磁石に対する近接及び離間の移
動自在とされた該一対の永久磁石と共に磁気回路
を構成する磁性体のヨークとよりなり、該ヨーク
の移動により該磁性体片を挟んで該重錘の回動方
向と略直交する方向の磁界を可変し該磁性体片に
対する吸引力を可変して該センサにより検出され
る該筐体の傾斜角度を可変するよう構成してなる
傾斜センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12923482U JPS5932915U (ja) | 1982-08-26 | 1982-08-26 | 傾斜センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12923482U JPS5932915U (ja) | 1982-08-26 | 1982-08-26 | 傾斜センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5932915U JPS5932915U (ja) | 1984-02-29 |
| JPH0124564Y2 true JPH0124564Y2 (ja) | 1989-07-25 |
Family
ID=30292886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12923482U Granted JPS5932915U (ja) | 1982-08-26 | 1982-08-26 | 傾斜センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932915U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0450743A (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-19 | Toshiba Corp | 差圧伝送器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114173A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-07 | Agency Of Ind Science & Technol | Device for detecting horizontal direct accelaration |
| JPS5227661A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-02 | Isao Kawasaki | Inclination meter |
-
1982
- 1982-08-26 JP JP12923482U patent/JPS5932915U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114173A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-07 | Agency Of Ind Science & Technol | Device for detecting horizontal direct accelaration |
| JPS5227661A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-02 | Isao Kawasaki | Inclination meter |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5932915U (ja) | 1984-02-29 |
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