JPH01245393A - 自動販売機の原料吐出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、カップ式の飲料自動販売機において、シロ
ップなどの液体原料をカップに供給する自動販売機の原
料吐出装置に関する。

【従来の技術】

この種の原料吐出装置としては、−１’ｆｆｌにポンプ
搬出方式が知られている。す−なわち、ポンプにより原
料タンクから定量のシロップを吸い込み、これを商品取
出口のカップに吐出するものである。 このカップ１杯分の原料の量は、原料の種類により当然
界なっている。また近時、商品の多様化により、同じ原
料の飲料でもカップのサイズや好みにより原料の量を変
える要求が生じてきている。

【発明が解決しようとする課題】

ところが、従来の原料ポンプは駆動モータのトルクや自
走スイッチの動作時間により吐出量が決められるため、
原料に応じて吐出量を変更したい場合にはモータを交換
しなければならなかった。 また、原料ポンプとしてピストン方式のポンプを用い、
そのビストンストロークを機械的に調整して吐出量を変
更するものもあるが、吐出量は一度決定されると固定化
されてしまい、同じ原料ポンプで同時に２種類以上の吐
出量を設定することはできなかった。したがって、同じ
原料で２種類の吐出量を得るためには原料ポンプを２台
設ける必要があった。 この発明は、原料の吐出量を設定操作により容易に変更
できるとともに、同じ原料ポンプで２種類以上の吐出量
を設定することのできる自動販売機の原料吐出装置を提
供することを目的とするものである。

【課題を解決するための手段】

この発明による自動販売機の原料吐出装置は、原料タン
クから液体原料を吸い込みカップに吐出するピストン方
式の原料ポンプと、この原料ポンプのピストンの吸込停
止位置及び複数の吐出停止位置にそれぞれ設けられたピ
ストン検知手段と、前記ピストンの複数の吐出停止位置
から商品に応じて一つの吐出停止位置を選定する設定手
段と、商品選択信号により前記原料ポンプを駆動し前記
ピストン検知手段からの信号に基づいてピストンを前記
吸込停止位置と選定された前記吐出停止位置との間で往
復動作させる制御手段とを備えることを特徴とする。

【作　用】

いずれの吐出停止位置のピストン検知手段によりピスト
ンを停止させるかを設定することにより、そのピスト、
ンストロークに応じた吐出量に容易に変更できる。また
、同じ飲料原料でも原料の蚕が異なるものは別商品とし
てピストン停止位置を設定すれば、同じ原料ポンプで同
時に異なる吐出量を得ることができる。 ｒ実施例】 以下、第１図〜第３図に基づいてこの発明の詳細な説明
する。 第１図は、原料ポンプとピストン検知手段の概要を示す
ものである。第１図において、■はピストン方式の原料
ポンプで、図はピストン２が吸込停止位ｆｆ１Ａ点にあ
る状態を示している。Ｂ点はピストン２がストロークＴ
１だけ前進した第１の吐出停止位置を示し、０点はピス
トン２がストロークＴ２だけ前進した第２の吐出停止位
置を示している。これらの吐出停止位置により、Ｂ点の
原料吐出量は例えば９オンス、また０点の原料吐出量は
例えば１２オンスに設定される。 ピストン２はポンプモータ３により、図示しない駆動機
構を介して図の左右方向に駆動される。 駆動機構としては、ピストン２に連結されたねじ棒と、
これと螺合しポンプモータ３で回転駆動される駆動輪か
らなり、ポンプモータ３の正逆転によりピストン２を前
後進させるものでもよい。ピストン２が図示位置から左
に移行すると、シリンダ４内の原料シロップは吐出口４
ａから図示しないカップに吐出される。また、その状態
から図示位置へ後退すると吸込口４ｂから図示しないシ
ロップタンクのシロップを吸い込む。ピストン２は、販
売待機状態ではＢ点あるいは０点で停止している。 ５．６及び７は、それぞれピストン位置のＡ点、Ｂ点及
び０点に対応じて設けられたピストン検知手段としての
マイクロスイッチである。これらのマイクロスイッチ５
，６．７は、ピストン２がそれぞれＡ点、Ｂ点及び０点
に達するとこれを検知して信号を送出する。なお、第１
図は模式的に描かれており、マイクロスイッチ５，６．
７及びピストン２に連動する図示しないアクチュエータ
は適宜の場所に設定される。例えば、アクチュエータは
上記ねし棒に連結され、マイクロスイッチ５゜６．７は
その近傍に、ピストン２の各位置に対応じて設置される
。 第２図は、第１図の原料ポンプの動作を制御する制御装
置の構成を示すものである。第２図において、８はマイ
クロコンピュータのＣＰＵからなる制御部、９はそのプ
ログラムメモリ（ＲＯＭ）、１０はデータメモリ（ＲＡ
Ｍ）である。１１はデータ設定を行うテンキー、１２は
それをＣＰＵ８に接続するためのインターフェースであ
る。マイクロスイッチ５．６．７はＩ１０ボート１３に
接続され、ポンプモータ３はドライバ１４を介してＩ１
０ボート１３に接続されている。１５は商品選択押しボ
タン、１６．１７及び１８はそれぞれ制御部８のアドレ
スバス、データバス及び制？ｆｆ１ｌ　ハスである。 第２図の制御装置において、商品選択押しボタン１５が
押されると、ＣＰＵ８はその商品３５１沢信号を読み込
んで、その商品に対応する原料ポンプのポンプモータ３
を起動させる。ピストン２（第１図）が吐出停止位置Ｂ
点あるいはＣ点から後退し、ピストン２が吸込停止位置
Ａ点に達してマイクロスイッチ５が動作すると、ＣＰＵ
８はその信号を読み込んでポンプモータ３を逆転させる
。ピストン２が前進して吐出停止位置Ｂ点あるいはＣ点
に戻り、マイクロスイッチ６あるいは７が動作すると、
ＣＰＩＪ８はその信号を読み込んでポンプモータ３を停
止させる。この間、ピストン２は吸込停止位置のＡ点と
吐出停止位置のＢ点あるいはＣ点との間を往復動作し、
９オンスあるいは１２オンスのシロップを吐出する。 ＣＰＵ８が吐出停止位置でマイクロスイッチ６（Ｂ点）
とマイクロスイッチ７　（Ｃ点）のいずれの信号を読み
込むかは、商品（飲料コード）と対応させてＲＡＭｌ０
内に設定されている。この設定は、テンキー１１からの
データ入力により行われ、またその設定変更も自由であ
る。 第３図は、一つの原料ポンプに９オンスと１２オンスの
２種類の吐出量が設定された場合の吐出量制御を示すフ
ローチャートである。第３図において、データ設定（ス
テップＳｌ）されたのち、商品選択押しボタン１５が押
されると（ステップＳ２）、その商品選択信号によりＣ
ＰＵ８は９オンスか否かを判断しくステップ３３）、９
オンスならば吸込停止位置Ａ点でマイクロスイッチ５の
信号を読み込み（ステップＳ４）、ポンプモータ３が逆
転したのち、ピストン２が吐出停止位置Ｂ点に達すると
マイクロスイッチ６の信号を読み込み（ステップＳ５）
、ポンプモータ３を停止させて吐出を終了する。 ステップＳ３で９オンスでなければ１２オンスと判断し
くステップＳ６）、同様にステップＳ７でポンプモータ
３を逆転させたのち、ステップＳ８で吐出停止位置Ｃ点
のマイクロスイッチ７を読み込み、ポンプモータ３を停
止させて吐出を終了する。 なお、上述実施例では吐出停止位置が２位置の場合を示
したが、さらに多くの吐出停止位置を設け、吐出量の種
類を増やすことももちろん可能である。

【発明の効果】

この発明によれば、テンキーからの設定人力により吐出
量が選定できるので、吐出量の変更が容易である。また
、一つの原料ポンプで同時に２種類以上の吐出量を得る
ことができ、商品の多様化に容易に応することができる
。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示し、第１図は原料ポンプとピ
ストン検知手段の概略構成図、第２図は第１図の原料ポ
ンプの吐出制御を行う制御装置のブロック図、第３図は
第２図の動作を説明するフローチャートである。 １：原料ポンプ、２：ピストン、３：ポンプモータ、５
，６．７：マイクロスイッチ（ピストン検知手段）、８
　：ＣＰＵ、９　：ＲＯＭ、１０　：ＲＡＭ、　　ｌ　
１　：テンキー、１３：Ｉ１０ポート、１吐出札立直 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）原料タンクから液体原料を吸い込みカップに吐出す
   るピストン方式の原料ポンプと、この原料ポンプのピス
   トンの吸込停止位置及び複数の吐出停止位置にそれぞれ
   設けられたピストン検知手段と、前記ピストンの複数の
   吐出停止位置から商品に応じて一つの吐出停止位置を選
   定する設定手段と、商品選択信号により前記原料ポンプ
   を駆動し前記ピストン検知手段からの信号に基づいてピ
   ストンを前記吸込停止位置と選定された前記吐出停止位
   置との間で往復動作させる制御手段とを備えることを特
   徴とする自動販売機の原料吐出装置。