JPH0124481B2 - - Google Patents
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- JPH0124481B2 JPH0124481B2 JP52112515A JP11251577A JPH0124481B2 JP H0124481 B2 JPH0124481 B2 JP H0124481B2 JP 52112515 A JP52112515 A JP 52112515A JP 11251577 A JP11251577 A JP 11251577A JP H0124481 B2 JPH0124481 B2 JP H0124481B2
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- JP
- Japan
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- base
- latch lever
- latch
- buckle
- plate
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
- A44B11/2503—Safety buckles
- A44B11/2507—Safety buckles actuated by a push-button
- A44B11/2511—Safety buckles actuated by a push-button acting perpendicularly to the main plane of the buckle, e.g. placed on the front face of the buckle
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45602—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
- Y10T24/45675—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity having pivotally connected interlocking component
- Y10T24/45696—Requiring manual force thereon to interlock or disengage
- Y10T24/45712—Requiring manual force thereon to interlock or disengage having interlocking portion thereof housed continuously within cavity
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Buckles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は航空機、自動車、列車等の乗り物の乗
員、乗客等が装着する安全ベルトのバツクルに関
し、特に押ボタン型解放機構を有する安全ベルト
のバツクルに関する。
員、乗客等が装着する安全ベルトのバツクルに関
し、特に押ボタン型解放機構を有する安全ベルト
のバツクルに関する。
自動車、航空機等の乗り物の乗員と座席との間
に安全ベルトを装着して事故又は非常の際に人員
の負傷を防ぐための安全ベルトのバツクルは多種
類が現在使用されている。通常は、バツクルの一
方のD型リング即ちラツチ板を安全ベルトの半部
に取付け、安全ベルトの他半部又は乗り物構造部
材に取付けたバツクル本体内にこのラツチ板を差
込んで装着する。現在使われているバツクルの大
部分は大型で重く、外観も良くない。乗り物の乗
客用の安全ベルトでバツクルが身体の前にくる型
式のものは重く大きいために乗客の不快感を招く
ことがある。外観を良くするためのクロムめつき
はバツクルの価格を高くする。更に、既知のバツ
クルは多くの機能部品を有し、複雑高価な組立手
順を必要とし、装着に際しても乗客が装着解放方
法が理解できないものもある。
に安全ベルトを装着して事故又は非常の際に人員
の負傷を防ぐための安全ベルトのバツクルは多種
類が現在使用されている。通常は、バツクルの一
方のD型リング即ちラツチ板を安全ベルトの半部
に取付け、安全ベルトの他半部又は乗り物構造部
材に取付けたバツクル本体内にこのラツチ板を差
込んで装着する。現在使われているバツクルの大
部分は大型で重く、外観も良くない。乗り物の乗
客用の安全ベルトでバツクルが身体の前にくる型
式のものは重く大きいために乗客の不快感を招く
ことがある。外観を良くするためのクロムめつき
はバツクルの価格を高くする。更に、既知のバツ
クルは多くの機能部品を有し、複雑高価な組立手
順を必要とし、装着に際しても乗客が装着解放方
法が理解できないものもある。
既知のバツクルの中には、ラツチ板をバツクル
本体に挿入するために大きな力を必要とするもの
が多い。近年はバツクルのラツチ板挿入を容易に
し、外観を良くし、製造コストを安価にする努力
がはらわれる。勿論バツクルは法令の要求する強
度並びにバツクルの受ける各種の力に対する抵抗
力を有する必要があるため、バツクルの改良はバ
ツクルの最も重要な機能を害するものであつては
ならない。
本体に挿入するために大きな力を必要とするもの
が多い。近年はバツクルのラツチ板挿入を容易に
し、外観を良くし、製造コストを安価にする努力
がはらわれる。勿論バツクルは法令の要求する強
度並びにバツクルの受ける各種の力に対する抵抗
力を有する必要があるため、バツクルの改良はバ
ツクルの最も重要な機能を害するものであつては
ならない。
本発明の目的は、強度の低下を招くことなく、
小形化、軽量化、構造の簡単化、部品点数の減少
を図ることができ、ベルトの装着・解放が容易で
あると共に、特に、ベルト装着時の違和感を軽減
し得る、安全ベルトのバツクルを提供することに
ある。
小形化、軽量化、構造の簡単化、部品点数の減少
を図ることができ、ベルトの装着・解放が容易で
あると共に、特に、ベルト装着時の違和感を軽減
し得る、安全ベルトのバツクルを提供することに
ある。
かかる目的を達成するため、本発明の安全ベル
トのバツクルは次のような構成を採る。すなわ
ち、基底部と、該基底部の両側に連結されて対向
して位置する一対の直立壁とを有し、かつ、全体
として溝型をした基盤と、両側にそれぞれ回動腕
を有し、かつ、該回動腕が前記直立壁にそれぞれ
回転可能に支持させたラツチレバーと、該ラツチ
レバーがラツチ位置に位置するように該ラツチレ
バーを上方に附勢するばねと、前記ラツチレバー
に形成され、かつ、前記ばねの弾発力に抗して前
記ラツチレバーを回動させる押しボタン部と、を
有する安全ベルトのバツクルにおいて、 前記ラツチレバーの回動腕を受け入れるように
前記基盤の直立壁に形成され、かつ、前記ラツチ
レバーの回転軸が実質的に前記基盤の基底部の面
上に位置するように設けられた開口と、 前記基盤の基底部に形成され、かつ、前記押し
ボタン部によつて前記ラツチレバーを作動させた
時、前記ラツチレバーが下方へ回動できるよう
に、前記ラツチレバーの一部を受け入れる開口
と、 前記基盤の下面を覆う底部カバーを構成するよ
うに前記基盤に取り付けられ、かつ、前記基盤の
基底部に形成された前記開口と該開口内に受け入
れられた前記ラツチレバーの一部とを覆う外殻
と、 該外殻の底面に形成された平面部と、 前記基盤に取り付けられ、かつ、前記押しボタ
ン部を露出させた状態で前記基盤の頂部を覆うカ
バーと、 を有することを特徴とする、安全ベルトのバツク
ルである。
トのバツクルは次のような構成を採る。すなわ
ち、基底部と、該基底部の両側に連結されて対向
して位置する一対の直立壁とを有し、かつ、全体
として溝型をした基盤と、両側にそれぞれ回動腕
を有し、かつ、該回動腕が前記直立壁にそれぞれ
回転可能に支持させたラツチレバーと、該ラツチ
レバーがラツチ位置に位置するように該ラツチレ
バーを上方に附勢するばねと、前記ラツチレバー
に形成され、かつ、前記ばねの弾発力に抗して前
記ラツチレバーを回動させる押しボタン部と、を
有する安全ベルトのバツクルにおいて、 前記ラツチレバーの回動腕を受け入れるように
前記基盤の直立壁に形成され、かつ、前記ラツチ
レバーの回転軸が実質的に前記基盤の基底部の面
上に位置するように設けられた開口と、 前記基盤の基底部に形成され、かつ、前記押し
ボタン部によつて前記ラツチレバーを作動させた
時、前記ラツチレバーが下方へ回動できるよう
に、前記ラツチレバーの一部を受け入れる開口
と、 前記基盤の下面を覆う底部カバーを構成するよ
うに前記基盤に取り付けられ、かつ、前記基盤の
基底部に形成された前記開口と該開口内に受け入
れられた前記ラツチレバーの一部とを覆う外殻
と、 該外殻の底面に形成された平面部と、 前記基盤に取り付けられ、かつ、前記押しボタ
ン部を露出させた状態で前記基盤の頂部を覆うカ
バーと、 を有することを特徴とする、安全ベルトのバツク
ルである。
かかる構成の安全ベルトのバツクルは、基盤を
基底部と一対の直立壁とを有する全体として溝形
形状とし、ラツチレバーの回動腕をこれらの直立
壁の開口に挿入することによつて、ラツチレバー
の回転軸を実質的に基盤の基底部の面上に位置さ
せたから、ラツチレバーは必然的に基盤の基底部
上に隣接して位置することになる。したがつて、
基盤とラツチレバーとの間に無駄な空間が存在し
ないから、基盤の上方に大きな空間を必要としな
い。更に、ラツチレバーがラツチ位置から解放位
置に回動する際には、ラツチレバーはその一部が
基盤に形成された開口から下方に突出するのみで
あり、かつ、その突出量は基盤の厚さ分だけ減少
することになるから、ラツチレバーが基盤の下方
に配置されているバツクルに比較して、本発明の
バツクルでは基盤の下方に必要な空間も極めて減
少する。これにより、本発明の安全ベルトのバツ
クルによれば、基盤の上方と下方にそれぞれ大き
な空間を必要としないから、バツクルの厚さを容
易に減少させることができる。
基底部と一対の直立壁とを有する全体として溝形
形状とし、ラツチレバーの回動腕をこれらの直立
壁の開口に挿入することによつて、ラツチレバー
の回転軸を実質的に基盤の基底部の面上に位置さ
せたから、ラツチレバーは必然的に基盤の基底部
上に隣接して位置することになる。したがつて、
基盤とラツチレバーとの間に無駄な空間が存在し
ないから、基盤の上方に大きな空間を必要としな
い。更に、ラツチレバーがラツチ位置から解放位
置に回動する際には、ラツチレバーはその一部が
基盤に形成された開口から下方に突出するのみで
あり、かつ、その突出量は基盤の厚さ分だけ減少
することになるから、ラツチレバーが基盤の下方
に配置されているバツクルに比較して、本発明の
バツクルでは基盤の下方に必要な空間も極めて減
少する。これにより、本発明の安全ベルトのバツ
クルによれば、基盤の上方と下方にそれぞれ大き
な空間を必要としないから、バツクルの厚さを容
易に減少させることができる。
また、本発明のバツクルの基盤には、基盤の基
底部に形成された開口とこの開口から突出するラ
ツチレバーの一部とを覆うように外殻が取り付け
られている。上述したように、本発明のバツクル
では、基盤の下方部分の厚さを大幅に減少させる
ことができるから、基盤あるいはラツチレバーの
ラツチ面からこの外殻の底面までの距離を小さく
することが可能となる。したがつて、シートベル
ト装着時の違和感、即ちバツクルの存在感を減ず
ることができる。しかも、この外殻の底面には平
面部が形成され、突起部が存在しないから、上記
違和感は更に減少し、シートベルト着脱時の引つ
掛かりも生じない。
底部に形成された開口とこの開口から突出するラ
ツチレバーの一部とを覆うように外殻が取り付け
られている。上述したように、本発明のバツクル
では、基盤の下方部分の厚さを大幅に減少させる
ことができるから、基盤あるいはラツチレバーの
ラツチ面からこの外殻の底面までの距離を小さく
することが可能となる。したがつて、シートベル
ト装着時の違和感、即ちバツクルの存在感を減ず
ることができる。しかも、この外殻の底面には平
面部が形成され、突起部が存在しないから、上記
違和感は更に減少し、シートベルト着脱時の引つ
掛かりも生じない。
そして、本発明に使用する基盤は全体として溝
形をなし、大きな強度を有するから、バツクル強
度の低下を招くことなく、小形化、軽量化、構造
の簡単化、部品点数の減少を図ることができる。
形をなし、大きな強度を有するから、バツクル強
度の低下を招くことなく、小形化、軽量化、構造
の簡単化、部品点数の減少を図ることができる。
本発明は運動する乗り物の乗員の使用する安全
ベルトに取付ける安全ベルトバツクル10として
使用される。バツクル10は安全ベルト14の一
方へ半部即ち乗り物例えば車両の構造部材に取付
けるバツクル本体12と、ベルト14の他方へ半
部即ち車両構造部材に取付けるラツチ板16とを
有する。安全ベルト14を乗員が装着するには、
ラツチ板16をバツクル本体12のスロツト18
に差込み、バツクル本体12内を回動するラツチ
レバー22の突出ラツチ面20がラツチ板16の
開口24に入り、ラツチ板16の引抜きを防止す
ることによつて行われる。バツクルを解放するに
は、バツクル本体上面の押ボタンを押し、ラツチ
レバー22を下方に回動させてラツチ面20をラ
ツチ板16の開口24の下方とし、ラツチ板16
をスロツト18から引抜くことによつて行われ
る。
ベルトに取付ける安全ベルトバツクル10として
使用される。バツクル10は安全ベルト14の一
方へ半部即ち乗り物例えば車両の構造部材に取付
けるバツクル本体12と、ベルト14の他方へ半
部即ち車両構造部材に取付けるラツチ板16とを
有する。安全ベルト14を乗員が装着するには、
ラツチ板16をバツクル本体12のスロツト18
に差込み、バツクル本体12内を回動するラツチ
レバー22の突出ラツチ面20がラツチ板16の
開口24に入り、ラツチ板16の引抜きを防止す
ることによつて行われる。バツクルを解放するに
は、バツクル本体上面の押ボタンを押し、ラツチ
レバー22を下方に回動させてラツチ面20をラ
ツチ板16の開口24の下方とし、ラツチ板16
をスロツト18から引抜くことによつて行われ
る。
本発明によつて、ラツチレバー22を短くし、
回動中心軸部をバツクル本体の基底部である基板
26の直上の位置とすることによつて小型流線形
の安全ベルトバツクルを得た。ラツチレバー22
の回動軸線はバツクル本体の基板26に近い水平
軸線であるが、ラツチレバー22の回動に際して
は、基板26に設けた凹みと2個の開口28によ
つて、ラツチレバー22の一部が基板26よりも
下方に突出して解放位置となるようにし、これに
よつてバツクルの定常の高さを低くする。バツク
ル本体の直立した両側壁34,35の一方を曲げ
ないで組立可能とするために、バツクル本体にス
ロツト36を形成してラツチレバーの2個の回動
腕30の一方が基板に近接した作動位置に回動す
ることを可能にする。
回動中心軸部をバツクル本体の基底部である基板
26の直上の位置とすることによつて小型流線形
の安全ベルトバツクルを得た。ラツチレバー22
の回動軸線はバツクル本体の基板26に近い水平
軸線であるが、ラツチレバー22の回動に際して
は、基板26に設けた凹みと2個の開口28によ
つて、ラツチレバー22の一部が基板26よりも
下方に突出して解放位置となるようにし、これに
よつてバツクルの定常の高さを低くする。バツク
ル本体の直立した両側壁34,35の一方を曲げ
ないで組立可能とするために、バツクル本体にス
ロツト36を形成してラツチレバーの2個の回動
腕30の一方が基板に近接した作動位置に回動す
ることを可能にする。
ラツチ板16をバツクル本体のスロツト18内
に入れてラツチ位置とするのは容易であり、基板
26の緩やかな傾斜面38とラツチレバーの突出
した面20の曲面39とによつてラツチ板を上方
に、ラツチレバーの頂部に沿つて案内する。ラツ
チ板を更に案内してラツチ位置としラツチ板の挿
入力を更に減少するためには、ラツチ板を導く側
部通路の一方の壁58のスロツトに上向きの隅部
48を設ける。この隅部48はラツチ板との間に
小さな遊びがあり、ラツチ板は僅かに上方に傾き
ラツチレバーの突出面20の上面を容易に通過す
る。ラツチ板を更に挿入すれば、隅部48の曲面
の下部部分はラツチ面を超えたラツチ板を下方に
押す。バツクル本体はクロムめつきの必要がな
く、基板の両開口28は外部から見えないように
カバーで覆う。カバーは底部両側部を覆う合成樹
脂外殻42と、頂部の金属カバー44とを有し、
金属カバーの開口43からラツチレバー22と一
体の押ボタン45を押す。
に入れてラツチ位置とするのは容易であり、基板
26の緩やかな傾斜面38とラツチレバーの突出
した面20の曲面39とによつてラツチ板を上方
に、ラツチレバーの頂部に沿つて案内する。ラツ
チ板を更に案内してラツチ位置としラツチ板の挿
入力を更に減少するためには、ラツチ板を導く側
部通路の一方の壁58のスロツトに上向きの隅部
48を設ける。この隅部48はラツチ板との間に
小さな遊びがあり、ラツチ板は僅かに上方に傾き
ラツチレバーの突出面20の上面を容易に通過す
る。ラツチ板を更に挿入すれば、隅部48の曲面
の下部部分はラツチ面を超えたラツチ板を下方に
押す。バツクル本体はクロムめつきの必要がな
く、基板の両開口28は外部から見えないように
カバーで覆う。カバーは底部両側部を覆う合成樹
脂外殻42と、頂部の金属カバー44とを有し、
金属カバーの開口43からラツチレバー22と一
体の押ボタン45を押す。
図示の実施例によるバツクルについて更に詳細
に説明する。
に説明する。
バツクル本体12の中央基板26は所要強度を
有する全体として長方形の金属板とし、装着者が
衝撃又は振動を受けた時に生ずる負荷と力とを伝
達し得る材料とする。第4図に示す通り、バツク
ル本体から図示しない車両等の構造部材に対して
伝達される力は本体一端のスロツト41を通す織
物製の安全ベルトを経由する。バツクル本体を直
接構造部材に取付けることができる。この場合は
ラツチ板に取付けるベルトは装着者の前を通る長
さを必要とする。
有する全体として長方形の金属板とし、装着者が
衝撃又は振動を受けた時に生ずる負荷と力とを伝
達し得る材料とする。第4図に示す通り、バツク
ル本体から図示しない車両等の構造部材に対して
伝達される力は本体一端のスロツト41を通す織
物製の安全ベルトを経由する。バツクル本体を直
接構造部材に取付けることができる。この場合は
ラツチ板に取付けるベルトは装着者の前を通る長
さを必要とする。
バツクル本体12の両側には基板26から曲げ
て形成した直立の側壁34,35を設け、側壁3
4,35の前方部分46,47は内方に基板に平
行方向まで曲げる。側壁34,35はバツクル本
体の両側を全長の2/3より僅かに小さい寸法だけ 安全ベルト取付部附近まで延長する。内向きに曲
げた部分46,47はラツチ板16の挿入範囲に
延長する。バツクル本体を小型にする場合には長
さ2.76インチ(約70mm)幅1.70インチ(約43mm)
程度となる。側壁34,35の長さは約1.86イン
チ(47mm)とし、バツクル本体の厚さは0.5イン
チ(約13mm)程度となる。側壁34,35の内向
きに曲げた部分の長さは前端即ちスロツト18を
有する端部から約1インチ(約25mm)程度とす
る。
て形成した直立の側壁34,35を設け、側壁3
4,35の前方部分46,47は内方に基板に平
行方向まで曲げる。側壁34,35はバツクル本
体の両側を全長の2/3より僅かに小さい寸法だけ 安全ベルト取付部附近まで延長する。内向きに曲
げた部分46,47はラツチ板16の挿入範囲に
延長する。バツクル本体を小型にする場合には長
さ2.76インチ(約70mm)幅1.70インチ(約43mm)
程度となる。側壁34,35の長さは約1.86イン
チ(47mm)とし、バツクル本体の厚さは0.5イン
チ(約13mm)程度となる。側壁34,35の内向
きに曲げた部分の長さは前端即ちスロツト18を
有する端部から約1インチ(約25mm)程度とす
る。
多くの既知の市販のバツクルはバツクル本体が
著しく重く、バツクル本体が露出しているため表
面をクロムめつきとする。クロムめつきは著しく
高価であるため、本発明のバツクルは外殻42と
頂部カバー44から成るカバー装置を使用し、ク
ロムめつきは省略する。ラツチレバー22は前部
が短く、内向きの曲り部46,47によつて案内
と心合せを行うため、側壁全長に延長する内向き
のフランジは必要としない。更に、既知のバツク
ルにはラツチレバーの回動取付のために内方に向
いた前端のフランジを使用するが、本発明では不
要であり、バツクルは軽量となる。かくして、本
発明のバツクルは小型軽量であり、クロムめつき
の必要はない。
著しく重く、バツクル本体が露出しているため表
面をクロムめつきとする。クロムめつきは著しく
高価であるため、本発明のバツクルは外殻42と
頂部カバー44から成るカバー装置を使用し、ク
ロムめつきは省略する。ラツチレバー22は前部
が短く、内向きの曲り部46,47によつて案内
と心合せを行うため、側壁全長に延長する内向き
のフランジは必要としない。更に、既知のバツク
ルにはラツチレバーの回動取付のために内方に向
いた前端のフランジを使用するが、本発明では不
要であり、バツクルは軽量となる。かくして、本
発明のバツクルは小型軽量であり、クロムめつき
の必要はない。
ラツチレバー22は所要強度の鋼板等から打抜
成形した一体の部品とし、外観を第8図に示す。
ラツチレバー22にはほぼ長方形の押ボタン部4
5を設け、前部回動板50から後上方に2本の腕
52に支持される。腕52は回動板50の後端か
ら後方に延長し、次に上方に曲げて押ボタン部に
連結される。腕52を上方に曲げることによつ
て、ラツチレバーの全長は著しく短くなる。第2
図に示す通り、押ボタン部45の前縁53は回動
板50のラツチ面20の垂直上方となる。ラツチ
レバーの全長は約1.37インチ(約35mm)、高さは
0.49インチ(約12.5mm)程度となる。ラツチレバ
ーをバツクル本体に取付ける回動腕30は回動板
50の両側から突出し、先端から先端までの長さ
はほぼ側壁34,35の外面間の寸法に等しくす
る。回動板50の後縁は上方に曲げて突出ラツチ
面20を形成し、ラツチ板16に係合する面とす
る。ラツチ面20の外面の曲面は大きな曲率半径
とし、ラツチ板16の挿入を容易にする。
成形した一体の部品とし、外観を第8図に示す。
ラツチレバー22にはほぼ長方形の押ボタン部4
5を設け、前部回動板50から後上方に2本の腕
52に支持される。腕52は回動板50の後端か
ら後方に延長し、次に上方に曲げて押ボタン部に
連結される。腕52を上方に曲げることによつ
て、ラツチレバーの全長は著しく短くなる。第2
図に示す通り、押ボタン部45の前縁53は回動
板50のラツチ面20の垂直上方となる。ラツチ
レバーの全長は約1.37インチ(約35mm)、高さは
0.49インチ(約12.5mm)程度となる。ラツチレバ
ーをバツクル本体に取付ける回動腕30は回動板
50の両側から突出し、先端から先端までの長さ
はほぼ側壁34,35の外面間の寸法に等しくす
る。回動板50の後縁は上方に曲げて突出ラツチ
面20を形成し、ラツチ板16に係合する面とす
る。ラツチ面20の外面の曲面は大きな曲率半径
とし、ラツチ板16の挿入を容易にする。
バツクルの高さを低い寸法とするために、押ボ
タン付きラツチレバー22を基板26の頂面54
上に置き、回動腕30は側壁34の開口32内に
突出させる。開口32の位置は、ラツチレバーが
第2図に示すラツチ位置となつた時に、回動板5
0の平らな下面が基板26の頂面54の形成する
面の直上にあるようにする。これによつて、ラツ
チ板16がバツクル本体12のスロツト18内に
挿入された時に、ラツチ板16は回動板50と突
出ラツチ面20上を滑動する。前述した通り、ラ
ツチレバーはばね力によつて直立位置を保つ力を
作用され、ラツチ板16を挿入した時に突出ラツ
チ面に接触してラツチレバーを下方に回動させ
る。ラツチ板を挿入して開口24がラツチ面20
に一致すれば、ばね力によつてラツチレバーは直
立位置に戻り、ラツチ面20は開口24内に入
り、ラツチ板の抜けるのを防ぐ。
タン付きラツチレバー22を基板26の頂面54
上に置き、回動腕30は側壁34の開口32内に
突出させる。開口32の位置は、ラツチレバーが
第2図に示すラツチ位置となつた時に、回動板5
0の平らな下面が基板26の頂面54の形成する
面の直上にあるようにする。これによつて、ラツ
チ板16がバツクル本体12のスロツト18内に
挿入された時に、ラツチ板16は回動板50と突
出ラツチ面20上を滑動する。前述した通り、ラ
ツチレバーはばね力によつて直立位置を保つ力を
作用され、ラツチ板16を挿入した時に突出ラツ
チ面に接触してラツチレバーを下方に回動させ
る。ラツチ板を挿入して開口24がラツチ面20
に一致すれば、ばね力によつてラツチレバーは直
立位置に戻り、ラツチ面20は開口24内に入
り、ラツチ板の抜けるのを防ぐ。
回動腕30を側壁34の開口32に入り易くす
るために、一方の開口32上の内向きの曲り部4
6,56間にスロツト36を設ける。スロツト3
6は壁部58によつて形成する。ラツチレバーを
取付けるためには、第1に一方の回動腕を側壁3
5内の開口32に入れる。回動腕30の長さを大
とし、腕30を押しこんで他方の腕が曲り部4
6,56間のスロツト36に入り得るようにす
る。回動板50を次に下方に基板26の面54に
向けて押す。他方の回動腕が側壁34のスロツト
36の下方の開口32に一致した時にラツチレバ
ーを横方向に動かして各回動腕30が夫々側壁3
4,35の開口32内に入るようにする。かくし
てラツチレバーに作用する力はすべてバツクル本
体に伝達される。
るために、一方の開口32上の内向きの曲り部4
6,56間にスロツト36を設ける。スロツト3
6は壁部58によつて形成する。ラツチレバーを
取付けるためには、第1に一方の回動腕を側壁3
5内の開口32に入れる。回動腕30の長さを大
とし、腕30を押しこんで他方の腕が曲り部4
6,56間のスロツト36に入り得るようにす
る。回動板50を次に下方に基板26の面54に
向けて押す。他方の回動腕が側壁34のスロツト
36の下方の開口32に一致した時にラツチレバ
ーを横方向に動かして各回動腕30が夫々側壁3
4,35の開口32内に入るようにする。かくし
てラツチレバーに作用する力はすべてバツクル本
体に伝達される。
ラツチ板16のバツクル本体に対する挿入を更
に容易にするために、突出部46の前隅部48を
上方に曲げて小さい耳部を形成する。ラツチ板を
挿入した時にラツチ板前縁が突出部46の縁端に
ひつかかることがなく、最初に僅かに上方に動く
ことが可能となり、容易に滑動して回動板50の
ラツチ面20に係合する。ラツチ板16を更にバ
ツクル本体12に挿入すれば、前隅部の曲面の下
面60はカムとして作用してラツチ板を下方に案
内してラツチ面20に係合させる。図示のバツク
ルは既知のバツクルに比較してラツチ板をラツチ
位置に挿入するための力は少ない。
に容易にするために、突出部46の前隅部48を
上方に曲げて小さい耳部を形成する。ラツチ板を
挿入した時にラツチ板前縁が突出部46の縁端に
ひつかかることがなく、最初に僅かに上方に動く
ことが可能となり、容易に滑動して回動板50の
ラツチ面20に係合する。ラツチ板16を更にバ
ツクル本体12に挿入すれば、前隅部の曲面の下
面60はカムとして作用してラツチ板を下方に案
内してラツチ面20に係合させる。図示のバツク
ルは既知のバツクルに比較してラツチ板をラツチ
位置に挿入するための力は少ない。
ラツチレバー20とバツクル本体12とに大き
な引張力が作用した時には、ラツチレバーの回動
板50の前縁63はラツチ板案内壁38の突出壁
65に接触する。案内壁38は小さな傾きとし、
ラツチ板16を案内してラツチレバー22の回動
板50上に導く。
な引張力が作用した時には、ラツチレバーの回動
板50の前縁63はラツチ板案内壁38の突出壁
65に接触する。案内壁38は小さな傾きとし、
ラツチ板16を案内してラツチレバー22の回動
板50上に導く。
ラツチレバー22をラツチ位置に保ち、ラツチ
面20がばね力によつてラツチ板16の開口24
に入るためのばね装置として、バツクル本体に支
持した板ばね62が押ボタン部45の下面に接触
してラツチレバーを直立位置に保つ。ばね62は
ばね鋼板から一体に切出し、第7図に示す通り、
ほぼ平らな中央部64に下向きのインサート66
とフツク68とを形成する。インサート66とフ
ツク68とは基板26の開口70,72に入り、
ばね62を基板面54のほぼ中央部に保つ。ばね
62の中央部の前端には、ラツチ板16を挿入し
た時にラツチ板16と基板26との間に入る曲り
部72を設ける。
面20がばね力によつてラツチ板16の開口24
に入るためのばね装置として、バツクル本体に支
持した板ばね62が押ボタン部45の下面に接触
してラツチレバーを直立位置に保つ。ばね62は
ばね鋼板から一体に切出し、第7図に示す通り、
ほぼ平らな中央部64に下向きのインサート66
とフツク68とを形成する。インサート66とフ
ツク68とは基板26の開口70,72に入り、
ばね62を基板面54のほぼ中央部に保つ。ばね
62の中央部の前端には、ラツチ板16を挿入し
た時にラツチ板16と基板26との間に入る曲り
部72を設ける。
ばね62がラツチレバー20を直立位置に保つ
ために、2本の片持ばね腕74を中央部64から
斜上方に延長させ、押ボタン部45の下面に接触
させる。ばね腕74の自由端75を下方に曲げ、
押ボタン部下面に円滑に滑動接触させる。
ために、2本の片持ばね腕74を中央部64から
斜上方に延長させ、押ボタン部45の下面に接触
させる。ばね腕74の自由端75を下方に曲げ、
押ボタン部下面に円滑に滑動接触させる。
ラツチ板16をバツクル本体のスロツト18に
挿入した時はまず基板の前部59の傾斜部38に
接触して案内されラツチレバー22の回動板50
上を動き、ラツチ面20の曲面上を動く。ラツチ
板が更に挿入されれば、ラツチ面20を押し下げ
る。両側の曲り部の上向きの隅部はラツチ板の一
側に遊隙を形成し、ラツチ面20上を容易に滑動
可能とする。隅部48の曲面の下面60はラツチ
板16を下方に押し、ラツチ面20が開口24内
にばね62によつて入つた時にラツチ面20とラ
ツチ板との係合を確実にする。
挿入した時はまず基板の前部59の傾斜部38に
接触して案内されラツチレバー22の回動板50
上を動き、ラツチ面20の曲面上を動く。ラツチ
板が更に挿入されれば、ラツチ面20を押し下げ
る。両側の曲り部の上向きの隅部はラツチ板の一
側に遊隙を形成し、ラツチ面20上を容易に滑動
可能とする。隅部48の曲面の下面60はラツチ
板16を下方に押し、ラツチ面20が開口24内
にばね62によつて入つた時にラツチ面20とラ
ツチ板との係合を確実にする。
ラツチ板16を解放するには、ラツチレバー2
2の押ボタン部45を押下げ、ラツチレバー22
をほぼ前縁63を中心として回動させ、ラツチ面
20をラツチ板16の開口24から引込ませる。
ここでラツチ板16を抜出す。ラツチレバー22
の下方の回動に適合するために、基板26に開口
24と下向き傾斜面とを設けてレバー腕52の下
端75を開口28を通つて基板26よりも下方に
突出可能とする。即ち、第5図に示す通り、基板
26のラツチレバー下方部分は平面でない複雑な
形状とし、後下方傾斜面77は前端は回動腕係合
スロツト32の前端の位置とし、後端は開口28
の前縁78に一致させる。更に、側壁34,35
の開口32は傾斜面まで延長し、第4図に示す壁
部79が下端となる。基板46の開口32の一部
は第8図に示す回動腕後縁80が回動に際して基
板46の平面部の面より下の位置に回動し得る形
状とする。第4,5図に示す中央ウエブ85を基
板に形成し、下方傾斜面77の後下端に結合した
後に後上方に傾斜し開口28の後端で基板後部平
面部に結合する。ラツチレバーは基板面の直上に
支持され、ラツチレバーの回動板50、回動腕3
0、片持腕52の一部は基板平面部の面よりも下
方に回動して解放位置となる。この構造によつ
て、バツクル本体12は流線形の、鋭角部のない
構造となる。
2の押ボタン部45を押下げ、ラツチレバー22
をほぼ前縁63を中心として回動させ、ラツチ面
20をラツチ板16の開口24から引込ませる。
ここでラツチ板16を抜出す。ラツチレバー22
の下方の回動に適合するために、基板26に開口
24と下向き傾斜面とを設けてレバー腕52の下
端75を開口28を通つて基板26よりも下方に
突出可能とする。即ち、第5図に示す通り、基板
26のラツチレバー下方部分は平面でない複雑な
形状とし、後下方傾斜面77は前端は回動腕係合
スロツト32の前端の位置とし、後端は開口28
の前縁78に一致させる。更に、側壁34,35
の開口32は傾斜面まで延長し、第4図に示す壁
部79が下端となる。基板46の開口32の一部
は第8図に示す回動腕後縁80が回動に際して基
板46の平面部の面より下の位置に回動し得る形
状とする。第4,5図に示す中央ウエブ85を基
板に形成し、下方傾斜面77の後下端に結合した
後に後上方に傾斜し開口28の後端で基板後部平
面部に結合する。ラツチレバーは基板面の直上に
支持され、ラツチレバーの回動板50、回動腕3
0、片持腕52の一部は基板平面部の面よりも下
方に回動して解放位置となる。この構造によつ
て、バツクル本体12は流線形の、鋭角部のない
構造となる。
上部開放の基板は他の利点がある。開口28を
設けたため、安全ベルトのラツチ位置を感知する
接触片又は接点を挿入することが容易である。こ
の感知手段は警報灯等に接続して装着者にバツク
ルがラツチ位置でないことを警告する。
設けたため、安全ベルトのラツチ位置を感知する
接触片又は接点を挿入することが容易である。こ
の感知手段は警報灯等に接続して装着者にバツク
ルがラツチ位置でないことを警告する。
バツクル本体12とラツチレバー20を収容す
るカバー装置はバツクル本体12の下に固着した
合成樹脂カバー42と、頂部に支持したカバー4
4とを有する。合成樹脂カバー42は底壁90と
側壁92とを有し、第3図に示す。底壁90には
スロツトを設け、バツクル本体のベルト取付スロ
ツトに整合させる。合成樹脂カバーにおいては第
2図に示す前部リツプ94をバツクル本体の前縁
上に重ねる。後部に直立する合成樹脂フツク96
のヘツド97は基板26の開口98に押込んでカ
バー92を基板に固着する。合成樹脂カバーの組
立てはラツチレバー22の組立て後とする。カバ
ー側壁と本体側壁との間には間隙がないため、回
動腕30を一方の開口32から突出する位置まで
動かして他方の回動腕を他方の開口32に入れる
ことができない。カバー42を組立てる時にはま
ず基板前縁をリツプ44の下に押しこみ次に後部
を押込んでカバーのフツク96が開口98を通つ
て固定される。カバー42はラツチレバーの回動
腕30の横方向の滑動を制限して中央位置に保
つ。これにより、ラツチレバーが開口32から外
れるのを防ぐ。更にカバーの底壁90は開口28
を覆い、バツクル本体又はラツチレバーの動きに
よつて装着者の衣服にひつかかるのを防ぐ。
るカバー装置はバツクル本体12の下に固着した
合成樹脂カバー42と、頂部に支持したカバー4
4とを有する。合成樹脂カバー42は底壁90と
側壁92とを有し、第3図に示す。底壁90には
スロツトを設け、バツクル本体のベルト取付スロ
ツトに整合させる。合成樹脂カバーにおいては第
2図に示す前部リツプ94をバツクル本体の前縁
上に重ねる。後部に直立する合成樹脂フツク96
のヘツド97は基板26の開口98に押込んでカ
バー92を基板に固着する。合成樹脂カバーの組
立てはラツチレバー22の組立て後とする。カバ
ー側壁と本体側壁との間には間隙がないため、回
動腕30を一方の開口32から突出する位置まで
動かして他方の回動腕を他方の開口32に入れる
ことができない。カバー42を組立てる時にはま
ず基板前縁をリツプ44の下に押しこみ次に後部
を押込んでカバーのフツク96が開口98を通つ
て固定される。カバー42はラツチレバーの回動
腕30の横方向の滑動を制限して中央位置に保
つ。これにより、ラツチレバーが開口32から外
れるのを防ぐ。更にカバーの底壁90は開口28
を覆い、バツクル本体又はラツチレバーの動きに
よつて装着者の衣服にひつかかるのを防ぐ。
バツクル本体12の頂部にかぶせるカバー44
も同様にして取付ける。材料としては合成樹脂又
は磨いた金属板が好適である。第2図に示す通
り、内向きの前部唇部105を第4図に示す側壁
34,35の内向きの前端部56,106に係合
させる。前端の突出部56,106の下面に凹み
109を設けてアルミニウム板製のカバーの唇部
105を受ける。カバーから下方に垂下した後端
のクリツプ107は底部カバーのフツク96を受
ける同じ開口98に入れる。第3図に示す通り、
カバー44の下縁は合成樹脂カバー42の下縁に
接触してほぼ連続した円滑な面を有するバツクル
カバーを形成する。ラツチレバー22の押ボタン
部45を押すために、カバー44にほぼ長方形の
開口を設け、開口縁は押ボタン部45の外周部分
に接触させる。カバー42,44を取付けたバツ
クルの寸法例として、全幅1.82インチ(約46mm)
高さ0.89インチ(約22mm)全長2.89インチ(約73
mm)程度となる。
も同様にして取付ける。材料としては合成樹脂又
は磨いた金属板が好適である。第2図に示す通
り、内向きの前部唇部105を第4図に示す側壁
34,35の内向きの前端部56,106に係合
させる。前端の突出部56,106の下面に凹み
109を設けてアルミニウム板製のカバーの唇部
105を受ける。カバーから下方に垂下した後端
のクリツプ107は底部カバーのフツク96を受
ける同じ開口98に入れる。第3図に示す通り、
カバー44の下縁は合成樹脂カバー42の下縁に
接触してほぼ連続した円滑な面を有するバツクル
カバーを形成する。ラツチレバー22の押ボタン
部45を押すために、カバー44にほぼ長方形の
開口を設け、開口縁は押ボタン部45の外周部分
に接触させる。カバー42,44を取付けたバツ
クルの寸法例として、全幅1.82インチ(約46mm)
高さ0.89インチ(約22mm)全長2.89インチ(約73
mm)程度となる。
ラツチ板16は標準的な安全ベルトDリング構
造であり、ほぼ平らな金属板製とし、一端は安全
ベルトの一部又は車両構造部材に取付け、他端に
はD型リングを形成する開口24を設け、バツク
ル本体に挿入する。D型リングはバツクル本体1
2のスロツト18内に入り、側壁34,35の内
方曲げ部の形成する通路を通る。内方曲げ部はラ
ツチ板を案内してラツチレバー22の回動板50
上面を通らせる。ラツチ板のD型リング部分の幅
はバツクル本体の両側壁の内面間の幅にほぼ等し
くする。開口24にはラツチレバーのラツチ面2
0がばね力によつて入り、ラツチ面と開口20の
内縁との間が係合してラツチ板の引抜きを防ぐ。
造であり、ほぼ平らな金属板製とし、一端は安全
ベルトの一部又は車両構造部材に取付け、他端に
はD型リングを形成する開口24を設け、バツク
ル本体に挿入する。D型リングはバツクル本体1
2のスロツト18内に入り、側壁34,35の内
方曲げ部の形成する通路を通る。内方曲げ部はラ
ツチ板を案内してラツチレバー22の回動板50
上面を通らせる。ラツチ板のD型リング部分の幅
はバツクル本体の両側壁の内面間の幅にほぼ等し
くする。開口24にはラツチレバーのラツチ面2
0がばね力によつて入り、ラツチ面と開口20の
内縁との間が係合してラツチ板の引抜きを防ぐ。
バツクル本体12とラツチレバー22とは小型
であるが5000ポンド(約2250Kg)以上の引張荷重
に耐える設計である。強度を大きくするために、
バツクル基板26に直立壁部65を設けてラツチ
レバー22の回動板50の前縁63の大部に接触
させ、大きな荷重が作用した時にラツチレバー2
2又は基板26の前部が曲るのを防ぐ。即ち、大
きな荷重が作用すればラツチレバー22の前縁6
3は基板26の直立壁65に接触してラツチレバ
ー22から基板の中央部に荷重を伝達し、両端で
は回動腕30から直立側壁34,35に荷重を伝
達する。直立壁65は平らな直立壁としてラツチ
レバー22の前縁63と接触すると共に、大きな
荷重に際して前縁63が直立壁65を乗り超える
ことのないようにする。更に、基板26は傾斜面
38と直立壁65とによつて前端補強構造を形成
し、小型軽量となる。即ち、この補強構造がなけ
れば所要強度とするために長くする必要があり、
既知のバツクル構造が大型となる理由の一部とな
る。軽量化のために傾斜面38等に穿孔を設けれ
ば、大荷重を受けた時に穿孔部から曲る。
であるが5000ポンド(約2250Kg)以上の引張荷重
に耐える設計である。強度を大きくするために、
バツクル基板26に直立壁部65を設けてラツチ
レバー22の回動板50の前縁63の大部に接触
させ、大きな荷重が作用した時にラツチレバー2
2又は基板26の前部が曲るのを防ぐ。即ち、大
きな荷重が作用すればラツチレバー22の前縁6
3は基板26の直立壁65に接触してラツチレバ
ー22から基板の中央部に荷重を伝達し、両端で
は回動腕30から直立側壁34,35に荷重を伝
達する。直立壁65は平らな直立壁としてラツチ
レバー22の前縁63と接触すると共に、大きな
荷重に際して前縁63が直立壁65を乗り超える
ことのないようにする。更に、基板26は傾斜面
38と直立壁65とによつて前端補強構造を形成
し、小型軽量となる。即ち、この補強構造がなけ
れば所要強度とするために長くする必要があり、
既知のバツクル構造が大型となる理由の一部とな
る。軽量化のために傾斜面38等に穿孔を設けれ
ば、大荷重を受けた時に穿孔部から曲る。
上述によつて明らかにされた通り、本発明によ
つて短い、高さの低い、安全ベルトバツクルを提
供し、著しく簡単な構造であり、組立て費は著し
く安価である。ラツチレバー22は一体の短い部
品であり、押ボタン部を有し、基板26の面54
にほぼ接して取付けられ、低い高さとなる。基板
に設けた2個の開口28はラツチレバー22が下
方に回動して開口28内に入り、ラツチレバーは
解放位置に回動可能となる。ラツチレバーは横方
向の両回動腕を基板の側壁34,35の開口32
に入れることによつて簡単に組立てられる。即
ち、回動板50を傾けて一方の腕を一方の開口内
に入れ、回動板を水平にして他方の腕を他方の開
口に入れる。側壁間にスロツト36を設け上述の
組立てを可能にする。ラツチ板をバツクルに押し
こむ力は小さく、ラツチ面20の突出部の傾斜が
小さく、上向きの面40との共働によつてラツチ
板を案内誘導してラツチ位置とする。
つて短い、高さの低い、安全ベルトバツクルを提
供し、著しく簡単な構造であり、組立て費は著し
く安価である。ラツチレバー22は一体の短い部
品であり、押ボタン部を有し、基板26の面54
にほぼ接して取付けられ、低い高さとなる。基板
に設けた2個の開口28はラツチレバー22が下
方に回動して開口28内に入り、ラツチレバーは
解放位置に回動可能となる。ラツチレバーは横方
向の両回動腕を基板の側壁34,35の開口32
に入れることによつて簡単に組立てられる。即
ち、回動板50を傾けて一方の腕を一方の開口内
に入れ、回動板を水平にして他方の腕を他方の開
口に入れる。側壁間にスロツト36を設け上述の
組立てを可能にする。ラツチ板をバツクルに押し
こむ力は小さく、ラツチ面20の突出部の傾斜が
小さく、上向きの面40との共働によつてラツチ
板を案内誘導してラツチ位置とする。
第1図は本発明による安全ベルトバツクルの一
部を除去した平面図。第2図は第1図のバツクル
の縦断面図。第3図は第2図の3―3線に沿う断
面図。第4図は第1図のバツクルのバツクル本体
の平面図。第5図は第4図の5―5線に沿う断面
図。第6図は第4図の6―6線に沿う端面図。第
7図は第1図のバツクルのばねの斜視図。第8図
は第1図のバツクルのラツチレバーの斜視図であ
る。 10…バツクル、12…バツクル本体、14…
安全ベルト、16…ラツチ板、18,36…スロ
ツト、20…ラツチ面、22…ラツチレバー、2
4,28,32,41,43,70,72,98
…開口、26…基板、30…回動腕、34,35
…側壁、38…傾斜面、42…底部カバー、44
…頂部カバー、45…押ボタン部、46,47…
曲り部、50…回動腕、52…腕、62…ばね、
63…前縁、72…曲り部、74…ばね腕。
部を除去した平面図。第2図は第1図のバツクル
の縦断面図。第3図は第2図の3―3線に沿う断
面図。第4図は第1図のバツクルのバツクル本体
の平面図。第5図は第4図の5―5線に沿う断面
図。第6図は第4図の6―6線に沿う端面図。第
7図は第1図のバツクルのばねの斜視図。第8図
は第1図のバツクルのラツチレバーの斜視図であ
る。 10…バツクル、12…バツクル本体、14…
安全ベルト、16…ラツチ板、18,36…スロ
ツト、20…ラツチ面、22…ラツチレバー、2
4,28,32,41,43,70,72,98
…開口、26…基板、30…回動腕、34,35
…側壁、38…傾斜面、42…底部カバー、44
…頂部カバー、45…押ボタン部、46,47…
曲り部、50…回動腕、52…腕、62…ばね、
63…前縁、72…曲り部、74…ばね腕。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基底部と、該基底部の両側に連結されて対向
して位置する一対の直立壁とを有し、かつ、全体
として溝型をした基盤と、両側にそれぞれ回動腕
を有し、かつ、該回動腕を前記直立壁にそれぞれ
回転可能に支持させたラツチレバーと、該ラツチ
レバーがラツチ位置に位置するように該ラツチレ
バーを上方に附勢するばねと、前記ラツチレバー
に形成され、かつ、前記ばねの弾発力に抗して前
記ラツチレバーを回動させる押しボタン部と、を
有する安全ベルトのバツクルにおいて、 前記ラツチレバーの回動腕を受け入れるように
前記基盤の直立壁に形成され、かつ、前記ラツチ
レバーの回転軸が実質的に前記基盤の基底部の面
上に位置するように設けられた開口と、 前記基盤の基底部に形成され、かつ、前記押し
ボタン部によつて前記ラツチレバーを作動させた
時、前記ラツチレバーが下方へ回動できるよう
に、前記ラツチレバーの一部を受け入れる開口
と、 前記基盤の下面を覆う底部カバーを構成するよ
うに前記基盤に取り付けられ、かつ、前記基盤の
基底部に形成された前記開口と該開口内に受け入
れられた前記ラツチレバーの一部とを覆う外殻
と、 該外殻の底面に形成された平面部と、 前記基盤に取り付けられ、かつ、前記押しボタ
ン部を露出させた状態で前記基盤の頂部を覆うカ
バーと、 を有することを特徴とする、安全ベルトのバツク
ル。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/727,181 US4064603A (en) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | Safety belt buckle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5342957A JPS5342957A (en) | 1978-04-18 |
JPH0124481B2 true JPH0124481B2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=24921655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11251577A Granted JPS5342957A (en) | 1976-09-29 | 1977-09-19 | Safety belt buckle |
Country Status (10)
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---|---|
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JP (1) | JPS5342957A (ja) |
AU (1) | AU510080B2 (ja) |
CA (1) | CA1089201A (ja) |
DE (1) | DE2740200C2 (ja) |
FR (1) | FR2365976A1 (ja) |
GB (1) | GB1560322A (ja) |
IT (1) | IT1079441B (ja) |
MX (1) | MX144407A (ja) |
SE (1) | SE419156B (ja) |
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- 1977-09-26 FR FR7728865A patent/FR2365976A1/fr active Granted
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