JPH01244355A - 高温水質モニタ用セル - Google Patents

高温水質モニタ用セル

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JPH01244355A
JPH01244355A JP63069772A JP6977288A JPH01244355A JP H01244355 A JPH01244355 A JP H01244355A JP 63069772 A JP63069772 A JP 63069772A JP 6977288 A JP6977288 A JP 6977288A JP H01244355 A JPH01244355 A JP H01244355A
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JP
Japan
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plates
electrode
plate
temperature water
cell body
Prior art date
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Pending
Application number
JP63069772A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Saito
斎藤 宣久
Koji Kubo
光司 久保
Mikiro Ito
幹郎 伊藤
Akira Sudo
亮 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は原子力発電プラント−次冷却水等の高温水の水
質を測定する高温水質モニタ用セルに関する。
(従来の技術) 従来、高温水の導電率を測定するには導電率測定用の専
用セル、pHを測定するためにはpH専用のセルまたは
オートクレーブ、腐食電位を測定するためには腐食電位
測定専用のオートクレーブ、金属材料のケミカルインピ
ーダンスを測定するためには専用のオートクレーブが必
要であった。
したがって、高温水の導電率、pH1腐食電位およびケ
ミカルインピーダンスを測定しようとすれば、4基のオ
ートクレーブまたはセルが必要であった。
(発明が解決しようとする課題) 従来は、導電率、pH1腐食電位およびケミカルインピ
ーダンスの4種類のモニタリングを行なうためには4基
オートクレーブまたはセルが必要であったため、オート
クレーブまたはセルの設置スペースやコストの増加の点
で問題があった。
また、4基のオートクレーブを完全に同一温度にコント
ロールすることは困難であり、測定精度上の問題もあっ
た。
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、高温水
の導電率、pH,腐食電位およびケミカルインピーダン
スの4種類のモニタリングを同じセルで行なうことによ
り、設置スペースを縮小すると共に、コストを低減させ
、さらに測定精度を向上させることができる高温水質モ
ニタ用セルを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕 ・ (課題を解決するための手段) 本発明に係る高温水質モニタ用セルは、高温水を流通可
能なセルボディに、対向する一対の白金板、ニオブをド
ープした酸化チタニウム板および金属試料板のうち少な
くとも2以上の電極板が設けられるとともに、上記セル
ボディの中央部に照合電極が設けられ、上記照合電極お
よび各電極板は高温水に接するように配設されるととも
に、リード線が電気的に接続されたものである。
(作用) ヒルボディに、対向する一対の白金板、ニオブをドープ
した酸化チタニウム板および金属試料板のうち少なくと
も2以上の電極板が設けられたから、セルボディに高温
水を流通させることにより、高温水の導電率、pH,腐
食電位およびケミカルインピーダンスの4種類のモニタ
リングを同時に行なうことが可能となる。
したがって、設置スペースを縮小すると共に、コストを
低減させることができ、さらに測定精度を向上させるこ
とができる。
(実施例) 本発明に係る高温水質モニタ用しルの一実施例を図面を
参照して説明する。
本発明は原子力発電ブラント−次冷却水の水質モニタ用
セルとして好適に用いられ、第2図に示すように、原子
炉−次系の各配管に接続される。
すなわち、原子炉1にはタービン系2や再循環系3等の
原子炉−次系が接続される。第2図において原子炉1か
ら出た高温高圧の蒸気は主蒸気管4を通ってタービン5
に送られ、このタービン5で膨張して仕事をした侵、復
水器6により擬縮されて復水となる。復水は復水配管7
を通って復水ポンプ8により脱塩塔9に送られ、この脱
塩塔9で浄化された模、給水ポンプ10により給水ヒー
タ11に送り込まれる。給水ヒータ11に送り込まれた
復水は、ここで加熱され、給水として給水配管12を通
って原子炉1へ再び送り込まれる。
また、原子炉1内の冷却水は再循環系配管13を通って
再循環ポンプ14により原子炉1内に循環される。
水質モニタ用セル15は、上記復水配管7の復水ポンプ
8と脱塩塔9との間や、脱塩塔9と給水ポンプ10との
間、あるいは給水配管12、再循環系配管13に接続さ
れ、原子炉−次冷却水の水質をモニタリングするように
なっている。
水質モニタ用セル15は第1図に示すように、オートク
レーブ16内に収容され、オートクレーブ16の上部開
口には7ランジ17が覆って設けられる。水質モニタ用
セル15にはステンレス製のセルボディ18が設けられ
、このセルボディ18には、その中央部に一次冷却水を
流通可能な開口19が形成される。セルボディ18には
、開口19に面して、例えば4枚の電極板20が設けら
れる。すなわち、第1図において開口19を介して左右
に一対の電極板20が設けられ、紙面に垂直方向に対向
して一対の電極板20が設けられる。
各電極板20は例えば円盤形状に形成され、開口19を
流通する一次冷却水に接するように配設される。
各電極板20のうち、対向する一対の電極板20は白金
板から成り、残りの電極板20は、ニオブ(Nb)をド
ープした酸化チタニウム(Tt02)板および金属試料
板(例えば5US304)から成っている。上記酸化チ
タニウムは単結晶電極である。
各電極板20は銅ブロック21を介してリード線22に
電気的に接続されると共に、銅ブロック21およびリー
ド線22はパイトン0リング23およびテフロン等の絶
縁圧力シール部材24により液密に設けられ、外側から
押え25により押えられる。各電極板20は押え25を
取り外すことにより、交換可能に設けられる。リード線
22は例えば白金から成る。
セルボディ18の開口19上方には、銀/塩化銀(AO
/AgCJ)照合電極26が設けられ、この照合電極2
6も一次冷却水に接するように配設される。照合電極2
6にもリード線22が電気的に接続される。各電極板2
0および照合電極26に接続されたリード線22は、−
次冷却水に接触しないように取り出され、7ランジ17
にフナックス式シール27により固定される。
上記各電極板20のうち、一対の白金板から延びるリー
ド線22aは、第3図に示すように、導電率測定アンプ
30に接続され、この導電率測定アンプ30により導電
率が測定される。すなわち、向い合った2枚の白金板の
間に微小交流電圧を印荷し、電極間の交流インピーダン
スを測定する。
導電率には、予め測定しておいたセル定数Jをインピー
ダンスで除することにより、 K= − と求めることができる。
各WIIil板20のうちニオブをドープした酸化チタ
ニウム板から延びるリード線22bは周波数応答解析器
31に接続され、この周波数応答解析器31はポテンシ
ョスタット32に接続される。これら周波数応答解析器
31およびポテンショスタット32によりpHの測定が
行なわれるようになっている。すなわち、周波数応答解
析器31には照合電極26から延びるリード線22cが
接続されており、酸化チタニウム電極板20の照合電極
26に対する電位および酸化チタニウム電極板20の空
間電荷容量を測定し、電位と容量の二乗の逆数関係をプ
ロットして、フラットバンドポテンシャル(E rb)
を求め、このフラットバンドポテンシャルのpH依存性
からpHを知ることができるようになっている。
各電極板20のうち金属試料板から延びるリード線22
d、照合電極26から延びるリード線22Cおよび白金
板から延びるリード線22aはエレクトロメータ33に
接続され、このエレクトロメータ33は腐食電位を測定
するようになっている。つまり、金属試料電極板20お
よび白金電極板20と照合電極26との間の電位差をエ
レクトロメータ33により測定し、標準水素電極基準に
換算して評価する。
白金電極板20から延びるリード線22aおよび金属試
料電極板20から延びるリード線22dが周波数応答解
析器31に接続され、金属試料電極板20と白金電極板
20との間に微小電圧の交流波を印加し、ケミカルイン
ピーダンスを測定するようになっている。
上記導電率測定アンプ30、ポテンショスタット32お
よびエレクトロメータ33は記録計34に接続され、こ
の記録計34により導電率、pH1腐食電位およびケミ
カルインピーダンスの測定結果を記録するようになって
いる。なお、符号35は熱電対35を示し、この熱雷対
35により測定された一次冷却水の温度が記録計34に
伝達される。
このように、上記実施例によれば、セルボディ18に、
対向する一対の金属板、ニオブをドープした酸化チタニ
ウム板および金属試料板を電極板20として設けたから
、−次冷却水の導電率、pH1腐食電位およびケミカル
インピーダンスの4種類のモニタリングを同時に行なう
ことができる。
したがって、設置スペースの減少を図ることができると
共に、コストを低減させることができ、さらに測定精度
を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、電極板20として、対向
する一対の白金板、ニオブをドープした酸化チタニウム
および金属試料板を設けたが、これらの電極板20のう
ちいずれか2種類のみを選択して設けてもよい。
また、上記実施例においては、原子力発電プラントの一
次冷却水の水質モニタ用セル15について説明したが、
本発明はこれに限定されず、その他の高温水の水質を測
定する高温水質モニタ用セルとして広く適用することが
できる。
〔発明の効果〕
本発明に係る高温水質モニタ用セルは、高温水を流通可
能なセルボディに、対向する一対の白金板、ニオブをド
ープした酸化チタニウム板および金属試料板のうち少な
くとも2以上の電極板が設けられるとともに、上記セル
ボディの中央部に照合電極が設けられ、上記照合電極お
よび各電極板は高温水に接するように配設されるととも
に、リード線が電気的に接続されたから、高温水の導電
率、pHS腐食電位およびケミカルインピーダンスのモ
ニタリングを同時に行なうことができる。
したがって、設置スペースを縮小することができると共
に、コストの低減を図ることができ、さらに測定精度を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る高温水質モニタ用セルの一実施例
を示す断面図、第2図は上記実施例を原子炉−次系に設
置する位置を示す配置図、第3図は上記実施例を用いた
高温水質モニタリングシステムを示す構成図である。 18・・・セルボディ、20・・・電極板、22・・・
リード線、26・・・照合電極。 出願人代理人   波 多 野   久第 l 図 茶 2 回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高温水を流通可能なセルボディに、対向する一対の白金
    板、ニオブをドープした酸化チタニウム板および金属試
    料板のうち少なくとも2枚以上の電極板が設けられると
    ともに、上記セルボディの中央部に照合電極が設けられ
    、上記照合電極および各電極板は高温水に接するように
    配設されるとともに、リード線が電気的に接続されたこ
    とを特徴とする高温水質モニタ用セル。
JP63069772A 1988-03-25 1988-03-25 高温水質モニタ用セル Pending JPH01244355A (ja)

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