JPH01243895A - 可変速揚水発電電動機の励磁方法及び装置 - Google Patents

可変速揚水発電電動機の励磁方法及び装置

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JPH01243895A
JPH01243895A JP63067783A JP6778388A JPH01243895A JP H01243895 A JPH01243895 A JP H01243895A JP 63067783 A JP63067783 A JP 63067783A JP 6778388 A JP6778388 A JP 6778388A JP H01243895 A JPH01243895 A JP H01243895A
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Eizo Kita
北 英三
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    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/024Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、周波数変換器を用いて2次巻線を交流励磁し
可変速度にて揚水発電電動機を運転する可変速揚水発電
電動機の励磁方法及び装置に係り、特に、電力系統遮断
時等に発生する出力電圧の上昇を抑制するに好適な励磁
方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、揚水発電システムの発電電動機としては一般に同
期機が用いられていることがら、一定回転速度による運
転しか行えないので、発電量、揚水量及び落差によりポ
ンプ水車の効率が低下すること、また、揚水運転時の負
荷調整が行えないという問題があった。
そこで、ポンプ水車の回転速度を可変にすることにより
上記問題点を解決する可変速揚水発電システムが提案さ
れている。このシステムは、大容量の巻線形の誘導電動
機からなる可変連発を電動機(以下、可変速機と称する
。)の2次巻線を2次励磁する方式とし、この励磁周波
数を調整して可変速度で発電及び揚水運転を実現するも
のである。
このような可変速機と前述の同期機の大きく異なる点は
、同期機にあっては負荷トルク(有効電力)に見合った
トルクは内部相差角が変化することにより発生されるも
のであり、励磁電流がトルクに寄与するものではないの
に対し、可変速機にあっては2次励磁電流をトルク成分
(有効電力合成又はq軸成分とも称される)と、磁束方
向成分(無効電力成分、電圧成分又はd軸成分とも称さ
れる)とに分解して制御できることから、それぞれ独立
に有効電力と無効電力を制御することができることにあ
る(例えば、特願昭61−23162号参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した可変速機にあっては、その特徴点に起
因して次に述べるような問題が生ずるおそれがある。
すなわち、電力系統の近端、遠端遮断時又は可変速機の
負荷遮断時(以下、電力系統遮断時と総称する)に、出
力電圧が急上昇してしまう現象が現われることである。
同期機の場合は、系統の負荷がなくなると内部相差角が
零に戻され、出力電圧の上昇ΔVに対しては直流励磁電
流が絞られ、出力電圧は指令値に保持制御される。しか
し、可変速機においては、系統の負荷がなくなるとトル
ク電流成分も電圧制御にかかる磁束方向成分に寄与する
ことになるため、出力電圧の上昇分ΔVが増大するよう
になる。つまり、磁束の方向が遮断前の磁速方向電流成
分Inとトルク電流成分Iqのベクトル合成した励磁電
流の方向に移る。この合成された励磁電流の振幅は前記
工、の振幅より大きいので、ΔVが増大するのである。
また、系統負荷がなくなると有効電力制御はIqを増大
する方向へ動作し、無効電力制御(電圧制御)はニーを
小さくする方向へ動作することから、それらの電流Iq
 = Iaはそれぞれ制御上窓められた上限値、下限値
に達し、出力電圧の制御が不能になる。
なお、上述のような場合に、2次励磁を停止すれば出力
電圧上昇などの問題は解決されるのであるが1通常、電
力系統の運用面から高速又は急速に遮断を回復させるこ
とが要求されるので、励磁を停止することはできない。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決すること、言
い換えれば、電力系統遮断時の出力電圧上昇を抑制する
ことができる可変速揚水発電電動機の励磁方法及び装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、電力系統に接続さ
れた巻線形誘動機からなる可変速揚水発電電動機の2次
巻線を、当該発電電動機の出力有効電力の指令値と検出
値の偏差を零にすべく求められる磁速方向電流成分とを
ベクトル合成してなる交流励磁電流により励磁する可変
速揚水発電電動機の励磁方法において、電力系統が遮断
された前記出力電圧を指令値に保持すべく前記偏差に基
づいて前記トルク電流成分を低減補正することを特徴と
する可変速揚水発電電動機の励磁方法としたことにある
また、電力系統に接続された巻線形誘動機からなる可変
速揚水発電電動機の2次巻線を交流励磁する周波数変換
器と、当該発電電動機の出力有効電力の指令値と検出値
の偏差を零にすべくトルク電流成分を求める有効電力制
御手段と、当該発電電動機の出力電圧の指令値と検出値
の偏差を零にすべく磁速方向電流成分を求める出力電圧
制御手段と、前記各手段から出力されるトルク電流成分
と前記磁速方向電流成分をベクトル合成して前記2次巻
線の励磁電流指令値を求め前記周波数変換器に出力する
励磁電流制御手段と、を備えてなる可変速揚水発電電動
機の励磁装置において、前記電圧制御手段から出力され
る磁速方向電流成分に予め定めた係数を乗じた値と、前
記有効電力制御手段から出力されるトルク電流成分とを
入力とし、該2つの入力のうち低い方の値をトルク電流
成分として前記励磁電流制御手段に出力する低値選択手
段を設けたことを特徴とする可変速揚水発電電動機の励
磁装置としたことにある。
〔作用〕
ここで、本発明の作用について説明する。
まず、電力系統が遮断されると、可変速揚水発電電動機
(以下、単に発電電動機と称す)は電力系統から開放さ
れるので、出力有効電力は零となり、有効電力制御手段
は、有効電力を指令値に保持すべくトルク電流成分Iq
 を増大させる方向へ作用し、電圧制御手段は出力電圧
の上昇を制御すべく磁速方向電流成分1.sを小さくす
る方向へ作用する。そして、実際には有効電力は出力さ
れないので増大されるトルク電流成分Iqは出力電圧を
上昇させる方向に作用し、電圧制御手段は機能を失なっ
て出力電圧が急激に上昇されることになる。
しかし、本発明方法によると、電力系統が遮断されたと
きに、トルク電流成分Iqは出力電圧の偏差に基づいて
低減補正されることから、出力電圧の上昇に応じて急速
に絞り込まれる。したがって、前述したトルク電流成分
ニ9による出力電圧の上昇作用が抑制され、出力電圧は
電圧制御手段の機能によって指令値に保持制御されるこ
とになる。
また、本発明方法の一実施態様として、電力系統の遮断
を出力電圧の偏差が規定値以上に達したことにより検知
するようにすれば、電力系統の遮断を遮断器の動作信号
等によらず検知できる。つまり、電力系統の遮断は系統
の各所に設けられた遮断器の動作状態信号で検知するこ
ともできるが、これによればその動作状態信号の伝送路
が必要になる。
また、本発明方法の他の一実施態様として、トルク電流
成分Iqの低減補正を磁速方向電流成分Imに予め定め
た係数Kを乗じた値Iq’  にするようにすれば、こ
の場合の励磁電流指令値I2*は次式(1)で示される
ものとなる。
工2拳=ET5石璽] =5■5石ULp =5T廼・I、      ・・・(1)つまり、トル
ク電流成分の制御が出力電圧の制御に一元化され、出力
電圧は安定して指令値に保持制御されることになる。
一方、本発明装置によれば、低値選択手段により自動的
にトルク電流成分ニーの指令値が、有効電力制御手段か
ら出力されるトルク電流成分ニ。
又は電圧制御手段から出力される磁速方向電流成分ニー
に所定の係数を乗じた値のうち、いずれが低い値が選択
されるので、上記本発明方法と同様の作用により出力電
圧の上昇が抑制されて指令値に保持制御される。また、
格別な電力系統の遮断検知手段は不要となる。
【実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第2図に本発明の一実施例にかかる可変速揚水発電シス
テムの全体構成図を示し、第1図にその励磁装置の要部
ブロック図を示す。
第2図において、水車1に連結されている可変速発電電
動機2の1次端子は、遮断器3と主変圧器4を介して電
力系統5に接続されている。発電電動機2の2次巻線は
、中性点を持つ4線式とされ、3相の交流励磁電流が周
波数変換器としてのサイクロコンバータ6(6A〜6C
)から供給されるようになっている。各サイクロコンバ
ータ6A〜6Cは、励磁用変圧器7(7A〜7C)と、
遮断器8を介して主変圧器4の1次側に接続されている
。発電電動機2から流出される有効電力PLと出力電圧
Vaの検出値は、計器用変圧器9と変流器10と電力、
!圧検出器11により得られるようになっている6位相
検出器12は発電電動機2の2次誘起電力の位相を検出
するものである。基準信号演算回路13は2次励磁用の
基本波を形成するもので、入力される2次誘起電圧の位
相に基づいて、すべり周波数ωSを有し、一定の振幅を
持ち、かつ2次誘起電力とそれぞれ同相およびπ/2位
相差を有するcosωst、sinωstを形成し、励
磁電流制御装置14(14A〜14C)に出力するよう
になっている。
電力制御装置15は入力される有効電力の指令値Poと
検出値PLに基づいてトルク電流成分Iq を決定する
とともに出力電圧の指令値Voと検出値Voに基づいて
磁束方向電流1.+を決定し、各相ごとにそれぞれ励磁
電流制御装置14に出力するようになっている。すなわ
ち、第1図に示すように、PoとPLは加算器16によ
りそれらの偏差APLが求められ、次に有効電力制御手
段としての電力調整演算器17において、ΔPしを零に
すべくトルク電流成分Iq が求められ、この19は低
値選択器18を介して励磁電流制御装置14に出力され
るようになっている。同様に、VoとVaは加算器19
により偏差ΔVoが求められ9次に出力電圧制御手段と
しての電圧調整演算器20において、ΔVaを零にすべ
く磁束方向電流I、が求められ、二の■4は励磁電流制
御装置14に出力される一方、ゲイン演算器21におい
て一定の係数Kが乗じられて低値選択器18とゲイン演
算器21からなる部分が本発明の特徴部にかかる一実施
例であり、低値選択器18は入力される■1とに−I−
の低い方の指令値をトルク電流成分1q’  として励
磁電流制御装置14に出力するようになっている。ここ
で、係数にの値は、発電電動機2の通常の運転(0〜1
00%負荷)でとり得るトルク電流成分■9と磁束分布
電流成分11の範囲において、次式(2)を満足する値
に予め設定する。これにより通常時にあってはトルク電
流成分Iqは磁速方向電流成分Iaに制御されることな
く安定に有効電力制御がなされる。
I q < K・工4          ・・・(2
)励磁電流制御装置14は電流パターン演算器22、電
流制御演算器23.自動パルス移相器24を含んで形成
されている。電流パターン演算器22は、第1図に示す
ように、入力されるトルク電流成分Iq’  に基本波
信号cosωatを乗じる掛算器25.同じく磁速方向
電流成分ニーに基本波信号sinωitを乗じる掛算器
26.掛算器25と26の出力をベクトル合成して励磁
電流制御装置2傘を出力するベクトル合成演算器27を
含んで形成されている。すなわち、次式(3)に示す演
算処理がなされる。
工2申=I qcosωs t + I *sinωs
t= l4cos(ω5t−)’p)      −(
3)ここで、l2=5−71=7 p=−tan−’− なお、式(3)をベクトル表示すると次式のようになる
Izl:Ii+Iq 電流制御演算器23は変流器29により検出される励磁
電流の検出値と指令値工2噂との偏差を零にすべくサイ
クロコンバータ6の制御位相角ECを求める。自動パル
ス位相器24は入力される制御位相角Ecと変成器30
から入力される電源電圧信号に基づいてサイクロコンバ
ータ6のサイリスタに点弧パルスを出力するようになっ
ている。
このように構成される実施例の動作を第3図。
第4図を参照しながら次に説明する。なお、第3図と第
4図の符号の添字は同一のものを表わすものとし、また
第3図に示すタイムチャートにおいてt1時に電力系統
の遮断が発生したものとして説明する。
まず、通常の状態にあるとき、すなわち遮断器3又は電
力系統5に設けられている遮断器が投入状態にあるとき
は、発at動機2から系統に電力が供給される。このと
きの有効電力PL と出力電圧Vaは、電力調整器17
と電圧調整器20により求められたトルク電流成分Iq
xと磁速方向電流成分Iaxに基づいて制御される。つ
まり、前記式(2)の関係から、通常の運転状態におい
ては、低値選択器18は電力調整器17から出力される
値が選択されるのである。この状態における励磁電流I
zt傘と出力電圧Vaのレベルは第3図に示すように安
定したものとなる。また、それらI q1eI蝋1. 
I21”のベクトルは第4図に示したものとなり、磁束
方向Φ1と電流Id1の位相が同一なので、出力電圧制
御および有効電力制御の応答性が良い。
次に、11時において電力系統5で遮断が生じたとする
と、有効電力の検出値PLは瞬時に零になるので、発電
電動機3の内部の関係において、磁束方向は瞬時に第4
図のΦ1からΦ2に移る。
これにより励磁電流I z1参が電圧発生の要因となる
ので、第3図に示すように出力電圧Vaは急激に上昇す
る。一方、電力調整器17と電圧調整器20についてみ
ると、それらの制御系の制御遅れ時間後のし2時におい
て、有効電力制御のフィードバック値である検出値PL
が零になるのでトルク電流成分1q を増大させる方向
に動作を開始し、また、出力電圧Vaの上昇により磁速
方向電流成分Iaを減少する方向に動作を開始する。
この過程で工1≧KI−に達すると、低値選択器18の
動作によりトルク電流の指令値Iq’  としてK I
 aが選択されるので、第3図に示すようにta時点で
Iq’  はそのときの磁束方向電流の指令値1113
に応じて制限されIqaに絞られる。これにより、励磁
電流は瞬時にI zs*に低減され、出力電圧Vaも指
令値vOに瞬時に立下がり、その後は電圧調整器20の
機能により、出力電圧Vaを指令値Voに保持するよう
に、トルク電流成分Iq’  と磁速方向電流成分ニー
が制御され、安定な運転が継続される。なお、この状態
における磁束方向Φ3は第4図に示すようにI 28m
と同位相となっている。
因に、従来の方法によれば、第1図における低値選択器
18とゲイン演算器21を有していないことから、第3
図中に点線で示したように、トルク電流成分Iq’  
と磁速方向電流成分ニ、はそれぞれ図中Iqa、 Id
aで示した上限値、下限値にまで達する。これにより励
磁電流I2・はI 2+串となり、高い出力電圧Vaが
発生し続けることになるのである。このときのベクトル
関係は第4図に示したとおりである。
上記したように、本実施例によれば、低値選択器18を
設け、これにより電力調整器17から出力されるトルク
電流成分の指令値Iqと、電圧調整器20から出力され
る磁速方向電流成分の指令値ニーに係数Kを乗じた値の
いずれか低い値を実際のトルク電流成分指令値Iq’ 
 としていることから、にの値を適切に選ぶことにより
、電力系統の遮断器が遮断動作すると、格別な遮断検出
手段に依ることなく、自動的にIq≧K・工、の関係が
成立し、トルク電流成分指令値I、I  は磁束方向電
流ニーにより制限される。この結果1発電電動機2は電
圧調整器20に支配されることになり、出力電圧Vaは
指令値Voに安定して保持制御されることになるという
効果がある。
なお1本発明は上記実施例に限られるものではなく、要
は、電力系統の遮断を検知してトルク電流成分Iqを出
力電圧の上昇分に応じて絞るように制御することにより
、出力電圧の上昇を抑制することができる。
例えば、電力系統の遮断検知は、系統に係わる遮断器の
動作信号により検知すること、あるいは出力電圧Vcの
異常高などにより検知することも本発明に含まれる。
そして、低値選択器18に代えて制限器などを設け、そ
の制御値を予め定めた一定値又は出力電圧の上昇分ΔV
に応じて可変設定するものとし、上記系統の遮断検知信
号に連動させて制限器を動作させるようにしても、上記
実施例と同一の効果を奏することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明方法によれば、電力系統が
遮断されたときに、出力電圧の上昇分に基づいてトルク
電流成分を低減補正するようにしていることから、その
遮断により生ずる出力電圧の上昇を抑制して、出力電圧
の指令値に安定に保持することができるという効果があ
る。
また1本発明装置によれば、磁速方向電流成分に予め定
めた係数を乗じた値と、有効電力制御手段から出力され
るトルク電流成分とのいずれか低い値を、トルク電流成
分の指令値としていることから、電力系統遮断時にトル
ク電流成分の指令値は、自動的に磁速方向電流成分によ
って制限されることになり、その遮断により生ずる出力
電圧の上昇を抑制して、出力電圧の指令値に安定に保持
制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示す本発明の一実施例装置の要部ブロ
ック図、第2図は本発明が適用されてなる可変速揚水発
電システムの一実施例装置の全体構成図、第3図は第2
図実施例の動作を説明するためのタイムチャート、第4
図は第2図実施例の動作を説明するための各部信号のベ
クトル図である。 2・・・発電電動機、5・・・電力系統、6・・・周波
数変換器、14・・・励磁電流制御装置、15・・・電
力制御装置、17・・・電力調整器、18・・・低値選
択器、2゜・・・電圧調整器、21・・・ゲイン演算器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電力系統に接続された巻線形誘導機からなる可変速
    揚水発電電動機の2次巻線を、当該発電電動機の出力有
    効電力の指令値と検出値の偏差を零にすべく求められる
    トルク電流成分と、当該発電電動機の出力電圧の指令値
    と検出値との偏差を零にすべく求められる磁束方向電流
    成分とをベルトル合成してなる交流励磁電流により励磁
    する可変速揚水発電電動機の励磁方法において、 電力系統が遮断されたとき前記出力電圧を指令値に保持
    すべく前記偏差に基づいて前記トルク電流成分を低減補
    正することを特徴とする可変速揚水発電電動機の励磁方
    法。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記電
    力系統の遮断を前記出力電圧の偏差が規定値以上に達し
    たことにより検知することを特徴とする方法。 3、特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記ト
    ルク電流成分の低減補正は、前記磁束方向電流成分に予
    め定めた係数を乗じた値に補正することを特徴とする方
    法。 4、電力系統に接続された巻線形誘導機からなる可変速
    揚水発電電動機の2次巻線を交流励磁する周波数変換器
    と、 当該発電電動機の出力有効電力の指令値と検出値の偏差
    を零にすべくトルク電流成分を求める有効電力制御手段
    と、 当該発電電動機の出力電圧の指令値と検出値の偏差を零
    にすべく磁束方向電流成分を求める出力電圧制御手段と
    、 前記各手段から出力されるトルク電流成分と前記磁束方
    向電流成分をベクトル合成して前記2次巻線の励磁電流
    指令値を求め、前記周波数変換器に出力する励磁電流制
    御手段と、を備えてなる可変速揚水発電電動機の励磁装
    置において、 前記電圧制御手段から出力される磁速方向電流成分に予
    め定めた係数を乗じた値と、前記有効電力制御手段から
    出力されるトルク電流成分とを入力とし、該2つの入力
    のうち低い値をトルク電流成分として前記励磁電流制御
    手段に出力する低値選択手段を設けたことを特徴とする
    可変速揚水発電電動機の励磁装置。 5、特許請求の範囲第4項記載の装置において、前記係
    数は前記発電電動機の通常運転でとり得る範囲内にて磁
    束方向電流成分に当該係数を乗じた値がトルク電流成分
    以上となる値に設定されたことを特徴とする装置。
JP63067783A 1988-03-22 1988-03-22 可変速揚水発電電動機の励磁方法及び装置 Expired - Lifetime JP2652029B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03155398A (ja) * 1989-11-08 1991-07-03 Hitachi Ltd 可変速揚水発電電動機の制御装置
CN105634352A (zh) * 2014-11-07 2016-06-01 湖南南车时代电动汽车股份有限公司 发电机控制器过电压保护方法及系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN105634352A (zh) * 2014-11-07 2016-06-01 湖南南车时代电动汽车股份有限公司 发电机控制器过电压保护方法及系统

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