JPH01243619A - 基本論理回路 - Google Patents

基本論理回路

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JPH01243619A
JPH01243619A JP63072802A JP7280288A JPH01243619A JP H01243619 A JPH01243619 A JP H01243619A JP 63072802 A JP63072802 A JP 63072802A JP 7280288 A JP7280288 A JP 7280288A JP H01243619 A JPH01243619 A JP H01243619A
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transistor
terminal
circuit
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transistors
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Masaya Isobe
雅哉 磯部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、インバータ回路やNOR回路などの基本論理
回路に関するものである。
〈従来の技術〉 従来よりFET(電界効果トランジスタ)、特にガリウ
ム・ヒ素・金属−半導体FET(GaAsMESFET
 )を用いた高速論理回路として、GaAsMESFE
Tの高速性や低消費電力性を生かしたものが数多く提案
されてきている。
そのような高速論理回路は、ファンイン・ファンアウト
の小さな条件下においては、シリコンバイポーラ(Si
バイポーラ)素子を用いたECL(Emitter C
oupled Logic)などの論理回路に比較して
、非常に高速でかつ消費電力が低いという性能を有する
。しかしながら、数百ゲート以上のMSIC中規模集積
回路)程度の論理回路を構成した場合には、期待される
ほど高性能とはならない。
これは、Siバイポーラ素子の負荷駆動能力が素子電流
(コレクタ電流)にほぼ比例するのに対し、GaAsM
ESFETのそれは素子電流(ドレイン電流)の%乗に
比例するにす′ぎず、i″′負荷駆動能力についてはG
aAsMESFETの方が劣っており、多数の負荷が接
続された場合にその動作速度の劣化が大きいことに起因
する。
この対策として、論理回路内にソース・フォロア回路に
よるバッファを備えるようにして、負荷駆動能力を大き
くすることが従来より行われており、それはたとえばB
FL (Buffered FETLogic )回路
、5BFL(Super  BufferFET Lo
gic)回路などの基本論理回路において行われている
第6図はBFL回路1を示す電気回路図である。
BFL回路1に用いられるFETは全てNチャネルであ
る。
第6図において、入力端子T1にはハイレベルまたはロ
ーレベルの入力信号Vinが与えられ、この入力信号は
FET(以下、トランジスタと称する)Qlのゲート端
子に与えられる。トランジスタQ1のソース端子は接地
され、そのドレイン端子はトランジスタQ2のソース端
子およびトランジスタQ8のゲート端子に接続される。
トランジスタQ2のゲート端子とソース端子とは短絡さ
れる。またトランジスタQ2.QBのそれぞれのドレイ
ン端子には正の電圧Vddが与えられる。
トランジスタQ8のソース端子は、ダイオードDI、D
2.D8を介して出力端子T2およびトランジスタQ4
のドレイン端子に接続される。トランジスタQ4のゲー
ト端子とソース端子とは短絡され、ソース端子には負の
電圧Vssが与えられる。
上記のBFL回路lにおいてトランジスタQ2は負荷と
して設けられ、トランジスタQ4は定電流源として設け
られる。また、ダイオードD1゜D2.DBはトランジ
スタQ8のソース端子にあられれる電位を、出力信号と
して適当なレベルに下げる目的で投げられる。
入力端子T1に与えられる入力信号Vinがハイレベル
のとき、トランジスタQ1は導通しそのドレイン端子に
あられれる電位はローレベルとなる。し九がって、トラ
ンジスタQ8のゲート端子にはローレベルの信号が与え
られ、該トランジスタQ8は遮断され、出力端子T2に
導出される出力信号Voutはローレベルになる。
入力端子TIに与えられる入力信号vinがローレベル
のトfi、)ランジスタQ1は遮断され、そのドレイン
端子にはハイレベルの電位があられれる。したがって、
トランジスタQ8のゲート端子にはハイレベルの信号が
与えられて該トランジスタQ8が導通し、出力端子T2
に導出される出力信号Voutはハイレベルとなる。
すなわち、BFL回路lにおいて、トランジスタQl、
Q2はインバータ部を構成し、トランジスタQl、Q4
およびダイオードD 1. D2. Daはソースフォ
ロア回路によるバッファ部を構成している。
またBFL回路1においては、トランジスタQl、Q2
.Q8.Q4はデプレッション形のFETが用いられ、
したがって製造上容易でありまた各トランジスタの特性
のばらつきに対しても強いという特徴を有している。
第7図は5BFL回路によシ構成されたNOR回路2の
電気回路図である。入力端子T8.T4にはそれぞれに
ハイレベルまたはローレベルの入力信号A、Bが与えら
れる。入力端子T8VC与えられた入力信号Aはトラン
ジスタQ5.Q6のそれぞれのゲート端子に与えられる
。トランジスタQ5のソース端子は接地され、そのドレ
イン端子はトランジスタQ7のソース端子、およびトラ
ンジスタQ8のゲート端子に接続される。トランジスタ
Q6のソース端子は接地され、そのドレイン端子は出力
端子T5に接続される。
入力端子T4に与えられた入力信号BはトランジスタQ
9.QIOのそれぞれのゲート端子に与見うれる。トラ
ンジスタQ9のソース端子は接地され、そのドレイン端
子はトランジスタQ7のソース端子、およびトランジス
タQ8のゲート端子に接続すれる。トランジスタQIO
のソース端子は接地され、そのドレイン端子は出力端子
T5に接続される。
トランジスタQ7はそのゲート端子とソース端子とが短
絡され、そのドレイン端子には正の電圧Vddが与えら
れる。またトランジスタQ8はそのドレイン端子には電
圧Vddが与えられ、そのソース端子は出力端子T5に
接続される。
上記NOR回路2において、トランジスタQ5、Q6.
Q9.QIOはNチセネルのエンノ1ンスメント形のF
ETとされ、トランジスタQ7.Q8はNチャネルのデ
プレッション形のFETとされる。また、トランジスタ
Q5.Q7.Q9がインバータ部を構成し、トランジス
タQ 6. Q8. QIGがバッファ部を構成してい
る。
入力端子T8に与えられる入力信号Aが/)イレベルで
あると、トランジスタQ5.Q6は導通しローレベルで
あるとトランジスタQ5.Q6は遮断される。同様に、
入力端子T4に与えられる入力信号Bがハイレベル/ロ
ーレベルであるトキ、トランジスタQ9.QIOは導通
/遮断される。
トランジスタQ8はトランジスタQ5.Q9のうち、少
なくとも一方が導通しているときには、そのゲート端子
にローレベルの信号が与えられて遮断され、トランジス
タQ5.Q9の両方が遮断されているときにはそのゲー
ト端子にハイレベルの信号が与えられて導通する。
出力端子T5に導出される出力信号に下1はトランジス
タQ8が導通しているときにはハイレベルとなる。また
、トランジスタQ8が遮[れているときには、トランジ
スタQ5.Q9のうち少なくとも一方が導通しており、
したがってトランジスタQ6.QIOのうち少なくとも
一方は導通しているので、出力端子T5に導出される出
力信号A十Bはローレベルとなる。
このようにしてNOR回路2においては、トランジスタ
Q8とトランジスタQ6.QIGとがプブシュ・プル動
作され、負荷駆動能力が高められテイル。ま之エンハン
スメント形のFETを用いることによって、DCFL 
(Direct CoupledFET Logic 
)回路程度の低消費電力が実現されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら上記した第6図に示されるBFL回路1は
、トランジスタQB、Q4などで構成される8771部
の消費電力が大きく、高集積化には適さない。また第7
図に示される5BFL回路によって構成されたN0Ru
路2においては、多入力の回路を構成する場合に、入力
数(ファンイン)を1つ増すごとに、インバータ部とバ
ッファ部とにそれぞれFETを1個ずつ増設しな行れば
ならず、高集積化の妨げとなる。さらに、1つの入力信
号が2個のFETのゲート端子に与えられるので、FE
T2個分のゲート容量の入力容量を有することとなって
、多入出力構成の場合に、負荷が大きくなってしまう欠
点がある。
このような従来の問題点を解決するため、本出願人は先
に特願昭62−250244r基本論理回路」として「
ゲート端子が入力端子となる第1のFETとそのFET
のドレイン端子と第1の電源間に接続された第1の負荷
素子から成るインバータ部と、ゲート端子と上記のイン
バータ部の出力端子が接続され、かつ、ドレイン端子が
上記の第1の電源に接続される第2のFETと、1個ま
たは複数個のレベルシフトダイオードと、ソース端子が
第2の電源に接続された第80FETを直列に接続して
成るバッファ部の2部で構成されている基本論理回路に
おいて、第10FETのソース端子と第8のFETのゲ
ート端子が接続され、かつ、第1のFETのソース端子
と第8の電源との開に第2の負荷素子を備えることによ
シ、上記の8771部をプッシュプル動作させるように
成した基本論理回路」を提案している。
本出願人が先に提案した基本論理回路は上記のようにバ
ッファ付基本論理回路において、バッファ部をプッシュ
プル動作させることにより、低消費電力としながら負荷
の電流駆動能力を高め、かつプッシュプル用の信号を基
本論理回路内部で発生させる構造とすることによって集
積化を高めるようになしたものであるが、第1.第2及
び第8の電源を必要とし、その結果、更なる嵩集積化が
困難であった。
本発明は上記の点に鑑みて創案されたものであり、上記
した問題点を解決し、高速で負荷駆動能力が高く、低消
費電力を実現し、更には単一電源化を図った高集積化に
有利な基本論理回路を提供することを目的としている。
く問題点を解決する几めの手段〉 上記の目的を達成するため、本発明の基本論理回路は、
直列または並列のいずれかに接続された複数個の電界効
果トランジスタまたは単一個の電界効果トランジスタの
いずれかを含み、該トランジスタのゲート端子が入力端
子となシ、ドレイン側と第1の電源間に接続された第1
の負荷素子かうするインバータ部と、ゲート端子が上記
のインバータ部の出力端子に接続され、ドレイン端子が
上記の第1の電源に接続された第1の電界効果トランジ
スタ、及びゲート端子が上記のインバータ部を構成する
トランジスタのソース側に接続されソース端子が第2の
電源に接続された第2の電界効果トランジスタを直列接
続してなる8171部と、上記のインバータ部のソース
側と第2の電源間に接続された第2の負荷素子とを備え
、上記のバッファ部をプッシュプル動作させ、上記の第
1及び第2の電界効果トランジスタの間から出力を取り
出すように構成している。
く作 用〉 上記のように構成することにより、バッファ部をプッシ
ュプル動作させることが出来、また8171部の第1.
第2の電界効果トランジスタの各ゲートへはいずれかに
低レベルの信号が入力されることになシ、バブフ7部の
電流が制限され、バッファ部での電力消費が抑えられる
。また本発明ニアっては各電界効果トランジスタのスレ
ブシュホールド電圧を適当な値とすることにより単一電
源化が可能となる。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例である基本論理回路11の電
気回路図である。基本論理回路11において用いられる
FET(以下、トランジスタと称する)はNチャネルで
ある。
第1図において、入力端子Titにはハイレベルまたは
ローレベルの入力信号Vinが与えられる。この入力信
号Vinはインバータ部を構成するトランジスタTri
のゲート端子に与えられる。
トランジスタTriのドレイン端子には、負荷素子L1
を介して第1の電源である正の電圧Vddが与えられ、
上記のドレイン端子は第1の電界効果トランジスタであ
るトランジスタTr2のゲート端子に接続される。トラ
ンジスタTriのソース端子は負荷素子L2を介して第
2の電源として零電位に接地され、またこのソース端子
は第2の電界効果トランジスタであるトランジスタTr
8のゲート端子に接続される。トランジスタTriを含
んで入力部が構成される。
ここで、本出願人が先に提案した元本論理回路にあって
は、トランジスタTriのソース端子には負荷素子L2
を介して負の電圧Vpdが与えられていたr本発明の実
施例にあっては、トランジスタTri、’rrs’Rび
Tr8の各スレブシュホールド電圧を略等しくすること
により、更により好まシくハトランジスタTr2のスレ
ブシュホールド電圧を、本出願人が先に提案した基本論
理回路の実施例のものの値よりも零ポルトに近いデブレ
ブシュンモードFETにすることによすVpd−0とす
ることが出来、単一電源化を図っている。
トランジスタTr8のソース端子は第2の電源としての
零電位に接地され、また、ドレイン端子は出力端子T1
2に接続される一方、1個まtは複数個のダイオードD
ll、D12.・・・を介してトランジスタTr2のソ
ース端子に接続サレる。
トランジスタTr2のドレイン端子には第1の電源とし
ての電圧Vddが与えられる。
入力端子Tllに与えられる入力信号Vinがローレベ
ルのトキ、トランジスタTriは遮断すれ、該トランジ
スタTriのドレイン端子には電圧Vdd (ハイレベ
ル)があられれ、そのソース端子には接地電位(ローレ
ベル)が現われる。
したがって、トランジスタTr2は導通シ、トランジス
タTr8は遮断される。このとき、出力端子T12には
ダイオードDll、D12.・・・によってレベルが調
整された出力信号V;″tが、ハイレベルの信号として
導出される。なお、この場合出力レベルが適正であるな
らば、これらのダイオードDll、D12.・・・は特
に必要としない。
入力端子Tllに与えられる入力信号Vinがハイレベ
ルのとき、トランジスタTriは導通し該トランジスタ
Triのト°レイン端子には、電圧Vddから負荷素子
L1による電圧降下分だけ低い電位(ローレベル)があ
られれ、そのソース端子には、負荷素子L2による電圧
降下分だけ接地電位よりも高い電位(ハイレベル)があ
られれる。
したがって、トランジスタTr2は遮断され、トランジ
スタTr8は導通する。このとき、出力端子T12に導
出される出力信号Voutはローレベルとなる。
基本論理回路11においては、負荷素子Ll、トランジ
スタT r 1 、負荷素子L2を含んでインバータ部
が構成され、トランジスタTr2.Tr8ダイオードD
ll、D12・・・を含んで8171部が構成されてい
る。前述のようにバッファ部においては、トランジスタ
Tr2.Tr8がプツシニブル動作される。これによっ
て1次段に接続される負荷を効率良く駆動することを可
能としている。
また、バフフ7部のトランジスタTr2.Tr8は、い
ずれζ一方が遮断され、したがって、バッファ部の電流
が制限されて、バッファ部における電力消費が抑えられ
、さらにノイズマージンを大きく設計することが可能と
なる。
バッファ部のトラン7ジスタTr8のゲート端子には、
トランジスタTrlと負荷素子L2によって構成される
ソースフォロア回路からの信号が与えられ、したがって
、基本論理回路11の入力容量はFET1個分のゲート
容量となる。これによって、ファンインを増加すること
による速度劣化が抑制される。
さらに、後述のようにNOR回路やNAND回路などを
構成する場合に、増設されるFETはフン レイン当り1個であり、高集積化に有利である。
第2図は負荷素子L1の一例を示しており、第8図は負
荷素子L2の一例を示している。すなわち、負荷素子L
1としては抵抗、ゲート端子とソース端子とが短絡され
tデブレフション形のFETなどが適用され、負荷素子
L2としては抵抗、ゲート端子とソース端子とが短絡さ
れたFET、ゲート端子とドレイン端子とが短絡された
FET、ダイオードなどが適用される。
第4図は、基本論理回路11を応用したN A ND回
路12の電気回路図である。このNAND回路12は負
荷素子L1としてゲート端子とソース端子とが短絡され
たトランジスタ(FET)Triを用い、負荷素子L2
としてダイオードDpdを用いて、二人力のNAND回
路を構成したものである。第4図中において、第1図に
示した基本論理回路11と同等の機能を有するものには
、同一の参照符が付される。入力端子T18.T14に
対応してトランジスタTr18.Tr14が設けられる
。トランジスタTr18はそのドレイン端子がトランジ
スタTriのソース端子およびトランジスタTr2のゲ
ート端子に接続され・る。また、トランジスタTr1g
のソース端子は、トランジスタTr 14のドレイン端
子に接続され、トランジスタTr14のソース端子は、
−例としてダイオードDpdおよびトランジスタTr8
のゲート端子に接続される。NAND回路12において
は直列に接続されるトランジスタTr 1 B、 Tr
i 4を含んで入力部が構成されている。
したがって、トランジスタTr 18とトランジスタT
r 14とが同時に導通した場合に、トランジスタTr
 1 Bのドレイン端子にはローレベル、トランジスタ
Tr 14のソース端子にはハイレベルの電位があられ
れる。このとき、トランジスタTr2は遮断され、トラ
ンジスタTr8は導通し出力端子T15に導出される出
力信号A7Bはローレベルとなる。すなわち、入力端子
718と入力端子T14とに与えられる入力信号A、B
がいずれもハイレベルであるとき、出力端子T15に導
出される出力信号A、−Bはローレベルとなることにな
る。
トランジスタTrlJTr14の少なくとも一方が遮断
されると、トランジスタTr 1 Bのドレイン端子に
はハイレベル、トランジスタTri 4のソース端子に
はローレベルの電位があられれる。
このときトランジスタTr2は導通し、トランジスタT
r8は遮断され、出力端子T15に導出される出力信号
Ax−Bはハイレベルとなる。すなわち、入力端子T1
8.T14に与えられる入力信号A、Bの少なくとも一
方がローレベルであるとき、出力端子T15に導出され
る出力信号AX−Bはハイレベルとなる。
第5図は、基本論理回路11を応用したNOR回路18
の電気回路図である。このNOR回路18は負荷素子L
l、L2としてはそれぞれ、ソース・ゲート間を短絡し
たFET、  ドレイン・ゲート間を短絡したFETを
用いている。
第5図中において、第4図に示したNAND回路12と
同等の機能を有するものには同一の参照符が付される。
入力端子T16.T17.T18に対応してトランジス
タTr 16. Tr 17. Tr 18が設けられ
る。トランジスタTr16.Tr17.Tr18のそれ
ぞれのドレイン端子は、トランジスタTrノのソース端
子およびトランジスタTr2のゲート端子に接続され、
またそれぞれのソース端子は、この場合、ドレイン・ゲ
ート間を短絡したトランジスタTrpおよびトランジス
タTr8のゲート端子に接続される。すなわち、トラン
ジスタTr16.Tr17.Tr18は並列に接続され
て、入力部を構成しており、後述するFETパラメータ
、電源電圧を用いて構成した場合においては、適正な出
力レベルが得られるため、ダイオードは不必要となる。
トランジスタTr 16. Tr 17. Tr 18
がいずれも遮断されると、トランジスタTr2のゲート
端子にはハイレベルの信号が与えられて、該トランジス
タTr2は導通し、トランジスタTr8はそのゲート端
子にローレベルの信号が与えられて遮断される。したが
って出力端子T19に導出される出力信号A+B+Cは
ハイレベルとなる。
トランジスタTr16.Tr17.Tr18の少なくと
もいずれか1つのトランジスタが導通すると、トランジ
スタTr2はそのゲート端子にローレベルの信号が与え
られて遮断され、トランジスタTr8はそのゲート端子
にハイレベルの信号が与えられて導通する。したがって
、出力端子T19に導出される出力信号A+B+Cはロ
ーレベルとなる。
すなわち、入力端子T16.T17.T18にそれぞれ
与えられる入力信号A、B、Cがいずれもローレベルの
場合にだけ、出力信号A十B+Cはハイレベルとなシ、
その他の場合には出力信号A十B十Cはローレベルとな
る。
以上のようにFETを直列に接続して、NAND回路が
得られ、FETを並列に接続してNOR回路が得られる
。このとき、ファンインを1つ増スごとに増設されるF
ETは1個となる。
本発明者は、第1図に示した基本論理回路11において
、トランジスタTri及びTr2としてゲート幅Wg−
10(μ講)、しきい値電圧vth−−0,1(V)の
ものを、トランジスタTr 8としテWg−80(/1
sa)%Vth−−0.1 (V) Oものを用い、負
荷素子L1としてソース端子とゲート端子とを短絡した
FET(Wg=t5(μ馬)。
Vth−−0,5(V))を、負荷素子L2としてドレ
イン端子とゲート端子とを短絡したFET(Wg −1
5(#1lI)、  Vth−−0,5(V) )を用
いて回路構成を具体的に行なった。この場合、出力レベ
ルが適正であるため、ダイオードD11゜D12.・・
・等は必要ではなく、また各FET〜上記した各値にな
るように選定して作製したものを採用することにより、
単一電源化が実現された。
なお、用いられるFETは全てNチャネルであシ、チャ
ネル層はSiのイオン注入によって形成されている。ま
た電圧Vddは2.0(V)として、基本論理回路11
を奇数個リング状に接続してすング発振器を構成して、
その特性を調べ念結果、ゲート当りの伝播遅延時間τp
d −85(ピコ秒)、消費電力P−1,1(ミリワッ
ト)となり、ファンアウト当りでpd=11(ピコ秒)
、ファンイン当りτpdコ8(ピコ秒)、ノイズマージ
ンが0.85(V)となった。すなわち、充分に高速性
を保ちかつ、ノイズマージンが大きく低消費電力の基本
論理回路11が実現された。
なお、上記各実施例においては、第1及び第2の電源と
してそれぞれVdd、0(V)を用いた例を説明したが
、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばそれ
ぞれ0 (V)、−Vddあるいは%Vdd、−%Vd
d等のように設定しても回路的に何ら変化もなく同様に
実施することが出来ることは言うまでもない。
〈発明の効果〉 以上のように本発明に従えば、高速で、負荷駆動能力が
高く、低消費電力、単一電源動作を実現し、高集積化に
有利な基本論理回路を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である基本論理回路11の電
気回路図、第2図は負荷素子L1の一例を示す図、第8
図は負荷素子L2の一例を示す図、第4図は基本論理回
路11を応用して構成されたNAND回路12の電気回
路図、第6図は基本論理回路11を応用して構成された
NOR回路18の電気回路図、第6図は凸型的な従来技
術の基本論理回路であるBFL回路1の電気回路図、第
7図はやはり凸型的な従来技術の基本論理回路である5
BFL回路を応用して構成されたMt)R回路2の電気
回路図である。 11・・・基本論理回路、12・・・NAND回路。 1B−NOR回路、Tri、Tr2.Try、TrlB
、Tri4.Tri6.Tri7.Tri8.Tri。 T r p −−−)ランジスク(FET)、Ll、L
2・・・負荷素子、Dpd・・・ダイオード、Vdd・
・・第1の電源。 代理人 弁理士 杉 山 毅 至(他1名)11131
i!!1 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直列または並列のいずれかに接続された複数個の電
    界効果トランジスタまたは単一個の電界効果トランジス
    タのいずれかを含み、該トランジスタのゲート端子が入
    力端子となり、ドレイン側と第1の電源間に接続された
    第1の負荷素子からなるインバータ部と、 ゲート端子が上記インバータ部の出力端子に接続され、
    ドレイン端子が上記第1の電源に接続された第1の電界
    効果トランジスタ、及びゲート端子が上記インバータ部
    を構成するトランジスタのソース側に接続され、ソース
    端子が第2の電源に接続された第2の電界効果トランジ
    スタを直列接続してなるバッファ部と、 上記インバータ部のソース側と第2の電源間に接続され
    た第2の負荷素子と を備え、上記バッファ部をプッシュプル動作させ、上記
    第1及び第2の電界効果トランジスタの間から出力を取
    り出すようになしたことを特徴とする基本論理回路。
JP63072802A 1988-03-24 1988-03-24 基本論理回路 Pending JPH01243619A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2443495A (en) * 2006-10-13 2008-05-07 Northern Lights Semiconductor Exclsuive OR (EXOR) Function using two magnetic transistors

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