JPH01242598A - 抗生物質a42867誘導体 - Google Patents

抗生物質a42867誘導体

Info

Publication number
JPH01242598A
JPH01242598A JP1015217A JP1521789A JPH01242598A JP H01242598 A JPH01242598 A JP H01242598A JP 1015217 A JP1015217 A JP 1015217A JP 1521789 A JP1521789 A JP 1521789A JP H01242598 A JPH01242598 A JP H01242598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibiotic
acid
following
tables
showing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1015217A
Other languages
English (en)
Inventor
Ernesto Riva
エルネスト・リバ
Pietro Ferrari
ピエトロ・フエラーリ
Maurizio Denaro
マウリツイオ・デナロ
Giovanni Cassani
ジヨバンニ・カツサーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gruppo Lepetit SpA
Original Assignee
Gruppo Lepetit SpA
Lepetit SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gruppo Lepetit SpA, Lepetit SpA filed Critical Gruppo Lepetit SpA
Publication of JPH01242598A publication Critical patent/JPH01242598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/44Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K9/00Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K9/006Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence being part of a ring structure
    • C07K9/008Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence being part of a ring structure directly attached to a hetero atom of the saccharide radical, e.g. actaplanin, avoparcin, ristomycin, vancomycin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗生物質A42867プソイドアグリ:) 7
 (pseudoaglycon)と命名された新規な
抗生物質、その製薬学的に許容し得る塩、抗生的質入4
2867からのその製造方法及び本発明の新規な物質を
含む製薬学的組成物に関する。
抗生物質A42867プソイドアグリコン及びその製薬
学的に許容し得る塩はグラム陽性バクテリアに対して殊
に活性である。
本発明の化合物を製造する際の出発物質である抗生物質
A42867は、ブタペスト条約(Budapest 
 T reaty)の規定の下で1986年5月23日
に寄託されたノカルジア属(N ocardia)菌株
、ノヵルジアaニス・ビー(N ocardia  s
p、 )ATCC53492のよって産生される抗生物
質である。これはヨーロッパ特許出願公告第25499
9号に記載されている。
得られる物理−化学的データに基ずき且つ公知の物質の
構造式を参考にして、抗生物質A42867に次の式を
当てることができる: 式中、Aはそれぞれ式 グルコース     ラムノース (σアノマー) のグルコースの1単位及びd−ラムノースの1単位のジ
サッカリド残基を表わし、モしてBは式 %式%) のβ−バンコサミン単位を表わす。
当該分野に精通せる者にとっては明らかな如く、環4を
含む部分と環5を含む部分とに関するペプチド結合は互
変異性体型(−Co−NH−)で存在することができる
。本明m書においては、従つて、また上記式Iはその互
変異体性も包含するものとする。
抗生物質A42867ブソイドアグリコンの物理−化学
的特性: A)次の吸収極大を示す紫外線吸収: λmax(nm) a) 0.IN  HCQ       279C)リ
ン酸塩緩衝剤pH7,4279 B)次の吸収極大を示すヌジヨール・マル(nujol
 mull)における赤外線吸収スペクトル(cm−1
): 3700−3100,3000−.2800 (ヌジヨ
ール); 1650 i 1590 ; 1460 (
ヌジヨール);1375(ヌジヨール);1305;1
240;1210;1160;1130;1060;1
010;950;870;835;7.20(ヌジヨー
ル) C)内部基準としてTMS (0,00ppm)を用い
て、DMSOdi (ヘキサデユーテロジメチルスルホ
キシド)中にて記録した250MHz[ブルーカー・イ
ンスツルメント(B ruker  I nstrum
ints) ]で次のシグナル(ppm)群を示す1H
−NMRスペクトル、(δ=ppm)  :糖部分: 1.22、d [CH3−(CH)]; 1.50、s
[CHx−C(NHz)li 2−25、m[c Hz
  (CH)] ;3.60、m [CH−(CH3)
]; 4.90、d(芳香族プロトン) 心部分: CH。
0.09、d及び0.94d[(CH)l;CH。
1.74、m [CH(CHs)z] ;CH 1.60、m[cHz()]; CH 2,32、s[CHs  (NH)]; 2.49、S
(溶媒DMSOds); 3.35、br[Hzo];
 4.23−6.35[芳香族及びペグチド性CH’s
l;6.35−9.50[芳香族CH’s、ペプチド性
NH’s及びフェノール性OH’s] S−単一線;d−二重線;m−多重線Hbr=巾広いD
)次の条件下で逆相HPLCによって分析した場合の抗
生物質A42867 (Rt−8,45分)に関する保
持時間(Rt) 2.88 :カラム:ウルトラスフイ
ア(U Itrasphere  0DS(5,um)
アルテックス(A 1tex)  [ベックマン(Be
ckman) ] 4.6mm (内径)X250mm
プレカラム:3cmブラウンリー・ラブダ(B r。
wnlee  Labs) RP l 8 (5μm)
溶離剤: A)pH6,0に調節した( 2−5 gr/ f2)
 N aHxPO,/CH3CN、98 : 2 (v
/v)B)pH6,0に調節した( 2.5 gr/Q
) NaHPO,/CH,CN、30 : 70 (v
/v)溶離方法=40分間でA中のBの5%から60%
までの直線勾配溶離 流速:1.3m12/分 U、V、検出器:254nm 内部基準:抗生物質A42867 (Rt=8.45分
) E)1分子当り1個の塩素原子を示す元素分析F)ニュ
ーフレア・オーバーハウザー(Nuclear  Ov
erhauser)効果(空間を介して相極子カップリ
ング)及び化学結合を介してのスカラー・カップリング
に基ずき、実際に; a)スカラー・カップリングに基ずき、プロトン2b(
式I参照)が2fによるメタカップリングのみを示し、
オルトカップリングを示さぬ: (次の相極子カップリ
ングに基すき、プロトン2bは環2にあり、環6にはな
い: 2b−Z’2 ; 2b −(z2)OH);(
Z2)OH→z’2 ; z’2−x2)b)スカラー
・カップリングに基すき、プロトン6b(式■参照)は
プロトン6cによるオルトカップリングを示す(相極子
カップリング6b→6C;Z6−6b; za−X6) ことにより、分子の塩素原子が環2にあり、環6にない
ことを示す2D  1H−NMRNOESYPH分析 G)約1251(式C6゜H61N *O、、CQ+ 
Hに・対する理論クラスター・イオン・ピークは125
0〜1255範囲、平均1251.68)でM+H+を
有する高速原子衝撃法(FAB)質量スペクトル:FA
BスペクトルはVG70−250装置、衝撃ガス、キセ
ノン;ビーム・エネルギー8KeV;加速電圧6KV;
マトリックス、チオグリセリン−グリセリン、2:l H)塩を生成し得る酸及び塩基性官能基。
上記データに基ずさ且つ公知の抗生物質の構造式を参考
にして、このものを次の式に仮に当てることができる: +      O℃ 式中、Bは上に定義したとおりである。
その類似性にかんがみて、本説明及び特許請求  1の
範囲において、本発明の化合物の生物学的特性  1を
扱う際に、またその分子内塩並びにその塩基及び酸付加
塩を含むものとする。
抗生物質A42867プソイドアグリコンは、溶媒中で
強酸の存在下において行う調節された酸加水分解によっ
て抗生物質A42867から製造される。
反応温度は好ましくは40℃乃至110℃間、最も好ま
しくは80°C乃至100°C間であり、約90℃が最
も好ましい反応温度である。
反応時間は特定の反応条件に応じて変わる。
一般に、反応時間は1時間乃至120時間である。
しかしながら、反応過程をTLCまたはHPLCによっ
て監視し得るために、当該分野に精通せる者には、出発
物質の加水分解が完了したとみなす時点及び回収方法を
開始させ得る時点を決定することが可能である。
強酸の典型的な例は鉱酸または強有機酸、例えばハロゲ
ン化水素、例えば塩化水素、臭化水素及ブヨウ化水素、
リン酸、硫酸、ハロ酢酸、例えばトリクロロ酢酸、トリ
フルオロ酢酸、′クロロジフルオロ酢酸等である。
適当な有機溶媒は a)該溶媒が少なくとも出発物質を溶解し得ること; b)得られた生成物を分離するか、または普通の方法に
従って反応混合物から分離することができ、そして C)いずれの場合にも、溶媒反応過程を不都合に干渉し
ない溶媒である。
該有機溶媒の例はプロトン性または非プロトン性溶媒、
例えば(C+〜C4)アルキルスルホキシド、例えばジ
メチルスルホキシド及びジエチルスルホキシド、(CI
−04)アルキルホルムアミド、例えばジメチルホルム
アミド、ジエチルホムアミド、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン及び、勿論、選んだ酸と適合し得る同様な溶媒
である。
一般に、加水分解は限定された量の見ず、例えば反応混
合物の0.1〜10%(w/w)の存在下において行わ
れる。この水の量は明らかに出発物質、溶媒及び/また
は試薬にすでに存在し得るか、或いは、必要に応じて、
この目的のために加えることができる。
本発明の方法の好ましい具体例は80℃乃至100°C
間の温度でジメチルスルホキシド/希塩酸の混合物を使
用することである。典型的には、ジメチルスルホキシド
/希塩酸の混合物の比は8:2〜9.5 : 0.5で
ある。好ましい酸濃度は0゜IN塩酸である。
上記方法に従って得られる抗生物質A42867ブソイ
ドアグリコンを、必要に応じてまたは必要ならば、それ
自体公知の方法に従って、好ましくはクロマトグラフィ
ー、例えば液/液クロマトグラフィー、フラッシュクロ
マトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー及びアフ
イニテイクロマトグラフイーによって更に精製すること
ができる。
アフイニテイクロマトグラフイーを用いる場合、好まし
い吸着剤はヨーロッパ特許出願公開第122969号に
記載された如き固定したD−アラニル−D−アラニンで
ある。アガロース−6−アミツカブロニルーD−アラニ
ル−D−アラニンが殊に好ましい。溶離剤混合物は水性
緩衝剤及び塩水溶液または水性塩基の混合物である。
好ましい溶離剤は揮発性塩基の溶液、例えばアンモニア
水であり、最も好ましくは約1.5%アンモニア水であ
り、一方、好ましいすすぎ液はpH6,0のリン酸塩環
境剤である。
また、抗生物質A42867ブソイドアグリコンを、官
能化したポリスチレン、アクリルまたはポリデキストラ
ンマトリックスを含む強または弱アニオン樹脂によって
更に精製することができる。
弱アニオン交換樹脂の例は次の商標で市販されているも
のである:ダウエックス(D owex) M W A
 −1またはWGR[ダウケミカル(D ow  Ch
emical)1、アンバーライト(Amberlit
e)  I RA −73[ローム・アンドe ハース
(Rohm  and  Haas)] 、]DEAE
−セファデックス 5 ephadex)[ファーマシ
ア(p harmacta) ] o本発明に従って使
用し得る強アニオン交換樹脂の例には次の商標名で市販
されているものである:Dowex  MS4へ −1
%   5BRN   5BR−P   (Dow  
  Chemical)、Amberlite  I 
R−904(Rohm  and  Haas)及びQ
 A E −S ephadex (P harmac
ia) 。
これらの残渣から抗生物質の溶離は電解質の水溶液、例
えば水または水及び水混和性有機溶媒、例えば低級アル
コール(例えば(C+〜C4)アルカノール)または低
級アルキルケトン(例えばアセトン、メチルエチルケト
ン、等)の混合物中のナトリウムまたはカリウムヒドロ
クロライドの直線勾配溶離剤混合物によって行われる。
更に精製を望むかまたは必要とする場合、精製を分取H
P L Cによって有利に行うことができる。
この場合に吸着剤として、逆相用シリカゲルを用い、一
方、移動相はこの分野において普通に用いられるもの、
例えば水性緩衝剤及び有極性有機溶媒の混合物である。
好ましい水性緩衝剤はリン酸ナトリウム緩衝剤であり、
一方、有利に使用し得る好ましい有極性有機溶媒はアセ
トニトリルである。
抗生物質A42867ブソイドアグリコンは酸及び塩基
性官能基を有し、分子内塩を精製するほかに、適当なp
H条件下で、普通の方法に従って有機及び無機の相手イ
オンによって塩を生成することができる。
本発明の化合物の典型的且つ適当な酸付加塩には有機酸
及び無機塩の双方、例えば塩化水素酸、臭化水素酸、硫
酸、リン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸
、コハク酸、クエン酸、アスコルビン酸、乳酸、マレイ
ン酸、フマル酸、パルミチン酸、コール酸、パモイン酸
、粘液酸、グルタミン酸、ショウノウ酸、グルタル酸、
グリコール酸、フタル酸、酒石酸、ラウリン酸、ステア
リン酸、サリチル酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸、ソルビン酸、ピクリン酸、安息香酸、ケイ皮酸
等との標準反応によって生成した塩が含まれる。
塩基の典型的な例は次のものである:アルカリ金属また
はアルカリ土類金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシ
ウム、水酸化バリウム:アンモニア並びに脂肪族、脂環
式または芳香族有機アミン、例えばメチルアミン、ジメ
チルアミン、トリメチルアミン、及びピコリン、 本発明の「非−塩」化合物の対応する付加塩への転化及
びその逆、即ち、本発明の化合物の付加塩の非−塩型へ
の転化は通常の技術範囲内であり、そして本発明に包含
される。
例えば抗生物質A42867プソイドアグリコンは、そ
の非−塩型を水性溶媒に溶解し、そして選んだ酸または
塩基のややモル過剰量を加えることにより、対応する酸
付加塩に転化することができる。
非−塩が可溶性である溶媒に目的の塩が不溶性である場
合、選んだ酸または塩基の化学量論的量またはややモル
過剰量の添加後、非−塩型の有機溶媒から濾過によって
塩を回収する。
非−塩型を、水性溶媒に溶解した対応する酸または塩基
から、非−塩型を遊離させるために中和することによっ
て、製造することができる。
中和に続いて、過剰量の酸または塩基の除去を必要とす
る場合、普通の脱塩法を用いることができる。
例えばシラン化したシリカゲル、非官能化したポリスチ
レン、アクリル及び調節された細孔径のポリデキストラ
ン樹脂(例えばS ephadex  L H2O)ま
たは活性炭におけるカラムクロマトグラフィーを有利に
用いることができる。望まぬ塩を水溶液で溶離した後、
水及び有極性または非極性有機溶媒の混合物の直線勾配
溶離法または段階勾配溶離法を用いて、例えばアセトニ
トリル/水の50 : 50からアセトニトリル約10
0%までを用いて所望の生成物を溶離する。
当該分野において公知の如く、有利な精製法として、製
薬学的に許容し得る酸(または塩基)或いは製薬学的に
許容し得ぬ酸(または塩基)による塩生成法を用いるこ
とができる。生成させ、そして単離した後、抗生物質A
42867プソイドアグリコンを対応する非−塩型また
は対応する製薬学的に許容し得る塩型に転化することが
できる。
本発明の化合物の抗バクテリア活性(Bntibact
erial  activity)を試験管内で異なる
微生物培養において標準希釈試験によって立証すること
ができる。
MIC(最少抑制濃度)測定に対する培養媒質及び増殖
条件は次のとおりであるニブドウ球菌属(staphy
lococci) 、大便連鎖球菌(strep、 f
aecalis)及びダラム陰性バクテリア[大腸菌(
E 5cherichia  coli) ]に対して
、等感作試験(Is。
5ensitest)汁[オキソイド(Oxoid) 
]、24時間;他の連鎖法菌種(streptococ
cal  5pecies)に対して、トッド−ヒユー
イツト(T odd −Hewill)汁[デイフコ(
Dirco) ] 、24時間;淋菌(N eisse
ria  gonorrhoae)に対して、GCCペ
ース(Dirco) + 1%イソビタレツクス[I 
5ovitalex(BBL) ] 、48時間、co
2に富んだ雰囲気下;インフルエンザ菌(Haemop
hilus  inf 1uenzae)に対して、プ
レイン・ハート(BrainHeart)汁(D 1r
co) +1%サツプルメント(Supplement
) C(Difco) 、48時間;ウレアプラズマ・
ウレアリテイカム(U 、 urealyticum)
に対して、エバンス(R、T 、 E vans)及び
テイラーロビンソン(D 、 T aylor −Ro
binson)  [ジャーナル・オン・アンテイミク
ロビアル・ケモセラピイ(J 、 Antimicro
b、 Chemother、) 4.57]における如
く、補足物によるPPLO汁、24時間。培養と37°
Cで行った。接種物は次のとおりであった: U 、 
urealyticumに対して約10’色素−変化単
位/mI2;他の肉汁希釈MICに対して約10’〜1
0’集落形成単位/ mQ。
ある微生物に対する最少抑制濃度(M I C1μg/
 m(2)を次の第1表に示す。
まI−本発明の化合物の抗微生物活性(antimic
robial  activity)をマウスにおける
実験的敗血症で確認した。
対照及び処置群には体重18〜22gの10匹のCD−
1マウス[チャールス・レバー(Chart6s  R
1ver) ] を用いた。無菌のペプトン化した塩水
でS、 pyogenes  C203(L 49)の
−夜培養物を希釈して調製したバクテリア懸濁液0゜5
m0.をマウスに腹腔内感染させた。未処置動物が48
時間以内に敗血症で死ぬように、接種物全調節した。試
験化合物を、感染直後に、皮下投与した。7日日に、m
g/kgにおけるED、。を、各投薬量で存在している
動物の百分率から、スペルマン(S pearman)
及びキルバー(K arber)  [フインネイ(D
 、  J 、 F 1nney)、[スタテイステイ
カル・メソッヅ・イン・バイオロジカル・アッセイ(“
S tatistical  Methods  in
  B iologicalA 5SaY” ) s 
グリフイン(Griffin) 、524頁、1952
)の方法によって計算した。
一般に、抗バクテリア処置に対して、抗生物質A428
67ブソイドアグリコン並びにその無毒性の製薬学的に
許容し得る塩またはその混合物を異なる径路、例えば局
部的または非経腸的に投与することができる。一般に、
非経腸投与が好ましい役、チ径路である。
注射用組成物は、油性まt、−は水性賦形剤中の懸濁液
、溶液、または乳液の形態であることができ、そして補
助剤、例えば懸濁剤、安定剤及び/またはけ分散剤を含
ませることができる。
また、活性成分は粉末状態であることができ、これに適
当な賦形剤、例えば無菌の水を加えて、使用時に再構成
することができる。
投与径路に応じて、本化合物を種々な投与形態に調製物
化することができる。
ある場合には、本発明の化合物を経口投与のために腸溶
皮投与形態に調製物化することができ、該調製物を当該
分野において公知の如<17.て製造することができる
[例えば[レミントンズ・ファーマシューテイカル・ザ
イエンシイズ(Remington’s  Pharm
aceutical  5ciences” ) 、第
15版、1614頁、マツグ・パブリシイシング・カン
バニイ(Maek  Publishing  Com
pany)、イーストン、ペンシルバニア(E ast
on、 P ennsylvania) 、U S A
参照]。
この腸溶皮投与形態は特に、胃を通って変化せずに、腸
管内で抗生物質の吸収が殊に好ましい場合である。
投与する活性部質の利用は種々な因子、例えば処置する
患者の大きさ及び症状、投与径路及び回数、並びに含ま
れる原因剤(causative  agent)に依
存する。
本発明の抗生物質及びその生理学的に許容し7得る塩は
、一般に患者の体重1kg当り活性成分約0゜5乃至5
0mg間の1日当りの投薬量で有効であり、随時この量
を1日に1〜4回に分けて投与してもよい。
殊に望ましい組成物は約100〜5000 mg/単位
を含む投与単位として製造された組成物である。
注射に適する賦形剤の典型的な例は次のものである:注
射用水、リンゲル液、0.9%塩及び5%デキストロー
ス。
静脈内注射に対して、賦形剤中の抗生物質の適当な濃度
は約5%乃至10%間である。投与単位に対する他の適
当な調製物は密封した薬びん、プラスチックの小袋、無
菌のゴム栓をした薬びん等である。
加えて、本発明の抗生物質を局部用調製物、例えば溶液
、クリームまたはローションに調製物化することができ
る。有利には、これらの調製物には活性成分0.1−1
5%(w/v)を含ませる。
薬剤としてのその活性のほかに、抗生物質A42867
プソイドアグリコンまたはその許容し得る塩を動物生長
促進剤として用いることができる。
この目的のために、本発明の化合物を適当な飼料として
経口的に投与する。使用する正確な濃度は、飼料の正常
量を消費する場合、生長促進有効量で活性剤を与えるた
めに必要な濃度である。
動物飼料に本発明の活性化合物の添加は、好ましくは活
性化合物の有効量を含有する適当な飼料予備混合物を製
造し、そしてこの予備混合物を完全飼料に配合すること
によって行われる。
また、中間濃厚物または活性成分を含む飼料補助剤を飼
料中に配合することができる。
かかる飼料予備混合物及び完全飼料を製造し、そして投
与し得る方法は参考図書に記載されており [例えば「
アプライド・アニマル・ヌートリション」 (“App
lied  Animal  Nutrition”)
、ダブリュー・エイチ・フリートマン・アンド・カンパ
ニー(W、 H,Freedman  and  Co
、) 、サンフランシスコ(S、 Frncisco)
 、USAs  1969、または「ライブストック・
フィーダ・アンド・フィーディング」 (“L 1ve
stock  F eedsand  F eedin
g”)、オー・アンド・ビー・ブツクス(Oand  
Books) 、カルバリス(Corvallis) 
、オレゴン(Oregon) 、U S A、  19
77)]、そして、これを本明細書に参照として加える
抗生物質A42867の物理−化学的特徴A)次の吸収
極大を示す紫外線吸収スペクトル:λmax(nm) a)0.lN  HCQ          282b
)水       282 C)リン酸塩緩衝剤pH7,4282 265(ショルダー) B)次の吸収極大を示す赤外線吸収スペクトル(cm−
1) : 3700−3100.3000−2800 (ヌジヨー
ル);1650;1580.1460 (ヌジヨール)
;1375(ヌジヨール);1300;1235;12
10;1160;1130;1060;1025;10
00;970;840;790−700;720 (ヌ
ジヨール)C)内部基準としてTMS Co−00pp
m)を用いて、DMSOda (ヘキサデユーテロジメ
チルスルホキシド中にて記録した500MHzで次のシ
グナル(ppm)群を示す1H−NMRスペクトル、(
δ=ppm): d+  0.90;R11−06;Va  1.23;
VB2.52  ;C+  1.62 ;b+  1.
76  ; Vz、V2’ 〜2.30 ;at(N 
 CHs)2.38 ; Ra  3.12 ;Xl、
R3,Va  3.10−3.50 ; Vs  3.
60 ;Rz  3−79 ;xs、Rs  4−22
 ;X7 4−51  ;Xs4.75 ;Vl  4
−88  ; Rt  4.96:xz  5.02;
!s、zs  5.12 ;Z’z  5.22 ; 
 4f  5.33  ; 4b5.53 ; (Zり
OH5,88; 7f  6−23 iX*6−34 
 ; 7d  6.41  ;h  6.62  ; 
5c、wm  6゜76 ;5f  6.84 ; 6
c  7.12;5b  7.15 ;2b  7.2
6 ;vs、h  7−32 ;6b  7−50 ;
148.15 ;wy  8.45 ; 7c  9.
10 ; 5d、e+  9゜32;7e9.39; D)次の条件下で逆相HPLCによって分析した場合の
バンコマイシン(V ancomycin) 、 HC
Q[パンコシン、エリ・リリ4 (Varlcocin
、 EliLilly) 、 Rt  9.96分]に
関する保持時間(Rt) 0.665 : カラム:ウルトラスフイアODS (5μm)アルj・
ソクス(ベック′1ン′)4.6mm(内径)×253
mm ブレカラム:ブラウンリ〜・ラブズRP18(5μm) 溶離剤A:CH3CN           2%工(
2,5g/4)NaH2POa”HzO98%]pH6
,0に調節した (2.5g/ff)N aH2P O4−H2030%
」pl(6−0に調節した 溶離:40分間で溶離剤A中の溶離剤Bの5%から60
%までの直線勾配溶離 流速:1.6m0.7分 tJ、V、検出器:254n、m 内部基準:バンコマイシン・HCQ (Rt=9.96分) (パンコシン、エリ・リリイ) E)元素分析、試料を不活性雰囲気下にて約140°C
であらかじめ乾燥した後、およそ次の百分率組成(平均
)を示す二炭素53.3%:水素5゜99<;窒素7o
85%;塩素(総)4.41%;塩素(イオン性)2.
22%:空気中にて900°Cでの無機残渣:0.87
5% F)過剰量の水性HC12をあらかじめ加えた試料を0
005N水性に、 OHで滴定した際、水中の酸−塩基
滴定プロフィール、3.2.7.1及び8゜3でpKa
値を示す G)次のクロマトグラフ系においてRr値0.5pi4
6.0に調節した水性NaCQ(87,5g/12):
水性NaH、P O、(0,5g/Q)の混合物、及び
アセトニトリル、70:30 逆相シラン化したシリカゲルプレート(RA−18F2
B4)使用 視覚化ニ ーU、V、線、254nm −ポーリイ試薬(P auly  Reagent) 
、即ちジアゾ化したスルファニル酸で黄色[ジャーナル
・オン・クロマトグラフィー(J、Chromatog
、 20.171 (1965)、Z、r’hysio
1.  Chem、  292.99、 (1953)
]−最少デビス(D avis)媒質における枯草菌(
B 、 5ubtilis)A T CC6633を用
いるバイオオートグラフィー(B ioautogra
phy)H)1560でM十夏]″)ピークを示すFA
I3−MSスベク]・ルから計算した分子置駒1559
゜図面の簡単な説明: 第1図は上記の条件下での抗生物ffA42867プソ
イドアグリコンのU、V、スペクトルに関する。
殊に、記号は次のとおりである: ・・・・・・・・・・・・・・・はQ 、 l N  
HCQ中での分析を示す+−は水中での分析を示す 1−−一はリン酸塩緩衝剤pH7,4中での分析を示す 一書一 は0 、1. N  K OH中での分析を示
す第2rl!Jは上記条件下での抗生物質A42867
ブソイドアグリコンの1.R,スペクトルに関する。
第3図は上記の条件下での抗生物ffA42867プソ
イドアグリコンの1H−スペク1−ルに関する。
第4図は上記の条件下での抗生物質A42867の’I
(−NMRスペクトルに関する。各シグナル上の文字は
それに示した帰属を表わす。
製造例1 抗生物質A42867の産生 有機体(Nocardia  sp、 ATCC534
92)を産生する原液培養物でオートミール寒天領斜上
に筋をつけ、28℃で2週間培養した。
増殖した菌株の1杯の白金耳量を、デキストロース2.
0%、大豆粉0.8%、酵母エキス0.2%、NaCQ
o、1%及びCaCO30−4%からなる種媒質100
dを含む容量500−のエルレンマイヤーフラスコに導
入し、該媒質のr+Hを無菌にする前に7.3に調節し
た。このフラスコを回転振撮機で28℃にて72時間培
養した。次に培養物の部分標本100mαを、同一種媒
質412を含むびん発酵器に接種し、培養を約90 Q
 rprnで撹拌し且つ空気112/分で通気しながら
、28°Cで・18時間培養した。
種培養物412を同一種媒質と同一の組成を有する発酵
媒質200mαを含むびん発酵器に接種後、発酵を約2
50 rpmで撹拌し且つ空気IQ/分で通気しながら
、96時間行った。
抗生物質活性を最小デビス(Davis)媒質で培養し
たB、 5ubtilisを用いて微生物学的評価分析
によって監視した。
製造例2 抗生物質A42867の回収 製造例1に述べた如くして得られた全体の発酵汁(40
0(2)を回転濾過機で、濾過助剤[ヒフ0−フロマ’
 (Hyfol −F loma@) ]を用いて濾過
した。濾過した汁を2N塩酸でpH7,5に調節し、前
もって膨潤させたD −A la −D −A la−
アミノ−カプロイル−セファロース−4B改質したマト
リックス(ヨーロッパ特許出願公開公報第122969
号に記載された如くして製造したもの)1000m(l
に加え、わずかに撹拌しながら一夜放置した。
樹脂を濾過によって回収し、5%(w/v)NaCCを
含むpH7,5の0.5 (W/V) HCQ −Tr
is緩衝剤約10Q1次に水(4X5Q)で洗浄し、汁
をすてた。
樹脂に選択的に結合した生成物を1.5%(W/V)水
酸化アンモニウム(4X5Q)で溶離し、減圧下でn−
ブタノールと共に共沸蒸留によって少容量(約1800
+J)に濃縮した。
濃縮した水溶液を凍結乾燥し、粗製の抗生物質A428
67 (75,6g)が得られた。
製造例3 粗製の抗生物質A42867の精製 製造例2の方法に従って得られた粗製の抗生物質A42
867(75g)を、2M塩化ナリトウムを含む水2Q
に溶解し、O,IN水酸化ナトリウム溶液でpH7,5
に調節し、次に濾過した。
2M塩化ナトリウム及びトライトン(T riton)
100[ベーカ−(B aker)級]0.6m12を
含むpH75の0.04Mホウ酸塩緩衝剤で前もって平
衡させた予備膨潤させたD−Ala−D−Ala −6
−アミノ−カプロイル−セファロース−4B改質したマ
トリックス(ヨーロッパ特許出願公開第122969号
に記載されI;如くして製造したもの)の1000mg
カラム(0,LXOolm)に、上記の濾液を500 
mM/時で加えた。
カラムを500 mQ/時の流速で8Mウレア(pH7
,5)8Qで、次にpHl Oで水性NaOH70Qで
洗浄し、各1000nc12のフラクションを捕集した
これらのフラクションを寒天ディスク分析によって、B
、 5ubtilis培養において評価分析し、不活性
であるフラクションをすて、一方、活性な7ランシヨン
(この場合、7ランシヨン63〜70)を合液し、n−
ブタノールとの共沸蒸留によって減圧下で少容量に濃縮
し、凍結乾燥し、抗生物質A42867(4g)を得た
製造例A 抗生物質A42867の生成及び脱塩 製造例3の方法に従って得られた抗生物質A42867
 3.7gをリン酸二水素ナトリウム−水和物(2,5
g/Q)及びアセトニトリル(91:9)70mffi
に溶解し、そして濾過した。
コノ濾液IQmffを、lOIImRP18リクロソル
ブ(L 1chrosorb)逆相シリカゲル(Mer
ck)40gを充jJEしたステンレススチール製カラ
ム(2x 5 Q cm)に加えた。
カラムはクロマトスパック・モジュルプレップ(Chr
oiatospac  Modulprep)ユニット
の一部である(Jobin  Yvons  l 6−
18  Rue  deCanal  91169  
LongjumeauSFrance)。
カラムを、試料を溶解した同一溶液によって、8 m0
1分で溶離し、50m12のフラクションを捕集した。
各フラクションをHPLC及び敏感な微生物、例えばB
 、 5ubtilis上でペーパーディスク・バイオ
アッセイによって監視した。
7留分のB 、 5ubtilisに活性なフラクショ
ンを合液し、アセトニトリルを減圧下で蒸留除去し、残
渣をほぼ最初の溶液の容量の水の量で希釈した。
この溶液をpH7,5に調節し、これをpH7,5の0
.04Mホウ酸塩緩衝剤であらかじめ平衡させた予備膨
潤させたD−Ala−D−Ala−8−アミノカプロイ
ル−セファロース−4B@質したマトリックス(ヨーロ
ッパ特許出願公開第122969号に記載された如くし
て製造したもの)のカラム(5X15cm)に流速10
0 mQ/時で加えた。
カラムを水(INNaO,5mQ/Qでrji性にした
)8Qで洗浄した。
次にカラムを15%(W/V)水酸化アンモニウムで溶
離し、フラクション各10On+Qを捕集した。
B 、 5ubtilisi:対して活性なフラクショ
ンをプールし、減圧下で濃縮し、凍結乾燥し、抗生物質
A42867の脱塩された調製物1.2gが得られ、こ
のものの物理−化学的特徴は前記のとおりであった。
以下の実施例は本発明を更に説明するものであるが、し
かし、決して本発明を限定するものと解釈すべきでない
実施例1 抗生物質A42867プソイドアグリコンの製造 実質的に製造例3に従って製造した抗生物質A4286
7(Ig)をジメチルスルホキシド/lN塩酸、9:l
の混合物(35m12)に溶解し、85°C〜90°C
に加熱した。
反応過程をHPLCによって監視し、出発物質がほぼ完
全に反応した際(約15時間後)、反応をo、1Mリン
酸ナトリウム緩衝剤pH7,0(250mQ)で止めた
。抗生物質A42867プソイドアグリコンをこの混合
物から次のアフイニテイ法によって分離した: 上で得られた水性混合物(750mff)をヨーロッパ
特許出願公開第122969に記載された如くして製造
したセファローズ−D−アラニル−D−アラニンクロマ
トグラ7カラムに加えた(10mM  TRI S、H
CL  pH7,5緩衝剤中の膨潤させた樹脂200m
12、ベツド高さ10cm)。
このカラムを、U、V、線(254nm)で監視しなが
ら、吸収が検出されなくなるまで、0.1Mリン酸ナト
リウム緩衝剤pH7,0ですすいだ。次にカラムを1.
5%(W/V)アンモニアで溶離しく約112.流速2
00 m01時)、溶離液をn−プロパツールとの共沸
蒸留によって、減圧下で歩容量に濃縮し、凍結乾燥し、
抗生物質A42867プソイドアグリコン(349mg
; HPLCによる純度:85%)を得た。
この実験をくり返し行うが、但し、100℃で約10時
間、混合物DMSO/12  M  HCQ8.5:1
.5、または90°Cで約12時間、混合物DMSO/
+2  M  HCQ  9.5 : 0.5を用いて
、表題の化合物が得られた。
実施例2 抗生物質A42867プソイドアグリコンの更に精製 得られた抗生物質A42867プソイドアグリコン(2
50mg)を、pH6に調節したリン酸二水素ナトリウ
ム(2’、 5 g/ (1)及びアセトニトリラム、
92:8混合物(5m12)に溶解した。
この溶液(l no2)をHPLC半分取プレバツクド
カラム[250XlOmm(内径) 、Merck、逆
相シリカゲルL 1chrosorb  RP  l 
8、?pmで充填1に加え、次に流速4 mQ/分で、
相A及び相Bの混合物を用いて、A中の相Bの5%から
50%までの直線購買溶離法jこよって溶離した。
相A)NaOHでpH6,0に調節した(2.5gr/
Q) NaHzP 04/ CHsCN  98 : 
2 (V/V)相B)NaOHでpH6,0に調節した
(2.5gr/ +2) NaHzP O4/ CHs
c N  30 : 70 (V/ V)溶離液を25
4nmでU、V、監視し、均質内容物を有する溶離した
7ラクシヨンをプールした。
5連続のクロマトグラフ・フラクションの純粋な抗生物
質A42867プソイドアグリコンを含む溶離液をプー
ルし、これを膨潤させたセファロース−D−Ala−D
−Ala  50+n12のカラムに加えて、通常の如
く脱塩した。塩を1mM  HCQ100m12で除去
した後、抗生物質を1.5%(v/V)アンモニア水3
X100n+Qで溶離した。次にアンモニア溶離液を捕
集し、減圧下で濃縮し、純粋な抗生物質A42867プ
ソイドアグリコン180mgを得た。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
15式(未塩化型) 。   A \ ヱ一   Q−0 式中、Bは式 (β−アノマー) のβ−パンコサミン単位を表わす、 を有する抗生物質A42867プソイドアグリコン及び
その製薬学的に許容し得る塩並びにその互変異性体。
2、次の物理−化学的パラメータ(未塩化型):A)次
の吸収極大を示す紫外線吸収: λmax(nm) a) 0.lN HCQ      279C)リン酸
塩緩衝剤pH7,4279 B)次の吸収極大を示すヌジヨール・ブル(nujol
 null)における赤外線吸収スペクトル(cm−1
): 3700−3100.3000−2800 (ヌジヨー
ル); 1650 ; 1590 ; 1460 (ヌ
ジヨール);1375(ヌジヨール);1305;12
40;1210;1160;1130;1060; 1
010;950;870;835;720(ヌジヨール
) C)内部基準としてTMS (0,00ppm)を用い
て、DMSOd、(ヘキサデユーテロジメチルスルホキ
シド)中にて記録した250MHz[ブルーカー・イン
スツルメント(B ruker  I nstrumi
nts) ]で次のシグナル(ppm)群を示す1H−
NMRスペクトル、(δ=ppm)  :糖部分: ■、22、d[c HS−(CH)] ; 1.50、
s[CHa−C(NHz)]; 2.25、m[c H
2(CH)] ;3−60Sm [CH−(CHj)]
 ; 4.90、d(芳香族プロトン) 心部分: CH。
0.09、d及び0.94d[(CH)];CH。
■、74、m [CH(CHり2] ;CH 1.60、m[cHz()]; CH 2,32、s[CHs  (N H)] ; 2 、4
9、S(溶媒DMSOds); 3−35、br[H2
0]; 4.23−6.35[芳香族及びペプチド性C
H’sl;6.35−9.50[芳香族CH’s、ペプ
チド性NH’s及びフェノール性OH’s] S−単一線:d−二重線:m−多重線;br =巾広い
D)次の条件下で逆相HPLCによって分析した場合の
抗生物質A42867 (Rt=8.45分)に関する
保持時間(Rt) 2.88 :カラム:ウルトラスフ
イア(U 1trasphere  0DS(5,um
)アルテックス(Altex)  [ベックマン(B 
eckman) ] A46 mm (内径)X250
mmプレカラム:3cm+ブラウンリー・ラブダ(B 
r。
wnlee  Labs) RP l 8 (5pn+
)溶離剤: A)pH6,0に調節した( 2.5 gr/ +2)
 N aH2PO,/CHsCN、 98 : 2 (
v/v)B)pH6,0に調節した( 2.5 gr/
Q) NaHP Oa/ CHs CN、30 : 7
0 (v/v)溶離方法=40分間でA中のBの5%か
ら60%までの直線勾配溶離 流速:1.8n+Q/分 U、V、検出器:254nm 内部基準:抗生物質A42867 (Rt=8.45分
) E)1分子当り1個の塩素原子を示す元素分析F)ニュ
ーフレア・オーバーハウザー(Nuclear  Ov
erhauser)効果(空間を介して相極子カップリ
ング)及び化学結合を介してのスカラー・カップリング
に基ずき、実際に; a)スカラー・カップリングに基ずき、プロトン2b(
式1参照)が2fによるメタカップリングのみを示し、
オルトカップリングを示さぬ; (次の相極子カップリ
ングに基ずき、プロトン2bは環2にあり、環6にはな
い=2b→Z’2 ; 2b→(Z2)OH);(Z2
)OH−z’2 ; z’2−X2)b)スカラー・カ
ップリングに基ずき、プロトン6b(式I参照)はプロ
トン6cによるオルトカップリングを示す(相極子カッ
プリング6b→6C;Z6−6b; Z6−X6) ことにより、分子の塩素原子が環2にあり、環6にない
ことを示す2D  1H−NMRNoESYPH分析 G)約1251(式C6゜HaaN so r*c Q
+ Hに対する理論クラスター・イオン・ピークは12
50〜1255範囲、平均1251.68)でM+H+
を有する高速原子衝撃法(FAB)質量スペクトル:F
ABスペクトルはVG70−250装置、衝撃ガス、キ
セノン;ビーム・エネルギー8KeV;加速電圧6KV
;マトリックス、チオグリセリン−グリセリン、2:l H)塩を生成し得る酸及び塩基性官能基を有することか
らなる抗生物質A42867プソイドアグリコン及びそ
の製薬学的に許容し得る塩。
3、式■ 式中、Aはそれぞれ式 のグルコースの1単位及びd−ラムノースのl単位のジ
サッカリド残基を表わし、そしてBは式 %式%) のβ−バンコサミン単位を表わす、 の化合物またはその互変異性体を有機塩基中にて且つ強
酸の存在下において調節された酸加水分解条件下で反応
させること上記lまたは2に記載の化合物の製造方法。
4、次の特徴: A)次の吸収極大を示す紫外線吸収スペクトル:λII
Iax(nm) a) 0.1N HC(1282 b)水       282 C)リン酸塩緩衝剤pH7,4282 B)次の吸収極大を示す赤外線吸収スペクトル(cm−
つ: 3700−3 too、3000−2800 (ヌジヨ
ール)i 1650.1580 i 1460 (ヌジ
ヨール);1375(ヌジヨール);1300;123
5;1210;1160;1130:1060;102
5;1000;970;840;790−700 : 
720 (ヌジヨール)C)内部基準としてTMS (
0,00ppm)を用いて、DMSOd、(ヘキサデユ
ーテロジメチルスルホキシド中にて記録した500MH
zで次のシグナル(ppm)群を示す1H−NMRスペ
クトル、(δ−ppa+) : at O,90;R@  1.06;Vl 1.23;
Vl1.52 ;C+  1.62 ;bl  1.7
6 ;V21Vz′〜2.30 ;as(N−CHs)
2−38 ; R43,l 2 ;Xl、R3−V43
−10−3−50 : Vs 3−60 ;R13,7
9;!aeRs 4.22 ;R74,51;Is4.
75 ;Vt 4.88 ; Rt 4−96;xs 
5.02;xs、za 5.l 2 ;Z’! 5−2
2 ; 4f 5.33 ; 4b5−53 ;(Z*
)OH5,88; 7f 6.23 ;Xa6.34 
; 7d 6.41 ;h 6.62 ; 5c、13
6゜76;5f 6.84;6c 7.12;5b 7
.15; 2b 7.26 ;wa、h 7−32 ;
 6b 7−50 ;wa8.15 Hlv 8−45
 ; 7c 9−10 ; 5d、e+ 9−32;7
e9.39; D)次の条件下で逆相HPLCによって分析した場合の
バンコマイシン(V ancomycin) 、 HC
1[バンフシン、エリΦリリ4 (Vancocin、
 E 1iLilly)、Rt  9.96分]に関す
る保持時間(Rt)  0.665  : カラム:ウルトラスフィア0DS(5μm)アルテック
ス(ヘツクマン) 4.6 mm (内径) x 20
mm プレカラム:ブラウンリー・ラブダRP18(5μm) pH6,0に調節した pH6,0に調節した 溶離:40分間で溶離剤A中の溶離剤Bの5%から60
%までの直線勾配溶離 流速:1.6m+2/分 U、V、検出器:254%m 内部基準:バンコマイシン・HCI (Rt−9,96分) (パンコシン、エリ・リリイ) E)元素分析、試料を不活性雰囲気下にて約140’O
であらかじめ乾燥した後、およそ次の百分率組成(平均
)を示す:炭素53.3%;水素5゜9%;窒素7.8
5%;塩素(総)4.41%;塩素(イオン性)2.2
2%:空気中にて900°Cでの無機残渣:0.875
% F)過剰量の水性HCQをあらかじめ加えた試料を0.
05N水性KOHで滴定した際、水中の酸−塩基滴定プ
ロフィール、3,2.7,1及び8゜3でpKa値を示
す G)次のクロマトグラフ系においてRj値0.5pH6
,0に調節した水性NaCQ(87,5g/(2):水
性NaH!P O4(0,5g/Q)の混合物、及びア
セトニトリル、70 : 30 逆相シラン化したシリカゲルプレート(RA−18F2
54)使用 視覚化ニ ーU、V、線、254%m −ポーリイ試薬(P auly  Reagent) 
、即ちジアゾ化したスルファニル酸で黄色[ジャーナル
・オン・クロマトグラフィー(J、Chromatog
、  20. 171  (1965) 、Z、  P
hysiol、 Chem、 292.99、(195
3)]−最少デビス(D avis)媒質における枯草
菌(B 、 5ubtilis)A T CC6633
を用いるバイオオートグラフィー(B ioautog
raphy)H)1560でM+H+ピークを示すFA
B−MSスペクトルから計算した分子量的1559をを
する抗生物質A42867を反応させることからなる上
記lまたは2に記載の化合物の製造方法。
5、強酸が塩酸である上記3に記載の方法。
6、溶媒がジメチルスルホキシドまたはジメチルホルム
アミドである上記3に記載の方法。
7、反応温度が80°C乃至110℃間である上記3に
記載の方法。
8、抗生物質として使用する薬剤を製造するための上記
1または2に記載の化合物の使用。
9、製薬学的に許容し得る賦形剤との混合物として上記
lまたは2に記載の化合物を含んでなる製薬学的組成物
IO0薬剤として使用する上記lまたは2に記載の化合
物。
【図面の簡単な説明】
第1図は抗生物質A42867プソイドアグリコンのU
、Vスペクトルを示す。 第2図は抗生物質A42867プソイドアグリコンの1
.R,スペクトルを示す。 第3図は抗生物質A42867プソイドアグリコンの1
H−NMRスペクトルを示す。 第4図は抗生物質A42867の1H−NMRスペクト
ルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(未塩化型) ▲数式、化学式、表等があります▼ I 式中、Bは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ バンコサミン (β−アノマー) のβ−バンコサミン単位を表わす、 を有する抗生物質A42867プソイドアグリコン及び
    その製薬学的に許容し得る塩並びにその互変異性体。 2、次の物理−化学的パラメータ(未塩化型): A)次の吸収極大を示す紫外線吸収: λmax(nm) a)0.1NHCl:279 b)水:279 305(シヨルダー) c)リン酸塩緩衝剤pH7.4:279 d)0.1NKOH:299 265(シヨルダー) B)次の吸収極大を示すヌジヨール・マル (nujol mull)における赤外線吸収スペクト
    ル(cm^−^1): 3700−3100、3000−2800(ヌジヨール
    );1650;1590;1460(ヌジヨール);1
    375(ヌジヨール);1305;1240;1210
    ;1160;1130;1060;1010;950;
    870;835;720(ヌジヨール) C)内部基準としてTMS(0.00ppm)を用いて
    、DMSOd_6(ヘキサデユーテロジメチルスルホキ
    シド)中にて記録した250MHz[ブルーカー・イン
    スツルメント(Bruker Instruments
    )]で次のシグナル(ppm)群を示す^1H−NMR
    スペクトル、(δ=ppm): ¥糖部分¥: 1.22、d[CH_3−(CH)];1.50、s[
    CH_3−C(NH_2)];2.25、m[CH_2
    −(CH)];3.60、m[CH−(CH_3)];
    4.90、d(芳香族プロトン) ¥心部分¥: 0.09、d及び▲数式、化学式、表等があります▼; 1.74、m[CH(CH_3)_2]; 1.60、▲数式、化学式、表等があります▼; 2.32、s[CH_3−(NH)];2.49、s(
    溶媒DMSOd_5);3.35、br[H_2O];
    4.23−6.35[芳香族及びペプチド性CH′s]
    ;6.35−9.50[芳香族CH′s、ペプチド性N
    H′s及びフェノール性OH′s] s=単一線;d=二重線;m=多重線;br=巾広いD
    )次の条件下で逆相HPLCによって分析した場合の抗
    生物質A42867(Rt=8.45分)に関する保持
    時間(Rt)2.88: ¥カラム¥:ウルトラスフイア(Ultraspher
    e ODS(5μm)アルテックス(Altex)[ベ
    ックマン(Beckman)]4.6mm(内径)×2
    50mm¥プレカラム¥:3cmブラウンリー・ラブズ
    (Brownlee Labs)RP18(5μm)¥
    溶離剤¥: A)pH6.0に調節した(2.5gr/l)NaH_
    2PO_4/CH_3CN、98:2(v/v)B)p
    H6.0に調節した(2.5gr/l)NaHPO_4
    /CH_3CN、30:70(v/v)¥溶離方法¥:
    40分間でA中のBの5%から60%までの直線勾配溶
    離 流速:1.8ml/分 U.V.検出器:254nm 内部基準:抗生物質A42867(Rt=8.45分) E)1分子当り1個の塩素原子を示す元素分析F)ニユ
    ークレア・オーバーハウザー(Nuclear Ove
    rhauser)効果(空間を介して相極子カップリン
    グ)及び化学結合を介してのスカラー・カップリングに
    基ずき、実際に; a)スカラー・カップリングに基ずき、プロトン2b(
    式 I 参照)が2fによるメタカップリングのみを示し
    、オルトカップリングを示さぬ;(次の相極子カップリ
    ングに基ずき、プロトン2bは環2にあり、環6にはな
    い:2b→Z′2;2b→(Z2)OH);(Z2)O
    H→Z′2;Z′2→X2)b)スカラー・カップリン
    グに基ずき、プロトン6b(式 I 参照)はプロトン6
    cによるオルトカップリングを示す(相極子カップリン
    グ6b→6c;Z6−6b;Z6→X6) ことにより、分子の塩素原子が環2にあり、環6にない
    ことを示す2D ^1H−NMR NOESYPH分析 G)約1251(式C_6_0H_6_4N_9O_1
    _9Cl+Hに対する理論クラスター・イオン・ピーク
    は1250〜1255範囲、平均1251.68)でM
    +H^+を有する高速原子衝撃法(FAB)質量スペク
    トル:FABスペクトルはVG70−250装置、衝撃
    ガス、キセノン;ビーム・エネルギー8KeV;加速電
    圧6KV;マトリックス、チオグリセリン−グリセリン
    、2:1 H)塩を生成し得る酸及び塩基性官能基 を有することを特徴とする抗生物質A42867プソイ
    ドアグリコン及びその製薬学的に許容し得る塩。 3、式II ▲数式、化学式、表等があります▼II 式中、Aはそれぞれ式 ▲数式、化学式、表等があります▼グルコース ▲数式、化学式、表等があります▼ラムノース(αアノ
    マー) のグルコースの1単位及びd−ラムノースの1単位のジ
    サッカリド残基を表わし、そしてBは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ バンコサミン (β−アノマー) のβ−バンコサミン単位を表わす、 の化合物またはその互変異性体を有機塩基中にて且つ強
    酸の存在下において調節された酸加水分解条件下で反応
    させることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の化合物の製造方法。 4、次の特徴: A)次の吸収極大を示す紫外線吸収スペクトル:λma
    x(nm) a)0.1NHCl:282 b)水:282 c)リン酸塩緩衝剤pH7.4:282 d)リン酸塩芳香族pH9:282 305(シヨルダー) e)リン酸塩緩衝剤 0.1NKOH:305 265(シヨルダー) B)次の吸収極大を示す赤外線吸収スペクトル(cm^
    −^1): 3700−3100、3000−2800(ヌジヨール
    );1650;1580;1460(ヌジヨール);1
    375(ヌジヨール);1300;1235;1210
    ;1160;1130;1060;1025;1000
    ;970;840;790−700;720(ヌジヨー
    ル) C)内部基準としてTMS(0.00ppm)を用いて
    、DMSOd_6(ヘキサデユーテロジメチルスルホキ
    シド中にて記録した500MHzで次のシグナル(pp
    m)群を示す^1H−NMRスペクトル、(δ=ppm
    ): d_10.90;R_61.06;V_61.23;V
    _31.52;c_11.62;b_11.76;V_
    2、V_2′〜2.30;a_1(N−CH_3)2.
    38;R_43.12;X_1、R_3、V_43.1
    0−3.50;V_53.60;R_23.79;x_
    6、R_54.22;x_74.51;x_64.75
    :v_14.88;R_14.96;x_25.02;
    x_3、z_65.12;z′_25.22;4f5.
    33;4b5.53;(z_2)OH5.88;7f6
    .23;x_46.34;7d6.41;h6.62;
    5c、w_36.76;5f6.84;6c7.12;
    5b7.15;2b7.26;w_6、h7.32;6
    b7.50;w_48.15;w_78.45;7c9
    .10;5d、e_19.32;7e9.39; D)次の条件下で逆相HPLCによって分析した場合の
    バンコマイシン(Vancomycin).HCl[バ
    ンコシン、エリ・リリィ(Vancocin、EliL
    illy)、Rt9.96分]に関する保持時間(Rt
    )0.665: カラム:ウルトラスフイアODS(5μm)アルテック
    ス(ベックマン)4.6mm(内径)×250mm プレカラム:ブラウンリー・ラブズRP18(5μm) 溶離剤A:▲数式、化学式、表等があります▼ pH6.0に調節した 溶離剤B:▲数式、化学式、表等があります▼ pH6.0に調節した 溶離:40分間で溶離剤A中の溶離剤Bの5%から60
    %までの直線勾配溶離 流速:1.6ml/分 U.V.検出器:254nm 内部基準:バンコマイシン・HCl (Rt=9.96分) (バンコシン、エリ・リリィ) E)元素分析、試料を不活性雰囲気下にて約140℃で
    あらかじめ乾燥した後、およそ次の百分率組成(平均)
    を示す:炭素53.3%;水素5.9%;窒素7.85
    %;塩素(総)4.41%;塩素(イオン性)2.22
    %;空気中にて900℃セの無機残渣;0.875% F)過剰量の水性HClをあらかじめ加えた試料を0.
    05N水性KOHで滴定した際、水中の酸−塩基滴定プ
    ロフィール、3.2、7.1及び803でpKa値を示
    す G)次のクロマトグラフ系においてRf値0.56 pH6.0に調節した水性NaCl(87.5g/l)
    :水性NaH_2PO_4(0.5g/l)の混合物、
    及びアセトニトリル、70:30 逆相シラン化したシリカゲルプレート(RA−18F_
    2_5_4)使用 視覚化: −U.V.線、254nm −ポーリイ試薬(Pauly Reagent)、即ち
    ジアゾ化したスルフアニル酸で黄色[ジヤーナル・オブ
    ・クロマトグラフィー(J.Chromatog.¥2
    0¥、171(1965)、Z.Physiol.Ch
    em.¥292¥、99、(1953)]−最少デビス
    (Davis)媒質における枯草菌(B.subtil
    is)ATCC6633を用いるバイオオートグラフィ
    ー(Bioautography)H)1560でM+
    H^+ピークを示すFAB−MSスペクトルから計算し
    た分子量約1559を有する抗生物質A42867を反
    応させることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の化合物の製造方法。 5、抗生物質として使用する薬剤を製造するための特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の化合物の使用。 6、製薬学的に許容し得る賦形剤との混合物として特許
    請求の範囲第1項記載の化合物を含んでなる製薬学的組
    成物。 7、薬剤として使用する特許請求の範囲第1項または第
    2項の化合物。
JP1015217A 1988-01-28 1989-01-26 抗生物質a42867誘導体 Pending JPH01242598A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8801899 1988-01-28
GB888801899A GB8801899D0 (en) 1988-01-28 1988-01-28 Antibiotic a42867 derivative

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01242598A true JPH01242598A (ja) 1989-09-27

Family

ID=10630675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1015217A Pending JPH01242598A (ja) 1988-01-28 1989-01-26 抗生物質a42867誘導体

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4908351A (ja)
EP (1) EP0326029B1 (ja)
JP (1) JPH01242598A (ja)
KR (1) KR890012006A (ja)
AT (1) ATE111919T1 (ja)
CA (1) CA1337841C (ja)
DE (2) DE68918298T4 (ja)
DK (1) DK32789A (ja)
ES (1) ES2059572T3 (ja)
GB (1) GB8801899D0 (ja)
IE (1) IE890199L (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5235037A (en) * 1991-08-15 1993-08-10 American Cyanamid Company Vancomycin precipitation process
US6663768B1 (en) * 1998-03-06 2003-12-16 Chevron U.S.A. Inc. Preparing a HGH viscosity index, low branch index dewaxed

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3067099A (en) * 1955-09-16 1962-12-04 Lilly Co Eli Vancomycin and method for its preparation
US3700768A (en) * 1970-04-06 1972-10-24 American Cyanamid Co Antibiotic am374 and method of production using streptomyces eburosporeus
AT383072B (de) * 1985-07-18 1987-05-11 Voest Alpine Ag Verfahren zur verbindung von aus austenitischem manganhartstahlguss bestehenden herzstuecken mit aus kohlenstoffstahl bestehenden schienen
GB8618445D0 (en) * 1986-07-29 1986-09-03 Lepetit Spa Antibiotic a 42867

Also Published As

Publication number Publication date
EP0326029A3 (en) 1990-08-08
DE68918298T4 (de) 1995-10-19
DE68918298T2 (de) 1995-02-02
CA1337841C (en) 1995-12-26
ATE111919T1 (de) 1994-10-15
US4908351A (en) 1990-03-13
ES2059572T3 (es) 1994-11-16
IE890199L (en) 1989-07-28
GB8801899D0 (en) 1988-02-24
DK32789D0 (da) 1989-01-26
DK32789A (da) 1989-07-29
EP0326029A2 (en) 1989-08-02
KR890012006A (ko) 1989-08-23
DE68918298D1 (de) 1994-10-27
EP0326029B1 (en) 1994-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950010460B1 (ko) 항생 물질 a40926 만노실 아글리콘의 제조방법
KR950010461B1 (ko) 항생물질 a 40926 n-아실아미노글루쿠로닐 아글리콘 및 항생물질 a 40926 아글리콘의 제조 방법
JPH0637508B2 (ja) 抗生物質A40926複合体およびその純粋な因子PA、PB、A、BおよびBo
KR960013074B1 (ko) 글리코펩티드 항생물질
CA1334655C (en) De-mannosyl teicoplanin derivatives
FI106032B (fi) Menetelmä uusien terapeuttisesti käyttökelpoisten glykopeptidien valmistamiseksi
US5491128A (en) Aglycons of A/16686 antibiotics
US5085990A (en) Teicoplanin-like derivatives
JPH01242598A (ja) 抗生物質a42867誘導体
US4558008A (en) Process for production of A-51568B antibiotic
JP3119680B2 (ja) 新規抗生物質バルヒマイシン、その製造方法およびそれを含有する抗菌剤
CA2038667C (en) Process for the preparation of mannosyl teicoplanin derivatives and mannosyl teicoplanin aglycone
US4717714A (en) A-51568B antibiotic
EP0211490B1 (en) Antibiotics of the vancomycin-class
JPH07114704B2 (ja) 抗生物質a42867およびその付加塩
US5451570A (en) Antibiotic, balhimycin, a process for its production and its use as pharmaceutical
JPH0430400B2 (ja)
US5135857A (en) Process for the preparation of de-mannosyl teicoplanin derivatives
JPH0776595A (ja) サルマイシン、その製造方法及び医薬としてのその使用