JPH01241744A - 電子ビーム発生装置 - Google Patents
電子ビーム発生装置Info
- Publication number
- JPH01241744A JPH01241744A JP63070590A JP7059088A JPH01241744A JP H01241744 A JPH01241744 A JP H01241744A JP 63070590 A JP63070590 A JP 63070590A JP 7059088 A JP7059088 A JP 7059088A JP H01241744 A JPH01241744 A JP H01241744A
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- Japan
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- beam current
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- electron
- cathode
- electron beam
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- Pending
Links
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子ビーム発生装置に関し、特に半導体膜のア
ニールまたは機械部品の溶接・加工等に用いる線状電子
ビーム発生装置に関する。
ニールまたは機械部品の溶接・加工等に用いる線状電子
ビーム発生装置に関する。
線状電子ビームを用いて半導体膜のアニールまたは機械
部品の溶接・加工等を行う際、時間的に安定で且つ均一
な線状形状を有する電子ビームを用いることにより均一
で−様な処理が可能である。しかし従来はこの線状形状
の電子ビームとビーム電流値の両者を同時に制御性よく
安定に得る技術はなかった。
部品の溶接・加工等を行う際、時間的に安定で且つ均一
な線状形状を有する電子ビームを用いることにより均一
で−様な処理が可能である。しかし従来はこの線状形状
の電子ビームとビーム電流値の両者を同時に制御性よく
安定に得る技術はなかった。
従って従来の技術には以下に述べるような問題点がある
0時間的に安定性の欠けるビームを用いて半導体膜のア
ニールを行うと均一なM’Rを有した半導体膜を得るこ
とが困難である。また機械部品の溶接・加工等を行うと
、溶接強度の低下・加工精度の悪化等を招く。
0時間的に安定性の欠けるビームを用いて半導体膜のア
ニールを行うと均一なM’Rを有した半導体膜を得るこ
とが困難である。また機械部品の溶接・加工等を行うと
、溶接強度の低下・加工精度の悪化等を招く。
本発明の目的は、時間的に安定で且つ均一な線状形状が
得られる線状電子ビーム発生装置を提供することである
。
得られる線状電子ビーム発生装置を提供することである
。
本発明の線状電子ビーム発生装置は、矩形状の電子放出
面を有するカソードと、このカソードを囲み電子通過孔
を有するウェネルト電極と、電子通過孔を有する電子引
き出し用の第1アノードと、電子ビームが照射される試
料と同電位にあって電子通過孔を有する第2アノードと
5、試料に照射されるビーム電流を検出する検出器と、
ビーム電流フィードバック制御系とを有し、検出器によ
り測定したビーム電流値によりフィードバック制御系を
介して第1アノードに信号を送りビーム電流を制御でき
る構成としたことを特徴とする。
面を有するカソードと、このカソードを囲み電子通過孔
を有するウェネルト電極と、電子通過孔を有する電子引
き出し用の第1アノードと、電子ビームが照射される試
料と同電位にあって電子通過孔を有する第2アノードと
5、試料に照射されるビーム電流を検出する検出器と、
ビーム電流フィードバック制御系とを有し、検出器によ
り測定したビーム電流値によりフィードバック制御系を
介して第1アノードに信号を送りビーム電流を制御でき
る構成としたことを特徴とする。
一般に矩形状の電子放出面を有するカソードを線源とす
る線状電子ビーム発生装置においては、ワーク上での電
子ビームの形状に影響を及ぼす因子としてはカソードの
ウェネルト電極との相対取付位置及びカソード電圧、ウ
ェネルト電圧、第1アノード電圧等当該電子銃の構成要
素それぞれが挙げられる。この中でビーム形状に寄与す
る支配的な因子はカソードの取付位置とウェネルト電圧
により形成されるカソード近傍の電位傾度であり、他の
因子の寄与分は比較的小さい。そこで本発明ではカソー
ド取付位置及びウェネルト電圧を最適調整して得られた
線状電子ビームのビーム電流を検出器により検出し、ビ
ーム電流のフィードバック制御系を介して第1アノード
に信号を送り、第1アノードの電圧を微増減制御するこ
とにより一定値に保つようフィードバック制御を行う。
る線状電子ビーム発生装置においては、ワーク上での電
子ビームの形状に影響を及ぼす因子としてはカソードの
ウェネルト電極との相対取付位置及びカソード電圧、ウ
ェネルト電圧、第1アノード電圧等当該電子銃の構成要
素それぞれが挙げられる。この中でビーム形状に寄与す
る支配的な因子はカソードの取付位置とウェネルト電圧
により形成されるカソード近傍の電位傾度であり、他の
因子の寄与分は比較的小さい。そこで本発明ではカソー
ド取付位置及びウェネルト電圧を最適調整して得られた
線状電子ビームのビーム電流を検出器により検出し、ビ
ーム電流のフィードバック制御系を介して第1アノード
に信号を送り、第1アノードの電圧を微増減制御するこ
とにより一定値に保つようフィードバック制御を行う。
この様な構成をとることによりフィードバック制御はビ
ーム形状には影響を与えずビーム電流の安定の精密制御
にのみ作用することになる。
ーム形状には影響を与えずビーム電流の安定の精密制御
にのみ作用することになる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の電子ビーム発生装置の一実施例の概略
構成を示している。本実施例では電極はカソード1.ウ
ェネルト2.第1アノード3および第2アノード4の4
電極で構成され、カソード1は矩形状の電子放出面を有
している。それぞれの電極には図に示す電源がそれぞれ
接続されている。すなわちカソード1には、カソード加
熱電源7が接続され、第2アノード4には加速電源6が
接続されている。そしてカソード1には試料5と共に接
地電位に保たれている第2アノード4とカソード1間に
加速電源6によって印加される負の加速電圧(V、c、
)に重畳してカソード加熱電圧(Vr )が与えられて
いる。またウェネルト2にはウェネルト電源8によりカ
ソード1と同様加速電圧6に重畳し且つカソード4より
更に負電圧を与えるウェネルト電圧(V8)が印加され
る。更に第1アノード3には引出電源9により第2アノ
ード4の接地電位に対して正の引出電圧(VeXt)が
与えられている。以上の構成によりカソード1から発生
された電子ビーム10は各電極で制御加速され接地電位
の試料5に照射される。途中レンズコイル11により集
束され、偏向コイル12により種々の偏向モードを与え
られ走査される。試料5に照射された電子ビーム10は
試料5と接地電位の間に設けられた検出器13を介して
ビーム電流値を検出され、フィードバック制御系14に
送信される。フィードバック制御系14では検出したビ
ーム電流値と設定ビーム電流値とを比較し、両者の間に
差がある場合にはこの差を零にするように第1アノード
3に印加した引出電圧(VeXt)を変化する。このこ
とにより照射ビーム電流は常に一定に調整する。
構成を示している。本実施例では電極はカソード1.ウ
ェネルト2.第1アノード3および第2アノード4の4
電極で構成され、カソード1は矩形状の電子放出面を有
している。それぞれの電極には図に示す電源がそれぞれ
接続されている。すなわちカソード1には、カソード加
熱電源7が接続され、第2アノード4には加速電源6が
接続されている。そしてカソード1には試料5と共に接
地電位に保たれている第2アノード4とカソード1間に
加速電源6によって印加される負の加速電圧(V、c、
)に重畳してカソード加熱電圧(Vr )が与えられて
いる。またウェネルト2にはウェネルト電源8によりカ
ソード1と同様加速電圧6に重畳し且つカソード4より
更に負電圧を与えるウェネルト電圧(V8)が印加され
る。更に第1アノード3には引出電源9により第2アノ
ード4の接地電位に対して正の引出電圧(VeXt)が
与えられている。以上の構成によりカソード1から発生
された電子ビーム10は各電極で制御加速され接地電位
の試料5に照射される。途中レンズコイル11により集
束され、偏向コイル12により種々の偏向モードを与え
られ走査される。試料5に照射された電子ビーム10は
試料5と接地電位の間に設けられた検出器13を介して
ビーム電流値を検出され、フィードバック制御系14に
送信される。フィードバック制御系14では検出したビ
ーム電流値と設定ビーム電流値とを比較し、両者の間に
差がある場合にはこの差を零にするように第1アノード
3に印加した引出電圧(VeXt)を変化する。このこ
とにより照射ビーム電流は常に一定に調整する。
以上説明したように本発明は、試料表面における線状電
子ビームの形状を損うことなく、ビーム電流の値を精密
に補正して長時間安定に照射することができる。従って
均一で−様な処理が再現性良く行うことができる効果が
ある。
子ビームの形状を損うことなく、ビーム電流の値を精密
に補正して長時間安定に照射することができる。従って
均一で−様な処理が再現性良く行うことができる効果が
ある。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。
1・・・カソード、2・・・ウェネルト、3・・・第1
アノード、4・・・第2アノード、5・・・試料、6・
・・加速電源、7・・・カソード加熱電源、8・・・ウ
ェネルト電源、9・・・引出電源、10・・・電子ビー
ム、11・・・しンズコイル、12・・・偏向コイル、
13・・・検出器、14・・・フィードバック制御系。 代理人 弁理士 内 原 音 第 1 図 牌 ス斗”I\゛ツ7牢]櫛〒免
アノード、4・・・第2アノード、5・・・試料、6・
・・加速電源、7・・・カソード加熱電源、8・・・ウ
ェネルト電源、9・・・引出電源、10・・・電子ビー
ム、11・・・しンズコイル、12・・・偏向コイル、
13・・・検出器、14・・・フィードバック制御系。 代理人 弁理士 内 原 音 第 1 図 牌 ス斗”I\゛ツ7牢]櫛〒免
Claims (1)
- 矩形状の電子放出面を有するカソードと、該カソードを
囲み電子通過孔を有するウェネルト電極と、電子通過孔
を有する電子引き出し用の第1アノードと、電子ビーム
が照射されるワークと同電位にあって電子通過孔を有す
る第2アノードと、試料に照射されるビーム電流を検出
する検出器と、ビーム電流フィードバック制御系とを有
し、前記検出器により測定したビーム電流値によりフィ
ードバック制御系を介して第1アノードに信号を送りビ
ーム電流を制御できる構成としたことを特徴とする電子
ビーム発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63070590A JPH01241744A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 電子ビーム発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63070590A JPH01241744A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 電子ビーム発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01241744A true JPH01241744A (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=13435923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63070590A Pending JPH01241744A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 電子ビーム発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01241744A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104827177A (zh) * | 2015-05-29 | 2015-08-12 | 哈尔滨工业大学 | 一种低电压高束流电子束真空焊接装置及方法 |
JP2015195083A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日本電子株式会社 | 電子銃、三次元積層造形装置及び電子銃制御方法 |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP63070590A patent/JPH01241744A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015195083A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日本電子株式会社 | 電子銃、三次元積層造形装置及び電子銃制御方法 |
CN104827177A (zh) * | 2015-05-29 | 2015-08-12 | 哈尔滨工业大学 | 一种低电压高束流电子束真空焊接装置及方法 |
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