JPH01240593A - コークス乾式消火設備におけるスローピングフリュー内の柱煉瓦倒壊防止方法とその装置 - Google Patents

コークス乾式消火設備におけるスローピングフリュー内の柱煉瓦倒壊防止方法とその装置

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JPH01240593A
JPH01240593A JP6498088A JP6498088A JPH01240593A JP H01240593 A JPH01240593 A JP H01240593A JP 6498088 A JP6498088 A JP 6498088A JP 6498088 A JP6498088 A JP 6498088A JP H01240593 A JPH01240593 A JP H01240593A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコークスの乾式消火装置のスローピングフリュ
ー柱煉瓦の倒壊防止に関するものである。
[従来の技術] 一般にコークスの乾式消火装置は第7図に示すように、
赤熱コークスを装入して冷却ガスで冷却する冷却塔1と
、冷却塔1より流出した高温の冷却ガスを抜熱冷却する
熱回収設備と、この冷却した冷却ガスを再び冷却塔1の
底部に導入する冷却ガス循環系路とより構成されている
この冷却塔1は上部のブレチャンバー18% 1M部の
クーリングチャンバー1b、該クーリングチャンバ−1
b上部周側に設けたスローピングフリュー1cで構成さ
れている。冷却ガス循環系路はダストキャツチャ−2、
熱回収設備としてのボイラー3、サイクロン4、ブロワ
−5、冷却器6を順次ダクト7で連結したものである。
かくして、コークス炉から排出された赤熱コークスはプ
レチャンバー1aに受け入られ、クーリングチャンバ−
1b底部より上昇して来た冷却ガスと向流接触して冷却
される。
一方、赤熱コークスとの向流接触により1000℃〜9
00℃に昇温した高温の冷却ガスはクーリングチャンバ
ー1bよりスローピングフリュー10を通してダクト7
内に流出し、ボイラー3へ導かれて蒸気発生に利用され
る。
そして、ボイラー3で抜熱され、更に冷却器6で130
℃〜180℃に低下した低温冷却ガスは再びその下流側
のクーリングチャンバ−1b下部から供給されて、該ク
ーリングチャンバー1b内の赤熱コークスを冷却する。
このクーリングチャンバー1bに供給する低温冷却ガス
量はブレチャンバ−1a内上部に設けた圧力計Tpが所
定圧力(負圧)を保つように放散管8の調整弁8aを自
動開閉して調整している。
クーリングチャンバー1b内を上昇中の冷却ガスは赤熱
コークスの未乾留分から生ずる112及びCO等の可燃
ガスを含んでいる。このII2及びCOの濃度を所定管
理範囲まで下げる為の提案として、例えば特公昭57−
15789号公報がある。これは負圧状態にあるスロー
ピングフリュー1cの出口近傍のダクト7内に空気を吸
引して、前記H2、COを燃焼する方法である。
しかし、これは冷却ガス中のH2、COの燃焼位置がダ
クト7である為、火焔がボイラー3内に達しボイラーチ
ューブが局部的に高温加熱され該ボイラーチューブの溶
損事故を発生する。これを防止する為にはダクト7を長
くしなければならず設備費が高価となる問題を有してい
る。
この欠点を解決する手段として実開昭60−16741
号公報に提案のように、ボイラー3から最も離れた位置
、つまりダクト7取付は位置とは反対側のスローピング
フリュー1c内に該スローピングフリュー内に流入する
可燃ガス量に応じて空気を吸引して、冷却ガス中のH2
、COを燃焼する方法がある。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この方法も以下の問題を有している。
つまり、スローピングフリューIC内に流入する高温冷
却ガス中のH2、CO量はコークス炉の稼動率、つまり
冷却塔1内に装入する単位時間当りの赤熱コークス量の
変動及び第4図に示すごとくコークス火落からプレチャ
ンバ−1aに装入するまでの経過時間(コークス炉での
乾留コークスの熟熱状態)によって変化する。
この結果、スローピングフリュー1c内のガス温度は前
記のごとくスローピングフリュー内に流入するH2、C
O等の可燃ガス量と吸引空気量の変動に伴って変動し、
この変動量は300℃〜400℃に及ぶものであった。
このため、第3図に示すごとくスローピングフリューI
Cの吸引口9を形成する自立状態の柱煉瓦は膨張・収縮
量が著しいために倒壊損傷を受ける。
即ち、柱煉瓦10の後面10bは、スローピングフリュ
ー10外筒壁煉瓦T1で支えられ、上面10cはスロー
ピングフリュー1c内筒壁煉瓦T2下端で支えられてい
る。しかし前面H1aは上方になるに従って炉内側に突
出し、その突出傾斜角θが垂直面に対し略20度で、何
ら支えられるものは無く自立した構造となっている。
上記のごとく単にスローピングフリュー1c内にH2、
CO量に応じた空気を吸引してH2、CDを燃焼すると
、高温循環ガス中のH2、COの含有量の変動によりス
ローピングフリュー1c内の温度が変動する。
このスローピングフリュー1c内での温度変動により柱
煉瓦10が膨張・収縮して自立状態の柱煉瓦10の前面
10a側に穆勤する。
この穆動滑り面の目地部にコークス粉が侵入し、煉瓦が
収縮する際、元の位置に戻らず柱煉瓦lOが該柱煉瓦l
Oの前面10a側に順次穆勤して、ついに自立出来なく
なり倒壊に至る。そして、その修復は多大な労力と時間
を必要とすると共にコークス炉の稼動率を低下しなけれ
ばならない等の問題点を有するものであった。
[課題を解決するための手段コ 本発明は、このようにボイラーチューブの溶損事故を伴
うこと無く、しかもスローピングフリュー1cの柱煉瓦
10倒壊が発生しない乾式消火装置を提供することを目
的とするものである。
本発明者等は第1図及び第2図に示す放散管22から従
来大気放散していた130℃〜180 tの低温冷却ガ
スが冷却器6で冷却するガス量の5〜6%(冷却塔1の
冷却処理能力により多少異なる)に及ぶ事に着目し、種
々実験検討を繰返した。
この結果、放散管22から大気放散していた低温冷却ガ
スを前記空気吸引口21bの近傍からそのままスローピ
ングフリュー1c内に吸引すると、第6図(吸引空気一
定)に示すごとく、吸引する低温冷却ガス量の増加に応
じて、前記柱煉瓦lOの倒壊原因となる該柱煉瓦1oの
4度変動が小さくなり操業上問題とならない60〜50
を範囲に抑制する事が出来た。
更に、冷却塔1のコークスから発生するH2、CO等の
可燃ガス量又はこのガスを燃焼するのに必要な空気吸引
管21から吸引する空気量に応じて、導入低温冷却ガス
量を調整すると前記柱煉瓦10の温度変動を更に小さく
する事が出来た。
しかも、その吸引低温冷却ガス量は従来放散管22から
大気放散していた量以内で充分であるという知見を得た
又、実操業においては、前記冷却塔1内のコークスから
発生するH2、CO量の変化は急激に発生するものでは
なく、緩やかに発生する為、スローピングフリュー1c
内に吸引する低温冷却ガス量は必ずしも自動的に調整す
る必要が無く、作業者が8時間に1回程度、コークス炉
の稼動率及び/又はダストキャツチャ−3後方のダクト
7内冷却ガスの成分測定値で予測する可燃ガス量に応じ
て手動調整するようにしてもさしつかえ無いという知見
を得た。
本発明はこの知見に基づいてなされたものであり、その
特徴とするところは上部より受け入れた赤熱コークスと
底部より吹込んだ低温冷却ガスを向流接触して該赤熱コ
ークスを冷却して底部より排出すると共に高温になりた
冷却ガスを上側部のスローピングフリューを通して排出
する冷却塔と、該スローピングフリューから排出した高
温冷却ガスを熱回収設備に導入して熱回収した後、ブロ
ワー、冷却器を通して再び冷却塔の底部に供給する冷却
ガス循環系路と、前記スローピングフリューに設けた空
気吸引口を通して該スローピングフリュー内に空気を導
入する空気吸引管と、該空気吸引管に介設した空気導入
調節弁を有するコークスの乾式消火装置において、前記
冷却器下流側の冷却ガス循環系路と前記空気吸引管又は
前記スローピングフリューの空気吸引口の近傍とを連通
ずるバイパス配管を設け、該バイパス配管の途中に流量
調節弁を介設したことを特徴とするコークスの乾式消火
装置の手段を有するものである。
[作 用] 本発明の作用を第1図及び第2図を参照しつつ以下に説
明する。
冷却器6から流出した低温冷却ガスの一部をバイパス配
管20によりダクト7から分流する。
この分流した低温冷却ガスを空気吸引管21と連結した
空気吸引口21bの近傍のスローピングフリュー1c内
に連通した冷却ガス吸引口20cを通してスローピング
フリュー1c内に吸引して、スローピングフリュー1c
内でH2、co等の可燃ガスが空気中の酸素と反応して
発生した燃焼熱を直ちに吸収してもよく、又は空気吸引
管21の途中にバイパス配管20を連結して空気と一緒
にスローピングフリュー1c内に吸引することにより、
燃焼速度を抑制すると共に燃焼熱を直ちに吸収してもよ
い。
かくして、スローピングフリユ−1c内面煉瓦への熱伝
達を阻止し、前記柱煉瓦10の温度上昇を防止するもの
である。
その低温冷却ガス吸引量はH2、CO等の可燃ガス含有
量の変動原因となるコークス炉の稼動率及び/又は燃焼
後の冷却ガスの成分により調整するか、又は前記空気吸
引量に応じて調整する。
これにより、スローピングフリューICの柱煉瓦lOの
膨張・収縮に起因する該柱煉瓦10の倒壊を防止し、安
定した操業を可能とするもので、しかも、低温冷却ガス
を使用することにより系全体のガスバランスが安定し、
既設のコークス乾式消火装置に容易に設ける事を可能と
するものである。
[実施例] 第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す図であり、
図中20は冷却器6の下流側のダクト7とスローピング
フリュー1cの空気吸引口21b近傍に設けた冷却ガス
吸引口20bを連通接続し、途中に流量調整弁2Qaと
2(lbを有するバイパス配管、21は一端を大気に開
放し、他端をスローピングフリューICの空気吸引口2
1bに連接した空気吸引管であり、該空気吸引口21b
は冷却ガス吸引口20cと交互に設けている。21aは
空気吸引管21の途中に介設した流量調整弁、22は流
量調整弁20aと20bの間のバイパス配管20に連接
した放散管、23は■2、CO発生量演算器、24は空
気吸引量演算器、25は流量調整弁21aの開度を演算
する演算器、26と29は調節器、27と32は駆動部
、28は冷却ガス吸引量を演算する演算器、33は流量
調整弁20bの開度を演算する演算器、30は冷却ガス
中のガス成分を測定するガス成分測定器、31は演算器
である。
なお1〜10は第7図の符号と同じであり、ここでは説
明を省略する。
前記と同様に冷却器6で130〜180℃に冷却された
冷却ガスの大部分はダクト7を通って冷却塔1のクーリ
ングチャンバ−1b下部より吸込まれ、残部(下記スロ
ーピングフリュー1c内に導入した空気量とクーリング
チャンバー1b内で発生したH2及びC0ff1に相当
する量)はバイパス配管20を上昇する。
このクーリングチャンバ−1b下部より吸込む冷却ガス
量は該ブレチャンバ−1a上部の圧力を圧力測定器Tp
で測定し、その測定値に応じて流量調整弁20aを調整
して、該ブレチャンバ−1a上部が所定の負圧となるよ
うに調整されている。
この吹込まれた冷却ガスはクーリングチャンバー1b内
を降下中の赤熱コークスと向流接触して1000℃〜9
00℃に昇温すると共に赤熱コークスの未乾留分から生
ずるH2及びCOを含んだ高温の冷却ガスとなり、吸引
口9よりスローピングフリュー1c内に流入する。
このH2及びGOは空気吸引管21を通して空気吸引口
21bより吸引された空気により燃焼しつつ仕切板Sに
より仕切られたスローピングフリューIC内を矢印A、
B方向に流れる。
このH2及びCOが燃焼すると発熱するが、この熱は空
気吸引口21bに隣接した冷却ガス吸引口2Dcよりバ
イパス配管20を通って上昇する冷却ガスを吸引して、
直ちに冷却するものである。
尚、この燃焼用の空気及び冷却用の低温冷却ガスのスロ
ーピングフリューIC内への導入位置としては、スロー
ピングフリューIC縦断面中央部で、しかも、その箇所
数は吸引口9の数に対応させる事が、柱煉瓦10の温度
変動を小さくする上で好ましい。
次に、空気吸引管21を通して空気吸引口21bより吸
引する空気量及び冷却ガス吸引口20cよりバイパス配
管20を通して吸引する冷却ガス量の調整について説明
する。
予じめコークス炉の稼動率とクーリングチャンバー1b
内で発生するH2、C(htとの関係を記憶させたH2
、CO発生量演算器23に現在のコークス炉稼動率を設
定器34より人力してH2、CO発生量を算出し、その
値を空気吸引ユ演算器24に出力する。
空気吸引量演算器24は人力した算出H2、CO発生量
に応じて必要空気(酸素以下02と称す)二を算出し、
演算器25.28に出力する。
尚、この際H2、COが1〜2%程度残る空気(0゜)
二とすることが好ましい。
演算器25は必要空気量(酸素量)に応じて流量調整弁
21aの開度を演算して調節器26に出力する。かくし
て、調整器26は駆動部27を通じて流量調整弁21a
を調整操作する。
又、ダストキャツチャ−3後方のダクト7に冷却ガスの
成分を測定する測定器30を設け、この測定器30で測
定したH2、C0102量で空気(02)量の過不足を
演算器31で演算し、この値を空気吸引量演算器24に
フィーバツクすることが好ましい。
演算器28は予じめ11□、CO量と空気(02)導入
により該)12、COが燃焼して発生する熱量との関係
を記憶しておき、この関係と空気吸引量演算器24から
人力した必要空気(02)量から吸引冷却ガス量を演算
し、演算器33に出力する。
演算器33は演算器28で演算した吸引冷却ガス量によ
り流量調整弁21aの開度を演算して調整器29に出力
する。該調整器29は駆動部34を通じて流量調整弁2
0bを調整操作する。
このようにして、バイパス配管20を上昇してきた冷却
ガスの一部は冷却ガス吸引口20cを通してスローピン
グフリュー10に流入し、残りの冷却ガスはバイパス配
管20に設けた放散管22より放散する。
このようにして、コークス炉より押出した赤熱コークス
を冷却した結果を従来例と共に下表に示す。
又、第5図に他の実施例を示すにれはバイパス配管20
をスローピングフリューICの冷却ガス吸引口20c連
通するのでは無く、空気吸引管21に連通し、空気と冷
却ガスを同時にスローピングフリューIC内に導入する
ものである。
その他の構成は前記実施例と同一である。
[効 果コ 以上説明したごとく、本発明はスローピングフリューI
C内に空気を吸引して該フリューIC内に流入した高温
の冷却ガス中のH2、COを燃焼しても、その燃焼熱を
従来大気中に放散して17Nた低温の冷却ガスを吸引し
て直ちに低下して、スローピングフリユ−1c内面煉瓦
の温度変化を防止出来るので、ランニングコストを全く
かけることなく、しかも冷却系内のガスバランスを壊す
ことなく上記スローピングフリューIC入口の柱煉瓦の
膨張・収縮に起因する脱落を防止して、長期に渡って安
定した操業を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第2図は本
実施例の冷却塔1上部の側面図、第3図は第1図中C−
C矢視図、第4図はコークス炉での火落ちから冷却塔に
装入するまでの経過時間とコークスから流出する)12
+cO量の関係を示す図、第5図は他の実施例を示す図
、第6図は低温冷却ガス吸引量とスローピングフリユ−
1c内柱煉瓦温度変動の関係を示した図、第7図は従来
の乾式消化装置の概略図である。 1;冷却塔     1a:プレチャンバー1b:クー
リングチャンバー ICニスロービングフリュー 2;ダストキラチャー 3:ボイラー    4=サイクロン 5ニブロワー    6=冷却器 7:ダクト     8:放散管 9:吸引口     10:柱煉瓦 20:バイパス配管 21:空気吸引管20a、20b
、21a  :流量調整弁23:L、CO発生!演算器 24:空気吸引量演算器 25.28.31 :演算器 26.29:調節器 27.32:駆動部 30;ガス成分測定器 34:設定器    Tp:圧力訃 T1 ;スローピングフリュー外筒壁煉瓦T2 ニスロ
ービングフリュー内筒壁煉瓦第2図 5ニブロワー 6、冷却器 9、吸引口 ち l・冷却塔 第5図  、。o7、イt<yRW 20a、20b、2+a:i!EFi整弁第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部より受け入れた赤熱コークスと底部より吹込ん
    だ低温冷却ガスを向流接触して該赤熱コークスを冷却し
    て底部より排出すると共に高温になった冷却ガスを上側
    部のスローピングフリューを通して排出する冷却塔と、
    該スローピングフリューから排出した高温冷却ガスを熱
    回収設備に導入して熱回収した後、ブロワー、冷却器を
    通して再び冷却塔の底部に供給する冷却ガス循環系路と
    、前記スローピングフリューに設けた空気吸引口を通し
    て該スローピングフリュー内に空気を導入する空気吸引
    管と、該空気吸引管に介設した空気導入調節弁を有する
    コークスの乾式消火装置において、前記冷却器下流側の
    冷却ガス循環系路と前記空気吸引管又は前記スローピン
    グフリューの空気吸引口の近傍とを連通するバイパス配
    管を設け、該バイパス配管の途中に流量調節弁を介設し
    たことを特徴とするコークスの乾式消火装置。 2 上部より受け入れた赤熱コークスと底部より吹込ん
    だ低温冷却ガスを向流接触して該赤熱コークスを冷却し
    て底部より排出すると共に高温になった冷却ガスを上側
    部のスローピングフリューを通して排出する冷却塔と、
    該スローピングフリューから排出した高温冷却ガスを熱
    回収設備に導入して熱回収した後、ブロワー、冷却器を
    通して再び冷却塔の底部に供給する冷却ガス循環系路と
    、前記スローピングフリューに設けた空気吸引口を通し
    て該スローピングフリュー内に流入するH_2及びCO
    等の可燃ガス量に応じてスローピングフリュー内に空気
    を導入する空気吸引管と、該空気吸引管に介設した空気
    導入調節弁を有するコークスの乾式消火装置において、
    前記冷却器で冷却した低温冷却ガスを、前記可燃ガス量
    に応じて前記空気吸引管から空気と一緒又は前記スロー
    ピングフリューの空気吸引口の近傍に導入することを特
    徴とするコークスの乾式消火方法。 3 上部より受け入れた赤熱コークスと底部より吹込ん
    だ低温冷却ガスを向流接触して該赤熱コークスを冷却し
    て底部より排出すると共に高温になった冷却ガスを上側
    部のスローピングフリューを通して排出する冷却塔と、
    該スローピングフリューから排出した高温冷却ガスを熱
    回収設備に導入して熱回収した後、ブロワー、冷却器を
    通して再び冷却塔の底部に供給する冷却ガス循環系路と
    、前記スローピングフリューに設けた空気吸引口を通し
    て該スローピングフリュー内に流入するH_2及びCO
    等の可燃ガス量に応じてスローピングフリュー内に空気
    を導入する空気吸引管と、該空気吸引管に介設した空気
    導入調節弁を有するコークスの乾式消火装置において、
    前記冷却器で冷却した低温冷却ガスを前記空気吸引管か
    らの空気と一緒に又は前記スローピングフリューの空気
    吸引口の近傍に導入すると共に前記空気吸引管からの空
    気吸引量に応じて低温冷却ガスの導入量を調節すること
    を特徴とするコークスの乾式消火方法。 4 上部より受け入れた赤熱コークスと底部より吹込ん
    だ低温冷却ガスを向流接触して該赤熱コークスを冷却し
    て底部より排出すると共に高温になった冷却ガスを上側
    部のスローピングフリューを通して排出する冷却塔と、
    該スローピングフリューから排出した高温冷却ガスを熱
    回収設備に導入して熱回収した後、ブロワー、冷却器を
    通して再び冷却塔の底部に供給する冷却ガス循環系路と
    、前記スローピングフリューに設けた空気吸引口を通し
    て該スローピングフリュー内に空気を導入する空気吸引
    管と、該空気吸引管に介設した空気導入調節弁を有する
    コークスの乾式消火装置において、前記冷却器下流側の
    冷却ガス循環系路と前記空気吸引管又は前記スローピン
    グフリューの空気吸引口の近傍とを連通するバイパス配
    管と、該バイパス配管の途中に介設した低温冷却ガス流
    量を調整する流量調整弁と、コークス炉の稼動率又は前
    記冷却ガス循環系路中のガス成分に応じてスローピング
    フリュー内に導入する空気量を演算する空気導入量演算
    器と、該空気導入量演算器からの空気導入量に応じて前
    記空気導入調節弁の開度を演算し、該空気導入調節弁を
    動作する動作部に演算結果を出力する空気導入調節弁開
    度演算器と、前記空気導入量演算器で演算した空気導入
    量に応じて前記バイパス配管からスローピングフリュー
    内に導入する低温冷却ガス量を演算する低温冷却ガス導
    入量演算器 と、該低温冷却ガス導入量演算器で演算した低温冷却ガ
    ス導入量に応じてバイパス配管に設けた前記流量調整弁
    の開度を演算し、該流量調整弁を動作する動作部に演算
    結果を出力する流量調整弁開度演算器を設けることを特
    徴とするコークスの乾式消火装置。
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