JPH01240214A - 製本用溝切刃 - Google Patents

製本用溝切刃

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JPH01240214A
JPH01240214A JP6188588A JP6188588A JPH01240214A JP H01240214 A JPH01240214 A JP H01240214A JP 6188588 A JP6188588 A JP 6188588A JP 6188588 A JP6188588 A JP 6188588A JP H01240214 A JPH01240214 A JP H01240214A
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JP
Japan
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groove
groove cutting
cutting blade
book
grooves
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JP6188588A
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Isamu Miura
勇 三浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は製本作業工程で製本されるべき本の背表紙貼
着部分を切り揃えるための製本用カッターに装着される
製本用溝切刃に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の製本用溝切刃が装着されるカックーとし
て、例えば、第10図に示す丸のこ式カッター、第11
図に示す薄刃式カッター、その他に単独刃式カッター等
があった。
第10図の丸のこ式カッターにお℃・て、1は円板状の
カッターベース、2はカッターベース1の外周縁部に一
体形成された丸のこの尖鋭切刃、3はカッターベース1
を回転駆動系統の軸に嵌込むための中心孔、4は回転駆
動系統の出力盤にカッターベース1を締着するための取
付孔、5aは製本されるべき本6の背部にのり溝を削設
する溝切刃本体7の取付孔である。
第10図の丸のこ式カッターは上記のように構成され万
力等で挟持された製本されるべき本6が回転駆動状態の
カッターベース1に向って供給され、その切刃2によっ
て前記本6の背部6aが切り揃えられ、かつその切り揃
えられた背部6aには溝切刃本体7によって第12図示
のようにのり付は用ののり溝Sが切削される。
第11図の薄刃式カッターは第10図の丸のと式カッタ
ーの切刃2が薄刃に置き換わっているもので、その他の
構成は路間−のため同一または相当部分には同一符号を
付して構成および作用説明は省略する。
さらに、単独刃式カッター(図示せず)は、カッターベ
ースに1枚づつ切刃を給料部材て固定されたものであっ
て、その他の構造は第10図、第11図と同様である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の溝切刃本体7は、第13図示のように、単なるバ
イトで形成され、その溝切刃部7aは、先端部7alに
しか形成されておらず、その側面部722には歯部は全
く形成されていない。そとで、のり溝Sを削設する過程
では、先端歯部721部分で本6の背部6aを押圧しな
がら引き裂く形で行うので、のり溝Sを削設しにくく、
そのため高速回転をせざるを得す、著しい騒音が発生し
た。
また、上述のように溝切刃本体7の側面部7a2には、
全く歯部が形成されていないので、第14図、第15図
示のように、のり溝Sの側溝S1を切削するのが困難と
なり、本6の背部6aにバリAが発生した。このバIJ
 p、は、背部6aののり付は時にのりに対してピンホ
ールの弊害となり、本6の背部6aと表紙との接着に重
大な障害となる。
ところで、本6の背部6aと表紙とを確実に接着するた
めには、のり溝Sを多数削設した方が好ましいが、従来
の溝切刃本体7では多数条ののり溝Sを削設するとそれ
に比例してバリAが発生するので、多数ののり溝Sを削
設するのを断念せざるを得す、その結果上記接着が十分
に行えなし・という問題点があった。また、従来の溝切
刃本体7では、のり溝Sの削設に伴って生ずる紙粉を排
出する手段がないので、本6中に紙粉が入り込んだりす
る問題点が生じていた。そのため、カッターベース1を
高速回転にして遠心力によって、紙粉を排出する手段が
作用されていた。そのため、高速回転による騒音は不可
避であった。
さらに、従来の溝切刃本体7では、溝切刃本体7を1本
づつカッターベース1に穿設された取付孔5に固定する
必要があり、さらに、この溝切刃の位置はカッターベー
ス1の中心から各々異なるので、その刃部の設定角度を
各々調整する必要があり、それらの作業は著しく多大な
手数を用した。
しかも溝切刃の角度調整が不十分である場合には、のり
溝が重なり合ったりして効果的なのり付けが行えないと
いう欠点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたものであって、パリのないのり溝をスムーズかつ確
実に形成でき、しかも紙粉を確実に外部へ排出できると
共に本の背部に1個の溝切刃で複数条ののり付き溝を円
滑に整然と形成でき製本用溝切刃を提供することを目的
とする。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を製本用カッターに適用した
場合を示し説明する。
第1図にお℃・て、円板状のカッターベース1の外周縁
部に沿って所定の間隔で一体形成された複数の切刃2は
、第2図示のようにカッターベース1の外周縁部からそ
れぞれ一定の高さまで立ち上がってそのカッターベース
1と同心環状の配列構成になっている。
上記切刃2は、第1図示のように、カッターベース1の
外周縁に沿う外側が行き刃部2aが形成されている。
ここで、行き刃部2aは、第1図および第2図示のよう
に、上方に向かうに従って内方へ傾斜形成されている。
この傾斜角度αは例えば1°〜20゜前後に形成されて
いる。尚、この角度は何ら限定されるものではない。
このように、この発明の行き刃部2aは、製本すべき本
6中を尖鋭な形で切り込んでいき、本6を押圧しながら
無理に引き裂く形で切削していくものではなく、第2図
、第3図示のように大きな面積を有し、かつ従来とは逆
に本6の進行方向に所定角度傾斜している。従って、こ
の実施例の行き刃部2aでは従来のように製本すべき本
6の背部を押圧しながら引き裂く形で無理な力を付与し
て切削するのではないので、低迷回転でもスムーズに本
6の背部の切削ができ、本6の切削終端のパリが生じな
い。しかも加工時の騒音を著しく低減できる。
7はカッターベース1に設げられた溝切刃本体であり、
この溝切刃本体7は第4図示のように取付孔5aに嵌合
される軸部8に固定部材9を介して着脱可能に固定され
ている。
上記溝切刃本体7は製本すべき本6の背部にのり溝を形
成するものであって、この実施例では、第1図第5図示
のように2つの溝切刃本体7が設けられている。
ここで、溝切刃本体7は、第6図示のように、その内側
に、先端歯部7a1.側面歯部722が形成された3面
歯である。従って、のり溝Sは、第6図示のように、3
面歯で無理なく削設できるので、従来のように、低速回
転でも十分であって、しかも、バIJ p、は全く生じ
ない。その結果、騒音も生じることなくまたのりのピン
ホールも全く発生しない。
また、溝切刃本体7の正面部には、第5図第6図示のよ
うに、紙粉を下方へ案内する紙粉逃がし溝7bが形成さ
れて℃・る。そしてこの溝切刃本体7は第4図示のよう
にネジ10によって締付けられる固定部材9により軸部
8に着脱可能に固定されている。
上記軸部8には、溝切刃本体7の紙粉逃がし溝7bの対
応位置に紙粉排出用の排出溝8aが形成され、紙粉を取
付孔5aを介してカッターベース1の裏面から排出でき
る。この軸部8の固定は、第2図のように、カッターベ
ース1に孔1aを介して側壁面から螺合され、テーパ面
81)に先端が当接した固定ネジ11によって行われる
。これにより、第1図、第7図示のように溝切刃7のカ
ッターベース1の中心1aを結ぶ線に対して適正角度に
必然的に位置決めされた状態に取付は固定される。ここ
で、溝切刃本体7は、この実施例では例えば第1図示の
ように、カッターベース1の直径と直角程度(この角度
も何ら限定されるものではない。)に形成されている。
このように傾斜配置されて℃・ることによって、のり溝
を上記背部に形成する場合、溝切刃本体7の複数の刃部
が背部に一度に切削当接することがなく、順次、時間を
ずらして一枚づつ切削していくので、第8図示のように
のり溝Sがスムーズに形成できる。
また、必要に応じて溝切刃本体7の近傍の取付孔5bに
は第1図示のようにパリ切刃12がボルト13を介して
軸部14に着脱可能に取付けられても・る。このパリ切
刃12(第9図示)は、製本すべき本60紙質等の相違
により万−行き刃部2aの一次切削でパリが出た場合で
あっても、ここでパリを切削するものである。もしパリ
が存在すると、溝切刃本体7ののり溝切削時にのり溝S
を効果的に切削できない場合や、溝切刃本体7でこのパ
リを切削し溝切刃7に付着し、第15図のようにのり溝
SにパリAが発生し、表紙と本6の背部6aの接着の障
害となるからである。
また、このパリ切刃12にも、紙粉排出用の排出溝14
aが軸部14に形成され、紙粉を取付孔5bを介してカ
ッターベース1の裏面に排出できる。14bはテーパ面
である。また、パリ切刃12はカッターベース1の直径
と直角となる位置に配置されて℃・るが、何ら限定され
ることはない。
尚、この実施例では、溝切刃本体7を1つの軸部8に2
枚取付けたものとしたが、これに何ら限定されることは
な℃・。そしてのり溝Sをより多数の条溝とするために
は1つの軸部8に取付ける溝切刃本体7を増加させても
よいが、力、ターベース1の取付孔5aに嵌合する軸部
8を増加させてもよい。
また上記軸部8および軸部14の上下高位置調整はカッ
ターベース1を複数の適当な厚さの薄板で基台から浮か
せ、その状態で両軸部8,14を取付孔5a、5bに基
台に当接され嵌合させて、その高さ調整を行う。従って
、薄板による基台との浮かせ量によって定まる。
つぎに、上記実施例の作用を説明する。
カックーベース1は回転駆動系統に取付はセットされて
低速回転駆動される。この場合の回転数は11000R
P程度で充分である。
このような低速回転駆動状態のカッターベース1には一
方向から他方向に向って製本用の本6が搬送される。
このとき、本6の背部が、カックーベース1の搬入側に
て切刃2外側の行き刃部2aで一次切削される。
即ち、本6の背部は一次切削により耳部が切除されると
共に、この発明の特殊形状の行き刃部2aによって、切
削終端のパリが切除される。そして、パリが万一残存し
ていたとしても必要に応じて配置されたパリ切刃12に
より二次切削で完全にパリが切除されて仕上げられる。
また、本6の背部には、前述のように一次切削された後
、溝切刃本体7により複数条ののり溝Sが削設される。
この際、溝切刃本体7で確実にのり溝Sが削設されその
後述がし溝7bが、また軸部8の排出溝8aから溝切刃
7で切削された紙粉がカッターベース1の裏面に排出さ
れる。従って、紙粉は従来のように本6中に入り込む等
の虞れはない。
そして、必要に応じて、パリ切刃12が溝切刃7の前段
位置に配置される。これによって、−次切削で万一、パ
リが残存していても確実に切除され、溝切刃本体7に紙
粉が付着することはないので、溝切刃7によって、のり
溝Sは確実かつスムーズに形成される。
この場合、のり溝Sはカッターベース1の紙東搬入側と
搬出側の両方で複数条づつ整然と形成される。
〔発明の効果〕
この発明はパリのないのり溝をスムーズかつ確実に形成
でき、しかも紙粉を確実に外部へ排出できると共に本の
背部に1個の溝切刃本体で複数条ののり付き溝を円滑に
整然と形成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すカッターの平面図、
第2図は第1図の一部断面図、第3図は切刃の説明断面
図、第4図は溝切刃の背面図、第5図は溝切刃の斜視図
、第6図は溝切刃本体の斜視図、第7図は溝切刃の固定
説明図、第8図はのり溝の説明図、第9図はパリ切刃の
斜視図、第10図、第11図は従来のカッターの平面図
、第12図、第14図、第15図はのり溝の説明図、第
13図は従来の溝切刃の斜視図を示す。 1・・・カッターベース、2・・・切刃、2a・・行き
刃部、6・・・本、6a・・本の背部、7・・・溝切刃
本体、8・・・軸部、8a・・・排出溝、12・・・パ
リ切刃第14図 昭和  年  月  日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙粉排出用の排出溝を有する軸部と、この軸部に設けら
    れた溝切刃本体と、この溝切刃本体に形成された3面歯
    を有する溝切刃部とを備えた製本用溝切刃。
JP6188588A 1988-03-17 1988-03-17 製本用溝切刃 Pending JPH01240214A (ja)

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JP6188588A JPH01240214A (ja) 1988-03-17 1988-03-17 製本用溝切刃

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JP6188588A JPH01240214A (ja) 1988-03-17 1988-03-17 製本用溝切刃

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JPH01240214A true JPH01240214A (ja) 1989-09-25

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JP6188588A Pending JPH01240214A (ja) 1988-03-17 1988-03-17 製本用溝切刃

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JP (1) JPH01240214A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102649181A (zh) * 2011-02-25 2012-08-29 兼房株式会社 组合刀具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102649181A (zh) * 2011-02-25 2012-08-29 兼房株式会社 组合刀具
JP2012176448A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Kanefusa Corp 組み合わせカッタ

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