JPH01239349A - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents

ヒートポンプ式給湯装置

Info

Publication number
JPH01239349A
JPH01239349A JP63065215A JP6521588A JPH01239349A JP H01239349 A JPH01239349 A JP H01239349A JP 63065215 A JP63065215 A JP 63065215A JP 6521588 A JP6521588 A JP 6521588A JP H01239349 A JPH01239349 A JP H01239349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
heating operation
time
heating
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63065215A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Uchida
光陽 内田
Hiroshi Mitsune
三根 博史
Shinji Ehira
江平 伸次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP63065215A priority Critical patent/JPH01239349A/ja
Publication of JPH01239349A publication Critical patent/JPH01239349A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はヒートポンプサイクルにおける冷媒の凝縮熱
によって貯湯タンク内の湯水を加熱するヒートポンプ式
給湯装置に関するものである。
(従来の技術) 上記のようなヒートポンプ式給湯装置の従来例としては
、例えば特開昭59−231354号公報記載の装置を
挙げることができる。その装置では、貯湯タンク内の湯
水の加熱と共に、室内の冷暖空調運転を兼用する構成と
なされている。すなわち、室外熱交換器、室内熱交換器
、及び貯湯タンク内jこ配設された給湯用熱交換器を(
iiffえ、圧縮機からの吐出冷媒を室内熱交換器から
室外熱交換器へと回流させることによって暖房運転を、
また室外熱交換器から室内熱交換器へと回流させること
によって冷房運転をそれぞれ行う一方、圧縮機からの吐
出冷媒を給湯用熱交換器から室外熱交換器へと回流させ
ることによって上記貯湯タンク内の湯水を加熱する給湯
加熱運転を行うようになされている。
ところで上記貯湯タンクは、例えば−日の湯の合計使用
量を見込んで、その使用量を貯溜し得る内容量のものが
設置される。さらに詳しくは、ヒートポンプシステムで
加熱し得る最高温度、例えば65°Cまで沸上げたとき
の貯湯熱量、すなわち給水水温状態から上記沸上げ設定
温度までの上昇温度に貯湯量を乗じて得られる貯湯熱量
が、−日の合計使用熱量に略匹敵するように貯湯タンク
の選定がなされるのである。
そして貯湯タンクの構造としては、上部側から給湯する
と同時に下部側に給水して貯湯タンク内の湯水の全体量
を一定に維持する置換形のものが近年釜々採用されてい
る。つまり貯湯タンク内全体の湯水を設定温度まで沸上
げた後には、上部側からの給湯量と同量の水が下部側に
補充され、そして貯湯タンク内では重力作用方向と同方
向の高低温度差状態であるために対流を殆ど生じず、し
たがって上部側の湯と下部側の水とがそれぞれ分離した
状態で貯溜される。その後、湯の使用がなされる毎に上
部側の湯量、すなわち残湯用が徐々に減少し、その骨上
部側の水の量が増加し、貯湯タンク内全体が水に置き換
わったときに、残湯雇零、すなわち湯切れ状態となる。
上記のような貯湯タンク内の湯水を設定温度まで加熱す
る運転は、−日における運転時間帯を指定することによ
って経済性を向上することができる。つまり、−日にお
ける一般的な湯の使用パターンは、夕刻の風呂への給湯
時に多量の使用がなされるものであり、そこでこの給湯
時刻直前を沸上げ指定時刻として設定し、この指定時刻
に設定温度まで沸上がるように設定される加熱運転時間
帯のみにおいて加熱運転を行うように制御するのである
。これにより加熱運転は、昼間から夕刻にかけての外気
温の高いときに行われることとなり、例えば深夜等の外
気温の低い間に行われる場合に比べてエネルギ効率(E
ER)の高いヒートポンプサイクルでの加熱運転が行わ
れるので、運転経費゛が少なくて済む。また沸上げ後に
は大部分かすぐに使用されることとなるので、高温温度
状態で保持される間の大気中への放散熱量も少なくなり
、これによっても経済性の向上を図ることができる。
」       (発明が解決しようとする問題点)と
ころで上記の運転時間帯の長さは、この間での加熱運転
によって付与し得る貯湯熱量が、前記した一日の合計使
用熱量に略匹敵する量となるように設定される。しかし
ながら上記の合計使用熱量は種々変動するものであり、
例えば風呂への給湯量以外の使用量が、予め見込んだ量
よりも予想外に多くなるような場合には、上記の運転時
間帯で一律に制限された加熱運転では増大した使用熱量
に対応できなくなり、−日の途中で湯切れを生じて、使
用者の利用快適性を損なうこととなってしまう。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、沸上げ指定機能を有するヒートポンプ式給湯装置に
おいて、予想外の湯の使用がなされる場合にも湯切れの
解消を図って使用者の利用快適性を向上し得るヒートポ
ンプ式給湯装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこで第1図に示すように、この発明のヒートポンプ式
給湯装置は、圧縮機1に熱源側熱交換器10と、貯湯タ
ンク31内の湯水を加熱するための給湯用熱交換器23
とを接続すると共に、上記貯湯タンク31内の湯水の温
度を検出する湯温検出手段37を配設し、また上記貯湯
タンク31内の湯水を設定温度まで加熱する沸上げ指定
時刻を記憶する指定時刻記憶手段48と、上記沸上げ指
定時刻に合わせて沸上げるための加熱運転期間を設定す
る運転期間設定手段51と、上記貯湯タンク31内の湯
水を上記設定温度に近づけるべく運転を制御する加熱運
転制御手段52とを設け、さらに、上記加熱運転期間に
上記主加熱運転制御手段52による運転を行わせると共
に、上記沸上げ指定時刻における湯温が上記設定温度よ
りも低いときには、湯温が上記設定温度に達するまで上
記沸上げ指定時刻を超えて上記加熱運転制御手段52に
よる加熱運転を継続すべく制御する沸上げ運転制御手段
53を設けている。
(作用) 上記のヒートポンプ式給湯装置においては、加熱運転期
間の途中で湯が使用され、このとき貯湯タンク31に新
たに水が補給されることによって、沸上げ指定時刻に設
定温度までの加熱がなされなかった場合には、上記沸上
げ指定時刻を超えて設定温度までの加熱運転が継続され
る。つまり上記加熱運転期間での運転で、予め見込まれ
ている一日の合計使用熱量に略匹敵する熱量を付与する
と共に、この間に湯の使用が行われて、沸上げ指定時刻
に達するよりも先に貯湯熱量の使用がなされる場合には
、さらにこの使用熱量と諮問等の熱量を付与する加熱運
転が、上記加熱運転期間を超えて行われるのである。こ
のように上記では沸上げ指定時刻に合わせた加熱運転に
よって予め見込まれた一日の合計使用熱量を与えると共
に、さらにこの熱量を超える加熱運転も適宜行うように
なされているので、湯の使用−計が予想外に多(なる場
合にも、湯切れの発生をより低減させることが可能とな
り、使用者の利用快適性を向上することができる。
(実施例) 次にこの発明のヒートポンプ式給湯装置の具体的な実施
例について、圃面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第2図には、給湯加熱機能と共に、室内の冷暖空調
機能をも有する、いわゆるマルチシステムとして構成し
たヒートポンプシステムの冷媒回路図を示している。図
において、Xは室外ユニットであり、この室外ユニット
Xには、4基の室内ユニットA−Dと、給湯ユニットY
とが冷媒配管によって接続されている。
上記室外ユニットXは圧縮機1を存しており、この圧縮
機1の吐出配管2と吸込配管3とはそれぞれ四路切換弁
4に接続されている。なお上記圧縮機1は、その回転速
度つまり圧縮能力を制御するためのインバータ5を有す
るものであり、また上記吐出配管2には第1電俳弁6が
、上記吸込配管3にはアキュームレータ7がそれぞれ介
設されている。上記四路切換弁4には第1ガス管8と第
2ガス管9とが接続されているが、上記第1ガス管8は
室外熱交換器(熱源側熱交換器)10に接続され、また
上記第2ガス管9はヘッダー11に接続されると共に、
その途中にガス閉鎖弁12が介設されている。また上記
室外熱交換器10には、第1液管13が接続されており
、この第1液管13は受液器14に接続されると共に、
その途中には第1膨張弁15が介設されている。なお上
記室外熱交換器10には、室外ファン29が付設されて
いる。上記受液器14には、第2液管16が接続されて
いるが、この第2液管16は途中に液閉鎖弁17の介設
されたものであって、上記第2ガス管9と第2液管16
との間には、複数(図の場合には4本)の分岐冷媒配管
18・・18が互いに並列に接続されており、各分岐冷
媒配管18・・18にはそれぞれ室内熱交換器19・・
19(1台のめ図示する)と、第2膨張弁20・・20
とが介設されている。なお各室内ユニッI−A〜Dは、
1台の室内ユニットAについてのみ図示するが、上記室
内熱交換器19・・19と室内ファン21・・21とに
よって構成されている。
一方上記圧′gi機1の吐出配管2には、さらに第3ガ
ス管22が接続されると共に、この第3ガス管22には
給湯ユニットyの給湯用熱交換器23が接続されており
、この給湯用熱交換器23ば、さらに第3液管24にて
受液器1iこ接続されている。上記第3ガス管22には
、第2電磁弁25が介設されており、また上記第3液管
24には、キャピラリチューブ26と逆止弁27とが介
設されている。なお上記給湯用熱交換器23は、貯湯タ
ンク31の底部側に配設されているものであり、この給
湯用熱交換器23でのa縮冷媒の凝縮熱によって貯湯タ
ンク31内の湯水が加熱されるように構成されているが
、その詳細については後で説明する。
上記構成のヒートポンプシステムにおいて、次に暖房空
調運転時の冷媒循環制御について説明すると、この運転
は、第1電磁弁6を開、第2電磁弁25を閉とし、圧縮
機1からの冷媒を、四路切換弁4、第2ガス管9を経由
して各室内熱交換器19・・19内でcE縮させ、次い
で第2液管16、第1液管13を経由して室外熱交換器
10内で蒸発させ、その後、第1ガス管8、四路切換弁
4から圧縮機1へと返流させることによって行う。この
場合の蒸発冷媒の過熱度制御は第1膨張弁15にて行い
、第2膨張弁20・・20では、各室内熱交換器19・
・19への冷媒分配量の制御を行う。一方、冷房運転を
行う場合には、四路切換弁4を切換えると共に、上記同
様に第1電硼弁6を開、第2電磁弁25を閉として圧縮
機1の運転を行う。そうすると冷媒は、四路切換弁4、
第1ガス管8を経由して室外熱交換器10内で凝縮し、
次いで第1液管13、第2液管16を経由して各室内熱
交換器19・・19内で蒸発し、その後第2ガス管9、
四路切換弁4を経て圧縮機lに返流される流れとなる。
この場合、第1膨張弁15は全開にし、また各第2膨張
弁20・・20で蒸発冷媒の過熱度を制御する。
次に給湯加熱運転は、第1電磁弁6を閉、第2電磁弁2
5を開にして圧縮機1を運転する。そうすると冷媒は、
第3ガス管22を経由して給湯用熱交換器23内にて凝
縮し、次いで第3液管24、受液器14、第1液管13
を経由して室外熱交換器IO内にて蒸発し、その後第1
ガス管8、四路切換弁4を経て圧縮機1に返流される流
れとなる。
この場合、各第2膨張弁20・・20は全閉にし、第1
膨張弁15にて蒸発冷媒の過熱度の制御を行う。なお暖
房、給湯の同時運転は、第1及び第2電磁弁6.25を
開とし、室内熱交換器19と給湯用熱交換器23との両
者で冷媒を凝縮させ、室外熱交換器10にて蒸発させる
冷媒回路によって行うことが可能である。
さらに上記システムにおいて冷房と給湯加熱の同時運転
、つまり冷房排熱を貯湯タンク31内に回収するための
運転を、第1電磁弁6を閉、第2電磁弁25を開、第1
膨張弁15を全開にして行う。そうすると冷媒は、第3
ガス管22を経由して給湯用熱交換器23内で凝縮し、
第3液管24、受液器14及び第2液管16を経て各室
内熱交換器19・・19内で蒸発し、その後、第2ガス
管9、四路切換弁4を経由して圧縮機lへと返流される
ことになる。この場合、各第2膨張弁20・・20にお
いて蒸発冷媒の過熱度の制御を行う。
上記の各運転は、室内温度や貯湯タンク31内の湯温を
それぞれ検出しながら、それらの検出温度がそれぞれ設
定温度に近づくような制御構成となされているものであ
るが、以下には上記給湯加熱運転の場合について、さら
に詳細に説明する。
初めに、第2図に示した給湯ユニットYの構成について
説明すると、前記貯湯タンク31は円筒状密閉形のタン
クによって構成されており、その内容量は、例えば冬場
の一日の湯の合計使用量を貯溜し得る容砒(例えば30
02程度)となされている。この貯湯タンク31の上端
部側の給湯口には給湯配管32が接続され、また下端部
側の給水口には給水配管33が接続されている。上記給
湯配管32の先端側のカラン(図示せず)が開弁さt 
      れる場合には、上記給水配管33を通して
作用する水道水の圧力によって、貯湯タンク31内の湯
が押し上げ式にその給湯口を通して給湯配管32へと給
湯される。上記貯湯タンク31の外周壁面には、上下方
向4箇所の位置に、例えばサーミスタ等によって構成さ
れる湯温センサ(湯温検出手段)37・・37がそれぞ
れ取着されており、貯湯タンク31内における各湯温セ
ンサ37の各取着位置に応する各水位の湯水の温度をそ
れぞれ検出するようになされている。これらの検出温度
を、例えば設定温度と比較していくことにより、貯湯タ
ンク31内の設定温度を超えている湯用を判別すること
も可能である。さらに上記装置においては、外気温度の
変化に応じて変化する給水水温を検出することにより、
外気温度状態を検出するためのサーミスタより成る給水
水温センサ38が給水配管33に取着されている。
第3図には、給湯加熱運転の制御系統図を示しており、
図のように、室外ユニットXは、室外制御装置41と、
インバータ制御装置42とを有している。このインバー
タ制御装置42は、室外制御装置41からの指令により
、空調負荷及び給湯負荷に応じた能力に前記インバータ
5での周波数、つまり圧縮機1の圧縮能力を制御するだ
めのものであり、また上記室外制御装置41によって、
さらに、暖房、冷房、給湯、冷房給湯等の各運転モード
に応じて、室外ファン2つの駆動速度や、前記した第1
及び第2電磁弁6.25、四路切換弁4、第1及び第2
膨張弁15.20・・20の作動が制atlされる。
一方、給湯ユニットYは、上記室外制御装置41に接続
された給湯用制御装置43を有しており、この給湯用制
御装置43には、前記湯温センサ37・・37と給水水
温センサ38とが接続されると共に、さらに台所等に配
置されるリモコンボックス44が接続されている。この
リモコンボックス44には、給湯加熱運転スイッチ45
と、湯温設定部46と、時計機能部47とが設けられて
いる。また図において、4日は、後述する廊下げ時刻を
指定する際の指定時刻の表示機能を兼ね備える指定時刻
記憶部(指定時刻記憶手段)であり、また、49は廊下
げ指定運転スイッチである。
上記給湯用制御装置43では、湯温センサ37、給水水
温センサ38での各検出信号や、上記リモコンボックス
44からの人力信号に応して、適宜、給湯加熱運転要求
信号を室外制御装置41に出力し、これにより前記した
給湯加熱運転が行われるが、このように上記給湯用制御
装置43でなされる制御について、第4図の制御フロー
チャートに基づいて説明する。
まずステップSlで、後述する運転時間帯か否かの判別
ピッ[−nに−1を初期設定し、次いでステップS2に
移行する。このステップは上記廊下げ指定運転スイッチ
49の操作状態を判別するステップであり、ここでは、
使用者によって廊下げ時刻指定運転が選択されている場
合について初めに説明する。このときステップS3にお
いて、上記指定時刻記憶部48に記憶されている指定時
刻の読込みを行い、次いでステップS4において、運転
時間帯(加熱運転期間)を設定する。これは、外気温状
態と共に変化する前記給水水温センサ38での検出水温
からますヒートポンプサイクルにおけろ加熱能力を求め
、そして貯湯タンク31内全体の水を、使用者によって
前記湯温設定部46に設定されている設定温度まで上昇
させるのに必要な時間を算出し、次いで廊下げ指定時刻
前の運転開始時刻を決定し、この開始時刻から廊下げ指
定時刻までとして設定される。
続いてステップS5において、このステップ処理時点に
おける時刻が、上記で設定された運転時間帯内であるか
否かを判別する。上記の運転時間帯外である場合には、
ステップS6、S5の繰返し処理となり、給湯加熱運転
の停止状態を維持して、運転時間帯となるまでの時間経
過を待つこととなる。
そして運転時間帯となった時、すなわち上記の運転開始
時刻においてステップS5から87に移行し、このステ
ップで前記判別ピッt−nにOを設定した後、次にステ
ップS8で、上記運転時間帯の終了時刻、すなわち廊下
げ指定時刻までの時間経過を判別しながら、以下のステ
ップ39〜S15の反復処理を行って、給湯加熱運転を
開始・継続する。すなわちステップS9において、貯湯
タンク31最下部位置に取着されている湯温センサ37
での検出値Tdを読込み、設定温度Tsからのこの検出
湯温Tdを引いた偏差Δ′Fを求め(ステップ510)
、続いてこのΔTが正であることを判別して(ステップ
511)、給湯加熱運転要求信号と上記へT信号とを室
外制御装置4Iに送信する(ステップ512)。
この結果、室外制御装置41によって、前記給湯用熱交
換器23へと冷媒を循環させる給湯加熱運転が行われる
。このとき、廊下げ指定時刻に達するまでの運転時間帯
には、上記の判別ビットnばOに維持されており、した
がって上記ステップS12から、上記nの判別ステップ
515を経て、ステップS8に戻ることとなり、これに
よりステップ88〜515の処理が繰返される結果、上
記の給湯加熱運転が継続され、検出湯温Tdが徐々に上
昇する。
そしてTdが設定温度Tsに達した時、すなわち貯湯タ
ンク31内全体の湯温がTsに達した時に八Tが0とな
る結果、ステップSllから813に移行して給湯加熱
運転要求信号の送信が停止され、袷?M JJIJ熱運
転炉運転される。この廊下がり時刻が前記指定時刻に略
一致するように上記運転時間帯が自動的に設定されてい
るのである。なお運転時間帯の開始時点において、貯湯
タンク31内に湯が残っている場合には、沸上げ指定時
刻に達する前に設定温度Tsに達することとなるが、こ
のときにも、上記停止ステップS13から、ステップS
14、S15を経てステップS8に戻る処理が繰返され
、停止状態を維持して沸上げ指定時刻に達するのを待つ
こととなる。またこの間に湯温が低下した場合には、上
記の繰返し処理の中で、ステップSllからS12、S
15に変更されて、給湯加熱運転が適宜再開され、した
がって湯温を設定温度Tsに維持する間欠運転状態とな
る。
そして沸上げ指定時刻に達するとステップS8から51
6に移行してまず判別ビットnに1が新たに設定される
。次いで、ステップS9からSllの処理でこのときの
湯温Tdが設定温度Tsに達していれば、ステップS1
3 、S14を経てステップS1に戻ることとなり、そ
の日の沸上げ時刻指定運転を終了して、次には翌日の沸
上げ時刻指定運転時間帯になるまで停止状態を維持する
このような沸上げ指定機能によって、貯湯タンク31内
全体の湯水を設定温度Tsまで加熱する運転期間を制限
する結果、前記したように、給湯加熱運転にかかる経済
性の向上を図ることができる。
ところで上記貯湯タンク31の内容量は、前記したよう
に、これに補給された水を設定温度まで加熱したときの
貯湯熱量が、予め見込まれた一日の合計使用熱量に略匹
敵するものとして選定され、そして上記の運転時間帯は
この間の加熱運転によって、上記の合計使用熱量を付与
し得る時間に設定される。しかしながら実際の湯の使用
量は大きく変動し、予想外に大量の使用がなされる場合
には、その途中で湯切れを生じることとなる。そこで、
上記においては、条件付きの補助加熱運転を行うように
して付与熱量をさらに多くし得ることとしており、この
ために、第4図の制御フローチャートにおいて、沸上げ
指定時刻に達したときに、すぐに運転の終了を行わず、
まずステップS16において判別ピッl−nに新たに1
を設定した後、このときの湯温Tdを設定温度Tsと比
較する(ステップs11 )。TdがTsに達していれ
ば、前記のように、ステップS1’3から514を経て
Slに戻り、この日の沸上げ時刻指定運転を終了するが
、上記TdがTsに達していないどきには、上記のステ
ップSllがら512に移行して、それまでの加熱運転
を!!続し、そしてステップS15から39に戻る処理
を繰返すこととしている。すなわち沸上げ指定時刻を超
えた後も、加熱運転が継続され、そしてこの加熱運転の
継続で湯温Tdが設定温度Tsに達した時に、ステップ
Sllから513に移行して運転が停止され、次いでス
テップ514から31に戻ることとなって、その日の沸
上げ時刻指定運転を終了する。
このように沸上げ指定時刻での湯温状態によっては、さ
らに追加の加熱運転が継続されるようになされている。
このため、通常4〜5時間に渡る長さで設定される上記
運転時間帯の途中で湯の使用が行われ、これと同時に貯
湯タンク31に新たに水が補給されたような場合に、以
後の沸上げ指定時刻までの加熱運転では貯湯タンク31
内全体の湯水を設定温度まで昇温させることかできなく
なるが、このようなときに、沸上げ指定時刻を超えて加
熱運転を継続し、設定温度までの沸上げを行うのである
。つまり、上記運転時間帯で、予め見込まれている一日
の合計使用熱量を付与すべく加熱運転を行っているとき
に、沸上げ指定時刻に達するよりも先に貯湯熱量の使用
がなさ丸る場合には、さらにこの使用熱量と路間等の熱
量を付与する加熱運転が、沸上げ指定時刻を超えて行わ
れる。
このように上記においては、予め見込んだ一日の合計使
用熱量を超える追加の加熱運転が、沸上げ指定時刻での
湯温状態に応じて自動的に行われるので、湯の使用量が
予想外に多くなる場合にも、湯切れの発生がより少なく
なり、使用者の利用決適性を維持・向上することが可能
となっている。
また上記実施例のように室内空調と給湯加熱とを同時運
転する構成の場合に、例えば冬場において前記運転時間
帯での暖房運転頻度が高くなり、これにより給湯加熱能
力が大幅に低下して、上記運転時間帯のみの加熱運転で
は、−日の合計使用熱量を付与し得なくなるおそれを生
ずる場合にも、上記のように沸上げ指定時刻を超えて運
転し得るよう制御することによって、確実に設定温度ま
での沸上げを行うことが可能となり、これによっても湯
切れの解消が圓られるので利用者の使用快適性が向上す
る。
なお前記リモコンボックス44における給湯加熱運転ス
イッチ45のON操作時や、沸上げ指定運転スイッチ4
9の操作時、また沸上げ指定時刻の変更操作時には、第
4図の制御フローチャートはリセットされて、ステップ
S1からスタートするようになされており、そして上記
の沸上げ指定運転スイッチが操作されて、上記の沸上げ
時刻指定運転が解除された場合には、第4図のステップ
S2から39に移行し、判別ビットnに−1が設定され
ている状態で、上記ステップS9から515に至り、そ
して上記S9に戻る処理が行われる。つまり加熱時間帯
は設定されずに、常時貯湯タンク31内の湯を設定温度
Tsに加熱維持する運転が行われる。したがって予め見
込んだ一日の合計使用熱量を大幅に超える湯の使用を行
う場合には、上記の沸上げ時刻指定を解除した運転を行
うことによって、湯切れをより確実に防止する運転とす
ることが可能である。
なお上記実施例においては、第4図のステップS3、S
4によって運転期間設定手段51を、またステップ89
〜S13によって加熱運転制御手段52を、ステップS
5〜S8. S14〜S16によって沸上げ運転側’+
IU手段53をそれぞれ構成しているが、その他の構成
することが可能である。また上記は、空調機能をも有す
る装置で説明したが、給湯専用の装置にもこの発明を適
用することが可能である。
(発明の効果) 上記のようにこの発明のヒートポンプ式給湯装置におい
ては、加熱運転期間での湯の使用等に応じて上記加熱運
転期間を超えた運転が適宜行われるので、予め見込まれ
た一日の合計使用熱量よりも多くの熱量を付与すること
が可能であり、この結果、予想外の湯の使用がなされる
場合にも湯切れの発生が低減されることとなり、使用者
の利用快適性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のヒートポンプ式給湯装置の機能ブロ
ック図、第2図はこの発明を適用すると共に室内空調機
能も有するヒートポンプシステムとして構成した装置の
冷媒回路図、第3図は上記ヒーI・ポンプシステムにお
ける給湯加熱運転の制御■系統図、第4図は上記ヒート
ポンプシステムにおける給湯加熱運転の制御フローチャ
ートである。 l・・・圧縮機、10・・・室外熱交換器(熱源側熱交
換器)、23・・・給湯用熱交換器、31・・・貯湯タ
ンク、37・・・湯温センサ(湯温検出手段)、48・
・・指定時刻記憶部(指定時刻記憶部9手段)、51・
・・運転期間設定手段、52・・・加熱運転制御手段、
53・・・沸上げ運転制御手段。 特許出願人       ダイキン工業株式会社、、、
:、i 、’、′ 一層、114..4 一;゛山′ 1□ ’)71’;− 4d       53 、i 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、圧縮機(1)に熱源側熱交換器(10)と、貯湯タ
    ンク(31)内の湯水を加熱するための給湯用熱交換器
    (23)とを接続すると共に、上記貯湯タンク(31)
    内の湯水の温度を検出する湯温検出手段(37)を配設
    し、また上記貯湯タンク(31)内の湯水を設定温度ま
    で加熱する沸上げ指定時刻を記憶する指定時刻記憶手段
    (48)と、上記沸上げ指定時刻に合わせて沸上げるた
    めの加熱運転期間を設定する運転期間設定手段(51)
    と、上記貯湯タンク(31)内の湯水を上記設定温度に
    近づけるべく運転を制御する加熱運転制御手段(52)
    とを設け、さらに、上記加熱運転期間に上記加熱運転制
    御手段(52)による運転を行わせると共に、上記沸上
    げ指定時刻における湯温が上記設定温度よりも低いとき
    には、湯温が上記設定温度に達するまで上記沸上げ指定
    時刻を超えて上記加熱運転制御手段(52)による加熱
    運転を継続すべく制御する沸上げ運転制御手段(53)
    を設けていることを特徴とするヒートポンプ式給湯装置
JP63065215A 1988-03-17 1988-03-17 ヒートポンプ式給湯装置 Pending JPH01239349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63065215A JPH01239349A (ja) 1988-03-17 1988-03-17 ヒートポンプ式給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63065215A JPH01239349A (ja) 1988-03-17 1988-03-17 ヒートポンプ式給湯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01239349A true JPH01239349A (ja) 1989-09-25

Family

ID=13280466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63065215A Pending JPH01239349A (ja) 1988-03-17 1988-03-17 ヒートポンプ式給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01239349A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028538A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Sanyo Electric Co Ltd ヒートポンプ式給湯装置及びその制御方法
JP2003161521A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ式給湯装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60164155A (ja) * 1984-02-06 1985-08-27 Mitsubishi Electric Corp ヒ−トポンプ式給湯機
JPS60205149A (ja) * 1984-03-29 1985-10-16 Sharp Corp ヒ−トポンプ式温水器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60164155A (ja) * 1984-02-06 1985-08-27 Mitsubishi Electric Corp ヒ−トポンプ式給湯機
JPS60205149A (ja) * 1984-03-29 1985-10-16 Sharp Corp ヒ−トポンプ式温水器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028538A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Sanyo Electric Co Ltd ヒートポンプ式給湯装置及びその制御方法
JP2003161521A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ式給湯装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100872225B1 (ko) 냉장고의 제어방법
EP1455145B1 (en) Heat pump type hot water supply device
US20130312443A1 (en) Refrigeration cycle apparatus and refrigeration cycle control method
JP3267187B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2012007751A (ja) ヒートポンプサイクル装置
JP2007327727A (ja) ヒートポンプ給湯機
JPH0735938B2 (ja) ヒートポンプ式冷房給湯機
JPH01239349A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JPH043865A (ja) 冷凍サイクル装置
JPH07111278B2 (ja) ヒートポンプ式暖房給湯機
JP6897657B2 (ja) ヒートポンプ装置、空気調和機、及び温水ユニット
JP2518412B2 (ja) 空気調和機
JPH0735937B2 (ja) ヒートポンプシステム
JPH01230959A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JPH0633914B2 (ja) ヒ−トポンプシステム
JP2912811B2 (ja) 空気調和装置
JP7415750B2 (ja) ヒートポンプサイクル装置
JPH0676864B2 (ja) ヒートポンプ式冷房給湯機
JP2006046839A (ja) 冷温水搬送システム
JP3630892B2 (ja) 空調装置
JP3588144B2 (ja) 並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御
DK179237B1 (en) A method for controlling a compressor of a heat pump
JP3599958B2 (ja) 空調装置
JPH01291052A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JPH10170179A (ja) 空調装置