JPH01238287A - 複写防止型磁気テープ録画装置 - Google Patents
複写防止型磁気テープ録画装置Info
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- JPH01238287A JPH01238287A JP63063708A JP6370888A JPH01238287A JP H01238287 A JPH01238287 A JP H01238287A JP 63063708 A JP63063708 A JP 63063708A JP 6370888 A JP6370888 A JP 6370888A JP H01238287 A JPH01238287 A JP H01238287A
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002301 combined effect Effects 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
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- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、製品ビデオテープの無断複写を防止する複写
防止型磁気テープ録画装置に関し、特に、サーボ系擾乱
対策を困難にして、従来に比し格段に確実に無断複写が
不可能になるようにしたものである。
防止型磁気テープ録画装置に関し、特に、サーボ系擾乱
対策を困難にして、従来に比し格段に確実に無断複写が
不可能になるようにしたものである。
(発明の概要)
本発明は、入力映像信号の垂直同期信号の前後においで
画像表示面にはオーバスキャンにより現れない水平走査
期間に振幅が変化する水平同期信号類似のパルス信号を
挿入するとともに、各水平同期信号の/jラックーチに
カラーバーストを避けた白パルス信号を挿入して磁気テ
ープに録画し、製品ビデオテープを再生して通常の受像
機で観視する際に受像機の同期走査系は乱さないが、他
のテープ録画装置で複写しようとすると精密サーボ制御
を行なう同期制御系を確実に擾乱して複写不能になるよ
うにしたものである。
画像表示面にはオーバスキャンにより現れない水平走査
期間に振幅が変化する水平同期信号類似のパルス信号を
挿入するとともに、各水平同期信号の/jラックーチに
カラーバーストを避けた白パルス信号を挿入して磁気テ
ープに録画し、製品ビデオテープを再生して通常の受像
機で観視する際に受像機の同期走査系は乱さないが、他
のテープ録画装置で複写しようとすると精密サーボ制御
を行なう同期制御系を確実に擾乱して複写不能になるよ
うにしたものである。
(従来の技術)
従来のこの種の複写防止型磁気テープ録画装置において
は、垂直帰線消去期間内の水平走査期間に100%IR
Eレベルの白パルス信号を挿入して他の磁気テープ録画
装置のAGC検波器の検出出力を極度に増大させ、AG
C増幅器の利得を極度に低下させる程度の複写防止策を
採っていた。
は、垂直帰線消去期間内の水平走査期間に100%IR
Eレベルの白パルス信号を挿入して他の磁気テープ録画
装置のAGC検波器の検出出力を極度に増大させ、AG
C増幅器の利得を極度に低下させる程度の複写防止策を
採っていた。
(発明が解決しようとする諜B)
しかしながら、上述した程度の従来の複写防止策では、
他の磁気テープ録画装置のAGC増幅系等に比較的簡単
な回避処置を施すことによって複写機能を維持し得るの
で、録画用映像信号に回避困難な擾乱策を施すのが従来
の課題であった。
他の磁気テープ録画装置のAGC増幅系等に比較的簡単
な回避処置を施すことによって複写機能を維持し得るの
で、録画用映像信号に回避困難な擾乱策を施すのが従来
の課題であった。
(課題を解決するための手段)
本発明の目的は、上述した従来の課題を解決し、他の磁
気テープ録画装置における同期走査サーボ制御系に少々
の回避処置を施したのでは複写機能の擾乱を回避し得な
いような擾乱策を入力映像信号に施す複写防止型磁気テ
ープ録画装置を提供することにある。
気テープ録画装置における同期走査サーボ制御系に少々
の回避処置を施したのでは複写機能の擾乱を回避し得な
いような擾乱策を入力映像信号に施す複写防止型磁気テ
ープ録画装置を提供することにある。
すなわち、本発明複写防止型磁気テープ録画装置は、入
力映像信号における垂直同期信号の近傍の複数の水平走
査期間に振幅が変化する水平同期信号に類似の擬似水平
同期信号を挿入するとともに、ほぼすべての水平同期信
号のブリーズウエイ区間にほぼ100%IREレベルの
パルスを挿入して磁気テープ録画用映像信号を形成する
映像信号処理手段を備えたことを特徴とするものである
。
力映像信号における垂直同期信号の近傍の複数の水平走
査期間に振幅が変化する水平同期信号に類似の擬似水平
同期信号を挿入するとともに、ほぼすべての水平同期信
号のブリーズウエイ区間にほぼ100%IREレベルの
パルスを挿入して磁気テープ録画用映像信号を形成する
映像信号処理手段を備えたことを特徴とするものである
。
(作 用)
したがって、本発明磁気テープ録画装置においては、そ
の製品ビデオテープをほぼ確実に無断複写不能にするこ
とができる。
の製品ビデオテープをほぼ確実に無断複写不能にするこ
とができる。
(実施例)
以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。
する。
まず、本発明複写防止型磁気テープ録画装置の要部をな
す映像信号処理回路の回路構成の例を第1図に示し、そ
の各部信号波形を第2図(a)〜(β)に順次に示す。
す映像信号処理回路の回路構成の例を第1図に示し、そ
の各部信号波形を第2図(a)〜(β)に順次に示す。
第1図示の構成においては、例えば他の磁気テープ録画
再生装置などの映像信号源1からの第2図(a)に示す
ような信号波形の入力映像信号Aを映像分配器2に供給
し、その分配出力の一方の同じ信号波形を有する映像信
号Bを映像混合器18に供給するとともに、他方の分配
出力の同じ信号波形を有する映像信号Cを同期分離器3
に供給し、その分離出力の第2図(b)に示すような信
号波形の複合同期信号りを垂直同期分離器4および水平
同期分離器8にそれぞれ供給する。
再生装置などの映像信号源1からの第2図(a)に示す
ような信号波形の入力映像信号Aを映像分配器2に供給
し、その分配出力の一方の同じ信号波形を有する映像信
号Bを映像混合器18に供給するとともに、他方の分配
出力の同じ信号波形を有する映像信号Cを同期分離器3
に供給し、その分離出力の第2図(b)に示すような信
号波形の複合同期信号りを垂直同期分離器4および水平
同期分離器8にそれぞれ供給する。
垂直同期分離器4により複合同期信号りから分離した第
2図(C)に示すような信号波形の垂直同期信号Eは、
フリップフロップ5に供給して、例えば垂直走査周期の
10〜500倍の繰り返し周期の第2図(d)に示すよ
うな信号波形の方形波信号Fを形成し、その方形波信号
Fを積分器6に供給して第2図(e)に示すような信号
波形の低周波信号Gに変換したうえで、可変減衰器7を
介して映像混合器17に供給する。この低周波信号Gの
周波数および振幅は、フリップフロップ5および可変減
衰器7によりそれぞれ所望の値に設定することができる
。
2図(C)に示すような信号波形の垂直同期信号Eは、
フリップフロップ5に供給して、例えば垂直走査周期の
10〜500倍の繰り返し周期の第2図(d)に示すよ
うな信号波形の方形波信号Fを形成し、その方形波信号
Fを積分器6に供給して第2図(e)に示すような信号
波形の低周波信号Gに変換したうえで、可変減衰器7を
介して映像混合器17に供給する。この低周波信号Gの
周波数および振幅は、フリップフロップ5および可変減
衰器7によりそれぞれ所望の値に設定することができる
。
一方、水平同期分離器8により複合同期信号りから分離
した第2図(f)に示すような信号波形の水平同期信号
Hは、フリップフロップ9および水平同期カウンタ回路
装置13に並列に供給する。なお、水平同期カウンタ回
路袋W13には、垂直同期分離器4からの垂直同期信号
Eをも供給する。
した第2図(f)に示すような信号波形の水平同期信号
Hは、フリップフロップ9および水平同期カウンタ回路
装置13に並列に供給する。なお、水平同期カウンタ回
路袋W13には、垂直同期分離器4からの垂直同期信号
Eをも供給する。
水平同期カウンタ回路装置13は、複数個のカウンタを
組合わせ、一つのカウンタの計数出力パルスを次のカウ
ンタ、あるいは、帰還接続した当該カウンタのセットパ
ルスとすることにより、垂直同期信号Eの立下がりをト
リガにして水平同期信号Hの計数を開始し、垂直同期信
号Eの前後において表示画面上オーバースキャンによっ
て現れない範囲におけるいずれか複数の水平同期信号H
の位置に、第2図(i)に示すような信号波形の複数個
の計数出力パルス信号Kを出力するが、その出力パルス
の位置および個数は、カウンタ回路装置13を構成する
各カウンタのプリセットにより任意に設定することがで
きる。それぞれ水平同期信号Hの位置に現れる計数出力
パルス信号には、フリップフロップ14に供給してそれ
ぞれの位置を水平走査期間に移し、第2図(j)に示す
ような信号波形りにするとともに、さらに、フリップフ
ロップ15に供給して第2図(k)に示すようにそれぞ
れのパルス幅を拡げた信号波形にし、さらに、可変減衰
器16に供給してそれぞれのパルス振幅を変化させて擬
似水平同期信号Mを形成し、映像混合器17に供給する
。
組合わせ、一つのカウンタの計数出力パルスを次のカウ
ンタ、あるいは、帰還接続した当該カウンタのセットパ
ルスとすることにより、垂直同期信号Eの立下がりをト
リガにして水平同期信号Hの計数を開始し、垂直同期信
号Eの前後において表示画面上オーバースキャンによっ
て現れない範囲におけるいずれか複数の水平同期信号H
の位置に、第2図(i)に示すような信号波形の複数個
の計数出力パルス信号Kを出力するが、その出力パルス
の位置および個数は、カウンタ回路装置13を構成する
各カウンタのプリセットにより任意に設定することがで
きる。それぞれ水平同期信号Hの位置に現れる計数出力
パルス信号には、フリップフロップ14に供給してそれ
ぞれの位置を水平走査期間に移し、第2図(j)に示す
ような信号波形りにするとともに、さらに、フリップフ
ロップ15に供給して第2図(k)に示すようにそれぞ
れのパルス幅を拡げた信号波形にし、さらに、可変減衰
器16に供給してそれぞれのパルス振幅を変化させて擬
似水平同期信号Mを形成し、映像混合器17に供給する
。
一方、フリップフロップ9においては、供給された水平
同期信号Hを遅延させて、第2図((イ)に示すような
信号波形の幅の狭いパルス信号■を水平同期信号バック
ポーチのカラーバーストを避けたブリーズウエイ区間に
出力し、その出力パルス信号■を反転器10に供給して
極性を反転させるとともに、引き続きフリップフロップ
11に供給してパルス振幅を伸張させ、さらに可変減衰
器12に供給して、第2図色)に示すような信号波形の
100%IREレベルを有する擬似白パルス信号Jを形
成し、映像混合器18に供給する。
同期信号Hを遅延させて、第2図((イ)に示すような
信号波形の幅の狭いパルス信号■を水平同期信号バック
ポーチのカラーバーストを避けたブリーズウエイ区間に
出力し、その出力パルス信号■を反転器10に供給して
極性を反転させるとともに、引き続きフリップフロップ
11に供給してパルス振幅を伸張させ、さらに可変減衰
器12に供給して、第2図色)に示すような信号波形の
100%IREレベルを有する擬似白パルス信号Jを形
成し、映像混合器18に供給する。
ついで、映像混合器17においては、上述のようにして
供給した低周波信号Gと擬似水平同期信号Mとを混合し
、低周波信号Gの周期で信号振幅が緩慢に変化する第2
図(2)に示すような信号波形の変動擬似水平同期信号
Nを形成して映像混合器18に供給する。
供給した低周波信号Gと擬似水平同期信号Mとを混合し
、低周波信号Gの周期で信号振幅が緩慢に変化する第2
図(2)に示すような信号波形の変動擬似水平同期信号
Nを形成して映像混合器18に供給する。
その結果、映像混合器18においては、入力映像信号A
と同じ信号波形を有する映像信号Bを変動擬似水平同期
信号Nおよび凝似白パルス信号Jによりそれぞれ抜き取
って形成した空白区間にそれらの擬似信号NにおよびJ
をそれぞれ挿入して合成し、第3図(a)に総合的に示
し、同図(b)に一部を拡大して示すような信号波形の
本発明による複写防止型録画用映像信号Pを形成する。
と同じ信号波形を有する映像信号Bを変動擬似水平同期
信号Nおよび凝似白パルス信号Jによりそれぞれ抜き取
って形成した空白区間にそれらの擬似信号NにおよびJ
をそれぞれ挿入して合成し、第3図(a)に総合的に示
し、同図(b)に一部を拡大して示すような信号波形の
本発明による複写防止型録画用映像信号Pを形成する。
上述のような信号波形の複写防止型録画用映像信号Pを
、挿入しである擬似信号NおよびJによってサーボ制御
系を擾乱されないように対策を施した自己録画装置によ
り録画した製品録画テープを再生して通常の受像機によ
り観視する場合には、通常の受像機の同期偏向回路では
ブロッキング発振器などを用いて比較的緩慢な同期制御
しか行なっていないので、垂直同期信号の前後における
水平走査期間に挿入した複数個の変動擬似水平同期信号
Nの総合作用で生ずる擬似垂直同期信号の効果によって
も、擬似水平同期信号Nが真正の垂直同期信号にあまり
接近していない限り、何ら影響を受けず、正常な同期偏
向による正常な再生画像を観視することができ、また、
通常の受像機の自動利得制御(AGC)回路ではいわゆ
るキード^GCあるいはペデスタルAGCなどを用いて
比較的緩慢なAGC作用しか行なっていないので、水平
帰線期間に挿入した凝似白パルス信号によっても何ら影
響を受けず、正常な再生画像を観視することができる。
、挿入しである擬似信号NおよびJによってサーボ制御
系を擾乱されないように対策を施した自己録画装置によ
り録画した製品録画テープを再生して通常の受像機によ
り観視する場合には、通常の受像機の同期偏向回路では
ブロッキング発振器などを用いて比較的緩慢な同期制御
しか行なっていないので、垂直同期信号の前後における
水平走査期間に挿入した複数個の変動擬似水平同期信号
Nの総合作用で生ずる擬似垂直同期信号の効果によって
も、擬似水平同期信号Nが真正の垂直同期信号にあまり
接近していない限り、何ら影響を受けず、正常な同期偏
向による正常な再生画像を観視することができ、また、
通常の受像機の自動利得制御(AGC)回路ではいわゆ
るキード^GCあるいはペデスタルAGCなどを用いて
比較的緩慢なAGC作用しか行なっていないので、水平
帰線期間に挿入した凝似白パルス信号によっても何ら影
響を受けず、正常な再生画像を観視することができる。
一方、一般の録画再生装置においては、その同期走査系
のサーボ制御が極めて鋭敏であり、異常な同期信号波形
に敏感に反応して擾乱される。したがって、擬似水平同
期信号の総合作用で生ずる擬似垂直同期信号の効果にも
敏感に反応し、録画時に磁気ヘッドの回転を制御するド
ラムサーボ系および磁気テープの走行を制御するキャプ
スタンサーボ系がいずれも擾乱され、その結果、ドラム
サーボ系の擾乱によって録画トラック上の収録映像信号
が乱れるとともに、キャプスタンサーボ系の擾乱によっ
てコントロールトラック上の制御パルス信号が乱れる。
のサーボ制御が極めて鋭敏であり、異常な同期信号波形
に敏感に反応して擾乱される。したがって、擬似水平同
期信号の総合作用で生ずる擬似垂直同期信号の効果にも
敏感に反応し、録画時に磁気ヘッドの回転を制御するド
ラムサーボ系および磁気テープの走行を制御するキャプ
スタンサーボ系がいずれも擾乱され、その結果、ドラム
サーボ系の擾乱によって録画トラック上の収録映像信号
が乱れるとともに、キャプスタンサーボ系の擾乱によっ
てコントロールトラック上の制御パルス信号が乱れる。
かかる擾乱を受けた録画テープを磁気テープ録画再生装
置により再生する際に、ドラムサーボ系における磁気ヘ
ッドドラムの回転制御は、速度制御および位相制御がそ
れぞれ基準電圧および水晶発振器出力との比較によって
行なわれるので、上述の擾乱に拘らず正常に動作し、ま
た、キャプスタンサーボ系における磁気テープ走行の速
度制御も、基準電圧とキャパスタン制御パルスの周波数
との比較によって行なわれるので、上述の擾乱に拘わら
ず正常に動作するが、キャプスタンサーボ系における磁
気テープ走行の位相制御については、コントロールトラ
ックからの再生制御信号と水晶発振器出力との比較によ
って行なわれるので、コントロールトラックに記録した
制御信号に上述のような乱れがあるために、磁気テープ
の走行状態が振動的に変動し、その結果、録画トラック
の再生にトラッキングずれが生じて再生映像信号が乱れ
るのみならず、再生音声信号にもワウやフラッタが生ず
ることになり、かかる再生映像信号および再生音声信号
を通常の受像機に供給しても、到底満足な画像および音
声を視聴し得なくなる。
置により再生する際に、ドラムサーボ系における磁気ヘ
ッドドラムの回転制御は、速度制御および位相制御がそ
れぞれ基準電圧および水晶発振器出力との比較によって
行なわれるので、上述の擾乱に拘らず正常に動作し、ま
た、キャプスタンサーボ系における磁気テープ走行の速
度制御も、基準電圧とキャパスタン制御パルスの周波数
との比較によって行なわれるので、上述の擾乱に拘わら
ず正常に動作するが、キャプスタンサーボ系における磁
気テープ走行の位相制御については、コントロールトラ
ックからの再生制御信号と水晶発振器出力との比較によ
って行なわれるので、コントロールトラックに記録した
制御信号に上述のような乱れがあるために、磁気テープ
の走行状態が振動的に変動し、その結果、録画トラック
の再生にトラッキングずれが生じて再生映像信号が乱れ
るのみならず、再生音声信号にもワウやフラッタが生ず
ることになり、かかる再生映像信号および再生音声信号
を通常の受像機に供給しても、到底満足な画像および音
声を視聴し得なくなる。
また、一般の磁気テープ録画再生装置においては、映像
信号収録の過程で映像信号のベデスクルレベルを検出す
ると同時に白ピークレベルを検出し、その検出結果から
自動利得制御(AGC)系を動作させるための誤差電圧
を得て、その誤差電圧を低減させるような自動利得制御
を行なっている。
信号収録の過程で映像信号のベデスクルレベルを検出す
ると同時に白ピークレベルを検出し、その検出結果から
自動利得制御(AGC)系を動作させるための誤差電圧
を得て、その誤差電圧を低減させるような自動利得制御
を行なっている。
したがって、水平同期信号のブリーズウエイ区間に10
0%IREレベルの擬似白パルス信号Jが挿入しである
と、その擬似白パルス信号Jの100%IREレベルに
AGC系が応動して、収録する映像信号の信号レベルが
著しく低下し、満足な信号レベルの映像信号を収録し得
ないことになる。
0%IREレベルの擬似白パルス信号Jが挿入しである
と、その擬似白パルス信号Jの100%IREレベルに
AGC系が応動して、収録する映像信号の信号レベルが
著しく低下し、満足な信号レベルの映像信号を収録し得
ないことになる。
また、垂直同期信号の前後における複数の水平走査期間
に擬似水平同期信号Nを挿入してあり、その信号振幅が
周期的に変動しているので、それらの擬似水平同期信号
の総合作用によって得られる擬似垂直同期信号の信号レ
ベルおよび立上がり、立下がりの位置が絶えず変動する
ことになり、磁気テープ録画再生装置の機種による垂直
同期の掛り具合の相違にも拘らず、広く一般の磁気テー
プ録画再生装置に垂直同期外れを起こさせるとともに、
ドラムサーボ系にも振動的変化を惹起し、映像信号の安
定な録画、再生が不可能になる。
に擬似水平同期信号Nを挿入してあり、その信号振幅が
周期的に変動しているので、それらの擬似水平同期信号
の総合作用によって得られる擬似垂直同期信号の信号レ
ベルおよび立上がり、立下がりの位置が絶えず変動する
ことになり、磁気テープ録画再生装置の機種による垂直
同期の掛り具合の相違にも拘らず、広く一般の磁気テー
プ録画再生装置に垂直同期外れを起こさせるとともに、
ドラムサーボ系にも振動的変化を惹起し、映像信号の安
定な録画、再生が不可能になる。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明の磁気テープ録
画装置により映像信号を収録した製品のビデオテープを
無断複製するために一般の磁気テープ録画再生装置に装
填して再生しても、不完全な形態の映像信号および音声
信号しか再生し得す、かかる不完全な映像信号および音
声信号を再収録した複製ビデオテープは到底使用に耐え
ないので、無断複製を充分に防止することができ、従来
に比して格段に優れた複写防止型磁気テープ録画装置を
提供し得るという顕著な効果を挙げることができる。
画装置により映像信号を収録した製品のビデオテープを
無断複製するために一般の磁気テープ録画再生装置に装
填して再生しても、不完全な形態の映像信号および音声
信号しか再生し得す、かかる不完全な映像信号および音
声信号を再収録した複製ビデオテープは到底使用に耐え
ないので、無断複製を充分に防止することができ、従来
に比して格段に優れた複写防止型磁気テープ録画装置を
提供し得るという顕著な効果を挙げることができる。
第1図は本発明複写防止型磁気テープ録画装置における
要部の回路構成の例を示すブロック線図、第2図(a)
〜(2)は同じくその要部の回路構成における各部信号
波形を順次に示す信号波形図、第3図(a)および(b
)は同じくその要部の回路構成における出力映像信号の
信号波形を総合的および一部拡大してそれぞれ示す信号
波形図である。 1・・・映像信号源 2・・・映像分配器3・
・・同期分離器 4・・・垂直同期分離器5、
9.11.14.15・・・フリップフロップ6・・
・積分器 7、12.16・・・可変減衰器 8・・・水平同期分
離器10・・・反転器 13・・・水平同期カウンタ回路装置 17、18・・・映像混合器 特許出願人 東洋レコーディング株式会社; 第2図 (イエ敦λ−ルド)
要部の回路構成の例を示すブロック線図、第2図(a)
〜(2)は同じくその要部の回路構成における各部信号
波形を順次に示す信号波形図、第3図(a)および(b
)は同じくその要部の回路構成における出力映像信号の
信号波形を総合的および一部拡大してそれぞれ示す信号
波形図である。 1・・・映像信号源 2・・・映像分配器3・
・・同期分離器 4・・・垂直同期分離器5、
9.11.14.15・・・フリップフロップ6・・
・積分器 7、12.16・・・可変減衰器 8・・・水平同期分
離器10・・・反転器 13・・・水平同期カウンタ回路装置 17、18・・・映像混合器 特許出願人 東洋レコーディング株式会社; 第2図 (イエ敦λ−ルド)
Claims (1)
- 1、入力映像信号における垂直同期信号の近傍の複数の
水平走査期間に振幅が変化する水平同期信号に類似の擬
似水平同期信号を挿入するとともに、ほぼすべての水平
同期信号のブリーズウエイ区間にほぼ100%IREレ
ベルのパルスを挿入して磁気テープ録画用映像信号を形
成する映像信号処理手段を備えたことを特徴とする複写
防止型磁気テープ録画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63063708A JPH01238287A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 複写防止型磁気テープ録画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63063708A JPH01238287A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 複写防止型磁気テープ録画装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01238287A true JPH01238287A (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=13237145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63063708A Pending JPH01238287A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 複写防止型磁気テープ録画装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01238287A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5337157A (en) * | 1992-01-16 | 1994-08-09 | Sony Corporation | Copy guard processing detecting apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5389715A (en) * | 1977-01-19 | 1978-08-07 | Sony Corp | Transmitting method for luminance signal |
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1988
- 1988-03-18 JP JP63063708A patent/JPH01238287A/ja active Pending
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