JPH0123666B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123666B2 JPH0123666B2 JP56038910A JP3891081A JPH0123666B2 JP H0123666 B2 JPH0123666 B2 JP H0123666B2 JP 56038910 A JP56038910 A JP 56038910A JP 3891081 A JP3891081 A JP 3891081A JP H0123666 B2 JPH0123666 B2 JP H0123666B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel passage
- main
- passage
- fuel
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- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 43
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 12
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- 238000005325 percolation Methods 0.000 description 2
- 241000234435 Lilium Species 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M17/00—Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
- F02M17/40—Selection of particular materials for carburettors, e.g. sheet metal, plastic, or translucent materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジン用の気化器、詳しくは合成樹
脂の鋳造によつて作られた気化器に関するもので
ある。
脂の鋳造によつて作られた気化器に関するもので
ある。
気化器の胴体を金属の鋳造によつて作る代りに
合成樹脂の鋳造によつて作ることは既に試みられ
ているが、合成樹脂製気化器の場合も金属製気化
器の場合と同様に燃料通路をドリルを用いた機械
加工によつて形成している。この場合、合成樹脂
にねじ加工するのは一般的に困難であり且つねじ
部分の強度も期待できないので各種ジエツト類を
取り付けるにあたつて緩みまたは抜けを防止する
特別の対策が必要である。また、機械加工によつ
て形成された燃料通路は加工技術上曲がり部分な
どに必然的に燃料の溜る無駄な部分が作られるの
を避けられない。
合成樹脂の鋳造によつて作ることは既に試みられ
ているが、合成樹脂製気化器の場合も金属製気化
器の場合と同様に燃料通路をドリルを用いた機械
加工によつて形成している。この場合、合成樹脂
にねじ加工するのは一般的に困難であり且つねじ
部分の強度も期待できないので各種ジエツト類を
取り付けるにあたつて緩みまたは抜けを防止する
特別の対策が必要である。また、機械加工によつ
て形成された燃料通路は加工技術上曲がり部分な
どに必然的に燃料の溜る無駄な部分が作られるの
を避けられない。
一方、合成樹脂は金属に比べ断熱性にすぐれて
いるとされているが、エンジン熱を受けて一旦加
熱されるとエンジン停止後に長時間に亘つて熱が
蓄積され、金属に比べて冷却時間が著しく長いと
いう性質がある。従つて、合成樹脂製胴体に機械
加工によつて燃料通路を作ると、燃料が溜ること
によつてパーコレーシヨンを発生させやすいとい
う問題がある。
いるとされているが、エンジン熱を受けて一旦加
熱されるとエンジン停止後に長時間に亘つて熱が
蓄積され、金属に比べて冷却時間が著しく長いと
いう性質がある。従つて、合成樹脂製胴体に機械
加工によつて燃料通路を作ると、燃料が溜ること
によつてパーコレーシヨンを発生させやすいとい
う問題がある。
本発明はこのような問題点を解決し、燃料が溜
る無駄な部分を作ることなく燃料通路を形成でき
るばかりか、燃料やブリード空気の計量が従来通
り適正に行なえ且つ緩んで抜ける必配のない各種
ジエツトを具えれ合成樹脂製の気化器を提供する
ために発明されたものである。
る無駄な部分を作ることなく燃料通路を形成でき
るばかりか、燃料やブリード空気の計量が従来通
り適正に行なえ且つ緩んで抜ける必配のない各種
ジエツトを具えれ合成樹脂製の気化器を提供する
ために発明されたものである。
即ち、本発明による気化器は、主燃料通路およ
び低速燃料通路が金属製のパイプによつて作られ
ていて合成樹脂の鋳造によつて形成された胴体に
埋込まれており、且つ主ジエツト、主空気ジエツ
ト、低速ジエツト、低速空気ジエツトが前記主燃
料通路、低速燃料通路を形成したパイプに固定さ
れている構成とされている。
び低速燃料通路が金属製のパイプによつて作られ
ていて合成樹脂の鋳造によつて形成された胴体に
埋込まれており、且つ主ジエツト、主空気ジエツ
ト、低速ジエツト、低速空気ジエツトが前記主燃
料通路、低速燃料通路を形成したパイプに固定さ
れている構成とされている。
尚、主燃料通路および低速燃料通路は全体が金
属製のパイプで作られている。
属製のパイプで作られている。
以下本発明の実施例を図面に就いて説明する
と、第1図は燃料通路の一例を示すもので、金属
製のパイプを用いて主燃料通路1および低速燃料
通路2を作り、主燃料通路1の下部の入口端に主
ジエツト3を螺装する雌ねじ4を形成すると共に
上部の開放端に主空気ブリード管5を有する主空
気ジエツト6を螺装する雌ねじ7を形成し且つ同
じく金属製のパイプで作つた主ノズル8を上部近
くに溶接により接続する。低速燃料通路2は主燃
料通路1の下部に溶接により接続されて上方へ延
びる第一竪通路部9と下方へ延びる第二竪通路部
10とこれらを上部近くにおいて溶接により互い
に接続したエコノマイザとして働く横通路部11
とからなり、第一竪通路部9の中間に低速ジエツ
ト12を螺装する雌ねじ13が形成され、第二竪
通路部10の上部開放端に低速空気ジエツト14
を螺装する雌ねじ15が形成されていると共に下
部にスローポート16およびアイドルポート17
が設けられ、且つ下部側方にアイドル調整ねじ1
8を螺装する雌ねじ19を有する補助パイプ20
が溶接により固着されている。また、第一竪通路
部9の上部開放端および第二竪通路10の下部開
放端に密に嵌装する栓21,22が準備されてい
る。
と、第1図は燃料通路の一例を示すもので、金属
製のパイプを用いて主燃料通路1および低速燃料
通路2を作り、主燃料通路1の下部の入口端に主
ジエツト3を螺装する雌ねじ4を形成すると共に
上部の開放端に主空気ブリード管5を有する主空
気ジエツト6を螺装する雌ねじ7を形成し且つ同
じく金属製のパイプで作つた主ノズル8を上部近
くに溶接により接続する。低速燃料通路2は主燃
料通路1の下部に溶接により接続されて上方へ延
びる第一竪通路部9と下方へ延びる第二竪通路部
10とこれらを上部近くにおいて溶接により互い
に接続したエコノマイザとして働く横通路部11
とからなり、第一竪通路部9の中間に低速ジエツ
ト12を螺装する雌ねじ13が形成され、第二竪
通路部10の上部開放端に低速空気ジエツト14
を螺装する雌ねじ15が形成されていると共に下
部にスローポート16およびアイドルポート17
が設けられ、且つ下部側方にアイドル調整ねじ1
8を螺装する雌ねじ19を有する補助パイプ20
が溶接により固着されている。また、第一竪通路
部9の上部開放端および第二竪通路10の下部開
放端に密に嵌装する栓21,22が準備されてい
る。
第2図は前述の燃料通路を用いた本発明の実施
例であつて、浮子室31、吸気路32、ベンチユ
リ33を有する本体34とその上に重ねられた入
口胴体35とからなる胴体36は合成樹脂の鋳造
によつて作られ、前記燃料通路は成形用型に入つ
て溶融合成樹脂を注入することによつて胴体36
の肉に埋込まれる。主ジエツト3、主空気ジエツ
ト6、低速ジエツト12、低速空気ジエツト1
4、アイドル調整ねじ18、栓21,22は予め
燃料通路に組付けて成形用型に入れるか、または
成形後に組付ける。また、チヨーク弁37および
絞り弁38の軸受39,40、浮子弁41の弁座
42、浮子ピン43の軸受は予め成形用型に入れ
ておき胴体36を鋳造したときその肉に埋込まれ
るようにする。
例であつて、浮子室31、吸気路32、ベンチユ
リ33を有する本体34とその上に重ねられた入
口胴体35とからなる胴体36は合成樹脂の鋳造
によつて作られ、前記燃料通路は成形用型に入つ
て溶融合成樹脂を注入することによつて胴体36
の肉に埋込まれる。主ジエツト3、主空気ジエツ
ト6、低速ジエツト12、低速空気ジエツト1
4、アイドル調整ねじ18、栓21,22は予め
燃料通路に組付けて成形用型に入れるか、または
成形後に組付ける。また、チヨーク弁37および
絞り弁38の軸受39,40、浮子弁41の弁座
42、浮子ピン43の軸受は予め成形用型に入れ
ておき胴体36を鋳造したときその肉に埋込まれ
るようにする。
燃料通路はそれぞれ所要内径のパイプを使用す
るもので、曲がり部分は緩く彎曲させて内径が変
化しないようにし、且つ主ノズル8は先端部に絞
り加工を施すことによつて所要径のノズル孔を形
成する。
るもので、曲がり部分は緩く彎曲させて内径が変
化しないようにし、且つ主ノズル8は先端部に絞
り加工を施すことによつて所要径のノズル孔を形
成する。
尚、主ジエツト3、主空気ジエツト6、低速空
気ジエツト14は所要径の短かいパイプを各通路
部分の端部に差込んでかしめ固定することにより
形成してもよい。尚また、加速系統などの図示し
ない燃料系を含む全ての燃料通路、更に補助の空
気通路などもパイプを用いて二本以上の通路部を
互いに溶接により接続し、また曲がり部分を緩く
彎曲させることにより構成し、燃料通路と同様に
胴体36の肉に埋込む。
気ジエツト14は所要径の短かいパイプを各通路
部分の端部に差込んでかしめ固定することにより
形成してもよい。尚また、加速系統などの図示し
ない燃料系を含む全ての燃料通路、更に補助の空
気通路などもパイプを用いて二本以上の通路部を
互いに溶接により接続し、また曲がり部分を緩く
彎曲させることにより構成し、燃料通路と同様に
胴体36の肉に埋込む。
以上のように、主燃料通路および低速燃料通路
の全体を金属製のパイプで形成し合成樹脂で作ら
れた胴体の肉に埋込んだ本発明によると、従来の
ドリルによる機械加工が一切不要となり予め所要
内径のパイプを組合せたものを成形用型に入れて
胴体に埋込むことによつてそのまま燃料通路が構
成され、且つ各種ジエツトはパイプに固定したこ
とによつて精密な寸法に作つたものを簡単に且つ
緩み抜ける必配なく強固に設けられるものであ
る。また、燃料通路の曲がり部分はパイプを緩く
彎曲させることにより、或いは別のパイプを互い
に溶接して接続することにより形成できるので通
路径を変化させることなく方向を変化させて燃料
の溜る無駄な部分および通路抵抗を増大させる部
分を有しない通路が構成され、パーコレーシヨン
を発生させることが少なく且つエンジンの要求に
即応した燃料を供給する気化器を提供できるもの
である。
の全体を金属製のパイプで形成し合成樹脂で作ら
れた胴体の肉に埋込んだ本発明によると、従来の
ドリルによる機械加工が一切不要となり予め所要
内径のパイプを組合せたものを成形用型に入れて
胴体に埋込むことによつてそのまま燃料通路が構
成され、且つ各種ジエツトはパイプに固定したこ
とによつて精密な寸法に作つたものを簡単に且つ
緩み抜ける必配なく強固に設けられるものであ
る。また、燃料通路の曲がり部分はパイプを緩く
彎曲させることにより、或いは別のパイプを互い
に溶接して接続することにより形成できるので通
路径を変化させることなく方向を変化させて燃料
の溜る無駄な部分および通路抵抗を増大させる部
分を有しない通路が構成され、パーコレーシヨン
を発生させることが少なく且つエンジンの要求に
即応した燃料を供給する気化器を提供できるもの
である。
第1図は燃料通路の一例を示す一部切截した斜
視図、第2図は本発明の実施例を示す縦断面図で
ある。 1……主燃料通路、2……低速燃料通路、3…
…主ジエツト、6……主空気ジエツト、8……主
ノズル、9……第一竪通路部、10……第二竪通
路部、11……横通路部、12……低速ジエツ
ト、14……低速空気ジエツト、21,22……
栓、34……本体、35……入口胴体、36……
胴体。
視図、第2図は本発明の実施例を示す縦断面図で
ある。 1……主燃料通路、2……低速燃料通路、3…
…主ジエツト、6……主空気ジエツト、8……主
ノズル、9……第一竪通路部、10……第二竪通
路部、11……横通路部、12……低速ジエツ
ト、14……低速空気ジエツト、21,22……
栓、34……本体、35……入口胴体、36……
胴体。
Claims (1)
- 1 主燃料通路および低速燃料通路の全体が金属
製のパイプによつて作られていて合成樹脂の鋳造
によつて形成された胴体に埋込まれており、且つ
主シエツト、主空気ジエツト、低速ジエツト、低
速空気ジエツトが前記主燃料通路、低速燃料通路
を形成するパイプに固定されていることを特徴と
する気化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3891081A JPS57153951A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Carburetor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3891081A JPS57153951A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Carburetor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57153951A JPS57153951A (en) | 1982-09-22 |
JPH0123666B2 true JPH0123666B2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=12538349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3891081A Granted JPS57153951A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Carburetor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57153951A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195967U (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-20 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4939710U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-08 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55139250U (ja) * | 1979-03-26 | 1980-10-04 |
-
1981
- 1981-03-18 JP JP3891081A patent/JPS57153951A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4939710U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57153951A (en) | 1982-09-22 |
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